JPH01132296A - 暗証コード式ボタン電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数台の電話機相互間あるいはこれらの電話
機と局線との間の接続を制御する暗証コード式ボタン電
話装置に関する。

（従来の技術） 第２図に従来一般に使用されているボタン電話装置のブ
ロック図を示した。

この装置においては、主装置１に何回線かの局線２が接
続され、さらに複数台の電話機３が接続されている。こ
のボタン電話装置によれば、複数台の電話機３がそれぞ
れ主装置ｌを介して、いわゆる内線通話を行なうことが
できる。その一方で、各電話機３は主装置ｌを介して局
線２に接続され、いわゆる外線との通話も行なう事がで
きるよう構成されている。

ところで、このようなボタン電話装置において、各電話
機３１〜３４ごとに、それぞれ発信可能範囲を差別して
取り扱う事がある。

例えば、電話機３１については内線通話のみを可能とし
、電話機３２については局線２と接続が可能であっても
、市内通話のみが許容され、電話機３３についてはその
発信可能範囲が特定の市外通話まで拡張され、電話機３
４についてはこのような制限を設けないというように設
定する。

このような発信可能範囲の制限のことをサービスクラス
と呼んでいる。従来のボタン電話装置では、主装置１の
内部メモリに、電話機３１〜３４ごとのサービスクラス
１４が記憶され、局線２と電話機３との接続制限、接続
管理が行なわれていた。

また、各電話機３１〜３４について、それぞれ個別に電
話料金の課金を要求されるような場合、主装置ｌには電
話機３ごとの課金データを記憶するメモリが設けられて
いた。この課金データは、１台もしくは複数台の電話機
３ごとに累積管理される場合もあった。また、複数の局
線２が主装置１に接続されている場合、各局線２ごとに
課金データを累積管理するという方法も採られていた。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、以上のような従来のボタン電話装置において
は、サービスクラスの設定や課金データの累積管理は、
主として電話機３を基準に管理されている為、最大限電
話機３の数基上の種類の管理をすることができない。

また、使用者は通常、自己の職場等で特定の電話機３を
使用するわけであるが、もしその使用者が、別の電話機
３を用いて発信を行なう場合、その電話機３に設定され
たサービスクラスにより発信可能範囲が制限されてしま
う。従って、同じ使用者でありながら、使用する電話機
３によって使い勝手が悪くなってしまうという問題点が
あった。さらに電話料金についても、使用者の如何に関
わらず電話機３ごとの課金データの累積管理を行なう為
、使用者別の料金管理については別の手段をとらざるを
得ないという問題もあった。

本発明は以上の点に着目してなされたもので、使用する
電話機の如何に関わらず使用者を識別してその発信操作
と通話料金とを使用者ごとに管理することのできる暗証
コード式ボタン電話装置を提供することを目的とするも
のである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の暗証コード式ボタン電話装置は、局線と接続さ
れた主装置と、この主装置に接続された複数台の電話機
とから成り、前記主装置には、前記複数台の電話機と局
線との間の接続を制御する通話制御部と、各使用者の暗
証コードと各使用者ごとに発信可能範囲を制限するサー
ビスクラスとその使用者の課金データとを対応させた管
理テーブルを記憶するテーブルメモリと、接続要求のあ
った使用者の暗証コードに対応して前記テーブルメモリ
から読み出されたサービスクラスに基づいて電話機と局
線との間の接続を制限する発信操作管理部と、接続要求
のあった使用者の暗証コードに対応して前記テーブルメ
モリに記憶された課金データを累積管理する発信通話料
金管理部とを設けたことを特徴とするものである。

（作用） 以上の装置は、通話制御にあたって、まず使用者の暗証
コードを認識する。テーブルメモリには、この暗証コー
ドに対応するサービスクラスと課金データを参照するこ
とができる管理テーブルが設けられている。発信操作管
理部は、その使用者に設定されたサービスクラスに応じ
て通話制御部の接続制御を監視しあるいは制限する。通
話料金管理部は、課金データを、通話制御部の接続動作
に応じて累積管理する。従って、このボタン電話装置の
主装置においては、接続要求めあった電話機がいずれの
電話機であるか否かは問題とせず、常に使用者を認識し
てその接続制御を行なう。従って使用者は、いずれの電
話機を使用しても、常に一定のサービスクラスによって
発信が可能となる。また自動的にその使用者ごとの課金
データが累積管理される。

（実施例） 第１図は、本発明の暗証コード式ボタン電話装置のブロ
ック図である。

図において、主装置ｌには、局線２が複数回線接続され
ている。また、この主装置１には複数台の電話機３が接
続されている。主装置１の内部には、通話制御部１１が
設けられている。この通話制御部１１は、電話機３と他
の電話機３との相互間の通話、あるいは電話機３と局線
２との間の通話の為その接続を制御する回路である。ま
た、主装置１にはさらに、テーブルメモリ１２が設けら
れている。テーブルメモリ１２は、この主装置１の動作
を制御するための各種のデータを記憶するメモリである
。そしてテーブルメモリ１２には、暗証コード２２と課
金データ１５とサービスクラス１４とを各電話機３ごと
に対応づけた管理テーブル１３が記憶されている。さら
に主装置１には、発信操作管理部１７と、通話料金管理
部１８とが設けられている。

また、主装置１の外部には、システム管理部４が設けら
れている。システム管理部４は、この　′ボタン電話装
置の起動すなわち立ち上げの際に、テーブルメモリ１２
に、管理テーブル１３に対応するデータを登録するよう
動作する装置である。

従って、システム管理部４には、管理テーブル１３の内
容を記憶するディスク装置等が設けられている。

ところで、このボタン電話装置においては、各電話機３
から主装置１に対して、通話信号２１に加えて暗証コー
ド２２が入力するよう構成されている。通話信号２１は
通常の通話に必要な信号である。また、暗証コード２２
は使用者ごとに固有に特定されたコードで、電話機３の
ダイヤルキー等によって入力されるものである。尚、こ
の暗証コード２２は、例えば電話機３に設けられたカー
ド読み取り装置に、使用者が磁気カードやＩＣカードを
挿入することによって、自動的に発信されるようにして
もよい。

以上の構成の本発明の装置は次のように動作する。

まず、ボタン電話装置の立ち上げに際して、管理者はシ
ステム管理部４からテーブルメモリ１２に対し管理テー
ブル１３の入力を行なう。

その後、特定の使用者が電話機３から暗証コード２２を
入力すると、主装置１においてこの暗証コード２２が認
識される。そして、管理テーブル１３からその暗証コー
ド２２に対応するサービスクラス１４と課金データ１５
とが読み出される。

発信操作管理部１７は、サービスクラス１４を認識し、
通話料金管理部１８は、課金データ１５を認識する。

そして次に、使用者が通話信号２１を通話制御部１１に
入力すると、発信操作管理部１７は、−その接続要求が
サービスクラス１４に適合しているかどうかの判断をす
る。もしその接続要求が発信可能範囲を越えているよう
な場合、通話制御部１１の接続制御を制限する。

一方、その使用者の接続要求がサービスクラス１４に適
合している場合、通話制御部１１は所定の局線２を通じ
ての通話を許容する。この通話が開始されると、通話料
金管理部１８は、通話時間等を監視して課金データ１５
の内容を更新し、その累積管理を行なう。

次に、別の使用者がいずれかの電話機３から新たな暗証
コード２２を入力すると、主装置１においてはこれを認
識し、その新たな使用者に対応するサービスクラス１４
と課金データ１５とを読み出し、これに適合した通話の
管理を行なう。

従って、本発明のボタン電話装置によれば、同一のユー
ザーが同一の暗証コード２２を入力する限り、どの電話
機３を使用しても全く同一のサービスクラス１４で管理
され、課金データ１５が累積管理される。

尚、上記管理テーブル１３には、暗証コード２２に対応
するサービスクラス１４と課金データ１５のほか、使用
者ごとに設定した短縮ダイヤル機能等の特殊な機能を記
憶させておくこともできる。このようにすれば、使用者
はどの電話機３を用いても、自己の設定した短縮ダイヤ
ル等を用いて発信を行なうことが可能である。

（発明の効果） 以上説明した本発明の暗証コード式ボタン電話装置によ
れば、主装置ｌはいずれの電話機３が使用されたかにか
かわらず、使用者ごとにその使用者に設定されたサービ
スクラス１４で接続制御を行なうことができる。また、
電話料金の集計についても、使用者ごとに課金データ１
５の累積管理を行なうことができる。このため使用者は
、同一の暗証コード２２を人力する限りどの電話機３に
よっても同一のサービスを受けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の暗証コード式ボタン電話装置の実施例
を示すブロック図、第２図は従来一般に使用されている
ボタン電話装置のブロック図である。 ｌ・・・主装置、２・・・局線、３・・・電話機、４・
・・システム管理部、１１・・・通話制御部、１２・・
・テーブルメモリ、１３・・・管理テーブル、１４・・
・サービスクラス、１５・・・課金データ、１７・・・
発信操作管理部、１８・・・通話料金管理部、２２・・
・暗証コード。 本発明のボタン電話装置のブ。ツク図 第１囚

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 局線と接続された主装置と、 この主装置に接続された複数台の電話機とから成り、 前記主装置には、 前記複数台の電話機と局線との間の接続を制御する通話
   制御部と、 各使用者の暗証コードと各使用者ごとに発信可能範囲を
   制限するサービスクラスとその使用者の課金データとを
   対応させた管理テーブルを記憶するテーブルメモリと、 接続要求のあった使用者の暗証コードに対応して前記テ
   ーブルメモリから読み出されたサービスクラスに基づい
   て電話機と局線との間の接続を制限する発信操作管理部
   と、 接続要求のあった使用者の暗証コードに対応して前記テ
   ーブルメモリに記憶された課金データを累積管理する通
   話料金管理部とを設けたことを特徴とする暗証コード式
   ボタン電話装置。