JP2674735B2 - オイルチェンジャー装置 - Google Patents

オイルチェンジャー装置

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JP2674735B2 JP6154695A JP15469594A JP2674735B2 JP 2674735 B2 JP2674735 B2 JP 2674735B2 JP 6154695 A JP6154695 A JP 6154695A JP 15469594 A JP15469594 A JP 15469594A JP 2674735 B2 JP2674735 B2 JP 2674735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン又はトルクコ
ンバータとオイルリザーバとの間で受け渡されるオイル
の流量自体を直接的に計測することにより計測精度を向
上すると共に、オイル中への空気の混入時には誤計測を
未然に防止し得るオイルチェンジャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(i) 従来のオイルチェンジャー装置としては、自動
車のエンジン内の使用済みオイル(以下、廃油と言う)
を廃油リザーバ内へ抜き取ったときにこの抜き取ったオ
イルの重量を計測しておき、同一重量分の未使用オイル
(以下、新油と言う)を新油リザーバから交換的にエン
ジン内へ供給充填するものがあった。この場合具体的に
は、オイルの重量を重量計とロードセルを利用して電気
的信号に変換してアンプで増幅した後に制御部の所定の
プログラムソフトに導入して開閉弁やオイルポンプの動
作の制御を行っていた。
【0003】(ii) 他の従来のオイルチェンジャー装
置としては、自動車のエンジン内の廃油を油面レベル検
知器を有する廃油リザーバへ抜き取ってその油面レベル
を検知しておき、同じく油面レベル検知器を有する新油
リザーバから前記油面レベルと同一レベルの量の新油を
交換的にエンジン内へ供給充填するものがあった。この
場合具体的には、油面レベルをフロートと歪計を利用し
て電気的信号に変換してアンプで増幅した後に同じく制
御部の所定のプログラムソフトに導入して上記各種の動
作の制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記2つの従
来例よれば、次に示す欠点があった。
【0005】 上記重量計によるオイル重量計測は、
オイル自体の重量を直接的に求めるのは不可能で、一旦
リザーバとオイルとをプラスした重量からリザーバの重
量を差し引いて間接的にオイル重量を求めているので、
オイルリザーバが替わったりリザーバに塵埃や泥が付着
したりしてリザーバ自体の重量の変動の影響を受け易く
計測誤差を生じ易いという欠点があった。
【0006】また上記フロートによる油面レベル検知
も、オイルはオイルリザーバ内に溜った状態でしか計測
できないので、オイルリザーバが替わったり現場でのシ
ョックによりオイルリザーバが変形したりすると油面レ
ベルに変動を生じて計測誤差を生じ易いという欠点があ
った。
【0007】また一般的にオイルの容積を直接的に求め
る方式として、流量計を使用することも考えられるが、
オイル中に空気が混入したときにこの空気もオイルとし
て計測してしまうので、実際には流量計を使用したオイ
ルチェンジャー装置はなかった。
【0008】 また特に油面レベル検知方式では、オ
イル中に上記空気が混入したときにレベルが変動して計
測誤差を生じるという欠点があった。
【0009】 また重量計又はフロート等の動作部分
以外にロードセル又は歪計、更にはアンプ等の大掛かり
な電気的装置を必要とするので、構成が複雑化してコス
トが高くなるという欠点があった。
【0010】 またオイルチェンジャー装置がガソリ
ンスタンド等の埃や振動の多い現場で使用される現状か
ら見て、上記電気的装置が常に塵埃及び振動の影響を受
け易く故障を起こす恐れが常にあるという欠点があっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
ともオイルポンプ及び開閉弁を配した配管と、第1及び
第2のオイルリザーバとを具備し、オイル使用箇所の使
用済みオイルを、前記配管を介して前記第2のオイルリ
ザーバ内へ回収すると共に、かつ第1のオイルリザーバ
内の未使用オイルを、前記配管を介して前記オイル使用
箇所へ供給するオイルチェンジャー装置において、前記
配管の途中に、オイルの流量を計測する流量計と、使用
済みオイル又は未使用オイルの流れ中に空気が介在した
ときに、該空気の存在を検知して所定の信号を出力する
空気センサーとを設け、更に、前記流量計からの流量信
号を入力され、通常はこれをカウントするが、前記所定
の信号を入力されたときはカウントを行わない制御部を
設け、更に、前記オイル使用箇所及び第2のオイルリザ
ーバ(4)間の配管(10、9)と、前記第1のオイル
リザーバ(3)及び前記オイル使用箇所間の配管(1
0、5)とは、一部が別個の配管部分(5、9)であり
かつ残りの部分が共通配管部分(10)であり、該別個
配管部分に夫々空気センサー(6a、6b)が設けら
れ、かつ共通配管部分(10)に前記オイルポンプ(1
2)及び流量計(11)が設けられていることを特徴と
する。
【0012】
【作用】従って、オイル自体の流量を直接的に計測し
得るので、基本的な計測精度が良好であり、しかもま
たオイル中に空気が混入したときは空気センサーにより
これを検知してカウントを停止して誤計測を防止し、
また流量計及び空気センサーの動作部分を設けるのみで
その他は大掛かりな電気的装置が不要となり、また現
場からの影響を受け易い電気的装置が少ない。
【0013】
【実施例】図1中、1は、本発明によるオイルチェンジ
ャー装置であり、装置本体2内に新油缶(新油リザー
バ)3及び廃油缶(廃油リザーバ)4を具備する。新油
缶3からのホース5には新油用空気センサー6a、フィ
ルター7、及び新油用電磁弁8aが順次接続される。廃
油缶4からのホース9には廃油用空気センサー6b、及
び廃油用電磁弁8bが順次接続される。また両ホース
5、9が合流した共通ホース10には流量計11、正逆
転可能オイルポンプ12、フィルター13、及びノズル
14が順次配されている。なお、15は、廃油缶4の廃
油オーバフローを検知するセンサーである。また流量計
11はその回転式パルス測定円板11aがフォトマイク
ロスイッチ16を回転的に横切って計測流量を電気的パ
ルス信号として出力し、制御部(図示せず)はこのパル
ス信号をカウントして流量を計測する。
【0014】なお上記新油缶3は、例えば市販の20若
しくは18リッターのペール缶、又は5、4若しくは1
リッター、又はその他の容量の缶でもよく、又その材質
は金属でも樹脂でもよく、要は新油用ホース5が挿入可
能であれば種々の缶を使用し得る。
【0015】空気センサー6(6a、6b)は、図2
(同図中、フィルター7、13の図示を省略する)及び
図5(同図中、外側ケーシング21の図示を省略する)
に示す如く、通称フロート式レベルスイッチと呼ばれる
市販のもので、円筒形外側ケーシング21(上側ポート
21a及び下側ポート21bを有する)内部に、リード
スイッチ22(リード線22aを有する)を収納する内
側ケーシング23(上下ストッパ23a、23bを有す
る)を同心的に固設して、更にマグネット24を内蔵す
るフロート25を内側ケーシング23に対して同心的に
かつ上下動自在に遊嵌したものである。
【0016】なお、空気センサー6a、6bは同一物で
あるが、図2に示す如く、新油ホース5側空気センサー
6aでは、その上側ポート21aが電磁弁8aに接続さ
れ、かつ下側ポート21bが新油缶3に接続されてい
る。これに対して、廃油ホース9側空気センサー6bで
は逆に、下側ポート21bが電磁弁8bに接続され、か
つ上側ポート21aが廃油缶4に接続されている。
【0017】また両空気センサー6a、6bにおいて、
フロート25は、オイルが流れていないときはその自重
により内側ケーシング23の下部ストッパ23bに当接
しており、このときマグネット24がリードスイッチ2
2から外れた位置にあるため、リードスイッチ22はオ
フ(開成)となっている。
【0018】次に上記装置を、まずエンジンオイルのオ
イルチェンジャー装置として使用する場合の操作につい
て説明する。最初に操作パネル(図示せず)のボタン操
作により、装置をエンジンオイル交換モードに切換え
る。
【0019】次に、図1及び図2中、ノズル14をエン
ジン中に挿入して、廃油側の電磁弁8bのみ開状態に切
換える。次に制御部からの信号によりオイルポンプ12
を逆転駆動させることにより、エンジン中の廃油がノズ
ル14、共通ホース10、流量計11及び廃油ホース9
を順次介して廃油缶4へ導かれる。このとき空気センサ
ー6bにおいて、廃油は下側ポート21bから流入して
上側ポート21aから流出するので、そのオイルの流動
抵抗及びオイル粘性により、図3に示す如くフロート2
5は強制的に上動されて上方ストッパ23aに当接した
上限位置を維持する。このため、マグネット24がリー
ドスイッチ22に対応する位置に変位して、リードスイ
ッチ22はオン(閉成)に切換わる。
【0020】従って、制御部はリードスイッチ22から
のオン信号(即ち流量計測の許可信号)に基づいて流量
計11からの流量パルス信号を正規にカウント始め流量
計測が開始される。
【0021】そして、エンジン内の廃油の全量が廃油缶
4に抜き取られたとき、ノズル14は空気を吸入するの
で、空気センサー6b内を空気塊が通過する。すると、
オイルの流動抵抗及びオイル粘性がそれだけ低下するの
で、フロート25はその自重が打勝って図2に示す位置
まで下動する。このため、マグネット24がリードスイ
ッチ22から外れて対応しない位置に至り、リードスイ
ッチ22はオフ(開成)に切換わる。制御部は、このリ
ードスイッチ22からのオフ信号に基づいて流量計11
からのパルス信号のカウントを停止し、これにより、直
ちに流量計測を停止する。
【0022】この計測停止状態が例えば3秒間持続する
と、制御部は、これがエンジンオイルの全量抜き取り終
了であると判断して、オイルポンプ12を停止させると
同時に、上記パルス信号に基づいて流量計11を通過し
た廃油の全量を記憶する。
【0023】次に、新油の供給につき説明する。上記廃
油の抜き取り終了の判断に続いて、制御部からの信号に
より、廃油側の電磁弁8bが閉状態に切換え復帰され、
その代わりに新油側の電磁弁8aが開状態に切換えられ
る。続いて、オイルポンプ12が今度は正転駆動される
ことにより、新油缶3中の新油が新油ホース5、空気セ
ンサー6a、電磁弁8a、共通ホース10、流量計11
を順次介してノズル14からエンジン内へ供給開始され
る。このとき、空気センサー6aにおいて、新油は上記
廃油の抜き取りの場合と同じく下側ポート21bから流
入して上側ポート21aから流出するので、図4に示す
如くフロート25は上動されて上限位置を維持し、リー
ドスイッチ22がオン(閉成)に切換わる。
【0024】従って、上記廃油の取り出しの場合と同じ
く、流量計11からの流量パルス信号が制御部により正
規にカウントされ、供給された新油の量が上記記憶した
廃油の計量値と同一になったときに、オイルポンプ12
が停止して新油供給が完了する。この後空気センサー6
a及び電磁弁8bは図2の位置へ復帰される。
【0025】次に、廃油の抜き取り又は新油の供給の途
中に、オイル中に空気が混入した場合につき説明する。
つまり、エンジンオイルは自動車の運転中はクランク等
により撹拌されるので、オイル中に空気塊が混入し易
い。しかるに、本発明では流量計11と空気センサー6
a、6bとを巧みに組合わせたことにより、以下に述べ
る如く、流量計の本来の正確な容量計測を行い得る機能
を、空気塊の混入の影響を排除することにより十分に発
揮できるものである。
【0026】即ち、上記廃油の抜き取り中に、空気セン
サー6b内を空気塊が通過すると、上述の如くフロート
25が下動して、リードスイッチ22がオフ(開成)に
切換わる。制御部はこのオフ信号に基づいて流量パルス
信号のカウントを停止することにより、流量計測を停止
する。この状態は空気センサー6bを空気塊が流れ続け
る限り持続されるが、再びオイルが正常に流れ始めると
フロート25が上動してオフ信号の出力が停止して正規
の流量計測が再開される。
【0027】同様にして、新油の供給の場合にも新油中
に混入した空気が空気センサー6aを通過する間は流量
計測は行われない。具体的には例えば、新油缶3を開缶
した後に振動を与えた場合等には新油中に空気が混入さ
れるおそれがあり、また新油缶として市販のペール缶等
を使用した場合にはその缶は一定の容量限界があるた
め、新油供給途中に缶の中のオイルが空になって空気が
混入されるおそれがある。
【0028】以上により、廃油抜き取り中、及び新油供
給途中におけるオイル内への空気の混入に基づくオイル
流量の誤計測を未然に防止して計測精度を向上し得る。
【0029】次に、本装置を、トルクコンバータ及びそ
の付属配管のオイルの交換に使用する場合につき説明す
る。エンジンオイルの交換の場合はエンジン内の廃油の
全量を抜き取った後に同一量の新油を供給していたが、
トルクコンバータのオイルの交換は数回に分けて行う。
即ち、まず、操作パネル(図示せず)のボタン操作によ
り、装置をトルクコンバータのオイル交換モードに切換
えた後に、オイルの全交換量(例えば4リッター、6リ
ッター、8リッターの何れか)を設定する。次にノズル
14をトルクコンバータ内へ挿入すると共に、新油用電
磁弁8aを開に切換える。しかる後に、オイルポンプ1
2を正転駆動して新油缶3からの新油をホース5、10
を介して上記全交換量の数分の1(例えば全交換量4リ
ッターの場合は800cc)を、トルクコンバータ内へ
供給する。
【0030】次いで、上記電磁弁8aを閉に切換え復帰
しかつ廃油用電磁弁8bをオンにして、オイルポンプ1
2を同じく正転駆動して、廃油缶4からの廃油を例えば
100ccだけホース9、10内へ送り出すことによ
り、共通ホース10内に残っていた新油を100cc分
トルクコンバータ内へ供給する。これは次に述べる廃油
抜き取り工程において、上記ホース10内に残った10
0ccの新油が廃油缶4へ戻されてしまうというコスト
的な不利を防止するためである。
【0031】次いで、オイルポンプ12を逆転駆動し
て、トルクコンバータ内の廃油を900ccだけ抜き取
って廃油缶4へ戻す。このとき実際にトルクコンバータ
内から抜き取られた廃油量は上記共通ホース10内の1
00ccを差し引いた800ccであり、これは最初に
供給した新油量と同一である。
【0032】次に上記電磁弁8bが開に切換え復帰しか
つ電磁弁8aが再び閉となり、上記800ccの新油供
給、100ccの廃油供給、900ccの廃油抜き取り
の一連の作業が行われ、これが合計5回繰返され、合計
4リッターの新油供給が行われる。
【0033】なお、トルクコンバータのオイル交換作業
を複数回に分けて行う理由は、トルクコンバータのオイ
ルはトルクコンバータ部分のみでなくその付属のオイル
配管(ギヤボックス、オイルクーラ等)内に広く分配さ
れているので、このオイル配管全体にわたって一様にオ
イル交換するには、エンジンを稼動のままオイルを循環
させながらの状態でオイル交換を行わなければならない
という事情があるためであり、当業界では周知である。
【0034】上記トルクコンバータのオイル交換におい
ても、エンジンオイルの交換の場合と同じく、流量計1
1により正確な流量計測を行え、かつ新油又は廃油中に
空気が混入した場合には空気センサー6a、6bにより
流量計測が停止され、誤計測を防止し得る。
【0035】なお、上記実施例では新油ホース5及び廃
油ホース9の先は1本の共通ホース10となっている
が、新油ホース及び廃油ホースを夫々の全長にわたって
別個のものとしてもよいことはもち論である。
【0036】また、上記実施例の空気センサー6a、6
bのリードスイッチ22からのオン信号に基づいて流量
パルス信号をカウントしているが、逆にオフ信号に基づ
いてカウントするようにしてもよいことはもち論であ
る。
【0037】また、空気センサー6a、6bはフロート
式レベルスイッチに限ることなく、要はオイル中に含ま
れた空気に反応して信号を出力するものであればいかな
る種類のものでもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の構成によれば次に示す効果があ
る。
【0039】 流量計及び空気センサーによれば最初
からオイル自体の容積を直接的に求めているので、オイ
ルを収納する缶の重量又は形状の変動の影響を受け難く
基本的に計測精度が良好である。
【0040】 特に、従来の油面レベル検知方式にお
いて、オイル中に空気が混入されたときに誤計測を行い
易かったものに比して、空気の混入時には空気センサー
によりこれを検知して計測を停止し誤計測を未然に防止
しているので、上記流量計の機能を十分に発揮し得、全
体的に計測精度を向上し得る。
【0041】 従来の重量計測方式及び油面レベル検
知方式に比して、動作部分としての流量計及び空気セン
サー以外には、大掛かりな電気的装置が不要のため、構
成が簡単化してコストを低減し得る。
【0042】 上記大掛かりな電気的装置が不要のた
め、現場の埃や振動に強く装置の耐久性及び信頼性を向
上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオイルチェンジャー装置の一実施
例の全体概略構成図である。
【図2】上記装置の一部を拡大しかつ他の一部を省略し
て示す全体概略構成図である。
【図3】図2中の一の空気センサーの動作後の状態を示
す図である。
【図4】図2中の他の空気センサーの動作後の状態を示
す図である。
【図5】上記空気センサーの外側円筒形ケーシングを省
略した一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 オイルチェンジャー装置 2 装置本体 3 新油缶 4 廃油缶 5 新油ホース 6a、6b 空
気センサー 7、13 オイルフィルター 8a、8b 電
磁弁 9 廃油ホース 10 共通ホー
ス 11 流量計 11a 回転式
パルス測定円板 12 オイルポンプ 14 ノズル 15 廃油缶オーバフローセンサー 16 フォトマ
イクロスイッチ 21 外側ケーシング 21a 上側ポ
ート 21b 下側ポート 22 リードス
イッチ 22a リード線 23 内側ケー
シング 23a、23b ストッパ 24 マグネッ
ト 25 フロート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともオイルポンプ(12)及び開
    閉弁(8a、8b)を配した配管(5、9、10)と、
    第1及び第2のオイルリザーバ(3、4)とを具備し、
    オイル使用箇所の使用済みオイルを、前記配管を介して
    前記第2のオイルリザーバ(4)内へ回収すると共に、
    かつ第1のオイルリザーバ(3)内の未使用オイルを、
    前記配管を介して前記オイル使用箇所へ供給するオイル
    チェンジャー装置において、 前記配管(5、9、10)の途中に、オイルの流量を計
    測する流量計(11)と、使用済みオイル又は未使用オ
    イルの流れ中に空気が介在したときに、該空気の存在を
    検知して所定の信号を出力する空気センサー(6a、6
    b)とを設け、 更に、前記流量計(11)からの流量信号を入力され、
    通常はこれをカウントするが、前記所定の信号を入力さ
    れたときはカウントを行わない制御部を設け、更に、前記オイル使用箇所及び第2のオイルリザーバ
    (4)間の配管(10、9)と、前記第1のオイルリザ
    ーバ(3)及び前記オイル使用箇所間の配管(10、
    5)とは、一部が別個の配管部分(5、9)でありかつ
    残りの部分が共通配管部分(10)であり、該別個配管
    部分に夫々空気センサー(6a、6b)が設けられ、か
    つ共通配管部分(10)に前記オイルポンプ(12)及
    び流量計(11)が設けられている ことを特徴とする前
    記装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の装置において、 前記空気センサー(6a、6b)は、磁石(24)を有
    しかつオイル流れによって可動されるが空気流れによっ
    ては可動されない可動フロート(25)と、該磁石の可
    動により開閉成状態が切換えられ前記所定信号を出力す
    るリードスイッチ(22)とを具備することを特徴とす
    る前記装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 エンジンのオイル及びトルクコンバータ及びその付属配
    管のオイルの交換を択一的に行い得ることを特徴とする
    前記装置。
JP6154695A 1994-07-06 1994-07-06 オイルチェンジャー装置 Expired - Lifetime JP2674735B2 (ja)

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