JP2002196005A - 再計算機能を有する自動化学分析装置 - Google Patents

再計算機能を有する自動化学分析装置

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JP2002196005A
JP2002196005A JP2000391812A JP2000391812A JP2002196005A JP 2002196005 A JP2002196005 A JP 2002196005A JP 2000391812 A JP2000391812 A JP 2000391812A JP 2000391812 A JP2000391812 A JP 2000391812A JP 2002196005 A JP2002196005 A JP 2002196005A
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JP2000391812A
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So Shiraishi
宗 白石
Taizo Yokose
泰三 横瀬
Tomonori Mimura
智憲 三村
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Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分析時の全反応過程を記憶しておき、任意のキ
ャリブレーション結果により任意の試料の濃度計算に適
用し、再計算する機能を有することにより、単純ミスに
よる検査の遅れが減少し、検査室のデータ提出スピード
アップ化や効率向上が図れる自動化学分析装置を実現す
る。 【解決手段】自動化学分析装置において、各分析毎に反
応過程を記憶しておく。キャリブレーションが失敗し、
その後測定を行った試料の濃度計算が間違って算出され
た場合、再キャリブレーションにより成功した結果を用
い、間違って算出された試料について再計算を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は臨床検査に使用する
自動化学分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動化学分析装置はコンピュータ
の導入により多検体多項目を迅速に、かつ高精度で分析
処理することができるため、病院や検査センターなどで
の生化学検査はもちろんのこと、免疫血清学検査,製薬
関連における研究機関での毒性試験など様々な分野での
検査に用いられる。
【0003】病院の検査室では自動化学分析装置にて毎
朝キャリブレーションにて測定項目の全てを校正した
後、患者検体の測定を実施している。
【0004】ここでキャリブレーションについての例を
示す。通常、濃度0のブランク液と既知濃度の標準液2
種を用意、これを測定することで検量線が描かれ、キャ
リブレーションによる校正が終了する。その結果、計算
パラメータと呼ばれる試薬ブランクの吸光度(S1AB
S)と検量線の傾き(K)が算出され、これが試料の濃
度計算に使用される。なお、試料の濃度計算の算出式は
下記の通りである。
【0005】 C=K×(Ax−S1ABS) …式(1) ただし、C:試料濃度、Ax:試料の吸光度 このような毎日のキャリブレーションにおいて病院の検
査技師が使用する場合、測定時にキャリブレーションが
失敗してしまうことがある。よくある例として標準液の
置き間違いおよび置き忘れによる単純なヒューマンエラ
ーが知られており、これは熟練した検査技師においても
よく見受けられる行為である。この背景として自動化学
分析装置の多機能化により操作が煩雑になっているこ
と、試薬メーカの開発によって測定可能項目が増加し、
従来に比べ標準液を置く箇所が倍増したことおよび病院
の業務において診察前検査を実践する施設の増加により
検査室で働く検査技師への負荷が大きくなっていること
などが原因と考えられる。
【0006】キャリブレーションが失敗した場合におい
て、そのまま測定が進行すると試料の濃度計算は間違っ
たキャリブレーション結果あるいは前回のキャリブレー
ションの結果で実施される。当該項目は再度キャリブレ
ーションが必要であり、かつその後再検が必要になるた
め、効率の悪化および試薬の無駄を生じてしまう。迅速
かつ正確な結果を求められる検査室において計り知れな
い影響を与える恐れがあった。
【0007】また、上述のようにキャリブレーションが
失敗し、測定が進行した場合、式(1)の試料の濃度計
算に示した試料である患者検体の反応事態(Ax)は同
じであるにも関わらず、計算パラメータであるS1AB
SとKが間違った結果で処理されるため、試料の値は不
正確な結果となる。再度キャリブレーションを実施し、
成功したことを確認するが、その後進行してしまった試
料については、その後再検せざるを得ず、この再検に費
やす時間および試薬は無駄であった。
【0008】また、顧客が測定結果についてその反応の
過程を確認することが出来るがこれを図2に示す。
【0009】図2は試料と試薬が混合され、反応が進む
過程をグラフ化したものであり縦軸が吸光度、横軸が測
光回数である。通常の試料は図9のaに示すような反応
過程をたどるが試薬によっては多量の界面活性剤が含ま
れているものもあり、反応中に気泡が生じることがあ
る。このような場合においては、図9のbに示すような
反応過程のポカに遭遇することがある。このポカが濃度
計算に使用する測定ポイント(試料の濃度計算式(1)
のAx)で発生した場合、データ不良となってしまう。
不良となった測定ポイントは削除することが出来ず、ま
た測定ポイントをずらすなどの変更による再計算をさせ
ることが不可能であるため、再検が必要になり、これに
費やす時間および試薬が無駄であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】自動化学分析装置にお
いて、病院の検査技師が使用する場合、特に診察前検査
および30分検査を実践している病院の検査室では毎日
迅速かつ正確なデータが求められており、実現のために
は装置の性能以上に検査技師の熟練度など手技に依存さ
れる。また現在は生化学検査以外の仕事を同時にこなさ
なければならない状況にある技師も増えており、標準液
の置き間違い等の簡単なミスが益々増加する傾向にあ
る。
【0011】キャリブレーション失敗などのミスが生じ
た場合、対処に時間が掛かるため、検査室をはじめ臨床
へ多大な迷惑が掛かり、また患者に対して病院での待ち
時間を長くしてしまう原因になることもあった。
【0012】本発明の目的は、検査室のデータ提出スピ
ードアップ化による臨床への貢献と検査室の効率向上お
よび負担軽減のために、キャリブレーション失敗時およ
びデータ不良時などの必要な際に反応過程の削除および
測定ポイントの変更を可能とし、再計算機能を有する自
動化学分析装置を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成される。
【0014】自動化学分析装置において、分析時の反応
過程、望ましくは全反応過程を記憶しておき、いつでも
確認することを可能とする。
【0015】自動化学分析装置において、濃度計算する
際必要なキャリブレーション結果即ち計算パラメータも
記憶しておき、指定あるいは編集可能とする。
【0016】自動化学分析装置において、変更した計算
パラメータでの条件下における試料の濃度算出(再計
算)を実行可能とする。
【0017】自動化学分析装置において、全ての反応過
程のデータを削除可能とし、本来のパラメータとは異な
る測定ポイントで実施した場合の再計算を実行可能とす
る。
【0018】自動化学分析装置において、再計算を実行
した結果について採用の可否をオペレータが判断可能と
し、さらに必要あれば結果の印字もしくはホストコンピ
ュータへの転送を可能とする。
【0019】自動化学分析装置において、反応過程をい
つでも確認することが出来、かつ指定した条件での再計
算を実施可能にすることで、顧客の使用において結果報
告の迅速化など、有用な機能を持った自動化学分析装置
を実現することが出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明を用いた自動化学分
析装置の一実施例を図1に示す。本装置は複数のサンプ
ルカップ1が架設できるサンプルディスク2,試料を所
定量採取するサンプルプローブ3を備えたサンプリング
機構4,複数の試薬分注を行う試薬ピペッティング機構
5a,5bおよび試薬ディスク6a,6b,複数の直接
測光用反応容器7を保持した反応ディスク8,攪拌機構
9a,9b,反応容器洗浄機構10,光度計11,機構
系全体の制御を行わせるための中央処理装置(マイクロ
コンピュータ)12a,12b,12cなどを主要に構
成されている。複数の反応容器を保持した反応ディスク
8は、1サイクル毎に半回転+1反応容器を回転させ一
時停止する動作の制御が行れる。すなわち1サイクル毎
の停止時に反応ディスク8の反応容器7は反時計方向に
1反応容器分ずつに進行した形で停止する。光度計11
は複数の検知器を有する多波長光度計が用いられてお
り、光源ランプ13と相対し反応ディスク8が回転状態
にあるとき反応容器7の列が光源ランプ13からの光束
14を通過するように構成されている。光束14の位置
と試料吐出位置15の間には反応容器洗浄機構10が配
備されている。さらに波長を選択するマルチプレクサ1
6,対数変換増幅器17,A/D変換器18,プリンタ
19,CRT20,試薬分注機構駆動回路21などから
構成され、これらはいずれもインターフェース22を経
て中央処理装置12a,12b,12cに接続されてい
る。この中央処理装置は機構系全体の制御を含めた装置
全体の制御と濃度あるいは酵素活性値演算などのデータ
処理も行う。上記の構成における動作原理を以下に説明
する。
【0021】操作パネル23にあるスタートスイッチを
押すと反応容器洗浄機構10により反応容器7の洗浄が
開始され、さらに水ブランクの測定が行われる。この値
は反応容器7で以後測定される吸光度の基準となる。反
応ディスク8の1サイクルの動作、すなわち反回転+1
反応容器をさせて一時停止する動作の繰り返しにより試
料吐出位置15まで進むと、サンプルカップ1はサンプ
リング位置に移動する。同様に2つの試薬ディスク6
a,6bも試薬ピペッティング位置に移動する。この間
にサンプリング機構4が動作し、サンプルカップ1か
ら、例えば分析項目Aの試料量をサンプルプローブ3で
吸引しその後、反応容器7に吐出する。一方試薬ピペッ
ティング機構はサンプリング機構が反応容器7に試料の
吐出を行っているとき、試薬ピペッティング機構5aが
動作を開始し試薬ディスク6aに架設した分析項目Aの
第一試薬を試薬プローブ24aによって吸引する。つい
で試薬プローブ24aは反応容器7上に移動して吸引し
た試薬を吐出した後、プローブ洗浄槽でプローブの内壁
と外壁が洗浄され、次の分析項目Bの第一試薬分注に備
える。第一試薬添加後に測光が開始される。測光は反応
ディスク8の回転時、反応容器7が光束14を横切った
ときに行われる。第一試薬添加直後、反応ディスクが2
反応容器分回転すると攪拌機構9aが作動して試料と試
薬を攪拌する。反応容器7が試料分注約5分後、すなわ
ち第二試薬分注位置まで進むと第二試薬が試薬プローブ
24bから添加されその後攪拌機構9bにより攪拌が行
われる。反応ディスク8によって反応容器7は次々と光
束14を横切りそのつど吸光度が測定される。これらの
吸光度は10分の反応時間において計34回の測光が行
われ、その吸光度データは中央処理装置12aにて記憶
される。測光を終えた反応容器7は反応容器洗浄機構1
0により洗浄され次の試料の測定に備える。試料の濃度
算出は、中央処理装置12bにて記憶されているキャリ
ブレーション結果のうち最新のものと、中央処理装置1
2aの吸光度データを中央処理装置12cにて乗ずるこ
とにより、濃度あるいは酵素活性値に換算されプリンタ
19から分析結果が出力される。すなわち、中央処理装
置12a,12b,12cは反応過程の記憶および記憶
を利用した再計算のための一連の処理手段を有してい
る。
【0022】このような自動化学分析装置における本発
明での、第1の実施形態を図3のフローチャートを用い
て説明する。この第1の実施形態はキャリブレーション
が失敗し、そのまま患者検体の測定が進行してしまった
場合の例である。
【0023】図3のステップ300において、各分析毎
に反応過程を記憶しておく。ステップ301において、
キャリブレーションが失敗したかどうか判定し、失敗し
ていなければ正常と判断し、ステップ309に進み、結
果報告となる。
【0024】またステップ301において、キャリブレ
ーションが失敗していれば、ステップ302において再
度キャリブレーションを実行し、計算パラメータを確認
する。
【0025】ステップ303において、キャリブレーシ
ョンが成功していなければ、ステップ302に戻り再度
キャリブレーションを実行する。
【0026】またステップ303において、キャリブレ
ーションが成功していれば、ステップ304に進み、失
敗した即ち間違ったキャリブレーション結果で濃度計算
された患者検体の反応過程を確認する。なお、この患者
検体の測定は反応事体は正常であるがキャリブレーショ
ン失敗により、間違った計算パラメータで濃度算出が行
われ、不正確な測定結果が出力される。
【0027】ステップ305において、図6の画面例6
01のように成功したキャリブレーション結果である計
算パラメータを指定する。なお、ここでは計算パラメー
タを入力することも可能にする。
【0028】ついでステップ306に進み、図7の画面
例701のように再計算実行ボタンを押すことにより最
新の計算パラメータ即ち成功したキャリブレーションの
結果に基づき再計算が実行され、結果が702のように
表示される。
【0029】ステップ307において、表示された再計
算結果が採用可能かどうか判定し、採用しない場合はス
テップ308に進み、再検を実施した後ステップ309
に進み、結果報告となる。
【0030】また、ステップ307において、表示され
た再計算結果を採用する場合は、図8の画面例801の
ように採用ボタンを押し、採用した結果を印字させた
り、ホストに送信することにより、ステップ309に進
み、結果報告となる。
【0031】以上のように本発明の第1の実施形態によ
れば、キャリブレーションの失敗により間違った測定結
果が算出されてしまった場合に、その後の成功したキャ
リブレーション結果に基づき該当部分の再計算が可能と
なるように構成されている。
【0032】これにより貴重な患者検体や試薬の無駄使
いを防ぎ、また結果報告までの時間も短縮することが可
能となり検査室はじめ臨床にとって有用な自動化学分析
装置を実現することが出来る。
【0033】図4は本発明の第2の実施形態であり、反
応過程を閲覧中、データ不良に遭遇した場合の例であ
る。
【0034】図4のステップ400において、各分析毎
に反応過程を記憶しておく。次にステップ401におい
て、反応過程の確認の際、データ不良を発見したかどう
か判定し、不良なし即ち正常と判断すればステップ40
7に進み、結果報告とする。
【0035】また、ステップ401において、データ不
良を発見した場合、ステップ402に進む。発見したデ
ータ不良が測定ポイントの削除や変更することでは対処
が不可能であればステップ403に進み再検を実施した
後、ステップ407にて結果報告とする。
【0036】ここでステップ402において、データ不
良の原因が例えば明らかなデータポカであり、測定ポイ
ントの削除や変更で対処可能であればステップ404に
進む。
【0037】ステップ404において図9の画面例90
1のように例えば34ポイント目が測定ポイントであり
ここでデータポカが発生しているような場合、測定ポイ
ント削除のカラム902において削除する測定ポイント
を入力することが可能である。また、測定ポイントを変
更する場合は図10の画面例1001のように測定ポイ
ント変更のカラムにおいて、変更したポイントを入力す
る。
【0038】ついでステップ405において、画面例図
9の903および図10の1002のように再計算実行
ボタンを押すことにより、測定ポイントを削除した再計
算結果C1および指定した測定ポイントによる再計算結
果C2が表示される。
【0039】ステップ406において表示された再計算
結果が採用可能かどうか判定し、採用しない場合はステ
ップ403に進み、再検を実施した後、ステップ407
に進み、結果報告となる。
【0040】また、ステップ406において、表示され
た再計算結果を採用する場合は、図8の画面例801の
ように採用ボタンを押し、採用した結果を印字させた
り、ホストに送信することにより、ステップ407に進
み、結果報告となる。
【0041】以上説明した第2の実施形態においても、
第1の実施形態と同様な効果を得ることが出来る。
【0042】なお、上記の第1および第2の実施例にお
いては、病院の検査室での使用を想定したが、試薬メー
カ等が使用することを含むものとする。図5は本発明の
第3の実施形態であり、試薬メーカを含む顧客が検討実
験を行い、その測定データの詳細調査のため、反応過程
を閲覧する場合の例である。
【0043】図5のステップ500において、各分析毎
に反応過程を記憶しておく。次にステップ501に進
み、測定データの反応過程を確認する。検討実験などに
おいては、測定データの反応過程を確認することが通例
とされている。
【0044】次にステップ502に進み、測定ポイント
の削除や変更をするかどうかを顧客が判断し、必要なけ
ればステップ503に進み、終了となる。
【0045】ここで測定ポイントの削除や変更が必要で
あればステップ504に進み、図9の画面例902のよ
うに削除するポイントを入力することが出来る。また図
10の画面例1001のように測定ポイントの変更をす
ることも出来る。ついでステップ505において、図9
の画面例903および図10の画面例1002のように
再計算実行ボタンを押すことにより再計算結果C1およ
びC2が表示され、ステップ503に進み、終了とな
る。
【0046】以上説明した第3の実施例によれば、反応
過程を確認しながら測定ポイントの削除および変更して
の再計算が可能となるように構成されている。特に試薬
メーカの使用においては、同じ試薬で数種類の測定ポイ
ントを用意して試薬検討を行うことが多い。現状では同
じ組成の試薬においても検討する条件の数だけ試薬を用
意し、測定を実施するため、試薬および時間の無駄が生
じることがあった。
【0047】これにより、試薬のロスや時間を最小限に
出来、一層効果的な検討実験をすることが出来、広い顧
客に重宝される自動分析装置を実現することが出来る。
【0048】次に以上の再計算実施時における画面例に
ついて説明する。
【0049】まず、図6のステップ600において、測
定データの反応過程の確認をする。
【0050】このとき、ステップ601において、確認
する検体番号とその項目を図12の画面例1201およ
び1202のカラムにて選択するとステップ602に進
みグラフおよび現在の濃度が表示される。
【0051】ステップ603において、グラフの縦軸を
変更する場合は、図12の画面例1203のカラムに吸
光度値を入力することによりステップ604に進み、変
更された画面が表示される。
【0052】またステップ603において、グラフの縦
軸を変更しない場合はステップ605に進み、図12の画
面例1204のように計算パラメータを選択する。次に
ステップ606において測定ポイントの削除や変更が必
要であれば図12の画面例1205および1206のカ
ラムにて削除するポイントおよび変更するポイントを入
力し、ステップ608にて図12の画面例1207を押
すことにより再計算の実行となる。またステップ606
にて測定ポイントの削除や変更が必要なければステップ
608に進み再計算の実行となる。再計算結果は図12
の画面例1208のカラムに表示される。次にステップ60
9において、図12の画面例1209のボタンを押し、
再計算結果を採用し、ステップ610に進み終了とな
る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、反応過程をいつでも確
認することが出来、かつ指定した条件での再計算を実施
可能にすることで、顧客の使用において、結果報告の迅
速化による臨床への貢献,検査室の効率向上および負担
軽減など、有用な機能を持った自動化学分析装置を実現
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動化学分析装置の構成を示す
図である。
【図2】自動化学分析装置の反応過程の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態における動作フローチ
ャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態における動作フローチ
ャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態における動作フローチ
ャートである。
【図6】本発明の画面例のフローチャートである。
【図7】自動化学分析装置の反応過程モニタ画面の一例
を示す図である。
【図8】自動化学分析装置の反応過程モニタ画面の一例
を示す図である。
【図9】自動化学分析装置の反応過程モニタ画面の一例
を示す図である。
【図10】自動化学分析装置の反応過程モニタ画面の一
例を示す図である。
【図11】自動化学分析装置の反応過程モニタ画面の一
例を示す図である。
【図12】自動化学分析装置の反応過程モニタ画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1…サンプルカップ、2…サンプルディスク、3…サン
プルプローブ、4…サンプリング機構、5…試薬ピペッ
ティング機構、6…試薬ディスク、7…直接測光用反応
容器、8…反応ディスク、9…攪拌機構、10…反応容
器洗浄機構、11…光度計、12…中央処理装置(マイ
クロコンピュータ)、13…光源ランプ、14…光束、
15…試料吐出位置、16…マルチプレクサ、17…対
数変換増幅器、18…A/D変換器、19…プリンタ、
20…CRT、21…試薬分注機構駆動回路、22…イ
ンターフェース、23…操作パネル、24…試薬プロー
ブ、601…計算パラメータを指定もしくは入力する
欄、701…再計算の実行命令を指示する欄、702…
再計算結果を表示する欄、801…再計算結果を採用す
る欄、901…データ不良の一例、902…削除する測
定ポイントの入力欄、903…再計算の実行命令を指示
する欄、1001…測定ポイント変更の入力欄、100
2…再計算の実行命令を指示する欄、a…反応過程の
例、b…反応過程にポカがあった例、C1,C2…再計
算結果を表示する欄、1201…検体番号を入力する
欄、1202…項目を選択する欄、1203…グラフ縦
軸の変更する欄、1204…計算パラメータを指定もし
くは入力する欄、1205…削除する測定ポイントの入
力欄、1206…測定ポイントを変更する欄、1207
…再計算の実行命令を指示する欄、1208…再計算結
果を表示する欄、1209…再計算結果を採用する欄。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横瀬 泰三 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 三村 智憲 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 2G058 CB05 CD04 CE08 EA02 EA04 ED03 FB02 GA03 GD00 GD02 GD05 GD07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動化学分析装置において、試料の濃度算
    出に必要なキャリブレーション結果および測定試料の反
    応過程を記憶しておき、測定済の試料について過去から
    現在までの複数のキャリブレーション結果の中から、選
    択した結果による試料濃度の再計算を可能にする手段を
    備えたことを特徴とする自動化学分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1において濃度計算する際必要なキ
    ャリブレーション結果を選択する際、自由に選択もしく
    は編集可能にする手段を備えことを特徴とする自動化学
    分析装置。
  3. 【請求項3】請求項1において記憶している反応過程の
    データから任意のポイントを削除することを可能とし、
    また本来のパラメータとは異なる測定ポイントにおいて
    も再計算を可能にする手段を備えことを特徴とする自動
    化学分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、再計算を指示する画面
    では、任意に試料の検体番号,項目およびキャリブレー
    ション結果を選択出来る手段、さらに試料の反応過程を
    グラフ表示させ、グラフ中の縦軸である吸光度の表示範
    囲を入力する手段、任意の測定ポイントを入力すること
    により、その吸光度データを表示および削除する手段、
    濃度計算に使用する測定ポイントを変更する手段、再計
    算を命令し、その結果を表示する手段、再計算結果を採
    用するかどうか判断する手段を備えたことを特徴とする
    自動化学分析装置。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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