JP2671536B2 - デジタルデータ記録再生装置 - Google Patents

デジタルデータ記録再生装置

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JP2671536B2
JP2671536B2 JP2000779A JP77990A JP2671536B2 JP 2671536 B2 JP2671536 B2 JP 2671536B2 JP 2000779 A JP2000779 A JP 2000779A JP 77990 A JP77990 A JP 77990A JP 2671536 B2 JP2671536 B2 JP 2671536B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デジタルデータ記録再生装置に関し、特に
デジタルオーディオテープレコーダーやPCMオーディオV
TRに最適なデジタルデータ記録再生装置に関する。
[従来の技術] 従来の通常のVTRでは、プログラムナンバーを記録す
るようにはなされていない。従って、プログラムナンバ
ーによるサーチはできないことになる。
また、従来のPCMオーディオVTRでは、プログラムの時
間や各曲の長さなどの情報をまとめたTOC(Table Of Co
ntents)データを、テープ始点からテープ終点まで記録
することになっている。従って、市販のソフトテープの
ように、記録するプログラムとその記録位置が予め決め
られており、一旦記録した後は、以後、殆ど変更しない
ような場合は好都合であるが、一般の使用者が使用する
テープの場合のように、どんなプログラムをどの位置に
記録するかが、実際に記録を開始するまで不明であり、
新たなプログラムが順次記録されるようなときは、同一
のTOCデータを磁気テープの全体にわたって記録するこ
とは、実質的に殆ど不可能に近くなる。
しかも、仮に始点のプログラムのアブソリュートタイ
ムが分っていても、サーチ中は磁気テープが高速で移送
されるため、IDコードの読み取りができないので、アブ
ソリュートタイムの検出が不可能である。
この点、従来のデジタルオーディオテープレコーダー
は、サーチ中でもIDコードの読み取りができるので、ア
ブソリュートタイムの検出が可能であるが、逆に、TOC
データがテープ始点にしか記録されていないので、TOC
データを記録または再生するためにはテープ始点まで一
旦巻戻さなければならない。
[発明が解決しようとする課題] このように従来装置においては、一般使用者がTOCデ
ータを記録することが実質的に困難であるか、著しく不
便であった。従って、TOCデータを再生して所望のプロ
グラムを高速サーチすることが殆ど不可能であった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、民
生用のVTRでTOCデータを容易に記録できるようにし、か
つ、再生時にTOCデータを利用できるようにすることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明のデジタルデータ
記録再生装置は、記録媒体の始点からの絶対時間を示す
アブソリュートタイムと、各プログラムに対応するプロ
グラムナンバーと、各プログラムの情報をアブソリュー
トタイムで示すTOCデータとを少なくとも含むIDコード
と、所定のデジタルデータとを記録媒体上に記録再生す
るデジタルデータ記録再生装置において、最新のデジタ
ルデータの記録が指令されたとき、その記録を開始する
前に、記録媒体に既に記録されている、アブソリュート
タイムとプログラムナンバーを読み出す第1の手段と、
第1の手段により読み出されたアブソリュートタイムと
プログラムナンバーに連続するように新たなアブソリュ
ートタイムとプログラムナンバーを演算する第2の手段
と、第2の手段により演算されたアブソリュートタイム
とプログラムナンバーをTOCデータ及び最新のデジタル
データとともに記録媒体上に記録する第3の手段と、ア
ブソリュートタイム、プログラムナンバー、およびTOC
データを少なくとも含むIDコードが、最新のプログラム
のデジタルデータとともに順次記録されている記録媒体
から、所定のプログラムナンバーを有するプログラムを
サーチする指令が出されたとき、所定期間再生モードを
設定して、記録媒体を再生し、その再生信号からアブソ
リュートタイムとプログラムナンバーと、TOCデータと
を読み取る第4の手段と、サーチ目的とするプログラム
ナンバーが第4の手段により読み取ったプログラムナン
バーより大きいとき、記録媒体を所定の期間早送りして
第4の手段に少なくともプログラムナンバーの読み取り
を行わせる動作を繰り返し、サーチ目的とするプログラ
ムナンバーが第4の手段により読み取ったプログラムナ
ンバーより小さいとき、記録媒体を巻戻し、その巻戻し
時に、記録媒体に予め記録されているコントロールパル
スを検出する第5の手段と、第5の手段により検出した
コントロールパルスの数に対応する値だけ、第4の手段
により読み取ったアブソリュートタイムを減算すること
により、巻戻し中の記録媒体のアブソリュートタイムを
演算する第6の手段と、第6の手段により演算されたア
ブソリュートタイムに基づいてサーチ目的とするプログ
ラムの記録位置を検出する第7の手段とを備えることを
特徴とする。
[作用] 上記構成のデジタルデータ記録再生装置においては、
最新のデジタルデータの記録が開始される前に既に記録
されているTOCデータを再生してアブソリュートタイム
とプログラムナンバーを読み出すようにし、新たなアブ
ソリュートタイムとプログラムナンバーを記録するよう
にしたので、重ね録りやつなぎ録りのときに自動的にア
ブソリュートタイムやプログラムナンバーを連続して記
録することが可能となるとともに、上記のようにアブソ
リュートタイムとプログラムナンバーとを少なくとも含
むTOCデータが最新のプログラムのデジタルデータとと
もに順次記録されている媒体から、プログラムのサーチ
が指定されたとき、所定の短時間再生するだけでTOCデ
ータに含まれているアブソリュートタイムとプログラム
ナンバーを読み取ることができ、更にサーチ時の巻戻し
において記録媒体に予め記録されているコントロール信
号を再生し、このコントロールパルスによってサーチ中
のアブソリュートタイムを演算するようにしているの
で、絶対位置を高速でサーチすることが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。実
施例は、本発明をPCMオーディオVTRに適用した場合につ
いて説明する。
第2図(a)は、本発明によるデジタルデータ記録再
生装置の一実施例における、磁気テープ上のトラックパ
ターンを模式的に表わしている。
PCMオーディオVTRでは、第2図(a)に示すように、
磁気テープ1のトラック上にPCMオーディオデータとID
コードとが記録される。各トラック(フィールド)は5
つのブロックに分けられて各ブロックが1サブフレーム
(Sub−frame)を構成する。1サブフレームは、第2図
(b)に示すように、更に、アドレス0乃至29の30のブ
ロックに分けられ。
第3図は、各ブロックにIDコードを記録する場合のフ
ォーマットを表わしている。
第3図に示すように、アドレス0乃至29のデータのう
ち、「1、9、17、25」、「3、11、19、27」、「5、
13、21、29」、「7、15、23」の各アドレスはオプショ
ナルコード(各8ビット)として利用される。
これらのオプショナルコードには、第4図乃至第6図
に示すようにデータを記録することができる。
第4図(a)においては、アドレス1および17に、そ
れぞれ4ビットのアイテム(ITEM)とプログラムナンバ
ー1(PNO−1)が記録されている。また、同様に、ア
ドレス3および19には、プログラムナンバー2(PNO−
2)とプログラムナンバー3(PNO−3)を4ビットず
つ記録し、アドレス5および21には、インデックスナン
バー(8ビット)が記録されている。
アイテム(4ビット)は、“0100"のときにAC1乃至AC
4がプログラムナンバーとインデックスナンバーである
ことを表わしている。プログラムナンバー1、プログラ
ムナンバー2、およびプログラムナンバー3は、3つで
3桁10進数のプログラムナンバーを表わす。
なお、第4図(a)において空白で示した部分は未使
用領域である。
これらのアドレス1,3,5,7(17,19,21,23)のデータに
より、データAC1乃至AC4が構成される。
また、第5図に示すように、アドレス9および25に
は、プログラムナンバー(8ビット)が記録され、アド
レス11および27には、インデックスナンバー(4ビッ
ト)とプログラムスタートフラグPSF(1ビット)が記
録されている。ここでのプログラムナンバーは、2進数
でプログラムナンバーを表わす。また、インデックスナ
ンバー(4ビット)は、2進数でインデックスナンバー
を表わし、プログラムスタートフラグPSF(1ビット)
は、プログラムスタート時に300フレームの間“1"にす
ることでプログラムスタートを識別できるようにしてい
る。
さらにアドレス11および27の下位3ビットは、2進数
によるアブソリュートタイムの「時間」を表わし、アド
レス13および29の上位2ビットは、2進数のアブソリュ
ートタイムの「時間」の下位2ビットを再び表わしてい
る。同様に、アドレス13および29の下位6ビットは、2
進数によるアブソリュートタイムの「分」を表わし、ア
ドレス15の上位2ビットは2進数によるアブソリュート
タイムの「分」の下位2ビットを再び表わしている。
これらのアドレス9,11,13,15(25,27,29)のデータに
より、データSC1乃至SC4が構成される。
AC1乃至AC4とSC1乃至SC4の各データは組み合わされ
て、各フィールドに少なくとも1回は記録される。
第4図(b)は、本発明によるデジタルデータ記録再
生装置の一実施例において、IDコードとしてアブソリュ
ートタイムを記録する場合のフォーマットを表わしてい
る。
第4図(b)に示すように、アドレス1および17に
は、それぞれ4ビットのアイテム(ITEM)とアブソリュ
ートタイムの時間(HOUR)が記録されている。また、ア
ドレス3および19には、アブソリュートタイムの分(MI
NUTE)が8ビット記録され、アドレス5および21には、
アブソリュートタイムの秒(SECOND)が8ビット記録さ
れている。更に、アドレス7および23の8ビットにおい
ては、その上位2ビットにモードを表わすデータが設定
され、続く6ビットに、そのアブソリュートタイムにお
けるフレーム位置を表わすフレーム番号(FRAME)が記
録されている。
アイテム(4ビット)は、“0001"のときにオプショ
ナルコードがアブソリュートタイムであることを表わし
ている。アブソリュートタイムは、HOUR(4ビット)に
よって「時間」を表わし、MINUTE(8ビット)によって
2桁10進数の「分」を表わし、SECOND(8ビット)によ
って2桁10進数の「秒」を表わし、FRAME(6ビット)
により2桁10進数のフレーム番号を表わす。
また、アドレス7および23の上位2ビットのうち2ビ
ット目が1のとき、DROP FRAME MODEを表わす。このモ
ードでは、一定時間ごとにフレーム番号が不連続になる
状態が存在し、実時間とアブソリュートタイムとのずれ
が補正されるようになっている。
アドレス7および23の下位6ビットは2桁10進数の
「フレーム数」を表わしている。
これら第4図(b)のAC1乃至AC4までの各データも、
第5図のSC1乃至SC4のデータと組み合わされ、各フィー
ルドに少なくとも1回は記録される。
第6図は、本発明によるデジタルデータ記録再生装置
において記録再生されるIDコードのうち、TOCデータの
フォーマットを表わしている。
TOCデータは、アドレス1,3,5,7(または17,19,21,2
3)のデータAC1乃至AC4よりなるTOC−1と、アドレス1
7,19,21,23(または1,3,5,7)のデータAC1乃至AC4より
なるTOC−2より構成される。TOC−1およびTOC−2
は、連続して記録されると共に、1フィールドに最低2
回、各フレームごとにデータを変えてテープ全体に繰り
返して記録される。
TOC−1のアドレス1および17には、それぞれ4ビッ
トのアイテム(ITEM)とプログラムナンバー1(PNO−
1)が記録されている。また、アドレス3および19に
は、それぞれ4ビットのプログラムナンバー2(PNO−
2)とプログラムナンバー3(PNO−3)が記録され、
アドレス5および21には、8ビットのポイント(POIN
T)が記録されている。
アイテム(4ビット)は、“1000"のときにTOC−1で
あることを表わしている。プログラムナンバー1、プロ
グラムナンバー2、およびプログラムナンバー3は、3
つで3桁10進数のプログラムナンバーを表わす。
更に、TOC−2のアドレス1および17には、アイテム
(4ビット)とアブソリュートタイムHOUR(4ビット)
が記録されている。また、アドレス3および19には、ア
ブソリュートタイムMINUTE(8ビット)が記録され、ア
ドレス5および21には、アブソリュートタイムSECOND
(8ビット)が記録されている。更に、アドレス7およ
び23の8ビットにおいては、その上位2ビットにモード
を表わすデータが設定され、2ビット目が1のときDROP
FRAME MODEを表わし、下位6ビットにはフレーム番号F
RAMEが記録されている。
アイテム(4ビット)は、“1001"のときにTOC−2で
あることを表わしている。アブソリュートタイムは、ア
ブソリュートタイムHOUR(4ビット)によって「時間」
を表わし、アブソリュートタイムMINUTE(8ビット)に
よって2桁10進数の「分」を表わし、ブソリュートタイ
ムSECOND(8ビット)によって2桁10進数の「秒」を表
わし、FRAME(6ビット)によって2桁10進数のフレー
ム番号を表わす。
ポイントによってプログラムナンバーおよびアブソリ
ュートタイムの表示する意味内容が異なり、ポイントと
プログラムナンバーおよびアブソリュートタイムとのそ
れぞれの対応関係は、第7図に示すようになる。
すなわち、ポイントがB0,A0,A1,C0またはC1の場合、
プログラムナンバー1,2,3は、それぞれ、TOCデータの
数、最初のプログラムナンバー、最後のプログラムナン
バー、先頭のスキップエリアナンバーまたは最後のスキ
ップエリアナンバーを表わす。ポイントが00乃至99のイ
ンデックスナンバーであるとき、プログラムナンバー1,
2,3はプログラムナンバーを表わす。
同様に、ポイントがB0,A0,A1,C0またはC1の場合、HOU
R,MINUTE,SECOND,FRAMEは、TOC情報の最初、最初のプロ
グラムの先頭のアブソリュートタイム、最後のプログラ
ムの終端のアブソリュートタイム、スキップエリアの先
頭のアブソリュートタイム、スキップエリアの終端のア
ブソリュートタイムを、それぞれ表わす。ポイントが00
乃至99のインデックスナンバーであるとき、HOUR,MINUT
E,SECOND,FRAMEは、プログラムナンバーとインデックス
ナンバーで表わされるプログラムの先頭のアブソリュー
トタイムを表わす。
次に、第8図乃至第16図によって、本発明によるデジ
タルデータ記録再生装置の一実施例がTOCデータを記録
する場合の動作について説明する。
第8図に示すように、プログラムナンバーがm、イン
デックスナンバーがn、アブソリュートタイムが0時間
58分31秒18フレームの位置から新たに記録を開始する場
合について説明する。このときのTOCデータは、例えば
第9図に示すように記録されているものとする。新たに
記録を開始する場合なので、このアブソリュートタイム
以降のTOCデータ(第9図に*で示したデータ)を削除
して、新たなTOCデータを追加して記録することにな
る。新たに記録されるTOCデータにおいては、第10図に
示すように、ポイントB0に対応するプログラムナンバー
1,2,3に示されるTOCデータの数が変更される。また、ポ
イント01に対応するプログラムナンバー1,2,3で示され
るプログラムナンバーがm+1に設定され、かつ、それ
に対応するHOUR,MINUTE,SECOND,FRAMEに、現在のアブソ
リュートタイムが設定される。
この間のTOCデータの生成方法について、第11図乃至
第16図を参照してさらに説明する。
第11図に示す時刻t1において記録ボタン(図示せず)
が押されて、第1図に示すメカ・コントロールCPU回路
6に指示が与えられると、メカ・コントロールCPU回路
6はCPU回路5に記録ボタンが押されたことを知らせ、
磁気テープ1の駆動が開始される(第12図ステップS10
参照)。この時点でTOCデータは既に磁気テープ1から
再生入力されているものとする。
時刻t1から期間T2の間において、CPU回路5は、PCM回
路2の音声データ回路3を記録モードに、IDコード回路
4を再生モードに設定させる。このとき、音声データ回
路3において、所謂EE(電気−電気)系で音声の入出力
が行われ、IDコード回路4(第1の手段)において、磁
気テープ1からIDコードのデータ入力が行われる。これ
により、アブソリュートタイムおよびプログラムナンバ
ーが磁気テープ1から再生入力される(ステップS11,S1
2参照)。
再生入力されたアブソリュートタイムから、記録の対
象となるデータと削除の対象となるデータが判別される
(ステップS13)。記録の対象となるデータを第13図に
○印で、また、削除の対象となるデータを同図に×印
で、それぞれ示した。現在のアブソリュートタイムより
大きいアブソリュートタイムのデータは削除対象とな
る。
記録の対象となるデータ数が判ったところで、ポイン
トB0のPNO−1、PNO−2、およびPNO−3(第6図およ
び第7図)のデータを、記録対象数+1、即ち、記録対
象数と追加するデータ数の合計に変更する(ステップS1
4)。このとき、ポイントC0とポイントC1が対になって
いなくてC0のみになっている場合は、記録対象数に2を
加える(ステップS15,S16)。
期間T2に続く所定の期間T3(第11図)においては、第
14図に示すように、IDコード回路4は記録モードに設定
され、CPU回路5(第2の手段)は再生入力されたデー
タからプログラムナンバーのインクリメントを行い、コ
ントロールパルスが入力されるごとに、アブソリュート
タイムのカウントを行う(ステップS17乃至ステップS2
0)。ポイントA1のデータを除き、アブソリュートタイ
ムをカウントするごとに削除対象となったデータと比較
する(ステップS21)。
この比較で、カウントしたアブソリュートタイムが削
除対象となったデータのアブソリュートタイムよりも大
きくなったときに、削除対象となったデータを削除対象
から記録対象に変更する(ステップS22)。ポイントC0
のデータが、この変更対象のデータとなったときには、
記録を始める前のフレームがポイントC1のデータとなっ
て記録対象に追加される。また、ポイントB0のPNO−
1、PNO−2、およびPNO−3もそれに応じて変更される
(ステップS23乃至ステップS26)。
記録を開始するアブソリュートタイムより後の期間T4
においては、第15図に示すように、メカ・コントロール
CPU回路6は記録開始信号(REC START)をPCM回路2に
出力し、PCM回路2(第3の手段)は記録開始信号を受
け取ることによってデータを磁気テープ1に記録する
(ステップS27乃至ステップS32)。
このとき、記録開始点のデータがTOCデータに加えら
れる(ステップS28)。また、ポイントC0とポイントC1
が対になっていなくて、ポイントC0のみのデータがあれ
ば、記録開始点の1フレーム前のデータをポイントC1の
データとしてTOCデータに追加して記録する(ステップS
29,S30)。
以上の動作によって得られるデータは、第16図に示す
ようになる。
次に、第17図乃至第22図によって、本発明によるデジ
タルデータ記録再生装置の一実施例がTOCデータを利用
してサーチを行う場合の動作について説明する。
サーチ動作のときの回路は、第17図に示すように構成
され、磁気テープ1に記録されていたIDコードは再生状
態のときPCM回路2(第4の手段)で読み出され、プロ
グラムナンバー、アブソリュートタイム、およびその他
のTOCデータとしてメカ・コントロールCPU回路6に供給
される。また、磁気テープ1に記録されているコントロ
ールパルスがサーボ回路7(第5の手段)で検出されて
メカ・コントロールCPU回路6(第6の手段)に供給さ
れる。
サーチ動作は、ユーザーがサーチしたいプログラムナ
ンバーを入力することによって開始される(第18図ステ
ップS40参照)。現在のテープ位置におけるプログラム
ナンバーが判明していないときは、一旦再生モードにし
てプログラムナンバーを磁気テープ1から再生入力する
(ステップS41乃至ステップS43)。また、現在のテープ
位置におけるアブソリュートタイムが判明していないと
きも、一旦再生モードにしてアブソリュートタイムを磁
気テープ1から再生入力する(ステップS44乃至ステッ
プS46)。
使用者がサーチしたいプログラムナンバーと現在のテ
ープ位置におけるプログラムナンバーを比較して(ステ
ップS47)、現在のテープ位置におけるプログラムナン
バーがサーチしたいプログラムナンバーと同じかそれよ
り大きいときには、TOCデータを確認する(ステップS6
4)。TOCデータが判明していないときは、磁気テープ1
上にサーチしたいプログラムのTOCデータが記録されて
いるので、再生して磁気テープ1から再生入力する(ス
テップS65,S66)。
使用者がサーチしたいプログラムナンバーが、現在の
プログラムナンバーより大きいときには、現在位置の磁
気テープ1上にはサーチしたいプログラムのTOCデータ
が記録されていないので、一旦停止した後、早送りをす
る(ステップS48,S49)。このとき、コントロールパル
スによって無記録部分がないこと、即ち記録に連続性が
あることを確認しながら早送りしている時間をカウント
する(ステップS50,S51)。
所定時間、例えば10秒間だけ早送りしたところで再生
モードにして、プログラムナンバーおよびアブソリュー
トタイムを磁気テープ1から再生入力し(ステップS52
乃至ステップS55)、再び再生入力したプログラムナン
バーとサーチしたいプログラムナンバーとを比較する動
作を繰り返す(ステップS47)。
ステップS50において無記録部分が検出されたときに
は、記録されている最後の部分より少し前まで巻戻し
(ステップS56乃至ステップS59)、再生モードにしてプ
ログラムナンバーおよびアブソリュートタイムを磁気テ
ープ1より再生入力する(ステップS60乃至ステップS6
2)。
サーチしたいプログラムナンバーと現在のテープ位置
におけるプログラムナンバーを比較して(ステップS6
3)、現在のテープ位置におけるプログラムナンバーが
サーチしたいプログラムナンバーより小さいときは、サ
ーチしたいプログラムが記録されていないので、停止し
てサーチを終了する(ステップS74,S75)。
現在のテープ位置におけるプログラムナンバーがサー
チしたいプログラムナンバーと同じかそれより大きいと
きには、磁気テープ1上にサーチしたいプログラムのTO
Cデータが記録されているので、TOCデータを磁気テープ
1から再生入力して、TOCデータが判明した時点で停止
する(ステップS65乃至ステップS67)。
メカ・コントロールCPU回路6(第6の手段)は、得
られたTOCデータからサーチしたいプログラムの先頭が
アブソリュートタイムで判るので、巻戻しをしながらコ
ントロールパルスが磁気テープ1から再生入力されるご
とに現在のアブソリュートタイムをデクリメントして、
それをサーチ中の磁気テープ1のアブソリュートタイム
とし、サーチしたいプログラムのアブソリュートタイム
と比較する(ステップS68乃至ステップS71)。
デクリメントしたアブソリュートタイムがサーチした
いプログラムのアブソリュートタイムより小さくなった
ときに再生モードにし(ステップS68乃至ステップS72、
サーチしたいプログラムのプログラムナンバーが読み出
されたら停止して、サーチを終了する(ステップS73乃
至ステップS75)。
以上の動作を、現在のテープ位置におけるプログラム
ナンバーとサーチしたいプログラムナンバーとの大小関
係が相違する4つの場合について模式的に図示すると、
第19図乃至第22図に示すようになる。
なお、上述した実施例でのTOCデータの利用方法は、
既に記録されている磁気テープに上から重ね録りすると
きだけでなく、記録、停止、記録を繰り返すつなぎ録り
のときも同様にして応用が可能である。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の技
術的思想によれば、種々の変形が可能である。例えば、
上述した実施例では、記録ボタンを押して磁気テープが
走り出してからアブソリュートタイムとプログラムナン
バーを読み込んでいるが、このとき同時に他のTOCデー
タも読み込むようにすることもできる。ただし、記録が
開始されるまでの時間は短い方が好ましいので(第11図
に示すように2秒程度)、この短い時間ではTOCデータ
の量が多いときには読み切れない場合がある。
また、サーチしたいプログラムナンバーと現在のテー
プ位置におけるプログラムナンバーを比較して、現在の
テープ位置におけるプログラムナンバーがサーチしたい
プログラムナンバーより大きいときには、直ちにブラン
クサーチをして記録終了点を検索し、最後のプログラム
に対応するTOCデータを再生入力してからサーチに入る
方法もある。
以上で説明した実施例によれば、次のような効果が得
られる。
マイクロコンピューターのソフトウェアで実現できる
のでコストがかからない。
民生用のVTRではTOCデータを記録することは難しい
が、記録が可能となると共に、再生時にその箇所以前の
プログラム情報が得られ、記録されている最後のプログ
ラムを再生すればテープ全体のプログラム情報が得られ
る。
VISSやVASSの無い装置であっても、テープ始点まで巻
戻しすることなく、高速で任意のプログラムのサーチが
可能である。
アブソリュートタイムおよびプログラムナンバーのカ
ウントにより、テープ始点に戻ること無く、テープ始点
からの絶対時間によるサーチが可能となる。
[発明の効果] 以上で説明したように、本発明のデジタルデータ記録
再生装置によれば、最新のデジタルデータの記録が開始
される前に既に記録されているTOCデータを再生してア
ブソリュートタイムとプログラムナンバーを読み出すよ
うにし、新たなアブソリュートタイムとプログラムナン
バーを記録するようにしたので、重ね録りやつなぎ録り
のときに自動的にアブソリュートタイムやプログラムナ
ンバーを連続して記録することが可能となるとともに、
上記のようにアブソリュートタイムとプログラムナンバ
ーとを少なくとも含むTOCデータが最新のプログラムの
デジタルデータとともに順次記録されている媒体から、
プログラムのサーチが指定されたとき、所定の短時間再
生するだけでTOCデータに含まれているアブソリュート
タイムとプログラムナンバーを読み取ることができ、更
にサーチ時の巻戻しにおいて記録媒体に予め記録されて
いるコントロール信号を再生し、このコントロールパル
スによってサーチ中のアブソリュートタイムを演算する
ようにしているので、絶対位置を高速でサーチすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第14図、第15図および第17図は、本発明による
デジタルデータ記録再生装置の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第2図(a)は、本発明によるデジタルデー
タ記録再生装置の一実施例における磁気テープのトラッ
クパターンを説明する磁気テープの正面図、第2図
(b)は、第2図(a)におけるサブフレームにおける
フォーマットを説明する図、第3図は、本発明によるデ
ジタルデータ記録再生装置の一実施例におけるIDコード
のフォーマットの説明図、第4図(a),(b)は、本
発明によるデジタルデータ記録再生装置の一実施例にお
けるプログラムナンバーまたはアブソリュートタイムの
フォーマットの説明図、第5図は本発明によるデジタル
データ記録再生装置の一実施例におけるプログラムナン
バーおよびアブソリュートタイムのフォーマットの説明
図、第6図は、本発明によるデジタルデータ記録再生装
置の一実施例におけるTOCデータのフォーマットの説明
図、第7図は、第6図の実施例におけるデータフォーマ
ットの説明図、第19図乃至第22図は、本発明によるデジ
タルデータ記録再生装置のサーチ動作を説明する図、第
8図、第9図、第10図、第11図、第13図および第16図
は、本発明によるデジタルデータ記録再生装置の一実施
例におけるTOCデータ変更のフォーマットを説明する
図、第12図および第18図は、本発明によるデジタルデー
タ記録再生装置の一実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。 1……磁気テープ、2……PCM回路、3……音声データ
回路、4……IDコード回路、5……CPU回路、6……メ
カ・コントロールCPU回路、7……サーボ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の始点からの絶対時間を示すアブ
    ソリュートタイムと、各プログラムに対応するプログラ
    ムナンバーと、各プログラムの情報をアブソリュートタ
    イムで示すTOCデータとを少なくとも含むIDコードと、
    所定のデジタルデータとを前記記録媒体上に記録再生す
    るデジタルデータ記録再生装置において、 最新の前記デジタルデータの記録が指令されたとき、そ
    の記録を開始する前に、前記記録媒体に既に記録されて
    いる、前記アブソリュートタイムとプログラムナンバー
    を読み出す第1の手段と、 前記第1の手段により読み出された前記アブソリュート
    タイムとプログラムナンバーに連続するように新たなア
    ブソリュートタイムとプログラムナンバーを演算する第
    2の手段と、 前記第2の手段により演算された前記アブソリュートタ
    イムとプログラムナンバーを前記TOCデータ及び最新の
    前記デジタルデータとともに前記記録媒体上に記録する
    第3の手段と、 前記アブソリュートタイム、プログラムナンバー、およ
    びTOCデータを少なくとも含むIDコードが、最新のプロ
    グラムのデジタルデータとともに順次記録されている記
    録媒体から、所定の前記プログラムナンバーを有する前
    記プログラムをサーチする指令が出されたとき、所定期
    間再生モードを設定して、前記記録媒体を再生し、その
    再生信号から前記アブソリュートタイムとプログラムナ
    ンバーと、TOCデータとを読み取る第4の手段と、 サーチ目的とする前記プログラムナンバーが前記第4の
    手段により読み取った前記プログラムナンバーより大き
    いとき、前記記録媒体を所定の期間早送りして前記第4
    の手段に少なくとも前記プログラムナンバーの読み取り
    を行わせる動作を繰り返し、サーチ目的とする前記プロ
    グラムナンバーが前記第4の手段により読み取った前記
    プログラムナンバーより小さいとき、前記記録媒体を巻
    戻し、その巻戻し時に、前記記録媒体に予め記録されて
    いるコントロールパルスを検出する第5の手段と、 前記第5の手段により検出した前記コントロールパルス
    の数に対応する値だけ、前記第4の手段により読み取っ
    た前記アブソリュートタイムを減算することにより、巻
    戻し中の前記記録媒体の前記アブソリュートタイムを演
    算する第6の手段と、 前記第6の手段により演算された前記アブソリュートタ
    イムに基づいてサーチ目的とするプログラムの前記記録
    位置を検出する第7の手段とを備えることを特徴とする
    デジタルデータ記録再生装置。
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