JP2548388Y2 - 自動車用灰皿 - Google Patents

自動車用灰皿

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JP2548388Y2
JP2548388Y2 JP4891591U JP4891591U JP2548388Y2 JP 2548388 Y2 JP2548388 Y2 JP 2548388Y2 JP 4891591 U JP4891591 U JP 4891591U JP 4891591 U JP4891591 U JP 4891591U JP 2548388 Y2 JP2548388 Y2 JP 2548388Y2
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JP
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ashtray
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JP4891591U
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英俊 神代
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開閉可能な蓋体を備え
た自動車灰皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のインストルメントパ
ネルなどには各種灰皿が取付けられており、これら灰皿
の中には、例えば図5に示す如き開閉可能な蓋体を備え
ている構造のものがある。この種の自動車用灰皿51
は、図示しないインストルメントパネル側に装着される
灰皿本体52と、該灰皿本体52の開口部53を開閉す
る蓋体54とを有し、蓋体54は上端部を中心に回動す
べく灰皿本体52の両側面に取付けられ、全開時には上
端部が灰皿本体52の上面側に配置されるように構成さ
れている。
【0003】また、蓋体54の内壁面54aには、閉状
態時において灰皿本体52の開口部53の周縁と当接す
るパッキン部材55が設けられている。このパッキン部
材55は、灰皿本体52の内部を気密にし、消火作用を
行うために取付けられるもので、蓋体54を閉めるとき
にはストッパクッションとしての機能を持っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の自動車用灰皿51にあっては、使用する際に蓋体5
4を開くと蓋体54の上端部が灰皿本体52の上面に当
たることになるので、灰皿本体52の上面にストッパ専
用のクッション部材56を設け、該クッション部材56
にて灰皿本体52に対する衝撃力を吸収せしめ、損傷を
与えないようにする必要があった。このため、上記自動
車用灰皿51では、部品点数および組付工数の増加を招
き、部品コストが高くなると共に、組付作業の能率向上
が図れないという欠点を有していた。
【0005】本考案はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、品質・性能を低下させるこ
となく、部品点数および組付工数を削減することが可能
な自動車用灰皿を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本考案においては、車体側に装着
される灰皿本体と、該灰皿本体に上端部が回動自在に取
付けられ、前記灰皿本体の開口部を開閉する蓋体とを有
し、この蓋体の開時に、前記蓋体の上端部を灰皿本体の
上面側に配置するようにした自動車用灰皿において、前
記蓋体の内壁面の周縁に、前記蓋体の閉時に前記灰皿本
体の開口部周縁と当接するパッキン部材を設けると共
に、前記灰皿本体の上面に、前記蓋体の開時に前記パッ
キン部材の上端部と当接する突起部を設けている。
【0007】
【作 用】本考案の自動車用灰皿では、蓋体の内壁面の
周縁にパッキン部材を設け、このパッキン部材を、蓋体
の閉時に灰皿本体の開口部周縁と、蓋体の開時に灰皿本
体の突起部とそれぞれ当接させているため、パッキン部
材の一部品のみで気密機能および蓋体の開閉時における
ストッパクッション機能の3機能を果たすことが可能に
なる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1〜図4は本考案の一実施例を示すもの
で、図において1は車室内に取付けられる自動車用灰皿
であり、この自動車用灰皿1は、インストルメントパネ
ル(図示せず)側などに着脱可能に装着される灰皿本体
2と、該灰皿本体2に上端部が回動自在に取付けられる
蓋体3とをそれぞれ有し、この蓋体3にて灰皿本体2の
開口部4を開閉するように構成されている。
【0010】上記灰皿本体2は、一端側に開口部4を有
するボックス状に形成されており、当該開口部4を車室
内側に位置させた状態で車体前方へ向けて斜め下方へ傾
斜すべく配置されている。そして、灰皿本体2の左右両
側面には、蓋体3を支持する枢支ピン5が取付けられて
いる。
【0011】また灰皿本体2の上面には、図1および図
2に示す如く巾方向に沿って延びる突起部6が全巾にわ
たって一体的に形成されており、この突起部5は、蓋体
3の開時において後述するパッキン部材の上端部と当接
する位置に設けられている。なお、灰皿本体2の内部に
は、図3に示す如く吸がらをもみ消すための火消し板7
が設けられている。
【0012】一方、上記蓋体3は、自動車用灰皿1を使
用していない状態で灰皿本体2の開口部4を覆うため、
当該灰皿本体2の開口部4よりも大きく形成されてお
り、組付け時には上部が灰皿本体2の上面より上方へ突
出するように配置されている。また、蓋体3の内壁面3
aの上部に位置する左右両側には、図2および図4に示
す如く、灰皿本体2に枢支される取付片8,9が一体的
に設けられおり、これら取付片8,9には枢支ピン5を
挿入する取付孔10,11が穿設されている。しかし
て、蓋体3は取付片8,9および枢支ピン5を介して灰
皿本体2に回動自在に連結され、その開時には蓋体3の
上端部が灰皿本体2の上面側に配置されるような上開き
に構成されている。なお、蓋体3は、図示しないスプリ
ングによって全開時を除いて閉方向へ常時付勢されてい
る。
【0013】また、蓋体3の内壁面3aの周縁には、灰
皿本体2の内部を気密にして消火作用を行い、かつ蓋体
3の開閉時のストッパクッションとして働くパッキン部
材12が取付けられている。このため、パッキン部材1
2は、灰皿本体2の開口部4と対応する形状に配置され
ており、蓋体3の閉状態時において全周端部が灰皿本体
2の開口部4周縁に当接すると共に、蓋体3の開状態時
において上端部が灰皿本体2の突起部5に当接するよう
に構成されている。
【0014】しかして、本実施例の自動車用灰皿1にお
いては、その使用するに際して蓋体3を上方へ向け(図
2中の矢印方向)回動させて開くと、蓋体3の上端部
が、図2の鎖線で示す如く灰皿本体2の上面側に配置さ
れる。これに伴って、パッキン部材12の上端部は突起
部6に当接するため、当該パッキン部材12が開時の蓋
体3のストッパクッションとして機能する。
【0015】また、自動車用灰皿1の使用後は蓋体3を
下方へ向け回動させて閉じると、蓋体3の内壁面3a
が、図2の実線で示す如く灰皿本体2の開口部4を覆う
べく配置される。この際、パッキン部材12の全周端部
は灰皿本体2の開口部4周縁に当接するため、当該パッ
キン部材12が閉時の蓋体3のストッパクッションとし
て機能すると共に、灰皿本体2の内部を気密にするシー
ル材として機能する。
【0016】以上、本考案の一実施例につき述べたが、
本考案は既述の実施例に限定されるものではなく、例え
ば突起部6を灰皿部材2の上面に間隔を置いて部分的に
設けてもよい。
【0017】
【考案の効果】上述の如く、本考案に係る自動車用灰皿
は、開時に上端部が灰皿本体の上面側に配置される蓋体
の内壁面の周縁にパッキン部材を設け、このパッキン部
材を蓋体の閉時および開時のそれぞれに灰皿本体の開口
部周縁および突起部と当接するようにしているので、前
記パッキン部材がシール機能および蓋体の開閉時におけ
るストッパクッション機能の3機能を果たすことにな
り、品質・性能を低下させることなく従来の灰皿で必要
な蓋体開時専用のストッパクッション部材を廃止するこ
とができる。したがって、本考案の自動車用灰皿によれ
ば、従来に比べて部品点数および組付工数の削減が可能
となり、部品コストを低減できると共に、組付作業の能
率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動車用灰皿を示す斜
視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】上記自動車用灰皿を構成する灰皿本体を示す平
面図である。
【図4】上記自動車用灰皿を構成する蓋体を示す斜視図
である。
【図5】従来の自動車用灰皿を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用灰皿 2 灰皿本体 3 蓋体 4 開口部 5 枢支ピン 6 突起部 8,9 取付片 10,11 取付孔 12 パッキン部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に装着される灰皿本体と、該灰皿
    本体に上端部が回動自在に取付けられ、前記灰皿本体の
    開口部を開閉する蓋体とを有し、この蓋体の開時に、前
    記蓋体の上端部を灰皿本体の上面側に配置するようにし
    た自動車用灰皿において、前記蓋体の内壁面の周縁に、
    前記蓋体の閉時に前記灰皿本体の開口部周縁と当接する
    パッキン部材を設けると共に、前記灰皿本体の上面に、
    前記蓋体の開時に前記パッキン部材の上端部と当接する
    突起部を設けたことを特徴とする自動車用灰皿。
JP4891591U 1991-05-31 1991-05-31 自動車用灰皿 Expired - Lifetime JP2548388Y2 (ja)

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JPH04132833U JPH04132833U (ja) 1992-12-09
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