JPH0716540Y2 - 踏切遮断機 - Google Patents

踏切遮断機

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JPH0716540Y2
JPH0716540Y2 JP1989073480U JP7348089U JPH0716540Y2 JP H0716540 Y2 JPH0716540 Y2 JP H0716540Y2 JP 1989073480 U JP1989073480 U JP 1989073480U JP 7348089 U JP7348089 U JP 7348089U JP H0716540 Y2 JPH0716540 Y2 JP H0716540Y2
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contact
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motor
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久男 渡辺
雅永 春田
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子制御駆動モータを使用して遮断桿を昇降
駆動する踏切遮断機に関し、特に、モータが故障した時
に遮断桿を確実に下降させることのできる踏切遮断機に
関する。
〈従来の技術〉 列車位置を検知し、その位置検知信号に基づいてモータ
を駆動制御して遮断桿を自動的に昇降させる踏切遮断機
において、近年では遮断桿駆動用モータとしてメインテ
ナスの容易な電子制御駆動モータが実用化されつつあ
る。
電子制御駆動モータでは、列車位置検知信号に基づいて
発生する遮断桿の上昇指令又は下降指令が電子制御回路
に入力すると、電子制御回路により例えばトランジスタ
等の半導体素子をオン・オフ制御してモータの界磁巻線
の各相の通電方向を制御し、入力した指令に応じてモー
タの回転方向を制御して遮断桿を昇降制御するように構
成されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、モータを用いて遮断桿を昇降動作させる踏切
遮断機においては、停電等のモータへの電源供給が停止
するような故障が発生した場合は、ウエイトバランスに
より遮断桿が自重で下降して遮断桿が閉状態になるよう
に構成され、安全性を高めている。
本考案は、電源供給が停止するような故障の場合だけで
なく、遮断機の動作に異常が発生した時には、確実に遮
断桿を閉状態にする電子制御駆動モータを使用する踏切
遮断機を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案は、遮断桿下降時に遮断桿駆動電源供給
が停止した時に遮断桿が自重で下降して閉状態となる構
成の踏切遮断機において、遮断桿駆動指令部と、遮断桿
駆動部と、遮断桿下降時間計測部と、遮断桿駆動電源遮
断部と、を備え、前記遮断桿駆動指令部は、列車の有無
に応じて前記遮断桿駆動部へ遮断桿昇降動作指令を発生
するものであり、励磁時に閉成する定位接点(1a,1c)
及び非励磁時に閉成する反位接点(1b)を有する昇降制
御リレー(1)からなり、該昇降制御リレー(1)は、
直流電源端子(A,B)間に接続され、列車接近時に直流
電源端子(A,B)に電圧が印加されて励磁される構成で
あり、前記遮断桿駆動部は、遮断桿を昇降駆動するもの
であり、回路制御器(2)と、ブレーキ制御リレー
(3)と、ブレーキ(4)と、電子制御駆動モータ
(5)と、を備え、前記回路制御器(2)は、遮断桿の
開位置直前で閉成する接点(2a)と閉位置直前で閉成す
る接点(2b)とを備え、前記ブレーキ制御リレー(3)
は、励磁時に閉成する定位接点(3a,3d)及び非励磁時
に閉成する反位接点(3b,3c)を有し、前記定位接点(1
a)が閉成した時に回路制御器(2)の接点(2a)を介
して直流電源端子(C,D)間に接続し、前記反位接点(1
b)が閉成した時に回路制御器(2)の接点(2b)を介
して直流電源端子(C,D)間に接続する構成であり、前
記ブレーキ(4)は、前記ブレーキ制御リレー(3)の
定位接点(3a)を介して前記直流電源端子(C,D)間に
接続する構成であり、前記電子制御駆動モータ(5)
は、遮断桿を駆動するモータ部(5B)と、前記モータ部
(5B)の回転方向を制御する制御部(5A)とからなり、
前記制御部(5A)は、前記ブレーキ制御リレー(3)の
反位接点(3b,3c)を介して前記直流電源端子(C,D)間
に接続する構成であり、前記昇降制御リレー(1)が励
磁状態の時に前記モータ部(5B)を遮断桿上昇方向に回
転させ、前記昇降制御リレー(1)が非励磁状態の時に
前記モータ部(5B)を遮断桿下降方向に回転させる構成
であり、前記遮断桿下降時間計測部は、遮断桿の下降時
間が正規時間内か否かを計測するものであり、励磁時に
閉成する定位接点(9a)を有する時素リレー(9)から
なり、該時素リレー(9)は、リレー部(9A)と、タイ
マ部(9B)とを備え、前記リレー部(9A)は、互いに並
列接続する前記定位接点(1c),(3d)を介して直流電
源端子(E,F)間に接続する構成であり、タイマ部(9
B)は、前記リレー部(9A)に並列接続するコンデンサ
(C)と抵抗(R)を備え、該コンデンサ(C)は、遮
断桿の正規下降時間と略同じ時間の放電時定数を有する
構成であり、前記遮断桿駆動電源遮断部は、遮断桿が正
規下降時間以内に所定の閉位置まで下降しない時にモー
タ部(5B)への通電を遮断するものであり、励磁時に閉
成する定位接点(10a,10b)を有するモータ断リレー(1
0)からなり、前記定位接点(10a,10b)が、前記モータ
部(5B)の3つの界磁コイル(U,V,W)のうちの2つと
それぞれ直列接続する構成であり、前記定位接点(10a,
10b)が開成した時にモータ部(5B)への通電を遮断す
る構成であり、列車の接近により遮断桿が下降動作した
時に、正規時間内に所定の閉位置に遮断桿が下降しない
時は、ブレーキ制御リレー(3)の定位接点(3d)が閉
成動作する以前にコンデンサ(C)の放電が終了してリ
レー部(9A)が非励磁となり、その定位接点(9a)が開
成してモータ断リレー(10)が非励磁となり、その定位
接点(10a,10b)が開成してモータ部(5B)の界磁コイ
ル(U,V)への通電が停止し、遮断桿が自重により閉位
置に下降する構成とした。
〈作用〉 上記の構成によれば、列車が接近して遮断桿を閉位置に
下降させる際に、モータ駆動部等の異常で、遮断桿が正
規の下降時間以内に所定の閉位置に下降しない場合に
は、モータへの電源供給が強制的に停止され、遮断桿が
自重によって自動的に閉位置まで下降し踏切が閉鎖され
る。
これにより、踏切での事故が未然に防止でき、安全性が
向上するようになる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例の要部である踏切遮断機のモ
ータ通電制御回路を示し、第2図は遮断機の駆動回路全
体を示す。
まず、第2図で踏切遮断機の駆動回路全体について説明
する。
1は直流電源端子A,B間に接続され列車検知の有無に応
じて励磁・無励磁となることにより遮断桿の上昇・下降
を制御するための昇降制御リレー、2は遮断桿の回動角
度が略水平な下降位置に対して85°〜90°の時閉成する
接点2aと、0°〜5°の時閉成する接点2bとを有する回
路制御器、3は前記回路制御器2及び前記昇降制御リレ
ー1の定位接点1a又は反位接点1bを介して直流電源端子
C,Dに接続するブレーキ制御リレー、4は前記ブレーキ
制御リレー3の定位接点3aを介して前記直流電源端子C,
Dに接続される遮断桿停止直前で制動力を発生するブレ
ーキ、5はブレーキ制御リレー3の2つの反位接点3b,3
cを介して直流電源端子C,Dに接続する電子制御駆動モー
タで、制御部5Aとモータ部5Bとで構成されている。尚、
第2図中6はスナップスイッチ、7はサージアブソー
バ、8は押しボタンスイッチである。
次に、第1図のモータ通電制御回路について説明する。
図において、直流電源端子E,F間には、前記昇降制御リ
レー1とブレーキ制御リレー3のそれぞれの定位接点1
c,3dの並列回路と、リレー部9A及びコンデンサC1,調整
用コンデンサC2,抵抗Rからなるタイマ部9Bとで構成さ
れた時素リレー9とが接続されている。また、前記定位
接点1c,3dの並列回路と時素リレー9に対して並列に、
時素リレー9の定位接点9aとモータコイルの各相U,V,W
間の電流を遮断するためのモータ断リレー10との直列回
路が接続されている。
前記時素リレー9は、電源が遮断されてから所定時間T
(例えば6秒〜7秒)の間はコンデンサC1の放電電流に
より励磁状態を保持できるよう構成されており、前記所
定時間Tは遮断桿の正規の下降時間(例えば5秒〜6
秒)以上に設定しておく。尚、調整用コンデンサC2は前
記所定時間Tを設定する時の微調整用である。
前記モータ断リレー10は、電子制御駆動モータ5のモー
タ部5Bに設けられる界磁コイルの各相U,V,Wのうち2つ
の相(例えばU,V)と直列にその定位接点10a,10bが接続
してある。
次に動作を説明する。
まず、第2図を参照して列車通過に伴う遮断機の遮断桿
回動動作について説明する。
列車の通過がなく遮断桿が上昇位置に停止している状態
では、直流電源端子A,Bに電圧が印加されており、昇降
制御リレー1が励磁状態にある。従って、定位接点1aが
接続状態にあり、回路制御器2の接点2aが接続している
のでブレーキ制御リレー3が励磁状態にあり、その定位
接点3aが接続してブレーキ4が動作状態になっていて遮
断桿を上昇位置に停止保持している。
この状態から列車の接近が検知されると、直流電源端子
A,Bが開放され昇降制御リレー1が無励磁になり、前記
定位接点1a側から反位接点1b側に切換わる。これによ
り、ブレーキ制御リレー3が無励磁になり、その定位接
点3aが開放されブレーキ4の制動力がなくなる。また、
ブレーキ制御リレー3の反位接点3b,3cが接続状態とな
り、電子制御駆動モータ5が直流電源端子C,Dに接続さ
れる。そして、前記昇降制御リレー1の動作条件信号S
の入力により、励磁状態から無励磁状態に変化したと制
御部5Aが判断すると、モータ部5Bを遮断桿下降方向に回
転駆動制御して遮断桿を下降させる。尚、モータ5は、
昇降制御リレー1が励磁状態で上昇方向へ回転し、無励
磁状態で下降方向へ回転する。ここで、昇降制御リレー
1が遮断桿駆動指令部に相当し、回路制御器2、ブレー
キ制御リレー3、ブレーキ部4及び電子制御駆動モータ
5で遮断桿駆動部を構成している。
遮断桿が下降し下降位置に対して5°の位置まで下降す
ると、回路制御器2の接点2bが接続しブレーキ制御リレ
ー3が反位接点1bを介して通電され励磁される。これに
より、その定位接点3aが接続し、反位接点3b,3cが開放
されるので、ブレーキ4が制動力を発生すると共に、電
子制御駆動モータ5への電源供給が断たれてモータ5が
停止し、遮断桿を下降位置に停止保持して踏切を閉鎖す
る。
その後、列車が踏切を通過し終わると、再び直流電源端
子A,Bに電圧が印加されて昇降制御リレー1が励磁さ
れ、反位接点1b側から定位接点1a側に切換わる。これに
より、ブレーキ制御リレー3が無励磁になり、その定位
接点3aが開放されブレーキ4の制動力がなくなる。ま
た、ブレーキ制御リレー3の反位接点3b,3cが接続状態
となり、電子制御駆動モータ5が直流電源端子C,Dに接
続される。そして、前記昇降制御リレー1の動作条件信
号Sの入力により、無励磁状態から励磁状態に変化した
と制御部5Aが判断すると、モータ部5Bを遮断桿上昇方向
に回転駆動制御して遮断桿を上昇させる。
そして、遮断桿が下降位置に対して85°の位置まで上昇
すると、回路制御器2の接点2aが接続しブレーキ制御リ
レー3が定位接点1aを介して通電され励磁される。これ
により、その定位接点3aが接続し、反位接点3b,3cが開
放されるので、ブレーキ4が制動力を発生すると共に、
電子制御駆動モータ5への電源供給が断たれてモータ5
が停止し、遮断桿を上昇位置に停止保持して踏切を開放
する。
次に本実施例の特徴であるモータ通電制御について第1
図を参照して説明する。
遮断桿が、上昇位置にある時は昇降制御リレー1の定位
接点1c及びブレーキ制御リレー3の定位接点3dの両方が
接続しており、下降位置にある時はブレーキ制御リレー
3の定位接点3dが接続しており、上昇途中では昇降制御
リレー1の定位接点1cが接続しており、このときにコン
デンサC1は充電される。また、時素リレー9のリレー部
9Aは励磁状態にあり、その定位接点9aが接続し、モータ
断リレー10は励磁状態にあり、その定位接点10a,10bは
いずれも接続して電子制御駆動モータ5のモータ部5Bの
各相U,V,W間は接続されモータ5への通電が可能な状態
になっている。
今、上昇位置にある遮断桿が、列車の検知により下降動
作を開始した場合、まず、列車検知信号により昇降制御
リレー1が無励磁になりその定位接点1cが開放される。
また、昇降制御リレー1の無励磁により定位接点1a側か
ら反位接点1b側へ切換わったことにより、ブレーキ制御
リレー3が無励磁となり、その定位接点3dも開放される
ので、その後はコンデンサC1の放電電流により時素リレ
ー9は励磁状態に保持される。遮断桿が正常に動作して
正規の下降時間内に下降を完了すれば、コンデンサC1
放電電流がなくなる以前にブレーキ制御リレー3の定位
接点3dが接続するので、時素リレー9は励磁状態が継続
され、モータ断リレー10は励磁状態に保持され、モータ
5の各相U,V,W間は遮断されることはなく、常に電源の
供給が可能な状態になっている。
一方、遮断桿の下降動作において、遮断桿が正規の下降
時間内に下降せずコンデンサC1の放電電流がなくなる以
前に所定の下降位置まで下降しない場合には、ブレーキ
制御リレー3の定位接点3dが接続しないので、時素リレ
ー9は無励磁となり、その定位接点9aが開放し、モータ
断リレー10が無励磁となる。これにより、その定位接点
10a,10bが開放するので、モータ5の各相U,V,W間が電気
的に遮断され、モータ5への電流供給が停止され、遮断
桿のウエイトバランスによ自重で遮断桿が下降し踏切を
閉鎖する。時素リレー9が遮断桿下降時間計測部に相当
し、モータ断リレー10が遮断桿駆動電源遮断部に相当す
る。
かかる構成によれば、電子制御駆動モータ5の制御部5B
等遮断機の駆動回路になんらかの異常が発生して遮断桿
が正規の時間内に下降しない時は、自動的にモータ部5B
の界磁コイルの各相U,V,W間を遮断してモータ5への通
電を停止して遮断桿を自重で下降させるので、踏切が閉
鎖され踏切での事故を未然に防止することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、遮断機のモータ駆
動部に異常が発生した時には、モータの界磁コイル各相
間を遮断してモータへの通電を停止して遮断桿を自重で
下降させる構成としたので、遮断機異常時に確実に踏切
を閉鎖することができる。従って、踏切での事故を未然
に防止することができ安全性をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部回路図、第2図は
同上実施例の遮断機の全体駆動回路図である。 1……昇降制御リレー(遮断桿駆動指令部)、2……回
路制御器(遮断桿駆動部)、3……ブレーキ制御リレー
(遮断桿駆動部)、4……ブレーキ部(遮断桿駆動
部)、5……電子制御駆動モータ(遮断桿駆動部)、9
……時素リレー(遮断桿下降時間計測部)、10……モー
タ断リレー(遮断桿駆動電源遮断部)
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−104511(JP,U) 実開 昭47−26710(JP,U) 実開 昭59−75794(JP,U) 実公 昭39−17005(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮断桿下降時に遮断桿駆動電源供給が停止
    した時に遮断桿が自重で下降して閉状態となる構成の踏
    切遮断機において、遮断桿駆動指令部と、遮断桿駆動部
    と、遮断桿下降時間計測部と、遮断桿駆動電源遮断部
    と、を備え、 前記遮断桿駆動指令部は、列車の有無に応じて前記遮断
    桿駆動部へ遮断桿昇降動作指令を発生するものであり、 励磁時に閉成する定位接点(1a,1c)及び非励磁時に閉
    成する反位接点(1b)を有する昇降制御リレー(1)か
    らなり、該昇降制御リレー(1)は、直流電源端子(A,
    B)間に接続され、列車接近時に直流電源端子(A,B)に
    電圧が印加されて励磁される構成であり、 前記遮断桿駆動部は、遮断桿を昇降駆動するものであ
    り、 回路制御器(2)と、ブレーキ制御リレー(3)と、ブ
    レーキ(4)と、電子制御駆動モータ(5)と、を備
    え、 前記回路制御器(2)は、遮断桿の開位置直前で閉成す
    る接点(2a)と閉位置直前で閉成する接点(2b)とを備
    え、 前記ブレーキ制御リレー(3)は、励磁時に閉成する定
    位接点(3a,3d)及び非励磁時に閉成する反位接点(3b,
    3c)を有し、前記定位接点(1a)が閉成した時に回路制
    御器(2)の接点(2a)を介して直流電源端子(C,D)
    間に接続し、前記反位接点(1b)が閉成した時に回路制
    御器(2)の接点(2b)を介して直流電源端子(C,D)
    間に接続する構成であり、 前記ブレーキ(4)は、前記ブレーキ制御リレー(3)
    の定位接点(3a)を介して前記直流電源端子(C,D)間
    に接続する構成であり、 前記電子制御駆動モータ(5)は、遮断桿を駆動するモ
    ータ部(5B)と、前記モータ部(5B)の回転方向を制御
    する制御部(5A)とからなり、 前記制御部(5A)は、前記ブレーキ制御リレー(3)の
    反位接点(3b,3c)を介して前記直流電源端子(C,D)間
    に接続する構成であり、前記昇降制御リレー(1)が励
    磁状態の時に前記モータ部(5B)を遮断桿上昇方向に回
    転させ、前記昇降制御リレー(1)が非励磁状態の時に
    前記モータ部(5B)を遮断桿下降方向に回転させる構成
    であり、 前記遮断桿下降時間計測部は、遮断桿の下降時間が正規
    時間内か否かを計測するものであり、 励磁時に閉成する定位接点(9a)を有する時素リレー
    (9)からなり、該時素リレー(9)は、リレー部(9
    A)と、タイマ部(9B)とを備え、 前記リレー部(9A)は、互いに並列接続する前記定位接
    点(1c),(3d)を介して直流電源端子(E,F)間に接
    続する構成であり、タイマ部(9B)は、前記リレー部
    (9A)に並列接続するコンデンサ(C)と抵抗(R)を
    備え、該コンデンサ(C)は、遮断桿の正規下降時間と
    略同じ時間の放電時定数を有する構成であり、 前記遮断桿駆動電源遮断部は、遮断桿が正規下降時間以
    内に所定の閉位置まで下降しない時にモータ部(5B)へ
    の通電を遮断するものであり、 励磁時に閉成する定位接点(10a,10b)を有するモータ
    断リレー(10)からなり、前記定位接点(10a,10b)
    が、前記モータ部(5B)の3つの界磁コイル(U,V,W)
    のうちの2つとそれぞれ直列接続する構成であり、前記
    定位接点(10a,10b)が開成した時にモータ部(5B)へ
    の通電を遮断する構成であり、 列車の接近により遮断桿が下降動作した時に、正規時間
    内に所定の閉位置に遮断桿が下降しない時は、ブレーキ
    制御リレー(3)の定位接点(3d)が閉成動作する以前
    にコンデンサ(C)の放電が終了してリレー部(9A)が
    非励磁となり、その定位接点(9a)が開成してモータ断
    リレー(10)が非励磁となり、その定位接点(10a,10
    b)が開成してモータ部(5B)の界磁コイル(U,V)への
    通電が停止し、遮断桿が自重により閉位置に下降する構
    成である 踏切遮断機。
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