JP2655160B2 - 転写材 - Google Patents

転写材

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JP2655160B2 JP63035963A JP3596388A JP2655160B2 JP 2655160 B2 JP2655160 B2 JP 2655160B2 JP 63035963 A JP63035963 A JP 63035963A JP 3596388 A JP3596388 A JP 3596388A JP 2655160 B2 JP2655160 B2 JP 2655160B2
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正巳 浜口
儀良 菰田
治 平岡
肇 竹村
良治 辻
成和 苗村
博基 小川
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Nissha Printing Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
    • B41M5/38214Structural details, e.g. multilayer systems
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、金属パターンと印刷パターンのみを同時
に形成することのできる転写材に関する。
【従来の技術とその課題】
従来、金属パターンと印刷パターンとを同時に形成す
る転写材として、たとえば実公昭53−21124号がある。
これは、フィルム基材の片面に該フィルム基材より剥離
容易な透明剥離層を設けた上へ任意の図柄に着色層及び
水溶性塗膜層を部分的に設け、次に全面に金属蒸着膜層
を施した後、水洗により水溶性塗膜層を溶解除去して該
水溶性塗膜層上の金属蒸着膜厚をも除去し、次に全面に
感熱接着剤層を設けてなる転写材である。このような層
構成の転写材を被転写体に転写すると、金属パターンと
印刷パターン以外の部分に、接着層や剥離層からなる透
明な層も転写される。 一方、透明な層を転写せずに金属パターンと印刷パタ
ーンとを形成するには、パターン状に接着層が形成され
た転写材を用いる。しかし、同一の転写材に金属パター
ンと印刷パターンとが形成されていないので、金属パタ
ーンあるいは印刷パターンは別個の転写工程にて表現さ
れる。 この発明は、以上のような問題点を解決し、金属パタ
ーンと印刷パターンのみを同時に形成することのできる
転写材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は、以上の目的を達成するために、次のよう
に構成した。すなわち、この発明の転写材は、基材シー
ト上に剥離層を介して金属蒸着層が全面に設けられ、そ
の上に接着層がパターン状に設けられ、この接着層と重
複しない部分に水溶性樹脂層が設けられ、その上に着色
接着層がパターン状に設けられるように構成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明す
る。 第1図はこの発明の転写材の一実施例を示す断面図で
ある。第2図は、この発明の転写材が被転写体に転写さ
れた直後の状態を示す断面図である。第3図は、この発
明の転写材が被転写体に転写され、水洗工程を経た後の
状態を示す断面図である。1は基体シート、2は剥離
層、3は着色層、4は蒸着前アンカー層、5は金属蒸着
層、6は接着層、7は水溶性樹脂層、8は着色接着層、
9は被転写体をそれぞれ示す。 基体シート1としては、ポリエチレンテレフタレート
やポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロン・セロハン
などのプラスチックフィルム、あるいはこれらと紙との
複合フィルムなど、通常の転写材の基体シートとして用
いられるものを用いる。また、剥離性を向上させるた
め、基体シート1表面に剥離処理を施してもよい。 剥離層2は、基体シート1に全面に設けられるもので
あり、転写後は基体シート1から剥離して被転写体の表
面になる層である。その材質としては、熱可塑性樹脂や
熱硬化性樹脂あるいは二液硬化性樹脂でもよい。特に表
面強度が要求される場合は、紫外線硬化性樹脂または電
子線硬化性樹脂を用いるとよい。このような材質の剥離
層2は、ロールコート法やグラビア印刷法・スクリーン
印刷法など通常の印刷方法により基体シート1上に形成
される。 金属蒸着層5は、金属光沢を現出するために剥離層2
上に全面に形成される。この金属蒸着層5は、接着層6
によってパターン化されて金属パターンを表現する層で
ある。金属蒸着層5は、真空蒸着法やスパッタリング法
・イオンプレーティング法などで形成され、蒸着金属と
しては、アルミニウムやニッケル・クロムなどの金属を
用いることができる。 接着層6は、金属蒸着層5の上にパターン状に形成さ
れ、転写後に剥離層2や金属蒸着層5などをパターン化
して被転写体9上に金属パターンを形成する。接着層6
はスクリーン印刷法により形成される。またその層厚
は、転写性および仕上がり外観上の問題から0.5〜15μ
mにすることが望ましい。接着層6に用いる樹脂の種類
として、紫外線硬化性樹脂あるいは電子線硬化性樹脂を
用いた場合は、転写後に紫外線または電子線を照射する
ことにより接着強度の非常に優れたものに仕上げること
ができる。メラミンやエポキシなどの熱硬化性樹脂を用
いる場合は、転写後に加熱処理が行われることにより必
要な強度が得られる。 水溶性樹脂層7は、金属蒸着層5上の接着層6と重複
しない部分に形成され、転写後は水洗工程を経て溶解し
除去されるものである。水溶性樹脂層7に用いる樹脂の
種類としては、ポリビニールアルコール、ヒドロキシプ
ロピルセルロースなどの樹脂でインキ化できるものであ
れば使用できる。水溶性樹脂層7の印刷方式はグラビア
印刷、スクリーン印刷などいずれの方式でもよいが、次
に設けられる着色接着層8はスクリーン印刷で形成され
ることが好ましいので、これと同一の印刷方式とすると
作業がより簡単となる。 着色接着層8は、水溶性樹脂層7上に形成され、転写
後は水溶性樹脂層7との界面で剥離し被転写体9上に印
刷パターンを形成する。その材質としては、基本的には
接着層6と同一の樹脂を用いる。転写後は被転写体表面
に印刷パターンを形成するので、所望の色になるよう通
常の方法でインキ化したものを用いる。 また必要に応じて、剥離層2と金属蒸着層5との間に
着色層3を設けてもよい。着色層3は金属パターンを着
色するための層であり、部分的または全面に必要に応じ
て設けられる。金属蒸着層5がアルミニウムを用いたも
のであり、金発色を必要とする場合は黄色の着色層3を
設ける。また金銀の二色の発色を必要とする場合は、金
発色を必要とする部分に黄色の着色層3を設け、銀発色
を必要とする部分には着色層3を設けないようにする。
このようにすれば、金銀二色の金属パターンを同時に形
成することができる。着色層3の形成方法は特に限定さ
れない。 蒸着前アンカー層4は、金属蒸着層5の密着性を向上
させるために、必要に応じて金属蒸着層5を設ける前に
設けられる。蒸着前アンカー層4は、金属蒸着層5の支
持層となるべき層であり、金属蒸着層5が固着するもの
であれば特に限定されない。たとえば、二液硬化性ウレ
タン樹脂、メラミン系やエポキシ系などの熱硬化性樹
脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂などの熱可塑性
樹脂を用いることができる。 なお、この発明の転写材が転写される被転写体として
は、ガラスやプラスチックなど通常の転写加工に用いら
れるものであれば特に限定されない。また、転写方法と
しては、ロール転写法やアップダウン転写法、あるいは
インモールド転写法など通常の転写法であれば特に限定
されない。
【作用】
この発明の転写材を被転写体9上に重ね合わせた後、
加熱および/または加圧する。 次いで、基体シートを剥離すると第2図に示すよう
に、接着層6または着色接着層8がある部分は基体シー
ト1と剥離層2との界面で剥離し、接着層6の部分の剥
離層2・金属蒸着層5・接着層6、または着色接着層8
の部分の剥離層2・金属蒸着層5・水溶性樹脂層7が被
転写体9表面に接着される。これは、基体シート1と剥
離層2との密着強度が、他の層間の密度強度よりも小さ
いからである。 また、接着層6および着色接着層8とを有さない部分
は被転写体9と接着せずに基体シート1と共に剥離す
る。 次いで、この被転写体9を水洗する。水洗する方法と
しては、水または温水への浸漬、水または温水によるシ
ャワー洗浄、水または温水中での超音波洗浄など種々の
手段を採ることができる。水溶性樹脂層7はこの水分に
より溶解し、水溶性樹脂層7上に形成されている剥離層
2・金属蒸着層5とともに除去される。水溶性樹脂層7
の溶解、除去が不充分な場合は、水洗後布で拭き取ると
か、細かいブラシで掻き取るなどの機械的な除去を行な
うようにしてもよい。このようにして着色接着層8のみ
が被転写体9表面に接着し、印刷パターンが形成され
る。
【実施例】
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、下記の組成1からなるインキを用いてグラビア印刷
法にて厚さ2μmの剥離層を設けた。その上に、二液型
ポリウレタン樹脂を用いてグラビア印刷法にて厚さ0.8
μmの蒸着前アンカー層を設けた。次いで160℃にて30
秒間加熱処理を行った。 さらにその上に、通常の高周波加熱法による蒸着法に
てアルミニウム蒸着を行ない、厚さ50nmの金属蒸着層を
設けた。 接着層は、メラミン・エポキシ系の熱硬化性樹脂を用
い、スクリーン印刷法にて厚さ4μmの接着層をパター
ン状に設けた。 水溶性樹脂層として、ヒドロキシプロピルセルロース
を用い、スクリーン印刷法にて厚さ2μmになるように
前記接着層と重複しない部分に設けた。 最後に、接着層と同一樹脂を黒インキ化したインキを
用い、水溶性樹脂層の上に文字を2μmの厚みで印刷
し、転写材を得た。 組成1 (重量部) 分子量20,000のポリメチルメタアクリレートの側鎖にア
クロイル基を導入したプレポリマー 100 有機溶剤 30 トリメチロールプロパントリアクリレート 20 ベンゾインエチルエーテル 5 この転写材をガラス瓶に貼着し、基体シートを剥離し
た。 次に、180℃で30分間加熱して接着層の硬化をさせる
と同時にガラス瓶への固着強度を向上させた。 次いで、洗瓶工程を兼ねた温浴中で洗瓶をすることに
より、水溶性樹脂が洗い落とされて着色接着層が現出
し、美麗な装飾ガラス瓶が得られた。
【発明の効果】
この発明の転写材は、基体シート上に剥離層を介して
金属蒸着層が全面に設けられ、その上に接着層がパター
ン状に設けられ、この接着層と重複しない部分に水溶性
樹脂層が設けられ、その上に着色接着層がパターン状に
設けられるように構成されているので、金属パターンと
印刷パターンのみを一工程の転写で形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の転写材の一実施例を示す断面図で
ある。第2図は、この発明の転写材が被転写体に転写さ
れた直後の状態を示す断面図である。第3図は、この発
明の転写材が被転写体に転写され、水洗工程を経た後の
状態を示す断面図である。 1……基体シート、2……剥離層、3……着色層、4…
…蒸着前アンカー層、5……金属蒸着層、6……接着
層、7……水溶性樹脂層、8……着色接着層、9……被
転写体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 肇 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日本写真印刷株式会社内 (72)発明者 辻 良治 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日本写真印刷株式会社内 (72)発明者 苗村 成和 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日本写真印刷株式会社内 (72)発明者 小川 博基 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日本写真印刷株式会社内 審査官 宮崎 敏長 (56)参考文献 特開 平1−192599(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体シート(1)に剥離層(2)を介して
    金属蒸着層(5)が全面に設けられ、その上に接着層
    (6)がパターン状に設けられ、この接着層(6)と重
    複しない部分に水溶性樹脂層(7)が設けられ、その上
    に着色接着層(8)がパターン状に設けられていること
    を特徴とする転写材。
JP63035963A 1988-02-18 1988-02-18 転写材 Expired - Fee Related JP2655160B2 (ja)

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