JP2595802Y2 - 隠蔽情報表示用紙 - Google Patents

隠蔽情報表示用紙

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JP2595802Y2
JP2595802Y2 JP1992023590U JP2359092U JP2595802Y2 JP 2595802 Y2 JP2595802 Y2 JP 2595802Y2 JP 1992023590 U JP1992023590 U JP 1992023590U JP 2359092 U JP2359092 U JP 2359092U JP 2595802 Y2 JP2595802 Y2 JP 2595802Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折り部を介して複数の
紙片を連接し、前記折り部で折り重ねられる所定の重ね
合わせ面には隠蔽すべき情報(以下隠蔽情報という)を
表示するための隠蔽情報表示用紙に関し、特に控片を備
えた隠蔽情報表示用紙に関する。この隠蔽情報表示用紙
は、隠蔽情報を所定の重ね合わせ面に表示するととも
に、この重ね合わせ面を剥離可能に接着してなる葉書、
カード等の隠蔽情報所持体を作成するためのものであ
り、本明細書における隠蔽情報は、必ずしも秘匿性を有
する情報に限らない。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の構成の隠蔽情報表示用紙
が知られているが、控片を有する隠蔽情報表示用紙とし
ては、図7に示すものが一般的である。すなわち、隠蔽
情報表示用紙100は、折り用ミシン目101,102
を介して上紙片103、中紙片104、下紙片105が
連接されるとともに、両側には等間隔に移送孔106が
透設されたマージナル部107が設けられ、図示してい
ない折り兼切り用ミシン目を介して前記各マージナル部
107の伸びる方向に連続して設けられている。そし
て、折り兼切り用ミシン目108を境にして本体片10
9と控片110に区画形成され、本体片109の上紙片
103は宛名片、また、中紙片104と下紙片105は
隠蔽情報表示面として、例えば請求明細欄111が印刷
されている。一方、前記控片110には、その上紙片1
03と中紙片104に跨がって請求明細控欄112が印
刷されるとともに、前記中紙片104には切り用ミシン
目113が設けられている。また、図示してはいない
が、前記本体片109の中紙片104と下紙片105の
表面には、接着後に剥離可能な感圧性接着剤が塗布さ
れ、上紙片103と中紙片104の裏面には、接着後に
剥離不能な感圧性接着剤が塗布されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、従来例にあ
っては、隠蔽情報である請求明細情報が請求明細欄11
1と請求明細控欄112にそれぞれ印字され、折り兼切
り用ミシン目108で本体片109と控片110とに分
離されて、前記本体片109が三つ折りされ、重ね合わ
せ面が接着されて葉書とされた後は、控片110におけ
る切り用ミシン目113から折り用ミシン目102側が
不要な部分となり、前記切り用ミシン目113から破断
された折り用ミシン目102側の中紙片104の一部と
下紙片105は廃棄されている。本考案はこのような控
片を設けたことによる用紙の無駄を解消した隠蔽情報表
示用紙を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本考案の隠蔽情報表示用紙は、折り部2,3を介
して複数の紙片4,5,6を同一平面上に連接し、前記
折り部2,3で折り重ねられる所定の重ね合わせ面に隠
蔽すべき情報23,24を表示するための隠蔽情報表示
用紙1であって、前記紙片4,5,6の非連接端の一方
に、切り部7を介して所定の前記隠蔽すべき情報の控を
記入する控片8を前記紙片4,5,6と同一平面上に
接する一方、少なくとも隠蔽すべき情報23,24を表
示するための重ね合わせ面には、通常では接着せず所定
の圧を加えると接着可能となり、接着後には剥離可能な
接着剤21,22を塗布したものである。
【0005】
【作用】所定の重ね合わせ面と控片に隠蔽情報を印字し
た後、隠蔽情報表示用紙を折り部から折り重ね、隠蔽情
報所持体を作成した後、切り部から控片を切り取って保
管する。控片には不要な部分がないので、廃棄すべき無
駄な部分はなくなる。
【0006】
【実施例】以下、本考案を葉書用紙に適用した場合の好
適な実施例について添付図面の図1〜図6に基づき詳細
に説明する。ここにおいて、図1は葉書用紙の表面側の
平面図、図2はその裏面側の平面図、図3はその断面
図、図4は三つ折りして接着した状態の断面図、図5は
作成した葉書の平面図、図6は部分的に剥離した状態の
斜視図である。
【0007】図1及び図2に示すように、葉書用紙1
は、折り用ミシン目2,3を介して同一大の上紙片4、
中紙片5、下紙片6が連接され、また、前記上紙片4の
前記中紙片5と反対側には切り用ミシン目7を介して控
片8が連接されてなる。そして、この葉書用紙1の両側
にはスリッタマーク9a,9bを境として多数の移送孔
10a,10bが等間隔に透設されたマージナル部11
a,11bが設けられている。前記葉書用紙1は、図示
してはいないが、前記マージナル部11a,11bの伸
びる方向に折り兼切り用ミシン目を介して単位片が多数
連接された連続状態にある。
【0008】上紙片4は宛先情報12(図5参照)が印
字される宛名片であり、また、下紙片6の表面側には
「請求明細書」の標題とともに、請求明細記入欄13と
請求額記入欄14があらかじめ印刷され、その裏面側に
は発信人表示19と、マージナル部11bに向けた矢印
とともに「ここから剥がして下さい」という案内文20
があらかじめ印刷され、さらに、中紙片5の表面側に
は、請求明細に関する説明事項や各種案内事項を記載し
た説明文15があらかじめ印刷されている。一方、控片
8の表面側には、「控」の標題とともに、前記下紙片6
に設けたと同一構成の請求明細記入欄16と請求額記入
欄17があらかじめ印刷されている。なお、これらの印
刷は、後述する感圧性接着剤を塗布する前後のいずれに
おいて行ってもよい。また、前記請求明細記入欄16の
上に位置して、フアイル綴じ込み用の一対の透孔18
a,18bが透設されている。
【0009】図3に示すように、葉書用紙1における上
紙片4と中紙片5と下紙片6の各表面には、通常では接
着せず、所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に
剥離可能で、かつ、印刷及び印字が可能な感圧性接着剤
21が塗布されている。一方、前記各紙片4,5,6の
裏面には、通常では接着せず、所定の圧を加えると接着
可能となり、接着後に剥離不能で、かつ、印刷及び印字
が可能な感圧性接着剤22が塗布されている。前記感圧
性接着剤21は、例えば天然ゴム100重量部に対し、
スチレン2重量部とメタクリル酸10重量部とをグラフ
ト共重合させて得られた天然ゴムラテックスに、テルペ
ン樹脂系粘着付与剤5重量部に対し、平均粒径5μmの
シリカゲル20重量部を添加したものを加えてなるもの
である。なお、この感圧性接着剤21を前記感圧性接着
剤22に換えて、裏面側にも塗布してもよい。
【0010】葉書用紙1において、中紙片5と下紙片6
の表面側が、請求明細記入欄13と請求額記入欄14に
それぞれ隠蔽情報たる請求明細情報と請求金額情報が印
字される隠蔽情報表示面となる第1の接着される重ね合
わせ面であり、また、上紙片4と前記中紙片5の裏面側
が第2の接着される重ね合わせ面である。そして、前記
第1の接着される重ね合わせ面は剥離可能に接着される
一方、前記第2の接着される重ね合わせ面は剥離不能に
接着されるものである。
【0011】続いて、上述の如く構成した本実施例の葉
書用紙1から作成される葉書の構成を、作成手順ととも
に説明する。図1〜図3状態にある葉書用紙1を図示し
ていないトラクタ装置のピンに移送孔10a,10bを
係合することにより、所定方向に移送しながら、図示し
ていないコンピュータの出力装置であるプリンタによっ
て、前記葉書用紙1の表面側に、上紙片4には宛先情報
12(図5参照)を、また、下紙片6の請求明細記入欄
13には所定の請求明細情報23(図4参照)を、その
請求額記入欄14には所定の請求金額情報24(図6参
照)を印字するとともに、控片8の請求明細記入欄16
と請求額記入欄17にも前述と同一の請求明細情報25
と請求金額情報(図示せず)とを印字する。さらに同一
方向に移送しながら、図示していないマージナルスリッ
タで各スリッタマーク9a,9bからマージナル部11
a,11bを切り離し、同じく図示していない折り装置
によって各折り用ミシン目2,3から第1及び第2の各
接着される重ね合わせ面を重ね合わせるように、Z字状
の三つ折り状態にし、同じく図示していない圧着ローラ
によって上下から所定の圧をかけることにより、各感圧
性接着剤21,22に接着条件を与え、重ね合わせ面を
接着して、図4に示す控片8を隠蔽した葉書30とす
る。そして、切り用ミシン目7から前記控片8を切り離
せば、前記葉書30は図5に示す状態となり、一般の葉
書と同様に投函可能になる。一方、切り離した前記控片
8は、発信人の管理部門に保管される。
【0012】葉書30を受領した宛名人は、下紙片6に
印刷されている案内文20にしたがって、前記下紙片6
の折り用ミシン目3とは反対側の端部に指を掛けて捲り
上げると、図6に示すように、前記下紙片6を中紙片5
から剥離して、隠蔽されていた請求明細23と請求金額
情報24とを視認することができる。
【0013】なお、本考案は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば、葉書用紙1は連続状態ではな
く、当初から単片状態にあってもよい。また、前記葉書
用紙1を控片8と上下二紙片で構成することにより、二
つ折りして葉書30を作成するよう構成してもよいほ
か、重ね合わせ面を全面的にではなく部分的に重なり合
うよう構成してもよい。さらに、透孔18a,18bは
必ずしも設ける必要はない。またさらに、感圧性接着剤
13も剥離可能な接着剤で構成すれば、第2の重ね合わ
せ面である上紙片4と中紙片5の裏面側にも所定の隠蔽
情報を印字することができる。さらに、本考案を葉書用
紙1のほか、各種カードを作成するためのカード用紙に
も適用できることはいうまでもない。
【0014】
【考案の効果】以上説明したところで明らかなように、
本考案によれば、控片を隠蔽情報表示用紙の幅方向に
り部を介して同一平面上に連接したので、隠蔽情報表示
用紙と控片とに隠蔽情報とその控情報とを複写によるこ
となく鮮明に効率よく印字できるとともに、控片を切り
取る前、あるいは後のいずれでも、折り部で紙片を折り
重ねて隠蔽情報を隠蔽する折り重ね作業をすることがで
きるほか、控片を設けることにともなう用紙の無駄がな
くなり、省資源に貢献でき、また、この控片には所定の
蔽情報の控を記入するので、発信人等が情報管理を容
易に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】葉書用紙の表面側の平面図。
【図2】葉書用紙の裏面側の平面図。
【図3】葉書用紙の断面図。
【図4】葉書用紙を三つ折りして接着した状態の断面
図。
【図5】作成した葉書の平面図。
【図6】葉書を部分的に剥離した状態の斜視図。
【図7】従来例を示す平面図。
【符号の説明】
1 葉書用紙 2,3 折り用ミシン目 4 上紙片 5 中紙片 6 下紙片 7 切り用ミシン目 8 控片 13,16 請求明細記入欄 14,17 請求額記入欄 21,22 感圧性接着剤 23,25 請求明細情報 24 請求金額情報 30 葉書

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り部を介して複数の紙片を同一平面上
    連接し、前記折り部で折り重ねられる所定の重ね合わ
    せ面に隠蔽すべき情報を表示するための隠蔽情報表示用
    紙であって、前記紙片の非連接端の一方に、切り部を介
    して所定の前記隠蔽すべき情報の控を記入する控片を
    記紙片と同一平面上に連接する一方、少なくとも隠蔽す
    べき情報を表示するための重ね合わせ面には、通常では
    接着せず所定の圧を加えると接着可能となり、接着後に
    は剥離可能な接着剤を塗布した隠蔽情報表示用紙。
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