JP2616844B2 - カラー陰極線管 - Google Patents

カラー陰極線管

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JP2616844B2 JP3047602A JP4760291A JP2616844B2 JP 2616844 B2 JP2616844 B2 JP 2616844B2 JP 3047602 A JP3047602 A JP 3047602A JP 4760291 A JP4760291 A JP 4760291A JP 2616844 B2 JP2616844 B2 JP 2616844B2
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    • H01J2229/4872Aperture shape as viewed along beam axis circular

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インライン電子銃を
具えたカラー映像管に、詳しくは非対称前置集束レンズ
を含む3個のレンズを有する電子銃に関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景】大型スクリーンを持つ娯楽用カラー映像
管に使用することを目的として設計された6電極型電子
銃のような電子銃は、スクリーン全体に亘って小寸法の
高電流電子ビームスポットを発生できるものでなければ
ならない。普通のテレビジョン受像機は、ピンクッショ
ン形歪を持った水平偏向磁界とバレル形歪を持つ垂直偏
向磁界を生成するための自己集中型偏向ヨークとインラ
イン電子銃とを具えたカラー映像管を利用している。
【0003】上記の様なヨークのフリンジ磁界は、管内
に、強い非点収差と、第1に偏向された電子ビームの垂
直過集束によりまた第2にその水平集束不足により生ず
る偏向の非集束(デフオーカシング)を持込む。この様
に歪んだ水平および垂直偏向磁界中を通過する電子ビー
ムが形成するビームスポットは、ビームがスクリーンの
周縁部に偏向された場合に非対称的形状となる。
【0004】その上、多くのインライン電子銃は、電子
レンズの強さが集束電圧の変化により変動するので、両
側ビームが誤集中(ミスコンバーゼンス)状態になる。
その様な誤集中があると、集束電圧の変化に伴ってビー
ム・ランデイング位置に変動を生じさせる。この発明
は、動作特性を損なうことなしに、手っ取り速くかつ経
済的に上記の様な問題を解決するものである。
【0005】
【発明の概要】この発明は、外囲器内に、中心電子ビー
ムと2本の外側電子ビームを含む3本のインライン電子
ビームを発生してそれを最初共通平面上にあるビーム通
路に沿ってスクリーンに向けて導くインライン電子銃
設けられたカラー陰極線管の改良に関するものである。
この電子銃は、ビーム形成レンズ、前置集束レンズおよ
び主集束レンズを含む3個の電子レンズを形成する6個
の電極を持っている。改良点は、上記前置集束レンズが
4個の有効表面を含み、そのうちの少なくとも1個はそ
こに形成された1あるいはそれ以上の凹陥部を有し、該
凹陥部内には3個の円形開孔が形成されており、さらに
上記有効表面は非点収差をもつ前置集束を与える4重極
電界を形成し、上記1あるいはそれ以上の凹陥部は上記
外側電子ビームに対して前置集中作用を与える点にあ
る。
【0006】
【実施例の詳細な説明】第1図には、矩形フエースプレ
ートパネル12と矩形状フアンネル16により結合され
た管状ネック部14とより成るガラス外囲器11を有す
る、角形カラー映像管10が示されている。このパネル
12は、観察用フエースプレート18と、フアンネル1
6にフリットシール21により封着された周縁フランジ
すなわち側壁20で構成されている。フエースプレート
18の内面にはモザイク状の3色蛍光スクリーン22が
配設されている。このスクリーンは、管の高周波数ラス
タ走査線に対しほゞ垂直方向(第1図の平面に垂直方
向)に延びる蛍光体線を持つ線状スクリーンであること
が好ましいが、ドットスクリーンとすることもできる。
【0007】多数の孔の明いた色選択電極すなわちシャ
ドウマスク24が、スクリーン22に対し所定の離隔位
置に、通常の手段によって取外し可能に取付けられてい
る。第1図で、破線で略示されている改良されたインラ
イン電子銃26は、ネック14内中心部に取付けられて
いて、3本の電子ビーム28を発生し、これを共平面上
にある集中ビーム通路に沿ってマスク24を介してスク
リーン22に向けて投射する。
【0008】図1の映像管は、そのフアンネルとネック
の結合部付近に配設された、ヨーク30のような、外部
磁気偏向ヨークと共に使用するように設計されている。
このヨーク30を付勢すると、3本のビームに磁界を作
用させて、スクリーン22上に矩形ラスタを描くようビ
ームに水平および垂直に走査させる。偏向開始面(偏向
零の面)が、図1ではヨーク30のほゞ中央に線P−P
で示されている。フリンジ磁界のために、管の偏向域は
ヨーク30から電子銃26の領域内まで管軸方向に延び
ている。この偏向域における偏向ビーム通路の実際の曲
率は図1では簡単化のために描かれていない。
【0009】インライン電子銃26は、陰極Kの他に6
個の電極G1乃至G6を持っている。この電子銃は、た
とえば図2に示す第1形式26′のようなもので、G2
およびG4の両電極が連結されて第1の電位で働き、G
3とG5の両電極が互に連結されて第2の電位で働くも
のか、或いは図3に示すような第2形式26″のよう
に、G3とG5の両電極が互に連結されて第3の電位で
働き、G4とG6の両電極が相互連結されて第4の電位
で働く形式のものでよい。上記の両電子銃26′と2
6″では、上述した諸電極によって3個の電子レンズL
1、L2、L3が形成される。この発明は、主として第
2レンズすなわち前置集束レンズL2に関するものであ
る。
【0010】この発明の第1の実施例である電子銃2
6′の詳細が図4乃至図9に示されている。図4におい
て、電子銃26′は、等間隔に配置された共平面上の陰
極42(各ビームに1個ずつ);制御グリッド44(G
1);スクリーン・グリッド46(G2);第3電極4
8(G3);第4電極50(G4);第5電極52(G
5);および第6電極56(G6)より成り、G5電極
は下記説明のために素子54と名付けた部分G5′を持
っている。これらの諸電極は、上記の順番に陰極から隔
置されており、対をなす支持ロッド(図示省略)に取付
けられている。
【0011】G1電極44、G2電極46、およびG3
電極48のG2電極46と向合う第1の部分72は、電
子銃26′のビーム形成領域をなし、第1の電子レンズ
L1を形成する。G3電極48の別の部分74、G4電
極50、およびG5電極52は、非対称前置集束電子レ
ンズすなわち第2レンズL2を形成するもので、その一
例が図5に示されている。素子(G5′電極部分)54
とG6電極56は第3集束レンズすなわち主集束レンズ
L3を形成する。
【0012】各陰極42は、周知のように電子放射性材
料の端部被覆62を有するキャップ60で前端を閉塞さ
れた、陰極スリーブ58で構成されている。各陰極42
はこのスリーブ58の内部に設けられているヒータコイ
ル(図示せず)によって、間接加熱される。G1電極4
4とG2電極46は、互に微小間隔を隔てゝ配置された
実質的に平坦な2枚の板で、それぞれ3個のインライン
開孔64と66を持っている。開孔64と66は、陰極
被覆62と中心合せされて、等間隔の3本の共平面電子
ビーム28(図1に示す)を発生させる。これらのビー
ムはスクリーン22に投射される。この、初期電子ビー
ム通路は、その中央の通路が電子銃の中心軸A−Aと一
致してかつ実質的に平行であることが好ましい。
【0013】G3電極48は、実質的に平坦な外側平板
部68を有し、この平板部68には、G2およびG1電
極46および44の開孔66および64にそれぞれ整列
して貫通する3個のインライン開孔70がある。G3電
極48は、また対をなすカップ状の第1部分72と第2
部分74を有し、この両部分はその開口端で互に結合さ
れている。この第1部分72には、そのカップ底板を貫
通する3個のインライン開孔76が設けられ、それぞれ
平板部68の開孔70と整列関係にある。G3電極の第
2部分74の底板にも3個の開孔78が設けられ、第1
部分72の開孔76と整列している。各開孔78を囲ん
で凸起79が形成されている。その代りに、インライン
開孔70を持った平板部68を第1部分72の内部々材
として形成することもできる。
【0014】図5に示すように、G4電極50にはその
表裏両主面に同一形状の凹陥部51aと51bが形成さ
れている。この凹陥部51aと51b内にはこの電極5
0本体を貫通する3個のインライン開孔80が設けられ
ていて、それらはG3電極48の開孔78と整列してい
る。図4に戻って、G5電極52は、その底板に凸起8
3で囲まれた3個の開孔82が形成されている、深絞り
カップ状部材より成る。この開孔82と整列関係にある
3個の開孔86を有する実質的に平坦な板材84が、G
5電極52の開口端に取付けられてそこを塞いでいる。
この板材84の上記と反対側の表面には、複数の開孔9
0を有する第1板状部88が固着されている。
【0015】G5′電極部分54は、底板に凹陥部92
が形成された深絞りカップ状部材より成り、その底板に
は3個のインライン開孔94があってそれを貫通してい
る。開孔94の周囲には凸起95がある。G5′電極部
分54の上記と反対側の開口端は3個の貫通孔98を有
する第2板状部96で閉じられている。開孔98は、第
1板状部88中の開孔90と整列関係にあり、後記のよ
うに共働する。
【0016】G6電極56は、3本の電子ビーム全部が
通過する大きな開孔100を一端に有するカップ状の深
絞り部材であり、この部材はまた開口端を有し、そこに
はG5′電極部分54の開孔94と整列関係にある3個
の貫通開孔104を持っている板状部材102が固着さ
れている。開孔104の周囲には凸起105が形成され
ている。
【0017】G4電極50に形成されている凹陥部51
bの形状が図6に示されている。凹陥部51aと51b
は、両端部が丸くされていて、各開孔80の位置におけ
る縦方向の高さは一様なものである。この様な形状を競
走用トラック形という。G5′電極部分54の底部に形
成された凹陥部92も競走用トラック形であるが、寸法
的にG4電極50の凹陥部51a、51bとは後述する
ように異なっている。G6電極54の大きな開孔100
の形状が図8に示されている。開孔100は、その両側
の開孔104における縦方向高さが中央開孔におけるよ
りも大である。この様な形状を、犬の骨形またはバーベ
ル形という。
【0018】図4に示す構造において、G5電極52の
第1平板部88はG5′電極部分54の第2平板部96
と対向している。第1平板部88の開孔90は、それぞ
れ2つのセグメント106と108に分割された、平板
部から延びる凸起を持っている。G5′電極部分54の
第2平板部96中の開孔98も、それぞれ2つのセグメ
ント110と112に分割された、平板部96から延び
る凸起を持っている。図9に示すように、セグメント1
06と108は、セグメント110と112と食違いの
間挿関係にある。
【0019】これらのセグメントは、G5電極52およ
びG5′電極部分54にそれぞれ異なる電位が印加され
たとき、各電子ビーム通路に4重極レンズを生成するた
めに利用される。G5電極52またはG5′電極部分5
4に動的電圧差を適当に印加することによって、セグメ
ント106、108、110および112によって形成
される4重極レンズを使用して電子ビームに非点収差の
補正を施して、電子銃または偏向ヨークに生ずる非点収
差を補償することができる。その様な4重極レンズ構造
は、1988年3月15日にブルーム(Bloom)氏
他に与えられた米国特許第4731563号に開示され
ている。
【0020】この発明による新規な第2レンズL2は、
上記したG5およびG5′電極と各電極部分、52およ
び54によって形成される4重極レンズの使用を必要と
しない。第1と第2の平板部88と96を除去しかつ素
子52と54の開口端を相互に固着して作った一体化G
5電極を使用することができる。しかし、その様な電子
銃構造は、特作特性と価格との間の妥協が許されるとい
う点で有用であるかも知れないが、最適化された偏向電
子ビーム形状を生成し得ない。
【0021】この発明の第1推奨実施例としてコンピュ
ータ・モデル化した電子銃の特定寸法を表1に示す。
【表1】
【0022】表1に示す実施例において、電子銃は図2
に示すように電気的に接続される。典型的例としては、
陰極は約150Vで動作し、G1電極は大地電位で、G
2およびG4電極は電気的に相互接続され約300V乃
至1000Vの範囲内で動作し、G3とG5電極も電気
的に相互接続されて約7650Vで動作し、またG6電
極は約25KVの陽極電位で動作する。
【0023】電子銃26′において、第1のレンズL1
(図2)は対称的な形状をもった高品質電子ビームを第
2のレンズL2に供給する。この第1のレンズL1は、
電子銃のビーム形成領域を成し、G1電極44、G2電
極46、およびG3電極48のG2電極に隣接する第1
の部分を持っている。第2のレンズL2は、新規な非対
称的な前置集束レンズであって、G4電極50と、G3
電極48とG5電極52のうち電極50に隣接する各部
分とより成る。
【0024】第1の実施例では、G4電極50の有効な
表裏主表面には同じ形の1対の凹陥部51aと51bが
形成されている(たとえば、図5および6参照)。この
両凹陥部は競走用トラック形であることが好ましいが、
他の形状たとえば矩形で後述する作用を行なうものも、
この発明の範囲内に含まれる。G3およびG5両電極4
8と52の相対向する有効表面は、それぞれ実質的に平
坦である。上述した有効素子の組合せによって4重極電
界が形成され、その電界は非対称的なすなわち非点収差
をもつ前置集束レンズを形成して、水平方向に細長い電
子ビーム(図示省略)を第3のレンズすなわち主集束レ
ンズL3中に送り込む。
【0025】第1のレンズL1内に生じる電子ビームの
クロスオーバ点よりも先の前置集束レンズL2内で非点
収差集束補正を行なうことによって、各4重極電界の有
効度はビーム電流の変化と実質的に無縁になる。更に、
競走用トラック形の凹陥部51aと51bは前置集中作
用を呈し、両側ビームが集束電圧の変動によりスクリー
ン上で集中誤差を生ずる現象を、前置集束レンズL2の
強さにそれを補償するような変化を与えて、除去する。
【0026】こゝでは、2個の凹陥部を有する形につい
て本発明を説明しているが、G4電極50の表裏どちら
かの面に1個だけ凹陥部を形成しても同じ結果を得るこ
とができる。この1個の凹陥部は、両凹陥部51aと5
1bの何れよりも深さが大きく、平面的寸法すなわち縦
の高さおよび水平方向幅は上記両凹陥部のそれよりも小
で、ビームに対してそれと等値な非対称な集中補正を行
なう。1個の凹陥部の寸法は必要とするビーム補正の程
度によって決まる。
【0027】G5′電極部分54とG6電極56の間に
形成される主集束レンズL3も非対称レンズで、収差が
少なく、縦長のすなわち非対称的な形状をもつビームス
ポットをスクリーン中心に形成する。G5′電極部分5
4中の隣接開孔94とG6電極56中の開孔104との
間隔は、陰極からG5電極52の底部における開孔82
までの開孔−開孔間隔6.60mmではなくて、6.2
2mmである。この主集束レンズの低減された開孔−開
孔間隔によって、この主レンズL3の低収差領域を通過
する、事前集中された外側ビームのコマ歪が確実に小さ
くされる。
【0028】図7には、陰極駆動電圧103.2V、G
3/G5集束電圧7650V、アルタ電圧25KV、ビ
ーム電流4mAで動作させた、27型110゜偏向映像
管のスクリーン中央における電子ビームスポットの、コ
ンピュータ・シュミレーションによるグラフが示されて
いる。このビームスポットは、縦軸に沿った長円形で、
ビーム偏向時のヨークによる過集束作用が低減されてい
る。未偏向の中央ビームスポットは、大きな長円形50
%で囲まれたほゞ矩形状の90%ピークビーム電流密度
部分と、5%のピークビーム電流密度部分とを持ってい
る。この5%ピークビーム電流密度スポットの寸法は約
2.5m×4.2mm(H×V)である。G4の凹陥部
51aと51bの幅が表1に規定された値でまたG3電
極の底部からG5′電極部分の頂部までの電子銃全長が
35.05mmに調整されている場合、集束電圧は77
00V以下に保たれ、外側ビームの誤集中は事実上零に
低減する。
【0029】図4について説明した多極レンズを使用
し、非偏向時のG5電極52の電位から、最大偏向時
の、それよりも約1000V正性の電位に及ぶ範囲のダ
イナミック差動電圧をG5′電極部分54に印加するこ
とによって、ビームがスクリーンの周縁部まで偏向され
たときでも、ビーム電流密度のスポット寸法を最適のも
のとすることができる。この動作モードは、1988年
8月16日にニュー(New)氏他に与えられた米国特
許第4764704号中で論議されている。
【0030】この発明の第2の実施例が、G3電極14
8の長さを表1に示された値5.08mmから5.84
mmに伸ばし、非対称前置集束レンズL2を図10に示
されるように変形することによって得られる。この第2
実施例のレンズL2では、G4電極150が約0.02
5インチ(0.64mm)の厚さの実質的に平坦な板材
から成り、その表裏の有効両主表面を貫通して円形開孔
180が設けられている。それぞれG3電極148とG
5電極152と対向している上記の両有効表面には、電
子ビーム用開孔を囲む矩形のスロットがある。図11に
示すように、G3電極148の各スロット149は、幅
Wが5.82mm、高さHが10.16mmである。ま
た、各スロット149の深さd(図10参照)は0.7
6mmである。
【0031】図11に示すスロット−スロット間隔S
は、7.11mmである。この前置集束レンズL2内の
開孔相互間隔sが6.60mmで、スロット−スロット
間隔Sが7.11mmであるから、図11を見れば判る
ように、G3電極148の2個の外側スロット149は
そこに形成されている外側の開孔178よりも外側に偏
位している。G3電極におけるスロット149のこの偏
位と、G5電極152中の上記149と同等寸法のスロ
ット153の同様な偏位とが共働して非対称前置集束レ
ンズL2を形成し、第3レンズL3中に水平方向に長い
電子ビーム(図示省略)を投入する。
【0032】G3電極148とG5電極152のこの新
規なスロット形状は、また、前述した第1実施例の場合
と同様に、事前集中作用を行って両外側ビームのスクリ
ーン面における誤集中を除去する。図12にはこうして
得られるスクリーン中央での縦長のビームスポットのコ
ンピュータ・シュミレーション図形が示されている。2
7型110゜偏向映像管を、アルタ電圧25KV、ビー
ム電流4mAで動作させた場合の、ピーク電流密度90
%および50%のビーム寸法は、図7に示す第1実施例
のそれと同程度であり、ピーク電流密度5%におけるビ
ーム寸法は約2.26mm×3.68mm(H×V)で
ある。なお、そのときの陰極駆動電圧は103.2V
で、G3/G5集束電圧は7650Vである。電子銃の
上記以外のパラメータはすべて表1に示されている通り
である。
【0033】G3電極148またはG5電極152の何
れか一方の有効表面だけにスロットを設けても上記と同
等の特性を得ることができる。1つの有効表面だけにス
ロットを設けた場合には、そのスロットの深さは上述の
場合よりも深くなければならず、また各スロットの小さ
な寸法は減少させ、一方外側スロットの偏位量は増大す
ることになる。
【0034】電子銃を図3に示される電気的構造をとる
ように変形すれば、この発明の第3実施例となる。この
電子銃26″の非対称前置集束レンズL2を図13に示
す。G3電極248の長さは第2実施例で使用された寸
法と同じ5.84mmに保たれ、G3電極のG4電極2
50側の有効主表面には競走用トラック形の凹陥部24
9が形成されている。凹陥部249の、水平方向幅は1
9.43mm、縦の高さは5.84mm、また深さは
0.76mmである。実質的に平坦なG4電極250に
面するG5電極252の有効面にも、上記と同形同寸の
競走用トラック形の凹陥部253が形成されている。
【0035】凹陥部の形状は、競走用トラック形が好ま
しいけれども、前置集中補正機能をもった非対称レンズ
を作るような他の幾何学的形状とすることもできる。こ
の第3実施例では、G4電極250の厚さは約0.64
mmで、そこに円形の開孔280が設けられている。第
3実施例の非対称前置集束レンズL2は、事前集中作用
を行ない、前述したような水平方向に長い(横長の)電
子ビーム(図示省略)を生成し、第3レンズL3中に送
り込む。
【0036】スクリーンの中央における、この得られる
縦長のビームスポットのコンピュータ・シュミレーショ
ン図形を図14に示す。27型110゜偏向映像管を、
アルタ/G4電極電圧25KV、ビーム電流4mAで動
作させたとき、ピークビーム電流密度の90%における
ビーム寸法と形状は、第1および第2実施例におけるよ
りも大きくかつ一層長円形であり、またピークビーム電
流密度50%における長円形スポットは第1の2つの実
施例におけるそれよりも更に縦長である。
【0037】ピークビーム電流密度の5%では、ビーム
スポットの寸法は約1.94mm×3.44mm(H×
V)である。この実施例において、陰極駆動電圧は10
3.2V、G3/G5電極集束電圧は7650V、G2
電圧は代表的な値として約400Vである。電子銃のそ
の他のパラメータは表1に記載の通りである。上記のよ
うに、凹陥部について、もし深さを大きくしかつ平面的
寸法を適切に減少させて上記と同等の動作特性が得られ
るなら、凹陥部を1個だけG3電極248またはG5電
極252の何れかの有効表面に設けても良い。
【0038】非対称前置集束レンズL2の第4の実施例
を図15に示す。G3電極348の長さは5.08mm
であり、またG4電極350に対面する有効表面は実質
的に平坦であり、そこを貫通する3個の円形の開孔37
8を持っている。開孔378の直径は4.01mmであ
る。G4電極350はその表裏有効主表面に矩形スロッ
ト350aと350bが形成されており、スロット35
0aはG3電極348に、350bはG5電極352
に、それぞれ対向している。
【0039】各スロット350aと350bとは、幅が
5.79mm、高さが10.16mm、深さが0.76
mmであり、スロット−スロット間隔は7.01mmで
ある。G4電極350を貫通して形成された円形の開孔
380は、直径が4.01mmであり、かつ図11に示
したスロットについて説明したのと同様に、矩形スロッ
ト350aおよび350bの中に入っている。G4電極
350に対向する、G5電極352の有効な主表面も、
実質的に平坦で、3個の円形貫通開孔382を持ってい
る。この開孔382の直径も4.01mmである。
【0040】前置集束レンズL2内の開孔相互間隔が
6.60mmであり、G4電極350のスロット350
aと350bのスロット−スロット間隔が7.01mm
である限り、外側の2個のスロットは、そのスロット内
に設けられた外側開孔380に対して外側に偏位してい
る。このG4電極のスロットの形状と偏位とによって非
対称レンズが形成され、このレンズは事前集中作用を呈
すると共に、前述のように横長の電子ビーム(図示省
略)を第3レンズL3中に投入する。
【0041】こうして得られる、スクリーン中央部の縦
長ビームスポットのコンピュータ・シュミレーションに
よる図形が図16に示されている。ビームスポットの形
は図14に示されたビーム形状と同様なものである。2
7型110゜偏向映像管を、アルタ/G4電極電圧25
KV、ビーム電流4mAで動作させた場合、ピークビー
ム電流密度90%のビーム寸法は約1.96mm×3.
49mm(H×V)である。このとき陰極駆動電圧は1
03.2V、G3/G5電極集束電圧は7700Vであ
る。この実施例でのG2電圧は通常約400Vであり、
電子銃の上記以外のパラメータはすべて表1に記載の通
りである。
【0042】また変形として、G4電極350の両有
表面のうちその一方のみにスロットを設けることもでき
る。その場合、スロットの深さは増さねばならず、更に
各スロットの小さな寸法は上記した各寸法よりも減少さ
せねばならない。その上、外側の両スロットの偏位量も
増大させて、第4実施例における特性と同等の特性が得
られるようにせねばならない。
【0043】この発明による新規な電子銃は、前述した
米国特許第4764704号に開示されている型の電子
銃に対して対照的である。その米国特許に示されている
形では、図17に示されている前置集束用すなわち第2
レンズのG4電極450と同様なG4電極は、それを貫
通する矩形状の開孔480を持っている。上記先行例の
電子銃の一実施例のコンピュータ・モデルに関する特定
寸法が表2に示されている。その実施例は図2に示すよ
うな電気的構成を有し、図4に示す電子銃と同様な構造
であり、同様な電子銃構成素子には対応する番号の前に
数字4を付加して示してある。
【0044】
【表2】 なお、上記表中 *印は、一体化電極で多極レンズ無し、 **印は、G3の底部開孔470の開孔相互間隔を0.
2635インチ(6.69mm)に増大して集束電圧の
変化による外側電子ビームの位置ずれを除去してある。
【0045】表2に記載された従来の電子銃において、
陰極は約103.2Vの駆動電圧で動作し、G1電極は
大地電位、G2とG4電極は電気的に相互に接続されて
300V乃至1000Vの範囲内で動作し、G3および
G5電極も相互接続されて約6600Vで動作し、かつ
G6電極は約25KVの陽極電位で動作する。この従来
の電子銃の前置集束レンズL2は、実質的に平坦なG4
電極450を貫通して形成された矩形開孔480を有
し、主集束レンズL3に対して水平方向に長い(横長
の)電子ビーム(図示省略)を供給する。こうして得ら
れる、スクリーン中央における縦長のビームスポットの
コンピュータ・シュミレーション図形が図18に示され
ている。ピーク電流密度の5%におけるビーム寸法は、
前述の動作パラメータのとき、約2.30mm×3.4
9mm(H×V)である。
【0046】
【結論】スクリーン上に生成される電子ビームスポット
寸法で判断される、第1乃至第4実施例に示すこの新し
い前置集束レンズL2の動作特性は、G4電極中に矩形
の開孔を有する前置集束レンズを利用する米国特許第4
764704号に記載されている従来型の電子銃の特性
と同程度のものである。表3にその比較結果を示す。
【0047】
【表3】
【0048】以上説明した電子銃構造の4つの実施例
は、電子銃全体を通じて円形の開孔を使用することによ
り、従来の電子銃における矩形のG4電極開孔によって
導入された不整合の問題が少なくなるので、製造が容易
である。更に、従来の電子銃にあっては、両側の電子ビ
ームが集束電圧の変化に伴って集中ずれを起こすことを
防ぐために、G3電極の開孔間隔を僅かに増大させる
(6.60mmから6.69mmに)必要があった。し
かしこの発明では、第1及び第3実施例におけるように
前置集束レンズL2内の競走用トラック形凹陥部の横幅
を調整するか、或いは第2および第3実施例におけるよ
うに前置集束レンズL2内に形成される矩形スロットの
スロット相互間隔を調整することによって、同程度の動
作特性を得ることができる。これら4つの実施例の何れ
においても、陰極42からG5電極52の底部に至る開
孔相互間隔は一定値6.60mmに維持されているの
で、電子銃の組立ておよび整列作業が簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したシャドウマスク型カラー映
像管の一部軸上断面で示す平面図である。
【図2】この発明の実施を可能とする電子銃の軸上断面
側面を示す説明図である。
【図3】この発明の実施を可能とするまた別の電子銃の
軸上断面側面を示す説明図である。
【図4】この発明による新規な電子銃の軸上断面上面図
である。
【図5】この発明による前置集束レンズの第1の実施例
の一部断面で示す上面図である。
【図6】線6−6に沿った断面で示す図5の前置集束レ
ンズの電極の構造を示す図である。
【図7】図5の前置集束レンズ電極を使用した電子銃に
よる電子ビームのスクリーン中央におけるビーム電流密
度の状態を示す図である。
【図8】線8−8に沿った断面で示す図4の電子銃の断
面図である。
【図9】線9−9に沿った断面で示す図4の電子銃の断
面図である。
【図10】この発明の前置集束レンズの第2実施例の一
部断面で示す上面図である。
【図11】線11−11に沿った断面で示す図10の前
置集束レンズ中の電極の断面図である。
【図12】図10に示す前置集束レンズを使用した電子
銃が生成する電子ビームの、スクリーン中央におけるビ
ーム電流密度分布を示す図である。
【図13】この発明の前置集束レンズの第3実施例の一
部断面で示す上面図である。
【図14】図13の前置集束レンズを使用した電子銃が
生成する電子ビームの、スクリーン中央におけるビーム
電流密度分布を示す図である。
【図15】この発明の前置集束レンズの第4実施例の一
部断面上面図である。
【図16】図15の前置集束レンズを使用した電子銃が
生成する電子ビームの、スクリーン中央におけるビーム
電流密度分布を示す図である。
【図17】従来型の前置集束レンズにおける一電極の実
施例の断面図である。
【図18】図17の従来型前置集束レンズ電極を使った
電子銃が生成する電子ビームの、スクリーン中央におけ
るビーム電流密度分布を示す図である。
【符号の説明】
10 カラー陰極線管 11 外囲器 22 スクリーン 26 インライン電子銃 28 3本のインライン電子ビーム 44、46、48、50、52、56 電子銃中の複数
の電極 L1 ビーム形成領域 L2 前置集束領域 L3 主集束レンズ 51a、51b 非対称前置集束手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心電子ビームと2本の外側電子ビーム
    を含む3本のインライン電子ビームを発生してそれを
    初共通平面上にあるビーム通路に沿って内部にあるスク
    リーンに向けて導くインライン電子銃を内部に有する外
    囲器を具え、上記電子銃は、ビーム形成レンズ、前置集
    束レンズおよび主集束レンズを含む3個の電子レンズを
    形成する6個の電極を有し、 上記前置集束レンズは4個の有効表面を含み、そのうち
    の少なくとも1個はそこに形成された1あるいはそれ以
    上の凹陥部を有し、上記有効表面は非点収差をもつ前置
    集束を与える4重極電界を形成し、 上記1あるいはそれ以上の凹陥部は上記外側電子ビーム
    に対して前置集中作用を与え、上記1あるいはそれ以上
    の凹陥部内には3個の円形開孔が形成されている、 カラ
    ー陰極線管。
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