JP2617480B2 - 粉体トナー - Google Patents

粉体トナー

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JP2617480B2
JP2617480B2 JP62202684A JP20268487A JP2617480B2 JP 2617480 B2 JP2617480 B2 JP 2617480B2 JP 62202684 A JP62202684 A JP 62202684A JP 20268487 A JP20268487 A JP 20268487A JP 2617480 B2 JP2617480 B2 JP 2617480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は,電子写真,イオンフロー記録法等の静電潜
像を可視画像とする方法等にて用いられる粉体トナーに
関する。
さらに詳しくは,界面重合法にて殻を形成された圧力
にて紙面等に容易に定着するカプセルトナーに関する。
(従来の技術) 静電潜像を可視画像とするための粉体トナーとして
は,染料,顔料,磁性粉等をトナー用樹脂に溶融混練に
よって分散し,冷却後これを機械的に粉砕,その後分級
して得る方法が一般的である。
しかしながら,この方法で得られるトナーは,不定形
であり,均一な電荷が得られにくいこと,流動性が悪い
等の欠点が指摘されている。
また,製造において,溶融混練,粉砕に要する電気エ
ネルギーの消費は厖大であり,いわゆる粉砕法以外の方
法にて粉体トナーを得ることが検討されている。
上記した溶融混練,その後の粉砕にて製造するいわゆ
る粉砕法以外の粉体トナーの製造方法としては,噴霧乾
燥法,乳化重合法,懸濁重合法,界面重合法等が知られ
ている。
しかしながら,噴霧乾燥法にて製造する方法は,球状
のトナーが生成するため,均一な電荷が得られ,流動性
が良好となると言われているが,噴霧乾燥機の防爆の対
応および溶剤の回収等を必要とすること,乾燥時に要す
る熱エネルギーの消費が厖大であること,乾燥後にもト
ナー中に溶剤が残存し,除去が困難であること等の欠点
があり,また,十分なトナーの物性を付与させるときに
は,材料に対する制約があって,この方法のみにより十
分な特性のトナーがなかなか得られない。
また,乳化重合法,懸濁重合法,界面重合法等によ
り,水中で球状のトナー粒子を生成する方法が種々検討
されているが,水中でのトナー粒子の製造時に使用する
分散剤,安定剤がトナー粒子表面に残存し除去が困難で
あり,また,これが空気中の水分を吸収してトナーの電
気抵抗を低下させ普通紙複写を困難にし,またトナー表
面の電荷を不均一にするという欠点等が指摘されてい
る。また,球状粒子は,感光体面でのクリーニング特性
が悪い等が指摘されている。
また,電子写真方式の高速化に伴い,あるいは,ファ
クシミリ等の無人化機械において,従来の加熱によって
定着を行なう方式から,圧力ロールによってトナーを押
しつぶして定着させる方式が見直されてきている。この
方法は,機械のウォームアップを必要とせず,また,定
着に要するエネルギーが少なくてすみ,高速化に対応も
できる。
しかしながら,上記圧力ロールを用いる定着法は,加
熱ロールを用いる定着法に較べると,トナーの定着性が
悪く,トナーの印字部が折れ曲げに弱かったり,光沢が
著しかったり,はがれやすいという欠点がある。また,
従来の圧力ロールは,高い圧力にてトナーを押しつぶす
ため,機械が重量の大きなものになったり,あるいは,
圧力ロールを通過した紙が,光沢感を有するようになっ
たり,紙の強度が低下したりする欠点が指摘されてい
る。
このような欠点を解決する目的のトナーとしては,液
状ないし軟質固体からなる圧力定着物質を芯材としたマ
イクロカプセル型のトナーがあり,これについても従来
より研究されてきている。
このマイクロカプセルトナーは,圧力定着性の物質を
凍結粉砕等によって製造していた従来の単一構造よりな
る圧力定着性のトナーに比べると,球状化が可能であ
り,低圧での定着も可能であり,さらに,圧力定着性物
質の露出をなくすためトナー同士の凝集,ブロッキング
等の問題が少なくなる可能性がある。このようなマイク
ロカプセルトナーについては,米国特許3080250,308025
1,3080318,特開昭48−71648,48−75032,51−80235,51−
81134,51−124435,52−82239,52−113740,54−76233,54
−118249,58−66948,59−148066等の技術が開示されて
いる。
本発明者等は,マイクロカプセル化手法として種々の
方法を検討したが,界面重合法にてカプセル化すること
が,大気圧の下で室温で短時間に,しかも,特別の装置
も必要とせずに行なえる等の長所を有していたため本方
法について注目をした。
しかしながら,本方法は,前記したように,水中にて
重合させ粒子を得るため,高湿時の電気抵抗の低下が欠
点として存在する。
このようなトナーの表面を処理する方法として特開昭
54−76233号には,残留ポリビニルアルコールを不溶化
するためメラミン縮合物で処理する方法,また,コアセ
ルベーション法によりケトン−アルデヒド樹脂をトナー
表面に析出させる方法等が開示されている。
しかしながら,残留ポリビニルアルコールの不溶化を
行なってもトナーの充分な電気抵抗が得られない等の問
題があり,また,コアセルベーション法は,有機溶剤の
使用が不可欠であり,特に,溶剤を含有した液状ないし
半固体状の物質からなる芯物質をカプセル内に入れたと
きは,コアセルベーション法にてカプセル外殻の被覆を
行なおうとした際,コアセルベーション法で使用する被
覆用の樹脂溶解用の溶剤がカプセルを破壊したり,ある
いは,カプセル内の溶剤の浸み出しを誘発し,芯物質の
液状成分が減少し,芯物質が液状ないし軟質半固体状の
状態を維持できなくなり,圧力定着の際,カプセルが壊
れにくくなったり,あるいは,紙面に定着しなくなった
りする。あるいは,芯物質中の液状成分がカプセル外殻
に浸み出し,外殻に残留し,カプセル一粒一粒が浸み出
した溶剤にて付着しない,大きな凝固体となって流動性
を失う,また,カプセルの乾燥が実質的にできない状態
となってしまう,また,被覆用の樹脂を溶解するための
溶剤としては,溶剤の除去あるいはコアセルベーション
後の溶剤の乾燥等で種々の制約が予想される。
〔発明の構成〕
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は,トナー表面の帯電の不均一さ,トナー表面
の親水性,抵抗低下による摩擦帯電性不良等を改良し,
低圧力にて良好な定着性を有するカプセルトナーを容易
に得ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題を解決するための手段) 本発明は、圧力定着性を有する芯物質を、界面重合に
より形成された殻にてカプセル化してなる水分散液と、
塩化ビニリデン系樹脂ラテックス液とを混合し、カプセ
ルの外表面に前記塩化ビニリデン系樹脂を付着させ、カ
プセルを被覆し、乾燥したことを特徴とする粉体トナー
に関する。
本発明にて圧力定着性を有する芯物質としては,カプ
セルが破壊した際にカプセルから芯物質が流れ出る,あ
るいは,押し出される液状ないし軟質半固体状のもの
で,染料,顔料等の着色剤,磁性粉,結着剤,溶剤等か
ら構成される。
着色剤としては,従来よりトナー材料にて用いられた
染料や顔料が用いられ,カーボンブラックが代表的であ
るが,亜鉛黄,黄色酸化鉄,ハンザイエロー,ジスアゾ
イエロー,キノリンイエロー,パーマネントイエロー,
パーマネントレッド,ベンガラ,リソールレッド,ウォ
ッチャンレットCa塩,ウォッチャンレッドMn塩,ピラゾ
ロンレッド,レーキッドC,レーキッドD,ブリリヤントカ
ーミン6B,ブリリヤントカーミン3B,紺青,フタロシアニ
ンブルー,無金属フタロシアニン,酸化チタン等の顔料
ないし,油溶性の染料を使用することができる。
磁性粉は,各種フェライト,マグネタイト,ヘマタイ
ト等の鉄,亜鉛,コバルト,ニッケル,マンガン等の合
金ないし化合物等を使用することができる。
これら磁性粉は,球状ないしキュービック状,正八面
体,針状,偏平状等で0.1〜0.5ミクロンの平均粒径を有
するものが好ましく、樹脂溶液への良好な分散を有する
ように表面処理,例えば,脂肪酸等による疎水処理,シ
ランカップリング剤処理,樹脂コート処理等を施したも
のであってもよい。
結着剤としては,着色剤ないし磁性粉等を良好に分散
保持し,紙面にて可視画像を定着させる機能を有するも
ので,エチレン−酢酸ビニル共重合体,ポリスチレン
系,スチレンとアクリル酸エステル,メタクリル酸エス
テル,アクリロニトリルあるいはマレイン酸エステル等
とのスチレンを含む共重合体系,ポリアクリル酸エステ
ル系,ポリメタクリル酸エステル系,ポリエステル系,
ポリアミド系,ポリ酢酸ビニル系,エポキシ系,フェノ
ール系,炭化水素系,石油系等の樹脂,塩化ゴム,環化
ゴム等のゴム類を例示することができ,これらを単独な
いし,混合して使用することができる。
また,ワックスとしてポリエチレンワックス,ポリプ
ロピレンワックス,マイクロクリスタリンワックス,パ
ラフィンワックス,酸化ワックス,植物性ワックス,動
物性ワックス,鉱物ワックス等が例示でき,必要に応
じ,単独ないし混合して使用することができる。
また、溶剤としては,上記結着剤を溶解ないし膨潤さ
せるものが好ましいが,結着剤を溶解しないものであっ
ても溶剤の一部として用いることができる。これらの溶
剤は,上記結着剤100重量部に対して50重量部〜500重量
部を使用して芯物質を構成する。
溶剤としては,フタル酸エステル系,リン酸エステル
系,脂肪酸エステル系,安息香酸エステル系,クエン酸
エステル系,シアリールアルカン系,アルキルフェニル
エーテル系,液状ポリブタジエン,ポリブテン,植物
油,トルエン,キシレン等の炭化水素系溶剤等を使用す
ることができる。
なお、本発明の芯物質には、所望により,各種の添加
剤を含有させることができ,例えば,オクテン酸錫,ジ
ブチルチンジラウレート等の触媒,シリコン化合物,フ
ッ素化合物からなる離型剤等を挙げることができる。
上記芯物質は,着色剤,磁性粉,結着剤,溶剤,その
他の添加剤等をボールミル,アトライター,ダイノミ
ル,3本ロールミル等の分散機にて必要により加熱し,あ
るいは冷却し分散させることにより得られる。
本発明にて界面重合は,上記芯物質に疎水性の重合性
化合物を溶解分解させ,分散安定剤を含有する水性媒体
と混合攪拌して乳化し,乳化後,親水性の重合性化合物
にて疎水性の重合性化合物との重合を行なうものであ
る。
上記疎水性の重合性化合物としては,フェニレンジイ
ソシアネート,トリレンジイソシアネート,ジフェニル
メタンジイソシアネート,ナフタレンジイソシアネー
ト,ジメトキシビフェニルジイソシアネート,ジメチル
ジフェニルメタンジイソシアネート,キシリレンジイソ
シアネート,ジフェニルプロパンジイソシアネート,ト
リメチレンジイソシアネート,ヘキサメチレンジイソシ
アネート,プロピレンジイソシアネート,ブチレンジイ
ソシアネート,エチリジンジイソシアネート,シクロヘ
キシレンジイソシアネート,トルイレンジイソシアネー
ト,トリフェニルメタントリイソシアネート,ポリメチ
レンポリフェニルイソシアネート,ジメチルジフェニル
メタンテトライソシアネート,ポリイソシアネートのプ
レポリマー,テトラメチレンジイソチオシアネート,ヘ
キサメチレンジイソチオシアネート,p−フェニレンジイ
ソチオシアネート,キシレン−1,4−ジイソチオシアネ
ート,エチリジンジイソシアネート等のウレタン系およ
び尿素樹脂系の穀形成用化合物,エピコート等の商品名
で市販されているエポキシ系穀形成用化合物,また,オ
キサゾロイルクロライド,サクシノイルクロライド,ア
ジポイルクロライド,セバコイルクロライド,フタロイ
ルクロライド,イソフタロイルクロライド,フマロイル
クロライド,シクロヘキサンジカルボニルクロライド,
酸クロライド基を有するポリエステル,ベンゼンジスル
ホニルクロライド,ナフタレンジスルホニルクロライ
ド,オキシビスベンゼンジスルホニルクロライド,ヘキ
サンジスルホニルクロライド,エチレンビス(クロルホ
ルメート),テトラメチレンビス(クロロホルメー
ト),2,2′−ジメチル−1,3−プロパンビス(クロロホ
ルメート),p−プロパンビス(クロルホルメート)等の
ポリアミド系の穀形成用化合物が用いられ,これらは,
一種ないし二種以上組合せて用いることができる。
これらの化合物は,芯物質の溶解分散液をつくる際に
添加することもできるが,芯物質の溶解分解液を製造
し,分散安定剤を有する水と混合攪拌する直前に芯物質
の溶解分散液に添加することが好ましい。上記芯物質お
よび重合性の化合物を混合した溶解分散液は,分散安定
剤を有する水性媒体と混合攪拌を行なう。
分散安定剤としては,ポリビニルアルコール,ポリビ
ニルピロリドン,ヒドロキシエチルセルロース,カルボ
キシメチルセルロース,セルロースガム,シリカ微粉
末,ラウリル硫酸ナトリウム,オレイン酸ナトリウム等
の水溶性高分子化合物,金属酸化物,界面活性剤等であ
る。これらの分散安定剤は,粒子の微小化および粒径の
均一化の作用を与える。
混合攪拌は,分散安定剤を有する水性媒体に芯物質の
溶解分解液を加えて行なう方法,あるいはその逆に,溶
解分散液に分散安定剤を有する水性媒体を加えて行なう
方法いずれも行なうことができる。
混合攪拌は,高速攪拌機および超音波分散機等で行な
うことができる。高速攪拌機としては,ホモミキサー,
ホモジナイザー,コロイドミル,ホモディスパー等が使
用でき,数千回転以上の攪拌を行う。
上記混合攪拌による乳化は常温にて行なえるが,必要
により加熱,減圧あるいは加圧等の条件を加えることも
できる。
なお,疎水性の重合化合物としてイソシアネートを用
いたときは,乳化後,触媒の存在下にて加熱し,イソシ
アネートと水との反応を行なうことがカプセルの膜を強
固とするため好ましい。
また,上記混合攪拌による粒径の微小化をはかるため
に芯物質の粘度を低粘度の溶剤を用いて低下させたとき
に,芯物質からの低粘度の溶剤の除去を目的として加熱
させることも有効である。
以上のようにして,水性媒体中に微粉化した球状の芯
物質を生成する。
上記水性媒体中の芯物質が沈澱しない程度のゆるやか
な攪拌を続けながら,これに,前記疎水性の重合性化合
物と重合反応する親水性の重合性化合物を添加する。
このような重合反応をする親水性の化合物としては,
エチレンジアミン,テトラメチレンジアミン,ペンタメ
チレンジアミン,ヘキサメチレンジアミン,フェニレン
ジアミン,2−ヒドロキシトリメチレンジアミン,ジエチ
レントリアミン,トリエチレンテトラミン,ジエチルア
ミノプロパンアミン,テトラエチレンペンタン等のポリ
アミン,ピペラジン,メチルピペラジン,ジメチルピペ
ラジンのピペラジン類,エチレングリコール,カテコー
ル,レゾルシノール,ハイドロキノン,ジヒドロキシメ
チルベンゼン,ジヒドロキシエチルベンゼン,ナフタレ
ンジオール,ポリチオール等が一種ないし二種以上用い
られる。
この重合反応は,室温においても進行するが,50〜90
℃に加温することも差しつかえない。
なお,疎水性の重合性化合物として多塩基酸を使用す
るに際しては,炭酸ナトリウム等の酸の中和剤を少量添
加することが好ましい。
重合反応が終了した後,残留している親水性の重合性
化合物,分散安定剤等の洗浄を行なう。洗浄は,水洗,
温水洗等を3〜4回のデカンテーションあるいは,遠心
分離等によって行なうことが例示できる。
上記界面重合によりカプセル化した粒子は,乾燥時に
機密性となる塩化ビニリデン系樹脂ラテックスと混合し
カプセルの外表面に前記塩化ビニリデン系樹脂のラテッ
クス粒子を付着させカプセルを被覆する。
このような塩化ビニリデン系樹脂ラテックスとして
は,塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体が代表的
であるが,塩化ビニル以外のモノマー,例えば,アクリ
ロニトリルなどのモノマーとの共重合体であってもよ
い。
上記のような塩化ビニリデンラテックスとしては,平
均粒径が約0.1〜0.3μ程度のものでサランラテックス
(旭化成工業(株)商品名)L−502,L−504,L−511,L
−513,L−520,L−402,L−100,L−301,L−302,L−321等
が例示される。
このような塩化ビニリデンラテックスは,界面重合に
よりカプセル化した粒子100重量部に対して,ラテック
スの固形分が0.1〜10重量部となるように使用すること
がカプセル外殻の気密性向上,耐湿性向上の点から好ま
しい。
また,界面重合によりカプセル化した粒子に,塩化ビ
ニリデン樹脂系ラテックスを付着させるには,両者を混
合攪拌するだけでも十分であるが,混合攪拌後,熱を加
えて凝集させる方法,アトマイザー方式のスプレードラ
イヤーにて乾燥させる方法,流動層コーティングにより
被覆する方法等が利用できる。
なお,一部凝集して得られた粒子は,解砕機にて解砕
し容易に粒子として得ることができる。
また,性質の異なる塩化ビニリデン系樹脂ラテックス
にてトナー粒子の外面の性質を多面的に変化させる目的
のため,2種以上の塩化ビニリデン系樹脂ラテックスを用
いることも有効である。
本発明にて,荷電制御のために,電荷制御剤を芯物質
あるいは,カプセルの外殻に用いることができる。
このような電荷制御剤としては,油溶性染料,含金属
染料,酸性染料,ナフテン酸金属塩,脂肪酸金属石ケン
等が用いられる。
また,流動性改質の目的で疎水性のシリカ,研磨剤と
してカーボランダム,アルミナ,酸化セリウム等が,ま
た,滑剤として金属石ケン粉末,ポリフッ化ビニリデ
ン,ポリテトラフルオロエチレン等の微粒子等も用いる
ことができる。
以下,本発明の実施例について述べる。例中,部は重
量部を示す。
実施例1 合成ワックス(サンワックス131−P 三洋化成工業
製) 5部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル30%含有) 5部 石油系樹脂(コーポレックス♯2100東邦石油樹脂製) 5部 ジオクチルフタレート 10部 高沸点溶剤(ハイゾール100 日本石油化学製) 20部 磁性粉(EPT−500 戸田工業製) 40部 上記処方の混合物を3本ロールミルにて分散し,軟い
インキ状物を得た(インキA)。
このインキA300部にイソシアネート(ミリオネートMR
−200 日本ポリウレタン(株)製)70部を加えて混合
した後,0.75%のポリビニルアルコール水溶液1200部に
加え,コロイドミル(日本精機(株)製 卓上コロイド
ミル)にて10000rpm,5分の乳化を行なった。
乳化後,別の容器に乳化液を移し,低速の攪拌を続け
ながら,10%のジエチレントリアミン水溶液180部を加
え,3時間攪拌を続けて界面重合反応によりマイクロカプ
セルを生成した。
一晩放置後,上澄液を除去し,50℃の温水にて攪拌洗
浄,デカンテーションという操作を4回繰り返し,乳化
液のpHを6程度とした。
上記乳化液のマイクロカプセル固型分が30%になるよ
うに上澄液を除去した後,塩化ビニリデンラテックス
(サランラテックスL−502旭化成工業(株)製)を,
マイクロカプセル固型分に対して3%になるようにして
混合した。
上記混合物を95℃まで加熱した後,上澄液を除去して
熱風乾燥を行った。
熱風乾燥により得られた粉体を解砕し,コロイダルシ
リカ(R−972 日本アエロジル(株)製)を0.3%添加
し,市販の複写機(小西六写真工業(株)製 U−BiX1
200)にて印字試験を行ない,未定着画像を加圧ロール
にて定着したところ良好な定着性を示した。
比較例1 実施例1にて,塩化ビニリデンラテックスを加えない
で噴霧乾燥した。得られた粉体に,コロイダルシリカ
(R−972 日本エアロジル(株)製)を0.3%添加し,
実施例1と同様のテストを行なったが,画像がほとんど
得られなかった。
比較例2 実施例1にて,塩化ビニリデンラテックスのかわり
に,ザイクセンA(製鉄化学(株)自己乳化性ポリオレ
フィン粒径数ミクロン)を用いたが,樹脂粒子が粗大で
あるためカプセルの被覆が不十分であった。
比較例3 実施例1にて,塩化ビニリデンラテックスのかわり
に,N,N−ジメチロール尿素を加えて残留ポリビニルアル
コールの不溶化を行なったが,比較例1のものよりもト
ナーの抵抗低下が観察され,画像がほとんど得られなか
った。
比較例4 実施例1にて,界面重合にて得たマイクロカプセルを
洗浄後,水を除去し,次にメタノールにて洗浄した。
これをメタノール中,固型分25%の分散液としたの
ち,ケトン−アルデヒド樹脂のメタノール溶液を,マイ
クロカプセル固型分に対して,3重量%の固型分比になる
ようにして添加した。
次に,このメタノール分散液に水を加えて,ケトン−
アルデヒド樹脂をマイクロカプセル上に析出させた。こ
の分散液を噴霧乾燥した。しかしながら,マイクロカプ
セルをメタノールにて洗浄する際に,カプセル内の芯成
分(ジオクチルフタレート)がメタノール中に殻を通し
て浸み出すため,粘着性を有した凝集体しか得られなか
った。また,比較例1よりも抵抗の低下することが確認
された。
比較例5 比較例1にて噴霧乾燥して得た粉体を,実施例1で使
用した塩化ビニリデンラテックスの5%分散液に分散さ
せ,噴霧乾燥を試みたが,比較例1にて噴霧乾燥して得
た粉体は,塩化ビニリデンラテックスと混合すると凝集
してしまい,よく分散させることができなかった。
実施例2 パラフィンワックス(SP−0145 日本精ろう(株)) 5部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル30%) 8部 ポリブテン油(日本石油LD−10) 20部 アイソパーM 10部 トルエン 5部 磁性粉(BL−220 チタン工業(株)) 40部 上記処方の混合物を3本ロールミルにて分散し,軟いイ
ンキ状物を得た(インキB)。
以下,実施例1と同様に処理し,塩化ビニリデン系樹
脂にて被覆されたカプセルトナーを得た。
コロイダルシリカ(R−972 日本エアロジル(株)
製)を0.3%添加し,実施例1と同様の印字試験を行な
ったところ良好な密着性を示した。
また,本カプセルトナーを30℃相対湿度70%の環境下
に放置しても吸湿が原因と思われるような画像濃度の低
下等はみられなかった。
実施例3 磁性粉(MT305 戸田工業(株)製) 27部 石油系樹脂(コーポレックス♯2100 東邦石油樹脂
(株)製) 10部 塩素化パラフィン(A−70 東洋曹達(株)製) 6.5部 トルエン 15部 コンデンサーオイルS(日本石油化学(株)製)25部 ハイゾールSAS−LH(日本石油化学(株)製) 5部 スワゾール1000 30部 環化ゴム(サーモライトN 精工化学(株)製)10部 上記処方の混合物をボールミルにて分散させた(イン
キC)。このインキC300部にシリコーンオイル15部,実
施例1で使用したイソシアネート化合物50部加えて混合
溶解させた後,60℃に加温したポリビニルアルコール水
溶液1500部に加え,ホモミキサー(UH−10日本精機
(株)製)にて10000rpm3分の乳化を行った。
乳化後,10%のジエチレントリアミン水溶液150部を加
え,3時間攪拌を続けて界面重合によりマイクロカプセル
を生成した。
以下,実施例1と同様にの操作によって,塩化ビニリ
デン系樹脂を被覆させた。実施例1と同様の印字試験を
行ったところカブリのない良好な画像を得ることができ
た。
なお,塩化ビニルデン系樹脂を被覆しなかった粒子
は,室温の温度,湿度の変化により容易にトナーとして
の特性の変化が観察され,特に多湿度のトナー抵抗の低
下が著しいものであった。また,カールフィッシャー法
による測定によっても湿度の変化によって水分の吸着,
脱着が著しいことが確認された。
しかしながら,塩化ビニリデン系樹脂を被覆した粒子
は,水分の吸着が少なく,また,85℃の熱風乾燥器にて4
8時間保存した後も,重量の減少は2.5%以下であり,芯
物質中の溶剤がよく保持されており,良好な定着性を示
した。
実施例4 合成ワックス(サンワックス131−P 三洋化成
(株)製) 5部 ポリブテン油(LV−10 日本石油(株)製) 40部 レシチン 2部 カーボンブラック(Mogul−L キャボット(株)
製) 2部 磁性粉(BL−220 チタン工業(株)製) 40部 上記処方の混合物を3本ロールミルにて分散して,軟
質のインキ状物を得た(インキD)。
テレフタロイルクロライド7部を加温したフタル酸ジ
ブチル12部中に入れて溶解させ,この液を上記インキD7
0部に混合した。
この混合物を70℃に加温した2.0%のポリビニルアル
コール水溶液に投入し,ホモミキサー(UH−10 日本精
機(株)製)にて10000rpm3分の高速攪拌による乳化を
行なった。
これにジエチレントリアミン4部と炭酸ナトリウム2
部とを水20部に溶解させて加えた。
攪拌を低速度で10時間行い,界面重合によるカプセル
粒子を生成した。
このカプセルを含有した乳化液を洗浄,デカンテーシ
ョンを4回くり返した後,カプセルの固型分が35%程度
とし,カプセルの固型分に対して,実施例1で使用した
塩化ビニリデンラテックスを固型分比で6%となるよう
にして加え,噴霧乾燥を行なった。
噴霧乾燥によって得られた粉体に,コロイダルシリカ
(R−972 日本エアロジル(株)製)を0.3%加えて,
実施例1と同様の印字テストを行なったところ,カブリ
のない良好な画像を得た。
また,ポリビニルアルコールの残留に基因すると思わ
れるトナーの抵抗低下,耐湿性不良による濃度低下もみ
られなかった。
実施例5 実施例1のジエチレントリアミンのかわりに,ヘキサ
メチレンジアミンを用いた以外は,同様の方法にて粉体
のトナーを得た。
実施例1と同様の効果を得ることができた。
実施例6 エチレン−酢酸ビニル共重合体(実施例1と同じ) 5部 合成ワックス(実施例1と同じ) 5部 石油系樹脂(実施例1と同じ) 5部 高沸点溶剤(実施例1と同じ) 20部 ジイソプロピルナフタレン 10部 磁性粉(BL−220 チタン工業(株)製) 40部 上記処方の混合物を3本ロールミルにて分散し,軟質
のインキ状物を得た(インキE)。
このインキE320部にトルエン15部,ジブチルチンジラ
ウレート0.06部,イソシアネート(ミリオネートMR−20
0 日本ポリウレタン(株)製)50部を加えて混合した
後,これに0.75%ポリビニルアルコール水溶液100部を
加えてゆるやかに攪拌する。
この乳化液を,0.75%ポリビニルアルコール水溶液130
0部に入れて,コロイドミル10000rpmにて3分の乳化を
行ない平均粒径14μの粒子を得た。
この乳化液を低速の攪拌を行ないながら加熱し,イソ
シアネートと水との反応による発泡を確認した。乳化液
を発泡させながら1時間ほど加熱反応させた後,ジエチ
レントリアミン10%水溶液150部を加えて,発泡を停止
させ3時間ほど攪拌をつづけて界面重合によるカプセル
を生成した。
上記カプセルの分散液を一晩放置後,温水による洗
浄,デカンテーションを4回くり返し,カプセルの固型
分が50%となるように調整した。
このように調整した分散液に,実施例1で使用した塩
化ビニリデンラテックスを固型分比で5%となるように
して混合分散させ,噴霧乾燥機にて,入口温度140℃に
て噴霧乾燥した。
噴霧乾燥により得られた粉体は,界面重合にて形成さ
れた殻の外面に均一な塩化ビニリデン系樹脂の疎水性被
覆がなされている。
上記粉体に,コロイダルシリカ(R−972 日本エア
ロジル(株)製)を0.3%添加し,実施例1と同様の印
字試験を行なったところ,カブリのない良好な画像が得
られた。
実施例7 実施例6にてカプセルの分散液と水性の樹脂分散液と
の混合分散液を噴霧乾燥せず,減圧濾過によって水分を
除去し,熱風乾燥器にて乾燥させた。
乾燥させた凝集体を解砕機にて解砕し,塩化ビニリデ
ン系樹脂の被覆がなされている粉体を得た。
解砕工程が入り,部分的に解砕不良の粒子もみられる
が,実施例6とほぼ同様の画像が得られた。
実施例8 実施例1のイソシアネートのかわりに,コロネートL
(日本ポリウレタン(株)製)を用いた以外は,以下同
様の試験を行なったところ良好な定着性を示した。
実施例9 実施例1のイソシアネートのかわりに,ミリオネート
MR−200とコロネートLの50:50の混合品を用いた以外
は,以下同様の試験を行なったところ良好な定着性を示
した。
実施例10 実施例6にて,塩化ビニリデンラテックスとして,サ
ランラテックスL−502とL−520を固形分比でそれぞれ
3%づづ加え,以下同様にして試験を行なったところ良
好な定着性を示した。
〔発明の効果〕
本発明によれば,溶剤を含有した液状ないし軟質固体
状の芯物質を界面重合法によりカプセル化したトナー粒
子としたため,低圧力にて容易に定着が可能である。
また,界面重合法にて製造したカプセル粒子を水性分
散体の状態のまま処理でき,乾燥工程,解砕工程を経な
いで被覆処理ができる。
また,塩化ビニリデンラテックスは,乳化重合により
得られた状態のまま使用できるので,微粒子粉末化のた
めの乾燥,補集という工程を経ないので安価となる。
さらに,塩化ビニリデン系樹脂ラテックスの処理によ
り,乾燥後,耐湿性の良好なまた高気密性の上記樹脂被
覆をカプセルの表面に形成するため芯物質中の溶剤の揮
発が減少し,良好な定着性を保持する。また,耐湿性の
良好なトナーとなり得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−170856(JP,A) 特開 昭61−228459(JP,A) 特開 昭61−143774(JP,A) 特開 昭61−120634(JP,A) 特開 昭61−7848(JP,A) 特開 昭60−125851(JP,A) 特開 昭58−145964(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力定着性を有する芯物質を、界面重合に
    より形成された殻にてカプセル化してなる水分散液と、
    塩化ビニリデン系樹脂ラテックス液とを混合し、カプセ
    ルの外表面に前記塩化ビニリデン系樹脂を付着させ、カ
    プセルを被覆し、乾燥したことを特徴とする粉体トナ
    ー。
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