JP2626196B2 - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はバイポーラ集積回路における、広帯域化を容
易かつ精度よく実現する差動増幅回路に関する。
従来の技術 近年、リニヤ集積回路の基本部分に差動増幅回路が多
く用いられ、その特性は重要課題である。
以下、従来の差動増幅回路について説明する。
第4図は従来の差動増幅回路の構成を示す回路図で、
1および2はトランジスタ、3および4は負荷抵抗、5
と6はそれぞれ負荷抵抗3と4による寄生容量、7は正
相出力端子、8は逆相出力端子、9は電流源、10は入力
電圧、11および12はバイアス電圧で、13は電源電圧であ
る。
また、負荷抵抗3および4の抵抗値をそれぞれRL、寄
生容量5および6の容量値をそれぞれC0、電流源9の電
流値をI0、入力電圧10の電圧をvinとして、トランジス
タ2に流れる電流をi1、負荷抵抗3に流れる電流をi2
寄生容量5に流れる電流をi3とする。
なお、負荷抵抗3の寄生容量5の成分として、通常、
バイポーラ集積回路で抵抗として用いられているP型拡
散層のエピタキシャル層との間の接合容量のみを考え
る。
この回路では、電流i1,i2およびi3には i1=i2+i3 の関係があるが、低周波領域においては寄生容量5のイ
ンピーダンスが大きいのでi3は充分小さく、 i1≒i2 であると考えられ、正相出力端子7における電圧利得は
ほとんど負荷抵抗3によってのみ決まるが、高周波領域
においては寄生容量7のインピーダンスが小さくなり電
流i3を無視できなくなるために正相出力端子7における
電圧利得は減少していくことになる。
以上の説明は負荷抵抗4,寄生容量6と逆相出力端子8
においても同様である。
電圧利得をAv、角振動数をω、ボルツマン定数をk、
電子の電荷量をq、絶対温度をTとすると、 となる。
したがって、この差動増幅回路の広帯域化を実現する
には寄生容量5,6の値を小さくする必要がある。
寄生容量5および6の大きさを減少させるにはPN接合
の面積すなわち抵抗の面積を減少させる必要がある。
抵抗の面積を減少する方法としては、抵抗値を減少さ
せることが考えられる。しかし、抵抗値を減少してなお
かつ所定の電圧利得Avを得ようとすると、前記の式より
電流源9の電流I0すなわち、回路の消費電流を増加させ
なければならない。
抵抗の面積を減少するもう一つの方法としては、抵抗
として用いるP型拡散層の幅を減少させることが考えら
れるが、この方法では抵抗値RLの精度が悪くなるために
精度のよい電圧利得Avの実現が困難になる。
発明が解決しようとする課題 このように従来の構成では広帯域な差動増幅回路を実
現するには回路の消費する電流を増加させるか、得られ
る電圧利得の精度を悪化させるという欠点を有してい
た。
本発明は上記問題を解決するもので、消費電流を増加
させることなく容易に広帯域化を実現し、かつ精度のよ
い電圧利得を得られる差動増幅回路を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、第1の手段は第
1のNPNトランジスタと第2のNPNトランジスタとで構成
される差動増幅回路を備え、前記差動増幅回路におい
て、第1のNPNトランジスタのコレクタを第3のNPNトラ
ンジスタのエミッタに接続するとともに第1のPN接合容
量のP型領域側に接続し、第2のNPNトランジスタのコ
レクタを第4のNPNトランジスタのエミッタに接続する
とともに第2のPN接合容量のP型領域側に接続し、第1
のPN接合容量のN型領域と第2のPN接合容量のN型領域
側とを接続し、第3のNPNトランジスタのベースを第4
のNPNトランジスタのコレクタと接続するとともに第1
の抵抗を介して高電位電源に接続し、第4のNPNトラン
ジスタのベースを第3のNPNトランジスタのコレクタと
接続するとともに第2の抵抗を介して高電位電源に接続
し、第1のNPNトランジスタのベースと第2のNPNトラン
ジスタのベースを差動入力端子対とし、第3のNPNトラ
ンジスタのコレクタと第4のNPNトランジスタのコレク
タを差動出力端子対とする構成の差動増幅回路とする。
本発明の第2の手段は、一組の差動入力端子対と差動
出力端子対を持つ第1の差動増幅回路と、第1のNPNト
ランジスタと第2のNPNトランジスタとで構成される第
2の差動増幅回路とを備え、前記第2の差動増幅回路に
おいて、第1のNPNトランジスタのコレクタを第3のNPN
トランジスタのエミッタに接続するとともに第1のPN接
合容量のP型領域側に接続し、第2のNPNトランジスタ
のコレクタを第4のNPNトランジスタのエミッタに接続
するとともに第2のPN接合容量のP型領域側に接続し、
第1のPN接合容量のN型領域側と第2のPN接合容量のN
型領域側とを接続し、第3のNPNトランジスタのベース
を第1の差動増幅回路の正相出力端子と接続し、第4の
NPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路の逆相
出力端子と接続し、第3のNPNトランジスタのコレクタ
を第1の抵抗を介して高電位電源に接続し、第4のNPN
トランジスタのコレクタを第2の抵抗を介して高電位電
源に接続し、第1のNPNトランジスタのベースを第1の
差動増幅回路の正相入力端子と接続し、第2のNPNトラ
ンジスタのベースを第1の差動増幅回路の逆相入力端子
と接続し、第1のNPNトランジスタのベースと第2のNPN
トランジスタのベースを差動入力端子対とし、第3のNP
Nトランジスタのコレクタと第4のNPNトランジスタのコ
レクタを差動出力端子対とすることによって構成される
差動増幅回路とする。
作用 本発明は上記の構成により、差動増幅回路の差動入力
端子対より入力された入力電圧によって信号電流が発生
し、これによって入力電圧と同相の電圧が第1の抵抗
に、逆相の電圧が第2の抵抗にそれぞれ発生し、これら
の電圧によって直列な第1と第2のPN接合容量に信号電
流と同相の電流が発生する。
この電流の大きさを第1および第2の抵抗に存在する
寄生容量に流れる電流の大きさと一致させることによ
り、入力電圧によって発生した信号電流はそれぞれ第1
と第2の抵抗のみに流れるので、差動出力端子対からは
周波数の影響を受けずに一定の出力電圧が出力される。
実施例 以下、本発明の第1の手段の一実施例の差動増幅回路
について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の差動増幅回路の構成
を示す回路図である。
図において、1および2はトランジスタ、3および4
は負荷抵抗、5と6はそれぞれ負荷抵抗3と4による寄
生容量、7は正相出力端子、8は逆相出力端子、9は電
流源、10は入力電圧、11および12はバイアス電圧、13は
電源電圧である。以上の構成は従来の実施例の構成要素
と同様である。従来の実施例と異なる要素はトランジス
タ14および15と、PN接合容量としてのダイオード16およ
び17をトランジスタ1および2と負荷抵抗3および4の
間にそれぞれつけ加えた点である。
また、従来の実施例と同様に、負荷抵抗3および4の
抵抗値をそれぞれRL、寄生容量5および6の容量値をそ
れぞれC0、電流源9の電流値をI0、入力電圧10の電圧を
vinとし、ダイオード16と17による合計の容量値をCと
して、トランジスタ2に流れる電流をi1、負荷抵抗3に
流れる電流をi2、寄生容量5に流れる電流をi3とし、ダ
イオード16および17に流れる電流をi4とする。
さらに、負荷抵抗3の寄生容量5の成分として、通
常、バイポーラ集積回路で抵抗として用いられているP
型拡散層のエピタキシャル層との間の接合容量のみを考
える点も従来の実施例と同様である。
以上のように構成された差動増幅回路について以下そ
の動作を説明する。
トランジスタ1に入力された入力電圧10により負荷抵
抗3には入力電圧10と同相の電圧が発生し、負荷抵抗4
には逆相の電圧が発生する。これらの電圧によってトラ
ンジスタ14のエミッタに入力電圧10と同相の電圧が発生
し、トランジスタ15のエミッタに逆相の電圧が発生する
のでダイオード16および17にはトランジスタ2のコレク
タに流れる電流i1と同相の電流i4が発生する。
この電流i4はPN接合容量であるダイオード16および17
の面積を変化させることによって調整することが可能で
ある。
この電流i2とi3がそれぞれ負荷抵抗3と寄生容量5に
流れ、負荷抵抗3の両端にあらわれる電圧が出力端子7
より取り出される。このとき、電流i1,i4,i2およびi3
間には次の関係がある。
i1+i4=i2+i3 このとき、 i4=i3 すなわち、ダイオード16および17に流れる電流(i4
を調整して寄生容量5に流れる電流(i3)と一致させれ
ば、本来の信号電流i1は全て負荷抵抗3に流れる電流i2
となり、正相出力端子7より取り出される電圧利得への
寄生容量5の与える影響をなくすことができる。
以上の説明は負荷抵抗4,寄生容量6と逆相出力端子8
においても同様である。
電圧利得をAv、角振動数をω、ボルツマン定数をk、
電子の電荷量をq、絶対温度をTとして式で表すと次の
ようになる。
ここで とおくと、 となり、C=C0/2となるようにCの大きさを選ぶと電圧
利得Avは周波数による変化がなくなる。
また、容量CはPN接合を用いることにより負荷抵抗で
あるP型拡散層とエピタキシャル層との接合容量である
寄生容量C0と相対比をつねに一定にできるため、精度の
よい電圧利得を持つ広帯域な差動増幅回路が実現でき
る。
以上のように本発明の第1の実施例の差動増幅回路に
よれば、従来の差動増幅回路中の負荷抵抗に存在する寄
生容量である接合容量と同一の接合容量を付加し、差動
増幅回路に発生する信号電流と同相の電流を発生する回
路を設けることによって、回路の消費電流を増やすこと
なく精度よくかつ容易に広帯域化を実現することができ
る。
以下、本発明の第2の手段の第1の実施例の差動増幅
回路について、図面を参照しながら説明する。
第2図は本発明の第2の手段の第1の実施例の差動増
幅回路の構成を示す回路図である。
図において、1および2はトランジスタ、3および4
は負荷抵抗、5と6はそれぞれ負荷抵抗3と4による寄
生容量、7は正相出力端子、8は逆相出力端子、9は電
流源、10は入力電圧、11および12はバイアス電圧、13は
電源電圧、14および15はトランジスタ、16および17はPN
接合容量としてのダイオードである。以上の構成は第1
の手段の実施例と同様で、異なる構成要素は差動増幅回
路18の正相入力端子19をトランジスタ1のベースと、逆
相入力端子20をトランジスタ2のベースと接続し、正相
出力端子21をトランジスタ14のベースと、逆相出力端子
22をトランジスタ15のベースと接続する点である。
また、第1の手段の実施例と同様、負荷抵抗3および
4の抵抗値をそれぞれRL、寄生容量5および6の容量値
をそれぞれC0、電流源9の電流値をI0、入力電圧10の電
圧をvin、ダイオード16,17による合計の容量値をC、差
動増幅回路18の電圧利得をA1として、トランジスタ2に
流れる電流をi1、負荷抵抗3に流れる電流をi2、寄生容
量5に流れる電流をi3、ダイオード16および17に流れる
電流をi4とする。
さらに、負荷抵抗3の寄生容量5の成分として、通
常、バイポーラ集積回路で抵抗として用いられているP
型拡散層のエピタキシャル層との間の接合容量のみを考
える点も第1の手段の実施例と同様である。
以上のように構成された第2の手段の実施例の差動増
幅回路について以下その動作を説明する。
差動増幅回路18によって、トランジスタ14のエミッタ
には入力電圧10と同相の電圧が発生し、トランジスタ15
のエミッタには逆相の電圧が発生するので、第1の手段
の実施例と同様ダイオード16および17にはトランジスタ
2のコレクタに流れる電流i1と同相の電流i4が発生す
る。
この電流i4はPN接合容量であるダイオード16および17
の面積や差動増幅回路18の電圧利得A1を変化させること
により調整が可能である。
この電流i2とi3が負荷抵抗3および寄生容量5に流
れ、負荷抵抗3の両端にあらわれる電圧が出力端子7よ
り取り出されるわけであるが、電流i1,i4,i2およびi3
の間には次の関係がある。
i1+i4=i2+i3 このとき、 i4=i3 すなわち、ダイオード16および17に流れる電流(i4
を調整して寄生容量5に流れる電流(i3)と一致させれ
ば、本来の信号電流i1は全て負荷抵抗3に流れる電流i2
となり、正相出力端子7より取り出される電圧利得への
寄生容量5の与える影響をなくすことができる。
以上の説明は負荷抵抗4,寄生容量6と逆相出力端子8
においても同様である。
電圧利得をAv、角振動数をω、ボルツマン定数をk、
電子の電荷量をq、絶対温度をTとして式で表すと次の
ようになる。
ただし、 ここで とおくと、 となり、C=C0/(2・A)となるようにCとAの大き
さを選ぶと電圧利得Avは周波数による変化がなくなる。
また、第1の手段の実施例と同様に、容量CはPN接合
容量を用いることにより負荷抵抗であるP型拡散層とエ
ピタキシャル層との接合容量である寄生容量C0と相対比
をつねに一定にでき、さらに、差動増幅回路18の電圧利
得A1を調整することにより、この容量Cによって発生す
る電流を容易に調整できるため、精度のよい電圧利得を
持つ広帯域な差動増幅回路が実現できる。
以上の本発明の第2の手段の第1の実施例の差動増幅
回路によれば、従来の差動増幅回路中の負荷抵抗に存在
する寄生容量である接合容量と同一の接合容量を付加
し、差動増幅回路に発生する信号電流と同相の電流を発
生し、なおかつ、この電流を容易に調整することのでき
る回路を設けることによって回路の消費電流を増やすこ
となく精度よくかつ容易に広帯域化を実現することがで
きる。
以下、本発明の第2の手段の第2の実施例の差動増幅
回路について、図面を参照しながら説明する。
第3図は本発明の第2の手段の第2の実施例の差動増
幅回路構成を示す回路図である。
図において、1および2はトランジスタ、3および4
は負荷抵抗、5と6はそれぞれ負荷抵抗3と4による寄
生容量、7は正相出力端子、8は逆相出力端子、9は電
流源、10は入力電圧、11および12はバイアス電圧、13は
電源電圧、14および15はトランジスタ、16および17はPN
接合容量としてのダイオード、18は差動増幅回路、19は
その正相入力端子、20は逆相入力端子、21は正相出力端
子、22は逆相出力端子である。以上の構成は第1の実施
例と同様である。第4の実施例と異なる要素はトランジ
スタ23,24,25および26と抵抗27,28,29および30をトラン
ジスタ15および16と負荷抵抗3および4との間に接続す
る点である。
また、負荷抵抗3の寄生容量5の成分として、通常、
バイポーラ集積回路で抵抗として用いられているP型拡
散層のエピタキシャル層との間の接合容量のみを考える
点も第1の実施例と同様である。
以上のように構成された差動増幅回路については、そ
の動作も効果も第1の実施例と全く同様に考えることが
できる。第1の実施例と異なる点は本実施例において
は、第1の実施例において扱える信号電圧の振幅よりも
大きな振幅を持つ信号電圧を扱えるという点である。
以上のように本発明の第2の手段の第2の実施例の差
動増幅回路によれば、従来の差動増幅回路中の負荷抵抗
に存在する寄生容量である接合容量と同一の接合容量を
付加し、差動増幅回路に発生する信号電流と同相の電流
を発生し、なおかつ、この電流を容易に調整することの
できる回路を設けることによって回路の消費電流を増や
すことなく精度よくかつ容易に大振幅信号の広帯域化を
実現することができる。
なお、第1および第2の実施例においては、差動増幅
回路18の出力端子21と22はそれぞれ一つのトランジスタ
のベースとしか接続していないが、これを多数のトラン
ジスタのベースと接続してもかまわない。
また、本発明の全ての実施例においてはPN接合容量と
してダイオードを用いているがこれはPN接合容量であれ
ばどのような形式のものでもかまわないことは言うまで
もない。
さらに、本発明の全ての実施例においてはトランジス
タ1のエミッタとトランジスタ2のエミッタとを接続し
た形式の差動増幅回路を用いているが、これはどのよう
な形式の差動増幅回路でもかまわないことは言うまでも
ない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明は従来の差
動増幅回路中の負荷抵抗に存在する寄生容量である接合
容量と同一の接合容量を付加し、差動増幅回路に発生す
る信号電流と同相の電流を発生する回路を設けることに
よって回路の消費電流を増やすことなく精度よくかつ容
易に広帯域化を実現することの可能な優れた差動増幅回
路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の手段の一実施例の差動増幅回路
の構成を示す回路図、第2図は本発明の第2の手段の第
1の実施例の差動増幅回路の構成を示す回路図、第3図
は本発明の第2の手段の第2の実施例の差動増幅回路の
構成を示す回路図、第4図は従来の差動増幅回路の構成
を示す回路図である。 1……第1のNPNトランジスタ、2……第2のNPNトラン
ジスタ、3……第1の負荷抵抗、4……第2の負荷抵
抗、5,6……負荷抵抗の寄生容量、7,8……差動出力端子
対、13……高電位電源、14……第3のNPNトランジス
タ、15……第4のNPNトランジスタ、16……第1のPN接
合容量、17……第2のPN接合容量。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のNPNトランジスタと第2のNPNトラン
    ジスタとで構成される差動増幅回路を備え、前記差動増
    幅回路において、第1のNPNトランジスタのコレクタを
    第3のNPNトランジスタのエミッタに接続するとともに
    第1のPN接合容量のP型領域側に接続し、 第2のNPNトランジスタのコレクタを第4のNPNトランジ
    スタのエミッタに接続するとともに第2のPN接合容量の
    P型領域側に接続し、 第1のPN接合容量のN型領域側と第2のPN接合容量のN
    型領域側とを接続し、 第3のNPNトランジスタのベースを第4のNPNトランジス
    タのコレクタと接続するとともに第1の抵抗を介して高
    電位電源に接続し、 第4のNPNトランジスタのベースを第3のNPNトランジス
    タのコレクタと接続するとともに第2の抵抗を介して高
    電位電源に接続し、 第1のNPNトランジスタのベースと第2のNPNトランジス
    タのベースを差動入力端子対とし、 第3のNPNトランジスタのコレクタと第4のNPNトランジ
    スタのコレクタを差動出力端子対としてなる差動増幅回
    路。
  2. 【請求項2】一組の差動入力端子対と差動出力端子対を
    持つ第1の差動増幅回路と、 第1のNPNトランジスタと第2のNPNトランジスタとで構
    成される第2の差動増幅回路とを備え、前記第2の差動
    増幅回路において、 第1のNPNトランジスタのコレクタを第3のNPNトランジ
    スタのエミッタに接続するとともに第1のPN接合容量の
    P型領域側に接続し、 第2のNPNトランジスタのコレクタを第4のNPNトランジ
    スタのエミッタに接続するとともに第2のPN接合容量の
    P型領域側に接続し、 第1のPN接合容量のN型領域側と第2のPN接合容量のN
    型領域側とを接続し、 第3のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の正相出力端子と接続し、 第4のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の逆相出力端子と接続し、 第3のNPNトランジスタのコレクタを第1の抵抗を介し
    て高電位電源に接続し、 第4のNPNトランジスタのコレクタを第2の抵抗を介し
    て高電位電源に接続し、 第1のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の正相入力端子と接続し、 第2のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の逆相入力端子と接続し、 第1のNPNトランジスタのベースと第2のNPNトランジス
    タのベースを差動入力端子対とし、 第3のNPNトランジスタのコレクタと第4のNPNトランジ
    スタのコレクタを差動出力端子対とすることによって構
    成される差動増幅回路。
  3. 【請求項3】一組の差動入力端子対と差動出力端子対を
    持つ第1の差動増幅回路と、 第1のNPNトランジスタと第2のNPNトランジスタとで構
    成される第2の差動増幅回路とを備え、前記第2の差動
    増幅回路において、 第1のNPNトランジスタのコレクタを第3のNPNトランジ
    スタのエミッタに接続するとともに第1のPN接合容量の
    P型領域側に接続し、 第2のNPNトランジスタのコレクタを第4のNPNトランジ
    スタのエミッタに接続するとともに第2のPN接合容量の
    P型領域側に接続し、 第1のPN接合容量のN型領域側と第2のPN接合容量のN
    型領域側とを接続し、 第3のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の正相出力端子と接続し、 第4のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の逆相出力端子と接続し、 第3のNPNトランジスタのコレクタを第1のPNPトランジ
    スタのコレクタおよびベースと第2のPNPトランジスタ
    のベースに接続し、 第4のNPNトランジスタのコレクタを第3のPNPトランジ
    スタのコレクタおよびベースと第4のPNPトランジスタ
    のベースに接続し、 第2のPNPトランジスタのコレクタを第1の抵抗を介し
    て低電位電源に接続し、 第4のPNPトランジスタのコレクタを第2の抵抗を介し
    て低電位電源に接続し、 第1のPNPトランジスタのエミッタを第3の抵抗を介し
    て高電位電源に接続し、 第2のPNPトランジスタのエミッタを第4の抵抗を介し
    て高電位電源に接続し、 第3のPNPトランジスタのエミッタを第5の抵抗を介し
    て高電位電源に接続し、 第4のPNPトランジスタのエミッタを第6の抵抗を介し
    て高電位電源に接続し、 第1のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の正相入力端子と接続し、 第2のNPNトランジスタのベースを第1の差動増幅回路
    の逆相入力端子と接続し、 第1のNPNトランジスタのベースと第2のNPNトランジス
    タのベースを差動入力端子対とし、 第2のPNPトランジスタのコレクタと第4のPNPトランジ
    スタのコレクタを差動出力端子対とすることによって構
    成される差動増幅回路。
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