JP2638907B2 - カード式電話機 - Google Patents
カード式電話機Info
- Publication number
- JP2638907B2 JP2638907B2 JP63077102A JP7710288A JP2638907B2 JP 2638907 B2 JP2638907 B2 JP 2638907B2 JP 63077102 A JP63077102 A JP 63077102A JP 7710288 A JP7710288 A JP 7710288A JP 2638907 B2 JP2638907 B2 JP 2638907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- subscriber
- written
- priority
- telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Prepayment Telephone Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬貨の代わりに磁気カードあるいはICカード
を利用して通話を行うカード式電話機特に公衆電話機に
関する。
を利用して通話を行うカード式電話機特に公衆電話機に
関する。
従来のカード式電話機としては度数データが書き込ま
れた通話カードを用いるものや、加入者の電話番号が書
き込まれた加入者カードを用いるものが知られている
(例えば特開昭62−266954号公報)。
れた通話カードを用いるものや、加入者の電話番号が書
き込まれた加入者カードを用いるものが知られている
(例えば特開昭62−266954号公報)。
加入者カードには加入者の電話番号と共に操作上の利
便を目的として短縮ダイヤルを行うために、短縮コード
と加入者電話番号とが書き込まれており、利用者はこの
短縮コードたとえば「*12」を電話機上に設けられた押
しボタンを押すことで発信を行なっていた。この短縮コ
ードは利用者本人が設定するため原則として他人には使
用できない。それゆえプライバシーの保護という点では
問題ないが、本人がたとえば交通事故の被害にあい重体
で身動きできない状態であるときに家族と連絡をとりた
い場合に、この加入者カードが利用しにくいという問題
が生じる。また、上述の緊急の要件以外にも、複数の決
まった相手に連続いて通話を行うことは日常よく発生す
るが、加入者カードに書き込まれた短縮コードの中から
必要なものだけを選択して発信することは手間がかかり
不便である。
便を目的として短縮ダイヤルを行うために、短縮コード
と加入者電話番号とが書き込まれており、利用者はこの
短縮コードたとえば「*12」を電話機上に設けられた押
しボタンを押すことで発信を行なっていた。この短縮コ
ードは利用者本人が設定するため原則として他人には使
用できない。それゆえプライバシーの保護という点では
問題ないが、本人がたとえば交通事故の被害にあい重体
で身動きできない状態であるときに家族と連絡をとりた
い場合に、この加入者カードが利用しにくいという問題
が生じる。また、上述の緊急の要件以外にも、複数の決
まった相手に連続いて通話を行うことは日常よく発生す
るが、加入者カードに書き込まれた短縮コードの中から
必要なものだけを選択して発信することは手間がかかり
不便である。
本発明のカード式電話機は、投入されたメモリカード
が度数データが書き込まれたメモリカードである通話カ
ードか加入者電話番号が書き込まれた加入者かを識別す
る識別手段と、投入されたカードが加入者カードである
ときにこの加入者カードに書き込まれた加入者電話番号
とその発信優先順位とを識別する識別手段と、この識別
した発信優先順位にしたがって自動発信する自動発信手
段とを有している。
が度数データが書き込まれたメモリカードである通話カ
ードか加入者電話番号が書き込まれた加入者かを識別す
る識別手段と、投入されたカードが加入者カードである
ときにこの加入者カードに書き込まれた加入者電話番号
とその発信優先順位とを識別する識別手段と、この識別
した発信優先順位にしたがって自動発信する自動発信手
段とを有している。
次に、本発明につき図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の主要な構成を示すブロッ
ク図で、説明に必要な部分のみを示す。磁気カード式電
話機1は、送受話器,ダイヤル,ダイヤルパルス送出部
などを含む通話部2、投入される硬貨7の選別・収納な
どを行う中板部6、磁気カード5の給送・読み取りなど
を行う、カードユニット部4および電話機の各部を制御
する制御部3により構成される。なお、通話部2は電話
局の交換機8に接続されている。また制御部3はカード
ユニット部4に投入される磁気カード5の内容を読み取
り、これが度数データが書き込まれた通話カードである
かあるいは加入者電話番号が書き込まれた加入者カード
であるかを識別する識別手段と、この識別手段によって
得られた加入者カードデータの中から、加入者電話番号
と組になった発信優先順位を識別する識別手段と、この
識別した発信優先順位にしたがって通話部2のダイヤル
パルス送出部を介して加入者電話番号を自動的に送出す
る自動ダイヤルパルス送出手段を備えている。
ク図で、説明に必要な部分のみを示す。磁気カード式電
話機1は、送受話器,ダイヤル,ダイヤルパルス送出部
などを含む通話部2、投入される硬貨7の選別・収納な
どを行う中板部6、磁気カード5の給送・読み取りなど
を行う、カードユニット部4および電話機の各部を制御
する制御部3により構成される。なお、通話部2は電話
局の交換機8に接続されている。また制御部3はカード
ユニット部4に投入される磁気カード5の内容を読み取
り、これが度数データが書き込まれた通話カードである
かあるいは加入者電話番号が書き込まれた加入者カード
であるかを識別する識別手段と、この識別手段によって
得られた加入者カードデータの中から、加入者電話番号
と組になった発信優先順位を識別する識別手段と、この
識別した発信優先順位にしたがって通話部2のダイヤル
パルス送出部を介して加入者電話番号を自動的に送出す
る自動ダイヤルパルス送出手段を備えている。
第2図(a),(b)はそれぞれ加入者カードを示
し、加入者番号とその優先順位とが書き込まれている磁
気カードの一例である。優先順位は第2図(a)のよう
に数字の小さい方から順に並べられている必要はなく、
第2図(b)のように無秩序であってもかまわない。こ
れは利用者が優先順位を変更したいときに最小限の手間
で済むようにしたものである。
し、加入者番号とその優先順位とが書き込まれている磁
気カードの一例である。優先順位は第2図(a)のよう
に数字の小さい方から順に並べられている必要はなく、
第2図(b)のように無秩序であってもかまわない。こ
れは利用者が優先順位を変更したいときに最小限の手間
で済むようにしたものである。
第3図は磁気カードの識別・加入者番号の優先順位選
択発信の概略フローを示す。処理10の監視により磁気カ
ードの投入を検知すると、処理11では投入された磁気カ
ードが通話カードか加入者カードかを判別する。投入さ
れたカードが加入者カードであれば、発信優先順位を識
別し、処理12で第1優先順位の加入者番号を選択して自
動的にダイヤルパルスとして送出する。発信が完了する
と処理13で相手側の応答を確認し、応答があれば処理19
で通常の通話に移行する。もし相手が話中のときあるい
は一定時間呼出しても応答がない場合は処理14へ移り次
の優先順位の加入者番号を選択して回動的に発信する。
処理15で再度応答の確認を行い、応答があれば処理19で
通常の通話に入る。もし応答がない場合は処理16で利用
者の中断指示があるかあるいは最後の順位である場合を
除き、処理14に戻って次の優先順位へ発信する。このよ
うにして相手が話中や不在であっても自動的に次の優先
順位の加入者番号が選択されダイヤルパルスが自動送出
される。
択発信の概略フローを示す。処理10の監視により磁気カ
ードの投入を検知すると、処理11では投入された磁気カ
ードが通話カードか加入者カードかを判別する。投入さ
れたカードが加入者カードであれば、発信優先順位を識
別し、処理12で第1優先順位の加入者番号を選択して自
動的にダイヤルパルスとして送出する。発信が完了する
と処理13で相手側の応答を確認し、応答があれば処理19
で通常の通話に移行する。もし相手が話中のときあるい
は一定時間呼出しても応答がない場合は処理14へ移り次
の優先順位の加入者番号を選択して回動的に発信する。
処理15で再度応答の確認を行い、応答があれば処理19で
通常の通話に入る。もし応答がない場合は処理16で利用
者の中断指示があるかあるいは最後の順位である場合を
除き、処理14に戻って次の優先順位へ発信する。このよ
うにして相手が話中や不在であっても自動的に次の優先
順位の加入者番号が選択されダイヤルパルスが自動送出
される。
以上ダイヤルパルスで発信するカード式公衆電話につ
いて説明したが、発信にPB信号を用いる場合は第1図に
おいて通話部2の発信手段がかわるのみで第3図で説明
した概略フローは全く同じものが使えるので説明は省略
する。
いて説明したが、発信にPB信号を用いる場合は第1図に
おいて通話部2の発信手段がかわるのみで第3図で説明
した概略フローは全く同じものが使えるので説明は省略
する。
また磁気カードの代わりにICカードを用いるカード式
公衆電話機についても同様に本発明を適用することがで
きる。第4図はこの本発明のICカードを用いた実施例を
示すフローチャートである。ICカードは内蔵する半導体
メモリに容量の大きいものを用いることにより磁気カー
ドよりはるかに多くの情報を書き込むことができる。こ
のため本実施例においては、処理13で応答があったとき
は処理21で、また応答がなかった場合は処理20において
それぞれ履歴情報をICカードに書き込む処理を追加し、
一連の通話が完了した後に書き込まれた加入者ごとの通
話履歴を参照できるようにしてある。第5図はこの履歴
情報の書き込まれたICカードによる加入者カードの一例
を示す図である。利用者は通話後にこの履歴情報を参照
することにより、優先順位1,2の加入者は連絡ができな
かったことを知ることができる。
公衆電話機についても同様に本発明を適用することがで
きる。第4図はこの本発明のICカードを用いた実施例を
示すフローチャートである。ICカードは内蔵する半導体
メモリに容量の大きいものを用いることにより磁気カー
ドよりはるかに多くの情報を書き込むことができる。こ
のため本実施例においては、処理13で応答があったとき
は処理21で、また応答がなかった場合は処理20において
それぞれ履歴情報をICカードに書き込む処理を追加し、
一連の通話が完了した後に書き込まれた加入者ごとの通
話履歴を参照できるようにしてある。第5図はこの履歴
情報の書き込まれたICカードによる加入者カードの一例
を示す図である。利用者は通話後にこの履歴情報を参照
することにより、優先順位1,2の加入者は連絡ができな
かったことを知ることができる。
第4図において処理20,21以外については第3図で説
明したものと同じであるので説明は省略する。
明したものと同じであるので説明は省略する。
以上説明したように、本発明によれば磁気カードある
いはICカードを使用したカード式公衆電話機において、
通話カードか加入者カードかを識別する手段と、加入者
カードに書き込まれた加入者電話番号とその発信優先順
位とを識別する識別手段と、この識別した発信優先順位
にしたがって相手の電話番号を自動送出する自動発信手
段とを備えることにより、公衆電話機の利用者にとって
最も優先順位の高い加入者へ自動発信することが可能で
あり、相手が話中や不在であっても必ず次の優先順位の
加入者へ再発信されるため、加入者カードに加入者番号
を書き込んだ本人以外の人でも、本人に代わって電話連
絡を行うことができる効果がある。特に本人が事故・病
気等の場合や同一地域内の同一業者への連絡等、幅広い
利用方法があり実用上の効果はきわめて大きい。
いはICカードを使用したカード式公衆電話機において、
通話カードか加入者カードかを識別する手段と、加入者
カードに書き込まれた加入者電話番号とその発信優先順
位とを識別する識別手段と、この識別した発信優先順位
にしたがって相手の電話番号を自動送出する自動発信手
段とを備えることにより、公衆電話機の利用者にとって
最も優先順位の高い加入者へ自動発信することが可能で
あり、相手が話中や不在であっても必ず次の優先順位の
加入者へ再発信されるため、加入者カードに加入者番号
を書き込んだ本人以外の人でも、本人に代わって電話連
絡を行うことができる効果がある。特に本人が事故・病
気等の場合や同一地域内の同一業者への連絡等、幅広い
利用方法があり実用上の効果はきわめて大きい。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明による加入者カードの一例を示す図、第3図は本
発明の一実施例による処理を示すフローチャート、第4
図は本発明の他の実施例による処理を示すフローチャー
ト、第5図はこの本発明の他の実施例による加入者カー
ドの一例を示す図である。 1……磁気カード式公衆電話機、2……通話部、3……
制御部、4……カードユニット部、5……磁気カード、
6……中板部、7……硬貨、8……交換機。
本発明による加入者カードの一例を示す図、第3図は本
発明の一実施例による処理を示すフローチャート、第4
図は本発明の他の実施例による処理を示すフローチャー
ト、第5図はこの本発明の他の実施例による加入者カー
ドの一例を示す図である。 1……磁気カード式公衆電話機、2……通話部、3……
制御部、4……カードユニット部、5……磁気カード、
6……中板部、7……硬貨、8……交換機。
Claims (1)
- 【請求項1】メモリカードを利用して通話を行うカード
式電話機において、投入されたメモリカードが度数デー
タが書き込まれたメモリカードである通話カードか加入
者電話番号が書き込まれた加入者カードかを識別する識
別手段と、投入されたメモリカードが加入者カードであ
るときにこの加入者カードに書き込まれた加入者電話番
号とその発信優先順位とを識別する識別手段と、この識
別した発振優先順位にしたがって加入者電話番号のダイ
ヤルパルスを自動的に送出する自動ダイヤルパルス送出
手段とを備えたことを特徴とするカード式電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63077102A JP2638907B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | カード式電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63077102A JP2638907B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | カード式電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01248735A JPH01248735A (ja) | 1989-10-04 |
JP2638907B2 true JP2638907B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13624425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63077102A Expired - Lifetime JP2638907B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | カード式電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638907B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562575B2 (ja) * | 1985-08-26 | 1996-12-11 | 株式会社東芝 | フアクシミリ装置 |
JPS6433251U (ja) * | 1987-08-24 | 1989-03-01 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63077102A patent/JP2638907B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01248735A (ja) | 1989-10-04 |
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