JP2596621B2 - エレベーターの運転監視装置 - Google Patents

エレベーターの運転監視装置

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JP2596621B2 JP625790A JP625790A JP2596621B2 JP 2596621 B2 JP2596621 B2 JP 2596621B2 JP 625790 A JP625790 A JP 625790A JP 625790 A JP625790 A JP 625790A JP 2596621 B2 JP2596621 B2 JP 2596621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、群管理エレベーターの運行状態を、画像表
示装置に表示するエレベーターの運転監視装置に関す
る。
〔従来の技術〕
1つのビル(建造物)内に複数のエレベーターが設置
されている場合、これらエレベーターを効率よく運行す
るために群管理制御が行なわれる。この場合、群管理エ
レベーターの運行管理の適性を判断するために、例えば
特開昭60−161878号公報に開示されているように、時間
的に変化するエレベーターのかご位置を記録したエレベ
ーターの運行図(上記公報記載の第10図)が用いられた
り、ホール釦が点灯してからエレベーターが到着し、ホ
ール釦が消灯するまでの待ち時間を測定する等の手段が
使われている。そして、測定したエレベーターの運行図
からエレベーターの相互位置間隔の変化を見ることによ
り、かごが予定通り機械的に走行しているか否かが判断
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術における運行図は、前記公報第10図に示
すように、1枚のチヤートに全エレベーターのかご位置
や呼び釦の動作状態の時間経過を図示するようになつて
いる。そのため、エレベーターの台数や、ホール呼びの
数が増加すると、図面が非常に複雑となり、運行状態を
短時間で解析することが困難である。特にエレベーター
の専門技術者がビルの管理者にこの運行図を説明して
も、かごの動きを直接把握し難く、非常に理解しにくい
という問題点があつた。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決
し、エレベーターの運行状態を画像表示装置に動画的に
表示することにより、エレベーターの専門技術者のみな
らず、一般のビル管理者及びエレベーターの利用者にも
エレベーターの運行状態を容易に理解することができる
エレベーターの運転監視装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、運行状況デー
タに基づいて群管理される複数のエレベーターにおい
て、前記運行状況データから少なくともホール呼びデー
タ、かご呼びデータおよび各エレベーターかごの状態デ
ータをとり出すデータ収集手段と、前記各データ毎にデ
ータ発生状況に応じた項目を設定し前記データ収集手段
で収集したデータを対応する前記項目に分類して前記各
データ毎のデータフアイルを作成するデータフアイル作
成手段と、前記各データフアイルに収容されたデータに
基づいてある時刻での全体運行状態を所定時間間隔毎に
画像フアイルに作成する画像フアイル作成手段と、前記
画像フアイルに収容されたデータに基づいて画像表示を
行なう表示手段とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、エレベーターの運行状況データのう
ち少なくともホール呼びデータ、かご呼びデータ、状態
データを採取し、データフアイルを作成し、このデータ
フアイルを用いて所定の時間間隔ごとに、画像表示に都
合のよいように画像フアイルを作成し、この画像フアイ
ルのデータを画像表示装置に表示することにより、かご
の動きや呼び釦等の表示状態を動画的に見ることができ
る。これにより、エレベーターの専門技術者以外の例え
ばビルの管理者でも、かごの動きを容易に理解すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明の実施例に係るエレベーターの運転
監視装置のブロツク図である。図において、Eはエレベ
ーターシステムを示し、並列のエレベーターがn台設置
されている。1は発生したホール呼びをn台のうちの適
切なエレベーターに割り付ける群管理制御装置、2I〜2n
は割り付けられたホール呼び及びかご呼びに応じて該当
するエレベーターの走行制御を行うエレベーター制御装
置である。3はデータ収集・記録装置、4はデータ分析
・処理装置、5は作図装置、6は画像表示装置であり、
これらでエレベーターの運転監視装置(以下、単に監視
装置という)が構成される。この監視装置の詳細につい
ては後述する。
ここで、ひとまず全体的な動作の概略説明を行う。監
視装置をエレベーターシステムEの群管理制御装置1
に、直列データ通信回線あるいは並列データ通信回線を
介して接続し、監視装置の電源を投入すると測定が開始
され、群管理制御装置は、ある一定周期、例えば50ms毎
に、ホール呼びデータ、各エレベーター制御装置21〜2n
から受信したかごの位置や状態のデータ(ドア状態、方
向性、かご内重量等のかご状態データ)、かご呼びデー
タ、及び割り当てホール呼びデータ等をデータ収集・記
録装置3へ送信する。データ収集・記録装置3では、送
信されたデータに基づき、ホール呼びデータ、割り当て
ホール呼びデータ、かご呼びデータの各データ毎に、呼
びの発生階床、発生時刻、継続時間等を演算処理にて求
め、それぞれ、ホール呼びデータフアイル、割り当てホ
ール呼びデータフアイル、かご呼びデータフアイルに記
録する。さらに、かご状態データについては、かご状態
データフアイルに記録する。この時の記録媒体として
は、磁気テープ、磁気デイスク、RAM(読み出し書き込
み自在な記憶素子)等種々のものを用いることができ
る。
測定が終了した時点、又は任意の時間を置いた後、前
記4つのデータフアイルをデータ収集・記録装置3より
データ分析・処理装置4へ入力する。データ分析・処理
装置では、データ収集・記録装置3より入力したホール
呼びデータフアイル、割り当てホール呼びデータフアイ
ル、かご呼びデータフアイル、かご状態フアイルから、
エレベーター運行図データを作成し、印字装置、XYプロ
ツター等の作図装置5へ出力し、エレベーター運行線図
を描かせる。これとは別に、前記4つのデータフアイル
より、測定した時間内の任意の時刻について、ホール呼
び、割り当てホール呼び、かご呼びの各状態及び各エレ
ベーターかごのかご状態を同一画面上にグラフイツク表
示するための再生画面フアイルを、所定の時間間隔、例
えば1秒毎に連続して作成し記録する。そして、画像表
示装置6に各エレベーターの運行状況を再生する際に
は、データ分析・処理装置4で作成された前記再生画面
フアイルが例えば、1個ずつ順次読み出され、その内容
が画像表示装置6へ伝送される。これにより、画像表示
装置6に各エレベーターの運行状況が表示される。
次に、第1図のデータ収集・記録装置3およびデータ
・分析処理装置4で行う処理内容の詳細について、第2
図〜第4図を用いて説明する。
まず、データ収集・記録装置3の処理内容を第2図を
用いて説明する。第2図は群管理制御装置1で作成され
たエレベーターの運行状況データを、データ収集・記録
装置3でどの様なデータに変換して記録するかを示した
データフロー図である。101Tは群管理制御装置1内に保
持された運行状況データを示す。この運行状況データ10
1Tは、エレベーターの1号機〜n号機に共通するUPホー
ル呼びデータ101aおよびDOWNホール呼びデータ101bを有
するとともに、1号機〜n号機のそれぞれについて所定
のデータをもつ。例えば、これを1号機でみると、かご
位置データ101c、かご状態データ101d、かご呼びデータ
101e、UP割り当てホール呼びデータ101f、DOWN割り当て
ホール呼びデータ101g等を有する。上記各データにおい
て、共通のデータ101a、101bおよび各号機のかご呼びデ
ータ、UP割り当てホール呼びデータ、DOWN割り当てホー
ル呼びデータについては、各階床がメモリーの1ビツト
に対応し、呼びのある時は“1"、呼びのない時は“0"と
なる8階床で1バイトのデータが階床数が集まつたデー
タテーブル(これをビツト形データと称する)で構成さ
れ、又、各号機のかご位置データ、かご状態データ等は
1バイトに格納されているデータが数値を表わすデータ
(これを数値形データと称する)で構成される。
運行状況データ101Tは、ある一定周期、例えば50ms毎
に群管理制御装置1のデータ送信回路11を介してデータ
収集・記録装置3のデータ受信回路31へ入力される。デ
ータ記録回路32ではデータ受信回路31へ入つた運行状況
データ101Tのデータを、クロツク33から出力される時刻
データを参照しながら、ホール呼びデータフアイル301
T、割り当てホール呼びデータフアイル302T、かご呼び
データフアイル303T、かご状態データフアイル304Tに累
積記録する。
ここで、上記各フアイルのうち割り当てホール呼びデ
ータフアイル302Tを例にとつてフアイル内容を説明す
る。割り当てホール呼びデータフアイル302Tには、図示
のように「方向性」、「号機番号」、「発生階床」、
「発生時刻」、「継続時間」等の項目が設定されてい
る。今、例えば10時20分35秒に6階のUPホール呼びを2
号機に割り当て、20秒後にこのホール呼びを当該2号機
がサービスした場合を例示する。この場合、運行状況デ
ータ101Tの2号機におけるUP割り当てホール呼びデータ
の6階に相当するビツトが「0」から「1」に変化し、
又、割り当てホール呼びデータフアイル302Tの末尾に、
方向性(UP)、号機番号(2)、発生階床(6)発生時
刻(10:20:35)が記録され、かつ、継続時間カウンター
(図示されていない)がカウントを開始する。2号機が
6階に到着すると、通行状況データ101Tの2号機の6階
に相当するビツトが「0」になり、継続時間カウンター
はカウントを停止し、このカウント値が割り当てホール
呼びデータフアイル302Tの継続時間の項目へ記録され
る。ホール呼びデータフアイル301T、かご呼びデータフ
アイル303Tについても同様に図示のような所定の項目が
設定され呼びの発生及びリセツト毎に相当する項目にデ
ータが順次記録される。かご状態データフアイル304Tに
ついてもこれに準じる。ここで、かご状態データフアイ
ル304Tは、かご位置、かご状態が変化する毎に、号機番
号、かご位置、かご状態、時刻を記録すると、メモリー
容量が節減出来るが、単位時間、例えば1秒毎に記録し
てもよい。
以上の様に各データフアイル301T〜304Tへの記録を繰
り返し、測定が終了した時点、あるいは任意の時間経過
後に、各データフアイル301T〜304Tを、データ送信回路
34、データ分析・処理装置4のデータ受信回路41を介
し、データ分析処理装置4の各データフアイル401T〜40
4Tへ転送する。
次に、データ分析・処理部4の処理内容、即ちエレベ
ーター運行状況再生画面フアイル作成処理について第3
図を用いて説明する。第3図中、420T1〜420Tmは、一定
時間間隔、例えば1秒毎に再生表示する画面の再生画面
フアイルである。本実施例では再生開始0秒目用表示デ
ータとして再生画面フアイル420Toを用い、以後順次再
生画面フアイル420T1〜420Tm-1を作成してゆき、再生開
始m秒目用表示データとして再生画面フアイル420Tm
作成する。各再生画面フアイル420To〜420Tmは、メモリ
をマトリツクス状に構成しており、横方向である1行に
は1階床分のデータが表わされ、各行の第1列目にはUP
ホール呼び継続時間データ、第2列目にはUPホール呼び
データ、第3列目には1号機かご状態データあるいは1
号機かご呼びデータ、第4列目には1号機割り当てホー
ル呼びデータ、第1+n×2列目にはn号機かご状態デ
ータあるいはn号機かご呼びデータ、第2+n×2列目
にはn号機割り当てホール呼びデータ、その次の列には
DOWNホール呼びデータ、次の列にはDOWNホール呼びデー
タ、次の列にはDOWNホール呼び継続時間データが格納さ
れる。従つて、各再生画面フアイル420To〜420Tmは、エ
レベーターのサービス階床が例えば20階床でエレベータ
ー台数が8台並列の場合、20行×20列のデータ配列とな
る。
次に、各データフアイル401T〜404Tに基づいて、再生
画面フアイル420To〜420Tmを作成する手順を、再生開始
時刻を10時0分0秒、再生終了時刻を10時1分0秒、再
生時間間隔を1秒とした場合を例にとり説明する。ま
ず、ホール呼びデータフアイル401Tより、ホール呼び発
生時刻が10時0分0秒〜10時1分0秒の間にあるデータ
を検索する。例えば10時0分0秒に19階DOWNホール呼び
が発生したとすると、再生画面フアイル420Toの19階に
該当する行のDOWNホール呼びデータの列にこれを意味す
る「▽」マーク4aの文字コードデータを書き込むと共
に、同行のDOWNホール呼び継続時間データの列に0秒に
相当するデータを書き込む。次に前記DOWNホール呼びの
継続時間が、23秒であつたとすると、再生画面フアイル
420T1〜420T23の同行(19階に相当する行)のDOWNホー
ル呼びデータの列に「▽」マーク4aが連続的に順次書き
込まれると共に、同行DOWNホール呼び継続時間データの
列の1秒、2秒〜23秒の各秒数に相当するデータが連続
的に順次書き込まれる。このような処理がホール呼びデ
ータフアイル401Tの中にある発生時刻が再生時間帯内に
含まれる全てのホール呼びデータについて行なわれる。
同様に、割り当てホール呼びデータフアイル402T、かご
呼びデータフアイル403Tからも再生時間帯内のデータが
検索され、再生画面フアイル420To〜420Tmにデータを書
き込む処理が行なわれる。
次に、かご状態データフアイル404Tから再生画面フア
イル420Tmへの変換を行う一例を説明する。かご状態デ
ータフアイル404Tには、第2図に示すような号機番号、
かご位置、かご状態(例えば方向性、ドアの開閉状態、
かご内重量等)、時刻の各データが1ブロツクとして、
一定時間間隔、例えば1秒毎に書き込まれている。この
場合、再生時間帯内に含まれるかご状態フアイル404Tの
中の時刻データが検索され、同時刻に同一ブロツクに含
まれる号機番号、かご位置、かご状態等の各データが読
み出される。時刻データから、記録すべき再生画面フア
イル420To〜420Tmのうちの該当するものが選ばれ、その
再生画面フアイルの書き込むべき行がかご位置データか
ら求められ、また書き込むべき列を号機番号データから
求められ、その位置にかご状態データが書き込まれる。
このとき、かご状態を表示するデータとして、第3図に
示す例では、かご位置を示す「□」マークと、方向性を
示す「↑」マークあるいは「↓」マークを重ね合わせて
表現してあるが、さらにドアの開閉状態及びかご内重量
等を同時に表現すると、より一層エレベーターの運行状
況を把握しやすいとすることができる。以上の様に、各
データフアイル401T〜404Tより、再生時間帯全てについ
て、画面再生フアイルが作成される。
次に画面再生について説明する。画面再生時には、デ
ータ分析・処理装置4にて作成された画面再生フアイル
420To〜420Tmが読み出され、それらに格納されている前
述のデータが画像表示装置6へ連続的に転送され、エレ
ベーターの運行状況の再生が行なわれる。この際に、画
像再生フアイル420To〜420Tmは、画面再生時間帯の全時
間に亘り作成されているので、データ分析・処理装置4
により、画像再生フアイルを読み出す速度、順序を変え
ることにより、スロー再生、静止再生、逆転再生、早送
り再生等、エレベーター運行状況の解析時に、その目的
に応じ様々な画面再生を行う事が可能である。
第4図は再生画面の一例を示す図である。再生画面61
には、縦方向に階床、横方向にエレベーターの号機番号
が配置されており、視覚的にエレベーターの運行状況を
容易に把握出来る画面とされている。再生画面の右上部
に、再生中の時刻61gを表示する。また、再生画面左端
から順に、階床各表示61h、UPホール呼び継続時間表示6
1i、UPホール呼び表示61a、かご状態表示61f、かご呼び
表示61e、UP割り当てホール呼び表示61c、DOWN割り当て
ホール呼び表示61d、DOWNホール呼び表示61b、DOWNホー
ル呼び継続時間表示61jが表示されている。
以上の再生画面作成において、かご状態データフアイ
ル404Tは、前述のようなメモリーを節減するために、号
機番号、かご位置、かご状態、時刻各データ1ブロツク
のうち、時刻データを除いた他のデータ1つが変化する
毎に記録を行なうことも可能である。この場合の再生画
面フアイル420Tmの作成法の一例について、第5図
(a)、(b)を用いて説明する。第5図(a)はエレ
ベーターの動きを示すグラフ、第5図(b)は再生画面
を示す図である。上記のように、かご状態データフアイ
ル404Tが、あるデータが変化した毎に記録されている
と、実際のエレベーターの動きは第5図(a)に示すよ
うにその運行軌跡が線4dの如く連続的になつているにも
かかわらず、かご状態データフアイル404Tには、かご状
態が変化点4P1、4P2の2点でしか記録されないため、
再生画面上では、かご状態表示4d1は、第5図(b)に
破線で示されているように、ある時間、実際のエレベー
ターの動きと合わない表示がなされることとなる。これ
を補正するため、再生画面フアイルを作成する場合、次
の様な処理を行う。すなわち、かご状態の変化点4P1
時刻をt1、かご位置をf1、かご状態の変化点4P2の時刻
をt2、かご位置をf2とし、再生画面フアイル上の時刻を
t、再生画面上のかご位置をfとすると、次式が成立す
る。
上式で求めた再生画面上のかご位置fを四捨五入した
値を再生画面フアイル上のかご位置として、かご状態変
化点4P1の時刻t1からかご状態変化点4P2の時刻t2まで
について再生単位時間毎に再生画面フアイルへ書き込
む。この処理により第5図(b)に実線で示す再生画面
上のかご状態表示4d2の様に、実際のエレベーターの動
きに近い再生画面が得られる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、エレベーターの運行
状態のデータを採取し、フアイルに作成し、このフアイ
ルを用いて所定の時間間隔ごとに画面再生フアイルを作
成し、このデータを画像表示装置に表示するようにした
ので、かごの動きやホール呼び釦等の状態を動画的に見
る事ができ、これにより、専門技術者以外の、例えばビ
ルの管理者等でもエレベーターの運行状態を容易に理解
する事ができる。また、画像再生は、実速度再生、スロ
ー再生、逆転再生等も行う事ができるので、群管理エレ
ベーターの動きの解析も容易に行える効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るエレベーターの運転監
視装置のブロツク図、第2図は第1図に示すデータ収集
・記録装置の処理内容を示すデータフロー図、第3図は
第1図に示すデータ分析・処理装置の処理内容の一部を
示すデータフロー図、第4図は第1図に示す画像表示装
置に表示される表示画面図、第5図(a)、(b)は第
3図に示す再生画面フアイル作成処理の一部の処理を説
明する説明図である。 3…データ収集・記録装置、4…データ分析・処理装
置、6…画像表示装置、301T〜304T,401T〜404T…エレ
ベーター運行状態データフアイル、420To〜420Tm…再生
画面フアイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運行状況データに基づいて群管理される複
    数のエレベーターにおいて、前記運行状況データから少
    なくともホール呼びデータ、かご呼びデータおよび各エ
    レベーターかごの状態データをとり出すデータ収集手段
    と、前記各データ毎にデータ発生状況に応じた項目を設
    定し前記データ収集手段で収集したデータを対応する前
    記項目に分類して前記各データ毎のデータフアイルを作
    成するデータフアイル作成手段と、前記各データフアイ
    ルに収容されたデータに基づいてある時刻での全体運行
    状態を所定時間間隔毎に画像フアイルに作成する画像フ
    アイル作成手段と、前記画像フアイルに収容されたデー
    タに基づいて画像表示を行なう表示手段とを設けたこと
    を特徴とするエレベーターの運転監視装置。
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