JP2641616B2 - 転造装置 - Google Patents

転造装置

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JP2641616B2
JP2641616B2 JP2329027A JP32902790A JP2641616B2 JP 2641616 B2 JP2641616 B2 JP 2641616B2 JP 2329027 A JP2329027 A JP 2329027A JP 32902790 A JP32902790 A JP 32902790A JP 2641616 B2 JP2641616 B2 JP 2641616B2
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邦夫 黒沼
博志 金井
純一 松本
茂 植村
英一 江橋
登 泉山
碩哉 村上
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被加工物に転造加工を施す転造装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の転造装置において加工物は、第8図に示すよう
に転造盤のベッド13上にあるスライドレール29面を摺動
し、固定できる芯押し台28でドラム5の端面を押し、ド
ラム5を転造していた。
しかし、芯押し第28の押し力Fの反力により主軸台14
び芯押し台28に曲げモーメントMが働き、転造加工上悪
影響を生じている。
そのため主軸台14及び芯押し台28を非常に堅固にしな
ければならない。
又、従来は第9図に示すように主軸16に締結されたマ
ンドレス18の端部に油圧シリンダー19を固定し、油圧シ
リンダー19の給油ポートAから油を給油すると油圧シリ
ンダー19のハウジング30がB方向に移動してドラム5を
押す機構もある。
この技術はマンドレル18と油圧シリンダー19内におい
て力が閉じている(力が作用と反作用で0)ため、主軸
台14のベアリング24には直接力Fが加わらない。
しかし、ドラム5を脱着する場合は油圧シリンダー19
に給油するためのホース25が邪魔になるため1回毎にホ
ース25を油圧シリンダー19から脱着しなければならない
という無駄な手間が発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように上記従来技術は第8図において主軸台14の
ベアリング24に力Fが加わり主軸台14と芯押し台28を堅
固にしなければならないので、装置全体を大形に構成し
なければならないという問題がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
主軸台14のベアリング24に力を作用させないようにして
小型の転造装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、ベッド上に設けた主軸台と、この主軸台
によって回転自在に支持された被加工物と、前記ベッド
に設けられこの被加工物に転造加工を施す転造ロールユ
ニットとを有する転造装置において、前記主軸台にベア
リングによって回転自在に支持されている主軸と、この
主軸の内部に主軸と一体となって回転するように設けた
油圧シリンダーと、この油圧シリンダーのロッド先端に
結合されたクランクバーと、このクランクバーに固定金
具により着脱自在に設けられ、且つ被加工物を被装した
マンドレルと、前記主軸を回転させる駆動系とを備え、
前記油圧シリンダーのロッドの左右移動によって前記固
定金具の型締め及び型開放を行なうように構成すること
によって達成される。
〔作用〕
すなわち、油圧シリンダー19を主軸16の内部に設ける
ことにより、油圧シリンダー19の力Fを主軸台14のベア
リング24に作用せず、更にドラム5の取付位置と反対側
から油を給油するため、ドラム5の脱着時にホース25の
脱着が不要となるように作用する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例構成を図面を用いて説明す
る。
第4図は、ロープホイストの要部断面図示し、1は巻
上用電動機であり、主枠2に固着されている。3は減速
機構部で主枠4に支持されており、ドラム5と直結して
いる。
この構成において電動機1を回転させれば、電動機の
軸31、減速機構部3およびドラム5に巻込まているロー
プ6を介して下フック7を上下行する。
第5図はドラム5の断面図を示し、巻胴部8と側板9
及びスプラインボス10はすべて鋼板製であり、溶接によ
り接合してある。
このドラム5は4本掛用ホイストのものであるためド
ラム5には左巻ロープ溝11と右巻ロープ溝12を施してい
る。
このロープ溝11、12は次に説明する本発明の転造装置
により転造成形されされる。
次に本発明の一実施例である転造装置を第1図及び第
7図により説明する。
転造盤はベッド13と主軸台14及び転造ロールユニット
15により大構成される。
主軸台14の内には主軸16があり、電動機17により回転
する。その主軸16にマンドレル18が締結されており、転
造加工作業時にはこのマンドレル18に被加工物(ドラ
ム)5を挿入する。
又、ドラム5は第2図に示すような固定金具20を介し
て油圧シリンダー19により固定される。この固定金具20
はドラム5の着脱時は金具32(ナット33によりクランプ
バー34に締結されている)の凸と固定金具20の凹部を合
せ取外すものである。
固定されたドラム5は、転造ロールユニット15の転造
シリンダー21によりロールダイス(左溝用22、右溝用2
3)をドラム5に押し付け、主軸16を電動機17により回
転させることにより転造成形する。ロールダイス22、23
は第3図に示すようにドラム5円周の3等分の位置に設
置してある。すなわち、ドラム5溝ピッチの1/3ずれた
位置にある。
左巻ロープ溝11を転造する時は左巻用ロールダイス22
で、又、右巻ロープ溝12を転造する時は右溝用ロールダ
イス23でそれぞれ行なう。
次に第1図において主軸16はベアリング24に支持され
ており、主軸16の内部に油圧シリンダー19を形成してい
る。ホース25からロータリジョイント26を経由して油圧
シリンダー19のポートCより油を供給すると、シリンダ
ーロッド27がE方向に移動し、固定金具20を介してドラ
ム5を固定する。尚、マンドレル18の交換時に容易に交
換できるようにクランプバー34をシリンダーロッド27に
締結されている。
この構成においてドラム5転造の一連の動作について
説明する。
先ず最初はドラム5が取り外された状態にある。すな
わち、油圧シリンダー19はポートDから給油され、クラ
ンプバー34が右方向(E方向と反対方向)に移動して、
固定金具20が取り外されている。そこでドラム5をマン
ドレル18に挿入し、固定金具20を金具32の凸部を通しド
ラム5の右端部に仮固定する。
次に油圧シリンダー19のポートCより給油し、そのシ
リンダーロッド27をE方向に移動させ、ドラム5を固定
する。
その後、ロールユニット15を移動装置35(第7図)に
よりドラム5の左溝切り始め点F(第5図)まで移動す
る。そして、転造シリンダー36によりロールダイス22を
ドラム5に押し付け、電動機17で主軸16を回転させ、転
造する。
ロープ溝11は第6図に示すようにねじ状になっている
ためロールユニット15はリード角θにより左巻ロープ溝
切り終り点Gまで移動する。
ここで、転造シリンダー36は上昇し、移動装置35によ
り右巻ロープ溝12の切り始め点Hまで移動する。
次に転造シリンダー21が下降し、右巻ロープ溝用ロー
ルダイス23を押し付け、右巻ロープ溝を転造成形する。
その後、切り終り点Jまで移動すると転造シリンダー
21が上昇し、ドラム5の転造成形作業は終了する。
ロールユニット15をドラム5の着脱に支障ない場所へ
移動させ、油圧シリンダー19のポートDより給油して固
定金具20をゆるめる。
次に、固定金具20を取り外し、ドラム5をマンドレル
18から取り外す。
本発明の一実施例によれば、油圧シリンダー19により
ドラム5を固定する場合、油圧シリンダー19のクランプ
力Fが働いても主軸内部で力が閉じているための力Fを
主軸台14及び芯押し台28(第8図)が負荷を受けること
がない。
このため、構造的に堅固にする必要がなく、又、ベア
リング24もスラスト力の小さい(約1/20〜1/30)定格荷
重のものが使用できる。
又、ホース25がドラム5の脱着方向と反対方向の主軸
台14側にあるため、ドラム5の脱着時におけるホース25
の脱着の手間が省け、効率の良い作業が可能である。具
体的には、ドラムの脱着時間は従来95秒かかったものが
57秒と38秒(40%低減)短縮することが可能である。
更に、本転造装置により転造成形されたドラム5のロ
ープ溝11、12は切削品とは異なり、転造された表面が切
削品の場合と比較し、約1.5〜2倍の硬度になり、耐摩
耗性にすぐれている。又、ドラム5を鋼板化することに
より材料費等の低減も図ることができる。
更に又、油圧シリンダー19を主軸台14側に設けている
ため、マンドレル18と油圧シリンダー19が重量的にバラ
ンスして、軸受のラジアル方向の負荷の低減となると同
時に、マンドレル18の先端(右端)の振れが小さくな
り、ドラム5の製造成形条件に対して悪影響を与えない
良さを有している。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、主軸台にベアリン
グによって回転自在に支持されている主軸と、この主軸
の内部に主軸と一体となって回転するように設けた油圧
シリンダーと、この油圧シリンダーのロッド先端に結合
されたクランクバーと、このクランクバーに固定金具に
より着脱自在に設けられ、且つ被加工物を被装したマン
ドレルと、前記主軸を回転させる駆動系とを備え、且つ
前記油圧シリンダーのロッドの左右移動によって前記固
定金具の型締め及び型開放を行なう用に構成したので、
主軸台14のベアリング24に力が加わらず、小型の転造装
置を提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す転造装置の断面
図、第2図は加工物保持機構を部の構成する部品の展開
斜視図、第3図は第1図のI−I線断面図、第4図はロ
ープホイストの要部断面図、第5図は左右2本ロープ溝
ドラムの断面図、第6図は左右2本ロープ溝ドラムの外
観図、第7図は転造装置の概略図、第8図および第9図
は従来の加工物保持機構を示す図である。 5……ドラム、11……左巻ロープ溝、12……右巻ロープ
溝、14……主軸台、15……ロールユニット、16……主
軸、19……油圧シリンダー、20……固定金具、22……左
巻ロープ溝用ロールダイス、23……右巻ロープ溝用ロー
ルダイス、24……ベアリング、25……ホース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植村 茂 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 江橋 英一 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 泉山 登 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 村上 碩哉 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭62−275996(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上に設けた主軸台と、この主軸台に
    よって回転自在に支持された被加工物と、前記ベッドに
    設けられこの被加工物に転造加工を施す転造ロールユニ
    ットとを有する転造装置において、 前記主軸台にベアリングによって回転自在に支持されて
    いる主軸と、この主軸の内部に主軸と一体となって回転
    するように設けた油圧シリンダーと、この油圧シリンダ
    ーのロッド先端に結合されたクランクバーと、このクラ
    ンクバーに固定金具により着脱自在に設けられ、且つ被
    加工物を被装したマンドレルと、前記主軸を回転させる
    駆動系とを備え、前記油圧シリンダーのロッドの左右移
    動によって前記固定金具の型締め及び型開放を行なう転
    造装置。
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