JP2602948B2 - 半導体ウェーハの研削装置 - Google Patents

半導体ウェーハの研削装置

Info

Publication number
JP2602948B2
JP2602948B2 JP9038789A JP9038789A JP2602948B2 JP 2602948 B2 JP2602948 B2 JP 2602948B2 JP 9038789 A JP9038789 A JP 9038789A JP 9038789 A JP9038789 A JP 9038789A JP 2602948 B2 JP2602948 B2 JP 2602948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
semiconductor wafer
rotary table
outlet
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9038789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02269564A (ja
Inventor
勝規 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP9038789A priority Critical patent/JP2602948B2/ja
Priority to AU52120/90A priority patent/AU637087B2/en
Priority to CA002012878A priority patent/CA2012878C/en
Priority to DK90105542.6T priority patent/DK0388972T3/da
Priority to EP90105542A priority patent/EP0388972B1/en
Priority to DE69024681T priority patent/DE69024681T2/de
Priority to KR1019900004924A priority patent/KR930010977B1/ko
Publication of JPH02269564A publication Critical patent/JPH02269564A/ja
Priority to US07/747,494 priority patent/US5113622A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2602948B2 publication Critical patent/JP2602948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、研削砥石の砥面に冷却液を導入して被削材
たる半導体ウェーハを冷却しながら研削する半導体ウェ
ーハの研削装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の研削装置にあっては、冷却水の入口温度
と出口温度を検出して研削温度を計測する思想はなかっ
た。被削材たる半導体ウェーハを冷却する場合、流入口
から冷却水を流し続け、吸熱後は機器の底部に設けたド
レンパンで受けるようにしていて、吸熱後の冷却水を積
極的に集水しようとする構造のものは存在しなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
半導体ウェーハの研削加工、特に、GaAs半導体ウェー
ハの回路パターン形成後ダイシング前のいわゆるバック
グラインドにおいては、回路パターンも完成されてお
り、ここでウェーハを損傷することは歩留まりの点で大
きな問題となる。
しかるに、半導体ウェーハの研削加工に際し、半導体
ウェーハに発生する組織的変形、研削焼け、研削割れ又
は残留応力の遺留等の原因が、その研削により発生する
研削熱によってもたらされることが知られており、ま
た、研削異常が発生した場合、急激に研削熱が上昇する
ことも経験的に良く知られている。このことから上記の
ような不具合を無くすため、あるいは研削異常を発見す
るためにも、研削温度を計測することが必要となってき
た。
研削温度の計測では、半導体ウェーハに直接温度計を
接触させる方法は困難を伴うため、簡単かつ確実な方法
として、冷却液の入口温度と出口温度の温度差を測定
し、流量との関係から研削温度求めることが考えられ
る。しかし、従来の研削装置にあっては、吸熱後の冷却
液を積極的に集水する構造にはなっておらず研削温度の
計測には不都合なものであった。すなわち、機器底部の
ドレンパンを介して流出口に冷却液を集水したときに
は、冷却液は停溜等によりすでにかなりの放熱がなされ
ていたり、他の内部機器の熱的影響を受けていたりして
いて、上記出口温度の測定が不正確になることが想定さ
れる。
本発明は、吸熱後の冷却液を積極的に集水するように
して、正確な研削温度を求め得る半導体ウェーハの研削
装置を提供することをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成すべく、研削砥石の砥面に流
出口を介して冷却液を導入し、回転テーブルのステージ
の中央に吸着載置した被削材たる半導体ウェーハを冷却
しながら研削する半導体ウェーハの研削装置において、
ステージの周縁部を上方に延出して形成した周壁と、当
該周壁の内側と回転テーブルの側面に形成した放流口と
を連通する連通流路と、当該放流口の回転軌跡に沿わせ
て設けた集水樋と、冷却液の流入口の上流側と集水樋に
連なる流出口の下流側とにそれぞれ設けた温度検出手段
とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
流入口から研削砥石の砥面に導かれた冷却液は、被削
材たる半導体ウェーハを冷却し、回転テーブルのステー
ジから連通流路、放流口、そして集水樋に導かれて流出
口に至る。
ここで、ステージの周縁部に周壁を形成することによ
り、回転テーブルの遠心力により周縁部に向って流れる
冷却液は、周壁に邪魔されてステージの外側に流れ出す
ことがない。また、周壁の内側と放流口とを連通する連
通流路を形成することにより、冷却液を周壁の内側から
回転テーブルの外側に導くことができる。更に、放流口
の回転軌跡に沿わせて集水樋を設けることにより、回転
テーブルの外側に導びかれた吸熱後の冷却水をすべて一
箇所に集めることができる。そして、流入口及び流出口
にそれぞれ温度検出手段とを設ければ、冷却水の入口温
度と出口温度を正確に測定することができる。
〔実施例〕
本発明を、回路パターン形成後ダイシング工程前に半
導体ウェーハを所定の厚さに研削する研削装置に実施し
た場合について説明する。
第1図に示すように、半導体ウェーハWの研削装置1
は、半導体ウェーハWを吸着載置する回転テーブル2
と、その上方に半導体ウェーハWを研削する研削砥石3
とを備えており、回転テーブル2は駆動装置(図示せ
ず)により半導体ウェーハWを載置した状態で回転し、
また、研削砥石3は駆動装置(図示せず)により回転し
ながら昇降動する。この構成により、半導体ウェーハW
は研削の際に自らゆっくり回転し、回転しながら徐々に
下降してくる研削砥石3により、所定の厚さまでその表
面である(00)面が均一に研削される。
一方、研削に伴う半導体ウェーハWの熱的影響を排除
すべく、研削により発生する研削熱は、半導体ウェーハ
Wと研削砥石3とで構成される研削面Sに導入した高純
水等の冷却水により除去される。
この冷却水は流入口4から研削面Sに導入され、研削
面Sで研削熱を吸収した後、回転テーブル2のステージ
5上から連通流路6を通って、サイドテーブル7の内側
に取付けた集水樋8に導かれ、流出口9を経て系外へ排
水される。
これを詳述するに、回転テーブル2のステージ5に
は、その周縁部を上方に延出して形成した周壁5aと、周
壁5aの内側にこの周壁5aに沿って形成した環状溝5bと、
環状溝5b内に集水樋8に連なる複数の排水口5cとが形成
されており、回転テーブル2の遠心力で中心から外に向
って流れる冷却水を周壁5aで食止め、環状溝5bに集め、
排水口5cから集水樋8側に導く。また、回転テーブル2
には、各排水口5cと回転テーブル2の側面に形成した放
流口10とを連通する連通流路6がその内部に形成されて
いる。
集水樋8は、当該回転テーブル2とこれを囲繞するサ
イドテーブル7との間のサイドテーブル7側に取付けら
れており、回転テーブル2と共に回転する放流口10の回
転奇跡に対応すべく環状に形成されている。また、集水
樋8には、冷却水が流出口9に導かれるように勾配が設
けられている。
一方、流流口4に連なる流入管路11と、流出口9に連
なる流出管路12には、それぞれ温度検出手段である流入
側温度計13と流出側温度計14とが設けられ、入口温度と
出口温度とを測定できるようにしている。
このようにすれば、両温度計13,14で測定した入口温
度と出口温度の温度差と、冷却液の流量とから研削温度
を計測することができ、これをモニターすれば、研削温
度と半導体ウェーハWの研削割れや残留応力による反り
等の不良品の発生頻度との関係を数値的に求めることが
できる。
本実施例では、更に図面に示す如く、両温度計13,14
で測定した入口温度と出口温度とが、マイクロコンピュ
ータ15に入力され、ここで研削温度に基づいた演算処理
がなされ、各種操作部16、(例えば、研削砥石3の駆動
装置、回転テーブル2の駆動装置、或いは冷却水の流量
調整装置)に制御信号を送り、研削砥石3の回転速度及
び送り速度、回転テーブル2の回転速度、或いは冷却水
の流量等を選択的に、又は総合的に制御する。
このようにすれば、半導体ウェーハWの研削不良を大
幅に低減できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、吸熱後の冷却液を積極
的に集水して、他の内部機器からの熱的影響や放熱をで
きるだけ少なくすることにより、冷却液の入口温度と共
に出口温度を正確に測定でき、研削温度と不良品の発生
頻度との関係を体系化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した半導体ウェーハの研削装置の
概略図である。 1……研削装置、2……回転テーブル、3……研削砥
石、4……流入口、5……ステージ、5a……周壁、6…
…連通流路、7……サイドテーブル、8……集水樋、9
……流出口、10……放流口、13……流入側温度計、14…
…流出側温度計、W……半導体ウェーハ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研削砥石の砥面に流出口を介して冷却液を
    導入し、回転テーブルのステージの中央に吸着載置した
    被削材たる半導体ウェーハを冷却しながら研削する半導
    体ウェーハの研削装置において、 ステージの周縁部を上方に延出して形成した周壁と、当
    該周壁の内側と回転テーブルの側面に形成した放流口と
    を連通する連通流路と、当該放流口の回転軌跡に沿わせ
    て設けた集水樋と、冷却液の流入口の上流側と集水樋に
    連なる流出口の下流側とにそれぞれ設けた温度検出手段
    とを備えたことを特徴とする半導体ウェーハの研削装
    置。
JP9038789A 1989-03-24 1989-04-10 半導体ウェーハの研削装置 Expired - Lifetime JP2602948B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9038789A JP2602948B2 (ja) 1989-04-10 1989-04-10 半導体ウェーハの研削装置
CA002012878A CA2012878C (en) 1989-03-24 1990-03-22 Apparatus for grinding semiconductor wafer
AU52120/90A AU637087B2 (en) 1989-03-24 1990-03-22 Apparatus for grinding semiconductor wafer
EP90105542A EP0388972B1 (en) 1989-03-24 1990-03-23 Apparatus for grinding semiconductor wafer
DK90105542.6T DK0388972T3 (da) 1989-03-24 1990-03-23 Apparat til slibning af en halvlederskive
DE69024681T DE69024681T2 (de) 1989-03-24 1990-03-23 Schleifeinrichtung für Halbleiterplättchen
KR1019900004924A KR930010977B1 (ko) 1989-03-24 1990-04-10 반도체 웨이퍼 연삭장치
US07/747,494 US5113622A (en) 1989-03-24 1991-08-19 Apparatus for grinding semiconductor wafer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9038789A JP2602948B2 (ja) 1989-04-10 1989-04-10 半導体ウェーハの研削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02269564A JPH02269564A (ja) 1990-11-02
JP2602948B2 true JP2602948B2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=13997169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9038789A Expired - Lifetime JP2602948B2 (ja) 1989-03-24 1989-04-10 半導体ウェーハの研削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2602948B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4697839B2 (ja) * 2001-08-23 2011-06-08 株式会社ディスコ 研削装置
JP5829560B2 (ja) * 2012-03-21 2015-12-09 三菱重工業株式会社 冷却装置、加工装置、および、冷却油流量決定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02269564A (ja) 1990-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930010977B1 (ko) 반도체 웨이퍼 연삭장치
US6581586B2 (en) Cutting machine
US4502459A (en) Control of internal diameter saw blade tension in situ
JP4916833B2 (ja) 研削加工方法
JPH11333719A (ja) 半導体ウェ―ハのグラインディング装置
JP6494367B2 (ja) ワーク加工装置
JP2602948B2 (ja) 半導体ウェーハの研削装置
JP2647193B2 (ja) 半導体ウェーハの研削装置
JP3303963B2 (ja) ウェーハの厚み加工量測定装置
US4501258A (en) Kerf loss reduction in internal diameter sawing
US20040166773A1 (en) Polishing apparatus
JP2674662B2 (ja) 半導体ウェーハの研削装置
JP2674665B2 (ja) 半導体ウェーハの研削装置
JP2017069429A (ja) ウェハの高精度加工装置
JP4481597B2 (ja) ブレード間隔測定方法
JP2002333309A (ja) チッピング測定装置及び方法
JPH11221760A (ja) 被加工材の割れ発生予知方法及びこれを利用したウエハの加工方法並びに研削盤
JP3803217B2 (ja) 半導体装置の製造方法および研削装置
JP2001079747A (ja) ワイヤソー
JPH0813457B2 (ja) 半導体切断装置
KR102111980B1 (ko) 기판 처리용 온도측정장치 및 이를 구비한 기판 액처리 장치
JPH09246130A (ja) 半導体ウエハおよびその製造方法並びにそれを使用した半導体装置の製造方法
US20220168918A1 (en) Processing apparatus
JPH0563054A (ja) ウエハ温度測定方法及び装置
JP7158813B2 (ja) 研削ホイール

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129