JP2656281B2 - 自動化学分析装置 - Google Patents

自動化学分析装置

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JP2656281B2
JP2656281B2 JP63021186A JP2118688A JP2656281B2 JP 2656281 B2 JP2656281 B2 JP 2656281B2 JP 63021186 A JP63021186 A JP 63021186A JP 2118688 A JP2118688 A JP 2118688A JP 2656281 B2 JP2656281 B2 JP 2656281B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00603Reinspection of samples

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば血清等の微量の被検試料を高精度、
かつ、自動的に分析する自動化学分析装置に関する。
(従来の技術) この種の自動化学分析装置は、被検試料及び試薬を反
応容器内に分注し、その反応液の反応の進行度合を例え
ば光学的に分析して分析データを得るようにしている。
ところが、従来の自動化学分析装置では一度採取され
た前記被検試料は一度自動分析に供されると、その分析
結果あるいは同時にその正常値を表示して、その後該被
検試料を廃棄するようにしている。
従って、得られた分析結果に何らかの異常値が検出さ
れても新に被検試料を採取しなければならず、またさら
に分析すべき項目を試行錯誤的手法により選択する必要
があった。
(発明が解決しようとする課題) このような従来の自動化学分析装置では、被検試料の
検査(分析)から診断が下されるまでに例えば1週間以
上の長期間を要するとともに、この期間中に患者の容体
は刻々と悪化することになる。さらに、被検試料の再検
査を実行をしようとした際に、該再検査項目を無用に多
く設定すると、該検査時間に長時間を要することとなり
上記と同様の弊害を招く結果となるので安易に再検査を
行うことができず、診断機会を逃す恐れがあるという問
題があった。
そこで本発明は、分析結果から再分析項目を選択し、
しかも被検試料を廃棄前に再分析できる自動化学分析装
置の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、被検試料と試薬
を反応させる反応容器と、特定の分析項目について前記
被検試料を化学分析する分析手段と、各分析項目毎に分
析値の異常値範囲を複数のレベルに分割して記憶すると
ともにこの異常レベルに対応する再検査項目を記憶する
記憶手段と、前記異常値範囲と分析値とを比較して異常
レベルを判断する比較判断手段と、この比較判断結果に
基づき異常レベルに対応して前記記憶手段に記憶されて
いる再検査項目を前記被検試料の廃棄前に再実行する再
実行手段と、を備えたことを特徴とするものである。
(作 用) 上記構成を備えた本発明では、記憶手段に異常レベル
に応じた再検査項目を記憶しているので、異常レベルに
応じた項目の再検査が可能である。
(実施例) 以下本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は一実施例自動化学分析装置の構成ブロック図
である。
同図において自動化学分析装置は、所定角度ずつ間欠
移動するターンテーブル型の反応ライン1には複数の反
応容器1aが環状に配列されている。この反応ライン1の
一側方には、複数の試薬容器2aを配列した試薬トレイ2
と、複数の被検試料容器3aを配列した被検試料トレイ3
と、プロープ洗浄部4とが並設されている。これら反応
ライン1,試薬トレイ2及び被検試料トレイ3,プローブ洗
浄部4の上方にはアーム5が架け渡されており、このア
ーム5には図示しない駆動機構によりその長手方向に移
動動作させる移動ブロック6が設けられている。
また、移動ブロック6には分注装置7のサンプルプロ
ーブ7aが設けられている。
分注装置7はプローブ7a,ポンプ7b,希釈水容器7c及び
三方コック(図示しない),配管7e,7f,7gより構成され
ている。
反応ライン1の他側方には、光源8a,ディテクタ8b等
より成る分光計8が設けられ、反応容器1a内の反応液の
反応の進行度合を光学的に分析し、アナログ信号にて出
力するようになっている。この分光計8の出力はA/D変
換器9によりディジタル信号に変換されてCPUを中心と
して構成された制御部10に取込まれ、所定の計算手法で
分析値が算出されるようになっている。
また、この制御部10内には分析項目毎に得られる分析
値の異常値範囲,正常値範囲及び異常値範囲の各異常レ
ベルに対応した再実行すべき分析項目等を記憶するRAM
等からなる記憶手段10aを内蔵するとともに、外部には
ディスプレイ11,プリンタ12及び操作パネル13が接続さ
れている。
ここで、制御部10は前記記憶手段10aに記憶されてい
る異常値範囲と各分析値とを比較判断する比較判断手段
としての機能と、この比較判断結果に基き当該分析項目
を含む特定分析項目を再実行する再実行手段としての機
能を備えている。
また、上述した分析値の算出及び各機能の他に、反応
ライン1の回転動作,アーム5及び移動ブロック6の移
動動作,トレイ2及び3の移動動作,分注装置7の動作
等を制御する機能をも有している。
前記記憶手段10aに記憶されている異常値範囲は、本
実施例では2段階の異常レベルに分けられている。すな
わち、正常値範囲に隣接する初期段階の初期異常レベル
と、ほぼ完全に異常となる完全異常レベルである。従っ
て、制御部10は異常値範囲の各異常レベルに対応して、
当該分析項目を含む特定分析項目を再実行することにし
ている。尚、この異常値範囲は2段階の異常レベルばか
りでなく、3以上の異常レベルに分けるようにしてもよ
い。
更に、本自動化学分析装置は上記反応容器1aを所定温
度に保持するための温水の恒温槽14,反応容器1aの洗浄
・乾燥ユニット15及び試薬ポンプ16等をも備えている。
次に、上記構成を備えた自動化学分析装置の作用,効
果について図面を参照して説明する。尚、本実施例では
血液生化学検査を一例として説明する。
本装置の動作順序は第2図(a)に示すように、分注
プログラムP1,分析プログラムP2,比較判断及び再実行プ
ログラムP3の順で実行される。また、各プログラムの詳
細は同図(b),(c)にそれぞれ示す。
分注プログラムP1では、まず各被検試料の位置が制御
部10より指示される(ステップ1a)。すると、これに基
き被検試料トレイ3がアーム5に対応する所定位置に移
動され、移動ブロック6は被検試料トレイ3の所定被検
試料容器上に移動されて待機する。
そして、分注指示とともに各被検試料を所定の反応容
器に分注する(ステップ1b)。
次に、分析項目(例えば肝疾患に対して第3図に示す
1.GOTの検査,2.GPTの検査,3.中性脂肪の検査)に応じた
試薬位置の指示により試薬トレイ2が所定位置に移動さ
れる(ステップ1c)。
そして、分注指示により試薬が所定の順序で分注され
る(ステップ1d)。
以上で分注プログラムは終了するが、複数の分析項目
がある場合にはステップ1cに戻り、また複数の被検試料
がある場合にはステップ1aに戻って、上記動作が同様に
繰り返されることになる。また、前記被検試料は原液を
用いる場合ばかりでなく、希釈された状態で分析に供さ
れる場合もある。
以上のようにして分注プログラムが終了すると、次
に、分析プログラムP2及び比較判断及び再実行プログラ
ムP3が実行される。
分析プログラムP2では、まず、反応容器内の被検試料
と試薬からなる反応液が分光計8により分析され(ステ
ップ2a)、分析値が算出される(ステップ2b)。同時に
ディスプレイ11あるいはプリンタ12には該分析値等が表
示あるいは印字される。そして、比較判断及び再実行プ
ログラムP3において該分析項目の正常値範囲が読み出さ
れ(ステップ3a)、ステップ3bにおいて該分析値が正常
値範囲内に含まれるか否かが判断される。ここで、得ら
れた分析値が正常であれば当該被検試料については終了
し、該分析値が正常値範囲内に無ければステップ3cに進
む。
ステップ3cでは、異常値範囲のうち初期異常レベルで
あるかあるいは完全異常レベルであるか否かが判断さ
れ、ステップ3dに進む。
ステップ3dでは初期異常レベル又は完全異常レベルに
対応する再実行すべき分析関連項目が読み出される。そ
して、ステップ3eに進む。
ステップ3eでは、前記初期異常レベル又は完全異常レ
ベルにそれぞれ対応する特定分析項目を再実行する。
例えば、初期異常レベルであるば前述した1.GOTの検
査,2.GPTの検査,3.中性脂肪の検査の他、第3図に示す
分析項目のうち5.尿素窒素,12.β−リボたんぱく,16.BS
PとICGの検査,21.γ−GTPの実行がされ、完全異常レベ
ルであれば上記分析項目にさらに15.クレアチンホスホ
キナーゼの検査,23.AFPの検査,25.チモール混濁試験等
の実行をする。そして、ディスプレイ11あるいはプリン
タ12に該分析値等を表示あるいは印字した後、再度分注
プログラムに戻って前述の同様の動作が実行される。
そして、所定項目の分析終了により被検試料を廃棄す
る。
尚、前記異常レベルを3段階とした場合にはさらに他
の特定の分析項目等を行うようにしてもよい。
すなわち、医師が検査(分析)指示をする場合、患者
の容態,主訴から考えて大まかな指示を行う。この場
合、予め用意された第3図に示す全項目の検査を行うこ
とは希である。すなわち、検査に要する時間,手間,費
用、容態の重要性等を考慮して一部の分析項目を指示す
ることになる。この分析項目の選択は患者の主訴による
ところが大きく病気を大まかに予想し最小限の検査を短
時間を得られる様に指示する。これが前述した1.GOTの
検査,2.GPTの検査,3.中性脂肪の検査である。
ところが、選択した前記3つの検査だけで確度の高い
検査結果が常に得られるわけではなく、1.で示すGOTの
検査と3.で示す中性脂肪の検査ではそれぞれの初期異常
レベルとなったが、2.で示すGPTの検査ではぼぼ正常値
であったという場合については以下のような判断を行う
可能性がある。すなわち、 少し肝疾患が疑われるがあまり重大なものではな
く、様子を見た方がよい。
変化は少しであるが、心疾患にも疑いがある。
後者の判断によれば進行すると重大な心疾患を早期に
発見する可能性がある。
そこで本実施例では再分析項目例えば前述した6.尿素
窒素,12.β−リボたんぱく,16.BSPとICGの検査,21.γ−
GTP等を異常値範囲の各異常レベルに対応させて設定
し、前述した動作を本装置に行わせることで、被検試料
を廃棄する前に、かつ、この同じ被検試料を用いて特定
の分析項目を再実行させるようにしている。
従って、被検試料の分析から診断が下されるまでの期
間を著しく短縮することができるので、従来のようにこ
の期間中に患者の容体を悪化させることがない。さら
に、被検試料の再検査を異常レベルに対応して行うよう
にしているので該検査を適正に行うことができる。この
ようにして、初期あるいは早期に病変,被検者の健康状
態を効率良くチェックすることができる。
尚、本発明は上記一実施例に限定されず、その要旨の
範囲内で様々に変形実施が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、分析値の異常レ
ベルに応じて再検査する項目を変更しているので、適正
な再検査項目について再実行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例自動化学分析装置の構成ブロ
ック図、第2図(a)乃至(c)は第1図に示す装置の
フローチャート図、第3図は血液生化学検査と各検査に
より判断できる症状等の説明図である。 1a……反応容器、 10……比較判定手段,再実行手段、 10a……記憶手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検試料と試薬を反応させる反応容器と、 特定の分析項目について前記被検試料を化学分析する分
    析手段と、 各分析項目毎に分析値の異常値範囲を複数のレベルに分
    割して記憶するとともにこの異常レベルに対応する再検
    査項目を記憶する記憶手段と、 前記異常値範囲と分析値とを比較して異常レベルを判断
    する比較判断手段と、 この比較判断結果に基づき異常レベルに対応して前記記
    憶手段に記憶されている再検査項目を前記被検試料の廃
    棄前に再実行する再実行手段と、 を備えたことを特徴とする自動化学分析装置。
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