JP2641693B2 - ライニング - Google Patents
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- JP2641693B2 JP2641693B2 JP5307989A JP30798993A JP2641693B2 JP 2641693 B2 JP2641693 B2 JP 2641693B2 JP 5307989 A JP5307989 A JP 5307989A JP 30798993 A JP30798993 A JP 30798993A JP 2641693 B2 JP2641693 B2 JP 2641693B2
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- Japan
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- wheel
- sheet
- lining
- chambers
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/16—Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/172—Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using resonance effects
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
- B60R13/0861—Insulating elements, e.g. for sound insulation for covering undersurfaces of vehicles, e.g. wheel houses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/16—Mud-guards or wings; Wheel cover panels
- B62D25/161—Mud-guards made of non-conventional material, e.g. rubber, plastics
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動するホイール
用のライニングであって、ホイールから間隔を置いて固
定された、ポリマー材料から成る自己支持作用を有する
非通気性の面状成形体から構成されている形式のものに
関する。
用のライニングであって、ホイールから間隔を置いて固
定された、ポリマー材料から成る自己支持作用を有する
非通気性の面状成形体から構成されている形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】このようなライニングは公知でありかつ
例えばホイールケースライニングとして砕石及び飛散水
から車体を防護するためにフェンダーの内側で使用され
る。いずれにせよこの場合、ホイールが転動した場合そ
の都度の路面及びタイヤの成形形状に関連して、音響的
に不都合な振動として周囲に伝搬する音波が生ずるとい
うことを、考慮する必要がある。
例えばホイールケースライニングとして砕石及び飛散水
から車体を防護するためにフェンダーの内側で使用され
る。いずれにせよこの場合、ホイールが転動した場合そ
の都度の路面及びタイヤの成形形状に関連して、音響的
に不都合な振動として周囲に伝搬する音波が生ずるとい
うことを、考慮する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、転動
運動により生ぜしめられる音圧を吸収できるように、冒
頭に述べた形式のライニングを改良することにある。
運動により生ぜしめられる音圧を吸収できるように、冒
頭に述べた形式のライニングを改良することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲第1項の特徴部分に記載の本発明の
ライニングによって解決された。
ば、特許請求の範囲第1項の特徴部分に記載の本発明の
ライニングによって解決された。
【0005】有利な構成はその他の請求項に記載されて
いる。
いる。
【0006】
【発明の効果】本発明の構成では、面状成形体が二重壁
状に構成されていてかつ面状成形体内に少なくとも2つ
のチャンバが形成されており、この場合、ホイールに面
したチャンバの壁がヘルムホルツ・共振器を形成するた
めにそれぞれ少なくとも1つの貫通孔を備えている。
状に構成されていてかつ面状成形体内に少なくとも2つ
のチャンバが形成されており、この場合、ホイールに面
したチャンバの壁がヘルムホルツ・共振器を形成するた
めにそれぞれ少なくとも1つの貫通孔を備えている。
【0007】この場合有利には、自己支持作用を有する
成形体は、効果的な吸音作用を得るために、難なく既存
のライニングと交換することができる。それというの
も、所要スペースが従来使用されたライニングの所要ス
ペースにほぼ相応しているからである。
成形体は、効果的な吸音作用を得るために、難なく既存
のライニングと交換することができる。それというの
も、所要スペースが従来使用されたライニングの所要ス
ペースにほぼ相応しているからである。
【0008】面状成形体の二重壁状の構造によって、チ
ャンバによって形成される中空室が得られ、この場合、
音源に面したチャンバの壁は、有利には1mm乃至14
mmの直径を有する貫通孔を備えている。チャンバ及び
貫通孔のサイズに関連してライニングを種々の周波数範
囲に適合させることができる。
ャンバによって形成される中空室が得られ、この場合、
音源に面したチャンバの壁は、有利には1mm乃至14
mmの直径を有する貫通孔を備えている。チャンバ及び
貫通孔のサイズに関連してライニングを種々の周波数範
囲に適合させることができる。
【0009】減衰特性はライニングを適当に設計した場
合ほぼ300Hz乃至4800Hzの周波数範囲で得ら
れる。広い周波数範囲に亘って最良の吸音作用を得るた
めに、成形体の表面は有利には異なって構成された多数
のヘルムホルツ・共振器によって面を覆われるようにカ
バーされている。共振器の同調は専門家にとって周知の
ヘルムホルツ・公式によって行なわれる。
合ほぼ300Hz乃至4800Hzの周波数範囲で得ら
れる。広い周波数範囲に亘って最良の吸音作用を得るた
めに、成形体の表面は有利には異なって構成された多数
のヘルムホルツ・共振器によって面を覆われるようにカ
バーされている。共振器の同調は専門家にとって周知の
ヘルムホルツ・公式によって行なわれる。
【0010】更に本発明の構成では、ホイールとは反対
側のシートはホイールとは反対側で、ポリマー材料から
成るシェル体によってダブルチャンバを形成して、ホイ
ールに面したシートに対して平行にカバーされており、
この場合、ホイールに面したダブルチャンバの凹所及び
これに隣接する、ホイールに面したシートはそれぞれ互
いに対置するようにほぼ寸法の合致した貫通孔を備えて
いる。
側のシートはホイールとは反対側で、ポリマー材料から
成るシェル体によってダブルチャンバを形成して、ホイ
ールに面したシートに対して平行にカバーされており、
この場合、ホイールに面したダブルチャンバの凹所及び
これに隣接する、ホイールに面したシートはそれぞれ互
いに対置するようにほぼ寸法の合致した貫通孔を備えて
いる。
【0011】このようなダブルシェル構造に基づき有利
には、ヘルムホルツ・共振器が倍加されるため、製作費
用を最小限増やすだけで著しく吸音作用を改善すること
ができる。
には、ヘルムホルツ・共振器が倍加されるため、製作費
用を最小限増やすだけで著しく吸音作用を改善すること
ができる。
【0012】有利な構成では、貫通孔はそれぞれ1つの
チャンバの、規定された使用中に車軸中心点に最も接近
する個所に配置される。
チャンバの、規定された使用中に車軸中心点に最も接近
する個所に配置される。
【0013】この構成によって、ホイールによって巻き
上げられた場合によってチャンバ内に進入する汚物が、
チャンバ内に堆積することはなくひいては使用特性を低
下せしめることはなく、むしろ汚物は貫通孔を介して再
び排出される。これによって吸音のために設けられた共
振室は常時合致した容積を有する。
上げられた場合によってチャンバ内に進入する汚物が、
チャンバ内に堆積することはなくひいては使用特性を低
下せしめることはなく、むしろ汚物は貫通孔を介して再
び排出される。これによって吸音のために設けられた共
振室は常時合致した容積を有する。
【0014】製作を簡単にするためにかつ長い使用期間
に亘ってライニングの良好な耐久性を得るために、面状
成形体は熱溶着される材料から成る2枚のシートを有
し、この場合、ホイールに面したシートは有利にはホイ
ールとは反対側のシートの3倍乃至5倍の厚さを有して
いる。回転するホイールによって巻き上げられる石、泥
又は飛散水によってライニングが損なわれることはな
い。
に亘ってライニングの良好な耐久性を得るために、面状
成形体は熱溶着される材料から成る2枚のシートを有
し、この場合、ホイールに面したシートは有利にはホイ
ールとは反対側のシートの3倍乃至5倍の厚さを有して
いる。回転するホイールによって巻き上げられる石、泥
又は飛散水によってライニングが損なわれることはな
い。
【0015】使用ケースのその都度の条件に関連して、
ホイールに面したシートはホイールとは反対側のシート
の三分の一倍乃至五分の一倍の厚さを有することができ
る。
ホイールに面したシートはホイールとは反対側のシート
の三分の一倍乃至五分の一倍の厚さを有することができ
る。
【0016】このような構成では比較的薄いシートを通
気性の機械的に耐負荷性のカバー、例えば耐腐朽性のフ
リースから成るカバーによってカバーすることができ
る。このような構成によって薄いシートの損傷が防止さ
れる。
気性の機械的に耐負荷性のカバー、例えば耐腐朽性のフ
リースから成るカバーによってカバーすることができ
る。このような構成によって薄いシートの損傷が防止さ
れる。
【0017】別の構成では、ホイールに面したシートが
貫通孔の外側の範囲で補強部材を有していて、この補強
部材によって機械的な外的作用に対する耐久性が改善さ
れかつライニングの形状安定性が高められる。
貫通孔の外側の範囲で補強部材を有していて、この補強
部材によって機械的な外的作用に対する耐久性が改善さ
れかつライニングの形状安定性が高められる。
【0018】ホイールとは反対側のシートはチャンバを
形成してコップ状の凹所を備えている。この構成によっ
て、ホイールに面したシートはほぼ平らな表面を有し、
この面上には長い使用期間に亘って汚物が堆積すること
はない。
形成してコップ状の凹所を備えている。この構成によっ
て、ホイールに面したシートはほぼ平らな表面を有し、
この面上には長い使用期間に亘って汚物が堆積すること
はない。
【0019】ホイールとは反対側ではシートは、ヘルム
ホルツ・原理による吸音作用を得ることができるように
するために、コップ状の凹所によって成形されている。
シートを逆の順序で配置することもできる。
ホルツ・原理による吸音作用を得ることができるように
するために、コップ状の凹所によって成形されている。
シートを逆の順序で配置することもできる。
【0020】チャンバは蜂の巣の形状で面状成形体の表
面に亘って分配されている。この構成によってライニン
グの所要スペースが僅かである場合でも互いに密接する
多数のヘルムホルツ・共振器を使用することができる。
この構成によって減衰すべき周波数に難なく同調させる
ことができる。
面に亘って分配されている。この構成によってライニン
グの所要スペースが僅かである場合でも互いに密接する
多数のヘルムホルツ・共振器を使用することができる。
この構成によって減衰すべき周波数に難なく同調させる
ことができる。
【0021】規定された使用中に車軸中心点から異なる
大きさの間隔を有する互いに隣接するチャンバを、ドレ
ン開口によって接続でき、このドレン開口は通路状に形
成できる。これによって、チャンバ内に進入する汚物
は、互いに隣接する両シートによって制限された中空室
から排出できる。
大きさの間隔を有する互いに隣接するチャンバを、ドレ
ン開口によって接続でき、このドレン開口は通路状に形
成できる。これによって、チャンバ内に進入する汚物
は、互いに隣接する両シートによって制限された中空室
から排出できる。
【0022】コップ状の凹所を備えた、ホイールとは反
対側のシートは、例えば飛散水を排出する通路状の管路
システムを形成する。ドレン開口は通路状に形成でき
る。
対側のシートは、例えば飛散水を排出する通路状の管路
システムを形成する。ドレン開口は通路状に形成でき
る。
【0023】簡単にかつ経済的に有利に製作するため
に、面状成形体全体を深絞り成形することができる。ま
た、例えばブロー成形、加硫成形、プレス成形及びリア
クション射出成形のような別の製法を実施することもで
きる。
に、面状成形体全体を深絞り成形することができる。ま
た、例えばブロー成形、加硫成形、プレス成形及びリア
クション射出成形のような別の製法を実施することもで
きる。
【0024】別の構成によれば、少なくともホイールに
面したシートの貫通孔を、有利には400Ns/m3乃
至1500Ns/m3の流れ抵抗を有する耐腐朽性のフ
リースカバーによってカバーすることができる。
面したシートの貫通孔を、有利には400Ns/m3乃
至1500Ns/m3の流れ抵抗を有する耐腐朽性のフ
リースカバーによってカバーすることができる。
【0025】この場合有利には、汚物は貫通孔を介し
て、ヘルムホルツ・共振器を形成する中空室内に進入す
ることはない。この構成によって、吸音作用を損なうこ
となしに、全使用期間に亘って不変の効果的な使用特性
が得られる。
て、ヘルムホルツ・共振器を形成する中空室内に進入す
ることはない。この構成によって、吸音作用を損なうこ
となしに、全使用期間に亘って不変の効果的な使用特性
が得られる。
【0026】本発明によるライニングの場合、個々のヘ
ルムホルツ・共振器の容積、共振器の孔半径及び共振器
のスロート長さは可変であり、この場合、僅かな構造高
さで、吸音作用を有する要素の共振特性を変えることが
できる。
ルムホルツ・共振器の容積、共振器の孔半径及び共振器
のスロート長さは可変であり、この場合、僅かな構造高
さで、吸音作用を有する要素の共振特性を変えることが
できる。
【0027】使用される材料は水、塩、自動車燃料及び
冷気に対して耐久力がある。
冷気に対して耐久力がある。
【0028】
【実施例】まず、本発明とは直接関連しない構成例を第
1図乃至第3図に基づき説明する。
1図乃至第3図に基づき説明する。
【0029】第1図で図示の回転運動するホイール1
は、リム1.1とこのリム上に張設されたタイヤ1.2
とを有している。ライニングは自動車のフェンダー(図
示せず)の内側に固定されていてかつ非通気性のポリマ
ー材料から形成されている。
は、リム1.1とこのリム上に張設されたタイヤ1.2
とを有している。ライニングは自動車のフェンダー(図
示せず)の内側に固定されていてかつ非通気性のポリマ
ー材料から形成されている。
【0030】ライニングは、多数のチャンバ3,4を有
する二重壁状に構成された形状の安定した面状成形体2
として構成されている。チャンバ3,4はホイール1に
面した側で壁5,6によってかつホイールとは反対側で
コップ状の凹所9によって制限されている。
する二重壁状に構成された形状の安定した面状成形体2
として構成されている。チャンバ3,4はホイール1に
面した側で壁5,6によってかつホイールとは反対側で
コップ状の凹所9によって制限されている。
【0031】前記壁5,6はそれぞれ貫通孔7,8を備
えているので、これによってヘルムホルツ・原理による
吸音作用が得られる。貫通孔7,8は3.5mmの直径
を有し、面状成形体2は熱溶着された2枚のシート2.
1,2.2から形成されている。
えているので、これによってヘルムホルツ・原理による
吸音作用が得られる。貫通孔7,8は3.5mmの直径
を有し、面状成形体2は熱溶着された2枚のシート2.
1,2.2から形成されている。
【0032】水、オイル、泥及び巻き上げられた石によ
ってシート2.1が負荷された場合に生ずる損傷を確実
に阻止するために、ホイール1に面したシート2.1
は、ホイール1とは反対側のシートよりも3倍厚く形成
されている。
ってシート2.1が負荷された場合に生ずる損傷を確実
に阻止するために、ホイール1に面したシート2.1
は、ホイール1とは反対側のシートよりも3倍厚く形成
されている。
【0033】互いに周方向で隣接するチャンバ3,4
は、ドレン開口10を介して互いに接続されている。こ
のようにして、規定された使用中にチャンバ3,4内に
進入する汚物がチャンバから排出されるので、吸音作用
に関し常時不変な使用特性が得られる。
は、ドレン開口10を介して互いに接続されている。こ
のようにして、規定された使用中にチャンバ3,4内に
進入する汚物がチャンバから排出されるので、吸音作用
に関し常時不変な使用特性が得られる。
【0034】第2図では第1図のライニングの平面図を
図示している。面状成形体2の、ホイール1とは反対側
のシート2.2は、チャンバ3,4を形成する蜂の巣状
の凹所を備えている。
図示している。面状成形体2の、ホイール1とは反対側
のシート2.2は、チャンバ3,4を形成する蜂の巣状
の凹所を備えている。
【0035】ホイール1の周方向で互いに隣接するチャ
ンバ3,4は、ドレン開口10を介して互いに接続され
ていて、この場合、矢印11は排出される汚物の落下方
向ひいては運動方向を示している。
ンバ3,4は、ドレン開口10を介して互いに接続され
ていて、この場合、矢印11は排出される汚物の落下方
向ひいては運動方向を示している。
【0036】貫通孔7,8はそれぞれチャンバ3,4の
中央に配置されていてホイール1に面したシート2.1
を貫通している。チャンバ3,4,及び貫通孔7,8は
合致して構成されている。
中央に配置されていてホイール1に面したシート2.1
を貫通している。チャンバ3,4,及び貫通孔7,8は
合致して構成されている。
【0037】第3図ではホイール1用のライニングの別
の構成例の一区分を図示している。この場合、貫通孔
7,8はそれぞれのチャンバ3,4の最深個所に配置さ
れている。このような構成によって、場合によってチャ
ンバ3,4内に進入する汚物を、チャンバ内部に堆積さ
せることなしに、難なく排出することができる。
の構成例の一区分を図示している。この場合、貫通孔
7,8はそれぞれのチャンバ3,4の最深個所に配置さ
れている。このような構成によって、場合によってチャ
ンバ3,4内に進入する汚物を、チャンバ内部に堆積さ
せることなしに、難なく排出することができる。
【0038】この構成例ではチャンバ3,4は互いに接
続されておらず、また、両シート2.1,2.2は、損
傷なしに長期間使用できるようにするために、互いに異
なる厚さを有している。
続されておらず、また、両シート2.1,2.2は、損
傷なしに長期間使用できるようにするために、互いに異
なる厚さを有している。
【0039】上記構成例に比して、路面及びタイヤの成
形形状に関連して生ずる振動を尚一層効果的に減衰する
ために、第4図で図示の本発明の実施例では、ライニン
グはダブルシェル構造体として構成されている。ホイー
ル1とは反対側のシート2.2は、ホイール1に面した
シート2.1とポリマー材料から成るシェル体13との
間に配置されていて、このシェル体13は同様にシート
から形成されている。
形形状に関連して生ずる振動を尚一層効果的に減衰する
ために、第4図で図示の本発明の実施例では、ライニン
グはダブルシェル構造体として構成されている。ホイー
ル1とは反対側のシート2.2は、ホイール1に面した
シート2.1とポリマー材料から成るシェル体13との
間に配置されていて、このシェル体13は同様にシート
から形成されている。
【0040】この構成によって本来設けられるチャンバ
3,4に付加的にダブルチャンバ3.1,4.1が形成
され、この場合、ダブルチャンバ3.1,4.1の、ホ
イール1に面した凹所は、貫通孔7.1,8.1を備
え、この貫通孔7.1,8.1は、ホイール1に面した
シート2.1の貫通孔7,8に対置している。
3,4に付加的にダブルチャンバ3.1,4.1が形成
され、この場合、ダブルチャンバ3.1,4.1の、ホ
イール1に面した凹所は、貫通孔7.1,8.1を備
え、この貫通孔7.1,8.1は、ホイール1に面した
シート2.1の貫通孔7,8に対置している。
【0041】これによって、製作費用を最小限増やすだ
けで、路面及びタイヤの成形形状に関連して生ずる振動
の著しく高められた減衰作用が得られる。
けで、路面及びタイヤの成形形状に関連して生ずる振動
の著しく高められた減衰作用が得られる。
【0042】第5図の実施例では、ホイール1に面した
シート2.1は、ホイール1とは反対側のシート2.2
よりも比較的薄く形成されている。比較的薄いシート
2.1を例えば巻き上げられる石及びその他の汚物によ
る損傷から防護するために、このシート2.1は、全表
面範囲で耐腐朽性のフリースカバー14によってカバー
されている。
シート2.1は、ホイール1とは反対側のシート2.2
よりも比較的薄く形成されている。比較的薄いシート
2.1を例えば巻き上げられる石及びその他の汚物によ
る損傷から防護するために、このシート2.1は、全表
面範囲で耐腐朽性のフリースカバー14によってカバー
されている。
【0043】フリースカバー14は、音響的に不都合な
振動を吸収するために使用特性が殆ど損なわれないよう
に、形成されている。この実施例ではフリースカバー1
4の流れ抵抗は600Ns/m3である。
振動を吸収するために使用特性が殆ど損なわれないよう
に、形成されている。この実施例ではフリースカバー1
4の流れ抵抗は600Ns/m3である。
【図1】本発明とは直接関連しない、回転運動するホイ
ール用のライニングの構成例を示す図。
ール用のライニングの構成例を示す図。
【図2】第1図の平面図。
【図3】本発明とは直接関連しない、回転運動するホイ
ール用のライニングの別の構成例の一区分を示す図。
ール用のライニングの別の構成例の一区分を示す図。
【図4】ライニングがダブルシェル構造体として構成さ
れた、本発明による回転運動するホイール用のライニン
グの実施例を示す図。
れた、本発明による回転運動するホイール用のライニン
グの実施例を示す図。
【図5】比較的厚いシートが薄いシートのホイールとは
反対側に配置されかつこの場合薄いシートの貫通孔が耐
腐朽性のフリースカバーによってカバーされている、本
発明による回転運動するホイール用のライニングの別の
実施例を示す図。
反対側に配置されかつこの場合薄いシートの貫通孔が耐
腐朽性のフリースカバーによってカバーされている、本
発明による回転運動するホイール用のライニングの別の
実施例を示す図。
1 ホイール 1.1 リム 1.2 タイヤ 2 面状成形体 2.1,2.2 シート 3,4 チャンバ 3.1,4.1 ダブルチャンバ 5,6 壁 7,8,7.1,8.1 貫通孔 9 凹所 10 ドレン開口 13 シェル体 14 フリースカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート マトゥタート ドイツ連邦共和国 ラーデンブルク シ ュリースハイマーシュトラーセ 19 (72)発明者 クラウス−ディーター シュミット ドイツ連邦共和国 ゴリクスハイマータ ール ツム イェーエン ライン 1 (56)参考文献 特開 昭61−249853(JP,A) 実開 昭53−114737(JP,U)
Claims (9)
- 【請求項1】 回転運動するホイール用のライニングで
あって、ホイールから間隔を置いて固定された、ポリマ
ー材料から成る自己支持作用を有する非通気性の面状成
形体から構成されている形式のものにおいて、面状成形
体(2)が二重壁状に構成されていてかつ面状成形体内
に少なくとも2つのチャンバ(3,4)が形成されてお
り、ホイール(1)に面したチャンバ(3,4)の壁
(5,6)がヘルムホルツ・共振器を形成するためにそ
れぞれ少なくとも1つの貫通孔(7,8)を備えてお
り、ホイール(1)とは反対側のシート(2.2)がホ
イール(1)とは反対側で、ポリマー材料から成るシェ
ル体(13)によってダブルチャンバ(3.1,4.
1)を形成して、ホイール(1)に面したシート(2.
1)に対して平行にカバーされており、ホイール(1)
に面したダブルチャンバ(3.1,4.1)の凹所及び
これに隣接する、ホイール(1)に面したシート(2.
1)がそれぞれ互いに対置するようにほぼ寸法の合致し
た貫通孔(7,7.1,8,8.1)を備えていること
を特徴とする、ライニング。 - 【請求項2】 貫通孔(7,8)がそれぞれ1つのチャ
ンバ(3,4)の、規定された使用中に車軸中心点に最
も接近する個所に配置されている、請求項1記載のライ
ニング。 - 【請求項3】 面状成形体(2)が熱溶着される材料か
ら成る2枚のシート(2.1,2.2)を有しており、
ホイール(1)に面したシート(2.1)がホイール
(1)とは反対側のシート(2.2)の3倍乃至5倍の
厚さを有している、請求項1又は2記載のライニング。 - 【請求項4】 ホイール(1)とは反対側のシート
(2.2)がチャンバ(3,4)を形成してコップ状の
凹所(9)を備えている、請求項3記載のライニング。 - 【請求項5】 チャンバ(3,4)が蜂の巣の形状で面
状成形体(2)の表面に亘って分配されている、請求項
1から4までのいずれか1項記載のライニング。 - 【請求項6】 規定された使用中に車軸中心点から異な
る大きさの間隔を有する互いに隣接するチャンバ(3,
4)が、ドレン開口(10)によって互いに接続されて
いる、請求項1から5までのいずれか1項記載のライニ
ング。 - 【請求項7】 面状成形体全体が深絞り加工されてい
る、請求項1から6までのいずれか1項記載のライニン
グ。 - 【請求項8】 少なくともホイール(1)に面したシー
ト(2.1)の貫通孔(7,8)が、耐腐朽性のフリー
スカバー(14)によってカバーされている、請求項1
から7までのいずれか1項記載のライニング。 - 【請求項9】 フリースカバー(14)が400Ns/
m3乃至1500Ns/m3の流れ抵抗を有している、
請求項8記載のライニング。
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