JP2613190B2 - 自主検査用乾燥装置 - Google Patents

自主検査用乾燥装置

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JP2613190B2
JP2613190B2 JP60281574A JP28157485A JP2613190B2 JP 2613190 B2 JP2613190 B2 JP 2613190B2 JP 60281574 A JP60281574 A JP 60281574A JP 28157485 A JP28157485 A JP 28157485A JP 2613190 B2 JP2613190 B2 JP 2613190B2
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孝道 下村
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は米を主として麦などを対象穀物とし、荷受部
・乾燥部・貯留部・調製出荷部などで構成されるライス
センタ・カントリエレベータ・ドライストアなどの穀物
共同乾燥施設における自主検査用乾燥装置に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭58−145493号公報に示す如く、乾燥室内
に定着させた複数の乾燥容器にそれぞれロットのサンプ
ル籾を入れ、一定時間後そのロットのサンプル籾を乾燥
容器から取出す技術がある。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、乾燥容器にサンプル籾を入れる作業
並びに取出す作業を簡単に行えたが、サンプル籾の乾燥
時間が略一定であるから、基準よりも含水率が低く乾燥
しているサンプル籾の投入によってサンプル籾が過乾燥
になって品質が低下する不具合があり、また基準よりも
含水率が高いサンプル籾の投入によってサンプル籾が未
乾燥の状態で取出される不具合があり、公正なサンプル
籾の品質検査を容易に行い得ないという問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本発明は、サンプル穀粒を入れる複数の乾燥
区画(7)…を立体的に配設して、個別的にサンプル穀
粒の乾燥を行なう装置において、乾燥前のサンプル穀粒
を受入れる受入れホッパ(10)と、該受入ホッパ(10)
で受入れたサンプル穀粒を前記乾燥区画(7)に個別的
に搬入する搬入手段とを設けると共に、乾燥終了した穀
粒サンプルを前記乾燥区画から個別的に装置外に搬出す
る穀粒サンプル搬出手段を設けたことを特徴とする。
「作 用」 従って、サンプル穀粒搬入手段によって受入れホッパ
から個々の乾燥区画に入れたサンプル穀粒を乾燥終了す
ると個別的に搬出できるから各乾燥区画に投入するサン
プル穀粒の含水率が相違しても、サンプル穀粒が過乾燥
または未乾燥状態で取出さずにすみ、適宜含水率に乾燥
させたサンプル籾によって公正な品質検査を省力的に行
い得る。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は断面側面図、第2図は正面説明図であり、箱形の
乾燥室(1)を形成する機筺(2)下部にヒータ(3)
を設け、吸気口(4)よりヒータ(3)を介して熱風を
取入れると共に、機筺(2)上部に排気ファン(5)を
取付け、乾燥室(1)の空気を前記ファン(5)により
排気筒(6)から排出するように構成している。
また一定量のサンプル穀粒を入れる複数の乾燥区画で
ある乾燥トレー(7)…を乾燥室(1)内に上下に多段
に立体的に配設し、前記トレー(7)の一側上方に送込
シュート(8)…を、また対向する他側下方に送出部材
である送出シュート(9)…を夫々取付けると共に、受
入れホッパ(10)からのサンプル穀粒を各トレー(7)
…に送込シュート(8)…を介して案内する分配部材で
ある分配シュート(11)を備える。
そしてソレノイド(12)により開閉するシャッタ(1
3)を受入れホッパ(10)出口に設け、また最下段の送
込シュート(8)を除く各シュート(8)…と前記分配
シュート(11)をソレノイド(14)…操作により連通制
御する開閉弁(15)…を設け、前記シャッタ(13)及び
開閉弁(15)の開閉により受入ホッパ(10)のサンプル
穀粒を各トレー(7)…に選択供給すると共に、送出シ
ュート(9)に対向するトレー(7)一側に排出弁(1
6)を取付け、ソレノイド(17)により排出弁(16)を
開閉してトレー(7)内のサンプル穀粒の落下制御を行
うように構成している。
さらに前記トレー(7)内のサンプル穀粒間に突入さ
せてこの静電容量を検出して含有水分を測定する水分セ
ンサ(18)を備える。モータ(19)により検出位置と非
検出位置とに変位させるホルダ(20)に前記センサ(1
8)を取付け、そのホルダ(20)をトレー(7)上方に
進出又は該部から退却させるモータ(21)を設けると共
に、上下のトレー(7)…間に前記ホルダ(20)を昇降
させるモータ(22)を設け、垂直なレール(23)にホル
ダ(20)を支持し、上下多段に設けた各トレー(7)…
内のサンプル穀粒の含有水分を前記センサ(18)により
一定時間毎に自動的に測定するように構成している。
また最上段のトレー(7)を2本のクランクアーム
(24)(25)間に横架させ、各アーム(24)(25)によ
るトレー(7)支持高さを異ならせ、アーム(24)(2
5)の回転駆動によりトレー(7)内のサンプル穀粒を
撹拌する。また次段のトレー(7)を支点軸(26)と偏
心カム(27)により支持し、カム(27)の回転によりト
レー(7)内のサンプル穀粒を撹拌する。またさらに次
段のトレー(7)を2組の折曲自在リンク(28)(29)
により支持し、そのリンク(28)(29)をクランクロッ
ド(30)に連結させ、前記ロッド(30)の回転により前
記リンク(28)(29)を起伏させ、トレー(7)を揺動
させて内部のサンプル穀粒を撹拌する。また最下段のト
レー(7)を支点軸(31)により支持し、その支点軸
(31)をクランクロッド(32)に連結させ、トレー
(7)を揺動駆動して内部のサンプル穀粒の撹拌を行
う。
前記クランクアーム(24)(25)、及び偏心カム(2
7)、及び各クランクロッド(30)(32)を、スプロケ
ット(33)…及びチェン(34)等を介してモータ(35)
により駆動し、トレー(7)…を揺動させて内部のサン
プル穀粒を乾燥させると共に、各トレー(7)…内のサ
ンプル穀粒の含有水分を水分センサ(18)により測定
し、一定含有水分以下に乾燥したときにこのトレー
(7)の排出弁(16)をソレノイド(17)に開放し、内
部の穀粒を送出シュート(9)に排出するもので、空の
トレー(7)に対向する送込シュート(8)を受入ホッ
パ(10)にシャッタ(13)及び開閉弁(15)を介して連
通させ、次のサンプル穀粒を空のトレー(7)に供給す
ることにより、サンプル穀粒を一定以下の含有水分に乾
燥させる一連の乾燥作業を自動的に行わせるものであ
る。
上記から明らかなように、サンプル穀粒を入れる複数
の乾燥区画であるトレー(7)…を乾燥室(1)内に配
設した装置において、受入ホッパ(10)からのサンプル
穀粒を前記トレー(7)…に個別的に搬入する分配部材
である分配シュート(11)と、前記トレー(7)…のサ
ンプル穀粒の含有水分を測定する水分センサ(18)と、
前記トレー(7)…のサンプル穀粒を取出す送出部材で
ある送出シュート(9)とを備え、サンプル穀粒を所定
以下の含有水分に乾燥させる一連の乾燥作業を自動的に
行わせるように構成すると共に、前記乾燥室(1)内で
垂直方向及び水平方向に複数の乾燥トレー(7)…を縦
横に並設させ、分配シュート(11)によって受入ホッパ
(10)から乾燥トレー(7)に入れたサンプル穀粒を、
水分センサ(18)によって測定する含有水分が所定値に
なったとき、送出シュート(9)から個別的に搬出する
から、各乾燥トレー(7)…に投入するサンプル穀粒の
含水率が不均一であっても、サンプル穀粒が過乾燥また
は未乾燥状態で取出される不具合をなくすように構成し
ている。
さらに第3図及び第4図は他の実施例を示すもので、
サンプル穀粒を入れる乾燥容器を無端網ベルト(36)で
形成し、前記ベルト(36)をプーリ(37)(38)を介し
て送込シュート(8)と送出シュート(9)間に張設す
ると共に、ソレノイド(39)により入切操作するクラッ
チ(40)とベベルギヤ(41)(42)などを介してプーリ
(37)(38)をモータ(43)に連結させるもので、送込
シュート(8)からベルト(36)上面にサンプル穀粒を
供給するとき、ベルト(36)を回転させてこの上面にサ
ンプル穀粒を層が薄くなるように落下させ、そしてその
ベルト(36)を停止維持してサンプル穀粒を乾燥させ、
水分センサ(18)により測定するサンプル穀粒の含有水
分が一定以下になったとき、水分センサ(18)出力に基
づいて前記ベルト(36)を回転させてこの上面のサンプ
ル穀粒を送出シュート(9)に排出させ、サンプル穀粒
を乾燥させる一連の作業を自動的に行わせるものであ
る。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、サンプル穀
粒を入れる複数の乾燥区画(7)…を立体的に配設し
て、個別的にサンプル穀粒の乾燥を行う装置において、
乾燥前のサンプル穀粒を受入れる受入ホッパ(10)と、
該受入ホッパ(10)で受入れたサンプル穀粒を前記乾燥
区画(7)に個別的に搬入するサンプル穀粒搬入手段と
を設けると共に、乾燥終了した穀粒サンプルを前記乾燥
区画から個別的に装置外に搬出する穀粒サンプル搬出手
段を設けたもので、サンプル穀粒搬入手段によって受入
ホッパ(10)から乾燥区画(7)に入れたサンプル穀粒
を、含有水分が所定値になって乾燥が終了したとき、サ
ンプル穀粒搬出手段で個別的に搬出するから、各乾燥区
画(7)…に投入するサンプル穀粒の含水率が相違して
も、サンプル穀粒が過乾燥または未乾燥状態で取出され
る不具合をなくすことができ、所定含水率に乾燥させた
サンプル籾によって公正な品質検査を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面側面図、第2図は
正面説明図、第3図は他の実施例を示す断面側面図、第
4図はその正面説明図である。 (1)……乾燥室、(7)……乾燥トレー(乾燥区画) (9)……送出シュート、(10)……受入ホッパ (11)……分配シュート、(18)……水分センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル穀粒を入れる複数の乾燥区画
    (7)…を立体的に配設して、個別的にサンプル穀粒の
    乾燥を行う装置において、乾燥前のサンプル穀粒を受入
    れる受入れホッパ(10)と、該受入れホッパ(10)で受
    入れたサンプル穀粒を前記乾燥区画(7)に個別的に搬
    入するサンプル穀粒搬入手段とを設けると共に、乾燥終
    了した穀粒サンプルを前記乾燥区画から個別的に装置外
    に搬出する穀粒サンプル搬出手段を設けたことを特徴と
    する自主検査用乾燥装置。
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JPS58145493U (ja) * 1982-03-26 1983-09-30 ヤンマー農機株式会社 サンプル籾乾燥装置

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