JP2625389B2 - 液晶表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその駆動方法

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JP2625389B2 JP26375394A JP26375394A JP2625389B2 JP 2625389 B2 JP2625389 B2 JP 2625389B2 JP 26375394 A JP26375394 A JP 26375394A JP 26375394 A JP26375394 A JP 26375394A JP 2625389 B2 JP2625389 B2 JP 2625389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ,プロジ
ェクタ,テレビジョン等に用いられる、アクティブマト
リクス型液晶表示装置およびその駆動方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア時代に向けて、映像周波
数,画素数,走査方式の異なる、さまざまなパーソナル
コンピュータ(以下、PCと記す)、ワークステーショ
ン(以下、WSと記す)、テレビジョン等に対応可能な
液晶表示装置が要求されるようになってきている。
【0003】PCやWS等に対応させるためには、奇数
ライン,偶数ラインに関係なく順番に走査する順次走査
方式を行う必要がある。一方、現行のテレビジョンや、
ハイビジョンに対応するためには、送られてくる信号に
従って、奇数フィールドで奇数ラインの画素を順次走査
し、偶数フィールドで偶数ラインの画素を順次走査す
る、インタレース駆動を行う必要がある。さらには、奇
数フィールドにおいて、奇数ラインと同時に次の偶数ラ
インも走査して、同じ信号を書き込み、偶数フィールド
においては、偶数ラインと同時に次の奇数ラインも同時
に走査して、同じ信号を書き込む方式(2ライン同時駆
動)が取られることもあり、これに対応できる液晶表示
装置が求められている。
【0004】また、液晶表示装置が持つ画素数よりも小
さい画素数の映像を、縦・横それぞれ2倍にして拡大表
示できる液晶表示装置が望まれている。例えば、縦10
24ライン,横1280ラインの液晶表示装置におい
て、縦480ライン,横640ラインの映像を表示させ
る場合、縦・横それぞれ2倍に拡大して、縦960ライ
ン,横1280ラインを用いて表示させた方が見やすく
効率的である。さらに、縦600ライン,横800ライ
ンの映像を表示させる場合には、縦・横それぞれ1.6
倍に拡大して、縦960ライン,横1280ラインを用
いて映像を表示することも検討されている。また、映像
表示領域を自由に移動できることも必要である。
【0005】液晶表示装置が持つ画素数よりも小さい画
素数の映像を表示する場合には、映像表示領域外の余っ
た上下あるいは左右の画素を黒表示にしておくため、ブ
ランキング期間中にその画素の黒表示書き込みを行う必
要がある。
【0006】近年、大画面ディスプレイ,プレゼンテー
ション用ディスプレイとして普及が進んでいる液晶プロ
ジェクタでは、液晶表示装置を通過した光の反射・折り
曲げ回数の違いから、赤・緑・青に対応した3枚の液晶
表示装置のうち1枚のパネルについて、画像をミラー反
転させる必要がある。さらに、1台の液晶プロジェクタ
装置で、フロント投射,リア投射,床置き,天吊りに対
応できる柔軟な液晶表示装置が求められている。このた
め、垂直駆動回路,水平駆動回路を構成する走査回路
は、共に双方向に走査できることが要求される。
【0007】以上説明したような、走査方式,拡大表
示,移動,黒表示書き込み,双方向走査をすべて包括で
きる液晶表示装置が、来るマルチメディア時代の液晶表
示装置として強く望まれている。以下、このような液晶
表示装置をマルチシンク液晶表示装置と記す。
【0008】一方、液晶表示装置の小型化,低コスト化
を狙って、液晶表示装置と同じ基板上に周辺駆動回路を
集積化する技術の開発が進んでいる。周辺駆動回路は、
アクティブマトリクスアレイを形成する薄膜トランジス
タのゲートを走査する垂直駆動回路と、画像信号を画素
に供給する水平駆動回路に分けられる。
【0009】特定の走査方式で、特定の画素数の映像を
表示する場合には、水平駆動回路に用いられる走査回路
としてシフトレジスタ回路が使われている。しかしなが
ら、シフトレジスタ回路を用いた場合、回路スピードの
限界、データ信号の書き込み周波数の限界から、ブラン
キング期間中に黒表示書き込みを行うことができず、先
に述べたマルチシンク液晶表示装置を実現することは困
難である。
【0010】現在、マルチシンク液晶表示装置の垂直駆
動回路には、アドレスデコーダが用いられている。図1
1は、アドレスデコーダを用いた従来の液晶表示装置の
構成を示す図である。図に示す様に、液晶表示装置は、
映像を表示するアクティブマトリクスアレイ1101
と、垂直駆動回路1102と、水平駆動回路1103と
で構成されている。アドレスデコーダ1104には、走
査線を選択するための制御信号が複数本入力されてい
る。
【0011】図12は、垂直駆動回路にアドレスデコー
ダを用いた液晶表示装置の従来の駆動方法の一例を示す
図である。ここでは、順次走査の例を示している。ま
た、水平駆動回路は、マルチシンク液晶表示装置に対応
した回路であるものとする。また、走査線の数を102
4本としており、その場合、制御信号の数は、A0,/
A0(/は論理レベルへの反転を表す),A1,/A
1,・・・,A9,/A9の20個となる。図に示すよ
うに、映像書き込み期間において、制御信号A0,/A
0,A1,/A1,・・・,A9,/A9には、クロッ
ク信号が入力されており、A(i+1)の(iは0から
9までの整数)クロック周期は、Aiのクロック周期の
2倍となっている。このような制御信号を入力すること
により、走査線GP1,GP2,・・・,GP1024
を順次走査する信号を得ることができる。
【0012】アドレスデコーダを用いれば、制御信号の
論理レベルの組み合わせにより、任意の走査線を1本、
あるいは複数本を同時に選択することができる。従っ
て、図12に示した順次走査の他、インタレース走査,
2ライン同時駆動も容易に行うことができる。また、拡
大表示,表示領域の移動,双方向走査にも対応できる。
さらに、垂直ブランキング期間中において、黒表示書き
込みを行いたい画素の走査線を、同時に選択することが
できるので、上下の黒表示書き込みの時間を十分長くと
れる。これらの理由により、マルチシンク液晶表示装置
の垂直駆動回路にはアドレスデコーダが用いられてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図12に示したよう
に、従来のマルチシンク液晶表示装置には、その垂直駆
動回路にアドレスデコーダが用いられている。しかしな
がら、アドレスデコーダの場合、走査線の数が増大する
とともに、制御線の数が増大するため、液晶ディスプレ
イモジュールが大きくなる、コスト高となる等の問題が
生じる。例えば、走査線の数が1024本の場合には、
20個の制御端子が必要となる。さらに走査線の数が1
024本を越える場合には、22個の制御端子が必要と
なる。
【0014】また、アドレスデコーダは、このように制
御信号の数が多く、制御信号の論理レベルの組み合わせ
によりアドレスを選択するため、制御信号間のノイズや
タイミングのずれによって、出力信号にノイズが発生し
易いという問題もある。
【0015】一方、垂直駆動回路にシフトレジスタを用
いた液晶表示装置では、シフトレジスタを駆動するため
に必要なクロック信号端子,入力信号端子の数は、走査
線の数に関係なく、合わせて3本程度で済むが、先に述
べたように、シフトレジスタでは、回路スピードの限界
から、マルチシンク液晶表示装置に対応することはでき
ない。
【0016】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
めに、垂直駆動回路を駆動するための制御信号端子の数
を、アドレスデコーダに比べて大幅に削減でき、出力信
号にノイズが発生しない、小型,低コストのマルチシン
ク液晶表示装置とその駆動方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の走
査線と複数の信号線との交点にスイッチング素子が配置
されたアクティブマトリクスアレイと、前記走査線を駆
動する垂直駆動回路と、前記信号線を駆動する水平駆動
回路とからなる液晶表示装置において、前記垂直駆動回
路が、パルス信号をクロック信号の半周期分ずつ順次シ
フトして出力するN段(Nは正の整数)走査回路と、M
個(Mは2以上の整数)毎にそれぞれの第1の制御端子
が共通接続され、その共通接続された第1の制御端子が
前記走査回路のN個の出力端子にそれぞれ接続され、
(2×M−1)個おきにそれぞれの第2の制御端子が共
通接続された(N×M)個の論理ゲート回路と、前記論
理ゲート回路の出力信号を入力信号とする出力バッファ
回路とで構成されていることを特徴とする。
【0018】第2の発明は、第1の発明の液晶表示装置
において、前記論理ゲート回路が2入力NAND回路で
あることを特徴とする。
【0019】第3の発明は、第1または第2の発明の液
晶表示装置において、前記走査回路が、双方向にパルス
信号をシフトする手段を備えていることを特徴とする。
【0020】第4の発明は、第1または第3の発明の液
晶表示装置において、第1の制御端子が共通接続された
論理ゲート回路の個数Mの値が4以上であることを特徴
とする。
【0021】第5の発明は、第1,2または第3の発明
の液晶表示装置の駆動方法において、走査線選択期間を
Tとした場合、周期が(2×M×T)であるクロック信
号を前記走査回路に入力し、パルス幅がT、パルス周期
が(2×M×T)、位相がTずつ順次シフトした、異な
る(2×M)個のパルス信号A1,A2,・・・,A
(2×M)を、前記(N×M)個の論理ゲート回路の、
(2×M)個の第2の制御端子G1,G2,G3,・・
・,G(2×M)に、それぞれ順番に入力し、前記走査
回路のK番目(Kは正の整数)の出力信号の論理レベル
が切り変わる時刻をt0、その時刻t0に続いて、(1
+M×(K−1))番目の論理ゲート回路の第2の制御
端子に入力されるパルス信号の論理レベルが切り変わる
時刻をt1とした場合、0<(t1−t0)<((2×
M×T)/2)の関係が成立するタイミングで、前記
(2×M)個のパルス信号を入力して駆動することを特
徴とする。
【0022】第6の発明は、第3の発明の液晶表示装置
の駆動方法において、走査線選択期間をTとした場合、
周期が(2×M×T)であるクロック信号を前記走査回
路に入力し、パルス幅がT、パルス周期が(2×M×
T)、位相がTずつ順次シフトした、異なる(2×M)
個のパルス信号A1,A2,・・・,A(2×M)を、
前記(N×M)個の論理ゲート回路の、(2×M)個の
第2の制御端子G1,G2,G3,・・・,G(2×
M)に、それぞれ逆の順番に入力し、前記走査回路のK
番目(Kは正の整数)の出力信号の論理レベルが切り変
わる時刻をt0、その時刻t0に続いて、(M×K)番
目の論理ゲート回路の第2の制御端子に入力されるパル
ス信号の論理レベルが切り変わる時刻をt1とした場
合、0<(t1−t0)<((2×M×T)/2)の関
係が成立するタイミングで、前記(2×M)個のパルス
信号を入力して駆動することを特徴とする。
【0023】第7の発明は、第1,2または第3の発明
の液晶表示装置の駆動方法において、走査線選択期間を
Tとした場合、周期が(M×T)であるクロック信号を
前記走査回路に入力し、パルス幅がT、パルス周期が
(M×T)、位相がTずつ順次シフトした、異なるM個
のパルス信号A1,A2,・・・,A(M)を、前記
(N×M)個の論理ゲート回路の、(2×M)個の第2
の制御端子G1とG2,G3とG4,・・・,G(2×
M−1)とG(2×M)に、それぞれ順番に入力し、前
記走査回路のK番目(Kは正の整数)の出力信号の論理
レベルが切り変わる時刻をt0、その時刻t0に続い
て、(1+M×(K−1))番目の論理ゲート回路の第
2の制御端子に入力されるパルス信号の論理レベルが切
り変わる時刻をt1とした場合、0<(t1−t0)<
((M×T)/2)の関係が成立するタイミングで、前
記M個のパルス信号を入力して駆動することを特徴とす
る。
【0024】第8の発明は、第4の発明の液晶表示装置
の駆動方法において、走査線選択期間をTとした場合、
周期が((M×T)/2)であるクロック信号を前記走
査回路に入力し、パルス幅がT、パルス周期が((M×
T)/2)、位相がTずつ順次シフトした、異なる(M
/2)個のパルス信号A1,A2,・・・,A(M/
2)を、前記(N×M)個の論理ゲート回路の、(2×
M)個の第2の制御端子G1〜G4,G5〜G8,・・
・,G(2×M−3)〜G(2×M)に、それぞれ順番
に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整数)の出
力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、その時刻
t0に続いて、(1+M×(K−1))番目の論理ゲー
ト回路の第2の制御端子に入力されるパルス信号の論理
レベルが切り変わる時刻をt1とした場合、0<(t1
−t0)<((M×T)/4)の関係が成立するタイミ
ングで、前記(M/2)個のパルス信号を入力して駆動
することを特徴とする。
【0025】第9の発明は、第1,第2または第3の発
明の液晶表示装置の駆動方法において、走査線選択期間
をTとした場合、周期が(M×T)であるクロック信号
を前記走査回路に入力し、奇数フィールドにおいては、
パルス幅がT、パルス周期が(M×T)、位相がTずつ
順次シフトした、異なるM個のパルス信号A1,A2,
・・・,A(M)を、前記(N×M)個の論理ゲート回
路のうち、奇数番目の論理ゲート回路の第2の制御端子
G1,G3,G5,・・・,G(2×M−1)に、それ
ぞれ順番に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整
数)の出力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、
その時刻t0に続いて、(1+M×(K−1))番目の
論理ゲート回路の第2の制御端子に入力されるパルス信
号の論理レベルが切り変わる時刻をt1とした場合、0
<(t1−t0)<((M×T)/2)の関係が成立す
るタイミングで、前記M個のパルス信号を入力し、偶数
フィールドにおいては、パルス幅がT、パルス周期が
(M×T)、位相がTずつ順次シフトした、異なるM個
のパルス信号A1,A2,・・・,A(M)を、前記
(N×M)個の論理ゲート回路のうち、偶数番目の論理
ゲート回路の第2の制御端子G2,G4,G6,・・
・,G(2×M)に、それぞれ順番に入力し、前記走査
回路のK番目(Kは正の整数)の出力信号の論理レベル
が切り変わる時刻をt0、その時刻t0に続いて、(2
+M×(K−1))番目の論理ゲート回路の第2の制御
端子に入力されるパルス信号の論理レベルが切り変わる
時刻をt1とした場合、0<(t1−t0)<((M×
T)/2)の関係が成立するタイミングで、前記M個の
パルス信号を入力して駆動することを特徴とする。
【0026】第10の発明は、第1,第2または第3の
発明の液晶表示装置の駆動方法において、走査線選択期
間をTとした場合、クロック周期が(2×M×T)か
ら、((2×M−J)×T)に(JはM以下の正の整
数)変調された期間を有するクロック信号を、前記走査
回路に入力し、クロック周期が(2×M×T)の期間に
おいては、パルス幅がT、位相がTずつ順次シフトし
た、異なる(2×M)個のパルス信号A1,A2,・・
・,A(2×M)を、クロック周期が((2×M−J)
×T)に変調された期間においては、パルス幅がT、J
箇所を除いて位相がTずつ順次シフトしたパルス信号A
1,A2,・・・、A(2×M)を、前記(N×M個)
の論理ゲート回路の、(2×M)個の第2の制御端子G
1,G2,G3,・・・,G(2×M)に、それぞれ順
番に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整数)の
出力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、その時
刻t0に続いて、(1+M×(K−1))番目の論理ゲ
ート回路の第2の制御端子に入力されるパルス信号の論
理レベルが切り変わる時刻をt1とした場合、0<(t
1−t0)<((2×M×T)/2)の関係が成立する
タイミングで、前記(2×M)個のパルス信号を入力し
て駆動することを特徴とする。
【0027】第11の発明は、第1,第2または第3の
発明の液晶表示装置の駆動方法において、ブランキング
期間において、所定の周期のクロック信号を前記走査回
路に入力し、パルス信号を順次シフトする第1の期間
と、その第1の期間に続いて、クロック信号のレベルを
固定して、前記走査回路の出力信号のレベルを一定にす
る第2の期間と、その第2の期間に続いて、所定の周期
のクロック信号を前記走査回路に入力し、前記パルス信
号を順次シフトする第3の期間とが存在し、前記第1,
第3の期間においては、前記走査回路の出力が、前記論
理ゲート回路の出力に反映されない信号を、前記第2の
期間においては、前記走査回路の出力が、前記論理ゲー
ト回路の出力に反映される信号を、前記論理ゲート回路
の第2の制御端子に入力して駆動することを特徴とす
る。
【0028】第12の発明は、第1,第2または第3の
発明の液晶表示装置の駆動方法において、ブランキング
期間において、所定の周期のクロック信号を、前記走査
回路に入力し、パルス信号を順次シフトする第1の期間
と、その第1の期間に続いて、前記クロック信号のレベ
ルを固定して、前記走査回路の出力信号のレベルを一定
にする第2の期間と、その第2の期間に続いて、前記固
定されたクロック信号のレベルを切り換えて、前記パル
ス信号を1シフトさせる第3の期間と、その第3の期間
に続いて、前記クロック信号のレベルを固定して、前記
走査回路の出力信号のレベルを一定にする第4の期間
と、その第4の期間に続いて、所定の周期のクロック信
号を、前記走査回路に入力し、前記パルス信号を順次シ
フトする第5の期間とが存在し、前記第1,第3,第5
の期間においては、前記走査回路の出力が、前記論理ゲ
ート回路の出力に反映されない信号を、前記第2,第4
の期間においては、少なくともその第2,第4の期間の
どちらか一方の期間において、前記走査回路の出力が、
前記論理ゲート回路の出力に反映される信号を、前記論
理ゲート回路の第2の制御端子に入力して駆動すること
を特徴とする。
【0029】第13の発明は、第1,第2または第3の
発明の液晶表示装置の駆動方法において、ブランキング
期間において、前記走査回路に入力するクロック信号の
周波数を、映像書き込み期間中よりも高い周波数に変調
して、パルス信号を転送し、その転送期間中、前記走査
回路の出力が、前記論理ゲート回路の出力に反映される
信号を、前記論理ゲート回路の第2の制御端子に入力し
て駆動することを特徴とする。
【0030】
【実施例】以下に、本発明の液晶表示装置およびその駆
動方法の実施例を詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の液晶表示装置の一実施例を
示す図である。液晶表示装置は、走査線と信号線の交点
に薄膜トランジスタを配置して構成されたアクティブマ
トリクスアレイ101と、走査線を駆動する垂直駆動回
路102と、信号線を駆動する水平駆動回路103とで
構成されている。本実施例では、走査線の数を1024
本としている。本実施例の液晶表示装置の垂直駆動回路
102は、図に示すように、入力端子a107または入
力端子b108から入力されたパルス信号をクロック信
号に同期して順次シフトするハーフビット構成の256
段走査回路104−1〜104−257と、そのハーフ
ビット構成走査回路104−1〜104−257の各出
力信号P1,P2,・・・,P256と、制御信号G
1,G2,・・・,G8を入力信号とするNANDゲー
ト回路105−1〜105−1024と、そのNAND
ゲート回路の各出力信号を入力信号とする出力バッファ
回路106とで構成されている。ハーフビット構成走査
回路104−1〜104−257の各出力に対し、4個
のNANDゲート回路が接続されており、隣接する8個
のNANDゲート回路の制御信号はすべて異なっている
ことが特徴となっている。
【0032】また、ハーフビット構成の走査回路104
−1〜104−257は、双方向走査が可能な構成とな
っている。一方向に走査する時には入力端子a107か
ら、逆方向に走査する時には入力端子b108からパル
ス信号が入力される。
【0033】ハーフビット構成走査回路104−1〜1
04−257は、2相のクロック信号で駆動される回路
を用いている。従って、ハーフビット構成走査回路10
4−1〜104−257を駆動するのに必要な駆動信号
の数は、逆方向に走査する時に入力するパルス信号も含
めて、クロック信号2個、入力信号2個の合計4個とな
る。さらに、NANDゲート回路105−1〜105−
1024の制御信号G1〜G8を加えて、垂直駆動回路
に入力する駆動信号の数は、合計12個となっている。
この駆動信号の数は、信号線の数が1024本を越えた
場合でも変わらない。一方、従来用いられてきたアドレ
スデコーダを垂直駆動回路に適用した場合には、先に述
べたように、制御信号の数は20個となる。すなわち、
本実施例の液晶表示装置では、垂直駆動回路の駆動信号
端子の数が、従来の3/5となっている。また、走査線
の数が1024本を越える場合には、アドレスデコーダ
の制御信号の数は22個となり、本実施例の垂直駆動回
路の駆動信号端子の数は、従来の約半分となる。
【0034】本実施例では、ハーフビット構成走査回路
の段数を256段とし、その各出力を4個のNANDゲ
ート回路に入力して、1024本の走査線を駆動する構
成になっているが、ハーフビット構成走査回路の段数を
512段として、その各出力を2個のNANDゲート回
路に入力して、1024本の走査線を駆動する構成にし
ても良い。その場合、NANDゲート回路の制御信号の
数は、8個のままでも良いが、4個にすることも可能で
ある。また、本実施例では、NANDゲート回路105
−1〜105−1024を用いているが、NORゲート
回路で置き換えても良い。その場合、本実施例におけ
る、ハーフビット構成走査回路104−1〜104−2
57の出力信号P1〜P256とは、論理レベルが反対
の信号をNORゲート回路に入力し、出力バッファ回路
を正転バッファ回路に置き換える必要がある。
【0035】図2は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第1の実施例を示す図である。本実施例は、図1に示
した液晶表示装置を用いて、順次走査する場合の駆動方
法の一例を示したものである。以下、図2を用いて、そ
の駆動方法について説明する。
【0036】まず、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257に、クロック周期が(8×T)の
(Tは走査線選択期間)クロック信号CLK、および入
力端子a107からのパルス幅が(8×T)の入力パル
ス信号VSTaを図2に示すタイミングで入力し、その
入力パルス信号をクロック信号に同期させて順次シフト
する。これにより、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257の各出力信号P1〜P256とし
て、図に示すように、パルス幅が(8×T)で、位相が
(4×T)ずつ順次シフトしたパルス信号が出力され
る。走査回路は、通常、2相のクロック信号で駆動され
るため、クロック信号として、CLKと逆相の関係にあ
るクロック信号を外部から入力しても良い。一方、NA
NDゲート回路105−1〜105−1024の制御信
号G1〜G8として、パルス幅がT、パルス周期が(8
×T)、位相がTずつ順次シフトしたパルス信号を、図
に示すタイミングで入力する。その結果、出力バッファ
回路106の出力信号GP1〜GP1024として、パ
ルス幅がT、位相がTずつ順次シフトしたパルス信号が
得られる。以上説明したようにして、順次走査する時の
信号を取り出すことができる。
【0037】本実施例では、ハーフビット構成走査回路
の出力信号P(2×N−1)の(Nは128以下の正の
整数)立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回
路105−(1+8×(N−1))に入力する制御信号
G1の立ち上がるタイミングを(2×T)だけ遅らせて
いる。このようなタイミングで制御信号G1〜G8を入
力することによって、クロストークによって出力信号に
現れるノイズを完全に消すことができる。これに対し、
ハーフビット構成走査回路の出力信号P(2×N−1)
の立ち上がるタイミングと、NANDゲート回路105
−(1+8×(N−1))に入力する制御信号G1の立
ち上がるタイミングを一致させた場合には、垂直駆動回
路の出力信号が立ち下がってから(7×T)だけ経過し
た時刻において、その出力信号にノイズが発生する可能
性がある。
【0038】図3は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第2の実施例を示す図である。本実施例は、駆動方法
の第1の実施例と同様に、図1に示した液晶表示装置を
用いて、順次走査する場合の駆動方法の一例を示したも
のであるが、アクティブマトリクスアレイを逆方向に走
査する点で第1の実施例とは異なる。以下、図3を用い
て、その駆動方法について説明する。
【0039】まず、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257に、クロック周期が(8×T)の
(Tは走査線選択期間)クロック信号CLK、および入
力端子b108からのパルス幅が(8×T)の入力パル
ス信号VSTbを図3に示すタイミングで入力し、その
入力パルス信号をクロック信号に同期させて、第1の実
施例とは逆の順番で、順次シフトする。これにより、ハ
ーフビット構成走査回路104−1〜104−257の
各出力信号P1〜P256として、図に示すように、パ
ルス幅が(8×T)で、位相が(4×T)ずつ逆の順番
で、順次シフトしたパルス信号が出力される。走査回路
は、通常、2相のクロック信号で駆動されるため、クロ
ック信号として、CLKと逆相の関係にあるクロック信
号を外部から入力しても良い。一方、NANDゲート回
路105−1〜105−1024の制御信号G1〜G8
として、パルス幅がT、パルス周期が(8×T)、位相
が逆の順番で、Tずつ順次シフトしたパルス信号を、図
に示すタイミングで入力する。その結果、出力バッファ
回路106の出力信号GP1〜GP1024として、パ
ルス幅がTで、位相がTずつ逆の順番で、順次シフトし
たパルス信号が得られる。以上説明したようにして、逆
方向に走査する時の信号を取り出すことができる。
【0040】本実施例では、ハーフビット構成走査回路
の出力信号P(2×N)の(Nは128以下の正の整
数)立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回路
105−(8×N)に入力する制御信号G8の立ち上が
るタイミングを(2×T)だけ遅らせている。このよう
なタイミングで制御信号G1〜G8を入力することによ
って、クロストークによって出力信号に現れるノイズを
完全に消すことができる。これに対し、ハーフビット構
成走査回路の出力信号P(2×N)の立ち上がるタイミ
ングと、NANDゲート回路105−(8×N)に入力
する制御信号G8の立ち上がるタイミングを一致させた
場合には、垂直駆動回路の出力信号が立ち下がってから
(7×T)だけ経過した時点において、その出力信号に
ノイズが発生する可能性がある。
【0041】図4は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第3の実施例を示す図である。本実施例は、図1に示
した液晶表示装置を用いて、映像を縦・横それぞれ2倍
に拡大する場合の駆動方法の一例を示したものである。
映像の縦方向,横方向を2倍にして拡大表示するために
は、走査線を2ラインずつ走査することと、同じ映像信
号を、隣接する2本の信号線に供給することが必要であ
る。図4を用いて、そのための駆動方法について説明す
る。
【0042】まず、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257に、クロック周期が(4×T)の
(Tは走査線選択期間)クロック信号CLK、および入
力端子a107からのパルス幅が(4×T)の入力パル
ス信号VSTaを図4に示すタイミングで入力し、その
入力パルス信号をクロック信号に同期させて順次シフト
する。これにより、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257の各出力信号P1〜P256とし
て、図に示すように、パルス幅が(4×T)で、位相が
(2×T)ずつ順次シフトしたパルス信号が出力され
る。走査回路は、通常、2相のクロック信号で駆動され
るため、クロック信号として、CLKと逆相の関係にあ
るクロック信号を外部から入力しても良い。一方、NA
NDゲート回路105−1〜105−1024の制御信
号として、パルス幅がT、パルス周期が(4×T)、位
相がTずつ順次シフトした4種類のパルス信号を、G1
とG2,G3とG4,G5とG6,G7とG8をそれぞ
れ共通にして、図に示すタイミングで入力する。その結
果、出力バッファ回路106の出力信号GP1〜GP1
024として、2ラインずつ順次走査するパルス信号が
得られる。一方、本実施例で用いた水平駆動回路には、
同じ映像信号を隣接する2ラインに供給する機能が設け
られている。以上説明した駆動方法を用いて、映像を縦
・横それぞれ2倍に拡大表示することができる。
【0043】また、本実施例を応用することにより、奇
数フィールドにおいて、奇数ラインと同時に次の偶数ラ
インも走査して、同じ信号を書き込み、偶数フィールド
において、偶数ラインと同時に次の奇数ラインも同時に
走査して、同じ信号を書き込む2ライン同時駆動を容易
に行うことが可能である。
【0044】本実施例では、ハーフビット構成走査回路
の出力信号P(2×N−1)が(Nは128以下の正の
整数)立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回
路105−(1+8×(N−1))に入力する制御信号
G1の立ち上がるタイミングをTだけ遅らせている。こ
のようなタイミングで制御信号G1〜G8を入力するこ
とによって、クロストークによって出力信号に現れるノ
イズを完全に消すことができる。これに対し、ハーフビ
ット構成走査回路の出力信号P(2×N−1)の立ち上
がるタイミングと、NANDゲート回路105−(1+
8×(N−1))に入力する制御信号G1の立ち上がる
タイミングを一致させた場合には、垂直駆動回路の出力
信号が立ち下がってから(3×T)だけ経過した時刻に
おいて、その出力信号にノイズが発生する可能性があ
る。
【0045】図5は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第4の実施例を示す図である。本実施例は、図1に示
した液晶表示装置を用いて、映像を縦・横それぞれ4倍
に拡大する場合の駆動方法の一例を示したものである。
映像の縦方向,横方向を4倍にして拡大表示するために
は、走査線を4ラインずつ走査することと、同じ映像信
号を、隣接する4本の信号線に供給することが可能であ
る。図5を用いて、そのための駆動方法について説明す
る。
【0046】まず、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257に、クロック周期が(2×T)の
(Tは走査線選択期間)クロック信号CLK、および入
力端子a107からのパルス幅が(2×T)の入力パル
ス信号VSTaを図5に示すタイミングで入力し、その
入力パルス信号をクロック信号に同期させて順次シフト
する。これにより、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257の各出力信号P1〜P256とし
て、図に示すように、パルス幅が(2×T)で、位相が
Tずつ順次シフトしたパルス信号が出力される。走査回
路は、通常、2相のクロック信号で駆動されるため、ク
ロック信号として、CLKと逆相の関係にあるクロック
信号を外部から入力しても良い。一方、NANDゲート
回路105−1〜105−1024の制御信号として、
パルス幅がT、パルス周期が(2×T)、位相がTだけ
シフトした2種類のパルス信号を、G1〜G4,G5〜
G8をそれぞれ共通にして、図5に示すタイミングで入
力する。その結果、出力バッファ回路の出力信号GP1
〜GP1024として、4ラインずつ順次走査するパル
ス信号が得られる。一方、本実施例で用いた水平駆動回
路には、同じ映像信号を隣接する4ラインに供給する機
能が設けられている。以上説明した駆動方向を用いて、
映像を縦・横それぞれ4倍に拡大表示することができ
る。
【0047】本実施例は、ハーフビット構成走査回路の
出力信号P(2×N−1)が(Nは128以下の正の整
数)立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回路
105−(1+8×(N−1))に入力する制御信号G
1の立ち上がるタイミングを(T/2)だけ遅らせてい
る。このようなタイミングで制御信号G1〜G8を入力
することによって、クロストークによって出力信号に現
れるノイズを完全に消すことができる。これに対し、ハ
ーフビット構成走査回路の出力信号P(2×N−1)の
立ち上がるタイミングと、NANDゲート回路105−
(1+8×(N−1))に入力する制御信号G1の立ち
上がるタイミングを一致させた場合には、垂直駆動回路
の出力信号が立ち下がってからTだけ経過した時刻にお
いて、その出力信号にノイズが発生する可能性がある。
【0048】図6は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第5の実施例を示す図である。本実施例は、図1に示
した液晶表示装置を用いて、インタレース駆動を行うた
めの駆動方法の一例を示したものである。インタレース
駆動を行うためには、奇数フィールドにおいて、奇数番
目の走査線を順次選択し、偶数フィールドにおいて、偶
数番目の走査線を順次選択することが必要である。図6
を用いて、そのための駆動方法について説明する。
【0049】まず、奇数フィールドにおいて、ハーフビ
ット構成走査回路104−1〜104−257に、クロ
ック周期が(4×T)の(Tは走査線選択期間)クロッ
ク信号CLK、入力端子a107からのパルス幅が(4
×T)の入力パルス信号VSTaを図6に示すタイミン
グで入力し、その入力パルス信号をクロック信号に同期
させて順次シフトする。これにより、ハーフビット構成
走査回路104−1〜104−257の各出力信号P1
〜P256として、図に示すように、パルス幅が(4×
T)で、位相が(2×T)ずつ順次シフトしたパルス信
号が出力される。走査回路は、通常、2相のクロック信
号で駆動されるため、クロック信号として、CLKと逆
相の関係にあるクロック信号を外部から入力しても良
い。一方、NANDゲート回路の制御信号として、パル
ス幅がT、パルス周期が(4×T)、位相がTずつ順次
シフトした4種類のパルス信号を、G1,G3,G5,
G7に、図に示すタイミングで入力する。その結果、出
力バッファ回路106の出力信号GP1〜GP1024
として、奇数番目の走査線を順次走査するパルス信号が
得られる。
【0050】続いて、偶数フィールドにおいて、ハーフ
ビット構成走査回路104−1〜104−257に、ク
ロック周期が(4×T)の(Tは走査線選択期間)クロ
ック信号CLK、および入力端子a107からのパルス
幅が(4×T)の入力パルス信号VSTaを図6に示す
タイミングで入力し、その入力パルス信号をクロック信
号に同期させて順次シフトする。これにより、ハーフビ
ット構成走査回路104−1〜104−257の各出力
信号P1〜P256として、図に示すように、パルス幅
が(4×T)で、位相が(2×T)ずつ順次シフトした
パルス信号が出力される。走査回路は、通常、2相のク
ロック信号で駆動されるため、クロック信号として、C
LKと逆相の関係にあるクロック信号を外部から入力し
ても良い。一方、NANDゲート回路105−1〜10
5−1024の制御信号として、パルス幅がT、パルス
周期が(4×T)、位相がTずつ順次シフトした4種類
のパルス信号を、G2,G4,G6,G8に、図に示す
タイミングで入力する。その結果、出力バッファ回路1
06の出力信号GP1〜GP1024として、偶数番目
の走査線を順次走査するパルス信号が得られる。
【0051】本実施例では、ハーフビット構成走査回路
の出力信号P(2×N−1)が(Nは128以下の正の
整数)立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回
路105−(1+8×(N−1))に入力する制御信号
G1の立ち上がるタイミングをTだけ遅らせている。ま
た、ハーフビット構成走査回路の出力信号P(2×N)
の立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回路1
05−(5+8×(N−1))に入力する制御信号G5
の立ち上がるタイミングをTだけ遅らせている。このよ
うなタイミング制御信号G1〜G8を入力することによ
って、クロストークによって出力信号に現れるノイズを
完全に消すことができる。これに対し、ハーフビット構
成走査回路の出力信号P(2×N−1)の立ち上がるタ
イミングと、NANDゲート回路105−(1+8×
(N−1))に入力する制御信号G1の立ち上がるタイ
ミングを一致させた場合、あるいは、ハーフビット構成
走査回路の出力信号P(2×N)の立ち上がるタイミン
グと、NANDゲート回路105−(5+8×(N−
1))に入力する制御信号G5の立ち上がるタイミング
を一致させた場合には、垂直駆動回路の出力信号が立ち
下がってから(3×T)だけ経過した時刻において、そ
の出力信号にノイズが発生する可能性がある。
【0052】図7は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第6の実施例を示す図である。本実施例は、図1に示
した液晶表示装置を用いて、映像を自由な倍率で拡大表
示するための駆動方法の一例を示したものである。映像
を1.6倍等の自由な倍率で拡大表示するためには、1
ラインずつ順次走査する途中で、部分的に2ラインを同
時走査することが必要である。以下、図7を用いて、そ
のための駆動方法について説明する。
【0053】まず、ハーフビット構成走査回路104−
1〜104−257に、図に示すように、デューティ比
が3/7で、クロック周期が(7×T)の(Tは走査線
選択期間)クロック信号CLK、および入力端子a10
7からのパルス幅が(7×T)の入力パルス信号VST
aを、図7に示すタイミングで入力する。これにより、
ハーフビット走査回路104−1の出力信号P1とし
て、パルス幅が(7×T)のパルス信号が図に示すタイ
ミングで出力される。走査回路は、通常、2相のクロッ
ク信号で駆動されるため、クロック信号として、CLK
と逆相の関係にあるクロック信号を外部から入力しても
良い。一方、パルス信号P1が出力されている期間にお
いて、NANDゲート回路105−1〜105−102
4の制御信号G1〜G4として、パルス幅がT、位相が
図に示すように3番目を除いてTずつ順次シフトしたパ
ルス信号を、図に示すタイミングで入力する。その結
果、出力バッファ回路106の出力信号GP1〜GP4
として、パルス幅がTで、3番目を除いて位相がTずつ
順次シフトしたパルス信号が得られる。このようにし
て、走査線の2番目と3番目の部分を同時に選択するこ
とができる。
【0054】続いて、ハーフビット構成走査回路104
−1〜104−257に入力するクロック信号を、図に
示すように、デューティ比が4/7で、周期が(7×
T)のクロック信号に変調する。これにより、ハーフビ
ット走査回路104−2の出力信号P2として、パルス
幅が(8×T)のパルス信号が図に示すタイミングで出
力される。また、ハーフビット走査回路104−3の出
力信号P3として、パルス幅が(7×T)のパルス信号
が図に示すタイミングで出力される。一方、パルス信号
P2が出力されている期間において、NANDゲート回
路の制御信号G5〜G8として、パルス幅がT、位相が
Tずつ順次シフトしたパルス信号を、図に示すタイミン
グで入力する。その結果、出力バッファ回路106の出
力信号GP5〜GP8として、パルス幅がTで、位相が
Tずつ順次シフトしたパルス信号が得られる。また、パ
ルス信号P3が出力されている期間において、NAND
ゲート回路の制御信号G1〜G4として、パルス幅が
T、位相がTずつ順次シフトしたパルス信号を、図に示
すタイミングで入力する。その結果、出力バッファ回路
106の出力信号GP9〜GP12として、パルス幅が
Tで、位相がTずつ順次シフトしたパルス信号が得られ
る。
【0055】続いて、ハーフビット構成走査回路104
−1〜104−257に入力するクロック信号を、図に
示すように、デューティ比が1/2で、周期が(8×
T)のクロック信号に変調する。これにより、ハーフビ
ット走査回路104−4の出力信号P4として、パルス
幅が(7×T)のパルス信号が図に示すタイミングで出
力される。一方、パルス信号P4が出力されている期間
において、NANDゲート回路の制御信号G5〜G8と
して、パルス幅がT、位相がTずつ順次シフトしたパル
ス信号を、図に示すように、制御信号G4の位相と制御
信号G5の位相が一致するタイミングで入力する。その
結果、出力バッファ回路106の出力信号GP13〜G
P16として、パルス幅がTで、位相がTずつ順次シフ
トしたパルス信号が、出力信号P12と出力信号P13
の位相が一致するタイミングで得られる。このようにし
て、走査線の12番目と13番目の部分を同時に選択す
ることができる。
【0056】以上説明した駆動方法により、部分的に走
査線2ラインを同時に走査することができる。
【0057】本実施例では、ハーフビット構成走査回路
の出力信号P(2×N−1)の(Nは128以下の正の
整数)立ち上がるタイミングに対し、NANDゲート回
路105−(1+8×(N−1))に入力する制御信号
G1の立ち上がるタイミングをTあるいは(2×T)だ
け遅らせている。また、NANDゲート回路105−
(4+8×(N−1))に入力する制御信号G4の立ち
下がるタイミングに対し、ハーフビット構成走査回路の
出力信号P(2×N−1)の立ち下がるタイミングを、
Tあるいは(2×T)だけ遅らせている。また、ハーフ
ビット構成走査回路の出力信号P(2×N)の立ち上が
るタイミングに対し、NANDゲート回路105−(5
+8×(N−1))に入力する制御信号G5の立ち上が
るタイミングをTあるいは(2×T)だけ遅らせてい
る。また、NANDゲート回路105−(8×N)に入
力する制御信号G8の立ち下がるタイミングに対し、ハ
ーフビット構成走査回路の出力信号P(2×N)の立ち
下がるタイミングを、Tあるいは(2×T)だけ遅らせ
ている。このようなタイミングで制御信号G1〜G8を
入力することによって、クロストークによって出力信号
に現れるノイズを完全に消すことができる。
【0058】図8は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第7の実施例を示す図である。本実施例は、図1に示
した液晶表示装置を用いて、液晶表示装置が持つ画素数
よりも小さい画素数の映像を表示する場合に、ブランキ
ング期間中において、余った上下の画素領域を黒書き込
みする駆動方法の一例を示したものである。以下、図8
を用いて、上・下それぞれ16ライン分の画素を黒表示
書き込みする場合の駆動方法について説明する。
【0059】まず、ブランキング期間中において、ハー
フビット構成走査回路104−1〜104−257に、
クロック周期がTHのクロック信号CLK、および入力
端子a107からのパルス幅が(2×TH)の二つのパ
ルス信号AおよびBを図に示すタイミングで入力する。
この時、パルス信号Aが立ち下がってから、パルス信号
Bが立ち上がるまでの時間は、図に示すように、(12
4×TH)となっている。このように、クロック信号C
LK、入力端子a107からの入力信号VSTaを入力
することにより、ハーフビット走査回路104−1〜1
04−257の出力信号P1〜P256として、前記二
つのパルス信号が、(TH/2)ずつ順次シフトした信
号が、図に示すタイミングで出力される。一方、この期
間においては、NANDゲート回路の制御信号G1〜G
8として、すべてローレベルの信号を入力する。その結
果、ハーフビット構成走査回路の出力信号P1〜P25
6の論理レベルに関係なく、垂直駆動回路の出力信号
は、ローレベルの状態となる。なお、この期間における
クロック周波数(1/TH)は、映像信号書き込み期間
におけるクロック周波数に比べて、3桁程度高くしてい
る。
【0060】二つのパルス信号A,Bを、映像書き込み
期間に比べて、3桁程度高い周波数で高速にシフトする
この期間に続いて、パルス信号Aが入力されてから、
(128×TH)経過したところで、図に示すように、
クロック信号のレベルをホールドする。これにより、ハ
ーフビット構成走査回路の出力信号P1〜P4、および
P253〜256は、図に示すように、ハイレベルでホ
ールドされる。一方、この期間においては、NANDゲ
ート回路に入力する制御信号G1〜G8として、図に示
すように、ハイレベルの信号を入力する。その結果、N
ANDゲート回路の制御信号G1〜G8がハイレベルに
なっている期間だけ、垂直駆動回路の出力信号GP1〜
GP16、およびGP1009〜GP1024がハイレ
ベルとなる。この期間に、上・下それぞれ16ラインの
画素に、黒表示信号が書き込まれる。通常、この黒書き
込み期間として、黒表示信号が選択された画素に十分書
き込めるだけの長い時間を設定する。また、パルス信号
AおよびBのパルス幅を調整することで、黒表示書き込
みを行うラインを調整することができる。
【0061】この上下黒書き込みの期間に続いて、クロ
ック周期がTHのクロック信号を、再び、ハーフビット
構成の走査回路104−1〜104−257に入力す
る。これによって、ハーフビット構成の走査回路104
−1〜104−257に保持されたデータが高速に掃き
出される。一方、この期間においては、NANDゲート
回路105−1〜105−1024の制御信号G1〜G
8として、すべてローレベルの信号を入力する。その結
果、ハーフビット構成走査回路の出力信号P1〜P25
6の論理レベルに関係なく、垂直駆動回路の出力信号
は、ローレベルの状態となる。また、この期間中に、映
像書き込み期間における走査パルス信号を発生させるた
めに、パルス幅THのパルス信号Cを図に示すタイミン
グで入力してそのパルス信号Cを4段目まで転送してお
く。これにより、映像書き込み期間においては、5段目
から転送が始まり、垂直駆動回路の出力としては、映像
表示領域である17番目の走査線から走査が始まること
になる。
【0062】図9は、本発明の液晶表示装置の駆動方法
の第8の実施例を示す図である。本実施例は、第7の実
施例と同様に、図1に示した液晶表示装置を用いて、液
晶表示装置が持つ画素数よりも小さい画素数の映像を表
示する場合に、ブランキング期間中において、余った上
下の画素領域を黒書き込みする駆動方法の一例を示した
ものであるが、上15ライン,下17ライン分の画素を
黒表示書き込みする点で、第7の実施例とは異なる。す
なわち、本実施例は、第7の実施例の状態から、映像表
示装置を1ライン上に移動させた時の駆動方法を示した
ものである。この駆動方法は、映像表示領域を自由に移
動させたい時などに使用する。以下、その駆動方法につ
いて説明する。
【0063】まず、ブランキング期間中おいて、ハーフ
ビット構成走査回路104−1〜104−257に、ク
ロック周期がTHのクロック信号CLK、入力パルス信
号AおよびBを図に示すタイミングで入力する。この
時、パルス信号Aが立ち下がってから、パルス信号Bが
立ち上がるまでの時間は、図に示すように、(124×
TH)となっている。このように、クロック信号CL
K,入力信号VSTaを入力することにより、ハーフビ
ット走査回路104−1〜104−257の出力信号P
1〜P256として、前記二つのパルス信号が、(TH
/2)ずつ順次シフトした信号が、図に示すタイミング
で出力される。一方、この期間においては、NANDゲ
ート回路105−1〜105−1024の制御信号G1
〜G8として、すべてローレベルの信号を入力する。そ
の結果、ハーフビット構成走査回路の出力信号P1〜P
256の論理レベルに関係なく、垂直駆動回路の出力信
号は、ローレベルの状態となる。なお、この期間におけ
るクロック周波数(1/TH)は、映像信号書き込み期
間におけるクロック周波数に比べて、3桁程度高くして
いる。
【0064】二つのパルス信号A,Bを、映像書き込み
期間に比べて、3桁程度高い周波数で高速にシフトする
この期間に続いて、パルス信号Aが入力されてから、
(127×TH)経過したところで、図に示すように、
クロック信号のレベルをホールドする。これにより、ハ
ーフビット構成走査回路の出力信号P1〜P3、および
P252〜256は、図に示すように、ハイレベルでホ
ールドされる。この期間を第1の黒書き込み期間とす
る。一方、この期間においては、NANDゲート回路に
入力する制御信号G1〜G4、およびG8をハイレベ
ル、G5〜G7をローレベルにしておく。その結果、垂
直駆動回路の出力信号GP1〜GP4,GP8,GP9
〜GP12,GP1008,GP1009〜GP101
2,GP1016,GP1017〜GP1020,GP
1024がハイレベルの状態となる。この期間におい
て、黒表示すべき部分の一部について、黒表示書き込み
が行われる。
【0065】この第1の黒書き込み期間に続いて、クロ
ック信号のレベルを図に示すように切り換える。これに
より、ハーフビットの走査回路104−4の出力信号P
4が、ローレベルからハイレベルに切り変わり、ハーフ
ビット走査回路104−252の出力信号P252がハ
イレベルからローレベルに切り換わる。その結果、ハー
フビット構成走査回路の出力信号P1〜P4、およびP
253〜P256がハイレベル状態になる。この期間に
おいては、NANDゲート回路105−1〜105−1
024の制御信号G1〜G8として、すべて、ローレベ
ルの信号を入力し、ハーフビット構成走査回路の出力信
号P1〜P256の論理レベルに関係なく、垂直駆動回
路102の出力信号を、ローレベルの状態にしておく。
【0066】この期間に続いて、クロック信号の論理レ
ベルを保持したまま、NANDゲート回路に入力する制
御信号G1〜G7をハイレベル、G8をローレベルにし
ておく。その結果、垂直駆動回路の出力信号GP1〜G
P7,GP9〜GP15,GP1009〜GP1010
5,GP1017〜GP1023がハイレベルの状態と
なる。この期間において、黒表示すべき部分の一部につ
いて、黒表示書き込みが行われる。この期間を、第2の
黒書き込み期間とする。
【0067】この第1,第2の上下黒書き込みの期間に
続いて、クロック周期がTHのクロック信号を、再び、
ハーフビット構成の走査回路104−1〜104−25
7に入力する。これによって、ハーフビット構成の走査
回路104−1〜104−257に保持されたデータが
高速に掃き出される。一方、この期間においては、NA
NDゲート回路105−1〜105−1024の制御信
号G1〜G8として、すべてローレベルの信号を入力す
る。その結果、ハーフビット構成走査回路の出力信号P
1〜P256の論理レベルに関係なく、垂直駆動回路の
出力信号は、ローレベルの状態となる。また、この期間
中に、映像書き込み期間における走査パルス信号を発生
させるために、パルス幅THのパルス信号Cを図に示す
タイミングで入力し、そのパルス信号Cを4段目まで転
送しておく。この後、クロック周波数を変調し、論理ゲ
ート回路に入力する制御信号として、G8,G1,G
2,・・・,G7の順番で、位相が順次シフトしたパル
ス信号を入力する。垂直駆動回路の出力としては、映像
表示領域である16番目の走査線から走査が始まること
になる。
【0068】以上説明したような駆動方法により、1ラ
イン単位で映像表示位置を移動させることができる。
【0069】図10は、本発明の液晶表示装置の駆動方
法の第9の実施例を示す図である。本実施例は、第7の
実施例と同様に、図1に示した液晶表示装置を用いて、
液晶表示装置が持つ画素数よりも小さい画素数の映像を
表示する場合に、ブランキング期間中において、余った
上下の画素領域を黒書き込みする別の駆動方法の一例を
示したものである。以下、図10を用いて、上・下それ
ぞれ16ライン分の画素を黒表示書き込みする場合の駆
動方法について説明する。
【0070】まず、ブランキング期間中において、ハー
フビット構成走査回路104−1〜104−257に、
クロック周期がTLのクロック信号CLK、および入力
端子a107からのパルス幅が(2×TL)の入力パル
ス信号VSTaを図に示すタイミングで入力する。これ
により、ハーフビット走査回路104−1〜104−2
57の出力信号として、前記入力パルス信号が、(TL
/2)ずつ順次シフトした信号が、図に示すタイミング
で出力されていく。この際、TLは、走査線の選択期間
Tと同程度の長さにしている。また、クロック信号は、
図に示すように、3クロック進んだところでレベルをホ
ールドしておく。そのため、ハーフビット構成走査回路
の出力信号P5およびP6は、ハイレベルに保持された
状態になっている。一方、この期間において、NAND
ゲート回路の制御信号G1〜G4として、ハーフビット
走査回路の出力信号P1およびP3のパルス信号が出力
されている期間をカバーするように、図に示すタイミン
グで、ハイレベル信号を入力する。また、NANDゲー
ト回路105−1〜105−1024の制御信号G5〜
G8として、ハーフビット走査回路の出力信号P2およ
びP4のパルス信号が出力されている期間をカバーする
ように、図に示すタイミングで、ハイレベル信号を入力
する。その結果、垂直駆動回路の出力信号GP1〜GP
16として、3ラインおきに、位相が(TL/2)ずつ
順次シフトした、パルス幅TLのパルス信号が得られ
る。このシフト期間中に、4ラインずつ、順番に上部黒
表示書き込みを行う。
【0071】上部黒表示書き込みを行うこの期間に続い
て、ハーフビット構成走査回路104−1〜104−2
57に入力するクロック信号のクロック周期を(8×
T)に変調する。その結果、ハーフビット走査回路10
4−5,104−6のところで保持されていたデータの
シフトが再び始まり、ハーフビット走査回路104−7
の出力信号P7以降では、パルス幅が(8×T)、位相
が(4×T)ずつ順次シフトしたパルス信号が出力され
る。一方、この期間においては、NANDゲート回路1
05−1〜105−1024の制御信号G1〜G8とし
て、パルス幅がT、パルス周期が(8×T)、位相がT
ずつ順次シフトしたパルス信号を、図に示すタイミング
で入力する。その結果、出力バッファ回路106の出力
信号GP17〜GP1008として、周期Tのパルスが
Tずつ順次シフトしたパルス信号が得られる。この期間
に、映像信号の書き込みを行う。
【0072】映像書き込み期間に続いて、ハーフビット
走査回路104−253の出力信号P253に、パルス
信号が転送されたところで、図に示すようにクロック信
号のレベルをホールドし、それに続いて、クロック周期
がTLのクロック信号を入力する。これにより、ハーフ
ビット走査回路104−252,104−253のとこ
ろで保持されていたデータが再びシフトを開始し、ハー
フビット走査回路の出力信号P254〜P256とし
て、パルス幅がTLで、位相が(TL/2)ずつ順次シ
フトしたパルス信号が出力される。この期間において、
NANDゲート回路に入力する制御信号G1〜G4、お
よびG5〜G8として、図に示すタイミングで、ハイレ
ベル信号を入力する。その結果、出力バッファ回路10
6の出力信号GP1009〜GP1024として、3ラ
インおきに、位相が(TL/2)ずつ順次シフトした、
パルス幅TLのパルス信号が得られる。このシフト期間
中に、4ラインずつ、順番に下部黒表示書き込みを行
う。本発明の液晶表示装置は、このように、黒表示書き
込みを4ラインずつ行うことができる構成となっている
ので、黒表示書き込みの時間が4倍長くなり、黒信号を
書き込むことが可能となっている。
【0073】本実施例の液晶表示装置は、多結晶シリコ
ン薄膜トランジスタをガラス基板上に集積した作製した
ものである。垂直駆動回路、および水平駆動回路はCM
OSスタティック回路で構成したが、CMOSダイナミ
ック回路で構成することも可能である。また、本実施例
では、多結晶シリコン薄膜トランジスタを用いたが、半
導体層にアモルファスシリコンやカドミウムセレン等を
採用した他の薄膜トランジスタで形成することも可能で
ある。また、単結晶シリコンMOSトランジスタで構成
することも可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示装
置およびその駆動方法を適用すれば、マルチシンク液晶
表示装置の垂直駆動回路に入力する制御端子の数を3/
5から半分程度まで削減することができるので、マルチ
シンク液晶表示装置の小型化,低コスト化を図る上で極
めて有効である。
【0075】さらに、制御信号のクロストークによるノ
イズが、全く発生しないので、液晶表示装置を安定に動
作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第1の実施
例を示す図である。
【図3】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第2の実施
例を示す図である。
【図4】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第3の実施
例を示す図である。
【図5】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第4の実施
例を示す図である。
【図6】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第5の実施
例を示す図である。
【図7】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第6の実施
例を示す図である。
【図8】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第7の実施
例を示す図である。
【図9】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第8の実施
例を示す図である。
【図10】本発明の液晶表示装置の駆動方法の第9の実
施例を示す図である。
【図11】従来の液晶表示装置を示す図である。
【図12】従来の液晶表示装置の駆動方法の一例を示す
図である。
【符号の説明】
101 アクティブマトリクスアレイ 102 垂直駆動回路 103 水平駆動回路 104−1〜104−257 ハーフビット走査回路 105−1〜105−1024 NANDゲート回路 106 バッファ回路 107 入力端子a 108 入力端子b 1101 アクティブマトリクスアレイ 1102 垂直駆動回路 1103 水平駆動回路 1104 アドレスデコーダ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の走査線と複数の信号線との交点にス
    イッチング素子が配置されたアクティブマトリクスアレ
    イと、前記走査線を駆動する垂直駆動回路と、前記信号
    線を駆動する水平駆動回路とからなる液晶表示装置にお
    いて、 前記垂直駆動回路が、 パルス信号をクロック信号の半周期分ずつ順次シフトし
    て出力するN段(Nは正の整数)走査回路と、 M個(Mは2以上の整数)毎にそれぞれの第1の制御端
    子が共通接続され、その共通接続された第1の制御端子
    が前記走査回路のN個の出力端子にそれぞれ接続され、
    (2×M−1)個おきにそれぞれの第2の制御端子が共
    通接続された(N×M)個の論理ゲート回路と、 前記論理ゲート回路の出力信号を入力信号とする出力バ
    ッファ回路とで構成されていることを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 走査線選択期間をTとした場合、周期が(2×M×T)
    であるクロック信号を前記走査回路に入力し、パルス幅
    がT、パルス周期が(2×M×T)、位相がTずつ順次
    シフトした、異なる(2×M)個のパルス信号A1,A
    2,・・・,A(2×M)を、前記(N×M)個の論理
    ゲート回路の、(2×M)個の第2の制御端子G1,G
    2,G3,・・・,G(2×M)に、それぞれ順番に入
    力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整数)の出力信
    号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、その時刻t0
    に続いて、(1+M×(K−1))番目の論理ゲート回
    路の第2の制御端子に入力されるパルス信号の論理レベ
    ルが切り変わる時刻をt1とした場合、0<(t1−t
    0)<((2×M×T)/2)の関係が成立するタイミ
    ングで、前記(2×M)個のパルス信号を入力して駆動
    することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 走査線選択期間をTとした場合、周期が(2×M×T)
    であるクロック信号を前記走査回路に入力し、パルス幅
    がT、パルス周期が(2×M×T)、位相がTずつ順次
    シフトした、異なる(2×M)個のパルス信号A1,A
    2,・・・,A(2×M)を、前記(N×M)個の論理
    ゲート回路の、(2×M)個の第2の制御端子G1,G
    2,G3,・・・,G(2×M)に、それぞれ逆の順番
    に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整数)の出
    力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、その時刻
    t0に続いて、(M×K)番目の論理ゲート回路の第2
    の制御端子に入力されるパルス信号の論理レベルが切り
    変わる時刻をt1とした場合、0<(t1−t0)<
    ((2×M×T)/2)の関係が成立するタイミング
    で、前記(2×M)個のパルス信号を入力して駆動する
    ことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 走査線選択期間をTとした場合、周期が(M×T)であ
    るクロック信号を前記走査回路に入力し、パルス幅が
    T、パルス周期が(M×T)、位相がTずつ順次シフト
    した、異なるM個のパルス信号A1,A2,・・・,A
    (M)を、前記(N×M)個の論理ゲート回路の、(2
    ×M)個の第2の制御端子G1とG2,G3とG4,・
    ・・,G(2×M−1)とG(2×M)に、それぞれ順
    番に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整数)の
    出力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、その時
    刻t0に続いて、(1+M×(K−1))番目の論理ゲ
    ート回路の第2の制御端子に入力されるパルス信号の論
    理レベルが切り変わる時刻をt1とした場合、0<(t
    1−t0)<((M×T)/2)の関係が成立するタイ
    ミングで、前記M個のパルス信号を入力して駆動するこ
    とを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 走査線選択期間をTとした場合、周期が((M×T)/
    2)であるクロック信号を前記走査回路に入力し、パル
    ス幅がT、パルス周期が((M×T)/2)、位相がT
    ずつ順次シフトした、異なる(M/2)個のパルス信号
    A1,A2,・・・,A(M/2)を、前記(N×M)
    個の論理ゲート回路の、(2×M)個の第2の制御端子
    G1〜G4,G5〜G8,・・・,G(2×M−3)〜
    G(2×M)に、それぞれ順番に入力し、前記走査回路
    のK番目(Kは正の整数)の出力信号の論理レベルが切
    り変わる時刻をt0、その時刻t0に続いて、(1+M
    ×(K−1))番目の論理ゲート回路の第2の制御端子
    に入力されるパルス信号の論理レベルが切り変わる時刻
    をt1とした場合、0<(t1−t0)<((M×T)
    /4)の関係が成立するタイミングで、前記(M/2)
    個のパルス信号を入力して駆動することを特徴とする液
    晶表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 走査線選択期間をTとした場合、周期が(M×T)であ
    るクロック信号を前記走査回路に入力し、奇数フィール
    ドにおいては、パルス幅がT、パルス周期が(M×
    T)、位相がTずつ順次シフトした、異なるM個のパル
    ス信号A1,A2,・・・,A(M)を、前記(N×
    M)個の論理ゲート回路のうち、奇数番目の論理ゲート
    回路の第2の制御端子G1,G3,G5,・・・,G
    (2×M−1)に、それぞれ順番に入力し、前記走査回
    路のK番目(Kは正の整数)の出力信号の論理レベルが
    切り変わる時刻をt0、その時刻t0に続いて、(1+
    M×(K−1))番目の論理ゲート回路の第2の制御端
    子に入力されるパルス信号の論理レベルが切り変わる時
    刻をt1とした場合、0<(t1−t0)<((M×
    T)/2)の関係が成立するタイミングで、前記M個の
    パルス信号を入力し、偶数フィールドにおいては、パル
    ス幅がT、パルス周期が(M×T)、位相がTずつ順次
    シフトした、異なるM個のパルス信号A1,A2,・・
    ・,A(M)を、前記(N×M)個の論理ゲート回路の
    うち、偶数番目の論理ゲート回路の第2の制御端子G
    2,G4,G6,・・・,G(2×M)に、それぞれ順
    番に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の整数)の
    出力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt0、その時
    刻t0に続いて、(2+M×(K−1))番目の論理ゲ
    ート回路の第2の制御端子に入力されるパルス信号の論
    理レベルが切り変わる時刻をt1とした場合、0<(t
    1−t0)<((M×T)/2)の関係が成立するタイ
    ミングで、前記M個のパルス信号を入力して駆動するこ
    とを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 走査線選択期間をTとした場合、クロック周期が(2×
    M×T)から、((2×M−J)×T)に(JはM以下
    の正の整数)変調された期間を有するクロック信号を、
    前記走査回路に入力し、クロック周期が(2×M×T)
    の期間においては、パルス幅がT、位相がTずつ順次シ
    フトした、異なる(2×M)個のパルス信号A1,A
    2,・・・,A(2×M)を、クロック周期が((2×
    M−J)×T)に変調された期間においては、パルス幅
    がT、J箇所を除いて位相がTずつ順次シフトしたパル
    ス信号A1,A2,・・・,A(2×M)を、前記(N
    ×M個)の論理ゲート回路の、(2×M)個の第2の制
    御端子G1,G2,G3,・・・,G(2×M)に、そ
    れぞれ順番に入力し、前記走査回路のK番目(Kは正の
    整数)の出力信号の論理レベルが切り変わる時刻をt
    0、その時刻t0に続いて、(1+M×(K−1))番
    目の論理ゲート回路の第2の制御端子に入力されるパル
    ス信号の論理レベルが切り変わる時刻をt1とした場
    合、0<(t1−t0)<((2×M×T)/2)の関
    係が成立するタイミングで、前記(2×M)個のパルス
    信号を入力して駆動することを特徴とする液晶表示装置
    の駆動方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 ブランキング期間において、所定の周期のクロック信号
    を前記走査回路に入力し、パルス信号を順次シフトする
    第1の期間と、その第1の期間に続いて、クロック信号
    のレベルを固定して、前記走査回路の出力信号のレベル
    を一定にする第2の期間と、その第2の期間に続いて、
    所定の周期のクロック信号を前記走査回路に入力し、前
    記パルス信号を順次シフトする第3の期間とが存在し、
    前記第1,第3の期間においては、前記走査回路の出力
    が、前記論理ゲート回路の出力に反映されない信号を、
    前記第2の期間においては、前記走査回路の出力が、前
    記論理ゲート回路の出力に反映される信号を、前記論理
    ゲート回路の第2の制御端子に入力して駆動することを
    特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する方
    法において、 ブランキング期間において、所定の周期のクロック信号
    を、前記走査回路に入力し、パルス信号を順次シフトす
    る第1の期間と、その第1の期間に続いて、前記クロッ
    ク信号のレベルを固定して、前記走査回路の出力信号の
    レベルを一定にする第2の期間と、その第2の期間に続
    いて、前記固定されたクロック信号のレベルを切り換え
    て、前記パルス信号を1シフトさせる第3の期間と、そ
    の第3の期間に続いて、前記クロック信号のレベルを固
    定して、前記走査回路の出力信号のレベルを一定にする
    第4の期間と、その第4の期間に続いて、所定の周期の
    クロック信号を、前記走査回路に入力し、前記パルス信
    号を順次シフトする第5の期間とが存在し、前記第1,
    第3,第5の期間においては、前記走査回路の出力が、
    前記論理ゲート回路の出力に反映されない信号を、前記
    第2,第4の期間においては、少なくともその第2,第
    4の期間のどちらか一方の期間において、前記走査回路
    の出力が、前記論理ゲート回路の出力に反映される信号
    を、前記論理ゲート回路の第2の制御端子に入力して駆
    動することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】請求項1記載の液晶表示装置を駆動する
    方法において、 ブランキング期間において、前記走査回路に入力するク
    ロック信号の周波数を、映像書き込み期間中よりも高い
    周波数に変調して、パルス信号を転送し、その転送期間
    中、前記走査回路の出力が、前記論理ゲート回路の出力
    に反映される信号を、前記論理ゲート回路の第2の制御
    端子に入力して駆動することを特徴とする液晶表示装置
    の駆動方法。
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