JP2600048B2 - カッター - Google Patents

カッター

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JP2600048B2
JP2600048B2 JP5031545A JP3154593A JP2600048B2 JP 2600048 B2 JP2600048 B2 JP 2600048B2 JP 5031545 A JP5031545 A JP 5031545A JP 3154593 A JP3154593 A JP 3154593A JP 2600048 B2 JP2600048 B2 JP 2600048B2
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B51/00—Tools for drilling machines
    • B23B51/10—Bits for countersinking
    • B23B51/105—Deburring or countersinking of radial holes
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24—GRINDING; POLISHING
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    • B24D7/00—Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting otherwise than only by their periphery, e.g. by the front face; Bushings or mountings therefor
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23B—TURNING; BORING
    • B23B2215/00—Details of workpieces
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、前後左右及び上下方向
に切削が可能なカッターに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、管路の補修においては、図１３
に示すように本管１１５をライニングする管ライニング
材１１７の枝管開口部（枝管１１６が本管１１５に開口
する部分）の孔あけ作業にホルソー型のカッター１０
１、或いは図１４に示すテーパ型のカッター２０１が用
いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図１３に示
すように、一般に枝管１１６は本管１１５に対して所定
角度θ（＜９０°）だけ傾斜して設けられているため、
該枝管１１６の本管１１５への開口部の形状は真円では
なく、図１５に示すような楕円となる。このため、前記
ホルソー型のカッター１０１又はテーパ型のカッター２
０１で管ライニング材１１７に孔をあけると、図１５に
示すように、真円の孔１１７ａしかあけることができ
ず、孔１１７ａの周辺に三日月状のバリ１１７ｂ（図１
５に斜線にて示す部分）が残ってしまうという問題があ
る。そして、この場合、孔あけセンターの位置（つま
り、カッター１０１，２０１の中心位置）を正確に決め
なければ、バリ１１７ｂが大きくなってしまう。
【０００４】又、本管１１５の径Ｄ1 に対して枝管１１
６の径ｄが比較的大きい場合には、カッター１０１，２
０１の径Ｄが大きくなり、従って、カッター１０１，２
０１及びモーター１２３を含めた高さが高くなり、カッ
ター１０１，２０１の本管１１５への導入が困難となる
ばかりか、カッター１０１，２０１のストロークを大き
くとることができず、切削作業が困難で熟練を要すると
いう問題もある。
【０００５】又、図１４に示すように、管ライニング材
１１７から流出した硬化性樹脂が硬化して樹脂溜り１３
０が形成されると、切削作業が困難となり、切削速度が
低下するばかりか、カッター２０１に目詰まりが発生し
易いという問題もあった。
【０００６】そこで、図１６に示すように、細い棒状の
カッター３０１で管ライニング材１１７に先ず孔をあけ
た後、該カッター３０１を枝管１１６の内周壁に沿って
円形（正確には、楕円形）を描くように移動させる方法
が考えられるが、この方法では、カッター３０１の剛性
が低いために該カッター３０１に捩れや振動が発生し、
該カッター３０１の固定が難しく、ＴＶカメラ１２１で
モニタリングしながらの切断作業も困難である。
【０００７】又、図１７に示すような円板状の砥石４０
１を用いて管ライニング材の孔あけ作業を行なうことも
考えられるが、砥石４０１の上面には該砥石４０１を回
転軸１１３に取り付けるためのナット等の取付部１１４
が突出し、該取付部１１４は切削部ではないため、この
取付部１１４が孔あけを阻害して所要の作業を行なうこ
とができないという問題が生ずる。
【０００８】その他、従来のカッターでは、これが摩耗
等によって寿命に達すると、その全てをそっくり新しい
ものと交換する必要があり、不経済でもあった。
【０００９】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、前後左右及び上下方向に切削
が可能であって、所要の切断、孔あけ作業等を容易、且
つ、正確に行なうことができるとともに、部品交換も容
易で経済的なカッターを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、切削面を外側にして回転軸方向に配され
る２枚の円板状サンディングディスクの間に、その外周
面が切削面を成す円板状のワイヤーブラシ、ダイヤモン
ドグレード、金属板、布板又は砥石で構成される支持板
を挟み込み、前記一方のサンディングディスクの中心部
に突出するテーパ型リーマ又はドリルを取り付け、該テ
ーパ型リーマ又はドリルと前記サンディングディスク及
び支持板を回転軸方向に組み付けてカッターを構成した
ことを特徴とする。
【００１１】
【作用】本発明に係るカッターを用いて例えば孔あけ作
業を行なう場合、先ず、テーパ型リーマ又はドリルによ
って被加工物に孔をあければ、その後の上下方向の切削
はサンディングディスクの上下面で可能となり、前後左
右方向（横方向）の切削は支持板の外周面で行なうこと
ができるため、非円形の孔も容易、且つ、正確にあける
ことができる。
【００１２】又、本発明に係るカッターは、テーパ型リ
ーマ又はドリルとサンディングディスク及び支持板を組
み付けて構成されるため、これらの部品が摩耗等によっ
て寿命に達した場合には、その部品のみを新しいものと
交換すれば済み、従来のようにカッター全体を取り替え
る必要がないため経済的である。
【００１３】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【００１４】図１は本発明に係るカッターの側面図、図
２は同カッターの平面図、図３は同カッターの縦断面図
である。
【００１５】本発明に係るカッター１は、基本的には、
切削面を外側にして回転軸方向（図１及び図３の上下方
向）に配される上下２枚の円板状サンディングディスク
２，３の間に、その外周面が切削面を成す円板状の支持
板４を挟み込み、上側のサンディングディスク２の中心
部に突出するようにテーパ型リーマ５を取り付け、該テ
ーパ型リーマ５と前記サンディングディスク２，３及び
支持板４を回転軸方向に着脱可能に組み付けて構成され
ている。
【００１６】ところで、上記サンディングディスク２，
３は、紙や布から成る円板２ａ，３ａの外表面にそれぞ
れ研磨剤２ｂ，３ｂを耐熱樹脂で接着して構成され、前
記支持板４は砥石、金属板、布板等で構成されている。
尚、支持板４が金属板や布板で構成される場合には、そ
の外周面に研磨剤が接着される。
【００１７】そして、図３に示すように、前記上下のサ
ンディングディスク２，３の間には、支持板４が間にパ
ッキン又は接着層６を介在させて挟み込まれており、下
側のサンディングディスク３の下面にはパッキン又は接
着層７を介して円筒状の固定部材８の上面が当接されて
いる。
【００１８】又、上記固定部材８内には下方からボルト
部材９が挿入されており、該ボルト部材９の頭部９ａは
固定部材８の上壁８ａに当接しており、該頭部９ａから
上方に延出するネジ部９ｂは接合一体化された前記サン
ディングディスク２，３と支持板４の中心孔部に挿通さ
れている。そして、このボルト部材９のネジ部９ｂに
は、前記テーパ型リーマ５が上方のサンディングディス
ク２との間にリング１０及びパッキン又は接着層１１を
介在させて螺着されており、該テーパ型リーマ５は上側
のサンディングディスク２の中心部に上方に向かって突
出している。
【００１９】尚、本実施例ではテーパ型リーマ５を用い
たが、これに代えてドリルを用いても良い。
【００２０】而して、本実施例に係るカッター１におい
ては、テーパ型リーマ５をボルト部材９のネジ部９ｂに
締め付けることによって、サンディングディスク２，３
及び支持板４がテーパ型リーマ５と固定部材８との間で
挟持され、テーパ型リーマ５、サンディングディスク
２，３、支持板４及び固定部材８が軸方向に組み付けら
れることによって、当該カッター１が構成される。尚、
組み付け状態にあるカッター１においては、サンディン
グディスク２，３及び支持板４に回転軸方向に貫通する
切粉逃がし用の複数の孔１２が貫設されている。
【００２１】以上のように構成されるカッター１は、図
３に示すモータ等の駆動源の出力軸１３に前記固定部材
８を嵌合し、該固定部材８の周壁に螺合された複数本の
ビス１４を締め付けることによって、出力軸１３の端部
に取り付けられて孔あけ作業や切断作業に供される。
【００２２】次に、本実施例に係るカッター１を用いた
管ライニング材の孔あけ作業を図４乃至図１０に基づい
て説明する。尚、図４乃至図１０は孔あけ作業をその工
程順に示す断面図である。
【００２３】図４において、１５は本管、１６は本管１
５から分岐する枝管であり、本管１５の内周面は公知の
工法によって管ライニング材１７によるライニングが施
されている。この場合、管ライニング材１７は枝管１６
の本管１５への開口部を覆っているため、その覆ってい
る部分を切除して枝管１６を本管１５に連通せしめる必
要があり、この管ライニング材１７の切除作業（孔あけ
作業）を本実施例に係るカッター１を用いて以下の手順
で行なう。
【００２４】即ち、図４において、３０は切削穿孔装置
であり、該切削穿孔装置３０は、本管１５内に導入され
た管内作業用ロボット２０と、該ロボット２０に設置さ
れたコードレスＴＶカメラ２１と、油圧シリンダー２２
と、油圧で作動する油圧モーター２３を含んで構成され
ており、油圧モーターの出力軸には前記カッター１が着
脱自在に取り付けられている。
【００２５】尚、コードレスＴＶカメラ２１は、図４に
示すように、カメラ３１、トランスミッタ３２、バッテ
リー３３、ライト３４及びアンテナ３５で構成されてお
り、アンテナ３５から発信される信号は、本管１５内に
設置された別のアンテナ３６によって受信されてコード
３７を経てＴＶ受像器３８に送られ、このＴＶ受像器３
８によって本管１５内の作業状況がモニタリングされ
る。又、本実施例では、カッター１の駆動源として特に
油圧モーター２３を用いたが、該カッター１の駆動源と
しては、その他任意のもの、例えば空気圧や水圧等で作
動する流体モーター或いは電動モーター等を用いること
ができる。
【００２６】ところで、本管１５と枝管１６には更にモ
ニター用のコードレスＴＶカメラ２４，２５がそれぞれ
設置されている。
【００２７】而して、切削穿孔装置３０の位置を調整し
て、図４に示すようにカッター１の中心を枝管１６の開
口部の略中心位置にセットした後、油圧モーター２３を
駆動すると、これの出力軸端に取り付けられたカッター
１が回転駆動される。
【００２８】上記状態において油圧シリンダー２２を駆
動して油圧モーター２３とカッター１を一体的に上方へ
移動させると、図５に示すように、カッター１のテーパ
型リーマ５が管ライニング材１７に小さな孔をあける。
そして、更にカッター５を上動させると、やがて上側の
サンディングディスク２の研削面である上面が管ライニ
ング材１７を切削し、図６に示すように、管ライニング
材１７にはサンディングディスク２と同径の大きな孔１
７ａが形成される。
【００２９】次に、ロボット２０を移動させてカッター
１を図７に示すように左方へ移動させた後、油圧シリン
ダー２２を駆動してカッター１を下方へ移動させると、
今度は下側のサンディングディスク３の研削面である下
面で管ライニング材１７が切削され、図８に示すよう
に、管ライニング材１７にはより大きな孔１７ｂが形成
される。尚、カッター１による管ライニング材１７の切
削によって発生する切粉は、カッター１に貫設された前
記孔１２を通って排出されるため、切粉これがカッター
１の切削能力を低下させることがない。
【００３０】以上のカッター１の上下動による切削動作
を繰り返せば、管ライニング材１７は上下のサンディン
グディスク２，３によって交互に切削されていくが、最
後に残ったバリは、図９に示すように、カッター１の支
持板４の外周面によって切除される。
【００３１】即ち、図９に示すように、カッター１の支
持板４の外周面を管ライニング材１７の切断面（孔１７
ｃの内周面）に当接させてこれを横方向（前後左右方
向）に移動させれば、管ライニング材１７のバリは支持
板４の外周面によって切削され、図１０に示すように、
管ライニング材１７には枝管１６の開口部形状（楕円形
状）に沿う孔１７ｄがあけられ、該孔１７ｄを介して枝
管１６は本管１５と連通せしめられる。
【００３２】以上のように、本実施例では、先ず、テー
パ型リーマ５によって管ライニング材１７に孔をあけれ
ば、その後の管ライニング材１７の上下方向の切削はサ
ンディングディスク２，３の上下面で可能となり、前後
左右方向（横方向）の切削は支持板４の外周面で行なう
ことができるため、枝管１６の開口部の非円形孔１７ｄ
も容易、且つ、正確にあけることができる。
【００３３】又、本発明に係るカッター１は、テーパ型
リーマ５とサンディングディスク２，３及び支持板４を
組み付けて構成されるため、これらの部品が摩耗等によ
って寿命に達した場合には、その部品のみを新しいもの
と交換すれば済み、従来のようにカッター１の全体を取
り替える必要がないために経済的である。
【００３４】更に、切削穿孔装置３０にはコードレスＴ
Ｖカメラ２１が装備されるため、モニター用のＴＶカメ
ラに従来接続されていたコードが不要となり、作業性が
一段と高められる。
【００３５】尚、以上の実施例では、支持板４として砥
石、金属板又は布板を使用したが、図１１に示すように
ワイヤーブラシ４４を用いたり、図１２に示すようにダ
イヤモンドグレード５４を用いても良い。
【００３６】又、本発明に係るカッターは、管ライニン
グ材の孔あけや切断作業のみならず、人が入ることがで
きない直径φ２００ｍ／ｍ〜φ６００ｍ／ｍの管路内で
の飛び出し枝管の切断、モルタル除去、パッキンの切
断、木の根の切断等にも用いることができる。
【００３７】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、切削面を外側にして回転軸方向に配される２枚
の円板状サンディングディスクの間に、その外周面が切
削面を成す円板状のワイヤーブラシ、ダイヤモンドグレ
ード、金属板、布板又は砥石で構成される支持板を挟み
込み、前記一方のサンディングディスクの中心部に突出
するテーパ型リーマ又はドリルを取り付け、該テーパ型
リーマ又はドリルと前記サンディングディスク及び支持
板を回転軸方向に組み付けてカッターを構成したため、
前後左右及び上下方向に切削が可能となり、所要の切
断、孔あけ作業等を容易、且つ、正確に行なうことがで
きるとともに、該カッターの部品交換も容易となり、そ
の経済性を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るカッターの側面図である。
【図２】本発明に係るカッターの平面図である。
【図３】本発明に係るカッターの縦断面図である。
【図４】孔あけ作業をその工程順に示す断面図である。
【図５】孔あけ作業をその工程順に示す断面図である。
【図６】孔あけ作業をその工程順に示す断面図である。
【図７】孔あけ作業をその工程順に示す断面図である。
【図８】孔あけ作業をその工程順に示す断面図である。
【図９】孔あけ作業をその工程順に示す断面図である。
【図１０】孔あけ作業をその工程順に示す断面図であ
る。
【図１１】変更実施例に係るカッターの半截断面図であ
る。
【図１２】変更実施例に係るカッターの側面図である。
【図１３】従来のホルソー型カッターによる切断作業を
示す断面図である。
【図１４】枝管開口部形状を示す図である。
【図１５】従来のテーパ型カッターによる切断作業を示
す断面図である。
【図１６】従来の棒状カッターによる切断作業を示す断
面図である。
【図１７】円板砥石の側面図である。
【符号の説明】
１ カッター ２，３ サンディングディスク ４ 支持板 ５ テーパ型リーマ ８ 固定部材 ９ ボルト部材 １２ 切粉逃がし用孔 ４４ ワイヤーブラシ ５４ ダイヤモンドグレード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 切削面を外側にして回転軸方向に配され
    る２枚の円板状サンディングディスクの間に、その外周
    面が切削面を成す円板状のワイヤーブラシ、ダイヤモン
    ドグレード、金属板、布板又は砥石で構成される支持板
    を挟み込み、前記一方のサンディングディスクの中心部
    に突出するテーパ型リーマ又はドリルを取り付け、該テ
    ーパ型リーマ又はドリルと前記サンディングディスク及
    び支持板を回転軸方向に組み付けて構成されることを特
    徴とするカッター。
  2. 【請求項２】 回転軸方向に貫通する切粉逃がし用の孔
    を前記サンディングディスクと支持板に形成したことを
    特徴とする請求項１記載のカッター。
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