JP2660358B2 - 煽屋根の開閉装置 - Google Patents

煽屋根の開閉装置

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JP2660358B2 JP2244842A JP24484290A JP2660358B2 JP 2660358 B2 JP2660358 B2 JP 2660358B2 JP 2244842 A JP2244842 A JP 2244842A JP 24484290 A JP24484290 A JP 24484290A JP 2660358 B2 JP2660358 B2 JP 2660358B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、リンク機構を使用することにより、たと
えば貨物自動車等の煽屋根を確実に開閉操作することが
できる煽屋根の開閉装置に関する。
従来技術 貨物自動車において、運搬中の貨物を保護するため
に、荷台全体を幌やパネルからなる箱形のボデーによっ
て覆うことがあるが、これらのボデーは、貨物の積卸し
に際し、作業の妨げになることが少なくない。そこで、
開閉容易な煽屋根をボデーの側面に装着することが提案
されている(たとえば、実公昭56−4543号公報)。
このものは、貨物自動車の荷台Lの側面において、ボ
デーを形成する煽屋根B1と煽板B2とを備えており(第12
図)、煽屋根B1は、ボデーの上部中央に揺動中心B1aを
有し、ボデーの上面と側面の上部とを情報に開閉する一
方、煽板B2は、下端に揺動中心B2aを有し、側面の下部
を開閉する。煽屋根B1の内側には、揺動中心B3aのまわ
りに垂直面内に揺動するほぼ三角形の揺動片B3が配設さ
れている。揺動片B3の一端は、連接レバーB4を介して煽
屋根B1に連結され、他端は、中間にプーリB5、B5を有す
るワイヤB6を介して煽板B2に連結されている。
このものは、煽板B2を矢印A2方向に開放すると(同図
の二点鎖線)、ワイヤB6によって揺動片B3が矢印A3方向
に駆動され、揺動片B3によって上方に駆動する連接レバ
ーB4を介し、煽屋根B1を矢印A1方向に開放することがで
きる。煽板B2を矢印A2と反対方向に閉じれば、各部材は
前回と逆の方向に作動し、煽屋根B1を閉鎖することがで
きる。
なお、同様の煽屋根に対し、揺動中心付近から煽屋根
と反対方向に操作バーを水平に延長し、操作バーの先端
に連結するロープを引き下げることにより、煽屋根を上
方に開放するものも知られている。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、ワイヤは、煽屋根を反
復開閉することによって伸びや傷み等が発生し、所定の
開閉性能を長期に亘って維持するには、ワイヤの保守点
検や交換を定期的に実施しなければならず、煩雑である
という問題があった。また、ロープによるものは、煽屋
根の開閉操作をするごとにロープの下端を適当な場所に
結び付けて固定しなければならず、作業性が悪いという
問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に
鑑み、リンク機構を介して煽屋根を開閉することによ
り、点検や交換等を殆ど必要とせずに所定の開閉性能を
長期に亘って維持することができ、作業性に優れた煽屋
根の開閉装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、荷台
パネルの上部の収納部材に対して上下に揺動自在に装着
し、相対角度が固定された入力レバー、出力レバーを有
する揺動部材と、揺動中心から離れた煽屋根の内面と出
力レバーの先端とを連結する連接レバーと、入力レバー
の先端に一端を連結する駆動アームと、駆動アームの他
端に連結する操作レバーとを備えてなり、揺動部材は、
煽屋根の揺動中心から離れた収納部材の中途に揺動中心
を有し、出力レバーを収納部材に収容するとともに入力
レバーを収納部材の片側に露出させることをその要旨と
する。
なお、揺動部材には、煽屋根を開放方向に付勢する付
勢部材を付設することができる。
また、駆動アームと操作レバーとの間に補助リンク機
構を介装してもよく、操作レバーは、これを上下の回動
限に保持するばねを備えてもよい。
なお、操作レバーに代えて、煽板を兼用することがで
きる。
作 用 かかる発明の構成によるときは、駆動アームは、揺動
部材と連接レバーとを介して煽屋根に連結されているか
ら、操作レバーを介して駆動アームを下方に引き下げ、
または上方に押し上げることによって煽屋根を開閉する
ことができる。なお、揺動部材は、出力レバーが収納部
材に収容され、入力レバーが収容部材の片側に露出して
いるから、駆動アーム、入力レバーの動作に制約がな
く、設計上の自由度を大きくとることができる。ただ
し、このときの収納部材の片側とは、荷台に面しない側
をいうものとある。また、操作レバーは、その適当な位
置に支点と力点とを設定することにより、煽屋根を開閉
するときの操作力を必要最小限にすることが可能であ
る。
揺動部材に付勢部材を付設するときは、付勢部材によ
って煽屋根を開放方向に付勢し、煽屋根の開放操作を軽
くすることができる。
駆動アームと操作レバーとの間に補助リンク機構を介
装するときは、補助リンク機構を介し、煽屋根を開閉す
る際の操作レバーの操作力をさらに最適に設定すること
ができる。また、操作レバーを回動限に保持するばねを
設ければ、操作レバーは、ばねを介して所定位置にセル
フロックすることができる。
操作レバーに代えて煽板を兼用すれば、煽板の開閉操
作により、煽屋根を連動して開閉することができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
煽屋根の開閉装置(以下、単に開閉装置という)は、
下から順に、操作レバー11、駆動アーム12、揺動部材1
3、連接レバー14を組み合わせてなり(第1図)、全体
として一連のリンク機構を形成している。
開閉装置は、貨物自動車のボデーを形成する各一対の
煽屋根22,22、煽板23、23に対応して、荷台Lの前部に
左右一対が組み付けられている(第2図)。荷台Lの前
後両端には、荷台パネル21、21が立設されており、それ
ぞれの上端縁には、上方に開口するチャンネル状の収納
部材21aが付設されている。収納部材21a、21aの間に
は、左右両側に係合部材24a、24a…を備えるセンタビー
ム24が収納部材21a、21aの各中央部を連結するようにし
て架設されている。
各煽屋根22は、断面L形に屈曲する板材22aと、板材2
2aの周縁部を縁取りする補強部材22bとによって構成さ
れ、補強部材22bの一部がセンタビーム24の一方側の係
合部材24、24a…を貫通することにより、全体として上
下に揺動自在に支持されている。すなわち、補強部材22
b、係合部材24a、24a…の位置は、煽屋根22の揺動中心
となっている。係合部材24a、24b…には、煽屋根22を開
放方向に付勢するねじりばね24b、24b…を必要に応じて
付勢するとよい。なお、各煽屋根22は、図示しない丁番
を介し、板材22aをセンタビーム24に揺動自在に取り付
けてもよい。
煽板23は、荷台Lの左右の側縁部に取り付けるヒンジ
23a、23a…を介し、上下に揺動自在に支持されている。
煽屋根22、22、煽板23、23は、閉鎖状態において、前
後の荷台パネル21、21とともに箱形のボデーを形成し、
荷台Lの上部と左右両側面とを完全に閉鎖することがで
き、開放状態において、荷台Lの両側面を大きく開放す
ることができる。なお、開閉装置は、前の荷台パネル21
の左右両側に対称形に組み付けられている。
操作レバー11は、固定ピン11aを介し、荷台パネル21
の前面下部の側端部に上下に回動自在に取り付けられて
いる(第1図)。操作レバー11の一端には、握り11bが
取り付けられ、中間部には、荷台Lとの間にばね11cが
装着されている。操作レバー11の他端には、駆動アーム
12の下端が連結されている。
駆動アーム12の上端は、揺動部材13の入力レバー13a
の先端に連結されている。
揺動部材13は、軸13bを介し、収納部材21aに対して上
下に揺動自在に装着されている。揺動部材13は、共通の
軸13bに対し、入力レバー13aと、出力レバー13c、13cと
を突設してなる(第3図、第4図)。軸13bは、軸受13b
1、13b1を介し、煽屋根22の揺動中心から離れた収納部
材21aの中途に回転自在に軸支されており、入力レバー1
3a、出力レバー13c、13cは、揺動部材13の揺動中心とな
る軸13bに対し、相対回転不能に固定されている。出力
レバー13c、13cは、収納部材21aに収納され、出力レバ
ー13c、13cの一方は、補強板13dを介し、収納部材21aの
片側に露出する入力レバー13aに連結されている。
なお、補強板13dは、収納部材21aの一方の側壁を越え
るように逆溝形に形成する他、入力レバー13aと出力レ
バー13cとを一体に形成してもよい(第5図)。ただ
し、同図の補強板13dには、収納部材21aの一方の側壁を
避けるために、切欠き13d1が形成されている。揺動部材
13は、全体として、軸13bを揺動中心として上下に十分
大きく揺動することが必要であるからである。なお、補
強板13dは必要に応じて設ければよい。また、揺動部材1
3の入力レバー13aを露出させる側は、荷台Lに面しない
側にとるものとする。
出力レバー13c、13cは、互いに平行に、全体として枠
形に形成され(第1図)、その中間部は、ばね部材13e
を介して収納部材21aに連結されている。
ばね部材13eは、シリンダ13e1とシリンダ13e1に移動
自在に挿入するロッド13e2と、ロッド13e2の基端部の雄
ねじに螺合する調整ナット13e3と、シリンダ13e1の先端
部と調整ナット13e3との間に介装する圧縮ばね13e4とを
備えており(第6図)、調整ナット13e3を進退させるこ
とにより圧縮ばね13e4の圧縮力を調整することができ
る。なお、ロッド13e2の先端部には、出力レバー13c、1
3cにピン結合するために環状の係合部13e5が形成されて
いる。また、シリンダ13e1は、ブラケット13e6を介して
収納部材21aの底面に揺動自在に取り付けられている
(第1図)。
連接レバー14の一端は、揺動部材13の出力レバー13
c、13cの先端に連結され、他端は、ブラケット14aを介
し、揺動中心から離れた煽屋根22の内面に連結されてい
る。すなわち、出力レバー13c、13c、連接レバー14は、
互いに屈曲自在に連結されており、煽屋根22の開閉に応
じて両者間の相対角度が変化する。
各煽屋根22の後部と、後の収納部材21aとの間には、
煽屋根22の前部におけると同様に、出力レバー13c、13
c、連接レバー14からなるリンク機構と、ばね部材13e
と、煽屋根22の開き角度を規制するストッパチェーン21
bが設けられている(第2図)。
いま、一方の煽屋根22を閉鎖位置(第7図)から開放
位置(第8図)にまで開放する場合を考える。
まず、操作レバー11の握り11bを握り、操作レバー11b
を下方に回転すると(第7図の矢印K1方向)、操作レバ
ー11の先端は、固定ピン11aを中心に上方に回転するか
ら(同図の矢印K1a方向)、操作レバー11に連結されて
いる駆動アーム12は上方に押し上げられ(同図の矢印K2
方向)、これにより、揺動部材13は、軸13bを中心に上
方に揺動する(同図の矢印K3方向)。よって、揺動部材
13の出力レバー13c、13cは、連接レバー14を介し、煽屋
根22を上方に押し上げることができ、煽屋根22は、上方
に大きく開放することができる(同図の矢印K4方向、第
8図)。
このとき、前後のばね部材13e、13eは、出力レバー13
c、13c…を上方に揺動させる方向、すなわち煽屋根22を
開放する方向に付勢しているから、煽屋根22は、軽快に
開放することができる。ただし、前後のばね部材13e、1
3eは、煽屋根22の重量が軽い場合や、センタビーム24の
係合部材24a、24a…に付設するねじりばね24b、24b…が
煽屋根22を開放方向に十分に付勢している場合等には、
これを省略することができる。また、ばね部材13eは、
圧縮ばね13e4の圧縮力により、煽屋根22を開放する際
に、その駆動力を補助する。そこで、ばね部材13eは、
同様の機能を実現することができる限り、たとえばガス
ダンパのような任意の付勢部材を使用してもよい。
一方、煽屋根22を閉鎖するときには、操作レバー11を
上方に回転する(第8図の矢印K5方向)。これにより、
揺動部材13は、駆動アーム12を介して下方に揺動し(同
図の矢印K6方向)、煽屋根22は、同図の矢印K7方向に閉
じることができる。なお、煽屋根22の閉鎖時には、前後
の揺動部材13、13の各出力レバー13c、13c、連接レバー
14、14、ばね部材13e、13eは、前後の収納部材21a、21a
内にコンパクトに収容することができる(第7図)。
このようにして、煽屋根22を開閉するとき、操作レバ
ー11は、固定ピン11aを中心に上下に180度回動する。こ
のとき、操作レバー11には、その上下の回動限に対応し
て適当なストッパを付設することが望ましい。また、ば
ね11cは、操作レバー11の回動操作の中間において最も
良く伸長され、操作レバー11の上下の回動限においてこ
れを保持し、操作レバー11をセルフロックすることがで
きる。
また、揺動部材13は、その揺動動作に拘らず、入力レ
バー13a、出力レバー13c、13cの相対角度αが固定され
ている。そこで、この相対角度αは、縁屋根22が閉鎖状
態にあるとき、出力レバー13c、13cが収納部材21aの底
面にほぼ平行となり(第7図)、しかも、このときの揺
動部材13に対し、駆動アーム12が適切な揺動トルクを加
えることができるように定めればよい。なお、ばね部材
13eのロッド13e2は、適当なオフセットプレート13c1を
介して出力レバー13c、13cに連結することにより(同
図)、ばね部材13eは、煽屋根22の開放操作の開始時に
おいて、揺動部材13に対して一層大きな揺動モーメント
を与えることができる。
一方、煽屋根22が封鎖されているときの連接レバー14
と煽屋根22との相対角度θは、一般に、20≦θ≦50
(度)程度に定めるのが好ましい。煽屋根22を開放する
際、連接レバー14に加えるべき押上げ力Pに対し、煽屋
根22を開放するに有効な分力Px=Psinθであるから、相
対角度θが小さいと、必要な押上げ力Pが過大となり、
操作レバー11に加えるべき所要操作力が過大になってし
まう。また、相対角度θが大き過ぎると、収納部材21a
の所要深さが過大となり、全体のコンパクト性を損う。
相対角度θは、30≦θ≦45(度)程度が特に好適であ
る。
このような開閉装置は、前の荷台パネル21に配設する
に代えて、後の荷台パネル21に配設してもよい。ただ
し、後の荷台パネル21には、連接レバー14、出力レバー
13c、13c、ばね部材13cが既に装着されているから、後
部の開閉装置としては、操作レバー11、駆動アーム12、
入力レバー13aを含む不足部材を追加して構成すればよ
い。
他の実施例 操作レバー11、駆動アーム12は、レバー15a、15bから
なる補助リンク機構15を介して連結することができる
(第9図)。操作レバー11の中間部に一方のレバー15a
の一端を連結し、レバー15aの他端を他方のレバー15bの
一端に連結し、レバー15bの他端は、駆動アーム12の下
端に連結する。なお、レバー15bは、固定ピン15cを介し
て中間部を上下に揺動自在に支持されている。
操作レバー11とレバー15aとの連結点、レバー15bの支
持点等を適切に定めることにより、煽屋根22を開閉する
際に、操作レバー11に加えるべ操作力をさらに最適に調
節設定することが可能である。なお、第9図において、
実線は、煽屋根22の閉鎖状態における各部材の位置姿勢
を示し、二点鎖線は、開放状態における位置姿勢を示
す。
操作レバー11は、その回動限において、これを機械的
にロックするロック機構16を備えることが好ましい(第
10図)。ロック機構16は、たとえば、荷台Lに突設する
ブラケット16aを介して、鍵孔16b1、16b1を有するガイ
ド16b、16bを設け、鍵孔16b1、16b1にロックピン16cを
挿通することにより、ガイド16b、16b間に挿入された操
作レバー11をロックすることができる(同図の二点鎖
線)。なお、ロック機構16は、操作レバー11の上下の回
動限の任意の一方または双方に設けることができる。ま
た、その形式は、第10図に図示する以外であってもよ
い。
以上の各実施例において、操作レバー11は、煽屋根22
を開閉するための操作機構であるが、このものは、下部
の煽板23を兼用してもよい(第11図)。煽板23の側端面
に適当な延長ブラケット23bを突設し、延長ブラケット2
3bを介して煽板23と駆動アーム12とを連結すれば、ヒン
ジ23a、23a…を中心とする煽板23の開閉動運動は、延長
ブラケット23bを介して駆動アーム12に伝達することが
でき、煽板23と連動して煽屋根22を開閉操作することが
できる。同様に、第9図において、レバー15aを煽板23
に連結することにより、煽板23と煽屋根22との連動操作
を実現することができる。
この発明は、貨物自動車に限らず、鉄道の貨物車両
や、建築物の窓等の開閉装置としても広く利用すること
ができる。すなわち、簡単なリンク機構を介して開閉対
象物と操作機構とを連結することができるので、煽屋根
や窓等の開閉対象物を確実に開閉することができる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、上下に揺動
する揺動部材と、揺動部材に連結する連接レバー、駆動
アームとを組み合わせ、全体として一連のリンク機構を
形成し、これを介して煽屋根を駆動することによって、
ワイヤ等を利用しないから、煩雑な定期点検や交換を実
施することなく、長期間に亘って所定の開閉性能を維持
することができ、ロープの下端を始末する等の作業が不
要であるから、高い作業性を容易に実現することができ
るという優れた効果がある。
なお、連接レバーは、揺動中心から離れた煽屋根の内
面に連結されているから、煽屋根を開閉する際の所要操
作力を小さくし、開放時においても強風に対して煽屋根
を安定に支持することができる上、揺動部材は、出力レ
バーを収納部材に収容し、入力レバーを収納部材の片側
に露出させるので、駆動アーム、入力レバーの動作に何
ら制約がなく、設計上の自由度を大きく向上させること
ができるという実用上優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は実施例を示し、第1図は全体構成
斜視説明図、第2図は使用状態説明図、第3図は要部拡
大斜視図、第4図は第3図のX−X線矢視相当断面図、
第5図は第3図相当図、第6図は要部詳細図、第7図と
第8図は動作説明模式図である。 第9図ないし第11図は、それぞれ別の実施例を示し、第
9図は動作説明模式図、第10図と第11図は要部斜視図で
ある。 第12図は、従来例を示す動作説明模式図である。 α……相対角度 11……操作レバー 11c……ばね 12……駆動アーム 13……揺動部材 13a……入力レバー 13c……出力レバー 14……連接レバー 15……補助リンク機構 21……荷台パネル 21a……収納部材 22……煽屋根 23……煽板

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台パネルの上部の収納部材に対して上下
    に揺動自在に装着し、相対角度が固定された入力レバ
    ー、出力レバーを有する揺動部材と、揺動中心から離れ
    た煽屋根の内面と前記出力レバーの先端とを連結する連
    接レバーと、前記入力レバーの先端に一端を連結する駆
    動アームと、該駆動アームの他端に連結する操作レバー
    とを備えてなり、前記揺動部材は、煽屋根の揺動中心か
    ら離れた前記収納部材の中途に揺動中心を有し、前記出
    力レバーを前記収納部材に収容するとともに前記入力レ
    バーを前記収納部材の片側に露出させることを特徴とす
    る煽屋根の開閉装置。
  2. 【請求項2】前記揺動部材には、煽屋根を開放方向に付
    勢する付勢部材を付設することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の煽屋根の開閉装置。
  3. 【請求項3】前記駆動アームと操作レバーとの間に補助
    リンク機構を介装することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の煽屋根の開閉装置。
  4. 【請求項4】前記操作レバーは、該操作レバーを上下の
    回動限に保持するばねを備えることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれか記載の煽屋根の
    開閉装置。
  5. 【請求項5】前記操作レバーに代えて、煽板を兼用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれか記載の煽屋根の開閉装置。
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JPH04123928A (ja) 1992-04-23

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