JP2594143Y2 - 板クランプ付ダクト - Google Patents

板クランプ付ダクト

Info

Publication number
JP2594143Y2
JP2594143Y2 JP1992081310U JP8131092U JP2594143Y2 JP 2594143 Y2 JP2594143 Y2 JP 2594143Y2 JP 1992081310 U JP1992081310 U JP 1992081310U JP 8131092 U JP8131092 U JP 8131092U JP 2594143 Y2 JP2594143 Y2 JP 2594143Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
boss
plate clamp
band
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992081310U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0640557U (ja
Inventor
清英 堀井
新介 北林
Original Assignee
株式会社テネックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社テネックス filed Critical 株式会社テネックス
Priority to JP1992081310U priority Critical patent/JP2594143Y2/ja
Publication of JPH0640557U publication Critical patent/JPH0640557U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594143Y2 publication Critical patent/JP2594143Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば内燃機関の吸気
ダクトとエアクリーナのようにダクトと他部品との接続
に係る板クランプ付ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に用いられる吸気ダクト
は図3に示すように、ダクト11端部に装着された板ク
ランプ12を締付けることによって図示しないエアクリ
ーナのインレットパイプに固定される。この板クランプ
12は金属製で、合成樹脂製のダクト11の外周に巻付
けられる薄板帯状部14aと、該帯状部の両端が外方に
曲折され立上げられ略中央に挿通孔14cが穿設された
締付部14b,14bとからなるバンド14と、締付部
14bの挿通孔14cに挿通されるボルト5と一方の締
付部に固着されボルト5が螺着されてバンド14が締付
けられるナット6とからなる締付手段からなり、帯状部
14aには円形の孔17が穿設されている。一方、ダク
ト11には端部近傍に前記バンド14の孔17に嵌合さ
れる円柱状の突起13が設けられている。これらの板ク
ランプ12とダクト11は孔17に突起13が嵌合され
て組付けられた板クランプ付ダクトとして用いられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の板クランプ
付ダクトは、突起を孔に嵌合して組付ける時に、正規の
組付けの他に180゜ずれた組付けがなされてしまう
(例えば、締付部が手前になる場合の他に反対側になる
場合が生ずる。)ことがある。このため、通常板クラン
プ付ダクトを内燃機関に取付けられた他部品に接続する
組付け作業は、部品どうしの間隙が狭いエンジンルーム
内で行なわれるので、逆に組付けられた板クランプとこ
れら部品とが干渉したり、板クランプのボルトを締付け
る工具が使用できない等問題が多く、その都度正規の組
付け位置に直す必要があり、組付け作業が煩雑になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、他部品に外嵌
して接続するダクトの端部近傍の外周上に、突出するボ
スを形成し、該ボスは、ボスの中心軸を通りかつダクト
の中心線を通る断面に対して周方向に非対象形状をな
し、ダクトの外周に巻装される帯状部とその両端部に締
付部が形成されたバンドと締付手段とからなる板クラン
プの前記帯状部にボスが嵌合される嵌合孔が穿設され、
嵌合孔にボスが嵌合されてダクトに板クランプが組付け
られたものである。
【0005】
【作用】板クランプ付ダクトは、他部品に組付ける際に
板クランプの向きが常に正規の方向に向いてダクトに
付き、エンジンルーム内の諸部品との干渉が生ぜず、締
付けも容易に行える。
【0006】
【実施例】以下、本考案を内燃機関のエアクリーナのイ
ンレットパイプに接続される吸気ダクトに適用した実施
例を図1、図2により説明する。図中の板クランプ付ダ
クトは、ダクト1の端部に板クランプ2が組付けられた
ものである。ダクト1はポリプロピレン、ポリアミド等
の合成樹脂やニトリルゴム等のゴム材によって断面が略
円環状で筒状に形成されている。ダクト1の端部近傍の
外周上には、三角柱状のボス3が形成されており、該ボ
ス3は、ボス3の中心軸を通りかつダクト1の中心線を
通る断面に対して周方向に非対象形状をなしてダクト1
の外周方向に向けて突出して一体形成されている。
【0007】板クランプ2は、バンド4と締付手段すな
わちボルト5とナット6よりなる。バンド4は薄板金属
製で、ダクト1の外周に巻装される帯状部4aとこの帯
状部4aの両端が各々外方に曲折されて略直角に立上げ
られ、さらにその略中央にボルト5が挿通される挿通孔
4cが穿設された締付部4bとからなり、帯状部4aに
は所要位置に前記ダクト1のボス3が嵌合される三角形
状の嵌合孔7が穿設されている。前記締付部4bの一側
外面には溶接によってナット6が固着され、他側の締付
部4bの挿通孔4cにボルト5が挿通されその端部が一
側の締付部4bの挿通孔4cにまで挿通されナット6に
螺着されている。ナット6は、溶接によらず嵌合で取付
けてもよい。
【0008】これらダクト1と板クランプ2とは、板ク
ランプ2の嵌合孔7にダクト1のボス3が嵌合されて組
付けられており、常にダクト1の端部に対して締付手段
の向きが一定方向を向いている。尚ボスは三角柱状に限
られるものでなく、矢印や奇数の辺よりなる多角形の柱
体等、ボスの中心軸を通りかつダクトの中心線(ダクト
1の周方向でボス3の巾の1/2の位置)を通る断面に
対して周方向に非対象形状をなしていれば良い。さらに
ボスの頭部を溶かしたり、頭部に凹部を形成し、嵌合孔
より大きな止コマを凹部にはめ込み外れ防止としてもよ
い。又、締付手段にクリップ等も利用できる。
【0009】この板クランプ付ダクトをエンジンルーム
内の内燃機関に装着されたエアクリーナ(図示せず)の
インレットパイプに接続する場合には、ダクト1端部を
インレットパイプに外嵌して締付手段を締付けて行な
う。この時、板クランプ2の締付部4bやボルト5は他
の部品と干渉することなく所定個所に位置する。従っ
て、組付け作業の際に締付部の向きを直す必要がなく、
組付け作業が向上する。
【0010】
【考案の効果】以上のように本考案は、ボスの中心軸を
通り、かつダクトの中心線を通る断面に対して周方向に
非対象形状をなすボスを形成し、板クランプには帯状部
にボスを嵌合する嵌合孔を穿設して、両者を組付けたの
で、ダクトに板クランプが逆向きに組付くことがなく板
クランプの向きが常に同じ向きとなった板クランプ付ダ
クトが得られ、作業時に正規組付け位置に修正する煩雑
さが回避でき、組付け作業性の向上を図ることができる
とともに、組付けを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の板クランプ付ダクトを吸気ダクトに適
応した実施例を示す板クランプ付ダクトの部分正面図で
ある。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】従来の板クランプ付ダクトの部分正面図であ
る。
【図4】図3の側面断面図である。
【符号の説明】
1、11 ダクト 2、12 板クランプ 3 ボス 4a、14a 帯状部 4b、14b 締め付け部 7 嵌合孔 13 突起 17 孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他部品に外嵌して接続するダクトの端部
    近傍の外周上に、突出するボスを形成し、該ボスは、ボ
    スの中心軸を通りかつダクトの中心線を通る断面に対し
    て周方向に非対象形状をなし、ダクトの外周に巻装され
    る帯状部とその両端部に締付部が形成されたバンドと締
    付手段とからなる板クランプの前記帯状部にボスが嵌合
    される嵌合孔が穿設され、嵌合孔にボスが嵌合されてダ
    クトに板クランプが組付けられた板クランプ付ダクト。
JP1992081310U 1992-10-30 1992-10-30 板クランプ付ダクト Expired - Fee Related JP2594143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992081310U JP2594143Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 板クランプ付ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992081310U JP2594143Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 板クランプ付ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0640557U JPH0640557U (ja) 1994-05-31
JP2594143Y2 true JP2594143Y2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=13742831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992081310U Expired - Fee Related JP2594143Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 板クランプ付ダクト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2594143Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110778799A (zh) * 2019-11-08 2020-02-11 哈尔滨锅炉厂有限责任公司 夹式管座及管夹横担防转动卡块结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0640557U (ja) 1994-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2594143Y2 (ja) 板クランプ付ダクト
US20060244259A1 (en) Coupling structure for pipe end
JP2004044394A (ja) 連結部材の取り付け構造
JP2000304011A (ja) 樹脂製品の固定方法
JPH0719542Y2 (ja) 筒形エアクリーナ用取付けバンド
JP3259432B2 (ja) パイプクランプ
JPH0629042Y2 (ja) ダンパーブラケットの取付け構造
JP2002206516A (ja) フランジ部材およびそれを用いたインテークマニホールド
JP3055354B2 (ja) 自動車用内燃機関における配管取付構造
JPH0212389Y2 (ja)
JP2004027986A (ja) 排気管の継手構造
JP7476444B2 (ja) 長尺物の支持構造体
JP2561340Y2 (ja) 内燃機関の流路連結構造
JPH0712682Y2 (ja) プラスチック製エアクリーナの取付け装置
JPH0220451Y2 (ja)
US4327766A (en) Cannister mounting bracket
JPH0322564Y2 (ja)
JP2528971Y2 (ja) リードバルブ式2サイクル機関の気化器継手
JPH08128578A (ja) 吸気ホースの締結構造
JPS6237016Y2 (ja)
JPH1122567A (ja) 内燃機関の吸気装置
JPS6211329Y2 (ja)
JP2588924Y2 (ja) エアコン用パイプの固定構造
JPH0648144Y2 (ja) パージ・コントロール・バルブ取付クランプ
JPH0113804Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees