JP2613332B2 - 樹脂被覆膜材 - Google Patents

樹脂被覆膜材

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勇 雑賀
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩ビ樹脂被覆膜材、ゴ
ム引き布、椅子張り膜材等に用いる樹脂被覆膜材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今、基布に塩ビなどの樹脂を片面に被
覆した椅子張り膜材等の家具用樹脂被覆膜材の需要が増
加しており、レーヨン・スフ・モスからなる基布を用い
た樹脂被覆膜材を中心に大量に市販されているが、そこ
で合成繊維からなる基布を用いた樹脂被覆膜材の要望が
増加しており、特に寸法安定性、吸水防止性等の要求が
強い。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記の課題を解決するために
なされたものである。すなわち、寸法安定性、吸水防止
性、樹脂接着性に優れ、ボリューム感のある樹脂被覆膜
材を提供することが本発明の目的である。
【0004】
【発明の構成】すなわち、本発明は、「(請求項1)実
撚、交絡又は仮撚状態でその構成フィラメントの少なく
とも一部が融着硬化されている合成繊維マルチフィラメ
ントが経糸び/又は緯糸に配されている基布の少なく
とも片面に天然ゴム、合成ゴム又は合成樹脂からなる被
覆膜を有する樹脂被覆膜材。」である。
【0005】本発明で用いる用語、語句は以下の定義に
従う。 融着・硬化の判定、および構成フィラメント数に対
する融着・硬化フィラメントの割合の判定法 ここで、融着とは個々のフィラメントが溶融し隣り合う
フィラメントと一体化した状態か一体化に至らないまで
もフィラメント同士の境界面で密着し分離し難い状態を
いう。次に融着の割合判定方法については、任意に選ん
だ融着糸1mを10cm間隙で切断した10本の融着糸を
各々パラフィンに包埋しミクロトームで5〜10ミクロ
ンの厚さの断面を1枚づつ計10枚のプレパラートを作
製し1枚ごとに全断面積と融着部の断面積を求め下記式
(数1)で求めた融着部の割合の10枚の平均値で判定
する。
【0006】
【数1】
【0007】 マルチフィラメント糸の単位長さに対
する融着・硬化したフィラメントの存在割合の判定法 任意に選んだ融着糸1mを5cm間隙で切断した20本の
融着糸を各々パラフィンに包埋しミクロトームで5〜1
0ミクロンの厚さの断面を1枚づつ計20枚のプレパラ
ートを作製し、各プレパラートについて融着部の有無を
測定した後、次の式(数2)で単位長さに対する融着部
の割合を求める。
【0008】
【数2】
【0009】 異形度 原糸(熱処理前又は仮撚前)の断面で最大長さと最小長
を求め次の式(数3)で異形度を表わす。
【0010】
【数3】 (a),(b)は図1に示した断面で長さ測定位置を示
す。 (イ)並行で向い合う辺を有する扁平断面糸 (ロ)直線部を有しない開口断面糸 (ハ)三辺以上を有する多角断面糸 (ニ)放射状断面糸
【0011】 伸長切断強力 任意に採集した40cmの長さの融着糸を5本用意しイン
ストロン引張測定機で試験長20cm、引張速度20cm/
分、チャック固定長、上下各5cm、初荷重1/30gデ
ニール、最大荷重2kgに設定した後、測定を行いスター
トから融着糸が切断するまで強力を記録させ切断点の強
力(g)を記録計より読み取る。同じ測定を5回繰返し
その5回の平均値で表わす。
【0012】 伸度 伸長切断力の測定と同時に伸度も記録させ、測定スター
トから切断点までの伸びを記録計より読取り次の式(数
4)で伸度を表わす。
【0013】
【数4】 同じ測定を5回繰返しその平均で伸度を表わす。
【0014】 樹脂被覆膜材の切断伸度 織物中の縦糸もしくは横糸に沿って幅3cm、長さ30cm
の長方形を5枚作製し、インストロン引張測定機を用い
て、試験長10cm、引張速度20cm/分、最大荷重チャ
ック固定長、上下各5cm、初荷重は織物がたるまない程
度に掛ける。初測定スタートから織物が切断するまでの
伸びと荷重を記録し、最大荷重時の伸びを読取り次の式
(数5)で表わす。
【0015】
【数5】 同じ測定を5回繰返しその平均で伸度を表わす。
【0016】本発明は、前述のように、合成繊維マルチ
フィラメント糸において、該糸が実撚ないしは仮撚状態
で融着処理され、その構成フィラメントの数本が融着・
硬化しているだけで、高度の集束性を呈し、しかも該糸
からなるテープ用基材はその断面方向の形保持性(立体
構造)並びに幅方向の生地立ち性が著しく改善されると
いう知見に基づいている。
【0017】したがって、本発明においては合成繊維マ
ルチフィラメント中での融着・硬化したフィラメントの
割合が重要であるようにも考えられる。しかし、現実に
は構成フィラメントの数本(2〜15本)が融着・硬化
し、かつこのような部分がマルチフィラメント糸の単位
長さに対して70%以上の長さに亘って存在していれ
ば、所望の目的が達成されることが判明した。この場
合、構成フィラメント本数との関係でいえば、該本数に
対して3〜50%の本数に相当するフィラメントが融着
・硬化していることが好ましい。
【0018】また、融着・硬化したフィラメント又はフ
ィラメント群はマルチフィラメント糸の比較的外周部に
存在し、特にマルチフィラメント糸の周りを捲回した状
態で存在していることが好ましい。
【0019】以上のような融着・硬化マルチフィラメン
ト糸は、フラットヤーン(いわゆる生糸)又は仮撚捲縮
加工糸の形をとることができる。以下それぞれの場合の
製造方法の例について述べる。
【0020】(a)フラットヤーンの場合 延伸状態の合成繊維マルチフィラメント糸(通常はトー
タルデニール;40〜250de、フィラメントデニー
ル;0.5〜10de)を撚糸機を用いて実撚あるいは
仮撚具を利用して交互撚糸を付与しつつ、あるいは付与
した後で、加熱ヒーターにより融着させる。この場合の
撚数は糸のデニールに応じて以下の式(数6)で示され
る撚係数(A)として3〜70の範囲から採用する。
【0021】
【数6】 また、一部又は全部のフィラメントを融着・固化させる
には、ヒーター温度として200〜300℃(ヒーター
長が30〜250cmの場合)を採用すればよい。
【0022】(b)仮撚捲縮加工糸の場合 この場合は単糸と芯―鞘構造の仮撚二層構造捲縮加工糸
がある。
【0023】 単糸の場合;延伸された状態(延伸糸
の状態又はPOYのIN―DRAW加工においての延伸
状態)にある合成繊維マルチフィラメント糸を通常の仮
撚捲縮加工工程で構成フィラメントの数本に融着が生じ
るように加工条件、特にヒーター温度を調節する。具体
的には、通常、切断強度が2.0〜9.0g/de、伸
度が20〜70%の合成繊維マルチフィラメント糸を仮
撚係数(α)を0.8〜1.2として、ヒーター温度2
30〜300℃、ヒーター長30〜250cmの範囲で加
工すればよい。
【0024】なお、仮撚係数(α)は
【0025】
【数7】 で示され、Tは仮撚数(回/m)、deは原糸のデニー
ルである。
【0026】上記のような加工条件の範囲から適宜な条
件を選択して、加工糸強度を1.0〜7.0g/de、
加工糸伸度を6〜36%の範囲に収めることが好まし
い。加工糸の形態としては、融着未解撚糸を含むもの
(つまり、S―Z交互撚糸形態)から、実質的に解撚さ
れたものまで含まれるが、一般には、後者の方が樹脂の
保持性の面から有利である。原糸として供される合成繊
維マルチフィラメント糸は、通常、トータルデニールが
40〜250de、フィラメントデニールを0.5〜1
0deのものであればよい。そして、このようなフィラ
メント糸の一部又は全部を異形断面フィラメント、特に
異形度が1.1〜15の異形断面フィラメントで置き換
えたときは、得られる加工糸の空隙性が増加して樹脂含
浸性が一段と向上し、糸の形態固定効果が増す利点があ
る。
【0027】 芯―鞘構造の仮撚二層構造捲縮糸の場
合;この加工糸は、典型的には特公昭61―19733
号公報、同61―19737号公報あるいは同61―3
6103号公報等に記載されている方法によって得るこ
とができる。これら公報に記載されている方法は、伸度
の異なる、2種以上の未延伸フィラメント糸を前交絡し
た後、同時延伸仮撚加工に付して芯―鞘構造、つまり伸
度の低いフィラメント糸を芯部として、この周りに伸度
の高い糸が鞘部として交互撚糸状態で巻き付いた構造の
ものである。この場合、前交絡は本発明の趣旨からして
必ずしも必要ではないが、必要に応じて採用しても構わ
ない。加工方法は、該公報に記載されている方法に準ず
ればよいが、その場合ヒーター温度は高めに設定する必
要がある。芯糸および鞘糸のトータルデニール、フィラ
メント本数の好ましい範囲は以下の通りである。
【0028】
【表1】
【0029】このような二層構造糸においては、融着・
硬化したフィラメントは鞘部に存在することが好まし
い。特に鞘部にあっては、鞘部は交互撚糸状態で芯糸の
周りを取り囲んでいるので、この状態を利用すれば、融
着・硬化フィラメントがマルチフィラメント糸の外周に
位置し、さらにはその周りを捲回した構造をとらせるこ
とができる。このような二層構造糸には付加的な効果が
ある。それは、鞘糸を構成するフィラメント群の一部は
ループ、弛み、あるいは毛羽としてマルチフィラメント
表面から浮き出ているという特性が、樹脂等の保持効
果、すなわち包摂効果を促進することである。つまり、
融着・硬化フィラメント糸が縦糸および/又は緯糸とし
て配されたとき、前記のループあるいは弛みが織目空間
に張り出して、樹脂の付与率、保持性を向上させるので
ある。
【0030】以上の融着・硬化フラットヤーン、仮撚捲
縮加工糸共に、強伸度的には、糸としての伸長切断強力
が200〜1000g、デニールあたりの伸長切断強度
が1.0〜5.0g/d、伸度が5〜36%の範囲にあ
ることが好ましい。また、従来のスフ・モスの紡績糸に
代って使用する場合は、糸の直径を0.05mm以上(デ
ニールにして130de以上)にすればよい。
【0031】なお、本発明における融着・硬化した仮撚
二層構造糸は、上記のものに限定されるものではなく、
他の方法を利用して得たものであってもよい。
【0032】次に、融着・硬化したマルチフィラメント
糸は樹脂被覆膜材とするために製織に供されるが、この
場合は、樹脂被覆膜材の用途、目的に応じて経糸および
/又は緯糸に配する。この時の経糸および緯糸密度は、
融着・硬化したマルチフィラメント糸のデニールにもよ
るが、糸のデニールが40〜250deの場合、前者は
23〜90本/吋、後者は14〜70本/吋の範囲から
選定すればよい。また、経糸と緯糸とは必ずしも同一デ
ニールである必要はないが、経糸の直径と緯糸の直径と
の和が0.1mm以上になることが好ましい。
【0033】このような樹脂被覆膜材を樹脂被覆膜材に
適用する場合には、常法により基材の一方の面には熱可
塑性合成繊維、例えば天然ゴム、合成ゴム、ポリエステ
ル、アクリル、PVC、特にそれらのフイルムをラミネ
ートすればよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、交絡に頼らなくても、
無糊・無撚の状態で製織され、しかも断面方向の形態保
持性(立体構造)並びに幅方向の生地立ち性が著しく改
善された樹脂被覆膜材、さらには、樹脂の“乗り”いわ
ゆる包摂性が著しく改善された樹脂被覆膜材が提供され
る。
【0035】また厚手の樹脂被覆膜材の分野にあって、
これまでレーヨンスフの紡績糸しかなかったことを考え
ると、本発明の意義は多大のものがある。すなわち、単
にレーヨンスルの紡績糸に相当するデニールの合成繊維
マルチフィラメント糸を選ぶだけで、同等の特性、さら
にはレーヨンの欠点とされていた温湿度依存性がなくな
る。この点について、更に述べると、従来の厚手の樹脂
被覆膜材の基材にはレーヨンスフを用いた紡績糸が用い
られていた。紡績糸の場合、紡績で実撚を掛けながら短
繊維を糸条に形成するので実撚形態からくる丸味が糸条
を扁平化しにくくする。またレーヨンスフは伸長切断伸
度も高々15%程度で引裂強力は弱い。湿度依存性が大
きく高温多湿の環境では繊維が吸湿し物性の低下や接着
性能の低下となる。また、雨水や結露など一時的に多量
の水分が付着した場合など繊維中に水がしみこみ性能低
下がより大きくなる欠点がある。本発明では湿度依存性
が殆んどないポリエステルマルチフィラメント等を用い
て厚手の樹脂被覆膜材が提供される。
【0036】以上のことから、本発明は、以下の(a)
〜(s)の態様を含むものである。 (a)構成フィラメント本数の3〜50%が融着・硬化
している樹脂被覆膜材。 (b)融着・硬化したフィラメントがマルチフィラメン
ト糸の単位長さの70%以上の長さに亘って存在する樹
脂被覆膜材。 (c)融着・硬化したフィラメントがマルチフィラメン
ト糸の比較的外周部に存在する樹脂被覆膜材。 (d)融着・硬化したフィラメントがマルチフィラメン
ト糸の周りを捲回した状態で存在する樹脂被覆膜材。 (e)マルチフィラメント糸がフラットヤーンである樹
脂被覆膜材。 (f)マルチフィラメント糸が仮撚捲縮加工糸である樹
脂被覆膜材。 (g)マルチフィラメント糸が仮撚捲縮加工糸の単糸で
ある樹脂被覆膜材。 (h)マルチフィラメント糸が芯―鞘構造の仮撚二層構
造捲縮加工糸である樹脂被覆膜材。 (i)鞘部の構成フィラメントの少なくとも一部が融着
している樹脂被覆膜材。 (j)構成フィラメントの少なくとも一部に異形断面フ
ィラメントを含む樹脂被覆膜材。 (k)異形断面フィラメントの異形度が1.1〜15で
ある樹脂被覆膜材。 (l)合成繊維マルチフィラメント糸の伸長切断強力が
200〜600gである樹脂被覆膜材。 (m)合成繊維マルチフィラメント糸の伸長切断強度が
1.0〜4.0g/deである樹脂被覆膜材。 (n)合成繊維マルチフィラメント糸の伸度が5〜30
%である樹脂被覆膜材。 (o)合成繊維マルチフィラメント糸の直径が0.05
mm以上である樹脂被覆膜材。 (p)縦糸と横糸との直径の和が0.1mm以上である樹
脂被覆膜材。 (q)合成繊維マルチフィラメント糸に疎水性の樹脂を
含浸してなる樹脂被覆膜材。 (r)熱可塑性樹脂のフイルムがラミネート状態で融着
・接着されている樹脂被覆膜材。 (s)融着・硬化した合成繊維マルチフィラメント糸が
配された方向の切断伸度が25%以下である樹脂被覆膜
材。
【0037】
【実施例1】伸長切断伸度が130%のポリエステルマ
ルチフィラメント糸(200デニール48フィラメン
ト;丸断面未延伸糸)と伸長切断伸度が300%のポリ
エステルマルチフィラメント糸(90デニール24フィ
ラメント;三角断面、異形度;1.2、未延伸糸)とを
引揃え、インターレース加工後、延伸仮撚融着加工を行
った。その際の仮撚温度は235℃、仮撚延伸倍率は
1.72倍、仮撚具としての三軸フリクションディスク
の周速度700m/min 、加工速度は350m/min と
して加工糸、155デニール72フィラメントの二層構
造融着糸を得た。この融着糸の伸長切断伸度は18%、
糸強度は3.0g/d、糸の直径は0.12mm(測定は
EIKO, INDUSTRIAL CO. LTD製、DIAL THICKNESS. GAUGE
、通称ピーコックを用いて10cm間隙で20回測定、
その平均値で表わす)であった。この融着糸を経糸およ
び緯糸に用い、経糸密度45本/吋、緯糸密度35本/
吋で無糊・無撚で織成し、得られた生機を基材として厚
さ100ミクロンの塩ビフイルムをカレンダーで溶融押
出して基材の表側に貼り合せてラミネートした。そのと
きのフイルムと基材とを合せた厚みは0.30mmと厚手
であった。得られた樹脂被覆膜材の接着力は1.5kg/
cmと高く、かつ吸水性のない膜であった。
【0038】
【参考例】レーヨン紡績糸177デニール(30番)を
用い、経緯織密度45×35本/吋の織物を用いた基材
に同じように100ミクロンの塩ビフイルムをカレンダ
ーで溶融押出して作製したラミネートの厚さが0.26
mmであることから、本発明の融着糸の厚さは充分すぎる
程の厚さを有するものであることが判る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)扁平断面糸の断面図 (ロ)開口断面糸の断面図 (ハ)多角断面糸の断面図 (ニ)多角断面糸の断面図
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D02G 1/02 D02G 1/02 A 3/40 3/40 D06M 15/693 D06M 15/693

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実撚、交絡又は仮撚状態でその構成フィ
    ラメントの少なくとも一部が融着硬化されている合成繊
    マルチフィラメントが経糸び/又は緯糸に配されて
    いる基布の少なくとも片面に天然ゴム、合成ゴム又は合
    成樹脂からなる被覆膜を有する樹脂被覆膜材。
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