JP2535555B2 - 魚類の連鎖球菌症の予防及び治療剤 - Google Patents

魚類の連鎖球菌症の予防及び治療剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、魚類の連鎖球菌症の予防及び治療剤並びに
予防及び治療方法に関する。
さらに詳しくは、本発明のハマチ、ブリ、ニジマス、
コイ、キンギョ、ウナギ、イカナゴ、イワシ、ウマズラ
ハギ、ボラ、アジ、メンヘイデン、ナマズ等のStreptoc
occus sp.の感染によって起こる疾病の予防及び治療剤
並びに予防及び治療方法に関する。
[従来の技術] ハマチ、ブリ等の連鎖球菌症は、各地の養殖場で発生
している魚類の疾病である。この疾病は主に経口から感
染するものと考えられ、死亡率が高く、ハマチ、ブリ等
の養殖業者に与える経済的損害は大きい。従って、現
在、養殖ハマチ等の数あるいは疾病の中でその予防及び
治療対策の確立が急がれる最も重要な疾病の1つであ
る。
本症の特徴としては、眼球内の激しい炎症、出血、眼
球の腫大、突出;鰓蓋内側壁の激しい出血;尾柄部、頷
部の膿瘍;内臓各部の出血、肉芽腫があり、羅病魚はや
がて生簀の底に沈下してまもなく死に至る。
従って、ハマチ、ブリ等の連鎖球菌症の予防として、
適切な種類の餌の給与、餌の鮮度、適切な投餌量、魚の
適切な放養密度などの飼育管理を適切に行う事が試みら
れている。しかしながらこれらの方法では予防し得ず、
本疾病が多発しているのが現状である。
また、本症を予防及び治療するために、例えば抗生物
質やその他の抗菌剤を飼料とともに投与する方法が行な
われている。しかし、近年時に耐性菌の出現や魚への抗
生物質等の残留性の問題などがあって、抗生物質などの
投与を養殖魚に対して行なうことは適当でないという気
運が高まりつつあり、抗生物質などを用いない本症の予
防及び治療方法と予防及び治療剤の開発が望まれてい
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記の問題点を解決すべく研究した結
果、ある種の生薬に本疾病を抑制する効果がある事を見
出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明の目的は、魚類、殊に具体的にはハマ
チ、ブリ、ニジマス、コイ、キンギョ、ウナギ、イカナ
ゴ、イワシ、ウマズラハギ、ボラ、アジ、メンヘイデ
ン、ナマズ等の連鎖球菌症の予防及び治療剤並びに同症
の予防及び治療方法を提供することにある。
本発明は、ダイオウ、オウレン、オウバク、コウボ
ク、ヨモギ、ゲンノショウコ、クジン、エンメイソウ、
ホップ、ギュウタン、タンジン及びカンゾウからなる群
から選択された1種または2種以上の生薬を含有する魚
類の連鎖球菌症の予防及び治療剤を提供するものであ
る。
本発明はまた原末の形態の生薬、有機溶剤、有機溶剤
と水との混合物または水で抽出して得られる生薬エキ
ス、または生薬有効成分を含有する上記の魚類の連鎖球
菌症の予防及び治療剤を提供するものである。
本発明はまた生薬を飼料中に配合してなる魚類の連鎖
球菌症の予防及び治療剤を提供するものである。
更に本発明は、ダイオウ、オウレン、オウバク、コウ
ボク、ヨモギ、ゲンノショウコ、クジン、エンメイソ
ウ、ホップ、ギュウタン、タンジン及びカンゾウからな
る群から選択された1種または2種以上の生薬の有効量
を投与することからなる、魚類の連鎖球菌症の予防及び
治療方法を提供するものである。
本発明はまた、原末の形態の生薬、有機溶剤、有機溶
剤と水との混合物または水で抽出して得られる生薬エキ
ス、または生薬有効成分の形態で投与することからなる
魚類の連鎖球菌症の予防及び治療方法を提供するもので
ある。
本発明はまた生薬を飼料中に配合して投与することか
らなる魚類の連鎖球菌症の予防及び治療方法を提供する
ものである。
本発明の予防及び治療剤は、連鎖球菌症に対して有効
である。
この連鎖球菌症は、特にハマチ、ブリ、ニジマス、コ
イ、キンギョ、ウナギ、イカナゴ、イワシ、ウマズラハ
ギ、ボラ、アジ、メンヘイデン、ナマズ等に見られる疾
病である。本発明の予防及び治療剤は、どの魚類の本疾
病に対しても有効である。
本発明の予防及び治療剤として使用される生薬は、ダ
イオウ、オウレン、オウバク、コウボク、ヨモギ、ゲン
ノショウコ、クジン、エンメイソウ、ホップ、ギュウタ
ン、タンジン及びカンゾウからなる群から選択された1
種または2種以上のものである。
ダイオウ(大黄)は、ダイオウ(Rheum palmafum Lin
n)またはR.officinale Baillonおよび近縁植物の根
茎の皮部をほとんど除去して縦割したものである。これ
らのものはアントラキノン誘導体として、クリソファノ
ール、エモジン、エモジンモノメチルエーテル等を含
み、ヒトの健胃苦味、緩下、消炎剤として慢性胃腸病、
消化不良、便秘症に用いられている。
オウレン(黄連)は、オウレン(Coptis japonica Ma
kino)の根茎から細根を焼去ったものである。このもの
の成分は、ベルベリン、パルマチン等であり、ヒトの健
胃苦味、整腸薬として用いられている。
オウバク(黄柏)は、キハダ(Phellodendron amuren
se Ruprecht)またはその他の同属他種植物の樹皮のコ
ルク層を除いたものである。このものの成分は、ベルベ
リン、パルマチン等であり、ヒトの健胃、整腸、収れん
及び消炎薬として用いられている。
コウボク(厚朴)は、ホオノキ(Magnolia obovata T
hunberg)の樹及び枝の皮である。このものの成分は主
成分のマチロールの他マグノクラリン、マグノロール、
精油等を含み、ヒトの収れん性利尿、痰薬として胸腹
部の膨満、腹痛及び喘咳に用いられている。
ヨモギ(艾)は、ヨモギ(Arfemisia princeps Pampa
nini)またはヤマヨモギ(A.monfana Pampanini)の葉
である。このものの成分は、主成分をシネオール(50
%)とする精油、α−ツヨン、セスキテルペン等を含み
ヒトの収れん及び止血薬として子宮出血等を用い、強
壮、補血の効果もある。
ゲンノショウコは、ゲンノショウコ(Geranium nepal
ense Sweet)の夏期の茎葉である。このものの成分は、
タンニン、没食子酸、コハク酸等であり、ヒトの収れん
薬として下痢、腹痛に用いられる。
クジン(苦参)は、クララ(Sophora auqustifolia S
iebold et Zuccarini)の根をそのまままたはコルク皮
の大部分を除いて横切または縦割したものである。この
ももの成分はマトリンであり、ヒトの健胃、利尿、解
熱、鎮痛および殺虫薬として用いる。
エンメイソウ(延命草)は、ヒキオコシ(Isodon jap
anica Hara)またはクロバナヒキオコシ(Isodon trich
ocarpus Kubo)の茎葉である。このものの成分は、プレ
クトランチン(Plectrantin)及びエンメイン(Enmei
n)であり、ヒトの健胃苦味薬として消化不良、食欲不
振、腹痛等の治療に用いられる。
ホップは、ホップ(Humulus Lupulus Linn)の成熟
した果穂である。このものの成分はタンニン、フムロ
ン、ルプロン等であり、ビームの醸造において、苦味お
よび芳香を附けるために必要なものである。
ギュウタン(牛胆)は、ウシ(Bos tautus domesticu
s Gmelin)の胆のうをぶらさげて陰干しするかまたは胆
管を切開して胆汁を容器に入れて密封貯蔵したものであ
る。このものの成分はコール酸ナトリウム塩、ムコタン
パク質、脂肪酸等であり、ヒトの黄疸、便秘、糖尿病、
痔瘻等の治療に古くから用いられている。
タンジン(丹参)はタンジン(Salvia miltiorrhiza
Bunge)の根である。このものの成分はタンジノンI,I
I、クリプトタンジノンであり、ヒトの強壮、通経、婦
人薬として月経不調、子宮出血、腹痛および緒瘡に用い
られる。
カンゾウ(甘草)は、カンゾウ(Glycyrrhiza glabra
Linn var.glandulifera Regel et Herder)の根およ
び根茎をそのまままたはコルク皮を除いたものである。
このものの成分はグリシルリチン、リキリチン、ブドウ
糖、アスパラギン等であり、ヒトの緩和、鎮痙薬、痰
薬として用いられている。
上記したように、本発明で用いる生薬のダイオウ、オ
ウレン、オウバク、コウボク、ヨモギ、ゲンノショウ
コ、クジン、エンメイソウ、ホップ、ギュウタン、タン
ジン及びカンゾウの夫々は、それらを単独か、または組
合わせて、ヒトの疾病の予防及び治療のために従来から
使用されていたものであるが、これらを魚類の疾病の予
防及び治療の目的で、殊に魚類の感染症の予防及び治療
の目的で使用する試みはこれまでになされたことがなか
った。
本発明者らは上記した生薬の薬効に着目して種々の研
究を行った結果、魚類の連鎖球菌症、即ち魚類が連鎖球
菌症に感染することによって発生する病気の予防及び治
療に上記した生薬の1種または2種以上を組合わせて投
与することがきわめて有効であることを見出して本発明
を完成したのである。
すなわち下記するように、上記した特定の種類の生薬
及びその抽出物がインビトロおよびインビボにおいて、
連鎖球菌に対し特異的に静菌作用及び殺菌作用があるこ
とが明らかになった。そしてこの連鎖球菌に対する抑制
効果の結果、上記した生薬を魚類に投与した場合に、連
鎖球菌に由来する魚類の疾病を予防及び治癒することが
できたのである。
そしてこの魚類に特有の疾病に対して、上記した特定
の生薬及びその抽出物が有効であることは予想もしえな
かったことで、本発明者らによってはじめて明らかにさ
れたことである。
これら生薬は原末そのまままたは抽出エキス、生薬有
効成分の形態で直接投与したり、またこれらのものを飼
料に添加したりあるいは溶液製剤、分散製剤、半固形製
剤、粉粒体製剤、成型製剤、浸出製剤、注射用製剤等に
製剤化して使用する。
抽出エキスは、例えば、水、有機溶剤または水と有機
溶剤との混合物を使用して溶剤抽出し、それをそのまま
か、濃縮してか、希釈してか、または溶剤を除去して用
いられる。
有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、
n−プロパノール、n−ブタノール、アセトン、酢酸エ
チル、エーテル、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼ
ン、四塩化炭素、石油エーテル等が使用され、特にメタ
ノール、エタノールが望ましい。これらの有機溶剤は1
種または2種以上の混合物として用いることができる。
この溶剤抽出は、生薬をこれらの溶剤に冷浸または温
浸して行なうことができる。冷浸の場合には15〜25℃、
温浸の場合は35〜45℃の温度範囲で行なうことができ
る。抽出時間は、抽出温度によって異なるが、一般的に
は約5日間または可溶性成分が充分に溶けるまでとす
る。
生薬有効成分は、例えば、上記抽出エキスをさらに各
種溶剤を用いて振盪し、この溶剤に移行する画分を採り
出し、その溶剤を留去したものを有効画分、即ち有効成
分として用いることもできる。
この場合に使用される溶剤は、非極性溶剤例えば、低
級脂肪族エーテル類(ジエチルエーテル、エチルメチル
エーテル等);低級ハロゲンアルカン類(クロロホル
ム、ジクロロエタン、ジブロモエタン等);ベンゼン類
(ベンゼン、トルエン、キシレン等);その他の石油系
溶剤(石油エーテル、石油ベンゼン、リグロイン等)等
が例としてあげられる。
また、この有効画分を採り出した残りの水溶液を、水
及びある種の有機溶剤に水を飽和させたものを使用する
ことにより振盪抽出し、水洗し、残分である有機溶剤層
に移行する画分の溶剤を留去したものも、有効画分即ち
有効成分として用いることができる。この有効画分は上
記の有効画分とは、物理化学的性質が異なり、検出され
る成分も異なるものである。
投与量は、生薬の原末重量で換算して0.001mg/体重kg
/日〜100g/体重kg/日の範囲である。この量は予防剤と
して用いる場合と治療剤として用いる場合では異なり、
一般的には後者の方が投与量は多くなる。
投与方法は、経口投与または非経口投与することがで
き、非経口投与としては筋肉内投与、腹腔内投与、経皮
投与、経鰓投与、静脈内投与等が可能である。
以下本発明を試験例及び実施例によりさらに詳しく説
明する。
試験例 1 魚類の連鎖球菌症の病変部位から分離されたStreptoc
occus sp.の各種生薬に対する感受性を調べた。
各種生薬を、生薬に対し5〜7倍量の50%エタノール
水溶液中に加え、16時間抽出してアルコール抽出物とし
た。
また前記50%エタノール水溶液に代えて7〜15倍量の
水を使用し、これを100℃の温浴下で1時間抽出したも
のを水抽出物とした。
各抽出物を直径8mmのディスクに25μずつしみ込ま
せ乾燥させた。このディスクをStreptococcus sp.の菌
株を塗った0.5%NaCl加ブレイン・ハート・インフュー
ジョン寒天培地に置き、28℃で18時間培養した後阻止円
の直径を測定した。
次にその試験結果を示せば表1及び表2のとおりであ
る。
表 2 生薬名 水抽出物による阻止円(mm) カ ン ゾ ウ 9 ギュウタン 10 実施例 1 生餌にクジン粉末を0.16%添加して供試飼料とした。
この供試飼料を体重約150g/尾のハマチ10000尾にクジ
ン粉末として0.4g/体重kg/日の割合で給餌し、1ケ月間
飼育した(試験区)。
また対照区として生餌のみを1ケ月間与えた。両区と
も1ケ月後の体重は220gであった。
その結果飼育中に野外感染により連鎖球菌症で死亡し
たハマチは試験区ではわずか約130尾であったが、対照
区は約1800尾であった。
実施例 2〜12 実施例1においてクジン粉末の代わりにダイオウ粉
末、オウレン粉末、オウバク粉末、コウボク粉末、ヨモ
ギ粉末、ゲンノショウコ粉末、カンゾウ粉末、エンメイ
ソウ粉末、ホップ粉末、ギュウタン粉末、タンジン粉末
を使用した以外は実施例1と同様に行った。
次にその試験結果を示せば表3のとおりである。
実施例 13 ダイオウ粉末、オウレン粉末、オウバク粉末、コウボ
ク粉末、ヨモギ粉末、ゲンノショウコ粉末、クジン粉
末、カンゾウ粉末、エンメイソウ粉末、ホップ粉末、ギ
ュウタン粉末、及びタンジン粉末の各々を1kgとり、こ
れを10の水に入れ100℃で1時間抽出した。各々の水
抽出物を1000倍に希釈して薬液とした。1区ハマチ100
尾を使用し各試験区共1日1回それぞれの薬液に3分間
薬浴させた。このようにして1ケ月間飼育した結果すべ
ての試験区で対照区(薬浴させなかったもの)より連鎖
球菌症の野外感染死亡尾数は少なかった。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば魚類の連鎖球菌
症の有効な予防及び治療剤並びに有効な予防及び治療方
法が提供される。
本発明の予防及び治療剤は、生薬またはそれから得ら
れるエキス等を主薬とするため、抗生物質等の場合の耐
性菌の発生や副作用の問題が全くなく、安心して投与す
ることができる。
さらに、薬剤の残留による人体への影響の心配がない
ため、食用魚に対する連鎖球菌症の予防及び治療のため
の薬剤として適当である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 A61K 35/78 J K Q T // A23K 1/16 304 A23K 1/16 304C 1/18 102 1/18 102A

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイオウ、オウレン、オウバク、コウボ
    ク、ヨモギ、ゲンノショウコ、クジン、エンメイソウ、
    ホップ、ギュウタン、タンジン及びカンゾウからなる群
    から選択された1種または2種以上の生薬を含有する魚
    類の連鎖球菌症の予防及び治療剤。
  2. 【請求項2】生薬が原末の形態である特許請求の範囲第
    1項に記載の予防及び治療剤。
  3. 【請求項3】生薬が有機溶剤、水と有機溶剤との混合物
    または水で抽出した生薬エキス及び/またはそれから得
    られた生薬有効成分である特許請求の範囲第1項に記載
    の予防及び治療剤。
  4. 【請求項4】生薬が飼料中に配合されてなる特許請求の
    範囲第1項に記載の予防及び治療剤。
  5. 【請求項5】魚類がハマチ、ブリ、ニジマス、コイ、キ
    ンギョ、ウナギ、イカナゴ、イワシ、ウマズラハギ、ボ
    ラ、アジ、メンヘイデン、ナマズである特許請求の範囲
    第1項に記載の予防及び治療剤。
  6. 【請求項6】ダイオウ、オウレン、オウバク、コウボ
    ク、ヨモギ、ゲンノショウコ、クジン、エンメイソウ、
    ホップ、ギュウタン、タンジン及びカンゾウからなる群
    から選択された1種または2種以上の生薬の有効量を投
    与することからなる魚類の連鎖球菌症の予防及び治療方
    法。
  7. 【請求項7】生薬が原末の形態で用いられる特許請求の
    範囲第6項に記載の予防及び治療方法。
  8. 【請求項8】生薬が有機溶剤、水と有機溶剤との混合物
    または水で抽出した生薬エキス及び/またはそれから得
    られた生薬有効成分である特許請求の範囲第6項に記載
    の予防及び治療方法。
  9. 【請求項9】生薬が飼料に混合して投与される特許請求
    の範囲第6項に記載の予防及び治療方法。
  10. 【請求項10】魚類がハマチ、ブリ、ニジマス、コイ、
    キンギョ、ウナギ、イカナゴ、イワシ、ウマズラハギ、
    ボラ、アジ、メンヘイデン、ナマズである特許請求の範
    囲第6項に記載の予防及び治療方法。
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