JP2594690B2 - セット・リセット回路 - Google Patents

セット・リセット回路

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泉 三本
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セット・リセット回路に関し、特にデータ
線上での保持回路を有するセット・リセット回路に関す
る。
〔従来の技術〕
先ず、セット・リセット回路に関して説明する為に、
通常の記憶回路(以下レジスタ回路という)を第6図
に、そしてそのレジスタ回路を構成する個々のフリップ
フロップ(以下FFという)を第7図に示す。
第6図に示す様に、一般的なレジスタ回路の構成とし
ては、バス線11にデータ線21を介して、各々1〜nビッ
トまでのレジスタのFFのうち第1番目のFF(FF11〜FF1m
まで)のデータ入力端子D11〜D1mが接続される。同様
に、バス線12にもデータ線22を介して1〜nビットまで
のレジスタを構成する第2番目のFF(FF21〜FF2mまで)
のデータ入力端子D21〜D2mが接続され、バス線13〜1nも
同様の構成となる。
次に、第7図に示す様にレジスタ回路を構成する個々
とのFF回路としては、データ線を入力とするトランスフ
ァゲート回路41,このトランスファゲート回路41の出力
を入力とするインバータ回路31,このインバータ回路31
の出力を入力とするトランスファゲート回路42,このト
ランスファゲート回路42の出力を入力とするインバータ
回路33,さらにインバータ回路31の出力とトランスファ
ゲート回路42の入力を入力とすると共に、トランスファ
ゲート回路41の出力とインバータ回路31の入力を出力に
接続するインバータ回路32とを備え、又トランスファゲ
ート回路41の入力にはこのFFの外からデータ信号が供給
されるように、またインバータ回路33の出力にはFFの外
へデータ信号を供給するようにデータ線がそれぞれ接続
される。
ここで、特定のFFにあるデータを設定する場合、第8
図のタイミング図に示す様に、〈命令アドレス→命令デ
コード→(1サイクル待ち)→データアドレス→データ
デコード→実行〉→〈次の命令アドレス→…〉という、
一般に6サイクルを必要とすることになる。
次に、データ線上でのデータの保持回路の一例を第9
図に示す。この保持回路の構成はデータ線21を入力とす
るインバータ回路31と、そのインバータ回路31の出力を
入力とするインバータ回路32とを有し、インバータ回路
32の出力には、インバータ回路31の入力となっているデ
ータ線21が再び接続され、このデータ線には幾つかのデ
ータ入力,出力端子等が接続されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の回路では、1〜nビットまでの第1番
目のFF(FF11〜FF1mまで)全てにデータをセットするた
めには6×mサイクルを必要とし、さらに各データ線の
各ビット全てのFF(FF11〜FFnmまで)にデータをセット
するには6×m×nサイクルという長い時間が必要にな
っている。このセット・リセットとも全てのFFに“H"を
入力、“L"を入力するという動作であるから同様の長い
時間が必要である。さらに、あるFFをセット・リセット
する時には、そのFFのデータ線が接続されているバス線
が占有されてしまうという欠点もある。
本発明の目的は、これらの欠点を解消し、ハードウェ
アの面で各データ線上のFFを一度にセット・リセットす
ることが出来、また各レジスタ同時に並列にセット・リ
セットができ、さらにセット・リセット時間を短くでき
るセット・リセット回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のセット・リセット回路の構成は、第1の入力
にセット信号を入力し第2の入力にデータ線を接続した
第1の多入力ゲート回路と、この第1の多入力ゲート回
路の出力を第1の入力に接続し第2の入力にリセット信
号を接続した第2の多入力ゲート回路と、この第2の多
入力ゲート回路の出力を入力し出力を前記第1の多入力
ゲート入力回路の第1入力に接続した前記データ線に再
び接続したインバータ回路とを備えることを特徴とす
る。
本発明において、データ線が、データバス接続信号を
ゲートに接続したトランスファゲート回路を介してバス
線に接続されることもできる。
〔実施例〕
以下、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図のセット・リセット回路の第1の使用例を示す回路
図、第3図は各データ線上のセット・リセット回路のセ
ット・リセット信号を各データ線個とに分割した回路
図、第4図はセット・リセット回路の出力データ線上に
備えた回路図である。
まず、第1図においては、第1の多入力デート回路と
して2入力OR回路7と、第2の多入力ゲート回路として
2入力NAND回路6とを用いた場合を示している。2入力
OR回路(以下、2OR回路という)7の第1の入力にデー
タ線2を接続し、第の入力にセット信号(SET)を入力
する。また、2入力NAND回路(以下2NAND回路という)
6の第1の入力に2OR回路7の出力を接続し、第2の入
力にはリセット信号(▲▼)を入力する。ま
た、2NAND回路6の出力にインバータ回路3の入力を接
続し、さらにこのインバータ回路3の出力に20R回路7
の第1の入力と接続しているデータ線2を再び接続す
る。
ここでは、バス−データ線接続信号a1,a2が切れてい
る状態(バス線とデータ線が切れている状態)でも、デ
ータ線2はフローティングになることなく、2OR回路7,2
NAND回路6,インバータ回路3によりデータはループさ
れ、保持され続ける。(但し、2OR回路7のセット信号
はL、2NAND回路6のリセット信号はHの状態とす
る)。さらに、バス−データ線接続信号a1,a2が入って
いる状態(バス線とデータ線が接続されている状態)
で、バス線から保持していた信号の逆の信号が入力され
てくると、インバータ回路3においてそのゲート幅をW,
長さをLとした時W/L(以下レシオという)を充分小さ
い状態にしておくことにより、データ線上のデータは反
転する。
さらにセット信号(SET)をアクティブ(H入力)に
することにより、2OR回路7はHを出力し、これを受け
て2NAND回路6の出力はL(但し、この2NAND回路のリセ
ット信号はHでノンアクティブ状態)を出力し、次段の
インバータ回路3の出力はHとするので、データ線2は
セットされる。
また、リセット信号(▲▼)をアクティブ
(L入力)にした場合は、2OR回路7の出力が何であろ
うと2NAND回路6はHを出力し、次段のインバータ回路
3はLを出力するので、データ線2はリセットされる。
つまり、セット信号がHで、リセット信号がLの場合
(セット信号とリセット信号を両方アクティブにした場
合)は、リセット優先となる。
次の例として第2図に示す様に、各データ線に作られ
たセット・リセット回路のセット信号,リセット信号を
それぞれ共通にすることにより、同時に並列的にデータ
線をセット,リセットすることが出来る。
また、第3図に示す様に、各データ線のセット・リセ
ット回路ごとにセット信号,リセット信号を受けること
により、任意のデータ線単位に、さらには各データ線に
接続されているFFのデータ入力信号の制御により、任意
のFF単位でセット・リセットが可能である。
さらに、第4図にはレジスタを構成しているFFの出力
データ線上に、このセット・リセット回路を備えた場合
である。構成自体は、第2図,第3図で示したレジスタ
の入力データ線上にセット・リセットを設けた場合の時
と、セット・リセット回路を入力データ線上に設ける
か、出力データ線上に設けるかの違いだけであるが、こ
の場合は前述した機能に加え、さらに直接出力データ線
をセット・リセットするので、より速いイニシャライズ
出力が得られることになる。
以上の説明においては、例としてリセット優先のセッ
ト・リセット回路を示してきたが、第1の多入力ゲート
回路を、2OR回路の代りに2AND回路を、そして第2の多
入力ゲート回路を2NAND回路の代りに2NOR回路とし、そ
の2AND回路の第1の入力にデータ線を接続し、第2の入
力にリセット信号(▲▼)を入力し、さらに
2NOR回路の第1の入力に2AND回路の出力を接続、第2の
入力にセット信号(SET)を入力、そしてこの2NOR回路
の出力をインバータ回路3の入力に接続し、このインバ
ータ回路の出力を2AND回路6の第1の入力と接続されて
いるデータ線2と再び接続することにより、同様にセッ
ト・リセット回路(但し、前述セット・リセット回路と
は逆に、セット優先のセット・リセット回路となる)を
構成することが出来る。
また、このセット・リセット回路は、第5図で示す様
に、セット・リセットが必要な小部分単位でセット・リ
セットが出来るので、バス線1に接続されるセット・リ
セットする回路A1,A2とセット・リセットの不要な回路A
3,A4とを任意に設定してセット・リセット出来る(以
下、マスクセット・リセットという)機能が有り、さら
にはデータの保持機能もある等の優れた特徴がある。
〔発明の効果〕
以上の説明した様に、本発明のセット・リセット回路
は、任意のデータ線単位や、FF単位で、また全てのデー
タ線を同時に並列にセット,リセットすることが出来る
ので、イニシャライズ時間の短縮が出来、さらにバス線
を介さずにハードウェアでセット・リセット回路を構成
しているので、バス線が他の処理で占有されていても、
セット,リセットが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のセット・リセット回路の一実施例を
示す回路図、第2図,第3図および第4図はこのセット
・リセット回路の使用例における各データ線上のセット
・リセット回路のセット信号線,リセット信号線を共通
にした場合、分割した場合およびセット・リセット回路
をFFの出力データ線上に備えた場合の回路図、第5図
は、マスクセット・リセットのモデルを示すブロック
図、第6図,第9図はそれぞれ従来のレジスタ回路およ
び保持回路の回路図、第7図は従来のFFの内部回路図、
第8図は第7図のレジスタ回路にデータをセットする場
合の命令サイクルのタイムチャートである。 1……バス線(11〜1n)、2……データ線(21〜2n)、
3……インバータ回路(31〜3n)、4,5……トランスフ
ァゲート回路(41〜4n,51〜5n)、6……2入力NAND回
路(61〜6n)、7……2入力OR回路(71〜7n)、FF……
フリップフロップ(FF11〜FFnm)、a……バス線−デー
タ線接続制御信号(a1,a2)、b……FFのデータ入力
(又は出力)制御信号(b1〜bm)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力にセット信号を入力し第2の入
    力にデータ線を接続した第1の多入力ゲート回路と、こ
    の第1の多入力ゲート回路の出力を第1の入力に接続し
    第2の入力にリセット信号を接続した第2の多入力ゲー
    ト回路と、この第2の多入力ゲート回路の出力を入力し
    出力を前記第1の多入力ゲート入力回路の第1入力に接
    続した前記データ線に再び接続したインバータ回路とを
    備えることを特徴とするセット・リセット回路。
  2. 【請求項2】データ線が、データバス接続信号をゲート
    に接続したトランスファゲート回路を介してバス線に接
    続される請求項1記載のセット・リセット回路。
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JPH04107718A JPH04107718A (ja) 1992-04-09
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