JP2662929B2 - 積層される鉄板の個別転送装置 - Google Patents

積層される鉄板の個別転送装置

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JP2662929B2 JP18180593A JP18180593A JP2662929B2 JP 2662929 B2 JP2662929 B2 JP 2662929B2 JP 18180593 A JP18180593 A JP 18180593A JP 18180593 A JP18180593 A JP 18180593A JP 2662929 B2 JP2662929 B2 JP 2662929B2
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敏男 本郷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,異なる寸法又は形状を
持つほぼ対角形の鉄板の堆積から,1枚ずつ鉄板を分離
して加工個所へ転送する,積層される鉄板の個別転送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】多種少量生産されるパネルでは,異なる
寸法又は形状を持つほぼ多角形の鉄板の堆積から,鉄板
を1枚ずつ取出して加工個所例えば折曲げ機へ供給する
必要がある。このため予め寸法の異なる鉄板を大きい寸
法のものから小さい寸法のものへと順次に積層して堆積
を形成しておき,この堆積から最上層の鉄板を吸着装置
により1枚ずつ取出して,折曲げ機へ転送する。その際
鉄板の形状や寸法に応じて,吸着装置に設けられる吸着
素子の数や配置を変更せねばならない。特に鉄板が種々
の穴や切欠きを持つている場合,これらの穴や切欠きを
避けて吸着素子を配置せねばならず,そのための作業が
繁雑で時間を要する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,鉄板
の寸法又は形状および積層順序に関係なく,しかも吸着
素子の配置を変更することなく,堆積から鉄板を1枚ず
つ分離して転送することができる個別転送装置を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明による鉄
板の個別転送装置は,水平に直線状に延びる架台と,こ
の架台に沿つて移動可能に案内されかつ1つの直線辺を
そろえて積層される異なる寸法又は形状のほぼ多形の複
数の鉄板を載置するパレツトと,架台上でこれら鉄板の
直線辺に沿つて移動可能に案内される往復台と,この往
復台に取付けられかつ鉄板の直線辺に作用して上層の範
囲にある鉄板をこの直線辺の範囲で上下に互いに浮揚開
離させる浮揚開離磁石と,同様に往復台に取付けられか
つ浮揚開離磁石により浮揚開離される最上層の鉄板とそ
の下にある鉄板とを分離した状態に保つ分離片と,架台
に沿う揺動軸線の周りに揺動可能に支持されかつ分離し
た状態にある最上層の鉄板を吸着する複数の吸着素子を
持つ反転装置とを備えている。
【0005】
【発明の効果】本発明によれば,少なくとも1つの直線
辺を持つ異なる形状又は大きさの鉄板を任意の順序で積
層される堆積から,鉄板の形状又は大きさの相違に応じ
て 吸着素子等の配置を変更することなく,換言すれば
人手を要することなく,1枚ずつ鉄板を取出して別の加
工個所へ転送することができるので,転送の単純化及び
省力化が可能になり,作業の自動化も可能になる。
【0006】
【実施例】図1ないし4において,1は水平に直線状に
延びる架台で,パレツトコンベヤ2によりこの架台1に
沿つて移動可能に案内されるパレツト3上には,例えば
鎖線で示すように寸法の異なる3種類のほぼ長方形の鉄
板4が,架台1に対して平行に一方の長辺をそろえて,
積層されている。鉄板を載置されるパレツト3は,パレ
ツトコンベヤ2により,待機位置Aから転送位置Bへも
たらされ,この転送位置Bで空になつたパレツト3は,
パレツトコンベヤ2に対して直角に配置されるローラコ
ンベヤ5により,退出位置Cへもたらされる。転送位置
Bには,テーブルリフタ6が設けられて,鉄板4の載つ
ているパレツトを所望の高さ位置へ持ち上げる。なお待
機位置Aが退出位置Cを兼ねることも可能である。
【0007】架台1上には,これに沿つて設けられるレ
ール7上に,ローラ8を介して往復台9が移動可能に案
内されている。この往復台9には,鉄板用浮揚開離装置
10が取付けられている。この浮揚開離装置は,鉄板4
の長辺に面する磁極面を持つフエライト製浮揚開離磁石
11と,この浮揚開離磁石11の磁極面への鉄板長辺の
吸着を防止するローラストツパ12とから構成されてい
る。図5からわかるように,浮揚開離磁石11により,
これに対向する各鉄板4の長辺には,浮揚開離磁石11
の磁極面とは反対の磁極が生ずるが,鉄板の磁極は同じ
なので,これらの鉄板の長辺の間には反発力が生じて,
鉄板を互いに分離させる。
【0008】往復台9には,浮揚開離装置10の側方に
ナイフ状の分離片13が取付けられている。このナイフ
状分離片13は中空に形成され,図示しない空気導管を
介してこの分離片13の内部空間へ供給される圧縮空気
は,浮揚開離装置側の刃縁に分布して設けられる空気噴
出口14から噴出して,鉄板4の浮揚開離を助長する。
往復台9に取付けられる分離片13の高さ位置は,浮揚
開離磁石11により浮揚開離される最上層の鉄板とその
下にある鉄板との間に来るように選ばれている。
【0009】架台1には,それに沿つて延びる軸20を
介して,反転装置21のレバー22が揺動可能に支持さ
れている。このレバーは,転送位置Bの方へ延び,その
自由端に,このレバー21に対して平行に延びてそれぞ
れ複数の吸着素子23を保持する 複数の保持棒24か
ら成る保持体25が揺動可能に懸架されている。各吸着
素子23は例えば永久磁石から成り,ばね26を介して
弾性的に保持棒24に保持されている。吸着素子23と
して吸盤を使用することもでき,その場合これらの吸盤
は,図示してない導管を介して負圧源に接続される。
【0010】架台1に関して転送位置Bとは反対の側に
ある反転位置Dには,退出位置Cと同じ方向に延びるロ
ーラコンベヤ31が設けられている。32はローラコン
ベヤ31の両側にある位置ぎめ腕で,ローラコンベヤ3
1上に乗る鉄板を所定の位置に位置ぎめする。ローラコ
ンベヤ31は別の加工個所例えば折曲げ機へ通じてい
る。
【0011】さて異なる大きさの鉄板4をその架台側長
辺をそろえて積層されているパレツト3が,パレツトコ
ンベヤ2により待機位置Aから転送位置Bへもたらされ
ると,このパレツト3上にある鉄板堆積の最上層の鉄板
4が吸着素子23による吸着に適した規準位置まで,テ
ーブルリフタ6によりパレツト3が上昇せしめられる。
往復台9は,図示した初期位置即ち鉄板のそろえられた
長辺の一方の端部範囲にある。往復台9にある浮揚開離
装置10の浮揚開離磁石11により,最上層の鉄板4が
浮揚開離磁石11に対向する範囲で若干浮上して,その
下にある鉄板4との間に空隙を生ずると共に,反転装置
21の吸着素子23により吸着される。往復台9がレー
ル7上を移動すると,浮揚開離装置により浮揚せしめら
れて吸着素子23により吸引される巌上層の鉄板 の
範囲が増大する。往復台9の移動につれて,最上層の鉄
板4とその下にある鉄板4との間へ分離片13が導入さ
れて,最上層の鉄板とその下にある鉄板との分離を確実
にすると共に,最上層の鉄板4を吸善素子23に近づけ
て,吸着を確実にする。こうして往復台9が最上層の鉄
板4の長辺の他方の端部範囲へ達すると,最上層の鉄板
4が全面にわたつて反転装置21の吸着素子23により
吸着されることになる。それから反転装置21のレバー
22が軸20の周りに約180°揺動せしめられるの
で,最上層の鉄板4は反転してローラコンベヤ31上に
載り,位置ぎめ腕32により所定の位置をとる。今やこ
の最上層の鉄板4はローラコンベヤ31により図示しな
い折曲げ機へ供給可能になる。その間に往復台9は図示
した初期位置へ戻る。パレツト3は,テーブルリフタ6
により前述した規準位置まで僅か上昇せしめられる。反
転装置21が再び図示した位置へ戻され,次の鉄板につ
いて上述した過程が繰返される。パレツト3上の鉄板4
が全部反転装置Dへもたらされると,空になつたパレツ
ト3は退出位置へもたらされ,待機位置Aにある次のパ
レツト上にある鉄板4の堆積について上述した過程が行
なわれる。これらの動作は,センサを使用して自動的に
連続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鉄板の個別転送装置の反転装置を
除いた平面図である。
【図2】転送装置の側面図である。
【図3】転送装置の要部の拡大平面図である。
【図4】転送装置の要部の拡大側面図である。
【図5】浮揚開離装面の斜視図である。
【符号の説明】
1 架台 3 パレツト 4 鉄板 9 往復台 11 浮揚開離磁石 13 分離片 15 転送 23 吸着素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に直線状に延びる架台(1)と,こ
    の架台(1)に沿つて移動可能に案内されかつ1つの直
    線辺をそろえて積層される異なる寸法又は形状のほぼ多
    形の複数の鉄板(4)を載置するパレツト(3)と,架
    台(1)上でこれら鉄板(4)の直線辺に沿つて移動可
    能に案内される往復台(9)と,この往復台(9)に取
    付けられかつ鉄板(4)の直線辺に作用して上層の範囲
    にある鉄板をこの直線辺の範囲で上下に互いに浮揚開離
    させる浮揚開離磁石(11)と,同様に往復台(9)に
    取付けられかつ浮揚開離磁石(11)により浮揚開離さ
    れる最上層の鉄板(4)とその下にある鉄板(4)とを
    分離した状態に保つ分離片(13)と,架台(1)に沿
    う揺動軸線の周りに揺動可能に支持されかつ分離した状
    態にある最上層の鉄板(4)を吸着する複数の吸着素子
    (23)を持つ反転装置(21)とを備えていることを
    特徴とする,積層される鉄板の個別転送装置。
JP18180593A 1993-06-17 1993-06-17 積層される鉄板の個別転送装置 Expired - Fee Related JP2662929B2 (ja)

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