JP2640759B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2640759B2
JP2640759B2 JP63188129A JP18812988A JP2640759B2 JP 2640759 B2 JP2640759 B2 JP 2640759B2 JP 63188129 A JP63188129 A JP 63188129A JP 18812988 A JP18812988 A JP 18812988A JP 2640759 B2 JP2640759 B2 JP 2640759B2
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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は静電複写機、同ブリンタなど静電転写プロ
セスを利用する画像形成装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 上記のような画像形成装置において、像担持体とこれ
に当接する転写ローラ、転写ベルトなどの転写部材とを
そなえ、両者の間に紙などシート状の転写材を挿通する
とともに、転写部材に転写バイアスを印加して像担持体
表面に形成したトナー像を転写材に転写するようなもの
がすでに提案されている。
この種の装置において、反転現像方式をとる場合、転
写材が存在しない非通紙部においても転写バイアスを印
加すると、転写バイアスの極性が像担持体の帯電極性が
反対であるために電荷が像担持体にのり、これが転写メ
モリーとなって画質の劣化を来たしたり、トナーが転写
部材に付着して転写材の裏汚れを生ずるなどの問題が生
ずる。
このような問題を解決するために、像担持体と転写部
材の当接部たる転写部位に供給される転写材の先後端を
検知して非通紙部では転写バイアスをオフしたり、この
ときに転写時のバイアスとは逆極性のバイアス(トナー
と同極性)を印加するような手段が行なわれている。
しかしながら、転写部材に印加するバイアスを転写材
の先後端で高精度で確実に切替えることは、実際には転
写巾もあって容易ではなく、第4図に示すように切替え
点が通紙部の内側にきたり、第5図に示すように、外側
にきたりしがちであり、このため前者の場合には、符号
Dの部分が転写不良となり、後者の場合には符号Eの部
分に転写メモリーを発生することになる。
また非通紙部において、トナーの転写部材への付着を
回避するために、転写部材へトナーと同極性のバイアス
を印加する場合、反転現像方式では像担持体の非帯電面
が現像器内の現像スリーブと対向しているときに、現像
バイアスが印加されていると大量のトナーが像担持体に
付着するので、該バイアスをオフする必要がある。
このために、像担持体の帯電領域と現像バイアスのオ
ン・オフをもタイミングを合せる必要があるが、この場
合にもその一致は容易ではない。
この点を解決するためには、第6図に示すように、帯
電領域が現像バイアス印加領域を完全にカバーするよう
にすることが必要とされる。
ところがこのようにすると、同図符号Fの部分では、
トナーに少量含まれている逆極性トナー(この場合プラ
ス極性)が像担持体に付着して、所謂反転かぶりを生
じ、このトナーが転写部位において転写部材に転移して
これを汚染するという問題があった。
さらに、転写材後端がまだ転写部位にあるときに、転
写バイアスの極性を反転すると、転写材先端がすでに定
着部位に進入している場合には、この瞬間から定着ロー
ラへのオフセットが急増するという問題もある。
本発明は以上のような現状にかんがみてなされたもの
であって、像担持体とこれに当接する転写部材とをそな
え、これら両者間に転写材を挿通するとともに、このと
き転写部材に転写バイアスを印加するように構成した画
像形成装置において、転写メモリーや転写不良あるいは
反転かぶりによる転写部材の汚染を生ずることなく常時
良好な画像を得られるような画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体と、
この像担持体に静電潜像を形成するために前記像担持体
を帯電する帯電手段と、前記静電潜像を前記帯電手段の
帯電極性と同極性のトナーで現像する現像手段と、前記
像担持体とニップ部を形成する転写部材であって、前記
ニップ部で前記像担持体から転写材へトナー像を転写す
るための第1の電圧が印加される転写部材と、を有する
画像形成装置において、転写材搬送方向における転写材
の端部が前記ニップ部にあるとき前記転写部材には像転
写時と同極性で像転写時よりも小さい第2の電圧に切替
られ、前記像担持体の非画像領域で、前記帯電手段によ
って帯電された領域であって、前記現像手段の正規トナ
ーが前記像担持体の非帯電部に付着しないバイアス電圧
が前記現像手段に印加されている領域が、前記ニップ部
にあるとき前記転写部材には前記第2の電圧が印加され
ることを特徴とする画像形成装置(1)、または、 上記(1)のもにおいて、前記転写部材は、転写ロー
ラであることを特徴とする画像形成装置(2)、また
は、 上記(1)または(2)のものにおいて、前記像担持
体の非帯電部であって、前記現像手段の正規トナーが帯
電部に付着しないようなバイアス電圧が前記現像手段に
印加されている領域の一部が、前記ニップ部にあるとき
前記転写部材には前記第1の電圧とは逆極性の電圧が印
加されることを特徴とする画像形成装置である。
このように構成することによって、転写メモリー、転
写不良を発生することなく、また、反転かぶりによる転
写部材の汚染を有効に防止することができる。
(実施例の説明) 第1図は本発明を適用するに適した画像形成装置の構
成を示す概略側面図であ。
紙面に垂直方向にのびていて、矢印X方向に回転する
円筒状の感光体1は表面にOPC感光層が形成してあり、
これが一次帯電器5によって一様に−700Vに帯電され、
ついで、レーザ露光6によって画像部の電位が減衰して
静電潜像が形成される。
ついでこの潜像が現像装置3の現像スリーブ3aに対向
する位置に来ると、これから、前記潜像にトナーが供給
されるが、このとき、現像スリーブ3aには、電源3bによ
って、1200V(ピーク間電圧)、周波数1800Hzの交流に
−460Vの直流を重畳した現像バイアスが印加されて、反
転現像によって負に帯電された正規トナー(通常の帯電
極性トナー)でトナー像が形成されるものとする。
感光体の回転にともなって前記トナー像が感光体1と
転写ローラ2とが当接する転写部位(ニップ部)に到達
すると、このトナー像にタイミングを合せて、搬送路4
から転写材(不図示)が該転写部位に供給される。これ
とともに、転写ローラ2には電源2bによって+500Vの転
写バイアス(第1の転写バイアス)が印加されて、感光
体側のトナー像は転写材に転写され、その後、転写材は
転写部位を離れて不図示の定着部位に搬送されるものと
する。
このようなものにおいて、本発明にあっては、転写材
の先端および後端の領域Aにおいて、+200Vの転写バイ
アス(第2の転写バイアス)を印加するものとする。即
ち、非通紙部における第2のバイアス+200Vを、通紙部
においてこれを第1のバイアスたる+500Vに切替えて印
加する。
前記領域Aは転写部材として転写ローラを用いる場合
には2〜3mm程度でよく、前記第2の転写バイアスは、
非通紙部に転写メモリーを発生しない程度で、かつ転写
材の先後端部における転写性は、ベタ黒画像に対しては
若干劣るものの、線画像には実用上まったく問題ない範
囲で適宜に設定するものとする。
その値は、実験によると、+100〜300Vの範囲で有効
であった。
以上のような手段によって、転写メモリー、転写不良
をともに防止することが可能であった。
第3図は本発明の他の実施態様を示すもので、前記の
実施態様において、転写ローラにトナーが付着しにく
く、また、付着したトナーが感光体に転移してクリーニ
ングを行なうようにしたものである。
このため、感光体の非画像部に非帯電部、図示符号B
領域を形成し、この領域においては転写ローラに印加す
るバイアスを−800Vとする。OPC感光層の帯電極性はマ
イナスであるから、このようにすることによって転写メ
モリーの発生を阻止することができる。
前記領域Bを形成すると、現像バイアスを、非画像部
(非帯電部B領域)に正規トナーが付着しないようなバ
イアス(第2の現像バイアス)と本来の現像バイアスと
の間で切替える要がある。図示の場合、第2の現像バイ
アスを簡単のためゼロVとしてある。
感光体の非画像部の帯電領域で、第2の現像バイアス
が印加される領域、図示C領域では転写バイアスは前述
の第2の転写バイアスたる+200Vとして、非画像部の非
帯電域で、該バイアス+200Vと前記転写バイアス−800V
との間で切替える。
このように構成することによって、前記実施態様の場
合と同様に転写位置に転写材がないとき転写ローラに大
きい正の電圧を印加すると生ずる転写メモリー、転写不
良を防止するとともに、図示C領域で感光体1に発生す
る反転かぶり(逆極性帯電トナーの付着)が転写ローラ
に付着することを逆極性トナーと同じ帯電極性の電圧を
転写ローラに印加することで回避することができる。
さらに、転写材後端が転写部位にあるのに、先端が定
着部位に進入しているような場合にも、転写ローラのバ
イアスがトナーと同極性になることがないので、転写材
の帯電極性とトナーのそれとが異極性となり、静電的引
力が作用して、定着部位において定着ローラへの帯電オ
フセットも発生しにくくなる。
(3)発明の効果 以上説明したように、本発明によるときは、像担持体
とこれに当接する転写部材とをそなえ、両者の間に転写
材を挿通して転写を行なうような画像形成装置におい
て、転写メモリーの発生、転写不良を有効に阻止し、ま
た、反転かぶりによる転写部材の汚染をも防止すること
ができるので、常時安定的に良好な転写を遂行できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するに適した画像形成装置の構造
を示す要部の概略側面図、 第2図は本発明の実施態様を示すタイミングチャート、 第3図は他の実施態様を示すタイミングチャート、 第4図ないし第6図は公知の転写バイアスの切替えタイ
ミングを示すチャートである。 1……感光体、2……転写ローラ、3……現像装置、5
……一次帯電器、6……露光部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 敏男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 奥田 幸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大関 行弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 斉藤 雅信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−183474(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体に静電潜像を形
    成するために前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記
    静電潜像を前記帯電手段の帯電極性と同極性のトナーで
    現像する現像手段と、前記像担持体とニップ部を形成す
    る転写部材であって、前記ニップ部で前記像担持体から
    転写材ヘトナー像を転写するための第1の電圧が印加さ
    れる転写部材と、 を有する画像形成装置において、転写材搬送方向におけ
    る転写材の端部が前記ニップ部にあるとき前記転写部材
    には像転写時と同極性で像転写時よりも小さい第2の電
    圧に切替られ、前記像担持体の非画像領域で、前記帯電
    手段によって帯電された領域であって、前記現像手段の
    正規トナーが前記像担持体の非帯電部に付着しないバイ
    アス電圧が前記現像手段に印加されている領域が、前記
    ニップ部にあるとき前記転写部材には前記第2の電圧が
    印加されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記転写部材は、転写ローラであることを
    特徴とする「請求項1」記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記像担持体の非帯電部であって、前記現
    像手段の正規トナーが帯電部に付着しないようなバイア
    ス電圧が前記現像手段に印加されている領域の一部が、
    前記ニップ部にあるとき前記転写部材には前記第1の電
    圧とは逆極性の電圧が印加されることを特徴とする「請
    求項1」または「請求項2」のいずれか記載の画像形成
    装置。
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