JP2649352B2 - 多室形空気調和機 - Google Patents

多室形空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1台の室外ユニットに複数台の室内ユニット
を接続した多室形空気調和機の運転に関するるものであ
る。
従来の技術 近年、各室内ユニットで個別に制御できる多室形空気
調和機が多くなってきている。また各室内の負荷は同一
ではなく、特に中間期等はある室内ユニットは冷房とし
て他の室内ユニットは暖房とする場合が考えられる。
そこで、従来このような冷房と暖房の運転信号が同時
に入力された場合には、室外ユニットの運転を停止した
り、冷房か暖房のどちらかに優先させる方法が取られて
いた(いずれも停止室内ユニットは送風運転とする)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、室外ユニットを
停止する方法においては、間違って運転スイッチを入れ
てしまった場合でも先に運転していた室内では気付かな
い間に室内の温度が上がったり下がったりしてしまう問
題点がある。また冷房と暖房のどちらかを優先させる方
法においては、外気温度が低い場合の冷房運転では室内
熱交換器への着霜による室外ユニットへの液バックによ
る圧縮機損傷の恐れがあり、また、外気温度が高い場合
の暖房運転においては、高圧圧力が高くなりシステムが
停止してしまう問題点があり、また、これらの中間の外
気温度においては、冷房を優先したい時と暖房を優先し
たい場合が混在しており、使い分けができないという問
題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、複数の室内ユニットの運
転が冷房と暖房を同時にした場合、その必要度に応じ
た、安全な方で室外ユニットを運転できる多室形空気調
和機を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の多室形空気調和
機は、外気温度を検出する外気温度検出装置と、各室内
ユニットの設定室温と室温の温度差を検出する温度差検
出装置と、各室内ユニットの冷房暖房の運転種別を検出
する運転種別検出装置と、この運転種別検出装置で検出
した運転種別が冷房と暖房とを同時に検出した場合、外
気温検出装置で検出した外気温度と前記温度差検出装置
で検出した温度差とによって予め設定したパターンの中
から冷房運転又は暖房運転に選択する制御装置を備えた
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、外気温度が高温設定
値(例えば20℃)より高い場合には冷房の必要度が高い
として冷房優先とし、外気温度が低温設定値(例えば10
℃)より低い場合には暖房の必要度が高いとして暖房優
先とし、この高温設定値と低温設定値の間の外気温度に
おいては前記温度差の大きい方の運転を優先としてい
る。
従って外気温度が高い冷房運転中の場合に、多の室内
ユニットが暖房運転としても、また逆に外気温度が低い
暖房運転中の場合に、多の室内ユニットが冷房運転とし
てもそれぞれ冷房および暖房運転が継続されることとな
る。
また、中間期のように冷房,暖房のどちらの運転も考
えられる場合には、室内ユニットの負荷の大きい方の運
転とすることができることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の多室形空気調和機について図
面を参照しながら説明する。図は本発明の実施例におけ
る多室形空気調和機の冷凍サイクル図と制御概略図であ
る。1は能力制御圧縮機、2は四方弁、3は室外側熱交
換器、4は暖房用減圧装置、5は冷房時暖房用減圧装置
4をバイパスする通路を形成する逆止弁、6はアキュム
レータ、7は外気温度を検出する外気温検出装置でこれ
らは室外ユニット8に収納されている。
また室内ユニット9a,9bには室内側熱交換器10a,10bお
よび冷房時減圧作用を行ない暖房時全開となるととも
に、室内ユニットの停止時全閉となる電動膨脹弁11b,11
bが備えられ液配管12およびガス配管13で室外ユニット
8と接続され、衆知の多室形空気調和機の冷凍サイクル
を形成している。
14a,14bは室内ユニット9a,9bの運転種別を検出する運
転種別検出装置で、15a,15bは室内ユニット9a,9bの設定
室温と室温の温度差を検出する温度差検出装置である。
16は運転種別検出装置で検出した運転種別が冷房と暖房
とを同時に検出した場合、外気温検出装置で検出した外
気温度と温度差検出装置15a,15bで検出した温度差とに
よって予め設定したパターンの中から冷房運転又は暖房
運転に選択(例えば20℃以上から冷房運転で10℃以下な
らば暖房運転20〜10℃では温度差の大きい方の室内ユニ
ットの運転種別で冷房又は暖房に運転)する制御装置で
ある。
以上のように構成された多室形空気調和機について以
下その動作について説明する。
冷房運転時は図中実線のように、能力制御圧縮機1か
ら吐出された冷媒は四方弁2から室外側熱交換器3で放
熱凝縮し、逆止弁5,液配管12を通って室内ユニット9a,9
bに送られ、電動膨脹弁11a,11bにて減圧され、室内側熱
交換器10a,10bで冷房蒸発しガス配管13を通って室外ユ
ニット8へ送られ四方弁2、アキュムレータ6から能力
制御圧縮機1へ循環する。
また暖房運転は詳しく記さないが図中破線のような循
還となる。
このように、室内ユニット9a,9bは冷房か暖房のどち
らかしか同時運転できないが、例えば室内ユニット9aが
冷房運転で室内ユニット9bが暖房運転(リモコン等で)
とした場合、運転種別検出装置14a,14bで検出した運転
種別と、温度差検出装置15a,15bで検出した温度差と外
気温検出装置7で検出した外気温度とを制御装置16で検
出し、この時外気温度が高温設定値(例えば20℃)以上
なら冷房の必要度が高いと判断し冷房運転を優先し、暖
房運転室内ユニットは送風運転とする。また外気温度が
低温設定値(例えば10℃)以下ならば暖房の必要度が高
いと判断し暖房優先とし、冷房運転室内ユニットは送風
運転とする。また外気温度が、この高温設定値と低温設
定値の間(例えば20℃〜10℃)の場合には、前記温度差
の大きい方が必要度が高いこと判断し、この運転種別で
運転し、多の室内ユニットは送風運転とする。
以上のように本実施例によれば、2台の室内ユニット
で冷房運転と暖房運転が同時にされても外気温度によっ
て冷房優先か暖房優先を選択するようにしているので、
間違って運転をしても、室外ユニットは停止せず、また
低外気での冷房運転がなくなるので、室内側熱交換器着
霜での液バックによる圧縮機損傷を防止できるととも
に、高外気での暖房運転がなくなるので、高圧圧力が異
常に高くなったり、圧縮機の吐出温度が異常に高くなり
運転が停止することを防止できるものである。
さらに、中間期等の冷房暖房のどちらでも運転される
場合には必要度の大きい方つまり負荷の大きい方の室内
ユニットを優先に運転できるので、実用的であり快適性
の向上が図れるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、外気温度を検出する外気温検
出装置と、各室内ユニットの設定室温の温度差を検出装
置と、各室内ユニットの冷房,暖房の運転種別を検出す
る運転種別検出装置と、この運転種別検出装置で検出し
た運転種別が冷房と暖房とを同時に検出した場合、外気
温検出装置で検出した外気温度と前記温度差検出装置で
検出した温度差とによって予め設定したパターンの中か
ら冷房運転又は暖房運転に選択する制御装置を備えたの
で、室内ユニットの運転を間違っても室外ユニットは停
止せず、また、低外気での冷房運転がなくなるので、室
内側熱交換器着霜での液バックによる圧縮機損傷を防止
できるとともに、高外気での暖房運転による高圧圧力圧
縮機吐出温度が異常に高くなり運転が停止することを防
止できる効果がある。また、さらに中間期等の冷房暖房
のどちらでも運転される場合には、必要度の大きい方の
室内ユニットを優先して運転できるので実用的で快適性
の向上にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例における多室形空気調和機の冷凍
サイクル図である。 1……能力制御圧縮機、3……室外側熱交換器、7……
外気検出装置、8……室外ユニット、9a,9b……室内ユ
ニット、10a,10b……室内側熱交換器、14a,14b……運転
種別検出装置、15a,15b……温度差検出装置、16……制
御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】能力制御圧縮機、室外側熱交換器等を有す
    る1台の室外ユニットと、室内側熱交換器等を有する複
    数の室内ユニットと、外気温度を検出する外気温検出装
    置と、各室内ユニットの設定室温と室温の温度差を検出
    する温度差検出装置と、各室内ユニットの冷房暖房の運
    転種別を検出する運転種別検出装置と、この運転種別検
    出装置で検出した運転種別が冷房と暖房とを同時に検出
    した場合、外気温検出装置で検出した外気温度と前記温
    度差検出装置で検出した温度差とによって予め設定した
    パターンの中から冷房運転又は暖房運転に選択する制御
    装置を備えた多室形空気調和機。
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