JP2594373B2 - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は排水桝に関し、特に例えば下水道配管等に
用いられる、排水桝に関する。
〔従来技術〕
従来の排水桝1では、第12図に示すように、その軸線
が流出管2の軸線に対して45度の角度で交わるように流
入管3および4が形成され、これらの流入管3および4
に継手5あるいは6等を接着することによって、90度分
岐あるいは45度分岐等を形成するようにしていた。
なお、この排水桝1において、流入管3および4の軸
線を流出管2の軸線に対して傾斜(45度)させたのは、
流入管3および4相互での排水を流入を防止するためで
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の排水桝1においては、流入管3あるいは4
に接着す継手の種類を変更することによって分岐角度を
変更するようにしていた。しかし、これらの継手を工場
内で接着する場合には、現場の施工状況に応じて分岐角
度を変更することができないという問題点があった。一
方、現場で接着する場合には、接着後2〜3時間以上の
養生が必要なので、その間は次の接続ができず、施工性
が悪いという問題点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、現場において
分岐角度を変更でき、しかも、施工性を向上できる、排
水桝を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、流出管、およびその軸線が流出管の軸線
に対して45度の角度で交わる流入管を備える排水桝にお
いて、流入管に、回動によって受口部の流入角度が変わ
る受口部を回動自在に取り付けたことを特徴とする、排
水桝である。
〔作用〕
流入管は、その軸線が流出管の軸線に対して45度の角
度で交わるように形成される。そして、この流入管に
は、回動によって受口部の流入角度が変わる受口管が取
り付けられる。たとえば、流出管の軸線に対して22.5度
の角度で傾斜する接合面を有して流入管に受口管を取り
付けると、受口管を回動することによって、受口部の流
入角度を45度〜90度の間で変更できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、受口部を回動することによって、
現場において受口部の流入角度すなわち分岐角度を変更
することができる。
しかも、流入管と受口管とは接着剤を用いることなく
機械的に接合されるので、従来のような2〜3時間以上
もの養生時間を待つ必要がなく、したがって、施工性を
向上できる。
また、流入管は、その桝本体との接合部における軸線
が、流出管の軸線に対して45度の角度で交わるように形
成されるので、分岐角度をたとえば90度に設定した場合
でも、流入管相互の排水の流入は生じない。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1A図および第1B図を参照して、第1の発明の実施例
の排水桝10は、たとえば塩化ビニル等の合成樹脂からな
る本体12を含む。本体12の上部には、掃除用の開口14が
形成され、本体12の左右には流出管16および流入管18が
形成される。開口14、流出管16および流入管18のそれぞ
れには、図示しないパイプの管端を受容する拡径受口2
0、22、および24が形成される。
そして、本体12の前後には、その軸線26が流出管16の
軸線28に対して45度の角度で交わるように流入管30が形
成される。これらの流入管30には、継手32を介して、拡
径受口34を備える受口管36が回動可能に接合される。
ここで注目すべきは、継手32において流入管30と受口
管36との接合面38は、流出管16の軸線28に対して22.5度
の角度(第1A図)で傾斜するように形成されるというこ
とである。
第2図を参照して、継手32は、流入管30の端部外周面
から2段階に拡径される鍔40を含み、段部42にはシール
リング44が装着される。そして、この鍔40の外側には、
受口管36の端部に形成される嵌合部46が嵌合される。こ
の嵌合部46の端部内周面には、その内径が鍔40の最大外
径よりも小さくされた環状突部48が形成される。したが
って、接合時には、嵌合部46が加熱軟化され、環状突部
48が鍔40を乗り越えるように強制的に嵌合される。
この排水桝10によれば、受口管36を回動することによ
って、受口部の流入角度すなわち分岐角度を45度〜90度
の間で変更することができ、第1A図に示す水平面内にお
いては、45度分岐あるいは90度分岐のどちらか一方を選
択することができる。第3図は受口管36を45度分岐(第
1A図および第1B図)から180度回動して90度分岐に設定
した場合の一例を示す図解図である。
なお、流入管30と受口管36との接合手段としては、第
4図〜第6A図および第6B図に示すような継手が用いられ
てもよい。
すなわち、第4図に示す継手50は、嵌合部46の周方向
に分布して複数のスリット52を形成し、嵌合部46を加熱
軟化することなく嵌合できるようにしたものである。第
5図に示す継手54は、鍔40と嵌合部46とを当接させ、両
者を二つ割りリング56で接合するようにしたものであ
る。そして、第6A図および第6B図に示す継手58は、嵌合
部46の内周面の一部にのみ突部60を形成し、一方、鍔40
の外周面の一部にのみ嵌合片62を形成し、突部60が形成
されない部分から嵌合片62を通すことによって、受口管
36と流入管30とを当接させ、その状態で受口管36を回動
することによって第6A図および第6B図に示すように両者
を接合するようにしたものである。
第7図を参照して、第2の発明の実施例の排水桝70
は、その本体12との接合部(流入部)における軸線72が
流出管16の軸線28に対して45度の角度で交わる流入管74
を含む。流入管74の流入側端部には曲率中心Oを中心と
して所定の曲率で湾曲される湾曲部76が形成される。ま
た、流入管74の流入側端部内周面には環状突部78が形成
される。そして、流入管74の湾曲部76には、シールリン
グ80を介して受口管82が挿入される。
受口管82は曲率中心Oを中心として湾曲部76とほぼ同
じ曲率で湾曲される。また、受口管82の端部外周面には
環状突部84が形成され、この環状突部84が流入管74の環
状突部78と当接されることによって、受口管82の抜けが
防止される(第8図)。
この実施例によれば、受口管82の挿入長さを調整する
ことによって分岐角度を変更でき、特に、同一平面内に
おいて分岐角度を微妙に調整することができるという利
点がある。第8図は、受口管82を最大に引き出して分岐
角度を90度に設定した場合の一例を示す図解図である。
なお、流入管74と本体12との接合部には第9図からよ
くわかるように直管部86が形成されててもよい。
そして、受口管82の抜けを防止する手段としては、第
10図に示すように流入管74の端部に別体のストッパ88を
装着するようにしてもよく、また、第11図に示すよう
に、受口管82の外表面上に突起90を形成し、流入管74に
は突起90と嵌まり合う係止部材92を形成し、これらによ
って抜け防止を図るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、第1の発明の一実施例を示す図
解図であり、第1A図は一部断面平面図、第1B図は正面図
である。 第2図は第1A図および第1B図実施例における継手を示す
図解図である。 第3図は第1A図および第1B図実施例において分岐角度を
90度に設定した場合の一例を示す図解図である。 第4図は継手の変形例を示す図解図である。 第5図は継手の他の変形例を示す図解図である。 第6A図および第6B図は継手のその他の変形例を示す図解
図であり、第6A図は一部断面正面図、第6B図は第6A図に
おけるVI B−VI B線断面図である。 第7図は第2の発明の一実施例を示す図解図である。 第8図は第7図実施例において分岐角度を90度に設定し
た場合の一例を示す図解図である。 第9図は流入管と本体との接合部に直管部を設けた場合
の一例を示す図解図である。 第10図および第11図はそれぞれ受口管の抜け防止手段の
変形例を示す図解図である。 第12図は従来技術を示す図解図である。 図において、10,70は排水桝、12は本体、14は開口、16
は流出管、18,30,74は流入管、26,28,72は軸線、32は継
手、36,82は受口管、44,80はシールリング、76は湾曲
部、Oは曲率中心を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−94690(JP,U) 実開 昭64−18697(JP,U) 実開 昭62−46893(JP,U) 実開 昭56−125588(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流出管、およびその軸線が前記流出管の軸
    線に対して45度の角度で交わる流入管を備える排水桝に
    おいて、 前記流入管に、回動によって受口部の流入角度が変わる
    受口管を回動自在に取り付けたことを特徴とする、排水
    桝。
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