JP2606169C - - Google Patents

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JP2606169C
JP2606169C JP2606169C JP 2606169 C JP2606169 C JP 2606169C JP 2606169 C JP2606169 C JP 2606169C
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機に関
し、特に、無線信号に含まれる同期信号を受信することにより同期状態を確立す
る間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機(以下
、受信機)は、バッテリーセービング効率を向上させることを目的として用いら
れている。 【0003】間欠受信とは、無線部をオン、オフ制御することであり、バッテリ
ーセイビング効率を向上させるには、当然のことながら、無線部をオンに制御す
る時間を短くすることが要求される。 【0004】また、無線信号に含まれる同期信号を受信することにより同期状態
を確立する受信機は、通常2つ以上の間欠受信モードを備えている。すなわち、
受信機は、電源オン後に設定され、同期信号を受信して同期状態を確立する同期
状態確立モードと、同期状態確立モードに引き続き設定され、自己の呼出番号が
含まれる予め定められたバッチを受信するバッチ受信モードとを備える。 【0005】同期信号を受信することにより同期状態を確立する受信機に適用さ
れる無線信号の信号フォーマットでは、同期信号が予め定められた間隔で繰り返
し送信されている。受信機は、無線部をオンに制御したときに同期信号を受信す
ると、無線信号との同期状態を確立することができる。受信機は、同期状態を確
立すると、前述したバッチ受信モードを設定し、自己の呼出番号を検出したとき
、呼出報知を行う。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した受信機に、バッテリー
セイビング効率を向上させるために、間欠受信時の無線部オン時間を短く設定す
ると、同期状態確立モード時における、同期信号の受信に要する時間が長くなっ
てしまう。その間に、無線基地局が自己の呼出番号を送信すると、受信機は、自
己の呼出番号を受信することができないという問題が生じてしまう。 【0007】一方、受信機に、同期状態をすぐさま確立するために、間欠受信時
の無線部オン時間を長く設定すると、当然のことながら上述したバッテリーセイ
ビング効率を向上させることができない。 【0008】本発明の目的は、上述した課題を解決し、バッテリーセイビング効
率を向上させるとともに、電源オン時にすぐさま同期状態を確立することができ
る間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述した目的を達成するために、本発明による受
信機は、自己の呼出番号を受信することにより呼出報知を行い、バッテリーセイ
ビング効率を向上させるために受信部を間欠受信させ、受信機が、同期信号を検
出できないときは、前記受信部のオンオフ周期を短くするとともに、各周期にお
ける受信部オン時間を短く設定し、各周期を所定回数繰り返すバッテリーセービ
ング部を備える。 【0010】 【作用】上述した構成の採用において、本発明の受信機が、電源オン時に無線部
オン時間を長く設定しているため、同期信号すぐさま受信することができる。 【0011】また、同期信号が検出されないときは、受信機が無線部オン時間を
短く設定するため、バッテリーセイビング効率も向上させることができる。 【0012】 【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。 【0013】図1は、本発明の一実施例を示す受信機のブロック図である。 【0014】図において、アンテナ1は、図示しない無線基地局からの無線信号
を受信する。無線部2は、後述 するバッテリーセイビング信号がハイレベルのとき、電源がオンに制御され、ア
ンテナ1が受信した無線信号を復調、増幅し、復調信号を出力する。波形整形部
3は、デコーダ5が読みとり可能なデジタル信号に復調信号を波形整形し、デジ
タル信号を出力する。 【0015】アドレスメモリ4は、自己の呼出番号を記憶しており、デコーダ5
に自己の呼出番号出力する。デコーダ5は、デジタル信号から、後述する同期信 号およびバッチ番号を検出し、同期検出信号を出力する。また、デコーダ5は、
デジタル信号に含まれる呼出信号と、自己の呼出信号との一致を検出し、一致信
号を出力する。さらに、デコーダ5は、デジタル信号に含まれるメッセージ信号
をデコードし、メッセージ情報を出力する。 【0016】スピーカ駆動部6は、一致信号を電流増幅し、スピーカ駆動信号を
出力する。スピーカ7は、スピーカ駆動信号により駆動され、呼出報知を行う。 【0017】メッセージ制御部8は、デコーダ5の出力したメッセージ情報をメ
ッセージメモリ9に記憶させるとともに、図示しないメッセージ読みだしスイッ
チが操作されると、メッセージメモリ9に記憶されているメッセージ情報を読み
込む。また、メッセージ制御部8は、メッセージ情報の誤り訂正を行い、表示駆
動部10に出力する。表示駆動部10はメッセージ制御部8の出力した誤り訂正
後のメッセージ情報を表示部11に表示するように駆動し、表示部11が、メッ
セージを表示する。 【0018】バッテリーセイビング信号発生部12は、同期検出信号を入力する
ことにより、デジタル信号との同期状態を確立する。また、バッテリーセイビン
グ信号発生部12は、デジタル信号との同期状態が確立されるまでは、後述する
タイミングで無線部2をオンオフ制御するバッテリーセイビング信号を出力する
。一方、バッテリーセイビング信号発生部12は、デジタル信号との同期状態が
確立された後は、自己の呼出番号が含まれる予め定められたバッチを受信するタ
イミングで無線部2をオンオフ制御するバッテリーセイビング信号を出力する。 【0019】図2は、図1に示したバッテリーセイビング信号発生部12の詳細
を説明するブロック図である。 【0020】図において、動作モード記憶部18は、同期状態確立モード時の無
線部2の間欠受信に関する3つのパラメータと3つのモードを記憶している。す
なわち、第1のパラメータは、無線部2のオン時間、第2のパラメータは無線部
2のオフの時間、第3のパラメータは後述するモードの継続回数である。また3
つのモードにおいて、上述した第1、第2および第3のパラメータがそれぞれ異
なるように設定されている。 【0021】ここで図3を用い、上述した3つのモードおよび3つのパラメータ についてさらに詳述する。 【0022】図において、第1のモードでは、無線部2オン時間は30秒、オフ
時間は1分と設定されている。また、無線部2のオン、オフをそれぞれ1回づつ
行うことを1サイクルと定義すると、第1のモードでは、そのサイクルの継続回
数が2回と設定されている。第1のモードにおいて、上述したパラメータに基づ
き、2サイクル無線部2をオンオフ制御したのち、同期信号が検出されないと、
第1のモードと比較してより一層バッテリーセイビイング効率が高い第2のモー
ドに移行する。第2のモードでは、無線部2オン時間は15秒、オフ時間は45
秒と設定されている。また、第2のモードでは、サイクルの継続回数が5回と設
定されている。第3のモードでは、無線部2オン時間は3秒、オフ時間は30秒
と設定されている。また、第3のモードでは、サイクルの継続回数が10回と設
定されている。 【0023】再び図2において、同期状態保持部15は、受信機が同期信号を受
信したか否か、すなわち、受信機が、同期状態確立モードあるいはバッチ受信モ
ードのうち、いずれのモードを設定しているかを記憶する。動作中モードデータ
保持部18は、図3に示した3つのモードのうち、現在受信機に設定されている
モードの3つのパラメータを保持ている。動作モード継続カウンタブ17は、設
定されているモードで、無線部2がオンオフ制御された回数、すなわち、設定さ
れているモードが実行されたサイクル回数をカウントする。バッテリーセイビン
グカウンタ部14は、後述する無線部制御部13により、セット、リセットされ
、無線部2のオン、オフ時間を計時する。 【0024】無線部制御部14は、図示しない電源がオンにされると、同期状態
保持部15に、受信機が同期状態確立モードが設定されていることを記憶させる
。無線部制御部14は、動作モードデータ記憶部18に記憶されているモードお
よびパラメータを読み込む。無線部制御部14は、受信機が同期状態確立モード
を設定しているとき、受信機が現在設定している図3に示したモードおよびパラ
メータを動作中モードデータ保持部16に記憶させる。無線部制御部14は、無
線部2がそれぞれ1回ずつオンオフされると、動作モード継続時間カウンタ部1
7のカウントを1つインクリメントする。無線部制御部14は、同期検出信号を
入 力すると、同期状態保持部15に記憶されている同期状態確立モードをバッチ受
信モードに書き換える。無線部制御部13は、受信機が同期状態確立モードを設
定しているとき、動作中モードデータ保持部16の保持しているパラメータに基
づき、無線部2がオンオフ制御されるように、バッテリーセイビングカウンタ部
14をセットする。無線部制御部13は、受信機がバッチ受信モードを設定して
いるとき、同期信号から自己の呼出番号が含まれる予め定められたバッチまでの
ビット長に基づき、無線部2がオンオフ制御されるように、バッテリーセイビン
グカウンタ部14をセットする。無線部制御部13は、バッテリーセイビングカ
ウンタ部14のカウント値に基づき、バッテリーセイビング信号を出力する。 【0025】次に、本実施例に使用される無線信号の信号フォーマットについて
、図4を用い、説明する。 【0026】図において、1シーケンスは、15のバッチから構成される。バッ
チ0は、プリアンブル、同期信号、バッチ番号、アドレス、およびメッセージか
ら構成される。プリアンブルは、1と0の信号とから構成され、1シーケンスの
始まりを示す。同期信号は、無線信号と受信機とのビット同期をとるるための信
号である。バッチ番号は、現在送信されている信号のバッチ番号を示し、無線信
号と受信機とのバッチの同期をとるるための信号である。アドレスは呼出信号で
あり、さらにメッセージが後続する。バッチ1からバッチ15までには、アドレ
スとメッセージとが含まれ、プリアンブル、同期信号、およびバッチ番号が含ま
れない。なお、1シーケンスの長さは30秒である。 【0027】次に、動作について説明する。 【0028】まず、図5および図6に示す無線部2のオンオフタイミング図を用
い、本発明の概略を説明する。 【0029】図5において、時刻T1、すなわち無線信号のバッチ12のときに
受信機をオンにすると、受信機は、無線部2をオンにし、受信を開始する。受信
機は、同期状態確立モード、さらに第1のモードを設定する。受信機は、時刻T
2でバッチ0を受信することにより同期信号およびバッチ番号を受信し、無線信
号とのビット同期およびバッチの同期をとる。第1のモードでは無線部2のオン
の時間が30秒に設定されており、1シーケンスの長さも30秒のため、受信部 がオンにされると、無線部2の1回目のオンで必ず同期信号およびバッチ番号を
検出することができ、同期状態を確立することができる。受信機は、プリアンブ
ル、同期信号およびバッチ番号を受信すると、同期状態確立モードからバッチ受
信モードを設定し、時刻T2で無線部をオフにする。続いて、受信機は、時刻T
3で自己の呼出番号が含まれているバッチ3を受信するために無線部2を立ち上
げる。バッチ3に自己の呼出番号が含まれてると、受信機は後続するメッセージ
も受信し、時刻T4で無線部をオフにする。受信機は、時刻T5で再びビット同
期およびバッチの同期をとるために無線部2をオンにし、バッチ0を受信し、時
刻T6で無線部をオフにする。受信機は、時刻T7で自己の呼出番号が含まれて
いるバッチ3を受信するために無線部2を立ち上げる。このときのバッチ3には
自己の呼出番号が含まれないため受信機は、メッセージを受信せず、時刻T8で
無線部2をオフにする。 【0030】図6は、受信機が基地局からの無線信号を受信することができない
位置に存在しているときの無線部2のオンオフタイミングを示す。 【0031】図において、時刻T9で受信機をオンにすると、受信機は無線部2
をオンにし、受信を開始する。しかしながら受信機は基地局からの無線信号を受
信することができないできず、雑音のみを受信している。受信機は、無線部2の
オン後、同期状態確立モード、さらに第1のモードを設定する。受信機は、同期
信号およびバッチ番号を受信することができないため、時刻T9から30秒後の
時刻T10で無線部2をオフにする。受信機は、時刻T10から1分が経過する
と、時刻T11で無線部2をオンにする。受信機は、上述した第1のモードで、
無線部のオンオフをそれぞれ2回行う。受信機は、その後、第1のモードから第
2のモードを設定し、時刻T12で無線部をオンにする。受信機は、時刻T12
から15秒後の時刻T13で無線部2をオフにする。受信機は、時刻T13から
30秒が経過すると、時刻T14で無線部2をオンにする。受信機は、上述した
第2のモードで、無線部のオンオフをそれぞれ5回行う。受信機は、その後、第
2のモードから第3のモードを設定し、時刻T15で無線部をオンにする。受信
機は、時刻T15から3秒後の時刻T16で無線部2をオフにする。受信機は、
時刻T16から30秒が経過すると、時刻T17で無線部2をオンにする。受信 機は、上述した第3のモードで、無線部のオンオフをそれぞれ10回行う。その
後、受信機は第3のモードから再び第1のモードを設定し、以降、同期信号およ
びバッチ番号が検出されるまで、上述した動作を継続する。 【0032】次に、図7および8に示すフローチャートを用い、受信機の動作を
さらに詳述する。 【0033】まず、電源がオンにされると(スタート)、無線部制御部13は、
動作モードデータ記憶部18から、第1のモードの3つのパラメータを読み込み
、動作中モードデータ保持部16に記憶させる。また無線部制御部13は、バッ
テリーセイビングカウンタ部14に受信部2をオンに制御する時間、すなわち、
30秒をカウントするようにセットする。さらに無線部制御部13は、動作モー
ド継続時間カウント部17を1にセットするとともに、同期状態持部15に、受
信機が、同期状態確立モードを設定していることを記憶させる(以上S1)。 【0034】無線部制御部13は、バッテリーセイビングカウンタ部14のセッ
トと同時に、バッテリーセイビング信号をハイレベルに変化させ、無線部2をオ
ンに制御する(S2)。 【0035】無線部2のオンにより、アンテナ1は、図示しない無線基地局から
の無線信号を受信し、無線部2、波形整形部3を介して、デコーダ5がデジタル
信号を入力する。デコーダ5は、デジタル信号から、同期信号およびバッチ番号
を検出すると、同期検出信号を無線部制御部13に出力する(S3においてYe
s)。 【0036】無線部制御部13は、同期検出信号の入力により、同期状態保持部
15の記憶を同期状態確立モードからバッチ受信モードに変更する。また、無線
部制御部13は、同期信号と自己の呼出番号が含まれる予め定められたバッチと
のビット長をカウントするようにバッテリーセイビングカウンタ部14をセット
する(以上S8)。 【0037】無線部制御部13は、バッテリーセイビングカウンタ部14のセッ
トと同時に、バッテリーセイビング信号をローレベルに変化させ、無線部2をオ
フに制御する(S9)。 【0038】無線部制御部13は、バッテリーセイビングカウンタ部14が同期 信号と自己の呼出番号が含まれる予め定められたバッチとのビット長をカウント
したことを検出すると、バッテリーセイビング信号をハイレベルに変化させ、無
線部2をオンに制御する(S10)。 【0039】無線部2のオンにより、アンテナ1、無線部2、波形整形部3を介
して、デコーダ5がデジタル信号を入力する。デコーダ5は、デジタル信号に含
まれる呼出信号と、自己の呼出信号との一致を検出すると、一致信号をスピーカ
駆動部6に出力する(S11においてYes)。 【0040】スピーカ駆動部6は、一致信号を電流増幅し、スピーカ駆動信号を
出力し、スピーカ7が、呼出報知を行う。また、メッセージ制御部8は、デコー
ダ5が出力したメッセージ情報、すなわちメッセージ信号をデコードした信号を
メッセージメモリ9に記憶させるとともに、メッセージ情報の誤り訂正を行った
のち、表示駆動部10に出力する。表示駆動部10は誤り訂正後のメッセージ情
報を表示部11に表示するように駆動し、表示部11は、メッセージを表示する
(S12)。 【0041】メッセージの表示により、受信機は一連の動作を終了させる(EN
D)。 【0042】一方、S3においてNoの場合、無線部制御部13は、バッテリー
セイビングカウンタ部14が受信部2をオンに制御する時間、すなわち、いま第
1のモードが設定されているため、30秒をカウントしたことを検出すると、動
作モード継続カウンタ部17がカウントアップしていないことを検出する(S4
においてNo)。すなわち、無線部制御部13は、受信機が第1のモードを設定
しており、そのときのモード継続回数が2回であることを動作中モードデータ保
持部16から読み込み、動作モード継続時間カウンタ部17がカウント値が2未
満であることを検出する。さらに、無線部制御部13は動作モード継続カウンタ
部17のカウント値を1つインクリメントする(以上S5)。 【0043】また、S4においてYesの場合、すなわち、無線部制御部13が
、動作モード継続カウンタ部17がカウントアップしていることを検出すると、
無線部制御部13は、動作モードデータ記憶部18から、次のモード、すなち、
いままで第1のモードが設定されていたのならば第2のモードを、第2のモード
で あったのならば第1のモード、第3のモードであったのならば第1のモードの3
つのパラメータを読みだし、動作中モードデータ保持部16に記憶させる。また
、無線部制御部13は、動作モード継続カウンタ部17を1にセットするととも
に、バッテリーセイビングカウンタ部を、動作中モードデータ保持部16に記憶
されている無線部2オフ時間にセットする(以上S6)。 【0044】S5あるいはS6の処理後、無線部制御部13は、バッテリーセイ
ビング信号をハイレベルからローレベルに変化させ、無線部2をオフに制御する
(S7)。 【0045】無線部制御部13は、バッテリーセイビングカウンタ部14がカウ
ントアップすると、バッテリーセイビング信号をローレベルからハイレベルに変
化させ、無線部2をオンに制御する(S2)。 【0046】以降、上述した動作を受信機は繰り返す。 【0047】本実施例では、同期状態確立モードにおけるモード数を3つとして
説明したが、当然のことながら、本発明は、そのモード数を何等限定するもので
はない。 【0048】また、本実施例では、図4に記す無線信号の信号フォーマットを1
例として説明したが、本発明は、同期信号を受信することにより同期状態を確立
する受信機一般に適用されることはいうまでもなく、本発明は、その信号フォー
マットを何等限定するものではない。 【0049】 【発明の効果】以上説明したように、本発明による受信機は、同期信号を受信す
ることにより同期状態を確立するとき、受信機の間欠受信動作タイミングを可変
する構成を採用したため、受信機が、基地局からの無線信号を受信することがで
きる位置に存在しているとき、無線部の1回目の立ち上げで同期信号を受信する
ことができ、同期状態を確立することができる。 【0050】また、受信機が無線信号受信することができないとき、バッテリー
セイビング効率を向上させるように、間欠受信動作タイミングを可変させ、無線
部オン時間を短くなるように設定するため、電池寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す受信機のブロック図。 【図2】図1に示したバッテリーセイビング信号発生部の詳細を説明するブロッ
ク図。 【図3】本発明の一実施例である同期状態確立モード時におけるモードとそのパ
ラメータの関係を示す表。 【図4】本発明の一実施例を示す無線信号の信号フォーマット。 【図5】本発明の一実施例を示す無線部のオンオフタイミングを説明する波形図
(その1)。 【図6】本発明の一実施例を示す無線部のオンオフタイミングを説明する波形図
(その2)。 【図7】本発明の一実施例を示す受信機の動作を説明するフローチャート(その
1)。 【図8】本発明の一実施例を示す受信機の動作を説明するフローチャート(その
2)。 【符号の説明】 1 アンテナ 2 無線部 3 波形整形部 4 アドレスメモリ 5 デコーダ 6 スピーカ駆動部 7 スピーカ 8 メッセージ制御部 9 メッセージメモリ 10 表示駆動部 11 表示部 12 バッテリーセイビング信号発生部 13 無線部制御部 14 バッテリーセイビングカウンタ部 15 同期状態保持部 16 動作中モードデータ保持部 17 動作モード継続時間カウンタ部 18 動作モードデータ記憶部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基地局からの無線信号に含まれる自己の呼出信号を受信すること
    により呼出報知を行い、受信部を間欠受信させる間欠受信機能を有する無線選択
    呼出受信機において、 前記無線信号に含まれるデジタル信号に対して同期を確立することができない
    場合には、前記受信部のオンオフ周期を短くするとともに、各周期における受信
    部オン時間を短く設定し、各周期を所定回数繰り返すバッテリーセービング手段
    を備えることを特徴とする間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項2】 前記間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機が、前記無線信号
    に含まれる同期信号を検出することにより、前記無線信号の受信可否を判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項3】 前記バッテリーセービング手段が、前記無線手段のオン時間を複
    数記憶している記憶部と、前記同期信号を検出する同期信号検出部と、前記同期
    信号検出部が同期信号を検出しないとき、前記記憶部の記憶に基づいて、前記無
    線手段オン時間を短く設定する無線制御手段とを備えることを特徴とする請求項
    2記載の間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項4】 前記記憶部が、前記同期信号が繰り返し送信されるその周期より
    も長い第1の無線手段オン時間と、前記第1の無線手段オン時間よりも短い第2
    の無線手段オン時間とを記憶していることを特徴とする請求項3記載の間欠受信
    機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項5】 無線信号を受信するアンテナと、前記アンテナの受信する前記無
    線信号を復調する無線部と、前記復調信号に含まれる同期信号を検出する同期検
    出部と、前記同期検出部が同期を確立することができないとき、前記無線部のオ
    ンオフ周期を短くするとともに、各周期における無線部オン時間を短く設定し、
    各周期を所定回数繰り返すバッテリーセービング部とを備えることを特徴とする
    無線機。 【請求項6】 無線信号を受信するアンテナと、前記アンテナの受信する前記無 線信号を復調、増幅する無線手段と、前記無線手段の出力を波形整形し、デジタ
    ル信号を出力する波形整形手段と、前記デジタル信号に含まれる同期信号を検出
    する同期検出手段と、前記デジタル信号に含まれる自己の呼出番号を検出する呼
    出番号検出手段と、前記呼出番号が検出されると呼出報知を行う呼出報知手段と
    、同期を確立することができないとき、前記無線手段のオンオフ周期を短くする
    とともに、各周期における無線手段オン時間を短く設定し、各周期を所定回数繰
    り返すバッテリーセービング手段とを備えることを特徴とする間欠受信機能を有
    する無線選択呼出受信機。 【請求項7】 前記バッテリーセービング手段が、前記無線手段のオン時間を複
    数記憶している無線手段オン時間記憶部と、前記同期信号検出部が同期信号を検
    出しないとき、前記無線手段オン時間記憶部の記憶に基づいて、前記無線手段オ
    ン時間を短く設定する無線制御部とを備えることを特徴とする請求項6記載の間
    欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項8】 前記無線手段オン時間記憶部が、前記同期信号が繰り返し送信さ
    れる周期よりも長い第1の無線手段オン時間と、前記第1の無線手段オン時間よ
    りも短い第2の無線手段オン時間とを記憶していることを特徴とする請求項7記
    載の間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項9】 前記バッテリーセービング部が、前記同期信号を検出したか否か
    を記憶する同期状態記憶部と、前記無線手段オン時間記憶部が記憶している無線
    手段オン時間のうち、現在設定されている無線手段オン時間を保持する動作時間
    保持部と、前記動作時間保持部の保持している無線手段オン時間を計時するバッ
    テリーセービングカウンタ部とを備えることを特徴とする請求項8記載の間欠受
    信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項10】 前記無線手段オン時間記憶部が、前記第1および第2の無線手
    段オン時間で前記無線手段をオンに制御させる上限の回数を記憶しており、前記
    無線制御部が、前記状態記憶部が、前記同期信号を検出していないことを記憶し
    ているときに、前記動作時間保持部の保持しているオン時間で、前記無線手段を
    、前記無線手段オン時間記憶部が記憶している上限の回数だけオンにしているか
    否かを検出し、さらに前記同期信号が検出されないことを検出すると、前記動作
    時 間保持部の保持している無線手段オン時間を、前記無線手段オン時間記憶部に記
    憶されている無線手段オン時間に基づき、短くなるように書き換え、以降、前記
    動作時間保持部の保持している無線手段オン時間に基づき、前記無線手段をオン
    に制御することを特徴とする請求項9記載の間欠受信機能を有する無線選択呼出
    受信機。 【請求項11】 基地局からの無線信号を復調する第1のステップと、前記復調
    信号から同期信号を検出する第2のステップと、同期を確立することができない
    とき、無線信号を復調する無線部のオンオフ周期を短くするとともに、各周期に
    おける無線部オン時間を短く設定し、各周期を所定回数繰り返す第3のステップ
    とを有することを特徴とする間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機のバッテ
    リーセービング方法。 【請求項12】 前記第3のステップが、現在設定されている前記無線部オン時
    間で予め定められた回数オンにされたか否かを検出する第4のステップと、現在
    設定されている前記無線部オン時間が前記予め定められた回数オンにされ、かつ
    前記同期信号が検出されないとき、前記無線部オン時間を短く設定する第5のス
    テップとを有することを特徴とする請求項11記載の間欠受信機能を有する無線
    選択呼出受信機のバッテリーセービング方法。 【請求項13】 前記間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機が、前記無線手
    段オン時間が短く設定される場合に、無線手段オフ時間を短く設定するバッテリ
    ーセービング手段を備えることを特徴とする請求項1記載の間欠受信機能を有す
    る無線選択呼出受信機。 【請求項14】 現在設定されている前記無線手段オン時間が予め定められた回
    数オンにされ、かつ前記同期信号が検出されないとき、前記第1の無線手段オン
    時間を設定するバッテリーセービング切替手段を有することを特徴とする請求項
    4記載の間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。 【請求項15】 現在設定されている前記無線手段オン時間が予め定められた回
    数オンにされ、かつ前記同期信号が検出されないとき、前記第1の無線手段オン
    時間を設定するバッテリーセービング切替手段を有することを特徴とする請求項
    8記載の間欠受信機能を有する無線選択呼出受信機。

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