JP2617060B2 - 自動車の上部車体構造 - Google Patents

自動車の上部車体構造

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JP2617060B2
JP2617060B2 JP7499392A JP7499392A JP2617060B2 JP 2617060 B2 JP2617060 B2 JP 2617060B2 JP 7499392 A JP7499392 A JP 7499392A JP 7499392 A JP7499392 A JP 7499392A JP 2617060 B2 JP2617060 B2 JP 2617060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の上部車体構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体の複数のパネルを結合するコ
ーナ部分において、補強用のパネルを追加して補強する
構造は、例えば、実公平2−48295号公報等により
知られている。
【0003】すなわち、この従来出典には、従来技術と
して、ピラー,ヘッダ,ルーフレールが結合される三叉
部において、ヘッダの閉断面を塞ぐ節を有し、ヘッダイ
ンナおよびルーフアウタに接合された第1の補強パネル
と、ピラー,ヘッダ,ルーフレールの各アウタと第1の
補強パネルとに接合された第2の補強パネルとを備えた
構造が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本願出願人
は、車室の空間利用効率を高めるために、運転席が設け
られている運転室(車室前部)よりも、その後方の荷室
(車室後部)の方が、ルーフの高さ寸法および室内上部
の車幅寸法が大きくなった形状の車体構造を提案した。
【0005】この車体構造にあっては、荷室の側壁を構
成するフェンダパネルの前端部の上部に、運転室との車
幅方向寸法差に対応して前側ほど車体中央配置されるよ
うに湾曲された前端湾曲部が形成され、この前端湾曲部
の前端部に、運転室の上部左右両端部に前後方向に配設
されたルーフサイドレールの後端部が結合された上部車
体構造となる。
【0006】このような上部車体構造では、運転席(車
体前部)と荷室(車体後部)との結合部分である車体の
中間部に湾曲した形状が形成されるために、衝突の際に
過大な衝撃が入力されたり、あるいは、走行振動等のよ
うな小さな荷重が経時的が入力されることにより、この
部分が変形するおそれがある。特に、衝突時には、荷室
の積載物の重量が、荷室側から前端湾曲部に集中してか
かるおそれがあり、この場合には、大きな変形が生じ
る。
【0007】そこで、運転席(車体前部)と荷室(車体
後部)との結合部分を補強する必要があるが、上記従来
の補強構造は、以下に述べるような問題を有している
し、この構造をこのままこの部位に適用することがきる
ものでもなかった。
【0008】以下、従来構造の問題点を述べる。
【0009】 第1の補強パネルと第2の補強パネル
とを必要し、部品点数・重量・コスト・製造手間の点で
不利である。
【0010】 第2補強パネルをアウタパネルに接合
させるから、スポット溶接を行った場合、その溶接痕が
パネル表面に表れ、後処理を施す必要がある。
【0011】ちなみに、従来出典に記載されている従来
技術を、適用した場合には、補強パネルをレールインナ
とフェンダインナとに接合し、この補強パネルにルーフ
サイドレールの閉断面を塞ぐ節とフェンダパネルの閉断
面を塞ぐ節とを形成することになるが、この構造では、
ルーフサイドレールとフェンダパネルとの結合部分の断
面形状は、補強パネルの板厚が増す分だけしか変化せ
ず、十分な補強効果が得られない。
【0012】本発明は、上述の問題点に着目して成され
たもので、ルーフサイドレール後端部とフェンダパネル
の前端湾曲部の結合部において、部品点数・重量・コス
ト・製造手間の点で優れ、かつ、十分な補強効果が得ら
れる自動車の上部車体構造を提供することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、車室前部の少なくとも上部の車幅寸法
が、車室後部の車幅寸法よりも小さく形成されて、フェ
ンダアウタとフェンダインナとにより閉断面に形成され
て車室後部の側壁を構成するフェンダパネルの前端部の
少なくとも上部には、車体前部との車幅方向寸法差に対
応して前側ほど車体中央配置されるように湾曲された前
端湾曲部が形成され、前記フェンダパネルには、前端湾
曲部の後方に窓が開口されていて、窓の縁部では、フェ
ンダアウタとフェンダインナとが、それぞれに折曲形成
されたフランジを溶接することで接合され、前記車室前
部のルーフの左右両端部に沿って前後方向に延在されて
レールインナとレールアウタにより閉断面に形成された
ルーフサイドレールが、レールインナとフェンダインナ
とを接合させると共に、レールアウタとフェンダアウタ
とを接合させて、前記前端湾曲部に結合された自動車の
上部車体構造において、このルーフサイドレールの後端
とフェンダパネルの前端湾曲部の前端部との結合部に、
補強パネルが、前端部をレールアウタに接合させている
一方、後端部を前記窓の前端縁におけるフェンダアウタ
とフェンダインナのフランジの間に一緒に接合させ、ル
ーフサイドレールを形成するレールインナ,レールアウ
タとフェンダインナとで閉断面を形成して設けられてい
る構成とした。
【0014】
【作用】フェンダパネルあるいはルーフサイドレールへ
の前後方向の入力は、両者に結合された補強パネルを介
して、ルーフサイドレールあるいはフェンダパネルに伝
達され、前端湾曲部とルーフサイドレールとの結合部分
への応力集中を緩和できる。
【0015】しかも、本発明では、補強パネルの後端部
は、フェンダパネルのフェンダインナとフェンダアウタ
との接合部に一緒に接合されて、レールインナ,レール
アウタとフェンダインナとで閉断面を形成しているか
ら、十分な補強効果が得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】(第1実施例)まず、構成について説明す
る。図2は本発明第1実施例の上部車体構造を採用した
自動車Cを示す斜視図であり、この自動車Cは、図示を
省略した運転席が設けられている運転室の後方に、荷室
が形成された構造となっている。そして、運転席の側部
には、ドア開口部1(図1参照)を開閉するドアDが設
けられている。また、ルーフRには、運転室を構成する
ルーフ前部RFと、荷室を構成するルーフ後部RRとが
形成され、さらに、ルーフ後部RRの前端部には、前方
に向かって下方に傾斜した立壁RTが形成されている。
なお、図示のように、立壁RTは、ドアDおよびドア開
口部1よりも僅かに後方位置に配設されている。
【0018】すなわち、前記ルーフ前部RFは、フロン
トルーフパネル3により形成されている。一方、前記立
壁RTおよびルーフ後部RRは、リヤルーフパネル4で
形成され、このリヤルーフパネル4の前端縁とフロント
ルーフパネル3の後端縁とが接合されている。
【0019】また、リヤルーフパネル3の左右には、荷
室のサイドパネルSPを形成するフェンダパネル5が設
けられていて、すなわち、リヤルーフパネル4の左右両
端縁とフェンダパネル5の上縁とが接合されている。
【0020】このフェンダパネル5は、フェンダインナ
51とフェンダアウタ52とにより閉断面構造に形成さ
れ(図4参照)、また、上下に窓W2と窓W3とが形成
されている。
【0021】なお、前記ドアDは、上側ほど車体中央に
寄って行くように傾斜して取り付けられているのに対し
て、サイドパネルSPは、略垂直に起立されていて、す
なわち、ドアDの窓W1よりも下の部分とサイドパネル
SPの窓W3の下の部分とは略同一面を形成している
が、窓W1と窓W2,W3とでは、車幅方向で両者の位
置が異なって、窓W2,W3の方が車外側に配置されて
いて、前記フェンダパネル5の前端部には、前側に行く
ほど車体中央および下方に寄って行くように湾曲した前
端湾曲部5aが形成されている(図4参照)。また、図
中2はドリップであって、ドアDの上縁から、まっすぐ
に後方に立壁RTおよびルーフ後部RRの左右両端部を
通って延在されている。
【0022】次に、図3は、第1実施例構造の要部を示
す図2のS3−S3線による断面図であって、図中6は
ルーフサイドレールを示している。このルーフサイドレ
ール6は、ルーフ前部RFの左右両端部において、前後
方向に延在されていて、レールインナ61とレールアウ
タ62とにより閉断面構造に形成されている。なお、図
示のように、フロントルーフパネル3の端縁部に、ルー
フサイドレール6に沿うようにして前記ドリップ2が形
成されている。
【0023】次に、図4は第1実施例構造の要部を示す
図2のS4−S4線による断面図であって、前記ルーフ
サイドレール6の後端部は、前記フェンダパネル5の前
端湾曲部5aの前端部に結合されている。すなわち、レ
ールアウタ62の後端には、車外方向に折曲されてフラ
ンジ62aが形成され、このフランジ62aと、フェン
ダアウタ52の前端に形成されたフランジ52aと、前
記フロントルーフパネル3の後端に形成されたフランジ
3aとが3枚重ねで接合されている。
【0024】一方、レールインナ61にも車外方向に折
曲されたフランジ61aが形成されており、このフラン
ジ61aと、フェンダインナ51の前端に形成されたフ
ランジ51aと、レインホースサイドレール(図1参
照)7とが3枚重ねで接合されている。
【0025】前記フェンダインナ51とフェンダアウタ
52とは、窓W2および窓W3の周縁部において、それ
ぞれを折曲して形成したフランジ51b,52bを接合
させている(図4においては窓W2の部分のみ図示して
いる)。
【0026】そして、フランジ51b,52bの接合部
分において、両フランジ51b,52bの間に、レーン
フォースパネル(補強パネル)8の後端部を介在させた
3枚重ねの接合が成されており、このレインフォースパ
ネル8の前端部は、前記レールアウタ62の後端部に接
合されて、このレインフォースパネル8によりレールイ
ンナ61,レールアウタ62と、フェンダインナ51と
で閉断面(H)が形成されている。
【0027】次に、図1は、第1実施例構造を示す要部
の斜視図、詳細には、フロントルーフパネル3とリヤル
ーフパネル4とフェンダアウタ52を取り去った状態の
斜視図であって、前記レインフォースパネル8は、図示
のような形状に形成され、前端部に接合片8aが折曲さ
れて、この接合片8aが、レールアウタ62の内面に接
合されている。また、レインフォースパネル8の後端部
は、上下の角部が前記窓W2と窓W3との形状に符合す
るように切り欠かれ、上下とも、フランジ51bに接合
されている。なお、図中*の印はレインフォース8のス
ポット溶接点を示している。また、前記レインフォース
パネル8の裏面には、チャンネル形状のレインフォース
81が設定され、レインフォースパネル8自体の剛性を
高めている。
【0028】また、前記ルーフサイドレール6と前端湾
曲部5aとの接合箇所から車幅方向にチャンネル形状の
ルーフレール9が車幅方向に延在されている。そして、
このルーフレール9とルーフサイドレール6とを結合さ
せる、レインフォースリヤレール10が設けられ、か
つ、前記ルーフレール9とフェンダパネル5とを結合さ
せる前記レインフォースサイドレール7が設けられてい
る。レインフォース7は、フェンダインナ51およびル
ーフレール9の車両側に配設され、フェンダインナ51
とルーフレール9の結合強度を向上させるとともに、そ
れらの接合部分を隠蔽し、見栄えを向上させている。こ
れは仕様により内装トリム等を設けない場合に特に有効
な手段である。なお、この部分の接合構造については、
図2のS5−S5線による断面図である図5を参照のこ
と。
【0029】次に、実施例の作用について説明する。
【0030】車両の走行時に荷室に積載した荷物の慣性
力が、荷室のフェンダパネル5に前後方向に作用した時
や、あるいは、車両の衝突時に、荷物の慣性力や衝突の
衝撃がフェンダパネル5あるいはルーフサイドレール6
に前後方向に作用した時は、フェンダパネル5の前端湾
曲部5aからルーフサイドレール6へ、あるいは、その
逆に、ルーフサイドレール6からフェンダパネル5の前
端湾曲部5aへ入力が伝達されるが、このような入力伝
達は、レインフォースパネル8を介して、ルーフサイド
レール6の後端と、フェンダインナ51とフェンダアウ
タ52のフランジ51b,52bによる接合部分との間
で行われ、形状変化の大きなフェンダパネル5の前端湾
曲部5aにおいて、応力集中が生じ難い。
【0031】また、前端湾曲部5aの近傍でねじれが生
じるような入力があった時であっても、前記レインフォ
ースパネル8,レールインナ61,レールアウタ62,
フェンダインナ51により閉断面Hが形成されているこ
とから剛性が確保されているので、ルーフサイドレール
6およびフェンダパネル5から、レインフォースリヤレ
ール10およびレインフォースサイドレール7を介して
ルーフレール9に伝達され、同様に前端湾曲部5a自体
には応力集中が生じ難い。
【0032】したがって、第1実施例では、レインフォ
ースパネル8により、ルーフサイドレール6と前端湾曲
部5aとの結合部分の剛性を十分に向上させことができ
る効果が得られるもので、すなわち、本実施例にあって
は、ルーフサイドレール6に向かって下方および車体内
側へ湾曲した特異な形状の前端湾曲部5aを有し、剛性
的に不利な特異な形状である車体構造における、前後方
向の剛性が、たった1枚のレインフォースパネル8を設
定することで向上する。
【0033】よって、非常に合理的で、部品点数・重量
・コスト・製造手間の点で優れているという効果が得ら
れる。
【0034】しかも、第1実施例では、レインフォース
パネル8自体が大きな形状変化を有した造形でないか
ら、このレインフォースパネル8の成形も容易で、これ
によっても、コスト・製造の手間がかからない。
【0035】さらに、第1実施例では、レインフォース
パネル8を接合する際のスポット溶接点が、車外側に露
出しないようになっているため、仕上が良好である。
【0036】次に、図6により本発明第2実施例の上部
車体構造について説明する。なお、第2実施例を説明す
るにあたり、第1実施例と同じ構成には同じ符号を付け
て説明を省略する。
【0037】この第2実施例は、1枚のレインフォース
パネル11により、第1実施例と同様に前端湾曲部5a
の近傍の前後方向およびねじれ剛性を向上させさらに
は、前記立壁RTの左右両端部も、同時に補強するもの
である。すなわち、レインフォースパネル11は図示の
ように、5本の腕を有した形状に形成されており、その
それぞれがレールアウタ62,ルーフレール9,フェン
ダパネル5の上部,フェンダパネル5の窓W2および窓
W3の周縁を形成するフランジ51b(52b)に接合
されている。
【0038】なお、図7は、図6のS7−S7線による
断面を示していて、この図に示すように、レインフォー
スパネル11は、フェンダインナ51とフェンダアウタ
52との接合部分において、両者間に接合されている。
【0039】したがって、第2実施例にあっては、第1
実施例のレインフォースサイドレール7およびレインフ
ォースリヤレール10を廃止しており、部品点数・コス
ト・製造の手間の点で有利になる。なお、この第2実施
例では、レインフォースパネル11は一枚であるが、こ
の形状はレールアウタ62,ルーフレール9,フェンダ
パネル5および窓W2,W3の形状、あるいは、位置に
より決定されるものであり、成形が困難な場合には、適
宜分割してもよい。
【0040】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、例えば、実施例では、前端湾曲部において、車
両後方に向かって、上方に高くなると共に、車幅方向へ
広がる形状に形成した例を示したが、車幅方向へのみ広
がる形状に形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車の
上部車体構造では、ルーフサイドレールの後端とフェン
ダパネルの前端湾曲部の前端部との結合部に、補強パネ
ルが、前端部をレールアウタに接合させている一方、後
端部を前記窓の前端縁におけるフェンダアウタとフェン
ダインナのフランジの間に一緒に接合させて、レールイ
ンナ,レールアウタとフェンダインナとで閉断面を形成
して設けた構成としたため、特異な形状のルーフサイド
レールとフェンダパネルの湾曲部との結合部分におい
て、十分な補強効果が得られて、形状変化の大きなこの
結合部分の剛性を向上させることができる。同時に、こ
のような補強効果が1枚の補強パネルにより節等を形成
することなく、しかも、フェンダパネルの形状を特に変
更を加えることもなく得られるため、非常に合理的で、
部品点数・重量・コスト・製造手間の点で優れていると
いう効果が得られる。加えて、レインフォースパネル
は、ルーフの内側で外部に露出しないルーフサイドレー
ルおよびフェンダインナとフェンダアウタの接合部で接
合するから、溶接痕が外部に露出することがなく、仕上
が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の自動車の上部車体構造の要
部を示す斜視図である。
【図2】第1実施例構造を適用した自動車を示す斜視図
である。
【図3】第1実施例構造の要部を示すための断面図(図
2S3−S3)である。
【図4】第1実施例構造の要部を示すための断面図(図
2S4−S4)である。
【図5】第1実施例構造の要部を示すための断面図(図
2S5−S5)である。
【図6】本発明第2実施例の自動車の上部車体構造の要
部を示す斜視図である。
【図7】第2実施例構造の要部を示す断面図(図6S7
−S7)である。
【符号の説明】
5 フェンダパネル 5a 前端湾曲部 51 フェンダインナ 52 フェンダアウタ 51b フランジ 52b フランジ 6 ルーフサイドレール 61 レールインナ 62 レールアウタ 8 レインフォースパネル(補強パネル) 11 レインフォースパネル(補強パネル) SP サイドパネル(側壁) W2 窓 W3 窓 H 閉断面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室前部の少なくとも上部の車幅寸法
    が、車室後部の車幅寸法よりも小さく形成されて、フェ
    ンダアウタとフェンダインナとにより閉断面に形成され
    て車室後部の側壁を構成するフェンダパネルの前端部の
    少なくとも上部には、車体前部との車幅方向寸法差に対
    応して前側ほど車体中央配置されるように湾曲された前
    端湾曲部が形成され、 前記フェンダパネルには、前端湾曲部の後方に窓が開口
    されていて、窓の縁部では、フェンダアウタとフェンダ
    インナとが、それぞれに折曲形成されたフランジを溶接
    することで接合され、 前記車室前部のルーフの左右両端部に沿って前後方向に
    延在されてレールインナとレールアウタにより閉断面に
    形成されたルーフサイドレールが、レールインナとフェ
    ンダインナとを接合させると共に、レールアウタとフェ
    ンダアウタとを接合させて、前記前端湾曲部に結合され
    た自動車の上部車体構造において、 このルーフサイドレールの後端とフェンダパネルの前端
    湾曲部の前端部との結合部に、補強パネルが、前端部を
    レールアウタに接合させている一方、後端部を前記窓の
    前端縁におけるフェンダアウタとフェンダインナのフラ
    ンジの間に一緒に接合させ、ルーフサイドレールを形成
    するレールインナ,レールアウタとフェンダインナとで
    閉断面を形成して設けられていることを特徴とする自動
    車の上部車体構造。
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