JP2654120B2 - 熱硬化型被覆組成物 - Google Patents

熱硬化型被覆組成物

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JP2654120B2 JP24065988A JP24065988A JP2654120B2 JP 2654120 B2 JP2654120 B2 JP 2654120B2 JP 24065988 A JP24065988 A JP 24065988A JP 24065988 A JP24065988 A JP 24065988A JP 2654120 B2 JP2654120 B2 JP 2654120B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱硬化型被覆組成物に関し、さらに詳しくは
本発明は自動車ボディの塗膜等の高度の美粧性と性能と
が要求される塗膜を形成する上塗り塗装の熱硬化性クリ
ヤーコート用塗料に用いるのに適した熱硬化型被覆組成
物に関する。
[従来の技術] 自動車ボディの塗装においては、電着塗装と中塗り塗
装とを行った後に、着色顔料、メタリック顔料等の顔料
を含有したベースコート用塗料及びクリヤーコート用塗
料をウェット・オン・ウェット方式で重ね塗りし、その
後両塗料を同時に加熱硬化させて、いわゆる2コート1
ベーク方式が一般に採用されている。
近年、自動車メーカーの海外生産に伴う国際競争の中
で、耐候性を含めて長期の耐久性に対する要求がますま
す強まってきている。耐久性向上のための改善策として
クリヤーコート用塗料中に紫外線吸収剤及び/又は光安
定剤を添加する方法が極めて一般的である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、それらの紫外線吸収剤及び/又は光安
定剤は添加剤としての使用であるために、屋外暴露時に
熱硬化塗膜の表面から脱落し、経時的にその効果が失わ
れるという問題がある。又、熱硬化性樹脂系に用いる光
安定剤はアミン構造を持っているため、多量に使用する
とオーバーベーク時の黄変の問題、耐水性の問題が生
じ、特に、スルホン酸系触媒を必要とするメチル化メラ
ミン樹脂を硬化剤として使用する場合は硬化障害を起こ
し、十分な性能が得られるという問題があった。
本発明の目的は、2コート1ベーク方式において、上
記のような問題点の解消された、即ちアクリルアミノ系
熱硬化塗膜の有する美粧性、耐水性を維持し且つ耐候性
に優れた塗膜を形成するために用いるのに適した熱硬化
型被覆組成物を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明の熱硬化型被覆組成物は (i)(a)水酸基含有ビニルモノマー:10〜60重量
%、 (b)カルボキシル基含有ビニルモノマー:0.2〜10重量
%、 (c)一般式 (式中、R1は水素原子又はメチル基であり、R2は水素原
子又はメチル基である) で表される(メタ)アクリル酸エステル:0.5〜10重量
%、 (d)一般式 (式中、R3は水素原子又はメチル基であり、R4は水素原
子数4個以上のアルキル基である) で表される(メタ)アクリル酸エステル:15〜50重量
%、及び (e)共重合可能なその他のビニル系モノマー:0〜50重
量% を共重合して得られるアクリル系共重合体(A)50〜90
重量%、及び (ii)アミノ樹脂(B)10〜50重量% を含むことを特徴とする。
本発明の熱硬化型被覆組成物は、顔料を配合した熱硬
化性ベースコート用塗料及び熱硬化性クリヤーコート用
塗料をウェット・オン・ウェット方式により重ね塗りし
その後両塗料を同時に加熱硬化させることからなる上塗
り塗料に用いる熱硬化性クリヤーコート用塗料として用
いるのに適している。
本発明の熱硬化型被覆組成物に用いるアクリル系共重
合体(A)はモノマー単位として少なくとも一種の水酸
基含有ビニルモノマーを10〜60重量%含有する。この水
酸基含有ビニルモノマーの例としてヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、4−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等
のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートとエチレオキシドと
の付加物及び2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トとプロピレンオキシドとの付加物;2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとγ−ブチロラクトンとの付加
物、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとε−
カプロラクトンとの付加物等の2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートと有機ラクトン類との付加物を挙
げることができる。また「カージュラE」(シェル化学
(株)製合成脂肪酸のグリシジルエステル)に代表され
る、モノエポキシ化合物と(メタ)アクリル酸、フマル
酸又はマレイン酸とのエステル化反応物、重合性不飽和
基を有する低分子量ポリエステル樹脂等を挙げることが
できる。
本発明において水酸基含有ビニルモノマーの量が10重
量%未満の場合にはアクリル系共重合体(A)とアミノ
樹脂(B)との架橋反応による硬化塗膜の架橋密度が低
く、そのため十分な塗膜性能が得られず、また60重量%
を越える場合には硬化塗膜の耐水性が低下するので好ま
しくない。
モノマー単位である前記(i)(b)のカルボキシル
基含有ビニルモノマーは、アクリル系共重合体(A)と
顔料との親和性を向上させ、またアミノ樹脂との架橋反
応の触媒として重要な役割を果たす。このカルボキシル
基含有ビニルモノマーの例として1個又は2個以上のカ
ルボキシル基を有する重合性単量体、例えばα,β−モ
ノエチレン型不飽和カルボン酸、具体的にはアクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマル
酸並びにこれらの酸のモノアルキルエステル(例えばモ
ノメチルエステル、モノエチルエステル、モノブチルエ
ステル等)を挙げることができる。
本発明においてカルボキシル基含有ビニルモノマーは
0.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の量で用いら
れる。0.2重量%未満の場合には上記の効果は不十分で
あり、また10重量%を越える場合にはアクリル系共重合
体(A)の溶液粘度が高くなり、耐水性も低下するので
好ましくない。
モノマー単位である前記(i)(c)の一般式(I)
の(メタ)アクリル酸エステルは耐候性を向上させる。
この(メタ)アクリル酸エステルの例として2,2,6,6−
テトラメチルピペリジニルメタクリレート、2,2,6,6−
テトラメチルピペリジニルアクリレート、N−メチル−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジニルメタクリレート、
N−メチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニルアク
リレートを挙げることができる。
本発明において一般式(I)の(メタ)アクリル酸エ
ステルは0.5〜10重量%、好ましくは0.5〜4重量%の量
で用いられる。0.5重量%未満の場合には耐候性向上と
いう効果が十分には発揮されず、また10重量%を越える
場合には塗膜の黄変性の問題があるので好ましくない。
モノマー単位である上記(i)(d)の一般式(II)
の(メタ)アクリル酸エステルは美粧性、耐候性及び可
撓性を向上させる。この(メタ)アクリル酸エステルの
例として、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレ
ート、6−ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、8−オクチル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メ
タ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
本発明において一般式(II)の(メタ)アクリル酸エ
ステルは15〜50重量%の量で用いられる。15重量%未満
の場合には十分な美粧性と耐候性等の塗膜性能をバラン
スがとずれ、逆に50重量%を越える場合には耐溶剤性が
低下するので好ましくない。
モノマー単位である上記(i)(e)の共重合可能な
その他のビニル系モノマーとしてスチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトレエン等のスチレン誘導体;アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル等の重合性不飽和ニト
リル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエ
ステル類;N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、
N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブト
キシメチル(メタ)アクリルアミド等のN−アルコキシ
置換アミド類;グリシジル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アリルグリシジルエーテル、メタグリシジル(メ
タ)アクリル酸エステル等のエポキシ基含有モノマー;
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリル酸、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリル酸等の塩基性モノマー;
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸プロピル等の(メタ)アクリル
酸エステルを挙げることができる。
本発明において共重合可能なその他のビニル系モノマ
ーは任意成分であり、0〜50重量%の量で用いることが
できる。
本発明の熱硬化型被覆組成物に用いるアクリル系共重
合体(A)は溶液重合法、塊状重合法、乳化重合法等の
公知のいずれの重合法によっても得ることができるが、
特に溶液重合法によって得られた共重合体であることが
望ましい。溶液重合法による場合には、有機溶剤及び重
合開始剤の存在下で前記モノマーの混合物を共重合させ
る。使用する有機溶剤はイソプロピルアルコール、n−
ブタノール、トルエン、キシレン等の通常用いられてい
る有機溶剤でよく、また重合開始剤もアゾビスイソブチ
ロニトリル、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロペルオキ
シド等の通常用いられている重合開始剤でよい。更に、
必要に応じて2−メルカプトエタノール、n−オクチル
メルカプタ等の連鎖移動剤を使用することができる。
本発明の熱硬化型被覆組成物は、主たる用途である自
動車用塗料における前記の品質性能を満足するように、
前記のアクリル系共重合体(A)に加えて、アミノ樹脂
(B)を硬化剤として含有する。アミノ樹脂(B)は10
〜50重量%の量で用いられる。10重量%未満の場合には
硬化塗膜の架橋密度が低く、そのため塗膜の耐候性、耐
溶剤性、耐水性等が不十分となり、また50重量%を越え
る場合には硬化塗膜の光沢感、メタリック感をはじめ物
理的及び化学的性質が悪くなるので好ましくない。この
アミノ樹脂(B)の具体例としては、アミノトリアジ
ン、尿素、ジシアンジアミン又はN,N−エチレン尿素を
メチロール化し、次いでシクロヘキサノール又は炭素原
子数1〜6子のアルカノールによってアルキルエーテル
化して得られ、特にアミノトリアジンから得られるもの
があり、例えばメチルエーテル化メラミン樹脂、ブチル
エーテル化メラミン樹脂等が好適である。
更に、本発明の熱硬化型被覆組成物において、硬化を
促進するために、パラトルエンスルホン酸、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸又は
それらのアミノ中和物で代表される外部酸触媒を使用す
ることができる。
前記のアクリル系共重合耐(A)及びアミノ樹脂
(B)からなる本発明の熱硬化型被覆組成物は、その使
用に際して、通常は希釈用有機溶剤で適当な粘度となる
ように希釈調整して使用される。希釈用有機溶剤として
は、例えば、芳香族石油誘導体であるキシレン、ソレベ
ッソ#100(エッソ社製)、ケトン系の2−ヘプタノン
(イーストマン社製)を挙げることができる。
本発明の熱硬化型被覆組成物である熱硬化性クリヤー
コート用塗料と共に使用する熱硬化性ベースコート用塗
料のビヒクルとなる樹脂系として熱硬化性アクリルメラ
ミン樹脂系や熱硬化性アルキッドメラミン樹脂系を挙げ
ることができる。例えばアクリルメラミン樹脂系のベー
スコート用塗料の場合には、アミノ樹脂と反応し得る官
能基を有するフイルム形成性アクリル樹脂、揮発性の有
機液体希釈剤及び有機液体希釈剤に溶解している硬化剤
であるアミノ樹脂からなる組成物に、必要に応じて、選
択したアルミニウムペースト、マイカ、リン片状酸化鉄
などの光輝剤;酸化チタン;カーボンブラツク;キナク
リドン等の有機顔料;エボキシ樹脂、繊維素系樹脂など
をアクリル系以外の樹脂;表面調整剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、顔料沈降防止剤などの補助的添加剤;等を
一般的な方法で配合するとによって構成される。
[実施例] 以下に、本発明を実施例に従ってより具体的に説明す
る。
ベースコート用塗料に含まれるアクリル系共重合体の製
造例(参考例) 撹拌器、温度制御装置及びコンデンサを備えた容器に
トルエン40重量部及びn−ブタノール10重量部を仕込ん
だ。容器の内容物を撹拌しながら加熱して温度を100℃
に上昇させた。次いで、第1表に示した組成(1)の溶
液を4時間で滴下した後に、過酸化ベンゾイル0.6重量
部とトルエン20重量部とからなる溶液を30分間で滴下し
た。反応溶液を100℃で更に2時間撹拌加熱して樹脂へ
の転化率を上昇させた後、トルエン30重量部を添加して
反応を終了させた。得られたアクリル系共重合体溶液
(不揮発分50重量%)をアクリル樹脂ワニス(I)とす
る。この共重合体の重量平均分子量は70,000であった。
ベースコート用塗料の製造例(参考例) 第2表に示す割合の各材料をステンレス容器に入れ、
充分に撹拌した後、希釈用混合溶剤で粘度を調整して、
ベースコート用塗料B−1〜B−3を製造した。
クリヤーコート用塗料に含まれるアクリル系共重合体の
製造例 第3表に示した6種類のモノマー組成を有する各混合
物を用いて、下記の手順で重合反応を行った。
撹拌器、温度制御装置及びコンデンサを備えた容器に
まずソルベッソ#100(エッソ社製の芳香族石油誘導
体)53.3重量部を仕込み、撹拌しながら加熱して温度を
120℃に上昇させた。次いで、第3表に記載のモノマー
混合物100重量部に、アゾビスイソブチロニトリル2重
量部及びt−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネー
ト4重量部を添加し、その混合物を容器中に3時間で滴
下した。次いで、アゾビスイソブチロニトリルを0.1重
量部ずつ30分間隔で4回添加した。120℃で更に2時間
撹拌加熱して樹脂への転化率を上昇させた後、n−ブタ
ノール13.3重量部を添加して反応を終了させた。得られ
た6種類のアクリル系共重合体溶液の粘度及び不揮発分
並びに各アクリル系共重合体の酸価は第3表に示す通り
であった。
クリヤーコート用塗料の製造例 前記6種類のアクリル系共重合体溶液を用い、第3表
に示した塗料配合によりクリヤーコート用塗料P−1〜
P−6を製造した。
これらのクルヤーコート用塗料のうち、そのアクリル
系共重合体が、本発明におけるアクリル系共重合体
(A)の要件を満たしているのは塗料P−1〜P〜4で
ある。
実施例1〜5及び比較例1〜2 リン酸亜鉛処理した鋼板(30×45cm)に自動車用カチ
オン系電着塗料を塗装し、180℃で30分間焼付けた。次
いで、アルキッド樹脂とアミノ樹脂とから成る中塗り塗
料を塗装し、160℃で30分間焼付けた後、塗膜をサンデ
ィングし、水研し、乾燥した。この塗膜上に、前記第2
表に記載のベースコート用塗料及び前記第3表に記載の
クリヤーコート用塗料を第4表の実施例1〜5に示した
組み合わせで、ウェット・オン・ウェット方式により重
ね塗りした。この重ね塗りは次のようにして行った。中
塗塗膜上にまずベースコート用塗料を乾燥膜厚が15μと
なるように塗装し、3分間放置した後に、クリヤーコー
ト用塗料を乾燥膜厚が30μとなるように塗装した。未乾
燥の重ね塗り塗膜を室温で10分間放置後、140℃の熱風
乾燥機で25分間焼付けて、実施例1〜5の熱硬化した上
塗りを塗膜を得た。
全く同様の手順で、第4表の比較例1及び2に示した
組み合わせで、ベースコート用塗料及びクリヤーコート
用塗料を重ね塗りし、比較例1及び2の熱硬化した上塗
り被膜を得た。比較例1については硬化阻害が生じてお
り、一次物性が低位であり、光沢低下が顕著であり、ま
た比較例2についてはクラックが発生していた。
前記の実施例及び比較例の各熱硬化した被膜の外観及
び性能を評価した。その結果が第4表に示した。
その結果から明らかなように、クリヤーコート用塗料
が、本発明におけるアクリル系共重合体(A−5)の要
件を満たさないアクリル系共重合体をふくむ場合には、
本発明の目的とする熱硬化した上塗り塗膜を得ることが
できない。
[発明の効果] 前記した通り、本発明の熱硬化型被覆組成物を用いる
ことにより、優れた美粧性及び性能を有し、特に耐候性
に優れている上塗り塗膜を得ることができ、その塗膜は
自動車の車体用塗膜として極めて有用なものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)(a)水酸基含有ビニルモノマー:1
    0〜60重量%、 (b)カルボキシル基含有ビニルモノマー:0.2〜10重量
    %、 (c)一般式 (式中、R1は水素原子又はメチル基であり、R2は水素原
    子又はメチル基である) で表される(メタ)アクリル酸エステル:0.5〜10重量
    %、 (d)一般式 (式中、R3は水素原子又はメチル基であり、R4は水素原
    子数4個以上のアルキル基である) で表される(メタ)アクリル酸エステル:15〜50重量
    %、及び (e)共重合可能なその他のビニル系モノマー:0〜50重
    量% を共重合して得られるアクリル系共重合体(A)50〜90
    重量%、及び (ii)アミノ樹脂(B)10〜50重量% を含むことを特徴とする熱硬化型被覆組成物。
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CN113527831B (zh) * 2021-08-13 2023-08-18 深圳市纵维立方科技有限公司 光敏树脂、光敏树脂的制备方法及成型方法

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