JPH0355037Y2 - - Google Patents

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JPH0355037Y2
JPH0355037Y2 JP1984180596U JP18059684U JPH0355037Y2 JP H0355037 Y2 JPH0355037 Y2 JP H0355037Y2 JP 1984180596 U JP1984180596 U JP 1984180596U JP 18059684 U JP18059684 U JP 18059684U JP H0355037 Y2 JPH0355037 Y2 JP H0355037Y2
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JP
Japan
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pipe
branch pipe
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joint
joint pipe
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JP1984180596U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、各家庭から枝管を通つて流された排
水がスムーズに排水管内へと流れるようにした排
水装置に関するものである。
[背景技術] 地中に埋設された排水管1に複数の枝管8が分
岐して接続されており、各家庭の台所排水や浴槽
等から流された排水は枝管8内を通つて排水管1
へと流されるようになつている。ところで、従来
の枝管8と排水管1の接続は、第8図乃至第10
図に示すように、複数本の排水管1,1同士を継
ぎ手管2で接続すると共に継ぎ手管2の側面に枝
管ソケツト5を接続し、この枝管ソケツト5に枝
管8を接続するようにしている。そして、枝管8
が排水管1に対して斜め方向より接続される現場
では第9図のように屈曲した枝管ソケツト5を用
い、枝管8が排水管1に対して直角に接続される
現場では第10図のようなストレートの枝管ソケ
ツト5を用いるものである。ところが、枝管ソケ
ツト5の接続側端部はいずれも排水管1に対して
直交するように接続されているために、枝管8内
を流れてきた排水は排水管1内へ直交する方向か
ら流れ込んで排水管1内を流れる排水とぶつかり
合い、その結果排水がスムーズに行えないという
問題があつた。この問題を解決するものとして、
第11図に示すように継ぎ手管2をY字状に形成
することも検討されたが、この方法では第11図
a,bのように枝管8の傾斜方向が反対の場合に
は2種類の継ぎ手管2を用意する必要があり、金
型代がかさむ上に、品種も多くなるという欠点が
あつた。なお、継ぎ手管の上面には掃除用の縦管
10が接続してある。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、枝管からの排水をスムーズに排水管内へ流す
ことができる上に、また一種類の継ぎ手管で枝管
の接続方向の異なる現場においても支障なく対応
することができる排水装置を提供することを目的
とするものである。
[考案の開示] すなわち、本考案の排水装置は、両端部に排水
管1,1が接続される継ぎ手管2の側面に流入口
3を設け、この流入口3の外縁にて継ぎ手管2の
側面に回転対称で継ぎ手管2の長さ方向に長い筒
状の接続片4を外側方へ突出して形成し、この接
続片4内に挿入される継ぎ手管2の長さ方向に長
く回転対称な接続筒片7から枝管ソケツト本体1
6を継ぎ手管2に対して斜め方向へ延出させて枝
管ソケツト5を形成し、枝管ソケツト5の接続筒
片7を継ぎ手管2の接続片4内に挿入して枝管ソ
ケツト5内の流出口6と継ぎ手管2の流入口3と
を連通せしめて成るもので、枝管ソケツト5を継
ぎ手管2に対して傾斜して接続することにより、
排水がスムーズに行えるようにし、また継ぎ手管
2の接続片4及び枝管ソケツト5の接続筒片7を
それぞれ回転対称に形成することにより、枝管ソ
ケツト5を180°回転して継ぎ手管2に接続できる
ようにして上記目的を達成したものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。第1図に示すように、継ぎ手管2の長さ方向
に長く略円筒状に形成される継ぎ手管2の両側部
には排水管1と接続される接続部9がそれぞれ形
成されており、また継ぎ手管2の中央部上面には
縦管10と接続される接続部11が突設されてい
る。また、継ぎ手管2の側面には継ぎ手管2の長
さ方向に長い楕円形状の流入口3が穿設してあ
り、流入口3の外縁にて継ぎ手管2の側面には回
転対称で継ぎ手管2の長さ方向に長い楕円筒状の
接続片4が外側方へ突出して形成してある。この
接続片4は第3図に示すように継ぎ手管2の側面
に対して直交する方向へ突出してある。一方、第
2図、第4図に示すように、円筒状に形成される
枝管ソケツト5の一端部には枝管8に接続される
枝管接続部12が形成され、他端部には上記継ぎ
手管2に接続される接続筒片7が形成されてい
る。この接続筒片7は上記継ぎ手管2の接続片4
内に挿入されるもので、接続筒片7から枝管ソケ
ツト本体16が継ぎ手管2に対して傾斜する方向
へ延出されて枝管ソケツト5が形成されている。
枝管ソケツト5の接続側端部には回転対称で継ぎ
手管2の長さ方向に長い楕円形状の流出口6が形
成され、流出口6の開口縁より接続筒片7が一体
に延出して形成されている。この接続筒片7は枝
管ソケツト本体16外面の長筒5a側においては
流出口6の開口縁より側方へ当接片13を延出
し、当接片13の先端より接続筒片7を内側へ折
曲して形成するものであり、枝管ソケツト本体1
6の外面の短筒5b側においては枝管ソケツト本
体16の外面から接続筒片7を直接延出して形成
するものである。
しかして、枝管ソケツト5を継ぎ手管2に接続
するには、第3図及び第5図に示すように継ぎ手
管2に対して枝管ソケツト5を水平面内で斜めに
配し、枝管ソケツト5の当接片13が継ぎ手管2
の側面部14に当たるまで枝管ソケツト5の接続
筒片7を継ぎ手管2の接続片4内に挿入して行う
ものであり、枝管ソケツト5の接続側端部は継ぎ
手管2の側面に傾斜して接続されることになるた
めに、枝管8から枝管ソケツト5を通つて流れて
きた排水は継ぎ手管2内に斜め方向より流入し、
排水管1内を流れる排水とスムーズに合流して排
水されるものである。また、現場によつて排水管
1内の排水を第3図で示した矢印方向とは反対方
向に流し、枝管ソケツト5を反対方向から斜めに
接続する場合には、その枝管ソケツト5を180°回
転して枝管ソケツト5の接続筒片7を継ぎ手管2
の接続片4に挿入接続するものである。従つて、
1種類の継ぎ手管2及び枝管ソケツト5で接続方
向の異なる現場にも支障なく対応することができ
ることになる。この場合、水勾配を付けないため
に継ぎ手管2の排水管は水平にしておく必要があ
る。また、枝管ソケツト5は第6図、第7図aの
ようにやや湾曲させて形成しても良く、より排水
をスムーズに排水管1内に流入することができる
ものであり、さらに継ぎ手管2に枝管8を直交し
て接続する現場においては第7図bのように90°
湾曲した枝管ソケツト5を使用するものであり、
この場合にも枝管8から流れてくる排水は排水管
1内に斜め方向より流入させることができるもの
である。また、枝管8を排水管1に接続しない場
合には第7図cのような周囲に接続筒片7が形成
された蓋板15を継ぎ手管2の流入口3に嵌め込
むようにするものである。
[考案の効果] 上記のように本考案は、両端部に排水管が接続
される継ぎ手管の側面に流入口を設け、この流入
口の外縁に接続片を外側方へ突出し、枝管ソケツ
トの端部に接続筒片を形成し、この接続筒片を上
記継ぎ手管の接続片に挿入接続して枝管ソケツト
を継ぎ手管に対して傾斜させるようにしたので、
枝管から流れてくる排水を排水管内にぶつかるこ
となく流すことができ、各家庭からの排水を枝管
から排水管内へスムーズに流すことができるもの
である。しかも、排水管の側面に突出して形成し
た回転対称で継ぎ手管の長さ方向に長い筒状の接
続片に対して枝管ソケツトの接続筒片を挿入する
ことで、接続筒片が接続片にぴつたりと嵌め込ま
れ、接続状態の位置決めがおこなえ、接続後にお
いて排水管に対して枝管ソケツトが回転して位置
ずれすることがなく、接続状態を長期にわたつて
安定維持することができ、しかも排水管に対して
枝管ソケツトの向きを180°変更する場合には、回
転対称で継ぎ手管の長さ方向に長い筒状の接続片
に対して枝管ソケツト側を180°回転させればよ
く、その接続方向の変更を容易におこなえ、かか
る接続方向の変更においてもその接続位置を位置
ずれなく安定維持できるという利点がある。これ
に加えて、排水管側の接続片は排水管から外に突
出しているから、その突出している接続片内にお
いて枝管ソケツトの接続筒片の接続がおこなえ、
この接続筒片を排水管内に突入するのを回避し、
接続箇所において排水管内に接続のための構成部
材が侵入し、排水管内の流れを阻害するのを回避
することができ、接続箇所における排水管内部の
流れを円滑になすことができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案一実施例の継ぎ手管の正
面図と側面図、第2図は同上の枝管ソケツトの斜
視図、第3図は同上の継ぎ手管と枝管ソケツトの
接続部分とを示す平面図、第4図は同上の枝管ソ
ケツトと枝管の接続部分を示す断面図、第5図は
同上の継ぎ手管と枝管ソケツトの平面図、第6図
は同上の他の実施例の継ぎ手管と枝管ソケツトの
平面図、第7図a,b,cは同上の枝管ソケツト
の種々の実施例を示す概略断面図、第8図は従来
例の要部側面図、第9図及び第10図は同上の要
部平面図、第11図a,bはそれぞれ他の従来例
の説明図である。 1は排水管、2は継ぎ手管、3は流入口、4は
接続片、5は枝管ソケツト、6は流出口、7は接
続筒片、16は枝管ソケツト本体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部に排水管が接続される継ぎ手管の側面に
    流入口を設け、この流入口の外縁にて継ぎ手管の
    側面に回転対称で継ぎ手管の長さ方向に長い筒状
    の接続片を外側方へ突出して形成し、この接続片
    内に挿入される継ぎ手管の長さ方向に長く回転対
    称な接続筒片から枝管ソケツト本体を継ぎ手管に
    対して斜め方向へ延出させて枝管ソケツトを形成
    し、枝管ソケツトの接続筒片を継ぎ手管の接続片
    内に挿入して枝管ソケツト内の流出口と継ぎ手管
    の流入口とを連通せしめて成る排水装置。
JP1984180596U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH0355037Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984180596U JPH0355037Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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JP1984180596U JPH0355037Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6194690U JPS6194690U (ja) 1986-06-18
JPH0355037Y2 true JPH0355037Y2 (ja) 1991-12-05

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JP1984180596U Expired JPH0355037Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2594373B2 (ja) * 1990-05-22 1997-03-26 株式会社クボタ 排水桝
JPH083502Y2 (ja) * 1990-06-29 1996-01-31 タキロン株式会社 ドロップ排水桝

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JPS4995743U (ja) * 1972-12-06 1974-08-19

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JPS6194690U (ja) 1986-06-18

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