JP2603021B2 - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの制御装置

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JP2603021B2
JP2603021B2 JP4012888A JP1288892A JP2603021B2 JP 2603021 B2 JP2603021 B2 JP 2603021B2 JP 4012888 A JP4012888 A JP 4012888A JP 1288892 A JP1288892 A JP 1288892A JP 2603021 B2 JP2603021 B2 JP 2603021B2
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relay
passenger conveyor
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electric motor
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康雅 治田
明夫 岩田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B50/00Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗客コンベアの制御
装置に関し、特に水平形のマンコンベアを除く、エスカ
レータまたは傾斜形の動く歩道に対してのみ有効である
乗客コンベアに係り、ブレーキ故障時の安全性を確保す
るものである。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアには、運転休止状態におい
て踏段が移動しないように、ブレーキが具備され制動力
が与えられて踏段の移送が停止されている。また、該ブ
レーキに、踏段上の重量物によって踏段が下降方向に自
走することを防止するために、踏段を停止した位置に保
持する機構が設けられている。
【0003】例えば利用客が休止中の乗客コンベアを階
段代りに利用すると、踏段は下降方向に大きな力を受け
るので、前述したようなブレーキが故障していた時又は
設計上予測した乗客より多くの人が階段代りに利用した
時には乗客コンベアが下降方向に自走して危険である。
【0004】このような現象に対応する従来技術とし
て、例えば特開昭63−160990号公報に示すよう
に、踏段の自走を検出する検出手段を備え、踏段を下降
方向に移送運転させてしまうものがある。また、実開昭
63−130482号公報に示すように、踏段の自走を
制御する制御手段を備えるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術において、例えば特開昭63−160990
号公報では自走を検出すると急に踏段を下降運転するた
め、乗客が転倒する危険性があり、少なくとも下降し始
めないと制御が作動しなく、完全に安全とは言えなかっ
た。
【0006】また、実開昭63−130482号公報で
は充分な制動力が得られず、大幅な安全性向上が図れな
かった。一方、上記対策として、複数のブレーキを備え
ることが一般的な対応であるが、コスト及びスペース上
の問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、電動機の停止後、乗客が階段
代りに利用したとき踏段が下降しないように、運転休止
後の乗客コンベアの制動保持能力を大幅に向上して安全
性を確保することができる乗客コンベアの制御装置を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベアの制御装置は、駆動用の電動機と、無端状に配列さ
れて移送可能な踏段と、運転指令信号によって上記電動
機を駆動して上記踏段を移送運転させる制御装置とを具
備した乗客コンベアにおいて、上記電動機に対し、低ト
ルクの駆動力を発生させる電源手段と、上記電動機の休
止指令後、一定時間経過した後に上記電動機に上記電源
手段による電源を供給して乗客コンベアの上昇方向に低
トルクの駆動力を与えるようにした制御手段を備えたも
のである。
【0009】
【作用】この発明においては、制御手段により、電動機
の休止後、一定時間経過した後に電動機に上昇方向に低
トルクをかけるべく電源供給を制御する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1は電動機駆動回路の回路図を示す。図1にお
いて、1は無端状に配列された乗客コンベアの踏段を移
送させる駆動用電動機、2と4は過電流遮断器、3は過
電流遮断器2を介して供給される三相交流電源を降圧す
る三相トランスで、その降圧出力は過電流遮断器4と後
述する供給電圧制御用電磁接触器9の常開接点9a及び
過電流リレー6を介して電動機1に供給される。
【0011】また、16a及び17aは後述する上昇及
び下降運転用リレー16及び17の常開接点で、上記電
磁接触器9の常開接点9aの開放時に、過電流リレー5
を介して電動機1へ供給する電源の相順を切り換えて、
電動機1の回転方向を切り換えるようになっている。
【0012】次に、図2は図1のR1 ,S1 端子に接続
されたブレーキ回路の回路図を示す。図2において、7
は過電流遮断器、8は後述する走行リレー18の常閉接
点18bを介して励磁制御され設定時間が経過するとそ
の常開限時接点8aを閉じる限時継電器、9は該常開接
点8aと過電流リレー6の常閉接点6aを介して励磁制
御されて図1に示す常開接点9aを閉じることより電動
機1への供給電圧を全電圧状態から降下トランス3によ
る降圧電圧に切り換える供給電圧制御用電磁接触器であ
る。
【0013】また、10はブレーキ回路駆動用直流電源
を得るダイオードスタック、11は後述する上昇または
下降運転用リレー16または17の常開接点16b,1
7bと走行リレー16の常開接点18aの閉成時に上記
ダイオードスタック10による直流電源が供給されて励
磁するブレーキコイル、12はこのブレーキコイル11
に並列接続された放電抵抗である。
【0014】さらに、図3は乗客コンベアの制御回路を
示す回路図である。図3において、5aは図1に示す過
電流リレー5の常閉接点、13と14は上昇運転用と下
降運転用起動スイッチ、15は停止スイッチ、16と1
7は上昇運転用と下降運転用リレーで、それぞれ常開接
点16c及び16dと、17c及び17d、及び常閉接
点16eと17eを有する。そして、18は走行リレー
を示す。
【0015】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。今、図1と図2において、過電流遮断器2,4,7
がいずれも閉じている状態で、図3に示す上昇運転用起
動スイッチ13が閉じると、図3において、R2 −安全
スイッチ群−過電流リレー5の常閉接点−停止スイッチ
15−上昇運転用起動スイッチ13−常閉接点17e−
上昇運転用リレー16−S2 の閉回路により上昇運転用
リレー16が付勢される。
【0016】この上昇運転用リレー16が付勢される
と、その常開接点16c,16dが閉成するので、R2
−安全スイッチ群−停止スイッチ15−常開接点16c
−常閉接点17e−上昇運転用リレー16−S2 の閉回
路により上昇運転用リレー4が自己保持すると共に、R
2 −安全スイッチ群−停止スイッチ15−常開接点16
c−常閉接点17e−常開接点16d−走行リレー18
−S2 の閉回路により走行リレー6が付勢される。
【0017】また、図2のブレーキ回路において、上記
上昇運転用リレー16と走行リレー18の付勢によって
それらの常開接点16bと18aが閉成されるので、ダ
イオードスタック10−常開接点16b−ブレーキコイ
ル11−常開接点18a−ダイオードスタック10の閉
回路により乗場コンベアのブレーキコイル11が付勢さ
れて、ブレーキが解放される。そして、図1において、
上昇運転用リレー16の常開接点16aが閉成されるこ
とにより、電動機1に全電圧が供給されて乗客コンベア
は上昇方向に起動される。
【0018】ここで、電動機1への全電圧電源供給路に
過電流が流れると、過電流リレー5が励磁し、図3に示
すその常閉接点5aが開放することにより、上記上昇運
転用リレー16と走行リレー18は消勢し、従って、図
1の常開接点16aは閉成状態から開放し、乗客コンベ
アは停止する。
【0019】次に、上記走行リレー18の消勢により、
図2に示すその常閉接点18bが開放状態から閉成し、
2 −常閉接点18b−限時継電器8−S2 の閉回路に
より限時継電器8が付勢される。この付勢によって常開
限時接点8aが設定時間後閉成されるので、R2 −常開
限時接点8a−過電流リレー6の常閉接点6a−供給電
圧制御用電磁接触器9−S2 の閉回路により電磁接触器
9が付勢される。
【0020】この電磁接触器9が付勢されると、図1に
示すその常開接点9aが閉成され、電動機1にはトラン
ス3で降圧した電源が供給される。この時、図2に示す
ブレーキコイル11は消勢されたままで、乗客コンベア
は上昇方向のカ行がなされたままブレーキでロックされ
る。
【0021】すなわち、トランス3の2次電圧の設定に
よって、電動機1にはブレーキロックで乗客コンベアが
起動しない程度の低圧電源を供給できる。この時、電動
機電流が大きければ、過電流リレー6が動作し図2に示
すその常閉接点6aが開放するので上記電磁接触器9は
消勢し図1に示すその常開接点9aは開放して電動機1
への電源供給は断たれる。
【0022】これにより、従来はブレーキの制動保持ト
ルクのみで停止中の乗客荷重を保持していたが、電動機
1に上昇方向のトルクを作用させておくことにより、こ
の分だけ、乗客荷重の保持能力をアップすることが可能
である。しかし、この時、休止中に電動機1に発生させ
るトルクがブレーキトルクよりも大きいと、コンベアが
上昇方向に動いてしまう。
【0023】このため、電動機1に発生させる上昇方向
のトルクは、ブレーキトルク以下(約50%程度が良
い)とする必要があり、例えば50%トルクを発生させ
た時、保持トルクは従来に比べ150%となることにな
る。
【0024】実施例2.なお、上記実施例1では降圧ト
ランス3を用いて電動機1に低トルクを発生させる電源
手段を構成したが、その他、インバータ、スターデルタ
結線等の方式によって降下した電源を供給するようにし
ても同様な効果が期待できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、休止
時に電動機に対し上昇方向の低トルクを発生させるよう
にしたので、乗客保持能力を向上させることができ、休
止時の乗客荷重による自走を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電動機駆動回路の回
路図である。
【図2】この発明の一実施例によるブレーキ回路の回路
図である。
【図3】この発明の一実施例による制御回路の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 電動機 3 降圧トランス 8 限時継電器 8a 常開限時接点 9 供給電圧制御用電磁接触器 9a 常開接点 11 ブレーキコイル 16 上昇運転用リレー 18 走行リレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用の電動機と、無端状に配列されて
    移送可能な踏段と、運転指令信号によって上記電動機を
    駆動して上記踏段を移送運転させる制御装置とを具備し
    た乗客コンベアにおいて、上記電動機に対し、低トルク
    の駆動力を発生させる電源を供給する電源手段と、上記
    電動機の休止指令後、一定時間経過した後に上記電動機
    に上記電源手段による電源を供給して乗客コンベアの上
    昇方向に低トルクの駆動力を与える制御手段とを備えた
    ことを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
JP4012888A 1992-01-28 1992-01-28 乗客コンベアの制御装置 Expired - Lifetime JP2603021B2 (ja)

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JP2002234685A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Mitsubishi Electric Corp マンコンベアの制御装置
CN103193146B (zh) * 2012-01-05 2015-02-18 苏州远志科技有限公司 一种自动扶梯电源***

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