JP3297540B2 - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP3297540B2 JP20331494A JP20331494A JP3297540B2 JP 3297540 B2 JP3297540 B2 JP 3297540B2 JP 20331494 A JP20331494 A JP 20331494A JP 20331494 A JP20331494 A JP 20331494A JP 3297540 B2 JP3297540 B2 JP 3297540B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば鋸盤のごとき
切断機において、ワークまたは/および切断加工された
製品にマーキングを行うマーキング装置を備えた切断機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを送材方向に送材した後に
切断加工位置で帯鋸刃により切断加工を行う鋸盤におい
て、前記切断加工位置より下流側にマーキング装置を設
けてワークまたは切断加工された製品にマーキングを行
うことが、例えば特開平6−23618号公報などで知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の上記公報におけるマーキング装置は切断加工位置の
下流側に設けてあり、しかも送材方向に対して直交する
方向へマーキングヘッドを移動可能に設け、さらにマー
キングヘッドの先端における前面または後面にマーキン
グ貼子を設けたことにより、ワークあるいは切断加工さ
れた製品の端面にマーキングを付与している。
【0004】したがって、ワークあるいは切断加工され
た製品の端面にマーキングを付与するにはマーキングヘ
ッドの先端におけるマーキング貼子を前面に設けたり、
あるいは後面に設けたりする必要があり、その交換が非
常に大変面倒であると共に時間がかかるという問題があ
った。
【0005】この発明の目的は、ワークまたは/および
切断加工された製品にマーキングを付与するときにマー
キング貼子を交換することなく、そのままの状態でワー
クまたは/および切断加工された製品にマーキングを付
与できるようにした切断機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき問
題に鑑みてなされたもので、ワークの送材方向であるX
軸方向へワークを移動し切断加工位置に位置決めして切
断加工を行い、切断加工された製品をX軸方向へ送材す
る前バイス装置を備えた切断機において、前記X軸方向
に対して直交するY軸方向へ水平に移動自在に設けたY
軸キャリッジに、ロッド部材を上下方向であるZ軸方向
へ移動自在かつ当該ロッド部材の軸心回りに回転自在に
設け、前記ワーク又はワークから切断された製品にマー
キングを付与するマーキング貼子を水平に突出して備え
たマーキングヘッドを前記ロッド部材の下部に一体的に
設けた構成である。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図2を参照するに、切断機としての例えば
横型帯鋸盤1は上下方向(図2において紙面に対して直
交する方向)へ移動自在な鋸刃ハウジング3を備えてお
り、この鋸刃ハウジング3内に相対向して駆動ホイール
5と従動ホイール7とを備えており、この駆動ホイール
5と従動ホイール7とには帯鋸刃9が巻回されている。
また鋸刃ハウジング3には帯鋸刃9をガイドせしめる固
定鋸刃ガイド11と移動鋸刃ガイド13が設けられてい
る。
【0012】前記帯鋸刃9が上下動される位置が切断加
工位置Kであり、この切断加工位置Kの上流側(図2に
おいて上側)には送材方向(図2において上下方向)へ
適宜な間隔で複数の回転自在な送材ローラ15を備えた
送材コンベア17が配置されている。また、切断加工位
置Kの上流側近傍には本体バイス装置19が設けられて
いる。この本体バイス装置19は固定バイス19Fとシ
リンダなどによって送材方向と直交した方向へ移動可能
な可動バイス19Mとで構成されている。
【0013】前記切断加工位置Kの下流側(図2におい
て下側)には切断加工された製品Gを送り出す送りバイ
ス21A,21Bを備えた前バイス装置21が送材方向
(図2において上下方向)へ移動可能に設けられてい
る。送りバイス21Aと21Bは例えば互いに接近・離
反自在に設けられており、製品Gの中心に対して振り分
けられてクランプしたり、あるいはアンクランプされ
る。
【0014】前記切断加工位置Kと前バイス装置21と
の間の上方位置にはワークWまたは/および製品Gにマ
ーキングを付与するマーキング装置23が設けられてい
る。
【0015】上記構成により、加工すべきワークWは送
材コンベア17の送材ローラ15上に運ばれてきて載置
される。送材ローラ15を回転せしめることにより切断
加工位置K側へ送材されワークWの所望の位置が帯鋸刃
9の真下に到達すると送材ローラ15が停止される。
【0016】本体バイス装置19の固定バイス19Fと
可動バイス19Mとの協働でワークWをクランプせしめ
る。この状態で鋸刃ハウジング3を下降せしめると共に
帯鋸刃9を走行回転せしめることによってワークWに切
断加工が行われることになる。
【0017】切断加工された製品Gは前バイス装置21
の送りバイス21Aと21Bとの協働でクランプされ、
図2において下側へ搬出される。
【0018】前記マーキング装置23は、図1に示され
ているように、送材方向であるX軸方向と直交する方向
であるY軸方向へ水平に延伸した支持フレーム25を備
えており、この支持フレーム25内にはY軸位置決めシ
リンダ27が設けられている。このY軸位置決めシリン
ダ27にはピストンロッド29が装着されており、この
ピストンロッド29の先端(図1において右端)には支
持ブロック31を介してY軸方向へ水平に移動可能なY
軸キャレッジ33が設けられている。
【0019】このY軸キャレッジ33の下面にはY軸方
向へ延伸されたY軸リニアガイドレール35が敷設され
ている。このY軸リニアガイドレール35には前記支持
フレーム25に一体化された複数のガイド部材37が嵌
合されている。
【0020】上記構成により、Y軸位置決めシリンダ2
7を作動せしめてピストンロッド29を伸縮せしめるこ
とによってY軸キャレッジ33がY軸方向へ移動される
ことになる。
【0021】前記Y軸キャレッジ33にはブラケット3
9を介してZ軸移動シリンダ41が設けられている。こ
のZ軸移動シリンダ41にはピストンロッド43が装着
されており、このピストンロッド43の先端(上端)に
は支持ブロック45がナット46などで取付けられてい
る。
【0022】前記Y軸キャレッジ33の図1において右
側にはウオームギヤ47が回転自在に装着されており、
このウオームギヤ47にはウオーム49が噛合されてい
る。しかも、このウオーム49には回転駆動モータ51
が連結されている。前記支持ブロック45内に設けられ
た軸受53に上下方向であるZ軸方向へ延伸されたロッ
ド部材55の上部が回転自在に支承されていると共に、
ロッド部材55の下部部分は前記ウオームギヤ47に装
着されている。ロッド部材55はZ軸リニアガイドと回
転駆動軸の役目を果しているものである。
【0023】前記ロッド部材55の下部にはマーキング
ヘッド57が一体化されており、このマーキングヘッド
57の正面には、図1〜図5の図示より明らかなよう
に、水平に突出したマーキング貼子59が設けられてい
る。
【0024】上記構成により、Z軸移動シリンダ41を
作動せしめてピストンロッド43を伸縮せしめると、ロ
ッド部材55がZ軸方向へ移動されることになる。ま
た、回転駆動モータ51を駆動せしめると、ウオーム4
9,ウオームギヤ47を介してロッド部材55が回転さ
れることになる。
【0025】したがって、切断加工された製品Gの端面
に例えば材質,チャージ等のマーキングを付与する場合
には図2に示されているように、前バイス装置21の送
りバイス21Aと21Bで製品Gをクランプし、図2に
おいて下側へ搬出せしめる。この状態において、マーキ
ングヘッド57を製品Gの端面と対応した位置まで下降
せしめると共に、マーキング貼子59製品Gの端面に
対応した位置に向くように、すなわち製品Gの端面方向
を指向するようにマーキングヘッド57を回転せしめ
る。そして前バイス装置21を図2において上側へ移動
せしめることによって、製品Gにマーキングを行うこと
ができる。
【0026】ワークWの端面にマーキングを付与する場
合には、マーキングヘッド57を図2の状態から図3に
示したように、180度反転せしめてマーキング貼子5
9の方向を反転し、ワークWを図3において下側へ移動
させワークWの端面をマーキング貼子59に当接せしめ
ることによってワークWの端面にマーキングを行うこと
ができる。
【0027】また、図4に示されているようにマーキン
グ装置23のマーキングヘッド57をY軸方向の右方向
へ移動せしめると共にワークWを図4において下方向へ
移動せしめることにより、図3に示したワークWの端面
位置以外の端面のどの位置でもワークWにマーキングを
行うことができる。
【0028】さらに、マーキングヘッド57を図2に示
した状態から90度回転せしめると共にY軸方向の右方
向へ移動せしめることにより、図5に示されたような位
置に移動し位置決めされる。そして製品Gを送りバイス
21Aと21Bとでクランプし、前バイス装置21を図
5において上側へ移動せしめることにより、製品Gの外
周(側面)にマーキングを行うこともできる。同様の動
作でマーキングヘッド57を移動位置決めし、ワークW
をX軸方向の下方向へ移動せしめれば、ワークWの外周
(側面)にマーキングを行うことができる。また、ワー
クW,製品Gの反対側の外周(側面)にマーキングを行
うことも可能である。
【0029】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。切断機は横型帯鋸盤の
例で説明したが、竪型帯鋸盤などそれ以外の切断機であ
っても構わない。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、要するに本発明は、ワーク(W)の送材方向である
X軸方向へワーク(W)を移動し切断加工位置(K)に
位置決めして切断加工を行い、切断加工された製品
(G)をX軸方向へ送材する前バイス装置(21)を備
えた切断機において、前記X軸方向に対して直交するY
軸方向へ水平に移動自在に設けたY軸キャリッジ(3
3)に、ロッド部材(55)を上下方向であるZ軸方向
へ移動自在かつ当該ロッド部材(55)の軸心回りに回
転自在に設け、前記ワーク(W)又はワーク(W)から
切断された製品(G)にマーキングを付与するマーキン
グ貼子(59)を水平に突出して備えたマーキングヘッ
ド(57)を前記ロッド部材(55)の下部に一体的に
設けた構成である。
【0031】前記構成より明らかなように、本発明にお
いては、ワークWの送材方向であるX軸方向に対して直
交するY軸方向へ水平に移動自在に設けたY軸キャリッ
ジ33にロッド部材55がZ軸方向に移動自在かつ回転
自在に設けてあり、ワークWまたはワークWから切断さ
れた製品Gにワーキングを行うマーキング貼子59を水
平に突出して備えたマーキングヘッド57を前記ロッド
部材55の下部に一体的に備えた構成であるから、前記
ロッド部材55を回転することにより、前記マーキング
ヘッド57に備えたマーキング貼子59をワークWの端
面又は製品Gの端面方向を指向するように位置決めする
ことができ、ワークW及び製品Gの端面にマーキングを
行うことができることは勿論のこと、前記ワークW又は
製品Gの側面を指向するようにマーキング貼子59を位
置決めして側面にマーキングを行うことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の切断機に備えたマーキング装置の正
面図である。
【図2】この発明を実施する一実施例の切断機の概略平
面図である。
【図3】マーキング装置で製品の端面にマーキングを行
う動作説明図である。
【図4】マーキング装置で製品の端面にマーキングを行
う動作説明図である。
【図5】マーキング装置で製品の側面にマーキングを行
う動作説明図である。
【符号の説明】 1 横型帯鋸盤(切断機) 9 帯鋸刃 21 送りバイス装置 23 マーキング装置 33 Y軸キャレッジ 55 ロッド部材 57 マーキングヘッド 59 マーキング貼子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 45/00 - 55/00 B27B 5/29 B25H 7/04 B23Q 17/00 B65C 9/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(W)の送材方向であるX軸方向
    へワーク(W)を移動し切断加工位置(K)に位置決め
    して切断加工を行い、切断加工された製品(G)をX軸
    方向へ送材する前バイス装置(21)を備えた切断機に
    おいて、前記X軸方向に対して直交するY軸方向へ水平
    に移動自在に設けたY軸キャリッジ(33)に、ロッド
    部材(55)を上下方向であるZ軸方向へ移動自在かつ
    当該ロッド部材(55)の軸心回りに回転自在に設け、
    前記ワーク(W)又はワーク(W)から切断された製品
    (G)にマーキングを付与するマーキング貼子(59)
    を水平に突出して備えたマーキングヘッド(57)を前
    記ロッド部材(55)の下部に一体的に設けたことを特
    徴とする切断機
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