JP2007289986A - 縦型スピニングマシン - Google Patents

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Hiroaki Ishida
博昭 石田
Shinya Kimura
真也 木村
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】スピニングマシンを公道移送制限高さ内に納めるとともに、組立時の復旧作業も容易に行うことができる縦型スピニングマシンを提供すること。
【解決手段】心押装置2が、スピニングマシンの上部フレーム3に着脱可能に設けられた心押台ベース21と、心押台ベース21に設置された油圧シリンダ22と、油圧シリンダのロッドの先端に軸受部23を介して回転可能に設けられた押圧部材24とを備え、スピニングマシンの上部フレームから独立して分離可能に構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、縦型スピニングマシンに関し、特に、公道上を移送する際の装置高さを抑制することができる縦型スピニングマシンに関するものである。
従来、縦型スピニングマシンは、主軸を並列させ、搬送機構によってそれぞれの主軸に対してプーリーワークを順次供給し、複数工程の加工を自動的に行うようにする場合等に用いられている(例えば、特許文献1及び2参照)。
縦型スピニングマシンは、横型スピニングマシンと比較して、専有する設置面積を小さくすることができるという利点があることから、上記の場合のほか、設置面積に制約がある場合等に利用されている。
ところで、従来の縦型スピニングマシンは、アルミ鋳造素材を絞り加工してホイールに成形するホイールワークに適用する場合、図3に示すように、縦型スピニングマシンの架体4上に電動機(図示省略)によって上下方向軸芯回りに回転する主軸1を配設し、この主軸1に、加工を行うワークWに対応したマンドレルMを配設するようにしている。
主軸1の上方には、マンドレルMに取り付けたワークWを上側から押圧して固定するための心押装置51を配設する。この心押装置51には、ワークWに当接してマンドレルM側に付勢する押圧部材52と、押圧部材52を上下に移行させる油圧シリンダ等の加圧手段53とを備えるようにする。押圧部材52は、ワークWと共に回転できるように、加圧手段53のロッドの先端にベアリング等を備えた軸受部54を介して回転可能に取り付けるようにする。
架体4上には、工具台5を配設するが、その数は特に限定されるものではなく、ワークWの加工内容に応じて、複数の工具台5を配設することができる。
工具台5には、ワークWに押し当てることによりワークWを所望の形状に成形する絞りローラRを取り付けた絞り台6を、X軸方向(主軸1に対して直角方向)及びZ軸方向(主軸1に対して平行方向)に移行可能に配設する。
この縦型スピニングマシンは、マンドレルM上に載置したワークWを、心押装置51の押圧部材52によって上側から押圧固定し、主軸1に伴って回転させる。
次いで、絞りローラRをワークWに押し当てた状態でX軸方向及びZ軸方向に移行させることによりワークWに対してマンドレルMに倣ってスピニング加工を施す。
その後、心押装置51の押圧部材52を上方に移行させ、ワークWをマンドレルMから適宜手段で抜き取り、加工を終了する。
ところで、この縦型スピニングマシンにおいて、心押装置51の上下方向のストロークは、スピニング加工する最大のワークWのサイズに合わせて決定される。すなわち、スピニング加工に当たり、ワークWをマンドレルM上に載置し、加工後にワークWをマンドレルMから抜き取ることができる位置まで心押装置51の押圧部材52を上昇させることができるストロークが必要である。
例えば、押圧部材52の上昇位置(ワークWをマンドレルM上に載置し、加工後にワークWをマンドレルMから抜き取る際の押圧部材52の位置)は、ワークWの加工後の直径が17〜22インチ、幅が7〜10インチのアルミホイールのスピニング加工を行う縦型スピニングマシンでは、床面から2m程度の高さとなり、さらに、心押装置51の上部に配設する加圧手段53としての油圧シリンダは最大ストロークが600mm程度必要となる。このため、縦型スピニングマシンの高さは、床面から4mを越えることとなる。
そして、この縦型スピニングマシンのように高さが4mを越える装置では、装置の製造場所から設置場所までの公道上を移送するに際し、通常使用されるトレーラでは道路交通法でその高さ制限を超過することとなるため、一旦組み立てた装置を分解し(例えば、縦型スピニングマシンにおいては、心押装置51を取り外し)、設置場所に搬入後に再度組み立てる必要があり、このため、多大な手数を要するとともに、コストが嵩むという問題があった。
特開平2−6024号公報 実開昭62−77620号公報
本発明は、上記従来の縦型スピニングマシンの有する問題点に鑑み、スピニングマシンを公道移送制限高さ内に納めるとともに、組立時の復旧作業も容易に行うことができる縦型スピニングマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の縦型スピニングマシンは、主軸にマンドレルを配設し、該マンドレルに取り付けたワークを該ワークの上方から心押装置の押圧部材によって回転可能に押圧し、絞りローラによって絞り加工を行う縦型スピニングマシンにおいて、前記心押装置が、スピニングマシンの上部フレームに着脱可能に設けられた心押台ベースと、該心押台ベースに設置された流体圧シリンダと、該流体圧シリンダのロッドの先端に軸受部を介して回転可能に設けられた押圧部材とを備え、前記スピニングマシンの上部フレームから独立して分離可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の縦型スピニングマシンによれば、主軸にマンドレルを配設し、該マンドレルに取り付けたワークを該ワークの上方から心押装置の押圧部材によって回転可能に押圧し、絞りローラによって絞り加工を行う縦型スピニングマシンにおいて、前記心押装置が、スピニングマシンの上部フレームに着脱可能に設けられた心押台ベースと、該心押台ベースに設置された流体圧シリンダと、該流体圧シリンダのロッドの先端に軸受部を介して回転可能に設けられた押圧部材とを備え、前記スピニングマシンの上部フレームから独立して分離可能に構成されていることから、心押装置を上部フレームから容易に分割して、公道移送制限高さ内に納めることができ、また、心押装置が心押台ベース上に独立してまとめられているため、組立時の復旧作業も容易に行えることから、移送の際の手数及びコストを軽減することができる。
以下、本発明の縦型スピニングマシンの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の縦型スピニングマシンの一実施例を示す。
この縦型スピニングマシンは、上下方向軸芯回りに回転する主軸1にマンドレルMを配設し、このマンドレルMに取り付けたワークWを、このワークWの上方から心押装置2によって回転可能に押圧し、絞りローラRによって絞り加工を行うようにしている。
そして、この縦型スピニングマシンは、前記心押装置2が、スピニングマシンの上部フレーム3に着脱可能に設けられた心押台ベース21と、該心押台ベース21に設置された油圧シリンダ22と、該油圧シリンダのロッドの先端に軸受部23を介して回転可能に設けられた押圧部材24とを備え、前記スピニングマシンの上部フレームから独立して分離可能に構成されている。
また、この縦型スピニングマシンは、アルミ鋳造素材を絞り加工してホイールに成形するホイールワークに適用するため、縦型スピニングマシンの架体4上に電動機(図示省略)によって上下方向軸芯回りに回転する主軸1を配設し、この主軸1に加工を行うワークWに対応したマンドレルMを配設するようにしている。
主軸1の上方には、マンドレルMに取り付けたワークWを上側から押圧して固定するために心押装置2が配設されている。
この心押装置2は、ワークWに当接してマンドレルM側に付勢する押圧部材24と、この押圧部材24を上下に移行させる油圧シリンダ22とを備え、押圧部材24は、ワークWと共に回転できるように、油圧シリンダ22のロッドの先端に軸受部23を介して回転可能に取り付けられている。
これら油圧シリンダ22、軸受部23及び押圧部材24は、上部フレーム3の開口部31に着脱可能とした心押台ベース21の上に心押装置ユニットとして独立して分離可能にまとめられている。
この心押装置ユニットは、ボルト等の固定具を外して心押台ベース21を取り外すことにより、上部フレーム3から簡単に分割することができるようにされている。
そして、開口部31は、心押台ベース21に組み付けられて心押装置ユニットとされた押圧部材24が通過できる大きさとされ、また、油圧源から延設された油圧ホース25Aが分離可能に接続されるホース受口25が心押台ベース21上にまとめて設置されている。
架体4上には、工具台5を配設するが、その数は特に限定されるものではなく、ワークWの加工内容に応じて、複数の工具台5を配設することができる。
工具台5には、ワークWに押し当てることによりワークWを所望の形状に成形する絞りローラRを取り付けた絞り台6を、X軸方向(主軸1に対して直角方向)及びZ軸方向(主軸1に対して平行方向)に移行可能に配設する。
この縦型スピニングマシンは、マンドレルM上に載置したワークWを、心押装置2の押圧部材24によって上側から押圧固定し、主軸1に伴って回転させる。
次いで、絞りローラRをワークWに押し当てることによりマンドレルMに倣ってスピニング加工を施す。
その後、心押装置2の押圧部材24を上方に移行させ、ワークWから離反させる。
次いで、ローダ・アンローダ機構(図示省略)を作動させてワークWをマンドレルMから抜き取り、加工を終了する。
かくして、本実施例の縦型スピニングマシンによれば、主軸1にマンドレルMを配設し、該マンドレルMに取り付けたワークWを該ワークWの上方から心押装置2の押圧部材24によって回転可能に押圧し、絞りローラRによって絞り加工を行う縦型スピニングマシンにおいて、前記心押装置2が、スピニングマシンの上部フレーム3に着脱可能に設けられた心押台ベース21と、該心押台ベース21に設置された油圧シリンダ22と、該油圧シリンダ22のロッドの先端に軸受部23を介して回転可能に設けられた押圧部材24とを備え、前記スピニングマシンの上部フレーム3から独立して分離可能に構成されていることから、心押装置2を上部フレーム3から容易に分割して、公道移送制限高さ内に納めることができ、また、心押装置2が心押台ベース21上に独立して分離可能にまとめられているため、組立時の復旧作業も容易に行えることから、移送の際の手数及びコストを軽減することができる。
従来であれば、復旧作業に2人で1.5日かかっていたのが、本実施例の縦型スピニングマシンでは、同じ人数で0.5日に短縮することができた。
以上、本発明の縦型スピニングマシンについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の縦型スピニングマシンは、スピニングマシンを公道移送制限高さ内に納めるとともに、組立時の復旧作業も容易に行えることから、移送の際の手数及びコストを軽減することができる縦型スピニングマシンとして好適に用いることができる。
本発明の縦型スピニングマシンの一実施例を示す一部断面の正面図である。 同縦型スピニングマシンを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は心押装置を取り外した左側面図、(d)は同平面図である。 従来の縦型スピニングマシンの一部断面の正面図である。
符号の説明
1 主軸
2 心押装置
21 心押台ベース
22 流体圧シリンダ
23 軸受部
24 押圧部材
25 ホース受口
3 上部フレーム
31 開口部
4 架体
5 工具台
6 絞り台
M マンドレル
R 絞りローラ
W ワーク

Claims (1)

  1. 主軸にマンドレルを配設し、該マンドレルに取り付けたワークを該ワークの上方から心押装置の押圧部材によって回転可能に押圧し、絞りローラによって絞り加工を行う縦型スピニングマシンにおいて、前記心押装置が、スピニングマシンの上部フレームに着脱可能に設けられた心押台ベースと、該心押台ベースに設置された流体圧シリンダと、該流体圧シリンダのロッドの先端に軸受け部を介して回転可能に設けられた押圧部材とを備え、前記スピニングマシンの上部フレームから独立して分離可能に構成されていることを特徴とする縦型スピニングマシン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184268A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 回転型塑性加工装置
CN104668330A (zh) * 2015-01-29 2015-06-03 山东鲁南机床有限公司 导向及传动一体化的内置液压套筒尾座
CN106077221A (zh) * 2016-07-12 2016-11-09 泉州市泰智机械发展有限公司 旋轮平置型万能立式旋压机

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