JP2620571B2 - 自動車のアイドルスピードコントロールバルブ - Google Patents

自動車のアイドルスピードコントロールバルブ

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JP2620571B2
JP2620571B2 JP2090349A JP9034990A JP2620571B2 JP 2620571 B2 JP2620571 B2 JP 2620571B2 JP 2090349 A JP2090349 A JP 2090349A JP 9034990 A JP9034990 A JP 9034990A JP 2620571 B2 JP2620571 B2 JP 2620571B2
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    • F02M69/30Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by means for facilitating the starting-up or idling of engines or by means for enriching fuel charge, e.g. below operational temperatures or upon high power demand of engines
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    • F02M3/06Increasing idling speed
    • F02M3/07Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed
    • F02M3/075Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed the valve altering the fuel conduit cross-section being a slidable valve

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体の流量を制御する開閉弁に関し、殊に
軸に固定された弁体を軸に沿つて進退させることにより
流体を制御する流体制御弁に関する。
〔従来の技術〕
特開昭56−94079号公報で知られる流体制御弁、米国
特許第4,360,161号明細書等で知られる自動車の燃料噴
射弁,特開昭64−24133号公報等で知られる自動車用の
アイドル空気量制御弁等は、弁体が取付けられた棒状の
弁軸を電磁ソレノイド等の駆動力源によつて軸方向に進
退させ、これによつて弁を開閉して流体の流量を制御す
る様に構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は弁軸の軸受部に存在する微小隙間が弁
軸の軸直角方向への振動,傾倒を引き起こす点について
配慮されておらず、流体の流量特性に再現性がなかつた
り、弁軸が摩耗してその摩耗粉が弁軸と軸受との間の隙
間につまつて弁軸のストツクを生じたり、この摩耗粉が
弁座や弁体表面に付着,堆積して弁口が全閉にならなく
なる現象を引き起こしたりする恐れがあつた。
本発明の目的は棒状の弁軸の振動や傾倒を防止して上
記従来技術の問題点を除去する点にある。
尚、特開昭56−96079号公報に示されれた流体制御弁
は弁軸が板ばねで支持された状態で軸方向に進退する様
に構成されているが、板ばねに弁軸が固定されている
為、弁軸が進退すると板ばねと弁軸の固定部の軌跡は弧
を描き、この為、弁軸は軸線に沿つてまつすぐ移動する
ことができない。この為弁の軸線が弁の中心からずれて
流量制御特性が安定しない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成する為に弁軸の軸直角方向へ
振動を吸収する手段を設けたものである。
具体的には、弁軸を軸受の内壁面へ軽く押し付ける押
圧力を付与する手段を設けたものである。
また、弁軸と弁の函体内部に取付けられた複数の弾性
板ではさみ付けてもよい。
なお、これらの押圧力や、はさみ付ける為の力は弁軸
の軸方向への進退運動を阻げない程度の力に制限する必
要がある。
この様な流体制御弁に用いる弁軸の保持部材は中心に
弁軸の挿通される孔を有する円板と円板の周囲に形成さ
れた環状体と、一端が円板若しくは環状態に固定され、
他端が孔の中心近傍まで延設された弾性片とを有し、環
状体部分が弁の函体内周面に固定されると共に、弾性片
の先端が孔を貫通する弁軸に押し付けられる様になつて
いる。
また、弾性片は複数本あつても良く、この場合は弾性
片間に弁軸がはさみ付けられるようになつている。
〔作用〕
この様に構成された流体制御弁は、弁軸が軸受内壁面
に軽く押し付けられた状態で進退運動するので、弁軸が
軸直角方向に振動することがない。
また、弁軸が軸直角方向に弾性片で保持されているの
で弁軸が軸直角方向に変位しようとした時これを弾性片
が吸収するので、弁軸は軸直角方向へは変位しにくく、
振動や、傾倒を生じることがない。
かくして、前述の問題のない流量制御特性の安定した
流体制御弁が得られる。
これを自動車の燃料噴射弁に用いると安定した燃料の
計量が可能となり、ダイナミツクレンジが広がつて微少
燃料供給時の制御性が改善される。
更にこれを自動車のアイドル空気量制御弁に用いると
機関のアイドル時のバイパス空気量を正確に制御でき、
空気量不足によるエンジンストールや、空気量過多によ
る異常回転上昇がなくなる。
自動車用の流体制御に用いるこの種制御弁は特にエン
ジンの振動の影響を受けやすいが、この発明の制御弁を
用いることによつてエンジンの振動からくる流量特性の
悪化を解消できる。
保持部材は円板と環状体とこれらに固定された弾性片
から構成され、簡単な構造で、且つ制御弁の組立時に弁
の函体内壁に環状態を嵌合するだけで組立てられるので
組立作業性が良い。
〔実施例〕
以下本発明を自動車のアイドル空気量制御弁に実施し
た例に基づいて詳説する。
第4図は本発明の適用例を示したもので、1は吸気管
2,排気管3が設けられたエンジンである。吸気管2には
絞管4,バイパス通路5を有する絞弁チヤンバ6が設けら
れる。更に上流側には空気量を測定するベーン7と、こ
のベーン7の回転角度を電気出力に変換するポテンシヨ
メータ8から成るエアーフローメータ9が設けられ、さ
らに上流側にはエアークリーナ10が設置される。11は吸
気管2と排気管3とを連通した通路の途中に放置され、
排気量の一部を吸気系に還流するためのEGRバルブであ
る。
12はエンジン1の冷却水の水温を検出し、電気出力に
変換する水温センサ、13はエジン1の回転数を検出し、
電気出力に変換するクランク角センサ、14は各種の入力
信号を受け、これを演算処理してアイドル回転制御装置
15や燃料噴射弁16に所定の出力を供給する演算処理回路
(コンピユータ)で、エンジンの電子制御の中枢部をつ
かさどるものであり、本発明装置も、これより入力が供
給される。
アイドル回転制御装置15は絞弁チヤンバ6のバイパス
通路5に設置され、絞弁4をバイパスするバイパス空気
量を制御する。
以下、本発明を適用したアイドル回転制御装置に用い
る空気量制御弁の第1実施例を第1図により説明する。
バルブケース101の通路102は絞弁の下流側に通じ、通
路103は絞弁の上流側に通じている。バルブ104の中心に
形成された中心軸105はバルブケース101に固定された軸
受106で軸方向に可動できるように保持されている。バ
ルブ104はバルブケース101に固定されたシート107と接
触することにより完全に通路102と通路103の間をふさぐ
ことができる。中心軸105には加締め部材105aが固定さ
れていて、この部材105aでプレート108とプレート109を
加締め固定しており、プレート108とプレート109の間に
はダイアフラム110の内輪部がはさみつけられている。
プレート108とプレート109には通路103へ通じるオリフ
イス111が設けられている。ダイアフラム110の外輪部は
バルブケース101とソレノイドケース112にはさまれてい
る。軸受プレート129はカバー112に固定されその中心の
筒状部で、そこを挿通する軸105を受けている。ソレノ
イドケース112はソレノイド組体116が収納固定されてい
る。ソレノイド組体116は、中心軸105と同じ方向に可動
できるプランジヤ114とこのプランジヤ114を吸引するコ
ア115と、コア115とプランジヤ114を包むように形成さ
れた環状コイル116aと、プランジヤ114に固定されたシ
ヤフト117と、プランジヤ114をバルブ104側に押すばね1
18と、ばね118のセツト荷重を調節すると共にシヤフト1
17をその中心の軸受穴で支承するアジヤストスクリユ11
9とから成り、これらは全体がモールド樹脂材120でモー
ルドされている。プランジヤ114にはゴム製の弁体121が
固定されている。さらに軸受プレート129とプラジヤ114
の間にはプランジヤ114をアジヤストスクリユー119側に
押すばね113が設けられている。
かかる構成においてソレノイドはリニアソレノイドで
あり、電流に対し変位は直線的な性質を持たせてある。
電流を増加して行くと、プランジヤ114がコア115側へ移
動して行く、弁対121もプランジヤ114と一緒に移動する
ため、中心軸105の端部から弁体121が離れる。すると通
路102の負圧は穴122を通り、中心軸105内の通路131,先
端のオリフイス132を通り、ダイアフラム110とソレノイ
ドケース112の間の室123に導入される。負圧はオリフイ
ス111を通じて少しは逃されるが、導入される負圧の量
が多いため室123内は通路103内の圧力より低くなり、通
路103との間の圧力差でダイアフラム110を図面左方に引
張り、シヤフト105を介してバルブ104を開かせる。オリ
フイス111からもれる負圧とバルブ121から導入される負
圧のつり合いで、プランジヤ114の弁体121に中心軸105
の先端オリフイス132が密着するように移動する。オリ
フイス132が閉塞するとオリフイス111を通じて、圧力が
平衡しようとする。それにつれてダイアフラム110が図
面右方に変位しオリフイス132が開いて再度通路102の負
圧が室123に導入され、ダイアフラム110は図面左方に移
動する。かくして、プランジヤ114の移動した位置に追
従してバルブ104が移動し、その位置に保持される。
ばね113,118,130は振動等によりバルブ104,弁体121
(即ち、プランジヤ114)が動かないようにする効果が
あり、ソレノイドの後端に設けたアジヤストスクリユ11
9は、ばね118の生産上、組立上の荷重のばらつきを調節
できる効果がある。
本装置は、通電がない時バルブを全閉とするものであ
る他、ダイアフラム110が破れてもバルブは閉じてお
り、オリフイス111がつまつても、バルブ121が閉じてい
る限りバルブは開かない。このように各部が故障した
時、バルブ104は閉じているという効果がある。
ここで重要なことは、中心軸106は軸受106と軸受プレ
ート129で支承され上述のばね113,118あるいは130で軸
方向に付勢されているが、それだけではバルブ104及び
中心軸105の半径方向の振動を抑制できない。
そこで本実施例では、第2図に示す振動抑制部材をバ
ルブケース112の内周に設けた。振動抑制部材13は薄い
金属板製でカツプ状を成し、その円板部16の中心には中
心軸105を挿通する孔を備えている。更に円板部16は板
ばね14がリベツト17で固定されている。この板ばね14は
中心軸105を孔に挿通した時、中心軸105の外面に所定の
押圧力で接する様に構成されている。
この様に構成されたカツプ状の振動抑制部材13はその
外周の環状部15をバルブケース101の内周環状部に嵌合
することによつて、そこに固定される。
次に制御弁の組立について説明する。
ソレノイド組体116はソレノイドケース112の内部にシ
ールリング131をはさんで収納し、ケース112の先端をソ
レノイド組体116のモールド樹脂表面に加締め付けて固
定する。
シヤフト117の先端にゴム製の弁体121をモールド成形
しこれをプランジヤ114の中心の穴に圧入嵌合して両者
を固定する。
このプランジヤ組体のシヤフト117のまわりにばね118
の設置し、このシヤフト117をアジヤストスクリユー119
の軸受穴に挿通しながらプランジヤ114をソレノイド116
aの中心穴に遊嵌する。
次いでばね113をプランジヤ114の中心穴にセツトして
ソレノイド116aの端面に軸受プレート129を固定してこ
れでばねの片端を受ける。プランジヤ114はこの時、ば
ね113と118との押圧力の均合うところに位置する。
一方、中心軸105には加締め金属105aが固定され、こ
れにプレート108,ダイアフラム110,プレート109の順に
第1図左側から金具にセツトし、金具の左端を外側に折
曲げて三者を加締め付けて固定する。次いで振動抑制部
材を中心軸に挿通し、その後、中心軸の決められた位置
にバルブ104をモールド成形によつて成形固定する。か
くして得られた中心軸組体は、バルブ104側端部を、ば
ね130がそのまわりに配置された軸受106の穴に挿通した
状態で、振動抑制部材13の外周円筒部をバルブケース10
1の内周面に圧入し、固定する。
ダイアフラム110の外周縁をバルブケース101の開口部
の周端面に形成された平坦部に保持しつつ、中心軸105
のダイアフラム側端を軸受プレート129の軸受孔からプ
ランジヤの中心穴に差し込み、その先端を弁体121の端
面に当接させながらソレノイドケース112の開口側周端
面をダイアフラム110の周縁に重ね、この状態でバルブ
ケース101の端部周縁を内側に折曲げて、ソレノイドケ
ース112の端部周縁の上に加締め付け、もつてダイアフ
ラム110をはさんだ状態で両者をこの部分で固定する。
この状態ではばね118がばね113と130の力に抗して中心
軸を図面右方に所定の力で押圧し、これによつてバルブ
104はシート107に所定の圧力で押し付けられることにな
る。
更に板ばね14は中心軸105に軸直角方向の押し付け
力、いわゆるサイドフオースを与え、その結果中心軸10
5と軸受プレート129の軸受を形成する筒状部及び軸受10
6の軸受穴の内周面に所定のサイドフオースで押し付け
る。かくして中心軸105は機関から伝わる振動に対して
独立した質量体として影響を受けるのではなく、バルブ
組体やソレノイド組体の部材の一部として振動の作用を
受けるので、独立して中心軸組体が振動することがなく
なる。
ところで、このサイドフオースが作用すると、ばね11
8やばね130の力が弱いと中心軸組体を軸方向に移動させ
られなくなるので、その分強いばねを用いる必要があ
る。ばねの力はサイドフオースの大きさによつて適切な
値に決定すべきである。もつともばね118の力を強くす
るとプランジヤ114を吸引する電磁力も大きくする必要
が出てくるので、この電磁吸引力も考慮してばねの力を
設定すべきである。
尚、第1図の120は樹脂でモールドされた接続端子
で、外部電源端子に接続され、ソレノイド116aに電力を
供給する。
122は、アジヤストスクリユー119をセツトした後その
外側を塞ぐ盲栓である。
123はソレノイド116の巻線を巻回するボビンの内周面
に形成した表面が低摩擦係数を呈する層で、非磁性材製
品薄い金属管や樹脂管あるいは二硫化モリブデン等の固
体潤滑材のコーテイング層等で形成されるもので、プラ
ンジヤ114の軸方向の動きをスムーズにする機能を有す
る。
以下振動抑制部材13の代案について説明する。第2図
では板ばね14を形成した部材をリベツト17で円板部16に
固定したが、リベツト17の代わりにスポツト溶接で固定
してもよい。
第3図に示すのは線状のばねで構成したものを示す。
このばね14aは中心軸105に引つかかる湾曲部とカツプ状
部材の底面周縁部に弾発力で保持する巻ばね部とから成
り、巻ばね部を内側に締めておいてカツプ状部材内に入
れ、これをはなした時の広がり力でカツプ状部材の内周
縁に保持するものである。
第5図の例は対称に形成された二本の板ばねを有する
部材を円板部16に形成した切起こし片にはさんで、この
切起こし片16aを加締め付けることによつて固定したも
のである。
第6図に板ばね片14c,14dの2本を有する振動抑制部
材をバルブケース101に組付けた状態を示す。
この場合中心軸105が両板ばね片14c,14dにはさまれた
状態で保持されるので、中心軸が軸受106や軸受プレー
トに押し付けられることがなく、軸方向の動きがよりス
ムースになる。
次に第7図,第8図に基づき、中心軸105の先端部及
びそこに形成したオリフイス132の形状についての改良
について説明する。
この実施例では中心軸105の先端を円錐状に形成し、
弁体121との接触部が面ではなく線接触になる様に構成
した。
具体的にはオリフイスの径1.2mm,円錐面の傾角θを7
゜として、弁体121とオリフイス部との接触を実質的に
円線で接触する様にした。
これと従来の面接触の場合とをその吸着力で比較する
と、第9図に示す如く、従来ストロークを大きくして行
くと弁体121と中心軸105との間の吸着力が一旦約30%程
度(約3g)上昇していたのに対し、本実施例の場合吸着
力は上昇せず、その減少も早くなつた。
従来吸着力が大きすぎて両者を引きはなす為にダイア
フラム110が大きく変位する必要があり、その結果引き
離した後の弁体121と中心軸105先端との距離が大きくな
りすぎて、バルブ104が、その分不必要に変位して空気
流量の制御特性がオーバーシユート現象を生じていた。
本実施例では、両者間の吸引力を非常に小さくできた
ので、このオーバーシユート現象をなくすことができ
た。
この結果、サイドフオースを中心軸に作用させても中
心軸の軸方向の動きが不安定にならず、サイドフオース
を作用させる技術を実現させることができた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、中心軸のラジアル方向に対する振動
が抑制され、バルブの不安定な動きを無くすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による制御弁の断面図、第2
図は第1図の振動抑制部材の斜視図、第3図は振動抑制
部材の別の実施例の斜視図、第4図は本発明になる制御
弁の適用例を示すシステム図、第5図は振動抑制部材の
更に他の実施例を示す斜視図、第6図は第5図の振動制
御部材を用いた制御弁の要部断面図、第7図は制御弁の
オリフイス部の改良構造を示す部分拡大断面図、第8図
は第7図の改良されたオリフイス構造による効果の説明
図である。 13……振動抑制部材、14……板ばね、101……バルブケ
ース、104……バルブ、105……中心軸、107……バルブ
シユート、110……ダイアフラム、112……ソレノイドケ
ース、114……プランジヤ、116……ソレノイド組体、12
1……弁体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 浩一郎 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会 社日立製作所佐和工場内 (72)発明者 新井田 千暁 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番 地3 日立オートモテイブエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 佐伯 浩昭 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番 地3 日立オートモテイブエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 本間 英樹 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番 地3 日立オートモテイブエンジニアリ ング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−24133(JP,A) 特開 昭58−30524(JP,A) 実開 昭58−4759(JP,U) 実開 昭61−197326(JP,U) 実開 昭50−107848(JP,U) 実開 昭62−111326(JP,U) 実開 昭60−194625(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のバルブケースの開口端と電磁ソレノ
    イドとの間にその外周が挟持された環状のダイアフラム
    を有し、そのダイアフラムの中心には中空シャフトの一
    端が前記電磁ソレノイドに設けた軸受プレートで支持さ
    れ、他端が前記筒状のバルブケース内部に設けた軸受に
    よってガイドされており、前記ダイアフラムと前記筒状
    のバルブケース内との間には前記筒状のバルブケース内
    に形成されたバルブシートと前記シャフトに固定された
    バルブによって空気流量制御部が形成されており、前記
    筒状のバルブケースにはこの空気流量制御部を挟んで前
    記ダイアフラム側に空気取り入れ口が前記軸受側に空気
    吐出口がそれぞれ形成されており、前記中空シャフトに
    よって前記空気吐出口と前記ダイアフラムの前記電磁ソ
    レノイド側の空間が連通されており、前記中空シャフト
    の前記電磁ソレノイド側先端開口部は前記電磁ソレノイ
    ドのプランジャーの先端に形成された弁体で塞がれてお
    り、前記プランジャーはばねによって前記ダイアフラム
    側に付勢されており、前記中空シャフトは別のばねによ
    って前記プランジャー側に付勢されており、前記電磁ソ
    レノイドが通電されていない状態では前記別のばねの力
    に抗して前記バルブを前記バルブシートに押しつける向
    きの力が付与されるように構成されており、かつ前記筒
    状のバルブケースには前記ダイアフラムと前記バルブと
    の間の位置にその中心を前記シャフトが貫通するカップ
    状部材が固定されており、このカップ状部材には前記シ
    ャフトの外周にその先端が圧接する金属製の弾性部材が
    保持されていることを特徴とする自動車のアイドルスピ
    ードコントロールバルブ。
JP2090349A 1990-04-06 1990-04-06 自動車のアイドルスピードコントロールバルブ Expired - Lifetime JP2620571B2 (ja)

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JP2090349A JP2620571B2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 自動車のアイドルスピードコントロールバルブ
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