JP2593975B2 - 電子組版装置における文字列抽出方法及び文字列抽出装置 - Google Patents

電子組版装置における文字列抽出方法及び文字列抽出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子組版装置を用い
て文字組版を行う際に、複数の組版文字列から任意の組
版文字列を抽出して表示するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子製版プロセスにおいては、採字装置
によって採字された文字列(以下「採字文字列」)に、
位置、サイズ等の組版情報を与えて組版文字列とし、こ
れを版下原稿上に配置するための電子組版装置(編集装
置)が用いられる。このような電子組版装置では、あら
かじめ指定されたラフレイアウトを参照しつつ、CRT
等の表示手段上において文字列の配置を行う。そして、
それによって得られた版下原稿は、写真原稿などととも
に集版工程へと移される。
【0003】ところで、このような文字組版工程におい
ては、版下原稿中に配置すべき文章の内容は確定してい
るものの、各文字のサイズや配列規則、それに原稿上の
配置位置についてはラフな指定がなされているのみであ
り、それらが適正であるかどうかはこの文字組版工程に
おいて確認する必要がある。そして、それらが適切さを
欠く場合には適宜の修正が行われる。
【0004】このような確認作業や決定作業を行うにあ
たって、従来から、ラフレイアウトの指定に従って表示
手段上に表示された組版文字列の視覚的印象を操作者が
判断するという方法をとっている。そして、その配置等
が不適切であると判断した場合には、各組版文字列に対
して回転,移動,倍率変化等のモディファイをかける。
このような処理は、満足できる配置が得られるまで繰返
され、組版文字列の位置・サイズなどが決定される。こ
のような修正の際には、モディファイをかけるべき組版
文字列の指定、即ち組版文字列の抽出を行う必要があ
る。
【0005】図9は従来の文字列抽出方法の一例を示し
たものである。C1,C3 はそれぞれ文字列「MAIN
FRAME」「COFFEE」を有する組版文字列であ
る。C1 は横組の文字列であり、その組版開始点P1
文字列の左上に設けられる。C3 は縦組の文字列であ
り、その組版開始点P3 は文字列の右上に設けられる。
【0006】今、モディファイをかけたい、即ち抽出し
たい組版文字列が組版文字列C1 であった場合、操作者
は指示点Sを組版開始点P1 上に指定する。これにより
組版文字列C1 が指定されたものと判断してその後の処
理が進められる。
【0007】図10は従来の文字列抽出方法の他の例を
示したものである。組版文字列C1 を構成する各文字は
それぞれ領域W11,W12,…,W18,W19を有し、それ
ぞれの領域は左下に基点Q11,Q12,…,Q18,Q19
有する。指示点Sが指定されると複数の組版文字列を構
成する全ての基点と指示点Sとの距離が判断され、最も
近い基点を有する領域が選ばれる。そしてこの選ばれた
領域を有する文字を含む組版文字列が抽出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示す文
字列抽出方法では、指示点Sを組版開始点に一致させて
指定する必要があり、操作者において迅速な処理が図れ
ない。また、図10に示す文字列抽出方法では、操作者
は抽出すべき組版文字列の近傍を大まかに指定するだけ
でよいために、操作性は向上するが、全ての文字の基点
に対して計算処理を行うため、電子組版装置の内部にお
いて迅速な処理が図れないという問題点があった。
【0009】この発明は、上記問題点を解消するために
なされたもので、操作性が容易でかつ電子組版装置内で
の計算処理量を抑え、迅速な文字列抽出を可能とする文
字列抽出方法及び文字列抽出装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明の
方法では、電子組版装置を用いて矩形の版下原稿を作成
する際、表示手段に表示された複数の組版文字列のうち
任意の組版文字列のみを選択して抽出組版文字列を求
め、他の組版文字列と区別して表示する文字列抽出方法
において、(a)予め採字された採字文字列に組版情報
を与えて前記組版文字列を得て、(b)前記組版文字列
に外接し、前記版下原稿の矩形を構成する辺と平行な辺
を有する外接矩形を求め、(c)指示点を指定し、
(d)前記外接矩形と前記組版文字列の組版開始点のデ
ータを記憶し、(e)前記外接矩形内に前記指示点を含
む候補組版文字列を求め、(f)前記候補組版文字列の
うち、その前記組版開始点と前記指示点との距離が最も
短いものを抽出組版文字列として求め、(g)前記抽出
組版文字列を他の前記組版文字列と区別して前記表示手
段上に表示する。
【0011】また請求項2にかかる発明の装置は、指示
点を指定する入力手段と、組版文字列の情報を格納する
記憶手段と、前記組版文字列に外接し、前記版下原稿の
矩形を構成する辺と平行な辺を有する外接矩形を求め、
前記外接矩形及び組版開始点と前記指示点との位置関係
を求める計算処理手段と、前記指示点並びに抽出すべき
組版文字列を他の組版文字列と区別して表示する表示手
段とを備える。
【0012】
【作用】請求項1にかかる発明では、指示点と外接矩形
の位置関係を以て抽出すべき組版文字列を判断するの
で、その判断時の計算処理量は少なく抑えられる。ま
た、大まかに指示点を指定することで所望の組版文字列
を抽出することができる。
【0013】請求項2にかかる発明では、入力手段によ
って指示点が指定され、記憶手段が組版文字列の情報を
格納し、計算処理手段が組版文字列の外接矩形を求めて
指示点との位置関係を把握する。
【0014】
【実施例】
A.全体構成 図3はこの発明の実施例を適用する電子組版装置100
のブロック図である。CPU11,CRT13,第1メ
モリ15,第2メモリ16,デジタイザ7は、バスライ
ン20によって共通に接続されている。CPU11には
位置関係判断装置12が接続されている。
【0015】第1メモリ15には図示しない採字装置に
よって採字された採字文字列が予め格納されている。ま
た文字列の書体、サイズ、組方向(縦組か横組か)につ
いての選択枝も、採字文字列と関連づけられることなく
格納されている。
【0016】第2メモリ16には、採字文字列と、後述
する方法によりこれに関連づけて選択された組版情報と
から構成された組版文字列のデータ等が格納される。C
RT13においては、版下原稿上の組版文字列等が表示
される。位置関係判断装置12は、指定された指示点と
組版文字列との位置関係を判断し、後述する方法により
抽出組版文字列を求める。
【0017】B.組版文字列の作成 本発明に係る文字列抽出方法においては、組版文字列の
抽出前に版下原稿のラフレイアウトを行う。図1に版下
原稿のラフレイアウトのフローチャートを示す。
【0018】採字文字列Li は組版情報Di とともにC
PU11の制御によって第1メモリ15から読み出さ
れ、CRT13上にメニューとして表示される。図4は
CRT13上の表示内容を示したものである。右側に位
置するメニューに採字文字列が表示されており、採字文
字列L1 は「MAINFRAME」、採字文字列L2
「SCROLL」の文字列を有することが示されてい
る。図示されないが、組版情報Di も、メニュー欄に表
示することができる。操作者は採字文字列Li を選択
し、更に前記選択枝から所望の書体、サイズ、組方向等
を選択して、版下原稿における文字列の幾何学的形状に
ついてのデータである組版情報Di を定める(ステップ
S11)。このような選択はデジタイザ7の有するマウ
ス9aやキーボード9bによって容易に行うことができ
る。このように組版情報Di と関連づけることにより、
採字文字列Li は組版文字列Ci となる(ステップS1
1)。
【0019】次に、操作者は組版開始点Pi の指定を行
う(ステップS12)。これは、組版文字列Ci のレイ
アウトされるべき位置を定めるものである。換言すれば
組版文字列Ci についての絶対座標系上の位置が定めら
れる。つまり、図4に示す直交座標系XY(それぞれ版
下原稿における水平、垂直方向)において組版文字列C
i の位置がXY座標で対応づけられる。組版開始点Pi
のXY座標は(xPi,yPi)として与えられる。
【0020】従って、組版開始点Pi 及び組版文字列C
i のデータから、組版文字列Ci の外接矩形Ti を求め
ることができる(ステップS13)。ここで外接矩形と
は、後に詳述し、また図示するが、簡単には組版文字列
に外接する矩形のうち、その有する辺がXY座標系に平
行なものをいう。具体的には組版情報Di によって決定
される組版文字列Ci の幾何学形状(後で詳述)のx座
標の最大値、最小値をそれぞれxM ,x m,y座標の最
大値、最小値をそれぞれyM,y mとすると、外接矩形
i の4頂点は(x m,y m),(xM ,y m),(x
M ,yM ),(x m,yM )として求まる。外接矩形は
矩形ゆえ、対角関係にある2頂点さえ定めれば一意に決
定されるので、外接矩形Ti の左下点Ri1(x m,y
m)と右上点Ri2(xM,yM )のみ求めれば足りる。
【0021】次に、組版文字列Ci ,組版開始点Pi
外接矩形Ti 上の2点Ri1,Ri2のデータを第2メモリ
16に格納する(ステップS14)。図5は第2メモリ
16におけるデータの格納の様子を模式的に示したもの
である。組版文字列C1 のデータは採字文字列L1 のデ
ータと組版情報D1 とから成り、組版情報D1 は書体、
サイズ、組方向についての情報を含んでいる。これにつ
づいて組版開始点P1 のXY座標xP1,yP1が、また外
接矩形の2点R11,R12のXY座標が格納される。組版
文字列C2 のデータがこの後つづいて格納される。
【0022】図1にもどり、ステップS15によって、
採字文字列Li に関連づけられた組版情報Di のうち、
組方向についての判断がなされる。後述する文字列抽出
の際には組版開始点と外接矩形の頂点が一致することが
望ましく、組版開始点の位置は組方向によって通常決ま
っているからである。即ち縦組においては組版文字列の
右上に、横組においては組版文字列の左上にそれぞれ組
版開始点を定めるのが通常である(図9参照)。
【0023】従って、組版文字列Ci の組方向が縦組で
あれば組版開始点Pi に外接矩形Ti の右上点Pi2を一
致させて組版文字列Ci をCRT13上に表示する(ス
テップS16)。また、組版文字列Ci の組方向が横組
であれば組版開始点Pi に外接矩形Ti の左上点(これ
はXY座標が(xm ,yM )ゆえ、2点Ri1,Ri2より
容易に求められる)を一致させて組版文字列Ci を表示
する(ステップS17)。但し、この段階、即ちラフレ
イアウトの段階では図4に示す様に組版開始点Pi も外
接矩形Ti も表示しない。
【0024】同様の処理を行ない、所望の組版文字列を
全て(i=1〜k)求め、ラフレイアウトが終了する
(ステップS18)。
【0025】この後ラフレイアウトが表示されたCRT
13を見ながら文字列の抽出を行なう。
【0026】C.文字列の抽出 図2に文字列抽出方法のフローチャートを示す。文字列
の抽出は、接続子J1 に示されるように、図1にそのフ
ローチャートを示した組版文字列の作成に続いて行われ
る。但し、図1のステップS14において必要なデータ
が全て第2メモリ16に格納されているので、必ずしも
組版文字列の作成に続いて文字列の抽出を行なう必要は
ない。
【0027】図6にCRT13上に表示された組版文字
列C1 ,C2 と、ラフレイアウトの段階では表示されな
い組版開始点P1 ,P2 、外接矩形T1 ,T2 及びそれ
らの頂点R11,R12,R21,R22、及び文字列領域
1 ,W2 を示した。文字列領域Wi は組版文字列Ci
の幾何学的形状の輪郭を表わす。例えば組版文字列Ci
が白抜き文字の場合には領域Wi は明確にCRT13上
で把握することができる。外接矩形Ti は正確にはこの
領域Wi に外接する矩形であり、その有する辺は版下原
稿の水平方向(X方向)あるいは垂直方向(Y方向)と
平行である。
【0028】従って、組版文字列C1 のように、領域W
1 が版下原稿と平行に位置する場合には、外接矩形T1
は領域W1と一致する。一方組版文字列C2 のように、
領域W2 が版下原稿と平行に位置しない場合には外接矩
形T2 は領域W2が有するXY座標のそれぞれの最大
値、最小値によって決まる。
【0029】なお、組版開始点Pi と外接矩形Ti の関
係については前述のとおりであり、図6においては組版
文字列C1 ,C2 は共に横組であるので組版開始点
1 ,P2 はそれぞれ外接矩形T1 ,T2 の左上に位置
する頂点と一致する。
【0030】図2に戻り、文字列抽出においてはまず指
示点を指定する(ステップS21)。このような指定
は、組版開始点の指定と同様、マウス9aで容易に操作
できる。
【0031】次に、指示点を包含する外接矩形Ti が存
在するか否かを判断する(ステップS22,S24)。
この際に初めて組版文字列Ci から外接矩形Ti を求め
ても前記判断は可能である。但し、何度も抽出処理を繰
り返すことが多く、「B.組版文字列の作成」で説明し
たようにラフレイアウトの時点で外接矩形を作成し、か
つそのデータを格納しておくことが望ましい。
【0032】例えば、図6において指示点S1 (位置
(xS1,yS1))を指定した場合を考えると、指示点S
1 は外接矩形T1 内に包含されるが、外接矩形T2 内に
は包含されない。従って、組版文字列C1 が抽出される
べきものであると判断される。このような判断は図7に
示すように位置関係判断装置12中、外接矩形内判別手
段12aにおいてなされる。具体的にはハード上、また
はソフト上において
【0033】
【数1】 xiisj≦xi2,yi1≦ysj≦yi2
【0034】を満足すれば外接矩形Ti が指示点Sj
包含すると判断するように構成することで実現できる。
【0035】次に、図6において指示点S2 (位置(x
S2,yS2))を指定した場合には、ステップS22,S
24によって外接矩形T1 ,T2 のいずれもが指示点S
2 を含むと判断され、抽出すべき組版文字列が一意に定
まらなくなる。このような事態を避けるため、更にステ
ップS23により、指示点Sj と組版開始点Pi との距
離Hijを求める(図8)。但し、外接矩形Ti が指示点
j を包含しない場合には、組版文字列Ciは抽出され
るべき組版文字列でないとして、距離Hijを求める必要
はない(ステップS22)。
【0036】そしてステップS25により、距離Hij
最小となる組版開始点Pi を有する外接矩形Ti を表示
し、抽出すべき組版文字列Ci を他の組版文字列から識
別して表示する。このような判断は図7に示す位置関係
判断装置12中の距離判別手段12bによって行われ
る。図6において指示点S2 を指定した場合には、組版
開始点P1 ,P2 からの距離H12,H22が数2のように
して求められ、数3の関係から組版文字列C2 が抽出さ
れるべきであると判断される。
【0037】
【数2】
【0038】
【数3】 H12>H22
【0039】そして、外接矩形T2 が表示される。
【0040】もし、指示点と複数の組版開始点との距離
が等しい場合には、検索順序の早い組版文字列を抽出す
るなどと決めておけばよい。
【0041】以上の手順について換言すれば、操作者は
CRT13上に表示された複数の組版文字列から抽出し
たい組版文字列があるときには、その組版文字列の近傍
でラフに指示点を指定するだけでよい。組版文字列C1
を抽出したい場合には外接矩形T1 内に指示点を指定す
ればよい。指定する段階では外接矩形はCRT13上に
表示されないが、外接矩形の範囲には直観的におおよそ
の見当がつくため、操作者による指示点の指定は容易に
なされる。また、外接矩形の範囲が重なった場合でも、
組版開始点と指示点の距離は視覚的に直ちに捉えられる
ので、指示点の指定は容易になされる。その一方、ステ
ップS22,S23,S25における計算量は図10に
示される従来の文字列抽出方法に比べてずっと少ない。
そのため計算処理に要する時間は短い。
【0042】D.変形例 この発明にかかる方法は上記実施例に限られず、更に以
下のような変形例が可能である。 (1)組版開始点を必ずしも外接矩形の頂点にもってく
る必要はない。例えば外接矩形の中心と一致させてもよ
い。ある特定の規則をもって組版開始点と外接矩形の位
置関係を関係づけておけば、操作者は距離Hijを視覚的
に容易に把握できるからである。 (2)抽出すべき組版文字列を他の組版文字列と区別し
て表示するに際してはその外接矩形を表示することに限
られない。例えば抽出すべき組版文字列Ciの領域Wi
を表示することによっても他の組版文字列と区別して表
示される。この場合更に組版文字列の回転、倍率変更等
が視覚的に把握しやすいという効果も奏する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、表示された複数の組版文字列から任意の組
版文字列を抽出する際に、予め組版文字列について外接
矩形を設定し、これと指示点との位置関係を組版開始点
を考慮して判断し、抽出すべき組版文字列を決定するの
で、指示点の指定は大まかでもよく操作性が高い。また
計算処理量も少ないため計算時間が短い。従って、迅速
に組版文字列の抽出ができる。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、指示
点を入力する入力手段と、組版文字列から外接矩形を求
め、外接矩形と組版開始点と指示点の位置関係を求める
計算処理手段と,組版文字列の情報を格納する記憶手段
と、抽出すべき組版文字列を他の組版文字列と区別して
表示する表示手段とを備えるので、請求項1記載の発明
を容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の流れを示すフローチャー
トである。
【図2】この発明の一実施例の流れを示すフローチャー
トである。
【図3】この発明を適用する電子組版装置100の概要
を示すブロック図である。
【図4】CRT13の表示内容を示す説明図である。
【図5】第2メモリ16におけるデータ格納の様子の模
式図である。
【図6】組版文字列と外接矩形と組版開始点と指示点の
位置関係を示す説明図である。
【図7】位置関係判断装置12の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】指示点と組版開始点との距離を示す説明図であ
る。
【図9】従来の技術を示す説明図である。
【図10】従来の技術を示す説明図である。
【符号の説明】
7 デジタイザ 9a マウス 9b キーボード 11 CPU 12 位置関係判断装置 12a 外接矩形内判別手段 12b 距離判別手段 13 CRT 15 第1メモリ 16 第2メモリ C1 ,C2 ,C3 組版文字列 S,S1 ,S2 指示点 T1 ,T2 外接矩形 P1 ,P2 組版開始点 H12,H22 距離

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子組版装置を用いて矩形の版下原稿を
    作成する際、表示手段に表示された複数の組版文字列の
    うち任意の組版文字列のみを選択して抽出組版文字列を
    求め、他の組版文字列と区別して表示する文字列抽出方
    法において、(a)予め採字された採字文字列に組版情
    報を与えて前記組版文字列を得る工程と、(b)各組版
    文字列について、当該組版文字列に外接し、前記版下原
    稿の矩形を構成する辺と平行な辺を有する外接矩形をそ
    れぞれ求める工程と、(c)指示点を指定する工程と、
    (d)前記外接矩形と前記組版文字列の組版開始点のデ
    ータを記憶する工程と、(e)各組版文字列のうち、そ
    の組版文字列について求められた外接矩形内に前記指示
    点を含むような組版文字列を特定して候補組版文字列と
    する工程と、(f)前記候補組版文字列のうち、その前
    記組版開始点と前記指示点との距離が最も短いものを前
    記抽出組版文字列として求める工程と、(g)前記抽出
    組版文字列を他の前記組版文字列と区別して前記表示手
    段上に表示する工程と、を備える電子組版装置における
    文字列抽出方法。
  2. 【請求項2】 電子組版装置における版下原稿に指示点
    を指定する入力手段と、組版文字列の情報を格納する記
    憶手段と、前記組版文字列に外接し、前記版下原稿の矩
    形を構成する辺と平行な辺を有する外接矩形を求め、前
    記外接矩形及び組版開始点と前記指示点との位置関係を
    求める計算処理手段と、前記指示点並びに、前記計算処
    理手段による処理結果に基づいて、抽出すべき組版文字
    列を他の組版文字列と区別して表示する表示手段と、を
    備える電子組版装置における文字列抽出装置。
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