JP2624479B2 - ラーメン構造▲く▼体の構築方法 - Google Patents

ラーメン構造▲く▼体の構築方法

Info

Publication number
JP2624479B2
JP2624479B2 JP8181587A JP8181587A JP2624479B2 JP 2624479 B2 JP2624479 B2 JP 2624479B2 JP 8181587 A JP8181587 A JP 8181587A JP 8181587 A JP8181587 A JP 8181587A JP 2624479 B2 JP2624479 B2 JP 2624479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor plate
build
site
precast concrete
floorboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8181587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63247439A (ja
Inventor
規和 浅井
Original Assignee
豊田総建株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊田総建株式会社 filed Critical 豊田総建株式会社
Priority to JP8181587A priority Critical patent/JP2624479B2/ja
Publication of JPS63247439A publication Critical patent/JPS63247439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2624479B2 publication Critical patent/JP2624479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 イ−1. 産業上の利用分野 本発明はラーメン構造躯体の構築方法に関する。
イ−2. 従来技術 従来、プレキャストコンクリートにより建物の躯体を
構築する方法としては、例えば第6図に示す如く、線材
のプレキャストコンクリート柱(1)とプレキャストコ
ンクリート梁(2)とを、その接合部(A)において現
場打ちコンクリートで結合する方式や第7図に示す如
く、面材のプレキャストコンクリート壁材(3)(3)
を結合する壁式構造の方式や、更に第8図に示す如く柱
(4)、梁(5)及び床板(6)を工場においてプレキ
ャストコンクリートにて一体的に形成した立体式のもの
がある。
イ−3. 本発明が解決しようとする問題点 前記第6図に示す方式においては、部品点数が多くな
り、その管理上及び現場での接合作業が面倒である上
に、特に最も応力が集中する部分での打継ぎとなるので
構造上最も好ましくない接合となる。また第7図に示す
方式においては壁式構造となるため、建築基準によって
一定の壁量、壁率、階高、壁厚等の制約を受け、構築の
自由性が乏しい問題がある。更に第8図に示す方式にお
いては、立体的であることから輸送効率が悪い上に搬送
単位重量が重くなり、大型のクレーンを必要とし、現場
の土地に制限を受ける問題がある。
そこで本発明は、上記各問題点を解消して簡易かつ強
固なラーメン構造躯体を構築できる方法を提案すること
を目的とするものである。
ロ.発明の構成 ロ−1. 問題点を解決するための手段 本発明は前記の問題点を解決するために、柱と梁とを
プレキャストコンクリートにて一体成形した面上のラー
メン構造の構成体を設け、この構成体を複数個用いてこ
れらを現場にて、縦横に配置し、このように配置された
複数の構成体の上面間に床板を架設すると共に該床板と
構成体とを剛結合し、これら各構成体と床板とにより立
体的ラーメン構造躯体を構築するようにしたことを特徴
とするものである。
ロ−2. 実施例 次に本発明の実施例について説明する。先ず本構築方
法に使用する構成体として、例えば第1図(A)(B)
(C)(D)に示す如く、1架構面を形成する柱(7)
及び梁(8)をプレキャスト鉄筋コンクリートで一体成
形して、その柱(7)及び梁(8)が剛結合されたラー
メン構造の構成体(9)を用意する。この構成体(9)
としては、第1図の(A)に示す如く、突き出し梁のな
いもの、(B)及び(C)に示す如く片側又は両側に突
き出し梁(10)を一体的に突設したもの、(D)に示す
如く、口型のものに突き出し梁(10)を一体的に突設し
たもなど、その他所望の形状のものを用いる。次で前記
の所望の構成体(9)を複数個用いて、これらを現場に
おいて直交的に配置し、第2図に示す如く縦横(X)
(Y)方向の架構面を構成する。尚、各構成体(9)は
基礎と連結するが図面においては基礎との連結は省略し
てある。また、前記構成体(9)の相互は剛的な結合は
しない。次で前記のように配置された各構成体(9)の
上面に、第3図に示すように床板(11)を設置する。こ
の床板(11)は隣接する構成体(9)相互、すなわち1
枚の床板(11)が縦横(X)(Y)方向に配置された構
成体(9)相互に共通するように架設されると共にその
床板(11)と各梁(8)の上面とが剛結合されている。
この床板の構造及び剛結合の方法としては、例えば第4
図に示す如く、梁(8)の上面に予め連結用鉄筋(12)
を突出させておき、また、床板として、床板形成用配筋
(13)の下半分のみにコンクリート(14)を打設した半
製品を用い、該半製品の床板の端部を前記の梁(8)上
に載置し、床板形成用配筋(13)と連結用鉄筋(12)と
を鉄筋(12a)で溶接結合し、その後に、これらの上部
にコンクリートを前記各鉄筋(12)(13)上まで現場打
ちして床板(11a)を形成する。また、第5図に示す如
く、端面に連結用鉄筋(15)を突設しシアーコッターを
有するプレキャストコンクリート製床板(11b)を用
い、その端部を前記梁(8)上に載置し、その連結用鉄
筋(15)と前記と同様に予め梁(8)上に突設した連結
用鉄筋(12)とを溶接し、該部をコンクリートで埋める
ようにしてもよい。
ハ.発明の効果 以上のように本発明においては、その構成体を、柱と
梁とをプレキャストコンクリートで一体成形して形成し
たので、従来の如く、柱と梁とが別体に形成されこれら
を現場で連結するものに比べて、部品点数が少なくな
り、管理上及び現場での接合作業が楽になる。また、現
場での連結部は、梁と床板との接合部であり、特に応力
が集中する柱と梁との連結部は一体成形で剛結合されて
いるため、強固な建物を構成できる。また、各構成体は
梁と剛結合した床板を介して連結されるため、水平荷重
はその剛体の床板を通じて、その荷重作用方向と同一方
向に配置された構面の構成体に伝達分担され、耐震性の
ある建物を構築できる。また、構成体はラーメン構造で
あるため、前記壁式構造にみられた制約がなく、見付け
が短い柱でよいなど、構成の自由性が大きくかつ強固な
建物を構築できる。更に各構成体は平版状であるため、
従来の立体的なものに比べて、工場製産も容易でかつ輸
送効率もよく、また大型クレーンも必要がなく現場での
土地の制約も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)(B)(C)(D)は本発明に使用する構
成体の4例を示す各正面図、第2図は構成体の配置状態
を示す斜視図、第3図は床板を設置した状態の斜視図、
第4図及び第5図は床板と梁部との連結状態の2例を示
す各側断面図、第6図乃至第8図は従来の3例を示す斜
視図である。 (7)……柱 (8)……梁 (9)……構成体 (11)……床板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱と梁とをプレキャストコンクリートにて
    一体成形した面状のラーメン構造の構成体を設け、この
    構成体を複数個用いてこれらを現場にて、縦横に配置
    し、このように配置された複数の構成体の上面間に床板
    を架設すると共に該床板と構成体とを剛結合し、これら
    各構成体と床板とにより立体的ラーメン構造躯体を構築
    するようにしたことを特徴とするラーメン構造躯体の構
    築方法。
JP8181587A 1987-04-01 1987-04-01 ラーメン構造▲く▼体の構築方法 Expired - Lifetime JP2624479B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8181587A JP2624479B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 ラーメン構造▲く▼体の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8181587A JP2624479B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 ラーメン構造▲く▼体の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63247439A JPS63247439A (ja) 1988-10-14
JP2624479B2 true JP2624479B2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=13756992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8181587A Expired - Lifetime JP2624479B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 ラーメン構造▲く▼体の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2624479B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002097716A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Ando Corp 束柱スラブ支持構造
JP5347090B2 (ja) * 2011-09-09 2013-11-20 株式会社ライト建築事務所 鳥居型の建築システム架構
JP5845110B2 (ja) * 2012-02-24 2016-01-20 丸栄コンクリート工業株式会社 高所避難施設の躯体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63247439A (ja) 1988-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5065558A (en) Prefabricated modular building construction system
JP4991855B2 (ja) プレキャストコンクリートユニット
US3461636A (en) Elongated structural units
US20070261335A1 (en) Precast construction method and apparatus for variable size elevated platform
JP2928832B2 (ja) 柱の構成方法
JP3240633B2 (ja) 住宅ユニットの接合補強構造
JP2624479B2 (ja) ラーメン構造▲く▼体の構築方法
JP2977798B1 (ja) 鉄骨造・rc造複合構造建物の構築方法およびその型枠
JPH0816350B2 (ja) ユニット住宅の施工方法
JP2005501988A (ja) 耐モーメント性建築物骨組構造の構成要素および方法
JP2023019882A (ja) 鉄骨骨組み構造、鉄骨ラーメン骨組みへの鋼管柱の混在方法
EP0460004B1 (en) Space frame and module for its construction
JP3380600B2 (ja) 建物の鉄骨構造
JP3045034B2 (ja) Rc建築物の躯体工法
JPH0270850A (ja) Pc合せ梁及び同合せ梁による施工法
RU2723110C1 (ru) Сборно-монолитный пространственный железобетонный каркас многоэтажного здания
JP2788027B2 (ja) 壁構造
JPS62264230A (ja) 多階建築物の躯体構築工法
JP3086384B2 (ja) 基礎構造及び基礎の施工方法
KR102349442B1 (ko) 좌우 방향의 싱글 보와 전후 방향의 더블 보를 갖고 기둥 주변에 콘크리트부가 형성된, 기둥과 보의 결합 구조
JPH0528294B2 (ja)
JPH10159350A (ja) 既存の建物用補強壁及びその構築方法
JP2022163290A (ja) 構造物
JPH0742747B2 (ja) 壁式プレキャスト造構造物
JP2656390B2 (ja) ユニット住宅

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term