JP2644196B2 - 建築用パネル - Google Patents

建築用パネル

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JP2644196B2 JP6242297A JP24229794A JP2644196B2 JP 2644196 B2 JP2644196 B2 JP 2644196B2 JP 6242297 A JP6242297 A JP 6242297A JP 24229794 A JP24229794 A JP 24229794A JP 2644196 B2 JP2644196 B2 JP 2644196B2
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    • E04—BUILDING
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    • E04C2/00—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/44—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose
    • E04C2/52—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose with special adaptations for auxiliary purposes, e.g. serving for locating conduits
    • E04C2/526—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose with special adaptations for auxiliary purposes, e.g. serving for locating conduits with adaptations not otherwise provided for, for connecting, transport; for making impervious or hermetic, e.g. sealings
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E04—BUILDING
    • E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F13/00—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings
    • E04F13/07—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
    • E04F13/08—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
    • E04F13/0862—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements composed of a number of elements which are identical or not, e.g. carried by a common web, support plate or grid

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塀、門または建物壁面
において、下地材に表面材を貼り付けて構成される建築
用パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の塀は、一般に、コンクリートブロ
ックを生コンクリートによって固着して積み上げて構成
される。しかしこのようなブロックの積み上げによる塀
は、種々の外観のものを得ることが難しい。種々の外観
のものを得るため、例えば実公平６−２２０４２号公報
に開示されているように、下地材に溝を設け、タイル等
の表面材の裏面に突条、すなわち堰状突起を設けてその
突条を下地材の溝に嵌めて接着することにより取付ける
ことが考えられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表面材の突条を下地材の溝に嵌めて取付ける構造に
おいては、表面材の突条が輸送中に破損するおそれがあ
るという問題点がある。特に、既存のコンクリートブロ
ックでなる下地材にコンクリートカッタにより溝を設
け、その溝に比較的脆性のある表面材の突条を嵌めて施
工する場合、コンクリートカッタでは一般的にはせいぜ
い３ｍｍ程度の幅の溝しか刻設することができないた
め、溝に嵌める突条の幅も狭幅となり、その結果、突条
が破損し易くなる。門の表面や建物の壁面を表面材の取
付けによって構成する場合にも同様の問題がある。
【０００４】本発明は、上述のように下地材に表面材を
取付けて塀、門あるいは建物の壁面を構成することによ
り、種々の外観のものを得る場合、表面材に設ける突条
が輸送時等において破損することを防止しうる構造の建
築用パネルを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、塀、門あるいは建物壁面に固定される下地
材と、該下地材の表面に固定される表面材とからなり、
前記下地材の表面に溝を設け、前記表面材の裏面に、前
記下地材表面の溝に嵌める突条を設けた建築用パネルに
おいて、前記表面材の裏面に、前記突条と同方向に形成
された溝を有し、該輸送時または保管時において、対を
なす一方の表面材の突条が他方の表面材の溝に嵌合され
て組合わされることを特徴とする。また、本発明は、前
記下地材の表面に溝以外に該表面の溝と同方向に形成さ
れた突条を設け、該突条に前記表面材の裏面の溝が嵌合
されて表面材が下地材に固定されることを特徴とする。
本発明において、前記表面材の素材を発泡材により構成
すると共に、該素材の表面に不燃性粉材と難燃性接着剤
とを混合して被着したものとし、下地材も発泡材とする
ことが好ましい。また、下地材に貫通孔を設けると共
に、塀の支持材をアルミニウム合金製押出形材により構
成し、該支持材に前記貫通孔を嵌合する組合わせ構造
や、下地材の上下に孔を設けると共に、上下に隣接する
下地材どうしを下地材に設けた孔に嵌合する結合部材に
より結合する組合せ構造が採用される。
【０００６】
【作用】本発明の表面材は、表面材の裏面に設けられた
突条を下地材に設けた溝に嵌合しかつ接着するか、ある
いは表面材の裏面に設けられた突条と溝をそれぞれ下地
材に設けた溝と突条に嵌合しかつ接着することによって
下地材に取付けられる。輸送時あるいは保管時には、２
枚の表面材の裏面に形成された突条と溝とを互いに嵌合
することにより、突条が２枚の表面材間で保護された形
をとる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。図２は本発明の一実施例を示す塀の斜視図である。
１はコンクリート製の土台２に下端が埋め込まれたアル
ミニウム合金製押出形材でなる支持材、３は塀の下地
材、４は表面材である。本例の下地材３は合成樹脂製発
泡材でなり、図３の斜視図に示すように、該下地材３は
上下方向に貫通孔３ａを有し、下面に凸部３ｂ、上面に
凹部３ｃを有する。また、該下地材３の片面（両面に設
けてもよい）には表面材４を取付けるための溝３ｄを横
向きに形成している。
【０００８】表面材４は、図１（Ａ）の斜視図および図
４の縦断面図に示すように、合成樹脂製発泡材でなる素
材４ａの表面に、砂、砂利等の不燃性粉材と難燃性で耐
候性を有する合成樹脂製接着剤を混合して一体に塗着し
乾燥することにより、表面層４ｂを石調に構成してい
る。該表面材４の裏面には、前記下地材３に設けた溝３
ｄとほぼ同じ深さの突条４ｃを横方向に形成すると共
に、該突条４ｃに平行に、かつ突条４ｃに隣接させて、
突条４ｃの高さとほぼ同じ深さを有しかつ突条４ｃの幅
よりやや広い幅を有する溝４ｄを形成してなる。
【０００９】この塀は、図２、図４に示すように、土台
２に固定された支持材１に下地材３の貫通孔３ａを嵌
め、下地材３の上面の凹部３ｃに上方に隣接する下地材
３の下面の凸部３ｂを嵌めて相互に位置決めして積層す
る。そして、下地材３の表面の溝３ｄに表面材４の突条
４ｃを接着剤５を介して嵌め込んで取付ける。図２にお
いては、下地材３の一部について表面材４を貼り付けた
状態を示している。本例においては、１枚の下地材３に
対して上下方向に３枚、横方向に２枚、合計６枚の表面
材４を取付けた例を示しているが、１枚の下地材３に１
枚の表面材４を取付ける等、下地材３と表面材４との相
互の枚数の対応は種々に変更される。なお、表面材４を
下地材３に接着剤により接着する場合、表面材４に設け
た溝４ｄが接着剤５を溜め、接着剤５の流下を防止す
る。支持材１の上部を最上部の下地材３より上方に突出
させ、その突出部に笠木やフェンス等他の部材を取付け
て塀を構成する場合もある。
【００１０】この表面材４は、図１（Ｂ）に示すよう
に、２枚の表面材４の各突条４ｃを相手側の溝４ｄに嵌
め込むことにより、突条４ｃを保護した形で組合わされ
る。これにより、輸送時における破損が防止される。ま
た、表面材４の表面層４ｂに砂、砂利等を接着剤で固め
た石調に構成し、この石調にした表面材４で全体を覆う
ことにより、軽量でありながら強度が大となる。また、
本実施例のように、下地材３と表面材４を発泡材によっ
て構成することによって軽量化し、これにより、施工や
運搬が容易になると共に、地震の際に下地材３が崩壊し
て通行人に落下したとしても、負傷させるおそれがな
い。
【００１１】図５は本発明による塀の下地材の結合手段
の他の例を示す斜視図、図６は図５の結合部材６を用い
て積層した構造を示す縦断面図である。本例において
は、上下に隣接する下地材３の貫通孔３ａに、上下端が
細くなるようにテーパー形に形成した発泡材でなる結合
部材６を嵌合して結合することにより、下地材３を塀と
して構築したものである。なお、貫通孔３ａの上下端３
ｅは結合部材６のテーパー形に合致したテーパー形に形
成している。本例によれば、前記支持材１を必ずしも設
ける必要がなく、容易にかつ安価に施工できるという利
点がある。本例において、貫通孔３ａや結合部材６の一
方、または他方の断面形状を多角形あるいは楕円形にし
てもよい。
【００１２】また、図５、図６に示す例においては、下
地材３に設けた溝３ｄに表面材４の突条４ｃを嵌めるの
みならず、下地材３に設けた突起として堰状突起である
突条３ｆを設け、該突条３ｆに表面材４の溝４ｄを嵌め
て接着剤５により接着することにより、表面材４の取付
け強度を増大させている。なお、下地材３に突条３ｆを
設けた場合、この突条３ｆと溝４ｄとの嵌合に表面材４
の位置決めないし結合強度を受け持たせるようにし、表
面材４の突条４ｃは下地材３の溝３ｄに遊嵌させるよう
にしてもよい。
【００１３】図７の例は門に本発明を適用した例を工事
の途中の段階で示す斜視図であり、土台２に固定される
アルミニウム合金製押出形材でなる支持材７に、発泡材
でなる下地材８を、その孔８ａを支持材７に嵌合するこ
とにより取付け、該下地材８の外周に設けた溝８ｂに表
面材４の突条４ｃを嵌め込んで接着剤とともに固定した
ものである。本例によれば、支持材７に下地材８を嵌め
込んでいくことによって下地材８を積層でき、施工が容
易になると共に、下地材８が支柱７に支持されてずれる
ことがなく、また強度が大となる。
【００１４】図８の例は、建物の壁面に本発明のパネル
を適用した本発明の他の実施例を示す縦断面図であり、
躯体９に固定具１０あるいは接着剤により発泡材等から
なる下地材１１を取付け、該下地材１１の溝１１ａに表
面材４の突条４ｃを嵌め込んで接着剤５により固着して
取付けたものである。
【００１５】上記例の他、本発明は、既に設置されてい
るコンクリートブロックに溝を設け、その溝に表面材４
の突条４ｃを嵌めて取付けることもできる。このような
既存のコンクリートブロックに本発明による表面材４を
取付けて塀を構築することも可能である。また、表面材
４に２本以上の突条４ｃや２本以上の溝４ｄを設けた
り、下地材３の端部どうしを直角あるいは斜めに突き合
わせる等、下地材３や表面材４の具体的形状や組合わせ
は上記例以外に種々に変更し、付加することができる。
【００１６】
【発明の効果】請求項１によれば、下地材に表面材を取
付けて塀、門、建物の壁面を構成するパネルにおいて、
対をなす一方の表面材の突条が他方の表面材の溝に嵌合
されて組合わされるように、突条と溝を設けたので、輸
送、保管時には２枚の表面材を組合わせておくことによ
り、突条の破損が防止される。また、既存のブロックに
溝を設けてその溝に表面材を取付ける場合のように、狭
幅の溝しか形成できないものに対しても、発泡材のよう
な比較的脆性のある軽量材料の使用で表面材の取付が可
能となる。
【００１７】請求項２によれば、表面材の突条と溝が、
それぞれ下地材の溝と突条に嵌合されて表面材が下地材
に取付けられるので、表面材の取付け強度が増大する。
【００１８】請求項３によれば、前記表面材の素材を発
泡材により構成すると共に、該素材の表面に不燃性粉材
と難燃性接着剤とを混合して被着して石調にしたので、
外観が向上すると共に、強度が大となる。
【００１９】請求項４によれば、下地材を発泡材により
構成したので、軽量で、運搬や施工が容易な建築用パネ
ルが提供できる。また、溝と突条の寸法誤差も比較、許
容でき、取り合い寸法により、施工時の仮り止めも容易
にできる。
【００２０】請求項５によれば、下地材に貫通孔を設け
ると共に、塀の支持材をアルミニウム合金製押出形材に
より構成し、該支持材に前記貫通孔を嵌合して下地材を
支持材に取付けたので、支持材に下地材を嵌め込んでい
くことによって下地材を積層でき、施工が容易になると
共に、下地材が支柱に支持されてずれることがなく、ま
た強度が大となる。 請求項６によれば、下地材の上下に
孔を設けると共に、上下に隣接する下地材どうしを下地
材に設けた孔に嵌合する結合部材により結合したので、
全体としてさらに軽量でかつ安価な建築用パネルが提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）は本発明による表面材の一例を示す斜視
図、（Ｂ）は本例の表面材を２枚組合わせた状態を示す
側面図である。
【図２】本発明を塀に適用した場合の一実施例を示す斜
視図である。
【図３】本発明による下地材の一例を示す斜視図であ
る。
【図４】本実施例の縦断面図である。
【図５】本発明による下地材および下地材結合手段の他
の例を示す斜視図である。
【図６】本発明による下地材およびその結合手段による
場合の塀の縦断面図である。
【図７】本発明を門柱に適用した場合の例を示す斜視図
である。
【図８】本発明を建物壁面に適用した場合の例を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
１：支持材、２：土台、３：下地材、３ａ：貫通孔、３
ｂ：凸部、３ｃ：凹部、３ｄ：溝、３ｆ：突条、４：表
面材、４ａ：素材、４ｂ：表面層、４ｃ：突条、４ｄ：
溝、５：接着剤、６：結合部材、７：支柱、８：下地
材、９：躯体、１１：下地材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】塀、門あるいは建物壁面に固定される下地
    材と、該下地材の表面に固定される表面材とからなり、
    前記下地材の表面に溝を設け、前記表面材の裏面に、前
    記下地材表面の溝に嵌める突条を設けた建築用パネルに
    おいて、前記表面材の裏面に、前記突条と同方向に形成された溝
    を有し、輸送時または保管時において、 対をなす一方の
    表面材の突条が他方の表面材の溝に嵌合されて組合わさ
    れることを特徴とする建築用パネル。
  2. 【請求項２】請求項１において、前記下地材の表面に溝
    以外に該表面の溝と同方向に形成された突条を設け、該
    突条に前記表面材の裏面の溝が嵌合されて表面材が下地
    材に固定されることを特徴とする建築用パネル。
  3. 【請求項３】請求項１または２において 、前記表面材の
    素材を発泡材により構成すると共に、該素材の表面に不
    燃性粉材と難燃性接着剤とを混合し被着して石調にした
    ことを特徴とする建築用パネル。
  4. 【請求項４】請求項１から３までのいずれかにおいて、
    前記下地材が発泡材でなることを特徴とする建築用パネ
    ル。
  5. 【請求項５】請求項４において 、下地材に貫通孔を設け
    ると共に、塀の支持材をアルミニウム合金製押出形材に
    より構成し、該支持材に前記貫通孔を嵌合して下地材を
    支持材に取付けたことを特徴とする建築用パネル。
  6. 【請求項６】請求項４において 、下地材の上下に孔を設
    けると共に、上下に隣接する下地材どうしを下地材に設
    けた孔に嵌合する結合部材により結合したことを特徴と
    する建築用パネル。
JP6242297A 1994-09-10 1994-09-10 建築用パネル Expired - Lifetime JP2644196B2 (ja)

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DE69523246T DE69523246T2 (de) 1994-09-10 1995-07-14 Architectonisches Paneel
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