JP2596850Y2 - 封緘式のキャップ付き容器 - Google Patents

封緘式のキャップ付き容器

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JP2596850Y2
JP2596850Y2 JP1993022827U JP2282793U JP2596850Y2 JP 2596850 Y2 JP2596850 Y2 JP 2596850Y2 JP 1993022827 U JP1993022827 U JP 1993022827U JP 2282793 U JP2282793 U JP 2282793U JP 2596850 Y2 JP2596850 Y2 JP 2596850Y2
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cap
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伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は封緘式のキャップ付き容器
に係る。
【0002】
【従来の技術】例えば実開昭54-102400 号の容器が知ら
れている。該容器は、容器体口部を閉塞する蓋体頂壁の
外周から容器体口部外面へ嵌合させて周壁を垂下すると
共に、該周壁の上端から突出する複数の破断片で蓋体上
端部を遊挿させて配設した断面板条のリングを外向きフ
ランジ状に保持させ、かつ周壁上端後部と上記リング後
部とを破断不能に連結片により連続させたものであり、
蓋体取外しの際には上記破断片を破断し、リング前部を
引上げることで上記連結片を介して蓋体を外すことが可
能としたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の容器は、上
記リングを使用しなければ開蓋不能とすることで、封緘
式キャップ付きの容器とすることが出来るが、上記リン
グは破断片連結により蓋体の上端から外向きフランジ状
に突出しているため、容器輸送時等にリングが他物に接
し押圧されることで破断片が破断したり、又リングが変
形することがあった。
【0004】本案は、上記リング該当の第2外向きフラ
ンジをキャップ外周壁の下端から突出してそのフランジ
外周から垂設した嵌合筒を容器体口頸部の上部へ付設し
た第1外向きフランジ外周面へ嵌合させ、又上記第2外
向きフランジ7の一部を外周壁と嵌合筒との連結部とし
て残して、上記キャップ外周壁と第2外向きフランジと
の間、および第2外向きフランジと嵌合筒との間にそれ
ぞれ破断線を穿設して上記欠点を除去すると共に、それ
等破断線破断により開蓋させた後も上記第2外向きフラ
ンジを容器持運び用の把手として使用できるよう設けた
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】口頸部2の上部外面に第
1外向きフランジ3を付設した容器体1と、上記第1外
向きフランジ上方の口頸部部分外面へ、頂壁5外周から
垂下する外周壁6を嵌合させると共に、該外周壁下端に
付設した第2外向きフランジ7を上記第1外向きフラン
ジ3上へ載置させ、かつ第2外向きフランジ7外周から
垂下する嵌合筒8を第1外向きフランジ3外周面へ嵌合
させて、該嵌合筒の下端内面に周設した係合突条9を第
1外向きフランジ3の外周部下面へ係合させた合成樹脂
製のキャップ4とからなり、上記第2外向きフランジ7
の一部を外周壁6と嵌合筒8との連結部10として、その
他の外周壁6と第2外向きフランジ7との連結部分に第
1破断線11を、かつ第2外向きフランジ7と嵌合筒8と
の連結部分に第2破断線12を、それぞれ穿設した。
【0006】
【作用】図2が示す状態から第1,第2破断線11,12を
破断することで頂壁5と外周壁8と内周壁14とが形成す
るキャップ本体4aを、連結部10に設けた肉薄ヒンジ15を
中心として開閉できる。又図1が二点鎖線で示すように
第2外向きフランジ7を起こすことで該フランジを容器
持運び用の把手として使用できる。
【0007】
【実施例】1は口頸部2の上部外面に第1外向きフラン
ジ3を付設した容器体である。その第1外向きフランジ
上方の口頸部部分は小外径としているが、フランジ下方
の口頸部部分と同外径でもよい。
【0008】4は合成樹脂製のキャップで、上記第1外
向きフランジ3上方の口頸部部分外面へ頂壁5外周から
垂下する外周壁6を嵌合させると共に、該外周壁下端に
付設した第2外向きフランジ7を容器体の第1外向きフ
ランジ3上へ載置させ、又第2外向きフランジ7外周か
ら嵌合筒8を垂設して該嵌合筒を既述第1外向きフラン
ジ3外周面へ嵌合させ、更に嵌合筒下端内面に係合突条
9を周設させて該係合突条を第1外向きフランジ3の下
面外周へ係合させている。図1が示すように第2外向き
フランジ7の一部を外周壁6と嵌合筒8との連結部10と
して、その他の外周壁6と第2外向きフランジ7との連
続部分に第1破断線11を、かつ第2外向きフランジ7と
嵌合筒8との連続部分に第2破断線12を、それぞれ穿設
する。それ等両破断線は図示のように切離し線を設けて
その複数箇所で破断可能な連結子13で連結させてもよ
く、又破断可能な肉薄線で形成してもよい。
【0009】既述頂壁5下面からは容器体の口頸部内面
へ嵌合させて内周壁14を垂下し、これ等頂壁、内周壁、
外周壁6とでキャップ本体4aとしている。該キャップの
外周壁6下端と既述連結部10との接続部には肉薄ヒンジ
15を設けるとよい。図示例では内周壁14を口頸部内面へ
緊密に嵌着させ、外周壁6と口頸部との間には小間隙を
設けてキャップ本体4aの着脱が容易としているが、外周
壁6も口頸部へ緊密に嵌合させてもよい。尚16はキャッ
プ本体開蓋用の指掛け片で連結部10と対向する外周壁部
分上端に付設している。又連結部10と対向する側の嵌合
筒8上端部分には第2外向きフランジ引起こし用の切欠
き17が穿設してあり、該切欠き利用で第2外向きフラン
ジ7を引き上げることで第1,第2破断線11,12を破断
することが出来る。キャップ本体4a開閉の際は、第2外
向きフランジ7を第1外向きフランジ3上へ載置させた
図示実線が示す状態で行うこととし、又容器持ち運びの
際は、図1が二点鎖線で示すように第2外向きフランジ
7を起こし、該フランジを把手として使用することで持
運び出来る。
【0010】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、容器体の
第1外向きフランジ3上へ、キャップの外周壁下端に付
設した第2外向きフランジ7を載置させ、かつ該フラン
ジ外周から第1外向きフランジ外周へ嵌合させて嵌合筒
8を垂下し、第2外向きフランジ7一部を連結部10とし
てその他の外周壁6と第2フランジ7との連結部分に第
1破断線11を、かつ第2外向きフランジ7と嵌合筒8と
の連結部分に第2破断線12を、それぞれ穿設したから、
破断帯としての第2外向きフランジ7が既述従来例の場
合のように容器輸送時に破断等するおそれがなく、又上
記嵌合筒8の下端内面に第1外向きフランジ下面へ係合
する係合突条9を周設したから、キャップ4が容器体口
頸部から外れることはなく、第1,第2破断線11,12を
破断しない限り開蓋不能となって封緘キャップの機能を
確実とすることが出来る。更に第2外向きフランジ7一
部をキャップ外周壁6と嵌合筒8との連結部10として、
その他の第2外向きフランジと外周壁6、および第2外
向きフランジ7と嵌合筒8との間に第1,第2破断線1
1,12を穿設したから、開蓋後はその第2外向きフラン
ジ7を把手として容器持運びに利用できる便利がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案容器用キャップの斜視図である。
【図2】その容器要部の断面図である。
【符号の説明】
1…容器体 3…第1外向きフランジ 4…キャッ
プ 7…第2外向きフランジ 10…連結部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口頸部2の上部外面に第1外向きフラン
    ジ3を付設した容器体1と、上記第1外向きフランジ上
    方の口頸部部分外面へ、頂壁5外周から垂下する外周壁
    6を嵌合させると共に、該外周壁下端に付設した第2外
    向きフランジ7を上記第1外向きフランジ3上へ載置さ
    せ、かつ第2外向きフランジ7外周から垂下する嵌合筒
    8を第1外向きフランジ3外周面へ嵌合させて、該嵌合
    筒の下端内面に周設した係合突条9を第1外向きフラン
    ジ3の外周部下面へ係合させた合成樹脂製のキャップ4
    とからなり、上記第2外向きフランジ7の一部を外周壁
    6と嵌合筒8との連結部10として、その他の外周壁6と
    第2外向きフランジ7との連結部分に第1破断線11を、
    かつ第2外向きフランジ7と嵌合筒8との連結部分に第
    2破断線12を、それぞれ穿設したことを特徴とする封緘
    式のキャップ付き容器。
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