JP2603955B2 - 音声会議装置 - Google Patents

音声会議装置

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JP2603955B2
JP2603955B2 JP62185170A JP18517087A JP2603955B2 JP 2603955 B2 JP2603955 B2 JP 2603955B2 JP 62185170 A JP62185170 A JP 62185170A JP 18517087 A JP18517087 A JP 18517087A JP 2603955 B2 JP2603955 B2 JP 2603955B2
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echo canceling
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昭二 牧野
正和 西野
弘 及川
隆 佐伯
直英 櫛笥
重信 南
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Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、スピーカとマイクロホンを用いて電話回線
または専用回線を介して拡声通話により会議を行なう音
声会議装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の音声会議装置は第2図のブロック図に
示すように、有線回線1に接続された2線4線変換回路
2により、会議相手側に対して送信する送話信号と会議
相手側から受信される受話信号とを分離したうえ、受話
信号については第1の反響消去回路3,可変利得アンプ4,
第2の反響消去回路5を介して増幅回路6に入力し、こ
の増幅回路6で所定音量レベルとなるように受話信号を
増幅し、スピーカ7から可聴音として拡声発音されると
共に、会議参加者の全員あるいは数人に1個ずつ割当て
られたマイクロホン8から入力された送話信号は増幅回
路9で増幅の後、第2反響消去回路5及び第1の反響消
去回路3を介して2線4線変換回路2に入力し、この回
路2を介して有線回線1から送信するように構成されて
いる。
第1の反響消去回路3は破線で示すように2線4線変
換回路2の送話信号経路から受話信号経路への回り込み
信号を消去するもので、例えば適応型有限インパルス応
答フィルタ等の適応型フィルタで構成される。また、第
2の反響消去回路5は破線で示すようにスピーカ7とマ
イクロホン8との音響結合による回り込み信号を消去す
るもので、前記の第1の反響消去回路3と同様に適応型
フィルタ等で構成される。
また、利得可変アンプ4は受話音量を制御信号VOLの
レベルに応じて制御するものである。
このような構成により、会議相手側と拡声通話によっ
て会議を進めることができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、第1,第2の反響消去回路3,5では有線回線
の雑音レベルや室内騒音レベル等の関係によりその消去
可能なレベルが制限されている。このため、第2図のよ
うに受話信号経路に利得可変アンプ4を挿入した構成で
は、受話音量を所定値以上に大きく設定すると、スピー
カ7とマイクロホン8との音響結合および2線4線変換
回路2での回り込みによる一巡利得が増大し、いわゆる
ハウリングが生ずるおそれがあり、このため受話音量を
制限させて、公衆回線等のように損失が大きい回線を使
用した時にスピーカ7の音量が小さくなって内容の聴き
取りが不充分になるという問題が生じていた。
本発明の目的は、損失の大きい有線回線を使用した時
でも充分な音量スピーカから発生させ、会議を円滑に進
めることができめる音声会議装置を提供することにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、回線に接続さ
れ、該回線を介して会議相手側から送られてきた受話音
声信号を音声信号受話路に出力することともに、音声信
号送話路を伝送された送話音声信号を前記会議相手側に
送出するために該回線を出力する分離回路と、前記音声
信号受話路を伝送される受話音声信号を可聴音として発
生するスピーカと、会議通話のための音声を入力して該
音声を前記送話音声信号に変換して前記音声信号送話路
に出力するマイクロホンと、前記音声信号受話路と前記
音声信号送話路との間に接続され、前記分離回路での回
り込み信号を消去する第1の反響消去回路と、前記音声
信号受話路と前記音声信号送話路との間に接続され、前
記スピーカと前記マイクロホンの音響結合による回り込
み信号を消去する第2の反響消去回路とを有する音声会
議装置において、前記第1の反響消去回路と前記第2の
反響消去回路との間の前記音声信号送話路に設けられた
第1の可変損失素子と、前記第1の反響消去回路と前記
第2の反響消去回路との間の前記音声信号受話路に設け
られた増幅回路および第2の可変損失素子と、前記スピ
ーカに対する音量設定信号に対応して前記第2の可変損
失素子の損失を制御するとともに、該音量設定信号が予
め設定された所定値を越えると、受話状態にあるときは
前記第1の可変損失素子の損失を増加させ、送話状態に
あるときは前記第1の可変損失素子の損失を減少させる
とともに前記第2の可変損失素子の損失を増加させる音
量制御回路とを具備することを特徴とする。
(作用) スピーカに対する音量設定信号が予め設定された所定
値を越えると、受話状態にあるときは前記第1の可変損
失素子の損失を増加させ、送話状態にあるときは前記第
1の可変損失素子の損失を減少させるとともに前記第2
の可変損失素子の損失を増加させ、これによりスピーカ
に対する音量設定を大きくした場合でも分離回路での回
り込みおよびスピーカとマイクロホンの音響結合による
回り込みによる、いわゆる一巡利得の増大によるハウリ
ングを減少させる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
第2図と同一部分は同一記号で表している。第1図にお
いて、第2図の従来構成と異なる点は可変利得アンプ4
の代わりに固定利得増幅回路10aと可変損失素子10bとで
構成された可変利得増幅回路10を設けると共に、第2反
響消去回路5と第1反響消去回路3との間の送話信号路
に可変損失素子11を設け、さらにこれら可変損失素子1
0,11を制御する音量制御回路12を設けたことである。
ここで、音量制御回路12には、増幅回路6,の入力信号
TSO、増幅回路9の出力信号TSおよび2線4線変換回路
2の送話入力信号RSO,受話出力信号RS、ならびに音量制
御信号VOLが入力されている。
以上の構成において、音量制御信号VOLで示される音
量設定値が所定値以下の場合は、ハウリングが起る恐れ
がないため、音量制御回路12はスピーカ7からの受話音
量のみを制御信号VOLで設定された音量に制御すべく可
変損失素子10bに該設定音量に対応した損失を挿入す
る。
しかし、音量制御信号VOLで示される音量設定値が所
定値以上の場合(例えば20dB以上)、単純に送話及び受
話経路の可変損失素子11及び10bの損失量を減少させる
とハウリングが起る恐れがある。そのため、本実施例で
は、音量制御信号VOLで示される音量設定値が所定値以
上であると判断すると、音量制御回路12が送話状態及び
受話状態に応じて可変損失素子11及び10bの損失制御を
行ないハウリングを起こりにくくしている。まず、音量
制御回路12が所定値以上の音量設定がなされたと判断す
ると、送話信号入力TSと受話入力信号RSとに基づき送話
状態か受話状態かを判断する。受話状態であると判断す
ると、音量制御回路12は音量制御信号VOLに基づき受話
信号経路の可変損失素子10bの損失を低減させるべく損
失制御(利得制御)を行なう。これによって、受話の音
量は設定値に応じた大きなものとなる。この際、音量制
御回路12は、音量制御信号VOLに基づき制御される可変
損失素子10bの損失減少によってもハウリングを生じに
くくするため、送話信号経路の可変損失素子11の損失を
増加すべく制御する。つまり、所定値以上の音量設定が
なされた場合の受話状態においては、受話側の損失減少
分を送話側の損失を増加することによって相殺し、ハウ
リングが生じないようにループ利得を制御している。
逆に、送話状態であると判断すると、音量制御回路12
は音量制御信号VOLに基づき送話信号経路の可変損失素
子11の損失を低減させるべく損失制御(利得制御)を行
なう。これによって、送話の音量は設定値に応じた大き
なものとなる。この際、音量制御回路12は、音量制御信
号VOLに基づき制御される可変損失素子11の損失減少に
よってもハウリングを生じにくくするため、受話信号経
路の可変損失素子10bの損失を増加すべく制御する。つ
まり、所定値以上の音量設定がなされた場合の送話状態
においては、送話側の損失減少分を受話側の損失を音声
制御信号VOLに基づく値よりも増加することによって相
殺し、ハウリングが生じないようにループ利得を制御し
ている。送話状態、受話状態における可変損失素子10
b、11のハウリング防止のための損失制御は、スピーカ
7とマイクロフォン8との間の空間結合による受話信号
の回り込み及び2線4線変換回路2の側音による送話信
号の回り込みにおけるハウリング影響を鑑み設定され
る。
ところで、送話状態から受話状態あるいは逆に受話状
態から送話状態への移行をスムーズに行なわせるべく本
実施例では、音量制御回路12は、それら移行状態を検出
し、可変損失素子10b、11に対する損失制御をスムーズ
に行ない、違和感を低減するように制御している。この
ような移行状態の検出は、音量制御回路12によって行な
われ、送話状態から受話状態への移行は送話信号入力TS
と増幅回路6の入力信号TSOとに基づき検出され、受話
状態から送話状態への移行は受話入力信号RSと送話入力
信号RSOとに基づき検出される。
また、受話信号経路および送話信号経路に挿入する損
失は受話音量を大きく設定した時のハウリング防止分だ
けのものであるため、通話品質の劣化は小さく、損失の
大きい公衆回線を使用した時に受話音量を上げた時でも
十分な通話品質を確保することができる。
なお、反響消去回路3,5、可変損失素子11および可変
利得増幅回路10は全てディジタル信号処理回路に置換で
きることは言うまでもなく、このようにした場合には回
路の規模をさらに小さくすることができる。又、本実施
例では、送話・受話の状態検出を送話信号入力TSと受話
入力信号RSとに基づき行なったが、反響消去回路3の出
力と送話信号入力TSとに基づき行なっても良いし、入力
信号TSOと送話信号入力TSとに基づき行なっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明においては、受話音量が大
きく設定された時に受話信号経路および送話信号経路に
ハウリング防止に必要とする最小限の損失を挿入するよ
うにしたため、損失の大きい公衆回線を使用した時に受
話音量を大きく設定せざるを得ない時でもハウリングの
発生が回避され、スピーカから充分な音量で発生させた
音声によって円滑な会議通話を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来の音声会議装置の構成を示すブロック図である。 1……有線回線、2……2線4線変換回路、3……第1
の反響消去回路、5……第2の反響消去回路、7……ス
ピーカ、8……マイクロホン、10……可変利得増幅回
路、10a……固定利得増幅回路、10b,11……可変損失素
子、12……音量制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及川 弘 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 佐伯 隆 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 櫛笥 直英 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 南 重信 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (56)参考文献 特開 昭61−66458(JP,A) 特開 昭64−24555(JP,A) 特開 昭63−253759(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線に接続され、該回線を介して会議相手
    側から送られてきた受話音声信号を音声信号受話路に出
    力するとともに、音声信号送話路を伝送された送話音声
    信号を前記会議相手側に送出するために該回線に出力す
    る分離回路と、 前記音声信号受話路を伝送される受話音声信号を可聴音
    として発生するスピーカと、 会議通話のための音声を入力して該音声を前記送話音声
    信号に変換して前記音声信号送話路に出力するマイクロ
    ホンと、 前記音声信号受話路と前記音声信号送話路との間に接続
    され、前記分離回路での回り込み信号を消去する第1の
    反響消去回路と、 前記音声信号受話路と前記音声信号送話路との間に接続
    され、前記スピーカと前記マイクロホンの音響結合によ
    る回り込み信号を消去する第2の反響消去回路とを有す
    る音声会議装置において、 前記第1の反響消去回路と前記第2の反響消去回路との
    間の前記音声信号送話路に設けられた第1の可変損失素
    子と、 前記第1の反響消去回路と前記第2の反響消去回路との
    間の前記音声信号受話路に設けられた増幅回路および第
    2の可変損失素子と、 前記スピーカに対する音量設定信号に対応して前記第2
    の可変損失素子の損失を制御するとともに、該音量設定
    信号が予め設定された所定値を越えると、受話状態にあ
    るときは前記第1の可変損失素子の損失を増加させ、送
    話状態にあるときは前記第1の可変損失素子の損失を減
    少させるとともに前記第2の可変損失素子の損失を増加
    させる音量制御回路と を具備することを特徴とする音声会議装置。
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