JP2618737B2 - 自動倉庫用の出し入れ装置 - Google Patents

自動倉庫用の出し入れ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、区間収納空間を有する左右一対の棚間に設
けられ、指示に応じて区画収納空間に対して物品の出し
入れを行う自動倉庫用の出し入れ装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、上記のような倉庫設備のうち、特に薄板状の物
品を取扱うものは、特開昭62−157104号公報に開示され
ている。この倉庫設備は保管棚前面の通路で一定経路に
沿って走行する走行機体と、この走行機体に立設された
支持枠に案内されて昇降自在な昇降台と、この昇降台上
に設けた回転テーブルと、この回転テーブル上に出退自
在に設けた出し入れ装置とで構成される。そして、この
出し入れ装置は物品の底部を支持するフォークと、この
フォークの両側で物品の前部両側面を挾持可能な一対の
挾持板とを有し、所定の区画収納空間に対向して停止さ
せた昇降台上で、回転テーブルに設けた出退装置により
出し入れ装置を突出させ、フォーク上に物品の底部を支
持させるとともに、挾持板を互いに接近させて物品を挾
持して保持し、受け渡していた。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、回転テーブル側は出退装置
を有する出し入れ装置が設けられていて大重量になるこ
とから、その回転駆動装置が大型化するとともに、惰性
力が大となって回転停止を精度よく行えない。さらに出
退装置と回転駆動装置との2つ駆動装置が必要である。
本発明の目的とするところは、出し入れ具の回転を軽
く正確に行え、しかも駆動装置は1つでも兼用し得る自
動倉庫用の出し入れ装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明における自動倉庫用
の出し入れ装置は、区画収納空間を有する左右一対の棚
間に設けた出し入れ装置であって、昇降台上に縦軸心の
周りに回動自在な回動部材を設け、この回動部材側に案
内されて左右方向に移動自在な長形板状のベース体を設
け、このベース体は、前後の縁部に直線状受動部を形成
するとともに、一端の縁部に両直線状受動部に連続する
半円状受動部を形成し、前記ベース体を昇降台上のホー
ムポジションに位置させたとき半円状の中心が前記縦軸
心に合致すべく構成するとともに、一方の直線状受動部
と半円状受動部との境界部に連動する駆動装置を設け、
前記ベース体上にこのベース体の長さ方向に移動自在な
出し入れ具を設け、前記ベース体の左右移動により前記
出し入れ具を同方向に増量移動させる連動装置を設けて
いる。
作用 かかる本発明の構成によると、昇降台を昇降させて、
目的とする区画収納空間に出し入れ具を向けたのち、駆
動装置を作動させることで、出し入れ具を棚内に突入さ
せ得、そして昇降台を昇降させることで区画収納空間と
出し入れ具との間で物品の受け渡しを行え、その後、駆
動装置を前述とは逆作動させることで出し入れ具を昇降
台内に納め得る。その際に出し入れ具の出退動は、直線
状受動部と半円状受動部との境界部連動する駆動装置を
直線状受動部のみに作用すべく駆動することでベース体
を出退動させ、この出退移動により連動装置を介して出
し入れ具を増量移動させることかで行える。そして出し
入れ具の向き変更は、上述のように境界部に連動する駆
動装置を半円状受動部のみに作用すべく駆動すること
で、回動部材に一体化状として縦軸心の周りに回動させ
て行える。そして他方の直線状受動部を利用して出し入
れ具を上述とは反対側で出退動させ得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第4図〜第6図において、1は上下方向ならびに水平
方向に複数の区画収納空間2を有する保管棚で、外枠体
3と、この外枠体3なてに水平方向で所定間隔置きに配
設したポスト体4とからなる。前記ポスト体4は、両側
面から水平方向に突出する受け部4を上下方向に複数有
し、これら受け部4Aによって区画収納空間2を形成す
る。5は区間収納空間2に格納自在なケース(物品)を
示す。
上記のようにして構成された保管棚1は、床板6上に
通路10を置いて一対配設され、通路10側が前面となる。
この通路10内には、保管棚1の前面に沿った一定経路11
上を走行自在な受け渡し装置12が設けられる。すなわち
通路10内には床側レール13が敷設され、この床側レール
13上に複数の車輪14を介して走行機体15を載せるととも
に、走行機体15側に走行駆動装置16を設けている。前記
走行機体15から支持枠17が立設し、これに支持案内され
る昇降台18を設けるとともに、昇降駆動装置19を設けて
いる。前記昇降台18上には出し入れ装置20が設けられ、
また保管棚1の端部外方には荷捌き場9が設けられる。
次に出し入れ装置20の詳細を第1〜第3図において説
明する。前記昇降台18の左右方向の中央部には軸受け21
を介して縦軸心22の周りに回動自在な回動部材23が設け
られる。この回動部材23上には左右方向のガイド体24が
複数(前後一対)取付けられる。前記回動部材23の上方
に配設した長形板状のベース体25は、その下面に長さ方
向に取付けた下部ガイドレール26を前記ガイド体24に支
持させるとによって、回動部材23側に案内されて左右方
向に移動自在となる。前記ベース体25は、前後の縁部に
直線状ラック部(長線状受動部)27A,27Bを形成してお
り、そして一端の縁部に、両直線状ラック部27A,27Bに
連続する半円状ラック部(半円状受動部)27Cを形成し
ており、その際にラック部27A,27B,27Cはベース体25の
縁部に歯付ベルト(タイミングベルト)を固定すること
で形成される。ここで前記ベース体25は、その半円状中
心28を昇降台18の中央部に位置させたときホームポジシ
ヨン29に位置することになり、このとき半円状中心28は
前記縦軸心22と合致する。前記ベース体25をホームポジ
ション29に位置させたとき、直線状ラック部27A,27Bの
うちの一方と半円状ラック部27Cとの境界部に連動する
駆動装置30を設けている。この駆動装置30は、前記昇降
台18に固定したブレーキ付きのギヤモータ31と、その上
向きの出力軸32に取付けられ、かつ前記ラック部27A,27
B,27Cに咬合自在なピニオン33とから構成され、前記ギ
ヤモータ31は正逆駆動自在となる。前記半円状中心28に
対して半円状ラック部27C側の偏位させて、前記ベース
体25の下面側にガイドローラ34が取付けられ、このガイ
ドローラ34の嵌合案内を行う左右一対のガイドレール35
A,35Bが前記昇降台18上に長さ方向を左右方向として取
付けている。前記ベース体25の上方に配設した長形板状
の出し入れ具(フォーク)36は、その下面に取付けたガ
イド体37を前記ベース体25の上面に取付けた上部ガイド
レース38に支持させることによって、このベース体25の
長さ方向に移動自在トなる。そして前記ベース体25の左
右移動により前記出し入れ具36を同方向に増量移動させ
る連動装置39を設けている。すなわち、ベース体25の左
右方向両端には前後に位置をずらせてスプンロケット40
が取付けられ、これらスプロケット40に外側からせ掛け
た有端のチエン41の上端を前記出し入れ具36の下面に固
定するとともに、下端を回動部材23側に固定している。
前記保管棚1などは床板6から立設した長形箱状の外
装体7により囲まれており、そして外装体7には前記荷
捌き場9に対応する搬入出口8が形成されている。
次に上記実施例の作用を説明する。
出庫作業を行うに際して、まず受け渡し装置12を走行
させるとともに昇降台18を昇降させて、出し入れ装置21
を目的とする区画収納空間2に対向させる。このときベ
ース体25は、第1図実線で示すようにホームポジション
29にあり、その半円状中心28を縦軸心22に合致させてい
る。そして直線状ラック部27Bと半円状ラック27Cとの境
界部にピニオン33を咬合させている。この状態で駆動装
置30を作動して出し入れ具36を突出動させる。すなわち
ギヤモータ31の作動でピニオン33を反時計方向Bに回動
させることで、このピニオン33は相対的に見て境界部か
ら直線状ラック部27Bへと咬合し、これによりベース体2
5はその下部ガイドレール26がガイド体に支持案内され
て目的とする区画収納空間2側に向けて移動する。この
ときガイドローラ34がガイドレール35Bに嵌合して案内
されることになり、以ってベース体25の前後方向の振れ
は防止される。そしてベース体25と一体に両スプロケッ
ト40も移動することから、チエン41を介して出し入れ具
36に同方向へり移動力が作用する。これにより出し入れ
具36は、そのガイド体37が上部ガイドレール38に支持案
内されて2倍の量で突出動することになる。第1図の仮
想線は突出動の途中を示す。これによって出し入れ具36
は、振れ(旋回)たりすることなく目的とする区画収納
空間2の下方に突出する。対で昇降台18を少し上昇させ
ることで、受け部4Aで支持していたケース5を出し入れ
具36で持ち上げる。そして駆動装置30を前述とは逆作動
させることで、ケース5を支持してなる出し入れ具36を
昇降台18の内のホームポジション29に納め得る。
なお上述とは逆作動を行うことで、出し入れ具36で支
持しているケース5を目的とする区画収納空間2に入庫
し得る。
また受け渡し装置12を一定経路11上で走行させて出し
入れ装置20を荷捌き場9に対向させ、上述と同様の作動
を行うことで荷捌き場9との間てケース5の受け渡しを
行える。
一方の保管棚1と他方の荷捌き場9との間でケース5
の入・出庫を行うとき、あるいは両方の保管棚1間でケ
ース5の移し換えを行うとき、前記出し入れ具36の向き
が変更される。すなわち第1図の実線で示すように出し
入れ具36を昇降台18内に納めた状態で、駆動装置30を前
述とは逆方向に作動してピニオン33を時計方向Aに回動
させる。これによりピニオン33は相対向に見て境界部か
ら半円状ラック部27Cへと咬合し、以ってベース体25を
回動部材25に一体化状として縦軸心22の周りに回動させ
る。このベース本体25の回動はピニオン33とは反対側で
行われ、そして180度回動することによって、半円状ラ
ック部27Cと反対側の直線状ラック部27Aとの境界部にピ
ニオン33が対向する。これにより出し入れ具36の向きを
変更し得る。なお向きを変更した後の出し入れ具36の突
出動は、ピニオン33を直線状ラック部27Aに作用させて
上述と同様にして行われる。
発明の効果 上記構成の本発明によると、出し入れ具の旋回と出退
とを同じ駆動装置により行うことで全体を小型かつ軽量
化でき、旋回を軽く行うことができるとともに、惰性力
が小さくなって回転停止を精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は出し入れ装置
部の平面図、第2図は同側面図、第3図は同一部切り欠
き正面図、第4図は全体の平面図、第5図は同側面図、
第6図は同正面図である。 1……保管棚、2……区画収納空間、5……ケース(物
品)、12……受け渡し装置、15……走行機体、17……支
持枠、18……昇降台、20……出し入れ装置、21……軸
受、22……縦軸心、23……回動部材、25……ベース体、
26……下部ガイドレール、27A,27B……直線状ラック部
(直線状受動部)、27C……半円状ラック部(半円状受
動部)、28……半円状中心、29……ホームポジション、
30……駆動装置、31……ギヤモータ、33……ピニオン、
36……出し入れ具、38……上部ガイドレール、39……連
動装置、40……スプロケット、41……チエン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】区間収納空間を有する左右一対の棚間に設
    けた出し入れ装置であって、昇降台上に縦軸心の周りに
    回動自在な回動部材を設け、この回動部材側に案内され
    て左右方向に移動自在な長形板状のベース体を設け、こ
    のベース体は、前後の縁部に直線状受動部を形成すると
    ともに、一端の縁部に両直線状受動部に連続する半円状
    受動部を形成し、前記ベース体を昇降台上のホームポン
    ジションに位置させたとき、半円状の中心が前記縦軸心
    に合致すべく構成するとともに、一方の直線状受動部と
    半円状受動部との境界部に連動する駆動装置を設け、前
    記ベース体上に、このベース体の長さ方向に移動自在な
    出し入れ具を設け、前記ベース体の左右移動により前記
    出し入れ具を同方向に増量移動させる連動装置を設けた
    ことを特徴とする自動倉庫用の出し入れ装置。
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JP4203760B2 (ja) * 2005-04-22 2009-01-07 村田機械株式会社 自動倉庫
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