JP2607450Y2 - マルチプレックスランチャンネル - Google Patents

マルチプレックスランチャンネル

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JP2607450Y2
JP2607450Y2 JP1993068032U JP6803293U JP2607450Y2 JP 2607450 Y2 JP2607450 Y2 JP 2607450Y2 JP 1993068032 U JP1993068032 U JP 1993068032U JP 6803293 U JP6803293 U JP 6803293U JP 2607450 Y2 JP2607450 Y2 JP 2607450Y2
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JP
Japan
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glass
door
seal
run
hanging
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JP1993068032U
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JPH0731442U (ja
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篤治 岩本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドアサッシュの一部で
あって、ボディ開口端縁に取付けたモールと弾接させ、
ドアサッシュ・ボディ間をシールする見切りシールを取
付けると共に、ドアガラスと弾接させ、ドアサッシュ・
ドアガラス間をシールするグラスランを取付けるランチ
ャンネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1を参考にして説明する。従来、ボデ
ィ開口端縁に弾接させ、ドアサッシュ・ボディ間をシー
ルする見切りシールを取付けると共に、ドアガラスと弾
接させ、ドアサッシュ・ドアガラス間をシールするグラ
スランを取付けるランチャンネルとして、図1に示す構
成のものが使用されている。
【0003】すなわち、ランチャンネル50は板金を折
り曲げて断面略L字状に形成してあって、室内側に向か
って、下向きの段状に形成したボディ開口端縁10に沿
って設けるドアサッシュ30の一部として、同じく板金
を折り曲げて形成した断面略U字状のメインフレーム4
0の室外側に結合してあり、その室外側の面に、リテー
ナー51を介して、ドアガラス20と弾接させるグラス
ラン60を嵌着すると共に、フランジ部52にボディ開
口端縁10の室外側段部外面に取付けたモール11と弾
接させる見切りシール70を嵌着してある。72は見切
りシール70の芯金である。なお、グラスラン60の中
空シール部61と見切りシール70のU字状トリム71
とは、上下に相接し、且つ外面が面一になるよう配置し
てあって、上昇したドアガラス20によって突き上げら
れた中空シール部61を、U字状トリム71によって受
け止めるようにしてある。
【0004】その他、12はボディ開口端縁10の室内
側に下方に突出させたフランジ、62はグラスラン60
の下部室外側の面に突設したシールリップ、80は前記
メインフレーム40の上面のリテーナー41に嵌着し、
ボディ開口端縁10と弾接させるメインシール、90は
前記フランジ12に嵌着し、メインフレーム40のカバ
ー42と弾接させるサブシールである。
【0005】しかしながら、上記従来のグランランチャ
ンネル50には、グラスラン60の中空シール部61と
ドアガラス20との間に棒等を差込み、こじ開け、ドア
ロックを開くことを防止する機能がなく、盗難のおそれ
があると共に、グラスラン60及び見切りシール70が
グランランチャンネル50と別体となっていて、組み付
け作業が煩雑となり、外観的にもすっきりしないという
問題点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のグランランチャンネル50には、グラスラ
ン60の中空シール部61とドアガラス20との間に棒
等を差込み、こじ開け、ドアロックを開くことを防止す
る機能がなく、盗難のおそれがあることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図2を参考にして説明す
る。本考案は、ドアサッシュ・ドアガラス20間をシー
ルするグラスラン60と、これとは別体のドアサッシュ
・ボディ間をシールする見切りシール70を取付けてな
るランチャンネルであって、ランチャンネル50を、ド
アガラス20に対し、略垂直方向に車外側に延びるフラ
ンジ部52と、ドアガラス20に対し、略平行に延びる
平行部53とで略L字状に形成し、前記グラスラン60
を前記平行部53に取付け、前記見切りシール70を前
記フランジ部52に取付ける構造で、しかも、前記見切
りシール70の基部75の室外側下端に、ドアガラス2
0の上端部室外側の面を、棒等が差込まれない程度の十
分な重なり幅Aをもって覆う下垂部76を垂設し、その
下垂部76の下端にドアガラス20の上端面と弾接させ
るグラスラン60の上中空シール部分66の一部を室内
側に向けて一体に結合すると共に、前記見切りシール7
0の基部75から下垂部76の下端部にわたって断面略
L字状の芯金77を埋設し、その芯金77を埋設した見
切りシール70の基部75を、ランチャンネル本体50
のドアガラス20に対し、略垂直方向に車外側に延びる
前記フランジ部52の下面に重ねてネジ78等によって
取付け、しかも、ネジ78等を覆うサブリップを前記基
部75の室外側上方に付設してある。
【0008】
【実施例】実施例について説明すると、10は室内側に
向かって、下向きの段状に形成したボディ開口端縁、1
1はそのボディ開口端縁10の室外側に取付けたモー
ル、12は前記ボディ開口端縁10の室内側に下垂させ
たフランジ、20はドアガラス、30はドアサッシュで
あって、断面略U字状のメインフレーム40及びそのメ
インフレーム40の外面に取付けた、断面略L字状のマ
ルチプレックスランチャンネル50よりなる。
【0009】51はそのランチャンネル50の室外側の
面に取付けたリテーナー、52はリテーナー51を取付
けた面の上端に室外側に向かって配設したフランジ部、
60はリテーナー51に嵌着したグラスランであって、
ドアガラス20の室内側の面と弾接させる下中空シール
部分67を一体に結合してある。70は前記モール11
と弾接させる見切りシールであって、次のように構成さ
れる。
【0010】すなわち、75は見切りシール70の基
部、76はその基部75の室外側下端に垂設した、ドア
ガラス20の上端部室外側の面を覆う下垂部であって、
その下端にはドアガラス20の上端面と弾接させるグラ
スラン60の上中空シール部分66を一体に結合してあ
る。
【0011】77は前記基部75及び下垂部76に埋設
した断面略L字状の芯金である。その芯金77を埋設し
た見切りシール70の基部75は、前記ランチャンネル
本体50のフランジ部52の下面に重ねて、ネジ78で
取付けてある。
【0012】なお、ドアガラス20が下垂部76を越え
て室外側に引出されないよう、下垂部76の長さを、閉
じたドアガラス20との重なり幅Aが確保される長さ、
すなわち、その下端が、少なくともドアガラス20の先
端よりも下に来る長さにしてある。
【0013】その他、80は前記メインフレーム40の
上面に、リテーナー41を介して取付け、ボディ開口端
縁10と弾接させるメインシール、90はそのフランジ
12に嵌着し、メインフレーム40のカバー42と弾接
させるサブシールである。又、モール11は設けても良
いし、外しても良い。
【0014】作用について説明すると、閉じたドアガラ
ス20が下垂部76を越えて室外側に引出されないよ
う、下垂部76の長さを、閉じたドアガラス20との重
なり幅Aが確保される長さにしてあるため、グラスラン
60の中空シール部66とドアガラス20との間に棒等
を差込むことが出来ず、こじ開けて、ドアロックを開く
ことが出来ず、盗難を防止することが出来る。また、グ
ラスラン60及び見切りシール70がグラスラン60の
中空シール部66と一体になっていて、単純化されてお
り、組み付けも容易であり、外観も向上する。
【0015】尚、見切りシール70の室内側よりサブリ
ップ79を延設させてネジ78をおおうことにより、見
栄えの向上を図ることができる。又、メインシール80
のサブリップ81をのばしネジ78をおおっても良い。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
グラスラン60の中空シール部66とドアガラス20と
の間に棒等を差込むことが出来ず、こじ開けて、ドアロ
ックを開くことが出来ず、盗難を防止することが出来
る。また、見切りシール70と中空シール部66と一体
になっており、組み付けも容易であり、外観もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例におけるドア上部とボディ開口端縁部分
との鉛直断面図である。
【図2】本考案における図1相当図である。
【符号の説明】
10 ボディ開口端縁 11 モール 12 フランジ 20 ドアガラス 30 ドアサッシュ 40 メインフレーム 41 リテーナー 42 カバー 50 ランチャンネル 51 リテーナー 52 フランジ部 53 平行部 60 グラスラン 61 中空シール部 62 シールリップ 66,67 中空シール部 70 見切りシール 71 U字状トリム部 72 芯金 75 基部 76 下垂部 77 芯金 78 ネジ 79 サブリップ 80 メインシール 81 サブリップ 90 サブシール A 重なり幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−238758(JP,A) 特開 平4−252729(JP,A) 実開 昭62−12519(JP,U) 実開 平2−145518(JP,U) 実公 平3−31606(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアサッシュ・ドアガラス(20)間を
    シールするグラスラン(60)と、これとは別体のドア
    サッシュ・ボディ間をシールする見切りシール(70)
    を取付けてなるランチャンネルであって、ランチャンネ
    ル(50)を、ドアガラス(20)に対し、略垂直方向
    に車外側に延びるフランジ部(52)と、ドアガラス
    (20)に対し、略平行に延びる平行部(53)とで略
    L字状に形成し、前記グラスラン(60)を前記平行部
    (53)に取付け、前記見切りシール(70)を前記フ
    ランジ部(52)に取付ける構造で、しかも、前記見切
    りシール(70)の基部(75)の室外側下端に、ドア
    ガラス(20)の上端部室外側の面を、棒等が差込まれ
    ない程度の十分な重なり幅(A)をもって覆う下垂部
    (76)を垂設し、その下垂部(76)の下端にドアガ
    ラス(20)の上端面と弾接させるグラスラン(60)
    の上中空シール部分(66)の一部を室内側に向けて一
    体に結合すると共に、前記見切りシール(70)の基部
    (75)から下垂部(76)の下端部にわたって断面略
    L字状の芯金(77)を埋設し、その芯金(77)を埋
    設した見切りシール(70)の基部(75)を、前記
    ランジ部(52)の下面に重ねてネジ(78)等によっ
    て取付け、しかも、ネジ(78)等を覆うサブリップを
    前記基部(75)の室外側上方に付設してなるマルチプ
    レックスランチャンネル。
JP1993068032U 1993-11-26 1993-11-26 マルチプレックスランチャンネル Expired - Fee Related JP2607450Y2 (ja)

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JPH0731442U JPH0731442U (ja) 1995-06-13
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JPH02145518U (ja) * 1989-05-16 1990-12-11
JPH0810091Y2 (ja) * 1989-08-07 1996-03-27 ミサワホーム株式会社 パネルの直交結合部構造

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