JP2619075B2 - 映像信号記憶装置 - Google Patents
映像信号記憶装置Info
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- JP2619075B2 JP2619075B2 JP1282695A JP28269589A JP2619075B2 JP 2619075 B2 JP2619075 B2 JP 2619075B2 JP 1282695 A JP1282695 A JP 1282695A JP 28269589 A JP28269589 A JP 28269589A JP 2619075 B2 JP2619075 B2 JP 2619075B2
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- memory
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、輝度信号およびこの輝度信号より画素数
が少なくされた色差信号をメモリに書き込み読み出す映
像信号記憶装置に関する。
が少なくされた色差信号をメモリに書き込み読み出す映
像信号記憶装置に関する。
[従来の技術] カラー映像信号をメモリに記憶する方法として、以下
の方法が提案されている。
の方法が提案されている。
カラー映像信号の状態のままでディジタル信号に変
換してメモリに書き込む。
換してメモリに書き込む。
カラー映像信号を輝度信号Yと搬送色信号Cに分離
し、2系統でディジタル信号に変換してメモリに書き込
む。
し、2系統でディジタル信号に変換してメモリに書き込
む。
カラー映像信号を輝度信号Yと搬送色信号Cに分離
し、さらに、搬送色信号Cより赤色差信号R−Yおよび
青色差信号B−Yを復調し、3系統でディジタル信号に
変換してメモリに書き込む。
し、さらに、搬送色信号Cより赤色差信号R−Yおよび
青色差信号B−Yを復調し、3系統でディジタル信号に
変換してメモリに書き込む。
カラー映像信号を輝度信号Yと搬送色信号Cに分離
し、搬送色信号Cより赤色差信号R−Yおよび青色差信
号B−Yを復調し、さらに、これらの信号をマトリック
スして赤、緑、青の原色信号R,G,Bを得、3系統でディ
ジタル信号に変換してメモリに書き込む。
し、搬送色信号Cより赤色差信号R−Yおよび青色差信
号B−Yを復調し、さらに、これらの信号をマトリック
スして赤、緑、青の原色信号R,G,Bを得、3系統でディ
ジタル信号に変換してメモリに書き込む。
の方法は、〜の方法のようなコンポーネント化
のための装置を省くことができる。しかし、周波数成分
が高くなることからサンプリングクロックを高く設定し
なければならない。したがって、メモリ容量が大きくな
るため、あまり使用されない。
のための装置を省くことができる。しかし、周波数成分
が高くなることからサンプリングクロックを高く設定し
なければならない。したがって、メモリ容量が大きくな
るため、あまり使用されない。
の方法は、VTR等で使用され、その際搬送色信号C
を低域変換してディジタル処理をする手法等でメモリの
低容量化を図っているが、画像のサイズ圧縮等の特殊再
生処理をする際には不向きである。
を低域変換してディジタル処理をする手法等でメモリの
低容量化を図っているが、画像のサイズ圧縮等の特殊再
生処理をする際には不向きである。
の方法は、もっともよく使用される方法である。
の方法は、パーソナルコンピュータの画像入力装置
等で使用される。パーソナルコンピュータ側の画面構成
(原色信号R,G,B)に合わせるため、カラー映像信号も
原色信号R,G,Bで入力処理されるケースが多い。
等で使用される。パーソナルコンピュータ側の画面構成
(原色信号R,G,B)に合わせるため、カラー映像信号も
原色信号R,G,Bで入力処理されるケースが多い。
ところで、の方法の場合、通常のシステムにおいて
は、色差信号R−Y,B−Yが輝度信号Yと比べて周波数
成分が低いことから、色差信号R−Y,B−Yのサンプリ
ングクロックの周波数を輝度信号Yのそれより低く設定
し、色差信号R−Y,B−Yを書き込むメモリの低容量化
を図っている。
は、色差信号R−Y,B−Yが輝度信号Yと比べて周波数
成分が低いことから、色差信号R−Y,B−Yのサンプリ
ングクロックの周波数を輝度信号Yのそれより低く設定
し、色差信号R−Y,B−Yを書き込むメモリの低容量化
を図っている。
例えば、輝度信号Yに対して256×256のドット構成
(解像度)が採られる場合、色差信号R−Y,B−Yに対
しては、64×64のドット構成、または垂直方向の解像度
は輝度信号Yと同じくするため64×256のドット構成が
採られる。
(解像度)が採られる場合、色差信号R−Y,B−Yに対
しては、64×64のドット構成、または垂直方向の解像度
は輝度信号Yと同じくするため64×256のドット構成が
採られる。
なお、画面の水平方向が256ドットの場合、NTSC信号
において画面有効ライン数の関係から、垂直方向は240
ドットを採るのが普通である。
において画面有効ライン数の関係から、垂直方向は240
ドットを採るのが普通である。
したがって、上述の256×256のドット構成、64×64の
ドット構成、64×256のドット構成は、実際には、それ
ぞれ256×240のドット構成、64×60のドット構成、64×
240のドット構成となる。
ドット構成、64×256のドット構成は、実際には、それ
ぞれ256×240のドット構成、64×60のドット構成、64×
240のドット構成となる。
さらに、階調(深さの方向)に関しても、輝度信号Y
が6ビットであれば、色差信号R−Y,B−Yは5ビット
にするということも少なくない。
が6ビットであれば、色差信号R−Y,B−Yは5ビット
にするということも少なくない。
第6図は、輝度信号Yに対しては256×240ドットで5
ビット、色差信号R−Y,B−Yに対しては64×240ドット
で4ビットとした場合の記憶装置の一例である。
ビット、色差信号R−Y,B−Yに対しては64×240ドット
で4ビットとした場合の記憶装置の一例である。
同図において、21〜23はメモリであり、例えば256Kビ
ット(64K×4ビット)のビデオRAMが使用される。
ット(64K×4ビット)のビデオRAMが使用される。
そして、例えばA/D変換器からの5ビットの輝度信号
Yのうち4ビットはメモリ21の1〜4ビット目に書き込
まれ、残りの1ビットはメモリ22の1ビット目に書き込
まれる。
Yのうち4ビットはメモリ21の1〜4ビット目に書き込
まれ、残りの1ビットはメモリ22の1ビット目に書き込
まれる。
また、例えばA/D変換器からの4ビットの色差信号R
−Y,B−Yはスイッチ回路24に供給され、このスイッチ
回路24からは切換制御信号SW1によって輝度信号Yの2
ドットごとに色差信号R−YおよびB−Yが交互に出力
される。そして、スイッチ回路24より出力される4ビッ
トの色差信号うち3ビットはメモリ22の2〜4ビット目
に書き込まれ、残りの1ビットはメモリ23の1ビット目
き書き込まれる。
−Y,B−Yはスイッチ回路24に供給され、このスイッチ
回路24からは切換制御信号SW1によって輝度信号Yの2
ドットごとに色差信号R−YおよびB−Yが交互に出力
される。そして、スイッチ回路24より出力される4ビッ
トの色差信号うち3ビットはメモリ22の2〜4ビット目
に書き込まれ、残りの1ビットはメモリ23の1ビット目
き書き込まれる。
第7図Aは、メモリ21および22内の輝度信号Y(Y00
〜Y256の画素データ)のデータ配列を示すものである。
同図Bは、メモリ22および23内の色差信号R−Y,B−Y
(R−Y01〜R−Y64の画素データ,B−Y01〜B−Y64の画
素データ)のデータ配列を示すものである。
〜Y256の画素データ)のデータ配列を示すものである。
同図Bは、メモリ22および23内の色差信号R−Y,B−Y
(R−Y01〜R−Y64の画素データ,B−Y01〜B−Y64の画
素データ)のデータ配列を示すものである。
メモリ21および22より読み出される5ビットの輝度信
号Yは、例えばD/A変換器に供給される。
号Yは、例えばD/A変換器に供給される。
また、メモリ22および23より読み出される4ビットの
色差信号はスイッチ回路25に供給され、このスイッチ回
路25からは切換制御信号SW2によって輝度信号Yの2ド
ットごとに色差信号R−YおよびB−Yが交互に出力さ
れる。そして、スイッチ回路25より出力される4ビット
の色差信号R−YおよびB−Yは、それぞれ例えばD/A
変換器に供給される。
色差信号はスイッチ回路25に供給され、このスイッチ回
路25からは切換制御信号SW2によって輝度信号Yの2ド
ットごとに色差信号R−YおよびB−Yが交互に出力さ
れる。そして、スイッチ回路25より出力される4ビット
の色差信号R−YおよびB−Yは、それぞれ例えばD/A
変換器に供給される。
[発明が解決しようとする課題] この第6図例によれば、メモリ23の1ビット目には色
差信号が書き込まれるが、残りの2〜4ビット目には何
等書き込まれず、無駄となっている。つまり、メモリを
効率よく使用することができない。第6図例におけるド
ット構成、ビット構成は一例であって、他の構成を採る
場合にも、同様にメモリの効率的な使用性が問題とな
る。
差信号が書き込まれるが、残りの2〜4ビット目には何
等書き込まれず、無駄となっている。つまり、メモリを
効率よく使用することができない。第6図例におけるド
ット構成、ビット構成は一例であって、他の構成を採る
場合にも、同様にメモリの効率的な使用性が問題とな
る。
ところで、モデム等を用いて一般電話回線を用いてデ
ータを伝送する場合、CPU処理の関係上、バイト(8ビ
ット)単位で送出するのが一般的である。
ータを伝送する場合、CPU処理の関係上、バイト(8ビ
ット)単位で送出するのが一般的である。
しかし、第6図例によれば、メモリ21〜23の出力信号
は合計9ビットとなり、1ビットは後で送出する必要が
ある。ところが、一般のモデムでは振幅変調、位相変
調、周波数変調、または、これらを複合したAM−PM変調
にしても階調を振幅等に割り当てるものであるため、1
バイトでも1ビットでも伝送スピードとしては同じとな
る。つまり、第6図例においては、メモリ21〜23の出力
信号が合計9ビットとなり1バイトを1ビットだけ越え
たことで、2倍の伝送時間がかかることになる。
は合計9ビットとなり、1ビットは後で送出する必要が
ある。ところが、一般のモデムでは振幅変調、位相変
調、周波数変調、または、これらを複合したAM−PM変調
にしても階調を振幅等に割り当てるものであるため、1
バイトでも1ビットでも伝送スピードとしては同じとな
る。つまり、第6図例においては、メモリ21〜23の出力
信号が合計9ビットとなり1バイトを1ビットだけ越え
たことで、2倍の伝送時間がかかることになる。
そこで、この発明では、特にメモリの使用効率の向上
を図ることを目的とするものである。
を図ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、画素の輝度信号をA/D変換することによ
り生成される5ビットで表現される輝度信号データおよ
びこの輝度信号データの画素数の1/4のサンプル数の画
素の色差信号をA/D変換することにより生成される4ビ
ットで表現される色差信号データを4ビットのパラレル
データを同時に書き込み読み出すメモリ単位を複数用い
て記憶する映像信号記憶装置において、上記輝度信号デ
ータは5ビットのパラレルデータのままで上記メモリの
第1の単位の全ビット及び第2の単位の1ビットに同時
に入力され、上記色差信号データはパラレル/シリアル
変換手段でシリアルデータとされたのち上記第2の単位
のメモリの残りのビットに入力され、該第2の単位のメ
モリより出力される色差信号データはシリアル/パラレ
ル変換手段でパラレルデータとされたのちこのパラレル
データを次の色差信号の該パラレルデータが作られるま
でラッチ手段によって保持され、上記メモリより出力さ
れる輝度信号データは遅延手段によって上記ラッチ手段
により保持される色差信号データとの時間調整が行なわ
れ、輝度信号データと色差信号データが同時にパラレル
データとして出力されるようにしたものである。
り生成される5ビットで表現される輝度信号データおよ
びこの輝度信号データの画素数の1/4のサンプル数の画
素の色差信号をA/D変換することにより生成される4ビ
ットで表現される色差信号データを4ビットのパラレル
データを同時に書き込み読み出すメモリ単位を複数用い
て記憶する映像信号記憶装置において、上記輝度信号デ
ータは5ビットのパラレルデータのままで上記メモリの
第1の単位の全ビット及び第2の単位の1ビットに同時
に入力され、上記色差信号データはパラレル/シリアル
変換手段でシリアルデータとされたのち上記第2の単位
のメモリの残りのビットに入力され、該第2の単位のメ
モリより出力される色差信号データはシリアル/パラレ
ル変換手段でパラレルデータとされたのちこのパラレル
データを次の色差信号の該パラレルデータが作られるま
でラッチ手段によって保持され、上記メモリより出力さ
れる輝度信号データは遅延手段によって上記ラッチ手段
により保持される色差信号データとの時間調整が行なわ
れ、輝度信号データと色差信号データが同時にパラレル
データとして出力されるようにしたものである。
[作 用] 上述構成においては、輝度信号Yの画素数の1/4のサ
ンプル数の画素の色差信号R−Y,B−Yがシリアルデー
タとされたのちメモリに入力されて書き込まれ、この色
差信号R−Y,B−Yがメモリより読み出されたのちにパ
ラレルデータに戻される。そのため、メモリを効率よく
使用するこが可能となる。
ンプル数の画素の色差信号R−Y,B−Yがシリアルデー
タとされたのちメモリに入力されて書き込まれ、この色
差信号R−Y,B−Yがメモリより読み出されたのちにパ
ラレルデータに戻される。そのため、メモリを効率よく
使用するこが可能となる。
すなわち、輝度信号Yを、例えば、256×240ドットと
する場合、輝度信号Y5ビットに対して、色差信号R−Y,
B−Yは64×240ドットで4ビットとなり、5ビットの輝
度信号Yのうち4ビットは第1のメモリ(256K=64K×
4ビット)に書き込まれ、残りの1ビットは第2のメモ
リ(256K=64K×4ビット)に書き込まれる。また、4
ビットの色差信号R−YおよびB−Yのシリアルデータ
は、それぞれ第2のメモリの第2ビットおよび第3ビッ
ト目に書き込まれる。したがって、従来3個のメモリを
必要としていたものが、2個で済むようになる。
する場合、輝度信号Y5ビットに対して、色差信号R−Y,
B−Yは64×240ドットで4ビットとなり、5ビットの輝
度信号Yのうち4ビットは第1のメモリ(256K=64K×
4ビット)に書き込まれ、残りの1ビットは第2のメモ
リ(256K=64K×4ビット)に書き込まれる。また、4
ビットの色差信号R−YおよびB−Yのシリアルデータ
は、それぞれ第2のメモリの第2ビットおよび第3ビッ
ト目に書き込まれる。したがって、従来3個のメモリを
必要としていたものが、2個で済むようになる。
[実 施 例] 以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。本例は、輝度信号Yに対しては256×2
40ドットで5ビット、色差信号R−Y,B−Yに対しては6
4×240ドットで4ビットとしたものである。
ついて説明する。本例は、輝度信号Yに対しては256×2
40ドットで5ビット、色差信号R−Y,B−Yに対しては6
4×240ドットで4ビットとしたものである。
同図において、1および2はメモリであり、例えば25
6Kビット(64K×4ビット)のビデオRAMが使用される。
6Kビット(64K×4ビット)のビデオRAMが使用される。
また、輝度信号YはA/D変換器3に供給され、クロッ
クCK1(第3図Aに図示)によって256×240のドット構
成となるようにサンプリングされ、1サンプル5ビット
のディジタル信号に変換される。このA/D変換器からの
5ビットの輝度信号Yのうち4ビットはメモリ1の1〜
4ビット目に書き込まれ、残りの1ビットはメモリ2の
1ビット目に書き込まれる。第3図Bは、A/D変換器3
の出力信号を示しており、Y00,Y01,・・・はそれぞれ画
素データである。
クCK1(第3図Aに図示)によって256×240のドット構
成となるようにサンプリングされ、1サンプル5ビット
のディジタル信号に変換される。このA/D変換器からの
5ビットの輝度信号Yのうち4ビットはメモリ1の1〜
4ビット目に書き込まれ、残りの1ビットはメモリ2の
1ビット目に書き込まれる。第3図Bは、A/D変換器3
の出力信号を示しており、Y00,Y01,・・・はそれぞれ画
素データである。
また、例えば色復調回路より供給される赤色差信号R
−YはA/D変換器4に供給され、クロックCK1によって25
6×240のドット構成となるようにサンプリングされ、1
サンプル4ビットのディジタル信号に変換される。この
A/D変換器4からの4ビットの色差信号R−Yはパラレ
ル/シリアル変換器(P/S変換器)5に供給される。第
3図Cは、A/D変換器4の出力信号を示しており、R−Y
00,R−Y01,・・・はそれぞれ画素データであり、R−Y1
〜R−Y4は各画素データを構成するビットデータであ
る。
−YはA/D変換器4に供給され、クロックCK1によって25
6×240のドット構成となるようにサンプリングされ、1
サンプル4ビットのディジタル信号に変換される。この
A/D変換器4からの4ビットの色差信号R−Yはパラレ
ル/シリアル変換器(P/S変換器)5に供給される。第
3図Cは、A/D変換器4の出力信号を示しており、R−Y
00,R−Y01,・・・はそれぞれ画素データであり、R−Y1
〜R−Y4は各画素データを構成するビットデータであ
る。
P/S変換器5のレジスタ(図示せず)には、画素デー
タR−Y00,R−Y01,・・・のうち、4個ごとの画素デー
タR−Y00,R−Y04,・・・が取り込まれる。そして、ク
ロックCK1によって各ビットデータが順次出力され、シ
リアルデータに変換される(第3図Dに図示)。このよ
うに、P/S変換器5では4個ごとの画素データが取り込
まれるので、色差信号R−Yのドット構成は実質的に64
×240となる。
タR−Y00,R−Y01,・・・のうち、4個ごとの画素デー
タR−Y00,R−Y04,・・・が取り込まれる。そして、ク
ロックCK1によって各ビットデータが順次出力され、シ
リアルデータに変換される(第3図Dに図示)。このよ
うに、P/S変換器5では4個ごとの画素データが取り込
まれるので、色差信号R−Yのドット構成は実質的に64
×240となる。
P/S変換器5より出力されるシリアルデータはメモリ
2に供給されて2ビット目に書き込まれる。
2に供給されて2ビット目に書き込まれる。
また、例えば色復調回路より供給される青色差信号B
−YはA/D変換器6に供給され、クロックCK1によって25
6×240のドット構成となるようにサンプリングされ、1
サンプル4ビットのディジタル信号に変換される。この
A/D変換器6からの4ビットの色差信号B−YはP/S変換
器7に供給される。第3図Eは、A/D変換器6の出力信
号を示しており、B−Y00,B−Y01,・・・はそれぞれ画
素データであり、B−Y1〜B−Y4は各画素データを構成
するビットデータである。
−YはA/D変換器6に供給され、クロックCK1によって25
6×240のドット構成となるようにサンプリングされ、1
サンプル4ビットのディジタル信号に変換される。この
A/D変換器6からの4ビットの色差信号B−YはP/S変換
器7に供給される。第3図Eは、A/D変換器6の出力信
号を示しており、B−Y00,B−Y01,・・・はそれぞれ画
素データであり、B−Y1〜B−Y4は各画素データを構成
するビットデータである。
P/S変換器7のレジスタ(図示せず)には、画素デー
タB−Y00,B−Y01,・・・のうち、4個ごとの画素デー
タB−Y00,B−Y04,・・・が取り込まれる。そして、ク
ロックCK1によって各ビットデータが順次出力され、シ
リアルデータに変換される(第6図Fに図示)。このよ
うに、P/S変換器7では4個ごとの画素データが取り込
まれるので、色差信号B−Yのドット構成は実質的に64
×240となる。
タB−Y00,B−Y01,・・・のうち、4個ごとの画素デー
タB−Y00,B−Y04,・・・が取り込まれる。そして、ク
ロックCK1によって各ビットデータが順次出力され、シ
リアルデータに変換される(第6図Fに図示)。このよ
うに、P/S変換器7では4個ごとの画素データが取り込
まれるので、色差信号B−Yのドット構成は実質的に64
×240となる。
P/S変換器7より出力されるシリアルデータはメモリ
2に供給されて3ビット目に書き込まれる。
2に供給されて3ビット目に書き込まれる。
上述せずも、メモリ1および2には、クロックCK1が
書き込みクロックとして供給される。
書き込みクロックとして供給される。
第2図は、メモリ1および2内のデータ配列を示すも
のである。この図からも明らかなように、輝度信号Yに
ついては一般的であるが、色差信号R−Y,B−Yについ
ては、輝度信号Yの4ドット分に対し、4ビットの深さ
方向が展開される配列となる。
のである。この図からも明らかなように、輝度信号Yに
ついては一般的であるが、色差信号R−Y,B−Yについ
ては、輝度信号Yの4ドット分に対し、4ビットの深さ
方向が展開される配列となる。
第1図に戻って、メモリ1および2よりクロックCK2
(第4図Aに図示)をもって読み出される輝度信号Y
(同図Bに図示)は遅延回路8に供給される。
(第4図Aに図示)をもって読み出される輝度信号Y
(同図Bに図示)は遅延回路8に供給される。
また、メモリ2よりクロックCK2をもって読み出され
る赤色差信号R−Yのシリアルデータ(同図Dに図示)
はシリアル/パラレル変換器(S/P変換器)9に供給さ
れて、クロックCK2をもってレジスタ(図示せず)に順
次取り込まれる。このS/P変換器9の出力側からは4ビ
ットのパラレルデータが出力され、このパラレルデータ
はラッチ回路10に供給される。
る赤色差信号R−Yのシリアルデータ(同図Dに図示)
はシリアル/パラレル変換器(S/P変換器)9に供給さ
れて、クロックCK2をもってレジスタ(図示せず)に順
次取り込まれる。このS/P変換器9の出力側からは4ビ
ットのパラレルデータが出力され、このパラレルデータ
はラッチ回路10に供給される。
第4図Eに示すように、S/P変換器9の出力信号は4
クロックごとに色差信号R−Yの画素データを構成する
ビットデータR−Y1〜R−Y4となる。ラッチ回路10では
ラッチパルスLA(第4図Fに図示)をもって、この画素
データがラッチされ、4クロック後に次の画素データが
ラッチされるまで保持される(同図Gに図示)。
クロックごとに色差信号R−Yの画素データを構成する
ビットデータR−Y1〜R−Y4となる。ラッチ回路10では
ラッチパルスLA(第4図Fに図示)をもって、この画素
データがラッチされ、4クロック後に次の画素データが
ラッチされるまで保持される(同図Gに図示)。
ラッチ回路10より出力される色差信号R−YはD/A変
換器11でアナログ信号に変換されて出力される。
換器11でアナログ信号に変換されて出力される。
また、メモリ2よりクロックCK2をもって読み出され
る青色差信号B−Yのシリアルデータ(同図Hに図示)
S/P変換器12に供給されて、クロックCK2をもってレジス
タ(図示せず)に順次取り込まれる。このS/P変換器12
の出力側からは4ビットのパラレルデータが出力され、
このパラレルデータはラッチ回路13に供給される。
る青色差信号B−Yのシリアルデータ(同図Hに図示)
S/P変換器12に供給されて、クロックCK2をもってレジス
タ(図示せず)に順次取り込まれる。このS/P変換器12
の出力側からは4ビットのパラレルデータが出力され、
このパラレルデータはラッチ回路13に供給される。
第4図Iに示すように、S/P変換器12の出力信号は4
クロックごとに色差信号B−Yの画素データを構成する
ビットデータB−Y1〜B−Y4となる。ラッチ回路13では
ラッチパルスLA(第4図Fに図示)をもって、この画素
データがラッチされ、4クロック後に次の画素データが
ラッチされるまで保持される(同図Jに図示)。
クロックごとに色差信号B−Yの画素データを構成する
ビットデータB−Y1〜B−Y4となる。ラッチ回路13では
ラッチパルスLA(第4図Fに図示)をもって、この画素
データがラッチされ、4クロック後に次の画素データが
ラッチされるまで保持される(同図Jに図示)。
ラッチ回路13より出力される色差信号B−YはD/A変
換器14でアナログ信号に変換されて出力される。
換器14でアナログ信号に変換されて出力される。
上述したようにS/P変換器9,12の処理によって色差信
号R−Y,B−Yは、輝度信号Yに対して略4クロック分
遅れるので、輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yの時間
調整のために、遅延回路8では輝度信号Yが4クロック
分だけ遅延される(第4図Cに図示)。
号R−Y,B−Yは、輝度信号Yに対して略4クロック分
遅れるので、輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yの時間
調整のために、遅延回路8では輝度信号Yが4クロック
分だけ遅延される(第4図Cに図示)。
遅延回路8より出力される輝度信号YはD/A変換器15
でアナログ信号に変換されて出力される。
でアナログ信号に変換されて出力される。
本例は以上のように構成され、色差信号R−Yおよび
B−Yがそれぞれシリアルデータとされてメモリ2に書
き込まれると共に、この色差信号R−YおよびB−Yが
メモリ2より読み出されたのちにパラレルデータに戻さ
れるようにしたことにより、従来3個のメモリを必要と
していたものが(第6図参照)、2個で済むようにな
る。つまり、本例によればメモリを効率よく使用するこ
とができる。
B−Yがそれぞれシリアルデータとされてメモリ2に書
き込まれると共に、この色差信号R−YおよびB−Yが
メモリ2より読み出されたのちにパラレルデータに戻さ
れるようにしたことにより、従来3個のメモリを必要と
していたものが(第6図参照)、2個で済むようにな
る。つまり、本例によればメモリを効率よく使用するこ
とができる。
また、本例によれば、メモリ1および2の出力信号が
合計7ビットとなり、1バイトより少なくでき、バイト
単位の伝送を行なうことができる。つまり、従来に比べ
て伝送スピードを2倍とすることができる。
合計7ビットとなり、1バイトより少なくでき、バイト
単位の伝送を行なうことができる。つまり、従来に比べ
て伝送スピードを2倍とすることができる。
上述せずも、メモリ2で使用されていない残りの1ビ
ットを制御ビット(例えば、パリティビット)等に利用
することができ、データ伝送向きの構成とすることがで
きる。
ットを制御ビット(例えば、パリティビット)等に利用
することができ、データ伝送向きの構成とすることがで
きる。
なお、上述実施例においては、輝度信号Yに対しては
256×240ドットで、色差信号R−Y,B−Yに対しては64
×240ドットの画面構成のものを示したが、この半分の
画面構成になったとしても、1ライン分のデータの送出
数が256回から128回に変わるのみであり、送出アルゴリ
ズムを特段変更する必要もなく、データ送出をすること
ができる利益がある。
256×240ドットで、色差信号R−Y,B−Yに対しては64
×240ドットの画面構成のものを示したが、この半分の
画面構成になったとしても、1ライン分のデータの送出
数が256回から128回に変わるのみであり、送出アルゴリ
ズムを特段変更する必要もなく、データ送出をすること
ができる利益がある。
また、上述実施例におけるドット構成、ビット構成は
一例であって、これに限定されるものではない。
一例であって、これに限定されるものではない。
例えば、輝度信号Yに対しては256×240ドットで5ビ
ット、色差信号R−Y,B−Yに対しては64×60ドットで
6ビットのときには、色差信号R−Y,B−Yの上位3ビ
ットが輝度信号Yの1ドット目に、下位3ビットが輝度
信号Yの2ドット目に対応させ、輝度信号Yの4ドット
分に色差信号R−Y,B−Yの6ビットを割り当てること
ができる。第5図Bは、この場合のメモリ1および2内
のデータ配列を示している。この場合、色差信号R−Y,
B−Yは、上位3ビットと下位3ビットとの間でシリア
ルデータとされてメモリに入力されることになる。また
この場合、メモリ1および2内の8ビットが全て使用さ
れるので、第1図例のように制御ビットを作ることはで
きない。
ット、色差信号R−Y,B−Yに対しては64×60ドットで
6ビットのときには、色差信号R−Y,B−Yの上位3ビ
ットが輝度信号Yの1ドット目に、下位3ビットが輝度
信号Yの2ドット目に対応させ、輝度信号Yの4ドット
分に色差信号R−Y,B−Yの6ビットを割り当てること
ができる。第5図Bは、この場合のメモリ1および2内
のデータ配列を示している。この場合、色差信号R−Y,
B−Yは、上位3ビットと下位3ビットとの間でシリア
ルデータとされてメモリに入力されることになる。また
この場合、メモリ1および2内の8ビットが全て使用さ
れるので、第1図例のように制御ビットを作ることはで
きない。
第5図Aには第1図例のデータ配列を示している。第
5図において、C1,C2,・・・は制御ビットであり、Y1〜
Y5は輝度信号Yの各画素データY00,Y01,・・・を構成す
るビットデータであり、R−Y1〜R−Y6およびB−Y1〜
B−Y6は色差信号R−YおよびB−Yの各画素データR
−Y00,R−Y01,・・・およびB−Y00,B−Y01,・・・を構
成するビットデータである。なお上述せずも、輝度信号
Y,色差信号R−Y,B−Yのビットデータの順番は任意に
変更できることは勿論である。
5図において、C1,C2,・・・は制御ビットであり、Y1〜
Y5は輝度信号Yの各画素データY00,Y01,・・・を構成す
るビットデータであり、R−Y1〜R−Y6およびB−Y1〜
B−Y6は色差信号R−YおよびB−Yの各画素データR
−Y00,R−Y01,・・・およびB−Y00,B−Y01,・・・を構
成するビットデータである。なお上述せずも、輝度信号
Y,色差信号R−Y,B−Yのビットデータの順番は任意に
変更できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、5ビットの
輝度信号の1/4のサンプル数の画素の4ビットの色差信
号がシリアルデータとされたのち輝度信号の1ビットと
ともに入力されて書き込まれ、この色差信号がメモリよ
り読み出されたのちにパラレルデータに戻されるという
動作を行うことにより、メモリとして4ビットのパラレ
ルデータを同時に書き込み読み出すメモリ単位が2つで
すむので、メモリを効率よく使用することができる。
輝度信号の1/4のサンプル数の画素の4ビットの色差信
号がシリアルデータとされたのち輝度信号の1ビットと
ともに入力されて書き込まれ、この色差信号がメモリよ
り読み出されたのちにパラレルデータに戻されるという
動作を行うことにより、メモリとして4ビットのパラレ
ルデータを同時に書き込み読み出すメモリ単位が2つで
すむので、メモリを効率よく使用することができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図〜第
4図はその説明のための図、第5図はこの発明の他の実
施例の説明のための図、第6図は従来例の構成図、第7
図はその説明のための図である。 1,2……メモリ 3,4,6……A/D変換器 5,7……パラレル/シリアル変換器 8……遅延回路 9,12……シリアル/パラレル変換器 10,13……ラッチ回路 11,14,15……D/A変換器
4図はその説明のための図、第5図はこの発明の他の実
施例の説明のための図、第6図は従来例の構成図、第7
図はその説明のための図である。 1,2……メモリ 3,4,6……A/D変換器 5,7……パラレル/シリアル変換器 8……遅延回路 9,12……シリアル/パラレル変換器 10,13……ラッチ回路 11,14,15……D/A変換器
Claims (1)
- 【請求項1】画素の輝度信号をA/D変換することにより
生成される5ビットで表現される輝度信号データおよび
この輝度信号データの画素数の1/4のサンプル数の画素
の色差信号をA/D変換することにより生成される4ビッ
トで表現される色差信号データを4ビットのパラレルデ
ータを同時に書き込み読み出すメモリ単位を複数用いて
記憶する映像信号記憶装置において、上記輝度信号デー
タは5ビットのパラレルデータのままで上記メモリの第
1の単位の全ビット及び第2の単位の1ビットに同時に
入力され、上記色差信号データはパラレル/シリアル変
換手段でシリアルデータとされたのち上記第2の単位の
メモリの残りのビットに入力され、該第2の単位のメモ
リより出力される色差信号データはシリアル/パラレル
変換手段でパラレルデータとされたのちこのパラレルデ
ータを次の色差信号の該パラレルデータが作られるまで
ラッチ手段によって保持され、上記メモリより出力され
る輝度信号データは遅延手段によって上記ラッチ手段に
より保持される色差信号データとの時間調整が行なわ
れ、輝度信号データと色差信号データが同時にパラレル
データとして出力されるようにしたことを特徴とする映
像信号記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282695A JP2619075B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 映像信号記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282695A JP2619075B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 映像信号記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143188A JPH03143188A (ja) | 1991-06-18 |
JP2619075B2 true JP2619075B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=17655855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1282695A Expired - Fee Related JP2619075B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 映像信号記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2619075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07236117A (ja) * | 1994-02-24 | 1995-09-05 | Nec Corp | 画像処理装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848591A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像メモリ−制御装置 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1282695A patent/JP2619075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03143188A (ja) | 1991-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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