JP2651566B2 - ハロゲン化銀乳剤及びハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀乳剤及びハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JP2651566B2 JP59135888A JP13588884A JP2651566B2 JP 2651566 B2 JP2651566 B2 JP 2651566B2 JP 59135888 A JP59135888 A JP 59135888A JP 13588884 A JP13588884 A JP 13588884A JP 2651566 B2 JP2651566 B2 JP 2651566B2
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳し
くは、撮影用として好適なハロゲン化銀カラー写真感光
材料に関する。
(従来の技術) 近年、カメラ等の普及等により、撮影機会は高まり、
ハロゲン化銀写真感光材料の高感度化に対する要求は増
々強まっている。しかしながら、感光性物質としてハロ
ゲン化銀写真感光材料中に含有されるハロゲン化銀が圧
力に対して鋭敏に感応する性質を有している為、高感度
化を進めていくと増々圧力に対し鋭敏に感応するように
なり、表面層に擦過傷を負うと圧力カブリ、圧力減感等
の欠陥を惹起し、写真画像に致命的な悪影響を及ぼす。
一方、ハロゲン化銀写真感光材料の製造工程、すなわ
ち塗布、塗装および加工などの工程の迅速化あるいは加
工工程における包装機械の複雑化、製品形態の多様化、
ないしはカメラにおいては、コンパクト化、自動巻取り
・差戻し等の使用条件の多様化などがなされ、一般に苛
酷な条件のもとで製造あるいは使用される傾向にあるこ
とから、擦過傷ないしは擦過傷により誘発される圧力カ
ブリの防止は、益々重要な課題となっている。
また、現像所等では、現像処理枚数は急激に増大し、
現像処理の迅速化と処理システムの低補充液化の傾向は
増々強まっていることにより、現像処理条件の変動を受
けないハロゲン化銀写真感光材料が望まれている。
しかしながら、ハロゲン化銀写真感光材料中には、カ
ブリ等の写真特性および物性を改良する目的で各種の添
加剤が添加されており、またハロゲン化銀カラー感光材
料には粒状性および鮮鋭性を良好にするため、DIR化合
物と呼ばれる発色現像時に現像抑制剤を放出する化合物
が含まれているが、これらの各種添加剤やDIR化合物か
ら放出された現像抑制剤が処理時に処理液中に流出し、
これらが蓄積されることにより、得られる感度や階調に
変化を生じ、大量の感光材料を連続的に処理する方法、
すなわち商業的に普通行なわれている処理方法では常に
一定の階調を得ることは困難であり、これらの各種添加
剤やDIR化合物により放出された現像抑制剤による処理
液汚染は重大な問題である。また近年、高感度化の技術
の1つとしてハロゲン化銀粒子が、平板状であるハロゲ
ン化銀粒子を使用することが、特開昭58−95337号、同5
8−108526号、同58−113927号、同58−113928号、同58
−113930号、同59−55426号等に記載されている。平板
状ハロゲン化銀粒子は通常の6面体、8面体、14面体等
の粒子より同銀量で粒子表面積が大きいため、高感度化
に有利であり、さらに増感色素をより多く吸着すること
により、特に色増感系で高感度化がねらえる利点があ
る。
しかし、高感度化は、前述したように圧力カブリを招
きやすく、平板状ハロゲン化銀粒子は通常のハロゲン化
銀粒子に比して圧力カブリは悪く、さらにアスペクト比
が大きい平板状ハロゲン化銀粒子は圧力カブリの発生は
大である。
圧力カブリを防止する技術としては、米国特許第3121
060号、特開昭53−13923号、同53−85421号等に記載さ
れているが、それは感度低下など写真特性、物性等を劣
化させるため、決して好ましい技術ではない。
また、平板状粒子を使用することによる他の欠点とし
て、処理条件変動の影響を受けやすいということが知ら
れており、平板状粒子を用いた高感度ハロゲン化銀写真
感光材料は現在の処理システムに対して適するものでな
い。
(発明の目的) 本発明の目的は高感度でありながら圧力カブリが著し
く改良されたハロゲン化銀カラー感光材料を提供するこ
とにある。他の目的は、処理液中に流出する現像抑制剤
等の化合物の影響を受けないハロゲン化銀カラー感光材
料を提供することにある。
(2) 発明の構成 本発明の目的は、(1)ハロゲン化銀乳剤の平均アス
ペクト比が3:1以上の平板状沃臭化銀粒子であって、か
つ該平板状沃臭化銀粒子が第1及び第2の対向せる平行
な主要面と該2つの主要面間に拡がる中心領域を有し、
さらに該2つの主要面間に拡がる少なくとも一つの横方
向に変位する外領域を有しており、該中心領域の沃化物
含有量が該外領域の沃化物含有量より高く、かつ該ハロ
ゲン化銀粒子の変動係数が25%以下の単分散性平板状沃
臭化銀粒子であることを特徴とするハロゲン化銀写真乳
剤及び(2)支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀
乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料におい
て、該ハロゲン化銀乳剤層中に、平均アスペクト比が3:
1以上の平板状沃臭化銀粒子であって、かつ該平板状沃
臭化銀粒子が第1及び第2の対向せる平行な主要面と該
2つの主要面間に拡がる中心領域を有し、さらに該2つ
の主要面間に拡がる少なくとも一つの横方向に変位する
外領域を有しており、該中心領域の沃化物含有量が該外
領域の沃化物含有量より高く、かつ該ハロゲン化銀粒子
の変動係数が25%以下の単分散性平板状沃臭化銀粒子の
少なくとも一つを含有することを特徴とするハロゲン化
銀カラー写真感光材料により達成される。
本発明の平板状ヨウ臭化銀粒子は、特開昭58−95337
号等に記載されている通常の平板状ハロゲン化銀粒子の
長所である高感度化を損なうことなく通常の平板状ハロ
ゲン化銀粒子の欠点である圧力カブリ、処理条件変動を
著しく改良できるものである。
本発明の平板状沃臭化銀粒子は、平均アスペクト比は
3:1以上であり、好ましくは3:1以上20:1以下である。こ
ゝにアスペクト比とは粒子の投影面積に等しい面積の円
の直径とハロゲン化銀粒子の厚みの比をいう。厚みとは
平板状ハロゲン化銀粒子は2つの平行な主要面を有する
平板状であり、平板状ハロゲン化銀粒子を構成するこれ
ら2つの平行な面の距離で表わされる。
本発明において平板状沃臭化銀粒子の直径は0.5μm
以上好ましくは0.5〜15μmである。
本発明の平板状沃臭化銀粒子は2つの平行な主要面間
に広がる中心領域とを有し、中心領域における沃化物含
有率が2つの主要面間に広がる少なくとも横方向(主要
面に平行な方向)に変位する領域(外領域)における沃
化物含有率量より高い平板状沃臭化銀粒子で、沃化銀含
有率において環状構造を持つ平板状沃臭化銀粒子であ
る。(このような粒子を以下RP粒子という。) 本発明において全RP粒子の全体積における中心領域の
体積の割合は10%〜95%、好ましくは20%〜80%であ
る。また、中心領域の沃化銀含有率は3〜30モル%、好
ましくは3〜20モル%、外領域は0〜8モル%、好まし
くは0〜6モル%である。また中心領域と外領域の境界
層における沃度含有率の移り変りはシヤープな境界面を
有するものでもよく境界の必らずしも明白でない連続し
て変化するものであってもよい。
本発明に係わるRP粒子は特開51−39027,同58−55426,
同58−113928,同58−211143の製造方法を参考にし、沃
化銀含有率をコントロールすることによって得ることが
できる。
例えば特開昭58−113928号に記載されている方法を応
用して製造できる。即ち、好ましくは水またはゼラチン
水溶液である分散媒の少くとも1部を含む反応器中に銀
塩、臭化物およびヨウ化物塩を導入することによるヨウ
臭化銀粒子を調製する方法において、ハロゲン化銀粒子
を沈殿する前の反応器中に好ましくはヨウ化物を含まな
い状態でPBrを0.6〜1.6に調整した後、pBrを0.6〜2.2に
維持しながら、硝酸銀のような可溶性銀塩と好ましくは
ヨウ化物含有量が臭化物含有量に対し0〜5%の可溶性
ヨウ臭化物塩の水溶液とを同時に加える工程を行な
う。次にpBrを0.6〜3.0に維持しながら可溶性銀塩の水
溶液可溶性ヨウ化物塩及び可溶性臭化物塩の水溶液を同
時に加えるこ程を行ない、ヨウ臭化銀粒子を沈殿生成
する。ここまでに沈殿生成したヨウ臭化銀粒子は、先に
述べた中心領域をなすものである。次に工程で工程
と同様の添加方法を行なう。ただし、工程におけるヨ
ウ化物量の可溶性銀塩に対する割合を工程のヨウ化物
量の可溶性銀塩に対する割合より小にする。このときpB
rは0.6〜3.0に維持して添加し、先に述べた外領域を作
り、本発明の中心領域が外領域に対しヨウ化物含有量の
高い平板状ヨウ臭化銀粒子を沈殿生成することができ
る。ここでの温度は25℃〜95℃が適当であり、好ましく
は35℃〜90℃である。
ここで用いられるpBrは臭化物イオン濃度の負の対数
として定議される。pH,pCl,pI,およびpAgはそれぞれ水
素、クロライド、ヨウ化物および銀イオン濃度について
同様に定議される。
また、臭化物およびヨウ化物塩は通常、1または2以
上の可溶性アンモニウム、アルカリ金属(例えば、ナト
リウムまたはカリウム)またはアルカリ土類金属(例え
ば、マグネシウムまたはカルシウム)ハロゲン化物塩の
水溶液のような塩水溶液として導入する。銀塩は少なく
とも当初はヨウ化物塩とは別に反応器中に導入する。ヨ
ウ化物及び臭化物塩は反応器中に別々に加えてもよいし
混合物として導入してもよい。また、ヨウ臭化銀粒子の
生長を速めるために各種分散媒中にアンモニア、チオエ
ーテル、チオシアン酸塩等のハロゲン化銀の溶剤となる
べき物質を添加しても良い。
また本発明に係わる平板状ハロゲン化銀乳剤は、単分
散のハロゲン化銀乳剤である。単分散性の平板状粒子か
ら成る乳剤を作る方法として特開昭51−39027号、同52
−153428号及び同58−211143号に記載された方法を参考
にすることができる。また、単分散性の平板状粒子から
成る乳剤を得るより好ましい方法として、多重双晶から
なる核粒子をハロゲン化銀溶剤の存在下に物理熟成して
単分散性の球型粒子からなる種集団を作り、しかる後こ
れを成長させる方法を用いうる。さらに好ましい方法と
して平板状粒子の成長時にテトラザインデン化合物を存
在させ平板状粒子の比率を高めるとともに単分散性を向
上させる方法があげられる。
本発明の平板状沃臭化銀乳剤は粒径分布の変動係数が
25%以下である。即ち保護コロイド中に分散されたハロ
ゲン化銀粒子のサイズ分布は狭く、具体的には平均粒径
をとし、その標準偏差をσとしたときの変動係数(σ
/)は25%以下である。
なお及びσは顕微鏡写真にて粒子の1辺又は直系を
500個以上測定して求めた。
前記製造法においてRP粒子の組成の確認方法として下
記の方法を用いることができる。
乳剤中におけるヨウ化物分布を電子顕微鏡を用いて調
べる。この検査方法はJ.I.ゴールドシュタイン(goldat
ein)およびD.B.ウィリアムズ(Willtams)「TEM/ATEM
におけるX−線分析」、スキャンニング・エレクトロン
・マイクロスコピィ(1977)、第1巻、11Tリサーチ・
インスティテュート、1977年3月、p.651に記載されて
いる。検査すべき粒子をグリッド上におき、液体窒素の
温度まで冷却した。電子の集中ビームを検査すべきそれ
ぞれの粒子上の0.2マイクロメートルスポットに当て
る。80キロボルト加速電圧で試料を検査する。電子ビー
ムによってX線が発生した。発生したX線の強さおよび
エネルギーを測定することにより電子が突き当たったス
ポットにおける粒子中のヨウ化物と具化物の比率を決定
することができる。
本発明のRP粒子は支持体上に少なくとも1層の沃臭化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
該沃臭化銀乳剤層の少なくとも1層のハロゲン化銀粒子
として使用する。又、ハロゲン化銀乳剤層を多層有する
ハロゲン化銀カラー感光材料においていずれのハロゲン
化銀乳剤層にも使用できる。更にRP粒子は他のハロゲン
化銀粒子と混合したハロゲン化銀乳剤層として使用出来
る。他のハロゲン化銀粒子としては6面体、8面体、14
面体、球形等の通常のハロゲン化銀粒子またはこれらの
通常のハロゲン化銀粒子が特開昭57−154232号等に記載
されたコア/シエル構造を持つものでも良く、これらが
単分散乳剤でも多分散乳剤でも良いが好ましくは単分散
乳剤が良い。更に双晶面をもつ粒子や不均一な組成分布
をもたない均一な組成の平板状粒子と混ぜて使用するこ
とができる。
本発明のRP粒子を含有する層中には、RP粒子が層の全
ハロゲン化銀粒子に対して重量比で40%以上、より好ま
しくは60%以上存在することが好ましい。
RP粒子は高感度ハロゲン化銀写真感光材料として使用
することが好ましく、他のハロゲン化銀粒子と混合して
使用する場合は高感度ハロゲン化銀乳剤として使用する
ことが好ましく、又感色性が同一で2層以上からなるハ
ロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料に
おいてはより高感度を必要とするハロゲン化銀乳剤層に
使用することが好ましい。
本発明のRP粒子は、ハロゲン化銀沈澱生成時、粒子成
長時あるいは成長終了後において各種金属塩あるいは金
属錯塩によってドーピングを施してもよい。例えば金、
白金、パラジウム、イリジウム、ロジウム、ビスマス、
カドミウム、鋼等の金属塩または錯塩およびそれらの組
合わせを適用できる。また上記粒子を含む乳剤の製造方
法において、脱塩の手段として一般乳剤において常用さ
れるヌーデル水洗法、透析法あるいは凝析沈凝法を適宜
用いることができる。
さらにRP粒子を含むハロゲン化銀乳剤は、硫黄増感
剤、例えばアリルチオカルバミド、チオ尿素、シスチン
等、また活性あるいは不活性のセレン増感剤、そして還
元増感剤、例えば第1スズ塩、ポリアミン等、貴金属増
感剤、例えば金増感剤、具体的にはカリウムオーリチオ
シアネート、カリウムクロロオーレート、2−オーロス
ルホベンズチアゾールメチルクロリド等、あるいは例え
ばルテニウム、ロジウム、イリジウム等の水溶性塩の増
感剤、具体的にはアンモニウムクロロパラデート、カリ
ウムクロロプラチネートおよびナトリウムクロロパラダ
イド等の単独であるいは適宜併用で化学的に増感される
ことができる。
また上記のハロゲン化銀乳剤は種々の公知の写真用添
加剤を含有せしめることができる。例えばResearch Dis
closure1978年12月項目17643に記載されているが如き写
真用添加剤である。
更にこのハロゲン化銀乳剤は所望の波長域に光学的に
増感することができる。本発明に用いられる乳剤の光学
増感方法には特に制限はなく、例えばゼロメチン色素、
モノメチン色素、ジメチン色素、トリメチン色素等のシ
アニン色素あるいはメロシアニン色素等の光学増感剤を
単独あるいは併用して(例えば超色増感)光学的に増感
することができる。これらの技術については米国特許第
2,688,545号、同第2,912,329号、同第3,397,060号、同
第3,615,635号、同第3,628,964号、英国特許第1,195,30
2号、同第1,242,588号、同第1,293,862号、***特許(O
LS)2,030,326号、同第2,121,780号、特公昭43−4936
号、同44−14030号等にも記載されている。その選択は
増感すべき波長域、感度等、感光材料の目的、用途に応
じて任意に定めることが可能である。
上記の乳剤は、目的に応じて通常用いられる種々の添
加剤を含むことができる。これらの添加剤としては、例
えばアザインデン類、トリアゾール類、テトラゾール
類、イミダゾリウム塩、テトラゾリウム塩、ポリヒドロ
キシ化合物等の安定剤やカブリ防止剤;アルデヒド系、
アジリシン系、イソオキサゾール系、ビニルスルホン
系、アクリロイル系、カルボジイミド系、マレイミド
系、メタンスルホン酸エステル系、トリアジン系等の硬
膜剤;ベンジルアルコール、ポリオキシエチレン系化合
物等の現像促進剤;クロマン系、クマラン系、ビスフエ
ノール系、亜リン酸エステル系の画像安定剤;ワック
ス、高級脂肪酸のグリセライド、高級脂肪酸の高級アル
コールエステル等の潤滑剤等が挙げられる。また、界面
活性剤として塗布助剤、処理液等に対する浸透性の改良
剤、消泡剤あるいは感光材料の種々の物理的性質のコン
トロールのための素材として、アニオン型、カチオン
型、非イオン型あるいは両性の各種のものが使用でき
る。帯電防止剤としてはジアセチルセルロース、スチレ
ンパーフルオロアルキルソジウムマレエート共重合体、
スチレン−無水マレイン酸共重合体とp−アミノベンゼ
ンスルホン酸との反応物のアルカリ塩等が有効である。
マット剤としてはポリメタアクリル酸メチル、ポリスチ
レンおよびアルカリ可溶性ポリマーなどが挙げられる。
またさらにコロイド状酸化珪素の使用も可能である。ま
た膜物性を向上するために添加するラテツクスとしては
アクリル酸エステル、ビニルエステル等と他のエチレン
基を持つ単量体との共重合体を挙げることができる。ゼ
ラチン可塑剤としてはグリセリン、グリコール系化合物
を挙げることができ、増粘剤としてはスチレン−マレイ
ン酸ソーダ共重合体、アルキルビニルエーテル−マレイ
ン酸共重合体等が挙げられる。
本発明のハロゲン化銀多層カラー写真感光材料(以下
感光材料という)のハロゲン化銀乳剤に使用する親水性
コロイドとしては、ゼラチンのみならず、例えば米国特
許第2,614,928号、同第3,118,766号、同第3,186,846
号、同第3,312,553号、英国特許第1,033,189号、特公昭
39−5514号、同42−26845号等に記載されたゼラチン誘
導体、ゼラチンの高分子グラフト化物、合成親水性高分
子物質およびゼラチン以外の天然親水性高分子物質等も
単独または混合して用いることができる。
本発明の感光材料に用いられる支持体としては、たと
えば、バライタ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレ
ン合成紙、ガラス紙、セルロースアセテート、セルロー
スナイトレート、ポリビニルアセタール、ポリプロピレ
ン、たとえばポリエチレンテレフタレート等のポリエス
テルフイルム、ポリスチレン等がありこれらの支持体は
それぞれのハロゲン化銀写真感光材料の使用目的に応じ
て適宜選択される。
これらの支持体は必要に応じて下引加工が施される。
また本発明に係る多層ハロゲン化銀カラー写真感光材
料においては、赤感性、緑感性および青感性に調節され
た本発明に係る感光性層にシアン、アゼンタおよびイエ
ローカプラーを組合せて含有せしめる等カラー用感光材
料に使用される手法及び素材を充当すればよく、イエロ
ーカプラーとしては公知の開鎖ケトメチレン系カプラー
を用いることができる。これらのうちベンゾイルアセト
アニリド系及びピバロイルアセトアニリド系化合物が有
用である。
マゼンタカプラーとしてはピラゾロン系化合物、ピラ
ゾロトリアゾール化合物、インダゾロン系化合物、シア
ノアセチル化合物、シアンカプラーとしてはフエノール
系化合物、ナフトール系化合物などを用いることができ
る。
また、カプラーとして、発色現像主薬の酸化体とカッ
プリング反応して移動性色素を形成するカプラーやカラ
ードカプラーを用いることができる。
本発明の感光材料のハロゲン化銀乳剤層に含有される
カプラーとハロゲン化銀との量比はハロゲン化銀1モル
に対してカプラー0.01〜0.20モルであることが好まし
い。
ハロゲン化銀乳剤層にはカプラーのほかに、現像抑制
剤放出型物質(DIR物質)、タイミングDIRあるいは現像
主薬の空気酸化による不必要なカブリや汚染を防止する
ためにハイドロキノン誘導体を含有してもよい。
本発明の感光材料はまた、下記一般式(I)で表わさ
れる化合物をRP粒子を含むハロゲン化銀乳剤層及び1又
は該層の隣接層に含有することが好ましい。
一般式(I) A−B Aは芳香族1級アミン現像薬の酸化体とカップリング
反応を起しうる化合物の活性位から水素原子1個を除去
した残基を表わし、Bはカップリング反応により離脱し
てかぶらせ作用を現わす基を表わす。
かぶらせ作用を現わす基は基本的にはチオ尿 チオ
アミド、チオカルバメート、ジチオカルバメート、ロー
ダニン、チオヒダントインに代表されるチオカルボニル
化合物やヒドラジン、ヒドラジド、ヒドラゾン、ポリア
ミン、エナミン、アセチレン、4級塩、アルデヒド等の
官能基あるいは部分構造を有する化合物等である。
Aは具体的にはシアンカプラー、マゼンタカプラー、
イエローカプラーまたは無呈色カプラー残基を表わす。
一般式(I)において、好ましく用いられるAで表わ
されるカプラー残基を以下に挙げる。シアンカプラー残
基としてはフエノールカプラー、ナフトールカプラー等
がある。マゼンタカプラー残基としては5−ピラゾロン
カプラー、ピラゾロベンシイミダゾールカプラー、シア
ノアセチルクマロンカプラー、開鎖アシルアセトニトリ
ルカプラー、インダゾロンカプラー等がある。イエロー
カプラー残基としてはアシルアセトアミドカプラー(ベ
ンゾイルアセトアニリドカプラー、ピバロイルアセトア
ニリドカプラー等)、ジベンゾイルメタンカプラー、マ
ロンジアニリドカプラー等がある。無呈色カプラー残基
としては開鎖または現状活性メチレン化合物(例えばイ
ンダノン、シクロペンタノン、マロン酸ジエステル、イ
ミダゾリノン、オキサゾリノン、チアゾリノン等)があ
る。
Bは英国特許2,010,818Bのように離脱後分子内求核置
換反応によってかぶらせ剤を放出したり、英国特許2,07
2,363Aのように離脱後共役系を介した電子移動反応によ
りかぶらせ剤を放出するようなタイミング機能を有して
いてもよい。Bは目的に応じて適切な置換基(例えばア
ルキル基や銀またはハロゲン化銀に対し吸着性を有する
置換基等)を導入することにより拡散性ならびにかぶら
せ作用を調節することができる。
またBであらわされる基の中の離脱可能な基の具体例
として以下のようなものを挙げることができる。
−OCH2−、−OCH2CH2、 −SCH2−、−SCH2CH2−、 またBの中において離脱基とかぶり作用をあらわす基
との連結基としては通常用いられるアルキレン、アルケ
ニレン、フエニレン、アミノ、 −SO−、−SO2−、−O−、−S−、−N=N−等の2
価基の中から選ばれたものを用いることができる。
Bで表わされる基のうち特に好ましく用いられる基は
離脱可能な基の他に適当な連結基により次の一般式(I
I)で示す部分構造を有するものである。
ここで はチオカルボニル基を、Nは窒素原子を、R1は水素原
子、アルキル基、アリール基またはアシル基を表わす、
Xはアルキレン、アルケニレン、フエニレン、−O−、
−S−または を表わす。
また は必要な非金属原子群とともにヘテロ環を形成してもよ
い。
一般式(II)で示される部分構造の具体例を以下に示
す。
(II)式において連結基を介して離脱する基が付いて
いるのと反対の側には水素原子、炭素数22以下のアルキ
ル基、アリール基、アシル基、ヘテロ環基が付いている
のが好ましい。
Bであらわされる基の具体例としては以下のものがあ
る。
さらにAで表わされるカプラー残基のうち本発明にお
いて特に好ましく用いられるものは、一般式(III)、
(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)、(I
X)、(X)または(XI)で表わすことができる。
式中R2はアシルアミド基、アニリノ基またはウレイド
基を表わし、R3は1個またはそれ以上のハロゲン原子、
アルキル基、アルコキシ基またはシアノ基で置換されて
もよいフエニル基を表わす。
式中R4はハロゲン原子、アシルアミド基または脂肪族
残基を表わし、R5及びR6は各々脂肪族残基、芳香族残基
またはヘテロ環残基を表わす。またR5及びR6の一方が水
素原子であってもよい。lは1〜4の整数、mは0〜3
の整数、nは0〜5の整数を表わす。
式中R7は3級アルキル基または芳香族残基を表わし、
R8は水素原子、ハロゲン原子またはアルコキシ基を表わ
す。R9はアシルアミド基、脂肪族残基、アルコキシカル
ボニル基、スルフアモイル基、カルバモイル基、アルコ
キシ基、ハロゲン原子またはスルホンアミド基を表わ
す。
式中R10は脂肪族残基、アルコキシ基、メルカプト
基、アルキルチオ基、アシルアミド基、アルコキシカル
ボニル基、スルホンアミド基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、アルコキシスルホニル基、アリールオキシ
スルホニル基、アシル基、ジアシルアミノ基、アルキル
スルホニル基またはアリールスルホニル基を表わし、R
11は水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル
基、ニトロ基、アルキルスルホニル基またはアリールス
ルホニル基を表わす。またインダノンのエノールエステ
ル類も本発明に用いることができる。
式中R12は脂肪族残基または芳香族残基を表わし、Z
は酸素原子、イオウ原子または窒素原子を表わす。
式中R13及びR14は各々 を表わす。
ただしR15、R16及びR17は各々脂肪族残基、芳香族残
基またはヘテロ環を表わし、Wは窒素原子とともに5な
いし6員環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。
R13とR14は必要な非金属原子群とともに5ないし6員環
を形成してもよい。
以下に一般式(I)で表わされる化合物の具体例を示
す。
上記化合物は種々の公知の合成法によって合成され
る。
たとえばチオ尿素、チオアミド、チオヒダントイン、
ローダニン、チオカルバメート、ジチオカルバメートに
代表されるチオカルボニル化合物はS.K.Sandler.W.Kar
o.“Organic Functional Group Preparations"Vol.2.Ac
ademic Press(1971)、Chapt 6,7;R.N.Hurd.G.DeLaMat
er.Chem.Rev.,61,45(1961);W、Walter.K.−D.Bode.An
gew.Chem.,Int.Ed.,5.447(1966);W.Walter.J.Voss in
“The Chemistry of Amides"ed.by J.Zabichy.Wiley−I
ntersciencc(1970).P.383;W.Walte;。
K.−D.Bode.Angev.Chem.,Int.Ed.,4,281(1967)等に
記載の方法。
上記化合物は単独使用の場合でも、他の発色カプラー
との併用の場合でも、現像主薬酸化体とのカツプリング
反応により離脱する拡散性のかぶらせ剤が未現像のハロ
ゲン化銀粒子をかぶらせて現像を開始させ、あるいは現
像の遅いハロゲン化銀粒子の現像を促進する。
この現像促進基を放出するカプラー(以下DARカプラ
ーと呼ぶ)をRP粒子と併用することで、驚くべきこと
に、発色現像液中に流出した抑制剤等の物質の影響をほ
とんど受けないハロゲン化銀写真感光材料を作ることが
できる。
このDARカプラーはRP粒子を含むハロゲン化銀乳剤層
及び/又は隣接層に含ませることが好ましく、RP粒子と
同一層にあることがより好ましい。またDARカプラーの
使用量は、ハロゲン化銀1モル当り2×10-2モル〜5×
10-1モルが適当であり好ましくは1×10-2〜5×10-1
ルの範囲である。
RP粒子とDARカプラーの併用は、発色現像液中に抑制
剤等の物質が蓄積された発色現像液でもほとんど感度及
び階調に変化なく、このRP粒子とDARカプラーの併用で
発色現像液のくり返し再使用を可能とし、現在あるいは
想定される将来の処理システムに対して最適である。
本発明の感光材料は、露光後通常用いられる公知の方
法により現像処理することができる。
本発明に用いることができる発色現像液は好ましく
は、芳香族第1級アミン系発色現像主薬を主成分とする
ものである。この発色現像主薬の具体例としてはp−フ
ェニレンジアミン系のものが代表的であり、例えばジエ
チル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、モノメチル−p
−フェニレンジアミン塩酸塩、ジメチル−p−フェニレ
ンジアミン塩酸塩、2−アミノ−5−ジエチルアミノト
ルエン塩酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ド
デシルアミノ)−トルエン、2−アミノ−5−(N−エ
チル−N−β−メタンスルホンアミドエチル)アミノト
ルエン硫酸塩、4−(N−エチル−N−β−メタンスル
ホンアミドエチルアミノ)アニリン、4−(N−エチル
−N−β−ヒドロキシエチルアミノ)アニリン、2−ア
ミノ−5−(N−エチル−N−β−メトキシエチル)ア
ミノトルエン等が挙げられる。
現像後は銀およびハロゲン化銀を除去するための漂
白、定着または漂白一定着、洗浄および乾燥の通常の工
程が行なわれる。
(実施例) 次に本発明を実施例により具体的に説明するが、これ
により本発明の実施の態様が何ら限定されるものではな
い。
参考例1 〔ハロゲン化銀乳剤の調製〕 RP粒子乳剤の調製 臭化カリウム60.7gを含有する1.5%ゼラチン水溶液3
に70℃、pH5.8において撹拌し、臭化カリウム2.54gを
加えた水溶液11.9mlと硝酸銀13.96gを加えた水溶液11.9
mlとをpBrを0.9に維持しながらダブルジェツト法により
等流量で添加した。次に、硝酸銀337gを加えた水溶液2.
8と臭化カリウム214g及びヨウ化カリウム33.2gを加え
た水溶液2.8とをpBr1.2に維持しながらダブルジエッ
ト法により等流量で添加した。次に、硝酸銀224.9gを加
えた水溶液1.9と臭化カリウム155.5g及びヨウ化カリ
ウム4.42gを加えた水溶1.9とをpBr1.2に維持しながら
ダブルジエット法により等流量で添加し、直径2.8μ
m、厚さ0.4μm、アスペクト比7:1のRP粒子を沈殿生成
した。後に40℃で脱塩処理を行ない、ゼラチンを加え、
再分散させた後、20℃に冷却し凝固させ1.5kgの乳剤A
を得た。
このRP粒子を先のヨウ化物組成分布の検査方法により
調べた結果を表1に示す。
このRP粒子は、この検査方法において前記RP粒子調製
方法の記載における工程と考えられる中央領域では中
心領域よりヨウ化銀モル%は低くなり、工程にあたる
中心領域では添加したヨウ化カリウム量とほぼ対応する
ヨウ化銀モル%となった。また、スポットを中央領域よ
り外で調べると、中心領域と外領域の境界を示す5.5モ
ル%のヨウ化銀モル%となった境界領域を示し、さらに
外側を調べると、添加したヨウ化カリウム量とほぼ対応
する外領域を見つけることができた。このようにさらに
スポットを各所で調べた結果、中心領域を外領域で囲ま
れた環状平板状粒子となっていることがわかった。
このように前記RP粒子の調製方法によって参考例のRP
粒子である表2のA〜Eの5種を作成した。なお、表2
で示した平均直径と平均粒子厚は先に記述したように電
子顕微鏡により調べた結果から平均アスペクト比を求め
た。また、ヨウ化銀含有率については、先のヨウ化含有
率の検査方法を使用して求め、中心領域と外領域の体積
比については、中心領域に対応する工程と工程で使
用した可溶性銀塩量と外領域に対応する工程で使用し
た可溶性銀塩量の比により求めた。
比較乳剤の調製 比較乳剤として通常のヨウ化銀含有率の均一な14面体
ヨウ臭化銀粒子F(平均粒径2.1μm、ヨウ化銀含有率
5モル%)を作成した。別に比較とするヨウ化銀含有率
の均一な平板状粒子を特開昭58−113928号等記載の方法
により作成した。これを表3に示す。
さらに、比較乳剤として、特開昭58−113927号に記載
の処方により本発明とは逆の組成である中心領域の方が
外領域よりヨウ化銀含有率の低い平板状ヨウ臭化銀粒子
を作成した。これを表4に示す。
感光材料の作成 加工したセルローストリアセテートフイルムからなる
透明支持体上に下記のように塗布することにより試料−
1を作成した。
試料1の作成 下記のマゼンタカプラー(M−1)5g、下記のカラー
ドマゼンタカプラー(CM−1)0.95g及び下記のDIR化合
物(D−1)0.10gをジブチルフタレート5mlに溶解し、
これをアルカノールB(アルキルナフタレンスルホネー
ト、デュポン社製)の10%水溶液8ml及び5%ゼラチン
水溶液70mlと混合し、コロイドミルにて乳化分散した。
しかるのち、この分散液と乳剤Aを最適な硫黄増感、
金増感及ひ緑色感光性に色増感した乳剤350g(銀40gを
含む)とを混合し、銀量が16mg/dm2になるよう塗布し
た。
次に、この上に2.3g(1m2当り)のゼラチンを含有す
る保護層を塗布し、試料1を作成した。
引続いて上記試料1の乳剤Aを乳剤B〜Jに表5に示す
組合せで変更した以外は全て同様にして試料2〜10を作
成した。
更に試料1に用いた(M−1)の他に表5に示す組合
せでDARカプラーを(M−1)の5モル%量添加した以
外は試料1と全て同様にして試料11及び12を作成した。
〔感度及び圧力カブリの測定〕 これらの12種類の試料を別々に白色光でセレシトメト
リー用露光を与え、下記の処理工程で処理して感度を求
めた。
像処理工程(38℃) 処理時間 発色現像 ……3分15秒 漂白 ……6分30秒 水洗 ……3分15秒 定着 ……6分30秒 水洗 ……3分15秒 安定浴 ……1分30秒 各処理工程において、使用した処理液組成は下記の如
くであった。
次に、前記12種類の未露光の試料を針頭0.3mmの針の
引かき硬度計で感光面から荷重を加えた後、前記と同様
の処理を行ない、圧力カブリを測定した。表6に感度と
圧力カブリの結果を示す。
なお、感度は試料1の感度を100とする相対感度で示
し、圧力カブリについては、擦過傷によるカブリ発生過
重を示す。
参考例2 抑制剤等の物質が処理液中へ流出したことによる処理
条件変動を見るために、参考例1の試料12種類に白色光
でセンシトメトリー用露光を与えた後、参考例1で用い
た発色現像液中に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a
7−テトラザインデン1g及び1−フェニル−5−メルカ
プトテトラゾール5mgを添加した発色現像液を用い、他
は全て参考例1と同一の現像処理を行い、色素画像を有
する試料を得た。この結果(感度)を参考例1の感度と
比較したものを表7に示す。
参考例3 (試料13の作成) 下記のシアンカプラー(C−1)42g及び下記のカラ
ード シアンカプラー(CC−1)0.4gを酢酸エチル10ml
及びジブチルフタレート45mlに溶解し、アルカノールB
(アルキルナフタレンスルホネートデユポン社製)の10
%水溶液5ml及び5%ゼラチン水溶液60%と混合し、コ
ロイドミルにて乳化分散した。
しかるのち、乳剤Aを最適な硫黄増感、金増感及び赤
色感光性に色増感した乳剤220g(銀26gを含む)中にこ
の分散液を添加して銀量が12.5mg/dm2となるよう塗布し
た。次に、この上に23mg(1dm2当り)のゼラチンを含有
する保護層を塗布し、試料13を作成した。
引続いて、上記で得られた試料13の乳剤Aを表8に示
す乳剤の組合せに変更した以外全て同様にして試料14〜
19を作成した。更に、試料13に用いた(C−1)の他に
表8に示す組合せで、DARカプラーを(C−1)の3モ
ル%量添加し、乳剤を変更した試料20〜22を作成した。
これらの試料について参考例1と同様にして感度及び
圧力カブリを測定した。結果を表9に示す。ただし、感
度は試料13の感度を100とする相対感度で示す。
参考例4 試料13〜22を別々に白色光でセンシトメトリー用露光
した後、参考例2と同様にして現像処理を行い、色素を
有する試料を得、この結果の感度を参考例3の感度と比
較したものを表10に示す。
参考例5 下引加工したセルローストリアセテートフイルムから
なる透明支持体上に、下記の各層を順番に塗設すること
により、試料23を作製した。
(以下全てにおいてハロゲン化銀カラー写真感光材料へ
の添加量は1m2当りのものを示し又ハロゲン化銀乳剤と
コロイド銀は銀に換算して示す。) 〔試料23〕 層1;黒色コロイド銀0.4gおよびゼラチン3gを含有するハ
レーシヨン防止層。
層2;1.4gの低感度赤感性臭化銀乳剤(AgIは6モル%)
1.2gのゼラチン並びに0.8gのシアンカプラー(C−1)
0.065gのカラードシアンカプラー(CC−1)及び0.015g
のDIR化合物(D−1)を溶解した0.65gのトリクレンジ
ルホスフエートを含有している低感度赤感光性乳剤層。
層3;1.3gの乳剤Gを赤色感光性に色増感した乳剤を含有
し、かつ1.2gのゼラチン及び実施例3シアンカプラー
(C−1)0.21gと0.02gのカラードシアンカプラー(CC
−1)とを溶解した0.23gのジブチルフタレートを含有
する高感度赤感性乳剤 層4;0.07gの2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン(以
下、汚染防止剤(HQ−1)と呼ぶ)を溶解した0.04gの
ジ−n−ブチルフタレート及び0.8gのゼラチンを含有し
ている中間層。
層5;1.4gの低感度緑感光性沃臭化銀乳剤(AgI5moi%)
2.2gのゼラチン並びに0.8gのマゼンタカプラー0.15gの
カラードマゼンタカプラー(CM−1)及び0.016gのDIR
化合物(D−1)を溶解したトリクレジルホスフエート
0.67gを含有している低感度緑感性乳剤層。
層6;1.3gの乳剤Gを緑色感光性に色増感した乳剤を含有
し、1.2gのゼラチンならびに実施例1のマゼンタカプラ
ー(M−1)0.2gおよび0.02gのカラードマゼンタカプ
ラー(CM−1)を溶解した0.22gのジブチルフタレート
を含有している感度緑感性乳剤層。
層7;0.15gの黄色コロイド銀、0.2gの汚染防止剤(HQ−
1)を溶解した0.11gのジブチルフタレートおよび1.5g
のゼラチンを含有するイエローフイルター層。
層8;0.5gの低感度青感性沃臭化銀乳剤(AgI6モル%)、
1.9gのゼラチン及び1.5gの下記のイエローカプラー(Y
−1)を溶解した0.6gジブチルフタレートを含有する低
感度青感性乳剤層。
層9;1.0gの乳剤Gを化学熟成した青感性乳剤を含有し1.
5gのゼラチン及び1.3gのイエローカプラー(Y−1)を
溶解した0.65gのトリクレジルホスフェートを含有する
高感度青感性乳剤層。
層10;2.3gのゼラチンを含有する保護層。
上記試料23と同様にして表11のごとく、層3、層6及
び層9は乳剤Gを乳剤Aに変更した試料24及び層3、層
6及び層9は乳剤GをAに変更し、DARカプラーを添加
した試料25を作成した。
得られた3種類の試料を参考例1及び3と同様に処理
し、各感度層の感度及び圧力カブリの測定を行つた。た
だし、感度は試料23の感度を100とする相対感度で示
す。結果を表12に示す。
参考例6 参考例5で得られた試料23、24及び25を35mmサイズの
フイルムに加工してウェッジ露光したもの各々600mに参
考例1で示した現像処理を行つた。
更に現像液のオーバーフロー分を以下の方法にて再生
処理し、再使用をくり返した。
再生処理はバツチ方式で行つた。まずオーバーフロー
液に入れ、次いで電気透折槽に入れ、NaBrが0.65g/以
下になるように電気透折を行つた。この液にランニング
で消費された。4−アミノ−3−メチル−N−ニチル−
N−(β−ヒドロキシエチル)−アニリン・硫酸塩、無
水亜硫酸ナトリウム、ヒドロキシルアミン1/2硫酸塩及
び無水炭酸カリウム臭化ナトリウム、ニトリロトリ酢酸
・3ナトリウム塩(1水塩)、水酸化カリウムを加え、
pHを10.05に調整し、補充液として再使用した。表13に
オーバーフロー1分で1回として10回再使用した時の
感度をランニング初期の感度と比較して示す。
但し、感度はランニング初期の試料の感度を100とし
た相対感度で示す。
参考例7 次に、前記現像処理工程のうち漂白及び定着を下記に
示す処理液に変更し、上記試料23〜25を現像処理した。
処理工程 処理温度(℃) 処理時間 1. 発色現像 38 3分15秒 2. 漂白定着 38 3分 3. 水洗 30〜34 2分 4. 安定 30〜34 1分 5. 乾燥 40〜60 〔漂白定着液〕 有機酸鉄(III)錯塩 亜硫酸アンモニウム チオ硫酸アンモニウム アンモニア水(28%) 水にて1に仕上げ、酢酸及びアンモニア水にてPH7.
0に調整した。
上記漂白定着液に使用される有機酸鉄(III)錯塩と
しては、下記化合物があげられるがこれに限定されるも
のではない。
なお、EDTA・Feは、エチレンジアミン四酢酸鉄(II
I)アンモニウム、GEDTA・Feはグリコールエーチルジア
ミン四酢酸鉄(III)アンモニウム、CYDTA・Feは1,2−
シタロヘキサンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウ
ム、HEDTA・Feはヒドロキシエチルエチレンジアミン三
酢酸鉄(III)アンモニウム、DTPA・Feはジエチレント
リアミンペンタ酢酸鉄(III)を表わす。
実施例1 乳剤(K)の製造 以下に示す溶液を用い沃化銀を1.4モル%含む沃臭化
銀から成る単分散性球型種乳剤を作った。
40℃で撹拌された溶液A1に溶液B1を20秒間で添加した
多分散の多重双晶から成る核乳剤を作った。次に溶液B2
を20秒間で添加しその後1分間の熟成を行なった。熟成
時のpBrは1.2アンモニア濃度0.63M、pHは11.0であっ
た。熟成後pHを6.0に合わせ常法による脱塩水洗を行な
った。この乳剤粒子を電子顕微鏡により観察したところ
平均粒径0.28μm、粒径分布の変動系数23%の単分散性
球型粒子であった。
次にこの種を用い、以下に示す溶液を用いて下記のよ
うにして本発明の平板状粒子を成長させた。
75℃で撹拌された溶液A2にダブルジェット法にて溶液
C2と溶液B2とを加え沃化銀含有率が9モル%である沃臭
化銀を成長させた。添加は初期速度104ml/min、最終速
度250ml/minとなるように順次増大させ、この間のpBrを
1.36に保った。ひき続き、ダブルジェット法にて溶液C3
と溶液B3とを加え純臭化銀を成長させた。添加は初期速
度91.3ml/min、最終速度91.3ml/minとなるように順次増
大させ、この間のpBrを1.0に保った。得られた粒子を電
子顕微鏡で観察したところ、平均粒径1.5μm、平均ア
スペクト比5:1、粒径分布の変動係数18%の平板状乳剤
〔K〕が得られた。
乳剤〔L〕の製造 5%オセインゼラチン溶液1を75℃で撹拌し、硝酸
銀の水溶液とよう化アンモニウム4.7M水溶液150mlとを
ダブルジェット法にて40分間かけて添加し、沃化銀乳剤
を形成した。この間pAgは11.5に保った。次いでこの乳
剤230gを750Cで撹拌した5%オセインゼラチン溶液1
中に加え、ダブルジェット法にて4.7M硝酸銀水溶液と臭
化アンモニウムの500ml溶液を10分間で添加した。この
ときのpAgは6.0に保った。この乳剤をpAg9.5に調整し、
28%アンモニア水130mlを加えて15分間熟成を行なっ
た。このようにして得られた乳剤のpHを5.8に合わせ硝
酸銀の水溶液と臭化アンモニウムの4.7M溶液750mlとを
ダブルジェット法にて15分間で添加した。このときのpA
gは9.5に保ち、添加速度は初期33ml/min、最終67ml/min
となるよう順次増大させた。添加終了後常法により脱塩
水洗を行なった。
このようにして得られた乳剤〔L〕のコア部の沃化銀
含有率は9モル%、またコア部の全体に占める体積は42
%であり粒径分布の変動係数20%、平均粒径1.40μm、
平均アスペクト比は5:1であった。
乳剤〔M〕の製造 以下に示す5種の溶液を用い、沃化銀含有率が2.0モ
ル%である多分散の種乳剤を製造した。
45℃で、撹拌された溶液A1にダブルジェット法にて溶
液B1とC1を添加した。添加開始時の添加速度は毎分35m
l、添加終了時は毎分80mlとなるように徐々に変化させ
た。またこの間のpBrは1.1に保った。添加終了後、Dを
加え常法による脱塩水洗を行なった。この乳剤中のハロ
ゲン化銀結品を電子顕微鏡により観察したところ、平均
粒径0.30μm、粒径分布の変動系数35%の乳剤が得られ
た。
次に、この種を用い、前記乳剤〔K〕の製造に用いた
A2、C2、B2、C3及びB3と同じ組成の溶液を用いて下記の
ようにして平板状粒子を成長させた。75℃で撹拌された
溶液A2にダブルジェット法にて溶液C2と溶液B2とを加
え、沃化銀含有率が9モル%である沃臭化銀を成長させ
た。添加は初期速度104ml/min最終速度250ml/minとなる
ように順次増大させ、この間のpBrを1.36に保った。ひ
き続きダブルジェット法にて溶液C3と溶液B3とを加え、
純臭化銀を成長させた。添加は初期速度91.3ml/min、最
終速度91.3/minとなるように順次増大させ、この間のpB
rを1.0に保った。得られた粒子を電子顕微鏡で観察した
ところ、平均粒径1.5μm、平均アスペクト比5:1、粒径
分布の変動係数32%の平板状乳剤Mが得られた。次に、
乳剤Kを最適な硫黄増感、金増感及び赤色感光性に色増
感した乳剤220g(銀26gを含む)中に実施例3で用いた
シアンカプラー分散液を添加して13mg/dm2となるよう塗
布し、次にこの上に23mg(1dm2当り)のゼラチンを含有
する保護槽を塗布し、試料26を作成した。引続いて、上
記で得られた試料26の乳剤Kを乳剤Lに変えた試料27、
乳剤Mに変えた試料28を作成した。これらの試料につい
て参考例1と同様に露光して感度及び圧力カブリを測
定し、さらに参考例2と同様の現像処理を行って感度
を測定した。
結果を表14に示す。
ただし、感度は試料26の感度を100とする相対感度
で示す。
以上の結果から、粒径分布の変動係数が25%以下の単
分散平板状ヨウ臭化銀乳剤を用いた試料26、及び27は粒
径分布の変動係数が25%以上の多分散平板状ヨウ臭化銀
乳剤を用いた試料28より、処理条件変動における感度低
下は小さく、単分散平板状ヨウ臭化銀乳剤の方が処理条
件変動耐性に良好なことがわかる。
実施例2 乳剤[N]の製造 実施例1に示した乳剤[K]の製造に用いた溶液B2
以下に示す溶液B4に、溶液B3を以下に示す溶液B5に変え
た以外は全て乳剤[K]の製造と同様にして中心領域の
粒子全体に占める体積41%、中心領域のヨウ化銀含有率
12モル%、外領域のヨウ化銀含有率3モル%、平均粒径
1.4μm、平均アスペクト比4:1、粒径分布の変動係数20
%の単分散RP粒子乳剤[N]が得られた。
続いて参考例5の試料23と同様にして表15のごとく層
3,層6及び層9は乳剤Gを実施例1で用いた乳剤Mに変
更した試料29,同様に層3,層6及び層9は乳剤Gを乳剤
Nに変更した試料30及び層3,層6及び層9は乳剤Gを乳
剤Nに変更しDARカプラーを添加した試料31を作成し
た。
得られた3種類の試料を参考例1と同様に処理し、感
度及び圧力カブリを測定し、さらに参考例2と同様の
現像処理を行って感度を測定した。結果を表16に示
す。
ただし、感度は試料29の感度を100とした相対感度
で示す。
以上の結果から、粒径分布の変動係数が25%以下の単
分散RP粒子乳剤を用いた試料30,31は該変動係数が25%
以上のRP粒子乳剤を用いた試料29より圧力カブリが発生
しにくく、処理条件変動における感度低下が小さく、単
分散RP粒子乳剤の方が圧力カブリ耐性及び処理条件変動
耐性に良好なことがわかる。また、DARカプラーを用い
た試料31は使用していない試料30に比べて、さらに処理
条件変動耐性がすぐれ、抑制剤等の物質の影響を回避で
き、発色現像液のくり返し再使用を飛躍的に高めること
ができることがわかる。
(3)発明の効果 本発明の感光材料によれば、高感度等の写真特性を損
なうことなく、製造時あるいは使用時に亘る擦過傷等に
基づく圧力カブリの発生を良好に防止することができ
る。とりわけ単分散性ハロゲン化銀粒子を含有して画質
の改良がなされている高感度ハロゲン化銀乳剤層におい
ても減感等の不都合を招来することなく良好な圧力カブ
リ耐性が達成される。
また、現像処理において、処理液中に流出した抑制剤
等の物質が蓄積された処理液を使用しても、感度を含む
センシトメトリー特性等の変動がほとんどなく、良好な
処理条件変動耐性が達成される。また、本発明の感光材
料は、とりわけ撮影用カラーネガ写真感光材料として高
感度の感光材料を提供するものである。
更にまた、本発明の感光材料は漂白定着(Blix)処理
に対する適合性が改善される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 小澤 菊雄 審判官 多喜 鉄雄 審判官 中田 とし子 (56)参考文献 特開 昭59−99433(JP,A) 特開 昭58−111935(JP,A) 特開 昭58−111936(JP,A) 特開 昭58−113928(JP,A) 特開 昭60−35726(JP,A) 特開 昭60−147727(JP,A) 特開 昭57−178235(JP,A) 特開 昭59−29243(JP,A) 特開 昭59−52238(JP,A) 特開 昭59−45438(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン化銀乳剤の平均アスペクト比が3:
    1以上の平板状沃臭化銀粒子であって、かつ該平均状沃
    臭化銀粒子が第1及び第2の対向せる平行な主要面と該
    2つの主要面間に拡がる中心領域を有し、さらに該2つ
    の主要面間に拡がる少なくとも一つの横方向に変位する
    外領域を有しており、該中心領域の沃化物含有量が該外
    領域の沃化物含有量より高く、かつ該ハロゲン化銀粒子
    の変動係数が25%以下の単分散性平板状沃臭化銀粒子で
    あることを特徴とするハロゲン化銀写真乳剤。
  2. 【請求項2】支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀
    乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料におい
    て、該ハロゲン化銀乳剤層中に、平均アスペクト比が3:
    1以上の平板状沃臭化銀粒子であって、かつ該平板状沃
    臭化銀粒子が第1及び第2の対向せる平行な主要面と該
    2つの主要面間に拡がる中心領域を有し、さらに該2つ
    の主要面間に拡がる少なくとも一つの横方向に変位する
    外領域を有しており、該中心領域の沃化物含有量が該外
    領域の沃化物含有量より高く、かつ該ハロゲン化銀粒子
    の変動係数が25%以下の単分散性平板状沃臭化銀粒子の
    少なくとも一つを含有することを特徴とするハロゲン化
    銀カラー写真感光材料。
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