JP2659270B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は半導体装置の製造方法に関し、更に詳しく
はDouble−Layer−Metal(以下、DLMという)や層間絶
縁膜を平坦化するためにウエハ上にSOG溶液を塗布する
際の下地の積層生成膜の形成方法に関するものである。
(ロ)従来の技術および発明が解決しようとする課題 一般に、第2図に示すように、Test−Element−Group
(以下TEGと称す)20には露光の際の制約により約1200
μmの幅W×チップ長lの面積を有する非パターニング
領域20aが幅80〜100μmのスクライブ・ライン21に隣接
して形成される。この領域における生成膜は各パターニ
ングの際、除去されることなくそのまま蓄積される。な
お、40はLSIである。一方、隣接するスクライブ・ライ
ン21の方では、各パターニングによりその都度、生成膜
は除去され、場合によっては基板22のシリコンまでも削
られる。
このため、この箇所における段差量Cは全(積層)生
成膜の膜厚(=d2+d3+d4)+シリコンの削れ量(=
d1)、すなわち、C=d1+d2+d3+d4となる(第3図参
照)。これにSOGをコーティングした場合、SOGの塗布さ
れない領域およびその境界部のSOG盛り上がり現象、い
わゆる、塗布ムラが発生する。なお、第3図において、
32はゲート電極形成用生成膜、34は第1層目配線層、33
はその配線層34直下の絶縁膜である。
SOGがはじかれた様になるこのSOG塗布ムラ領域は、数
百から数千μmに及び、平坦化の劣化による2層目配線
異常、また、盛り上がり(その部分のみ厚くなる)によ
る2層目配線のコンタクト導通不良を生じる欠点があ
る。
(ハ)課題を解決するための手段および作用 この発明は、ウエハ上のスクライブ・ラインに隣接す
るTEG(est−lement−roup)内の非パターニング
領域に積層された積層生成膜と、スクライブ・ラインと
によって形成される高段差を、積層生成膜を構成する単
一生成膜および/またはそれらの複合生成膜によって形
成される複数の小段差に分割し、しかる後、非パターニ
ング領域を含むウエハ上に、全面に、SOG(pin−
lass)溶液を塗布し、これを焼成してSOG膜を形成
することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
すなわち、この発明は、SOG膜を形成する際に、 下地ウエハのスクライブ・ライン部等により形成され
る高段差を2μm以下の複数の小段差に分割すること。
その分割されて形成された小段差間の隣接距離が5μ
m以上であること。
上記工程を施すことにより、SOG膜のコーティン
グを安定でき、段差に依存するSOG塗布ムラの発生を防
止するようにしたものである。
SOG塗布ムラの段差に依存する許容値はSOG材料により
若干異なるが、それでもおおむね3μmまでであり、こ
れを越える場合、塗布ムラが生じることを本発明者は見
出した。このためスクライブ・ラインに隣接するTEGの
非パターニング領域によって形成される高段差を複数の
小段差に分割するようにしたものであり、これにより塗
布ムラの発生を防止できる。
(ニ)実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。
なお、これによってこの発明は限定を受けるものではな
い。
第1図において、SOG溶液を塗布する前に (i)まず、スクライブ・ライン21が形成されていく。
この際、以下に示す、(ii)および(iii)の工程で、
コンタクトエッチ及び1層目配線エッチにより約1μm
程度、基板22のシリコンが削られる。その結果、スクラ
イブ・ラインの深さD1は最終的にD1≒1μmとなる。
(ii)次に、非パターニング領域20a上にフォトリソグ
ラフィ技術を用いて膜厚D2が1.5〜2.0μmのゲート電極
層2を形成する。
この際、次工程で形成される1層目配線下の絶縁膜3
にリフローがかかるため膜厚D2のゲート電極層2によっ
て形成される段差は2μmを多少超えても構わない。本
実施例ではD2≒2μmとした。(2μmを超えた場合
は、この段差部も分割するのが好ましい)。そして、ス
クライブ・ライン21からゲート電極層端面2aまでの距離
jは5μm以上に設定される。
(iii)続いて、ゲート電極層2を含むシリコン基板22
上に次工程で形成される第1層目配線下の絶縁膜3が積
層される。
この際、絶縁膜3の厚さD3は0.6μm前後が好まし
く、ゲート電極層2は絶縁膜3によって覆われるのが好
ましい。このようにすれば電極層2の剥し出し(むきだ
し)による(酸化される)ハガレが生じるためであり、
これを防止できるからである。
以上の工程で、第1の小段差部が、スクライブ・ライ
ン21と、絶縁膜3とによって形成され、小段差A(=D1
+D3)を有する。
(iv)さらに、第2の小段差部を形成すべく絶縁膜3上
にフォトリソグラフィ技術を用いて層厚D4が約1.0μm
の第1層目配線膜4を形成する。
この際、ゲート電極層端面2aから配線膜端面4aまでの
距離Kは5μm以上に設定する。そして、本実施例では
この工程で第2の小段差部が、第1層目配線膜自体によ
って形成され、小段差E(=D4)を有する。
なお、上記高段差C(第3図の従来例参照)の分割は
各露光時に用いるマスク(レティクル)の修正、若しく
は追加によって行うことができる。
(v)その後、ウエハ22上に、全面に、SOG溶液を塗布
し、焼成した後SOG膜を形成する。これは周知の技術を
用いておこなわれる。
以上のように本実施例によれば、高段差を2.0μm以
上の小段差部に分割したので、SOG溶液コーティング時
の塗布ムラ発生を防止できる。
(ホ)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、高段差に依存するSO
G溶液の塗布ムラの発生を高段差を分割させることによ
り防止でき、SOG膜形成後のDLM工程の安定化を図ること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するための要部構成
説明図、第2図はスクライブ・ラインを有するウエハの
構成説明図であり、第2図におけるI−I′線矢視図が
第1図に相当する。第3図は従来例を説明するための要
部構成説明図である。 2……ゲート電極層、3……絶縁膜、 4……第1層目配線膜、 20a……非パターニング領域、 21……スクライブ・ライン、 22……シリコン基板(ウエハ)、 A,E……小段差。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハ上のスクライブ・ラインに隣接する
    TEG(Test−Element−Group)内の非パターニング領域
    に積層された積層生成膜と、スクライブ・ラインとによ
    って形成される高段差を、積層生成膜を構成する単一生
    成膜および/またはそれらの複合生成膜によって形成さ
    れる複数の小段差に分割し、しかる後、非パターニング
    領域を含むウエハ上に、全面に、SOG(Spin−On−Glas
    s)溶液を塗布し、これを焼成してSOG膜を形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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