JP2658131B2 - 通帳発行システム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通帳発行装置によって自動的に通帳を発行することが
でき、また通帳発行の異常発生時の照会による出力デー
タを通帳関連データによって出力することができる通帳
発行システムに関し、 ホストコンピュータ側のプログラム変更を必要としな
いで自動通帳発行を行うことができ、記帳洩れ照会時に
オペレータが容易に分かるデータを表示することができ
る通帳発行システムを提供することを目的とし、 顧客データ，通帳識別コード，取引科目及び口座番号
を含む取引データがファイルされる取引データファイル
を備えた上位装置と、取引データ及び新規通帳の発行指
示を入力，或いは通帳発行処理中に異常が発生したとき
に照会機番データを入力する入力手段，及び入力手段に
よる入力に基いて上位装置から応答されるデータの少な
くとも一部を表示する表示手段を備えた少なくとも１台
の入出力装置と、複数の新規通帳を収容する収容部，及
び上位装置からの発行データに基いて収容部から送出さ
れた新規通帳に発行に必要なデータを記録する記録部を
備え、記録部で記録された新規通帳を発行する通帳発行
装置と、上位装置に接続され、入出力装置及び通帳発行
装置を制御する制御装置とから成る通帳発行システムで
あって、制御装置は、入出力装置から入力された取引デ
ータ及び新規通帳の発行指示に基いて上位装置から応答
された取引データ及び新規通帳の発行指示を含む発行デ
ータを記憶する第１の記憶手段と、第１の記憶手段から
読み出された発行データを通帳発行装置へ送信し、照会
機番データが入力されたときは、第１の記憶手段から読
み出された発行データ中の通帳識別コード，取引科目，
口座番号を含む通帳関連データを該当する入出力装置へ
送信する送信手段とを備え，通帳発行装置は、送信され
た発行データに基いて新規通帳を発行し、入力出力装置
は、送信された通帳関連データを表示手段に表示する構
成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、金融機関等で使用される通帳発行システム
に係り、特に通帳発行装置によって自動的に通帳を発行
することができ、また通帳発行の異常終了時の照会によ
る出力データを通帳関連データによって出力することが
できる通帳発行システムに関するものである。

近来、銀行等における業務の自動化に伴い、通帳，証
書等に取引データを印字する記帳機等の窓口端末装置の
利用が普及しているが、更に通帳発行装置を導入して、
窓口端末装置からの指令によって新規通帳等を自動的に
発行するシステムが開発，実用化されつつある。このよ
うなシステムではホストコンピュータ側のプログラム変
更なしに通帳発行装置が導入できる方法が望まれてお
り、また通帳発行装置による通帳発行に、収容通帳の払
底，故障等の障害が発生した時に、オペレータが窓口端
末装置で通帳発行に関連するデータが分かるような方法
が望まれている。

〔従来の技術〕

第５図は銀行等の記帳業務及び新規通帳／証書発行業
務を処理する記帳システムのブロック図を示しており、
図において、窓口端末装置1a,端末制御装置（以下T/Cと
いう）2a,及びホストコンピュータ（以下ホストとい
う）3aで構成されている。

窓口端末装置1aは、CPU10,制御プログラムを備えたプ
ログラム部11,顧客の住所，氏名等の顧客データ，科
目，金額，等の取引データ，及び新規発行の通帳／証書
種類を入力する操作釦を備えたキーボード12,入力デー
タ或いはホスト3aから送信されたデータを表示するディ
スプレイ（以下CRTという）13,通帳／証書に印字する図
示省略したプリンタ部を有する記帳機構14で構成され、
制御プログラムに基いてCPU10によって制御される。

T/C2aは、窓口端末装置1aを制御すると共に、窓口端
末装置1aとホスト3aの交信を中継する。通常複数台の端
末装置が接続されるが、ここでは１台として説明する。

ホスト3aは、CPU30,制御プログラム部31,顧客の取引
の元帳となる取引データファイル32,入出力端末装置1a
から送られたデータから通帳の通常記帳データ要求か、
新規通帳／証書の発行記帳データ要求かを判別する判別
部33,送られたデータから残高を演算してファイルを更
新し、また判別部33の判別結果、新規の時は口座番号を
設定して取引データと共にファイルし、更に記帳データ
要求の時にファイルされた取引データを読み出す処理部
34,窓口端末装置1aとの交信を行う送受信部35を備え、
制御プログラムに基いてCPU30によって制御される。

このような構成及び機能を有するので、例えば通常の
記帳をする時は、キーボード12から預金，払出し等の取
引モードを押下し、窓口端末装置1aの記帳機構14に通帳
等を挿入すると、通帳は印字可能行がプリンタ部にセッ
トされる。そこで取引金額を入力して入力完了釦を押下
すると、データはホスト3aに送られ、取引データファイ
ル32のファイルデータを更新する。また受信データから
通常の通帳記帳データ要求であることを判別して、記帳
に必要な取引データが取引データファイル32から読み出
され、送受信部35により窓口端末装置1aへ応答される。
応答された取引データはプリンタ部によって記帳され、
通帳は送出される。

また新規通帳を発行する時は、例えば普通預金では新
規普通預金釦を押下し、該当する種類の通帳，即ち、普
通預金の新規通帳を記帳機構14に挿入して、顧客氏名，
金額等を入力して入力完了釦を押下すると、データはホ
スト3aに送られて新規通帳発行要求が判別され、口座番
号が設定されて金額等と共にファイルされた後、読み出
されて応答される。

応答データは窓口装置1aのCRT13に表示されると共
に、新規通帳に口座番号，氏名，預かり金額等が印字さ
れて発行される。更に控伝票に発行控データが印字され
る。

定期預金の証書発行の場合も同様に処理される。

このようにして新規通帳／証書が発行される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来方法によれば、新規通帳或いは証書の発行に
は、オペレータが該当する種類の通帳或いは証書を引出
し等の分類収納部から選択して、入出力端末装置の記帳
機構へ挿入して印字して発行しており手間が掛かる。

これに対して、複数種類の通帳／証書を収納する収納
部と記帳機構を備えた通帳発行装置が開発されているの
で、これをシステムに導入すれば自動発行が可能になる
が、この装置を通帳発行システムに組み込む場合には、 ホスト側のプログラムに開発及び変更が必要となり、
プログラムの開発作業に費用と時間が掛かる。

新規通帳の発行処理に異常（収容新規通帳の払底、新
規通帳の繰り出し異常、プリンタの故障等）が発生して
も、窓口端末装置でマニュアル操作で行う方法では、オ
ペレータが操作しているので直ちに対応処置が取れて問
題とならなかったが、通帳発行装置を使用して新規通帳
を発行する方法では、複数の窓口端末装置から夫々要求
される通帳発行処理中に異常が発生したときに、オペレ
ータは対応処置を取るために異常発生した発行処理の取
引内容を照会する必要がある。

しかし、取引内容の照会操作をすると、ホストのプロ
グラムを変更しない限り、ホストから応答される仕掛り
中の発行データのヘッダ部分にある端末設定店番、端末
機番、端末取引通番が表示されてしまう。

このデータは控え伝票記録用のデータであり、このデ
ータではオペレータは処理中の取引の内容が分からな
い。オペレータが知りたいデータは異常発生した発行処
理の通帳識別コード、取引科目、口座番号である。この
ため、オペレータが分かり易いデータを表示するにはホ
スト側のプログラムの変更が必要となる。という問題点
がある。

本発明は、ホストコンピュータ側のプログラム変更を
必要としないで自動通帳発行を行うことができ、記帳洩
れ照会時にオペレータが容易に分かるデータを表示する
ことができる通帳発行システムを提供することを目的と
している。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。図におい
て、 ３は顧客データ，通帳識別コード，取引科目及び口座番
号を含む取引データがファイルされる取引データファイ
ルを備えた上位装置、 １は少なくとも１台設けられ、取引データ及び新規通
帳の発行指示を入力，或いは通帳発行処理中に異常が発
生したときに照会機番データを入力する入力手段、及び
入力手段12による入力に基いて上位装置３から応答され
るデータの少なくとも一部を表示する表示手段を備えた
入出力装置、 ４は複数の新規通帳を収容する収容部，及び上位装置
３からの発行データに基いて収容部から送出された新規
通帳に発行に必要なデータを記録する記録部を備え、記
録部で記録された新規通帳を発行する通帳発行装置、 ２は第１の記憶手段24及び送信手段27を備え、上位装
置３に接続され、入出力装置１及び通帳発行装置４を制
御する制御装置、 24は制御装置２に設けられ、入出力装置１から入力さ
れた取引データ及び新規通帳の発行指示に基いて上位装
置３から応答された取引データ及び新規通帳の発行指示
を含む発行データを記憶する第１の記憶手段、 27は制御装置２に設けられ、第１の記憶手段24から読
み出された発行データを通帳発行装置４へ送信し、照会
機番データが入力されたときは、第１の記憶手段24から
読み出された発行データ中の通帳識別コード，取引科
目，口座番号を含む通帳関連データを該当する入出力装
置１へ送信する送信手段である。

従って、通帳発行装置４は送信手段27によって送信さ
れた発行データに基いて新規通帳を発行し、入出力装置
１は送信手段27によって送信された通帳関連データを表
示手段13に表示するように構成されている。

請求項２では、制御装置は、発行データから照会機番
データを入力した入出力装置の機番データ及び通帳関連
データを抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出さ
れた機番データ及び通帳関連データを対応させて記憶す
る第２の記憶手段とを備え、入出力装置からの照会機番
データの入力に基いて第２の記憶手段に記憶された機番
データに対応する通帳関連データを読み出して表示手段
に表示するように構成されている。

〔作用〕

入出力装置１から取引データの入力及び新規通帳の発
行を指示入力すると、入力された取引データ及び発行指
示は制御装置２を経由して上位装置３へ送られ、上位装
置３は取引データファイルから取引データを含む発行デ
ータを応答する。発行データを第１の記憶手段24に記憶
し、発行データを読み出して送信手段27により通帳発行
装置４へ送ると、通帳発行装置４では発行データに基い
て収容部から新規通帳を送出して新規通帳に発行に必要
なデータを記録して発行する。従って、制御装置２の機
能付加だけで、上位装置３側のプログラム変更をしなく
ても新規通帳を発行することができる。

また、通帳発行処理中に異常が発生したときに、機番
照会データを入力すると、発行データ中の通帳関連デー
タを送信手段27により該当する入出力装置１へ送信して
表示することにより、オペレータが分かり易いデータが
表示される。

請求項２では、抽出手段により発行データから通帳関
連データを抽出して第２の記憶手段に記憶し、機番照会
データの入力により第２の記憶手段から通帳関連データ
を読み出して該当する入出力装置１へ送信して表示する
ことにより、オペレータが分かり易いデータが表示され
る。

このようにして、機能を付加した制御装置２を上位装
置３に接続し、制御装置２により入出力装置１及び通帳
発行装置４を制御する通帳発行システムとすることで、
上位装置３は、従来方法と全く同様に、発行データを制
御装置２に応答すればよいので、上位装置３側のプログ
ラムを変更する必要がなく、自動通帳発行を行うことが
でき、プログラムの開発費用を節約することができる。
しかも、通帳発行中の異常発生で、機番照会データを入
力したときに、オペレータが分かり易い通帳関連データ
を表示することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図〜第４図を参照して
説明する。第２図で第１図に対応するものは１点鎖線で
囲んで示している。全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。

第２図に示すように、窓口端末装置1b及び通帳発行装
置4aがT/C2bに接続され、T/C2bは回線でホスト3aに接続
されている。

窓口端末装置1bは、従来例で説明した窓口端末装置1a
の機能の他に、キーボード12aに窓口端末装置1bの機番
データ入力釦12bを備えている。

T/C2bは、CPU20,制御プログラムを備えたプログラム
部21,窓口端末装置1bとホスト3aとの交信を中断し、ま
た後述する対応データを窓口端末装置1bへ送信する送受
信部22（送信手段），ホスト3aから応答された新規通帳
或いは証書発行時の応答電文から発行データ（端末機
番，即ち、窓口端末装置1bの機番，端末取引通番等の端
末関連データ，媒体識別コード，科目，口座番号等の通
帳磁気ストライプ（以下MSという）関連データ，及び通
帳表紙，表紙裏面，通帳／証書明細用データ等の記帳位
置／明細関連データ）を抽出する発行データ抽出部23,
発行データ抽出部23によって抽出された発行データを記
憶する発行データファイル24a（第１の記憶手段），ホ
スト3aからの応答電文から端末関連データ及びMS関連デ
ータを抽出するデータ抽出部25（抽出手段），データ抽
出部25によって抽出された端末関連データＡとMS関連デ
ータＢを対応させた対応データを記憶する対応データフ
ァイル26（第２の記憶手段），通帳発行装置4aとの交
信，即ち、発行データ及び対応データの記憶が完了した
時に、発行依頼信号の送信，発行データ要求信号の受
信，及び発行データファイル24aから読み出された発行
データの送信を行う送受信部27（送信手段）ａを備えて
いる。

通帳発行装置4aは、CPU40,制御プログラムを備えたプ
ログラム部41,T/C2bとの交信を行う送受信部42,受信し
た発行依頼信号に基づいて発行データ要求信号を発信す
るデータ要求部43,複数種類の未使用通帳／証書が分類
収容された収容部44,発行依頼信号に基づいて収容部44
から該当する通帳／証書を繰出して搬送する媒体繰出搬
送機構45,通帳／証書に印字するプリンタ部46で構成さ
れている。

このような構成及び機能を有するので、通常の記帳作
業は窓口端末装置1bで行い、新規発行は通帳発行装置4a
で行う。次に第３図のフローチャート及び第４図の説明
図により新規通帳を発行する時の作用を説明する。

まず、窓口端末装置1bは、例えば普通預金の新規通帳
を発行する時は新規普通預金釦を押下し、顧客氏名，金
額等を入力し入力完了釦を押下する。すると発行取引要
求信号が発信される。（第４図中ａで示す） 入力データはT/C2bの送受信部22を経由してホスト3a
に送られて新規通帳発行要求が判別され、口座番号が設
定されて金額等と共にファイルされた後、読み出されて
応答される。

応答データがT/C2bの送受信部22を経由する時に、ま
ずデータ抽出部25は応答データから端末関連データとMS
関連データを抽出して対応させて対応データファイル26
に記憶し、次いで発行データ抽出部23は発行データを抽
出して発行データファイル24aに記憶する。

実際には応答データは例えば第４図に示すように、Fi
rst（Ｆ）,Middle（Ｍ）,Last（Ｌ）の複数に分割して
応答され、MS関連データは、図中ｂ〜ｉの順序で抽出，
記憶される。

抽出されたデータがすべて対応データファイル26及び
発行データファイル24aに記憶されると、発行依頼信号
が送受信部27aから通帳発行装置4aへ送られる。（第４
図中ｊで示す） 通帳発行装置4aは受信した発行依頼信号に基いて、デ
ータ要求部43から発行データ要求信号を発信して送受信
部42からT/C2bへ送信する。（第４図中ｋで示す） T/C2bは発行データファイル24aから発行データを読み
出して通帳発行装置4aへ送る。（第４図中ｌで示す） 通帳発行装置4aは受信した発行データによって該当す
る通帳／証書を媒体繰出搬送機構45により収容部44から
繰り出してプリンタ部46にセットし口座番号，氏名，金
額等を印字して発行する。

一方、の応答データはT/C2bから窓口端末装置1bへ
送られ、控伝票に印字される。

また通帳発行において、発行処理中に異常が発生した
場合，即ち、通帳発行装置4aへ発行依頼信号が送信済
で、収容した通帳／証書が無くなったり、媒体繰出搬送
機構45或いはプリンタ部46等の故障が生じて発行ができ
なくなり、発行データファイル24aに発行データが残っ
てしまった時には、CRT13にエラー情報が表示され、オ
ペレータはキーボード12aの機番データ入力釦12bから機
番データを入力すると、対応データファイル26から端末
関連データＡ中の機番データをキーとして対応するMS関
連データＢが読み出されて送受信部22から窓口端末装置
1bへ送られて、CRT13に表示される。そこでオペレータ
は表示から媒体識別コード，科目，口座番号が認識で
き、窓口端末装置1bによる新規発行等の対応処置を取
る。

またT/C2bが電源ダウンした時の対応策として、バッ
テリサポートされている対応データファイル26の対応デ
ータを電源回復時に発行データファイル24aに書込んで
復元する。

このようにして、ホスト3aの構成及び制御プログラム
の変更することなく、新規通帳／証書を通帳発行装置4a
から自動発行することができるので、ホスト3aのプログ
ラムの開発負担がなく、通帳発行装置4aをシステムに容
易に導入することができる。また発行障害が発生した時
の照会に対する応答表示データが分かり易いので、オペ
レータの運用が容易になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、通帳発行装置を
システムに導入する場合に、 ホスト側のプログラムの変更，新規開発の必要がない
ので、費用が節約でき導入が容易である。

発行データを通帳発行装置へ送信した後に、通帳発行
装置の異常発生によって、入出力装置から照会した時に
オペレータが分かり易い関連データを表示することがで
きるので、運用が容易になる。という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、 第３図は第２図のフローチャート、 第４図は実施例の説明図、 第５図は従来例を示すブロック図である。 図において、 １は入出力装置、1a,1bは窓口端末装置、 2a,2bはT/C、３は上位装置、 3aはホスト、4,4aは通帳発行装置、 24は第１の記憶手段、 24aは発行データファイル、 25はデータ抽出部、26は対応データファイル、 27は送信手段、22,27aは送受信部を示す。

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】顧客データ，通帳識別コード，取引科目及
   び口座番号を含む取引データがファイルされる取引デー
   タファイルを備えた上位装置と、 取引データ及び新規通帳の発行指示を入力，或いは通帳
   発行処理中に異常が発生したときに照会機番データを入
   力する入力手段，及び入力手段による入力に基いて上位
   装置から応答されるデータの少なくとも一部を表示する
   表示手段を備えた少なくとも１台の入出力装置と、 複数の新規通帳を収容する収容部，及び上位装置からの
   発行データに基いて収容部から送出された新規通帳に発
   行に必要なデータを記録する記録部を備え、記録部で記
   録された新規通帳を発行する通帳発行装置と、 上位装置に接続され、入出力装置及び通帳発行装置を制
   御する制御装置とから成る通帳発行システムであって、 前記制御装置は、前記入出力装置から入力された取引デ
   ータ及び新規通帳の発行指示に基いて前記上位装置から
   応答された取引データ及び新規通帳の発行指示を含む発
   行データを記憶する第１の記憶手段と、 第１の記憶手段から読み出された発行データを前記通帳
   発行装置へ送信し、照会機番データが入力されたとき
   は、第１の記憶手段から読み出された発行データ中の通
   帳識別コード，取引科目，口座番号を含む通帳関連デー
   タを該当する入出力装置へ送信する送信手段とを備え、 該通帳発行装置は、送信手段によって送信された発行デ
   ータに基いて新規通帳を発行し、入力出力装置は、送信
   手段によって送信された通帳関連データを表示手段に表
   示することを特徴とする通帳発行システム。
2. 【請求項２】前記制御装置は、前記発行データから照会
   機番データを入力した入出力装置の機番データ及び前記
   通帳関連データを抽出する抽出手段と、 該抽出手段によって抽出された機番データ及び通帳関連
   データを対応させて記憶する第２の記憶手段とを備え、 入出力装置からの照会機番データの入力に基いて第２の
   記憶手段に記憶された機番データに対応する通帳関連デ
   ータを読み出して前記表示手段に表示することを特徴と
   する請求項１に記載の通帳発行システム。