JP2599159B2 - 牛の***炎の予防及び治療剤 - Google Patents

牛の***炎の予防及び治療剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、牛の***炎の予防及び治療剤並びに予防及
び治療方法に関する。
さらに詳しくは、牛のブドウ球菌による***炎の生薬
含有の予防及び治療剤並びに生薬を投与することからな
る予防及び治療方法に関する。
[従来の技術] 牛のブドウ球菌による***炎は、牛の***炎のうちブ
ドウ球菌、特にスタフィロコッカス アウレウスStaphy
lococcus aureusの感染によって起こるものである。
本疾病は、乳量の減少、乳質の低下、供用年数の短
縮、他牛への感染源となることなど酪農経営上大きな損
害を与えている。また乳汁が細菌で汚染されることは、
公衆衛生上にも悪影響を与える。
このような重大な伝染病であるにもかかわらず、有効
な対策はほとんどなく、適切な飼育管理を行なうことな
どの対策がとられているが、実際には予防できないこと
が多い。
また、これまでに本疾病を予防及び治療するために、
例えば抗生物質やその他の抗菌剤を飼料と共に投与する
方法も行なわれている。しかし、近年特に耐性菌の発生
や動物への抗生物質等の残留性の問題などがあって、抗
生物質などの投与を家畜等に対して行なうことは適当で
ないという気運が高まりつつある。従って、抗生物質な
どを用いない本症の予防及び治療方法と予防及び治療剤
の関係が望まれている。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記の問題点を解決すべく研究した結
果、ある種の生薬に本疾病を抑制する効果がある事を見
出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明の目的は、牛のブドウ球菌による***炎
の予防及び治療剤並びに同症の予防及び治療方法を提供
することにある。
本発明はカンゾウ、オウレン、オウゴン、コウボク、
タンジン、チモ、チョウジ、クジン、ケイヒ、ビワヨ
ウ、ホップ、ヨウバイヒ、エンメイソウ、ゴバイシ、サ
ンシュク、シャクヤク、キンオウシ、チユ及びマオウか
らなる群から選択された1種または2種以上の生薬を含
有する牛のブドウ球菌による***炎の予防及び治療剤を
提供するものである。
本発明はまた、原末の形態の生薬、有機溶剤、有機溶
剤と水との混合物または水で抽出して得られる生薬エキ
ス、または生薬有効成分を含有する上記の牛のブドウ球
菌による***炎の予防及び治療剤を提供するものであ
る。
本発明はまた、生薬を飼料中に配合してなる牛のブド
ウ球菌による***炎の予防及び治療剤を提供するもので
ある。
さらに本発明はカンゾウ、オウレン、オウゴン、コウ
ボク、タンジン、チモ、チョウジ、クジン、ケイヒ、ビ
ワヨウ、ホップ、ヨウバイヒ、エンメイソウ、ゴバイ
ジ、サンシュユ、シャクヤク、キンオウシ、チユ及びマ
オウからなる群から選択された1種または2種以上の生
薬の有効量を投与することからなる牛のブドウ球菌によ
るブドウ球菌の予防及び治療方法を提供するものであ
る。
本発明はまた、原末の形態の生薬、有機溶剤、有機溶
剤と水との混合物または水で抽出して得られる生薬エキ
ス、または生薬有効成分の形態で投与することからなる
牛のブドウ球菌による***炎の予防及び治療方法を提供
するものである。
本発明はまた生薬を飼料中に配合して投与することか
らなる牛のブドウ球菌による***炎の予防及び治療方法
を提供するものである。
カンゾウ(甘草)は、カンゾウ(Glycyrrhyzaglabra
Linn var.glandulifera Regel et Herder)の根及び
根茎をそのまま、またはコルク皮を除いたものである。
このものは成分としてグリシルリチン、リキリチン、ブ
ドウ糖、アスパラギン等を含み、ヒトの緩和、鎮痙薬、
痰薬として用いられている。
オンレン(黄連)は、オウレン(Coptisjaponica Mak
ino)の根茎から細根を焼去ったものである。このもの
は成分としてベルベリン、パルマチン等を含みヒトの健
胃苦味、整腸薬として用いられている。
オウゴン は、コガネバナ(Scutellariabaicalensis Georgi)の
コルク皮を除いた根である。このものは成分としてオー
ゴニンとバイカリンを含み、ヒトの消炎、解熱薬として
用いられている。
コウボク(厚朴)は、ホオノキ(Magnoliaobovata Th
unberg)の樹及び枝の皮である。このものは成分とし
て、マグノクラリン、主成分をマチロール、マグノロー
ルとする精油を含み、ヒトの収れん性利尿、痰薬とし
て胸腹部の膨満、腹痛及び喘咳に用いられている。
タンジン(丹参)はタンジン(Salviamiltiorrhiza B
unge)の根である。このものは成分として、タンジノン
I,II、クリプトタンジノンを含み、ヒトの強壮、通経、
婦人薬として月経不調、子宮出血、腹痛及び諸瘡に用い
られる。
チモ(知母)は、ハナスゲ(Anemanhenaasphodeloide
s Bunge)の根茎である。このものは成分としてサポニ
ン、ステロイドサポニン、タンニン等を含み、ヒトの消
炎、解熱、止瀉、利尿、鎮痛薬として用いられている。
チョウジ(丁子)は、チョウジ(Eugeniacaryophylla
ta Thunb.)の開花直前のつぼみである。このものは成
分としてオイゲノール、アセチオイゲノール等を含み、
ヒトの消化機能促進、駆虫薬として、また香辛料、化粧
品としても用いられている。
クジン(苦参)は、クララ(Sophoraaugustifolia Si
ebold et Zuccarini)の根をそのまま、またはコルク皮
の大部分を除いて横切または縦割したものである。この
ものは成分としてマトリンを含み、ヒトの健胃、利尿、
解熱、鎮痛及び殺虫薬として用いる。
ケイヒ(桂皮)は、ケイジュ(Cinna momum Cassia B
lume)の乾皮及び枝皮を剥ぎコルク層を多少除いたもの
である。このものは成分として、シンナムアルデヒド、
酢酸シンナミル等を含み、ヒトの発汗、解熱、鎮痛、健
胃、整腸、駆虫薬として用いられている。
ビワヨウ(枇杷葉)は、ビワ(Eriobotryajaponica L
indley)の葉の軟毛をできるだけ除いたものである。こ
のものはブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース等を成分
として含み、ヒトの清涼、健胃薬として暑気あたりやそ
の予防薬として用いられていたものである。
ホップは、ホップ(Humulus Lupulus Linn)の成熟
した果穂である。このものは成分としてタンニン、フム
ロン、ルプロン等を含み、ビールの醸造において、苦味
及び芳香を附けるために必要なものである。
ヨウバイヒ(楊梅皮)は、ヤマモモ(Myricarubra Si
ebold et Zuccarini)の樹皮である。このものは成分と
してタンニン、ミリセチン及びミリシトリン等を含み、
ヒトの収れん薬として下痢に用い、また打撲症に効果が
ある。
エンメイソウ(延命草)は、ヒキオコシ(Isodon jap
onica Hara)またはクロバナヒキオコシ(Isodon trich
ocarpus Kudo)の茎葉である。このものは成分として、
プレクトランチン及びエンメインを含み、ヒトの健胃苦
味薬として消化不良、食欲不振、腹痛等の治療に用いら
れる。
ゴバイシ(五倍子)は、ヌルデノミミフシアブラムシ
(Melaphis chinensis J.Bell)の刺傷により主として
ヌルデ(Rhus javanica Linn)の葉に生じたゴールで
あって、成分としてタンニン、没食子酸、脂肪、樹脂等
を含む。五倍子チンキ、タンニン酸、没食子酸、ピロガ
ロールの製造原料とされる。
サンシュユ(山茱萸)は、サンシュユ(Cornusoffici
nalis Siebold et Zuccarini)の成熟した果実から種子
を抽いたものである。このものは成分として結晶性の有
機酸、没食子酸、リンゴ酸、酒石酸等を含む。ヒトの滋
養、強壮、収れん薬として用いられている。
シャクヤク(芍薬)は、シャクヤク(Paeoniaalbiflo
ra Pallas var.trichocarpa Bunge)の根である。成分
として安息香酸、樹脂等を含む。ヒトの収れん、緩和、
鎮痛、鎮痙薬として用いられている。
キンオウシ(金桜子)は、ナニワイバラ(Rosalaevig
ata Michaux)の偽果である。成分としてクエン酸、リ
ンゴ酸、タンニン、サポニン、ビタミンC等を含む。ヒ
トの下痢や多尿を止めるのに用いられている。
チユ(地楡)は、ワレモコウ(Sanguisorbaofficinal
is L.)の根部を採り、乾燥したものである。成分とし
て、タンニン(17%)、サポニンを含む。ヒトの止血収
れん薬として、吐血、喀血、月経過多に用いられる。
マオウ(麻黄)は、マオウ(Ephedra sinica stapf)
の地上茎である。成分として、l−エフェドリン、d−
シュ−ドエフェドリン等を含む。ヒトの鎮咳、発汗、利
尿薬として用いられている。
上記したように、本発明で用いる生薬のカンゾウ、オ
ウレン、オウゴン、コウボク、タンジン、チモ、チョウ
ジ、クジン、ケイヒ、ビワヨウ、ホップ、ヨウバイヒ、
エンメイソウ、ゴバイシ、サンシュユ、シャクヤク、キ
ンオウシ、チユ及びマオウの夫々は、それらを単独で
か、または組合わせてヒトの疾病の予防及び治療のため
に従来から使用されていたものである。しかし、これら
を牛の疾病の予防及び治療の目的、殊に牛の感染症の予
防及び治療の目的で使用する試みはこれまでになされた
ことがなかった。
本発明者らは、上記した生薬の薬効に着目して種々研
究の結果、牛がブドウ球菌、特にStaphylococcus aureu
sに感染することによって発生する***炎の予防及び治
療に、上記した生薬の1種または2種以上を組合わせて
投与することがきわめて有効であることを見出して本発
明を完成したのである。
即ち、下記するように、上記特定の種類の生薬及びそ
れらの抽出物がインビトロ及びインビボにおいて細菌St
aphylococcus aureusに対し特異的に静菌作用及び殺菌
作用があることが明らかになった。そしてこのStaphylo
coccus aureusに対する抑制効果の結果、これらの生薬
を牛に投与した場合にStaphylococcus aureusを原因と
する牛の疾病である***炎を予防及び治癒することがで
きたのである。
そしてこの牛に特有の疾病に対してこれら生薬及びそ
の抽出物が有効であることは予想もしえなかったこと
で、本発明者らによってはじめて明らかにされたことで
ある。
これら生薬は原末そのまま、または抽出エキス、生薬
有効成分の形態で直接投与したり、またこれらのものを
飼料に添加したりあるいは溶液製剤、分散製剤、半固形
製剤、粉粒体製剤、成型製剤、浸出製剤、注射用製剤等
に製剤化して使用する。
抽出エキスは、例えば水、有機溶剤または水と有機溶
剤との混合物を使用して溶剤抽出し、それをそのまま
か、濃縮してか、希釈してか、または溶剤を除去して用
いられる。
有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、
n−プロパノール、n−ブタノール、アセトン、酢酸エ
チル、エーテル、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼ
ン、四塩化炭素、石油エーテル等が使用され、特にメタ
ノール、エタノールが望ましい。これらの有機溶剤は1
種または2種以上の混合物として用いることができる。
この溶剤抽出は、生薬をこれらの溶剤に冷浸または温
浸して行なうことができる。冷浸の場合には15〜25℃、
温浸の場合は35〜45℃の温度範囲で行なうことができ
る。抽出時間は、抽出温度によって異なるが、一般的に
は約5日間または可溶性成分が充分に溶けるまでとす
る。
生薬有効成分は、例えば、上記抽出エキスをさらに各
種溶剤を用いて振盪し、この溶剤に移行する画分を採り
出し、その溶剤を留去したものを有効画分、即ち有効成
分として用いることもできる。
この場合に使用される溶剤は、非極性溶剤例えば、低
級脂肪族エーテル類(ジエチルエーテル、エチルメチル
エーテル等);低級ハロゲンアルカン類(クロロホル
ム、ジクロルエタン、ジブロモエタン等);ベンゼン類
(ベンゼン、トルエン、キシレン等);その他の石油系
溶剤(石油エーテル、石油ベンゼン、リグロイン等)等
が例としてあげられる。
また、この有効画分を採り出した残りの水溶液を、水
及びある種の有機溶剤に水を飽和させたものを使用する
ことにより振盪抽出し、水洗し、残分である有機溶剤層
に移行する画分の溶剤を留去したものも、有効画分即ち
有効成分として用いることができる。この有効画分は上
記の有効画分とは、物理化学的性質が異なり、検出され
る成分も異なるものである。
投与量は、生薬の原末重量で換算して0.001mg/体重kg
/日〜100g/体重kg/日の範囲である。この量は予防剤と
して用いる場合と治療剤として用いる場合では異なり、
一般的には後者の方が投与量は多くなる。
投与方法は、経口投与または非経口投与することがで
き、非経口投与としては筋肉内投与、腹腔内投与、経皮
投与、経鼻投与、静脈内投与等が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば牛のブドウ球菌
による***炎の有効な予防及び治療剤並びに有効な予防
及び治療方法が提供される。
本発明の予防及び治療剤は生薬またはそれから得られ
るエキス等を主薬とするため抗生物質等の場合の耐性菌
の発生や副作用の問題が全くなく、安心して投与するこ
とができる。
また薬剤の残留による人体への影響の心配がないた
め、肉用牛に対するブドウ球菌による***炎の予防及び
治療のための薬物として適当である。
さらに、抗生物質等を用いる場合に比べて、安価に同
疾病を予防及び治療することができる。
以下本発明を試験例及び実施例によりさらに詳しく説
明する。
試験例 1 Staphylococcus aureusの各種生薬に対する感受性を
調べた。
各種生薬を、生薬に対し7倍量の50%エタノール水溶
液中に加え、16時間抽出してアルコール抽出物とした。
抽出物を直径8mmのディスクに25μlずつしみ込ませ
乾燥させた。このディスクをStaphylococcus aureusの
菌株を塗ったハート・インフュージョン寒天培地に置
き、37℃で18時間培養した後阻止円の直径を測定した。
次にその試験結果を示せば表1のとおりである。
実施例 1 基礎飼料 圧ぺん大麦 22.2重量部 とうもろこし 6.3重量部 ビール粕 25.3重量部 ビタミンミネラル剤 0.3重量部 イタリアンライグラスサイレージ 28.5重量部 イタリアンライグラス乾燥 17.4重量部 前記基礎飼料にオウレン粉末を重量比で1%添加し供
試飼料とした。この供試飼料を分娩直後の約36〜48か月
令の乳牛50頭に自由に摂餌させ、300日間飼育した。ま
た対区駆は供試飼料に代えて前記基礎飼料を与えた。
そして飼育期間中に野外感染によつてStaphylococcus
aureusによる***炎になった乳牛の頭数を観察した。
その結果本発明の試験区で***炎に患った乳牛は0頭/5
0頭であったが対照区では12頭/50頭であった。
実施例 2〜19 実施例1においてオウレンの代わりに下記表2に示す
生薬を用いたこと以外は実施例1と同様に行なった。
次にその結果を示せば下表のとおりである。
実施例 20 カンゾウ、オウレン、オウゴン、コウボク、タンジ
ン、チモ、チョウジ、クジン、ケイヒ、ビワヨウ、ホッ
プ、ヨウバイヒ、エンメイソウ、ゴバイシ、サンシュ
ユ、シャクヤク、キンオウシ、チユ及びマオウの各々を
1kgとり、これを夫々10の水に入れ100℃で1時間抽出
した。各々の水抽出物を1000倍に希釈し抽出エキスとし
た。
分娩直後の約36〜48か月令の乳牛を50頭使用し、前記
抽出エキスを水代わり給与した。飼料は実施例1で使用
したものと同じ基礎飼料を用いた。
なお対照区は前記抽出エキスの代わりに水を与えた。
前記のようにして10か月間飼育し、その期間中にStap
hylococcus aureusの野外感染によって***炎になった
頭数を観察した。
その結果本発明の試験区は対照区より***炎の発症頭
数が少なかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 A61K 35/78 H (56)参考文献 特開 昭61−210038(JP,A) 特開 昭48−58115(JP,A) 特開 昭51−61612(JP,A) 特開 昭57−132847(JP,A) 特開 昭57−26549(JP,A) 赤松金芳著、「新訂和漢薬」、医歯薬 出版株式会社、昭和55年10月15日、第1 版第5刷発行、第327,454,110,433, 109,589,209,339,421,358,510, 529,97,268,178,457,381,386, 655頁参照

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カンゾウ、オウレン、オウゴン、コウボ
    ク、タンジン、チモ、チョウジ、クジン、ケイヒ、ビワ
    ヨウ、ホップ、ヨウバイヒ、エンメイソウ、ゴバイシ、
    サンシュユ、シャクヤク、キンオウシ、チユ及びマオウ
    からなる群から選択された1種または2種以上の生薬を
    含有する牛のブドウ球菌による***炎の予防及び治療
    剤。
  2. 【請求項2】生薬が原末の形態である特許請求の範囲第
    1項に記載の予防及び治療剤。
  3. 【請求項3】生薬が有機溶剤、水と有機溶剤との混合物
    または水で抽出した生薬エキス及び/またはそれから得
    られる生薬有効成分である特許請求の範囲第1項に記載
    の予防及び治療剤。
  4. 【請求項4】生薬が、飼料中に配合されてなる特許請求
    の範囲第1項に記載の予防及び治療剤。
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