JP2600312B2 - リヤ・ベンチレーション構造 - Google Patents

リヤ・ベンチレーション構造

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JP2600312B2
JP2600312B2 JP18886688A JP18886688A JP2600312B2 JP 2600312 B2 JP2600312 B2 JP 2600312B2 JP 18886688 A JP18886688 A JP 18886688A JP 18886688 A JP18886688 A JP 18886688A JP 2600312 B2 JP2600312 B2 JP 2600312B2
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vehicle
check valve
outlet
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stopper
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JP18886688A
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政次 森山
宏 佐野
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/24Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
    • B60H1/248Air-extractors, air-evacuation from the vehicle interior

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両のリヤ・ベンチレーション構造に関
する。
(従来の技術) 車室内の空気を車室外に排出するベンチレーションを
リヤ・ボデー例えばリヤ・クォータ・パネルに設けるこ
とが実用されている。このリヤ・ベンチレーションに
は、逆止弁を有する車室内外を連通するアウトレットが
設けられている。上記逆止弁は、車室内の圧力が高い
と、車室内の空気を車室外に排出し、同圧力が低いとア
ウトレットを閉じるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上記逆止弁は、車室内外の圧力差に応じて自動的に移
動してアウトレットを開閉するのであるが、リヤ・クォ
ータ・パネルに配設されるリヤ・ベンチレーションの場
合、車両が横方向加速いわゆる横Gを受けたとき、車室
の圧力が低いにも拘わずアウトレッドを開いてしまうこ
とがある。かかる現象が起きると、開いたアウトレット
から排気ガスやほこりが逆流して車室内に侵入する、と
いう問題がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するためになされたもので
あって、車両が横Gを受けたときにはアウトレットを閉
じるようになしたリヤ・ベンチレーション構造であっ
て、ボデーが横方向加速を受けたときこれに連動して移
動する重錘と、この重錘に連結されていて、上記重錘が
横方行加速を受けたとき、上記アウトレットを閉じた位
置に前記逆止弁を保持する逆止弁ストッパとを設けたこ
とを特徴とする。
(作用) 車両が横Gを受けて重錘が移動すると、これに連動し
て逆止弁ストッパが作動して、逆止弁をアウトレット閉
じ位置に保持する。
(実 施 例) 以下、図示の一実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
第1図において、リヤ・クォータ・パネル1には、リ
ヤ・ベンチレーションのアウトレット2が車室内外を連
通するように配設されている。リヤ・クォータ・パネル
1には、リヤ・サイド・ボデーに回り込んでいる部分の
リヤ・バンパ3が所定間隔を置いて対向している。アウ
トレット2は、係合爪2a,2bをリヤ・クォータ・パネル
1の窓孔に係合させ、取付部2c(第4図参照)に固定ね
じを螺合することによりリヤ・クォータ・パネル1に固
定されている。アウトレッド2は、断面L字状の通路4
からなり、この通路の一端の導入口5は図示されない車
室内に連通し、他端の排出口6はリヤ・クォータ・パネ
ル1とリヤ・バンパ3との間の空隙7に開口している。
空隙7は車体外部に連通している。アウトレッド2の排
出口6の内方には、通路4を選択的に開閉する逆止弁8
が設けられている。
逆止弁8は、第2図に示すように、通路4に係合固定
されたラバー・ホルダ8aと、このラバー・ホルダの上側
縁8bのその基端縁8cを固定されたラバー・プレート8dと
からなっている。ラバー・プレート8dは、車室内外の圧
力に応じて通路4を流通する空気流によって揺動自在で
ある。ラバー・プレートは、車室内の圧力が高いとこれ
に従って生じる空気流により、第1図及び第2図に示す
ように、その薄肉部分で撓わんで通路4を開き、車室外
に向かう空気の流れを許し、車室内の圧力が低いとこれ
に従って生じる空気流により、第3図に示すように、通
路4を閉じて車室外から車室内へ向かう空気の流れを断
つ向きに作動する。ラバー・ホルダ8aは、格子状部分が
通路4上に位置させられていて、第3図に示すように、
ラバー・プレート8dが通路を閉塞するとき、該プレート
を衝合させてその移動を阻止して閉塞位置を確保するも
のである。
第1図及び第4図において、アウトレット2の側壁2d
には、逆止弁ストッパ9の回転中心軸9aを回動自在に支
承する軸孔2e(一方のみ示す)が形成されている。スト
ッパ9は、第1図に示すように、ラバー・プレート8dの
外側に位置させられている。側壁2dから突出している軸
9aの端部にはリンク10の一端が圧入固定されている。リ
ンク10には、その一端を重錘レバー1に枢着されたリン
ク11の他端が枢着されている。重錘レバー12は、側壁に
形成されたピン2fを中心として揺動自在に設けられてい
て、その下端には重錘12aを保持している。この重錘レ
バー12は、ボデーに対して横方向加速G(第3図参照)
がかかったとき、ピン2fを中心として揺動するが、加速
Gと逆方向の加速に対しては側壁に形成されたストッパ
片2aによってその揺動を阻止されるようになっている。
横方向加速Gがかかっていないとき、重錘レバー12は、
これにリンクを介して連結されているストッパ9を、第
1図に示すように、ラバー・プレート8dの開閉動作を妨
げない退避位置に揺動させている。
そして、横方向加速Gがかかっていないとき、重錘レ
バー12は、第1図に示すように、退避位置に置かれてい
るので、アウトレット2の通路4を車室外に向けて流れ
る空気流により揺動するラバー・プレート8dの作動を何
ら妨げない。車室内の圧力が低いと、ラバー・プレート
は、ラバー・ホルダ8に衝合して通路4を閉塞する。
さて、第3図に示すように、横方行加速Gがボデーに
かかると、重錘レバー12は、重錘の慣性によってピン2f
を中心として反時計方向に揺動し、リンク11,10を介し
てストッパ9を時計方向に揺動させる。このストッパ9
の移動は、車室内外の圧力差に関係無くラバー・プレー
ト8dを閉じ位置へ移動させて、通路4を強制的に閉塞す
る。このとき、ラバー・プレートが閉じ位置に置かれて
いると、ストッパは、これを開かないように閉じ位置に
保持する。重錘レバー12には、たとえラバー・プレート
8dが開いていてもこれを閉じる向きに移動させるだけの
慣性力を発生させる質量が要求されること勿論である。
そして、横Gが解消されると、重錘レバー12は第1図に
示す元位置に復帰し、ストッパ9を退避位置に揺動位置
させる。
なお、重錘と逆止弁ストッパを連結する手段として
は、リンク機構に限らず、ケーブル連結等周知の他の手
段が採用されて良い。
(発明の効果) 以上のように、横方行加速が発生したとき、車室内外
の圧力差に関係無く、逆止弁を閉じ位置に保持するよう
にした本発明によれば、アウトレットからの排気ガスや
ほこりの車室内への逆流が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すリヤ・ベンチレーショ
ン構造の要部の縦断面図、第2図は逆止弁の取付態様を
示す断面図、第3図は逆止弁ストッパが逆止弁を閉じ位
置に保持した状態を示す第1図の作用図、第4図はアウ
トレットに対する重錘と逆止弁の取付位置を説明するた
めの分解斜視図である。 1……リヤ・クォータ・パネル、2……アウトレット、
3……リヤバンパ、8……逆止弁、8d……ラバー・プレ
ート、9……逆止弁ストッパ、12……重錘レバー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のリヤ・ボデーに配設されていて、車
    室内外を連通するアウトレットと、このアウトレットに
    設けられていて、車室内から車室外に向かう空気の流れ
    は許すも車室外から車室内に向かう空気の流れはこれを
    断つ向きに揺動自在に逆止弁とを備えたリヤ・ベンチレ
    ーション構造において、 ボデーが横方向加速を受けたときこれに連動して移動す
    る重錘と、この重錘に連結されていて、上記重錘が横方
    行加速を受けたとき、上記アウトレットを閉じた位置に
    上記逆止弁を保持する逆止弁ストッパとを設けたことを
    特徴とするリヤ・ベンチレーション構造。
JP18886688A 1988-07-28 1988-07-28 リヤ・ベンチレーション構造 Expired - Lifetime JP2600312B2 (ja)

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JP18886688A JP2600312B2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 リヤ・ベンチレーション構造

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JPH0237022A JPH0237022A (ja) 1990-02-07
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JPH03121110U (ja) * 1990-03-27 1991-12-11
EP0844464B1 (en) * 1996-11-21 2003-05-07 Omron Corporation Method of and apparatus for displaying measured variables
JP2009132300A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kanto Auto Works Ltd 自動車の排気音導出構造

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JPH0237022A (ja) 1990-02-07

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